■妻喰主義 （胡桃屋ましみん）
★まんがデーター ［１２／１５］
・絵 ：■■■■■
・話 ：■■■□□
・独創性：■■■■□
・属性 ： 成年・年上
・おまけ： あとがき、作品解説・おまけ絵、
カバー裏に別絵。
・その他： 短編×８（うち「ゆりこさん。シリーズ」×２）
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「胡桃屋ましみん（くるみや・ましみん）」センセの「妻喰主義」です。
目がしばしばしております。
昨日に引き続いて時間がありませんので、前置きはそこそこにさっそく始めますね。
発売された「妻喰主義」は２冊目…かと思ったら、例によって別のお名前がありました、「胡桃屋ましみん」センセ。
「ましみゆき」「みしまゆき」という名義にて４冊出されているようなので、総計６冊目になるのかな。
…しかし、なんで漫画家さんはお名前いろいろ持つんでしょうね？
「陸乃家鴨」センセみたいに、成年・一般で使い分けるなら理解できるんですが…単純に気分的なもの？
まぁ、いいか。
同キャラ連続話があるものの、ほぼ収録は短編集。
構成は年上系という感じで、表題のとおり人妻ネタが半分で比率はトップでした。
※左：香織さん、右：純恵さん
すべるのはお約束でしょう。透けてますよぅー。
４話ほど収録があります母親系漫画。
その中で、もっとも刺さったのが「ママ・ウォッシュ」です。
川へ落ちそうになった「正人」くんを助けるため、身代わりとなってしまった「和也」くん。
ズブ濡れになってしまった「和也くん」は「正人くん」宅にて、お風呂を借りることとしたのです。
「正人くん」の母親「香織」さんはお礼とばかりに背中を流してあげるんですが…。
確かに息子を助けてくれたとは言え、いくらなんでも一緒に風呂へ入ったりはしないですよねー（笑）
単純なお話ながら、ひでるさん好みなシチュエーションの短編。
短パンとノーブラのシャツという格好が実にえっちなのでした。
先の話、百歩譲って一緒に風呂へ入ってきたとしても、こんな格好では入らないですよ。ええ。
欲を言えば、もうちょっとズブ濡れな絵を見たかったんですが…やっぱり人妻系は”勢い”が肝心。
これで正解なのでしょう。
たまたま出会い系で会った相手が息子の同級生だった、という短編「欠席の理由」
一度きりと思っていたのが実は近しい関係であり、何度も繰り返されてしまうという、なかなか良いドロ沼パターン。
そんな訳で、期待してしまうような、拒絶しなければならないような、という複雑な心境である母親「純恵」さんが素敵でした。
こんなんも大好物です。
寝ている息子の隣でしちゃうというのも、えっちなのですよ。
母子の近親系「Ｔａｓｔｅ ｏｆ Ｈｏｎｅｙ」
仕事をする母親と、家事をする息子「正悟」くんのエピソードです。
もう関係後のお話であるためか、躊躇したり逡巡したりの描写なく、積極的に誘っておりました。
なお、こちらも舞台がお風呂場になっており、タイトルそのまま飲んだりしてます。
しかし…料理に入れるのは嫌だなぁ。
娘の彼氏を誘う母親を描いた「Ｂｅｔｔｅｒ ｔｈａｎ～」
こちらは娘「千沙」さんがまだ学生であるため、代わりにその彼氏「山下」くんの相手をするというトンデモな話。
”学生らしい付き合い”とか言った本人がそんなんでは、まるで説得力無いですね。
その後のおまけ絵もいい意味で最低（笑）
果たしてどんな修羅場を迎えたのか、ちょっと見てみたい気もしますが。
※左：ゆりこさん、右：有美さん
むちむちです。こんなんが刺さればまず問題ないでしょう
設定を引き継ぐ、連続性ないお話「ゆりこさん。」と「ゆりこさん。～誕生日の訪問者」の２話。
叔母「ゆりこ」さんとの明るいえっちで、離婚して家にいる彼女は厳密に言うと元人妻なのでした。
