■Sweethearts (如月群真)
★まんがデーター [13/15]
・絵 :■■■■■
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : [成年]学園・複数
・おまけ: あとがき、カバー裏にネタ絵。
・その他: カラー(8P)、短編×10
(うち「Sweethearts」×5、「ミスコン狂想曲」×2)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「如月群真(きさらぎ・ぐんま)」センセの「Sweethearts」です。
ようやく発売されました、「如月群真」センセの新刊。
なんとなく年1回ペースだと勝手に思っていましたが、前巻「舞FAVORITE」は09年だったんですねー。
まぁ、前置きもなんだか勿体ない感じなので、さっそく始めます。
そんなこんなで、本日は大人気な「如月群真」センセ。
こんなブログで紹介せずとも、皆さん書店にてゲットしているでしょうけど…やっぱり良いモノを見た後にはあちこち吹聴したくなるもの(笑)
ぜひ紹介させて頂きます、させて下さい。
※Sweetheartsヒロインズ
メイン話はこうしたヒロインたちです。
こちらでは、初単行本「Love Selection」、2冊目「ギリギリ・Sisters」、3冊目「舞FAVORITE」…と、ひととおり紹介しており、最新刊「Sweethearts」は4冊目になります。
相変わらずの画力とお話。
複数も多く、各話は迫力満点でした。
まずは短編群から。
収録の各話は全て学園モノでしたが、そのうち教師とカップルになる唯一の短編が「DOKIDOKI交際チェッカー」でした。
最近元気がなかった、図書委員「里中悠太」の悩みは運と間の悪さ。
気になった相手はことごとく他の男子と付き合っており、また学園の交際情報がアップされているサイトによると”クラスで唯一相手がいない”こととなっていたのです。
それを聞いた担任教師「綾崎瞳」は、彼と付き合うことを宣言したのでした。
だいたいそんなん。
「優しくて美人でスタイルも良くて…」
とか言われていた「綾崎先生」
もともと彼は好きな生徒であったみたい。
恋人宣言前からだいぶ距離は近く、あちこちで誤解されていそう。
誰がアップしているのか、交際期間とか状態まで表示される、こと細かいデータベースが凄い。
座席に印がついていましたけど、席替えとかあったら…ちゃんと変更したりしてるのかな。
めんどくさそー。
いちおう、「綾崎先生」のは間違いであった様子。(←あれ、相手の意識はどうか分かんないですね)
「私達付き合っちゃいましょうか」
そうした軽めな発言であり、ひでるさん的にはそこで小躍りしそうなんですが、きっちりエロい方向まで持っていった「里中くん」が凄い。
巧い(笑)
「綾崎先生」のタイトスカートが素敵でした。
「好奇心が止まらない」 は理事長の孫娘という「九条院明日香」さん。
お嬢様であったもののそう言った振舞いはなく、学園での人気者という彼女。
主人公「喜多沢太一」くんは、無謀にもそんな「明日香さん」に告白をしたんですが…
「セックスフレンドでも…よろしいですか?」
そうした、耳を疑うような返事だったのです。
その真意に戸惑っていた「太一くん」は、全校放送で理事長室まで呼び出しをされてしまうのでした。
そんな感じの導入部。
※お嬢様「九条院明日香」・生徒会長「由紀さん」
この2人では…ぶっちゃけ、「由紀さん」のが好き。えっちないですが。
過去単行本にもあった、お嬢様と従者なパターン。
実は許嫁がいる「明日香さん」
しかし、初めての告白を喜ぶ彼女は”性行為を体験してみたい”と我がままを言ったため、生徒会長にしてお付きという「由紀」さんはセフレとして了承したのでした。
「明日香さん」はちょっとトロそうな、世間知らずっぽいお嬢様。
純粋に告白されたことを喜んでいますね。
事の次第を解説する「由紀さん」を前に、「太一くん」の体を興味津々につついていました。
あの行動は可愛いなぁ。
「明日香さん」をサポートするため、2人のえっちを目前にしている「由紀さん」も良かったです。
生徒会でバックアップ~というのも本当にやってましたよ。
漫画中では彼女カケラも脱がないんですが…前巻「舞FAVORITE」の「葉月彩花さん」そのまま、なんだかひでるさんが気になるのは「由紀さん」でした。
当初の固い雰囲気だったのが後半になるとだいぶ和らいでおり、特に「ご用意致しましたのに…」のコマが可愛かったです。
ショートカット・眼鏡が素敵です。
「Immoral Girl」は生徒会長「千倉真帆」さん。
カラー原稿もあるんですが、冒頭のそちらは何が始まったのかと驚きましたよ。
生徒会長で優等生という「真帆さん」は、真面目で近寄りがたい雰囲気でした。
そのため男子らはいつしか距離を置くようになっていたんですが…本人の興味は日に日に増すばかり。
いつしか、ヤバいくらいな妄想癖少女となっていたのです。
そんな頃、ちょと気になっていた「仲原」くんから告白をされ、気取って返事を保留にしたことから、より妄想度合は酷くなっていたのでした。
生徒会・会議最中でのつぶやきが可笑しいですね。
はっきり単語を聞きとっていたものの、誰も突っ込めないのよ。
まぁ、あの場面で普通は聞き違いだろうって思うでしょう。
かなりの重症で、教室でも男子生徒のような事を考えていました。
「廊下でフェラチオは禁止だぞっ!」じゃねーだろー!
