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■立花満子の教育的指導 (どざむら)

★まんがデーター [9/15]
・絵   :■■□□□
・話   :■■□□□
・独創性:■■■■■
・属性 : 成年・コメディー
・おまけ: あとがき、描き下ろし「立花満子の最後の授業」、
      カバー裏に漫画「立花満子の最後の事件」
・その他: 折り返しに推薦人コメント、
      短編×11(全て表題作)
 
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「どざむら」センセの「立花満子の教育的指導」です。

えー、これはどう紹介したらいいかなぁ…。
ブログでは同じく教師モノであった「大好き!みらの先生」を紹介している「どざむら」センセ。
そうか、また教師というジャンルでうっかり釣り上げられてたんですねー。

描き下ろし・立花満子
※描き下ろし・立花満子先生。
 さすがに描き下ろし部分の絵は安定しておりました。

こちらの単行本「立花満子の教育的指導」はほとんど再録です。
「動物のくらし」、「地球のひみつ」というセンセの過去単行本に収録されていた「立花満子シリーズ」をまとめたものなのでした。
(※それぞれ5話ずつです)
こうした場合、気になるのは新要素ですが…16ぺージの描き下ろし「立花満子の最後の授業」とカバー裏漫画だけ。たぶん。
1冊にまとまっているというのは、コレクター心をくすぐるかもしれません。
ただ、前単行本をしっかり所持している方には、20ページ以下の新要素をどう捉えるかになるでしょう
描き下ろしが完結エピソードであるのは、実に歯がゆいところですかねー

ちなみに、ひでるさんは前単行本なく、こちらが初見でした。
タイトル通り、女教師がどうのこうの~という漫画。
↓表紙からも、強くてえっちな雰囲気を感じるでしょう。
実際にその通りではあるんですが、よくあるえっち系女教師モノとは違ってかなりコメディー寄り。
非常に独特な短編群で期待するようなシチュエーションなく、また後半からは先生の出番が少なくなっておりました。

以下より、順に書いてみます。
飼育小屋でうさぎの観察…という前後編「動物のくらし」
こちらがシリーズ初ですかね。
教師「立花満子」と、後によく妄想などでネタにされる「山崎愛」さんのエピソードです。
“心にポッカリ穴が空いたような…”、の解決方法がベタで楽しいですね。

山崎愛、立花満子、初芝早苗
※だいたい左から、山崎愛、立花満子、初芝早苗。
 「動物のくらし」収録部分。だんだんすっきりキレイな絵になります。

主要キャラのほとんどが登場する、臨海学校話「海辺のいきもの」
こちらも前後編。
クラス委員「小坂京子」、スポーツ少女「小宮山まどか」、「初芝早苗」など主要キャラがほぼ出揃います。
ヒロインらのスクール水着姿が嬉しい、もっとも派手なエピソードでした。

前話でえっちし損ねた「初芝早苗さん」のブルマ・縛りという短編「五感のやくわり」
「初芝さん」はツリ目の美人で、髪型含めて好みなキャラです。
やや一歩引いたような立ち位置もいいですね。

収録が変わる「体液とそのはたらき」
ネタの雰囲気も若干変化した感じで、いちおうメイン(?)という先生もかなり出番が少なくなっています。
保健医の「吉鶴麻子」先生登場。
修正か加筆か分かりませんが…1ページ目の絵は美人でした。
まるで別人です。

スポーツ少女「小宮山まどか」さんのメインエピソード「こんにちは赤ちゃん」
彼女の妊娠騒動で、その天然なところが可愛いいんですが…「小山田くん」がなかなか格好良かったですね。
あちこちモテているのも納得。

賞味期限あり、かつ一定範囲限定なネタである「働くおぢさん」
巨乳の外人「ジェニー黒木」登場。
センセ、ロッテ好きなんですね。
実にえっち漫画らしくない、好きなように描かれた印象です。
(※名前の元ネタ公開話なのかな?)
…何にせよ、一般的ではありません。
これがセンセの魅力なのかなぁ。

「うさぎのいちにち」は「山崎愛さん」の生活を描いたエピソードです。
淡々と進む不条理ちっくな漫画で、独特。
お腹壊しそうです(笑)

クラス委員「小坂京子さん」メインの「をとめのけつだん」
前話「うさぎのいちにち」と直接の繋がりあり、またこれまでのエピソードも関わっていました。

吉鶴麻子、立花満子
※左:吉鶴麻子、右:立花満子
 「地球のひみつ」収録部分。上で書いた美人な「吉鶴先生」ですね。…あ、比較の参考にならないか。

こうした流れで、描き下ろしの最終話「立花満子の最後の授業」となります。
なんだか雰囲気良く、また違った意味でのコメディーみたいでした。
ファンは必見。
過去単行本を持っている人は…うーん、正直わざわざ買うほどのものではないかなぁ。
ごめんなさい。
持っていない人は、“女教師の成年漫画”という設定を捨てて考えることが重要でしょう

さすがに旧単行本の再録だけあって、作画は不安定。
収録そのまま、だいたい三分割という感じで、だんだん等身が伸びていくような印象でした。
強めな線のあっさりとした絵柄。
線はだんだん安定し、描き慣れたこともあるのか可愛い感じになっておりました。
全体的には見易い絵です。
やっぱり現在の絵での各キャラをもう少し見たかったなぁ。

とりあえず、「立花満子」の別の読みにびっくりしました。
名前は気付きましたが…なるほど、苗字もそうなんですね!

立花満子の教育的指導

立花満子の教育的指導 (ポプリコミックス)



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tag : コメディースクール水着

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