仕事仲間「マミ」さんが登場する２話目も合わせて、若い「秀太」くん（※１２歳です）を年上女性が弄ぶ、みたいなお話。
そういったことに興味を持ち始める年齢になった彼が、いきなり”経験豊富な年上女性によって脱童貞となる”１話目は男性が憧れるシチュエーションでしょう。
ただ、２話目はラストなどを見る限り、ちょっと気の毒な感じもありました。
えっちはそこそこにね。
あれは変なトラウマになっちゃうかもしれませんよ。
人妻とかそんなネタではないんですが、「彼女は今日も恋をする」も収録ではお気に入り。
”恋に生きる女”と自称する幼馴染み「有美」さん。
しかし、フラれること頻繁で、その度に「慎治」くんの部屋にて飲み明かしていたのでした。
「有美さん」の言葉にカチと引っ掛かった「慎治くん」は、ついに意を決するのです。
これは「いちごみるく／とくながともこ」にてあったのと同様なパターン。
もちろん、アプローチはそれと若干異なるんですが、こうした設定は好みなのですよ。
ちょっと「有美さん」が可愛らしすぎたかなー、とは思いますが、収録カップルの中では最も健全でした。
強い線のこってり系な絵柄。
黒くはないものの、濃い目な色使いで線も多く、ページは濃厚な空気が漂っておりました。
幸い人妻系なので、ネタとよく合致した絵だと思います。
横長の四角い目と幅広・縦長な輪郭が特徴のキャラは肉付きよく、むちむちとしています。
いい曲線を描かれてますよー。
安定感にも優れており、例えばネタが合わなかった方でも、一定の満足感は得れるだろう画力がありました。
むっちりな女性が多数登場する、なかなかオススメな単行本。
そんな中、敢えて苦言を呈するなら…それぞれキャラの外観が似通っていること、お話がちと弱いかなーというくらいですね。
おおむね大した問題ではないですが。
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・絵 ：■■■■■
・話 ：■■■□□
・独創性：■■■■□
・属性 ： 成年・年上
・おまけ： あとがき、作品解説・おまけ絵、
カバー裏に別絵。
・その他： 短編×８（うち「ゆりこさん。シリーズ」×２）
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「胡桃屋ましみん（くるみや・ましみん）」センセの「妻喰主義」です。
目がしばしばしております。
昨日に引き続いて時間がありませんので、前置きはそこそこにさっそく始めますね。
発売された「妻喰主義」は２冊目…かと思ったら、例によって別のお名前がありました、「胡桃屋ましみん」センセ。
「ましみゆき」「みしまゆき」という名義にて４冊出されているようなので、総計６冊目になるのかな。
…しかし、なんで漫画家さんはお名前いろいろ持つんでしょうね？
「陸乃家鴨」センセみたいに、成年・一般で使い分けるなら理解できるんですが…単純に気分的なもの？
まぁ、いいか。
同キャラ連続話があるものの、ほぼ収録は短編集。
構成は年上系という感じで、表題のとおり人妻ネタが半分で比率はトップでした。
※左：香織さん、右：純恵さん
すべるのはお約束でしょう。透けてますよぅー。
４話ほど収録があります母親系漫画。
その中で、もっとも刺さったのが「ママ・ウォッシュ」です。
川へ落ちそうになった「正人」くんを助けるため、身代わりとなってしまった「和也」くん。
ズブ濡れになってしまった「和也くん」は「正人くん」宅にて、お風呂を借りることとしたのです。
「正人くん」の母親「香織」さんはお礼とばかりに背中を流してあげるんですが…。
確かに息子を助けてくれたとは言え、いくらなんでも一緒に風呂へ入ったりはしないですよねー（笑）
単純なお話ながら、ひでるさん好みなシチュエーションの短編。
短パンとノーブラのシャツという格好が実にえっちなのでした。