「仲原くん」の考えはデートのアレコレだったんですが、「真帆さん」は学校内えっちプレイに頭でエロ変換していました。
彼女の今後が心配です。
※左:吹奏楽部「早坂唯」、右:野球部マネージャー「高見沢里奈」
「里奈さん」は小悪魔っぽくて可愛いんですが、出番少なめ。
「ミスコン狂想曲」、「ミスコン狂想曲 after days」の2話は、初単行本「Love Selection」にあった「染めろ! 転校生」を彷彿とさせる、ミスコンに乗じた学園内の乱交パターン。
派手で、どこかで見たようなキャラ(笑)も顔を見せるという、注目のお話になっていました。
生徒会主催の、学園祭でのミスコンテスト。
優勝者の結果は後援部の予算に関わってくるという噂があり、文化部系は吹奏楽部の「早坂唯」を、運動部系は野球部マネージャー「高見沢里奈」を擁立し、激しく対立をしていたのです。
現在のところ文化部系に不利な状況。
写真部の調査によると、「里奈さん」らは週に1度乱交パーティーを開いていたことが分かったのでした。
めちゃくちゃですわね(笑)
推薦人(吹奏楽部・部長)の「音田」くんが同様の手段を取ることを決め、またその台詞と「里奈さん」らの暴挙によって「唯さん」が決意を固めたため、トンデモな事態に発展していきます。
ヒロイン「唯さん」もラブラブでしたが、「音田くん」はなかなか行動力と人望がある様子。
協力者をぱっと集め、さっそく運動部に対抗していました。
茶道部の「小倉」さんとは普通に付き合っているそうですが…彼女も複数を相手に奮闘してますね。
「どうだったかしら?」
とかなんとか、余裕の発言をしています。
相変わらず「如月群真」センセの複数えっちは、まったく暗さなくていいですね。
ある意味スワッピングな感じだと思うんですが。
そんなこんなで、当初は目を白黒させていた「唯さん」もすっかりえっちになってます。
続く「ミスコン狂想曲 after days」はコンテスト後のエピソード。
ミスコンがどういう結果になったのかは内緒。
ここは「唯さん」のはっちゃけたその後と、「里奈さん」ほかの教室シーンが秀逸です。
チア部・新体操部との体育館えっちもいいですね。
オデコの広い「飯島」さんがスパッツで気になったんですが、ちょっとだけなのが残念でした。
なお、カバー裏のネタ絵はこちらシリーズのものです。
描き下ろしを含めて全5話という表題作「Sweethearts」
保健医から呼び出された、未経験・彼女ナシという「笹野」、「大崎」、「吾妻」の男子3名。
学園には”性行為の具体的指導と実技演習をする”という、特別・非公式な性教育プログラムがあり、彼らは演習の相手として選ばれたのでした。
集まっていた女子は、新人グラドル「白石佳純」、学園のアイドル「茜未緒」、ツインテールな「桜井美紗紀」、クラス委員「水沢祥子」、ヤリマンと噂のある「石黒千香」…という、皆が驚くようなメンバーの5名。
まず、早々に「大崎くん」が前々から狙っていたらしい「美紗紀ちゃん」をゲットし、「千香さん」が「吾妻くん」に興味を惹かれたため、主人公「笹野くん」は前々から憧れていた「佳純さん」・「未緒さん」を選んだのでした。
そんな訳で、憧れなヒロインとのえっちライフな漫画です。
こちらもお得意パターンですね。
あとがきに「如月群真」センセは悩んでいるようなコメントを書かれていましたが…やっぱりカチッと脳にしっくりくるのは、このタイプだと思います。
保健室えっちな1話目。
主人公「笹野くん」の相手は、↓表紙を飾っている「佳純さん」・「未緒さん」というメイン2人。
こちらのシリーズは、さらに男子を2名増やすことによって、ヒロインのバリエーションを様々にしておりました。
実技演習はお口だけ。
「佳純さん」と「祥子さん」が保健医と共に抜け、その後は収まりつかない6名の直接えっちとなっていました。
(※笹野:未緒、大崎:美紗紀、吾妻:千香)
まぁ、当然ですわね。
メインは「未緒さん」で、1ページまるまるの大コマに注目です。
体育後で、それぞれのブルマ姿が嬉しい2話目。
前話オチとこちらにて、やや突飛な印象だった今回の事態についての真相が明らかになっています。
ああ、なるほどねぇ。
ロリ担当で目立つ容姿がためか、サブヒロインでは出番の多い「美紗紀ちゃん」
クラス男子では…「大崎くん」だけ熱烈な信者というのが可笑しいです。
本人曰く、スクール水着でお願いされたらしく、後に「未緒さん」が同様な事をやっています。
1対1で既にカップルとなっていた彼女の発言によって、前話その後の行為がバレ…こちらは、負けじと「佳純さん」がメインになっています。
授業の続きだったので、ブルマですよ。
演出として差し込まれていた時計、状況を察した「未緒さん」の表情に注目下さい。
※左から、茜未緒、白石佳純、桜井美紗紀
こうした漫画はやっぱりお上手です。
3話はシリーズで唯一のカラー原稿があるんですが…なんと、「大崎くん」と「美紗紀ちゃん」の屋上えっち。
ヒロイン2人を横目に、サブヒロインがカラーを奪っていました。
この2人は体格差顕著でいいですわね。
いちおう実習は終わっているんですが、2人の間で揺れるお話となっていました。
食堂でのお誘いからの「未緒さん」とは屋上えっち、「佳純さん」とはトイレでのえっちが描かれています。
また、後半では出番少なかった「祥子さん」と「吾妻くん」
こちらでは唯一経験豊富で浮いていた「千香さん」が、らしい活躍を見せています。
彼女はこのための要員だったのかな。
お話ではラストとなる4話目。
「ほんとだ…スゴイ」
…とは、「未緒さん」の台詞。
ひでるさんもビックリ。
成年漫画・主人公らしからぬ決断をしていた「笹野くん」に拍手です。
どんなんかは内緒ね。
なお、「未緒さん」はちゃっかり下にスクール水着を着ていたので、ご期待下さい。
オチ後もお話を続けられそうでした。
番外編の描き下ろしは学園祭・メイド喫茶なお話。
ほら、いくらでも続けられそうですわね。
かなりスカートは短く、立っているだけで良い光景。
さっそく「美紗紀」・「佳純」・「未緒」とのえっちになっていました。
こちらのオチにも注目。
1コマだけでいいので、ぜひその場面を見たかったなぁ。
絵柄については文句ありません。
無理矢理にマイナス点を言うのであれば、カラー原稿くらいかな。
画風に合った、落ち着いた色彩で良いんです。
ただ、完成された白黒原稿と比べると、やや弱いかもしれません。
やや、ですけどね。
薄くなく、濃すぎないくらいの適度な濃淡。
丁寧で乱れはなく、描き込みもしっかりとしています。
服の質感はやっぱり見事なもの。
あれで重々しくないのは凄いところでしょう。
コマ割りは結構細かめ。
違和感ない程度にメリハリがあり、「如月群真」センセお得意の複数シーンは賑やかでしたが見辛くはありません。
ヒロインは漫画っぽくもあり、またリアルっぽさもあるという、絶妙なバランス。
スラリと伸びた足、たぷっとした胸具合が素敵です。
大きい胸を包む服の膨らみ加減は、特にえっちだと思います。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵5: そうクドさはないものの、響くようなえっち具合でした。
・話4: 短編がややパワー不足かなー。
・独4: 学園内複数えっちが凄かったです。
合計:[13/15]
なんとなく…表題シリーズは、”学園アイドル”こと「未緒さん」がアドバンテージ持ってるような気がしました。
特徴的でやたら目立っていた「美紗紀ちゃん」にも、なんだか押されていたような(笑)
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・絵 :■■■■■
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : [成年]学園・複数
・おまけ: あとがき、カバー裏にネタ絵。
・その他: カラー(8P)、短編×10
(うち「Sweethearts」×5、「ミスコン狂想曲」×2)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「如月群真(きさらぎ・ぐんま)」センセの「Sweethearts」です。
ようやく発売されました、「如月群真」センセの新刊。
なんとなく年1回ペースだと勝手に思っていましたが、前巻「舞FAVORITE」は09年だったんですねー。
まぁ、前置きもなんだか勿体ない感じなので、さっそく始めます。
そんなこんなで、本日は大人気な「如月群真」センセ。
こんなブログで紹介せずとも、皆さん書店にてゲットしているでしょうけど…やっぱり良いモノを見た後にはあちこち吹聴したくなるもの(笑)