先の話、百歩譲って一緒に風呂へ入ってきたとしても、こんな格好では入らないですよ。ええ。
欲を言えば、もうちょっとズブ濡れな絵を見たかったんですが…やっぱり人妻系は”勢い”が肝心。
これで正解なのでしょう。
たまたま出会い系で会った相手が息子の同級生だった、という短編「欠席の理由」
一度きりと思っていたのが実は近しい関係であり、何度も繰り返されてしまうという、なかなか良いドロ沼パターン。
そんな訳で、期待してしまうような、拒絶しなければならないような、という複雑な心境である母親「純恵」さんが素敵でした。
こんなんも大好物です。
寝ている息子の隣でしちゃうというのも、えっちなのですよ。
母子の近親系「Ｔａｓｔｅ ｏｆ Ｈｏｎｅｙ」
仕事をする母親と、家事をする息子「正悟」くんのエピソードです。
もう関係後のお話であるためか、躊躇したり逡巡したりの描写なく、積極的に誘っておりました。
なお、こちらも舞台がお風呂場になっており、タイトルそのまま飲んだりしてます。
しかし…料理に入れるのは嫌だなぁ。
娘の彼氏を誘う母親を描いた「Ｂｅｔｔｅｒ ｔｈａｎ～」
こちらは娘「千沙」さんがまだ学生であるため、代わりにその彼氏「山下」くんの相手をするというトンデモな話。
”学生らしい付き合い”とか言った本人がそんなんでは、まるで説得力無いですね。
その後のおまけ絵もいい意味で最低（笑）
果たしてどんな修羅場を迎えたのか、ちょっと見てみたい気もしますが。
※左：ゆりこさん、右：有美さん
むちむちです。こんなんが刺さればまず問題ないでしょう
設定を引き継ぐ、連続性ないお話「ゆりこさん。」と「ゆりこさん。～誕生日の訪問者」の２話。
叔母「ゆりこ」さんとの明るいえっちで、離婚して家にいる彼女は厳密に言うと元人妻なのでした。
仕事仲間「マミ」さんが登場する２話目も合わせて、若い「秀太」くん（※１２歳です）を年上女性が弄ぶ、みたいなお話。
そういったことに興味を持ち始める年齢になった彼が、いきなり”経験豊富な年上女性によって脱童貞となる”１話目は男性が憧れるシチュエーションでしょう。
ただ、２話目はラストなどを見る限り、ちょっと気の毒な感じもありました。
えっちはそこそこにね。
あれは変なトラウマになっちゃうかもしれませんよ。
人妻とかそんなネタではないんですが、「彼女は今日も恋をする」も収録ではお気に入り。
”恋に生きる女”と自称する幼馴染み「有美」さん。
しかし、フラれること頻繁で、その度に「慎治」くんの部屋にて飲み明かしていたのでした。
「有美さん」の言葉にカチと引っ掛かった「慎治くん」は、ついに意を決するのです。
これは「いちごみるく／とくながともこ」にてあったのと同様なパターン。
もちろん、アプローチはそれと若干異なるんですが、こうした設定は好みなのですよ。
ちょっと「有美さん」が可愛らしすぎたかなー、とは思いますが、収録カップルの中では最も健全でした。
強い線のこってり系な絵柄。
黒くはないものの、濃い目な色使いで線も多く、ページは濃厚な空気が漂っておりました。
幸い人妻系なので、ネタとよく合致した絵だと思います。
横長の四角い目と幅広・縦長な輪郭が特徴のキャラは肉付きよく、むちむちとしています。
いい曲線を描かれてますよー。
安定感にも優れており、例えばネタが合わなかった方でも、一定の満足感は得れるだろう画力がありました。
むっちりな女性が多数登場する、なかなかオススメな単行本。
そんな中、敢えて苦言を呈するなら…それぞれキャラの外観が似通っていること、お話がちと弱いかなーというくらいですね。
おおむね大した問題ではないですが。
 | 妻喰主義 (富士美コミックス) (富士美コミックス) (2008/10/25) 胡桃屋 ましみん 商品詳細を見る |
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