ぜひ紹介させて頂きます、させて下さい。
※Sweetheartsヒロインズ
メイン話はこうしたヒロインたちです。
こちらでは、初単行本「Love Selection」、2冊目「ギリギリ・Sisters」、3冊目「舞FAVORITE」…と、ひととおり紹介しており、最新刊「Sweethearts」は4冊目になります。
相変わらずの画力とお話。
複数も多く、各話は迫力満点でした。
まずは短編群から。
収録の各話は全て学園モノでしたが、そのうち教師とカップルになる唯一の短編が「DOKIDOKI交際チェッカー」でした。
最近元気がなかった、図書委員「里中悠太」の悩みは運と間の悪さ。
気になった相手はことごとく他の男子と付き合っており、また学園の交際情報がアップされているサイトによると”クラスで唯一相手がいない”こととなっていたのです。
それを聞いた担任教師「綾崎瞳」は、彼と付き合うことを宣言したのでした。
だいたいそんなん。
「優しくて美人でスタイルも良くて…」
とか言われていた「綾崎先生」
もともと彼は好きな生徒であったみたい。
恋人宣言前からだいぶ距離は近く、あちこちで誤解されていそう。
誰がアップしているのか、交際期間とか状態まで表示される、こと細かいデータベースが凄い。
座席に印がついていましたけど、席替えとかあったら…ちゃんと変更したりしてるのかな。
めんどくさそー。
いちおう、「綾崎先生」のは間違いであった様子。(←あれ、相手の意識はどうか分かんないですね)
「私達付き合っちゃいましょうか」
そうした軽めな発言であり、ひでるさん的にはそこで小躍りしそうなんですが、きっちりエロい方向まで持っていった「里中くん」が凄い。
巧い(笑)
「綾崎先生」のタイトスカートが素敵でした。
「好奇心が止まらない」 は理事長の孫娘という「九条院明日香」さん。
お嬢様であったもののそう言った振舞いはなく、学園での人気者という彼女。
主人公「喜多沢太一」くんは、無謀にもそんな「明日香さん」に告白をしたんですが…
「セックスフレンドでも…よろしいですか?」
そうした、耳を疑うような返事だったのです。
その真意に戸惑っていた「太一くん」は、全校放送で理事長室まで呼び出しをされてしまうのでした。
そんな感じの導入部。
※お嬢様「九条院明日香」・生徒会長「由紀さん」
この2人では…ぶっちゃけ、「由紀さん」のが好き。えっちないですが。
過去単行本にもあった、お嬢様と従者なパターン。
実は許嫁がいる「明日香さん」
しかし、初めての告白を喜ぶ彼女は”性行為を体験してみたい”と我がままを言ったため、生徒会長にしてお付きという「由紀」さんはセフレとして了承したのでした。
「明日香さん」はちょっとトロそうな、世間知らずっぽいお嬢様。
純粋に告白されたことを喜んでいますね。
事の次第を解説する「由紀さん」を前に、「太一くん」の体を興味津々につついていました。
あの行動は可愛いなぁ。
「明日香さん」をサポートするため、2人のえっちを目前にしている「由紀さん」も良かったです。
生徒会でバックアップ~というのも本当にやってましたよ。
漫画中では彼女カケラも脱がないんですが…前巻「舞FAVORITE」の「葉月彩花さん」そのまま、なんだかひでるさんが気になるのは「由紀さん」でした。
当初の固い雰囲気だったのが後半になるとだいぶ和らいでおり、特に「ご用意致しましたのに…」のコマが可愛かったです。
ショートカット・眼鏡が素敵です。
「Immoral Girl」は生徒会長「千倉真帆」さん。
カラー原稿もあるんですが、冒頭のそちらは何が始まったのかと驚きましたよ。
生徒会長で優等生という「真帆さん」は、真面目で近寄りがたい雰囲気でした。
そのため男子らはいつしか距離を置くようになっていたんですが…本人の興味は日に日に増すばかり。
いつしか、ヤバいくらいな妄想癖少女となっていたのです。
そんな頃、ちょと気になっていた「仲原」くんから告白をされ、気取って返事を保留にしたことから、より妄想度合は酷くなっていたのでした。
生徒会・会議最中でのつぶやきが可笑しいですね。
はっきり単語を聞きとっていたものの、誰も突っ込めないのよ。
まぁ、あの場面で普通は聞き違いだろうって思うでしょう。
かなりの重症で、教室でも男子生徒のような事を考えていました。
「廊下でフェラチオは禁止だぞっ!」じゃねーだろー!
「仲原くん」の考えはデートのアレコレだったんですが、「真帆さん」は学校内えっちプレイに頭でエロ変換していました。
彼女の今後が心配です。
※左:吹奏楽部「早坂唯」、右:野球部マネージャー「高見沢里奈」
「里奈さん」は小悪魔っぽくて可愛いんですが、出番少なめ。
「ミスコン狂想曲」、「ミスコン狂想曲 after days」の2話は、初単行本「Love Selection」にあった「染めろ! 転校生」を彷彿とさせる、ミスコンに乗じた学園内の乱交パターン。
派手で、どこかで見たようなキャラ(笑)も顔を見せるという、注目のお話になっていました。
生徒会主催の、学園祭でのミスコンテスト。
優勝者の結果は後援部の予算に関わってくるという噂があり、文化部系は吹奏楽部の「早坂唯」を、運動部系は野球部マネージャー「高見沢里奈」を擁立し、激しく対立をしていたのです。
現在のところ文化部系に不利な状況。
写真部の調査によると、「里奈さん」らは週に1度乱交パーティーを開いていたことが分かったのでした。
めちゃくちゃですわね(笑)
推薦人(吹奏楽部・部長)の「音田」くんが同様の手段を取ることを決め、またその台詞と「里奈さん」らの暴挙によって「唯さん」が決意を固めたため、トンデモな事態に発展していきます。
ヒロイン「唯さん」もラブラブでしたが、「音田くん」はなかなか行動力と人望がある様子。
協力者をぱっと集め、さっそく運動部に対抗していました。
茶道部の「小倉」さんとは普通に付き合っているそうですが…彼女も複数を相手に奮闘してますね。
「どうだったかしら?」
とかなんとか、余裕の発言をしています。
相変わらず「如月群真」センセの複数えっちは、まったく暗さなくていいですね。
ある意味スワッピングな感じだと思うんですが。
そんなこんなで、当初は目を白黒させていた「唯さん」もすっかりえっちになってます。
続く「ミスコン狂想曲 after days」はコンテスト後のエピソード。
ミスコンがどういう結果になったのかは内緒。
ここは「唯さん」のはっちゃけたその後と、「里奈さん」ほかの教室シーンが秀逸です。
チア部・新体操部との体育館えっちもいいですね。
オデコの広い「飯島」さんがスパッツで気になったんですが、ちょっとだけなのが残念でした。
なお、カバー裏のネタ絵はこちらシリーズのものです。
描き下ろしを含めて全5話という表題作「Sweethearts」
保健医から呼び出された、未経験・彼女ナシという「笹野」、「大崎」、「吾妻」の男子3名。
学園には”性行為の具体的指導と実技演習をする”という、特別・非公式な性教育プログラムがあり、彼らは演習の相手として選ばれたのでした。
集まっていた女子は、新人グラドル「白石佳純」、学園のアイドル「茜未緒」、ツインテールな「桜井美紗紀」、クラス委員「水沢祥子」、ヤリマンと噂のある「石黒千香」…という、皆が驚くようなメンバーの5名。
まず、早々に「大崎くん」が前々から狙っていたらしい「美紗紀ちゃん」をゲットし、「千香さん」が「吾妻くん」に興味を惹かれたため、主人公「笹野くん」は前々から憧れていた「佳純さん」・「未緒さん」を選んだのでした。
そんな訳で、憧れなヒロインとのえっちライフな漫画です。
こちらもお得意パターンですね。
あとがきに「如月群真」センセは悩んでいるようなコメントを書かれていましたが…やっぱりカチッと脳にしっくりくるのは、このタイプだと思います。
保健室えっちな1話目。
主人公「笹野くん」の相手は、↓表紙を飾っている「佳純さん」・「未緒さん」というメイン2人。
こちらのシリーズは、さらに男子を2名増やすことによって、ヒロインのバリエーションを様々にしておりました。
実技演習はお口だけ。
「佳純さん」と「祥子さん」が保健医と共に抜け、その後は収まりつかない6名の直接えっちとなっていました。
(※笹野:未緒、大崎:美紗紀、吾妻:千香)
まぁ、当然ですわね。
メインは「未緒さん」で、1ページまるまるの大コマに注目です。
体育後で、それぞれのブルマ姿が嬉しい2話目。
前話オチとこちらにて、やや突飛な印象だった今回の事態についての真相が明らかになっています。
ああ、なるほどねぇ。
ロリ担当で目立つ容姿がためか、サブヒロインでは出番の多い「美紗紀ちゃん」
クラス男子では…「大崎くん」だけ熱烈な信者というのが可笑しいです。
本人曰く、スクール水着でお願いされたらしく、後に「未緒さん」が同様な事をやっています。
1対1で既にカップルとなっていた彼女の発言によって、前話その後の行為がバレ…こちらは、負けじと「佳純さん」がメインになっています。
授業の続きだったので、ブルマですよ。
演出として差し込まれていた時計、状況を察した「未緒さん」の表情に注目下さい。
※左から、茜未緒、白石佳純、桜井美紗紀
こうした漫画はやっぱりお上手です。
3話はシリーズで唯一のカラー原稿があるんですが…なんと、「大崎くん」と「美紗紀ちゃん」の屋上えっち。
ヒロイン2人を横目に、サブヒロインがカラーを奪っていました。
この2人は体格差顕著でいいですわね。
いちおう実習は終わっているんですが、2人の間で揺れるお話となっていました。
食堂でのお誘いからの「未緒さん」とは屋上えっち、「佳純さん」とはトイレでのえっちが描かれています。
また、後半では出番少なかった「祥子さん」と「吾妻くん」
こちらでは唯一経験豊富で浮いていた「千香さん」が、らしい活躍を見せています。
彼女はこのための要員だったのかな。
お話ではラストとなる4話目。
「ほんとだ…スゴイ」
…とは、「未緒さん」の台詞。
ひでるさんもビックリ。
成年漫画・主人公らしからぬ決断をしていた「笹野くん」に拍手です。
どんなんかは内緒ね。
なお、「未緒さん」はちゃっかり下にスクール水着を着ていたので、ご期待下さい。
オチ後もお話を続けられそうでした。
番外編の描き下ろしは学園祭・メイド喫茶なお話。
ほら、いくらでも続けられそうですわね。
かなりスカートは短く、立っているだけで良い光景。
さっそく「美紗紀」・「佳純」・「未緒」とのえっちになっていました。
こちらのオチにも注目。
1コマだけでいいので、ぜひその場面を見たかったなぁ。
絵柄については文句ありません。
無理矢理にマイナス点を言うのであれば、カラー原稿くらいかな。
画風に合った、落ち着いた色彩で良いんです。
ただ、完成された白黒原稿と比べると、やや弱いかもしれません。
やや、ですけどね。
薄くなく、濃すぎないくらいの適度な濃淡。
丁寧で乱れはなく、描き込みもしっかりとしています。
服の質感はやっぱり見事なもの。
あれで重々しくないのは凄いところでしょう。
コマ割りは結構細かめ。
違和感ない程度にメリハリがあり、「如月群真」センセお得意の複数シーンは賑やかでしたが見辛くはありません。
ヒロインは漫画っぽくもあり、またリアルっぽさもあるという、絶妙なバランス。
スラリと伸びた足、たぷっとした胸具合が素敵です。
大きい胸を包む服の膨らみ加減は、特にえっちだと思います。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵5: そうクドさはないものの、響くようなえっち具合でした。
・話4: 短編がややパワー不足かなー。
・独4: 学園内複数えっちが凄かったです。
合計:[13/15]
なんとなく…表題シリーズは、”学園アイドル”こと「未緒さん」がアドバンテージ持ってるような気がしました。
特徴的でやたら目立っていた「美紗紀ちゃん」にも、なんだか押されていたような(笑)
Sweet hearts (メガストアコミックスシリーズ No. 300) (2011/04/25) 如月 群真 商品詳細を見る |
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