■あまえんぼっ (渚ミナミ)
★まんがデーター [11/15]
・絵 :■■■■□
・話 :■■■■□
・独創性:■■■□□
・属性 : 成年・年上
・おまけ: あとがき、ゲストページ、各話解説、
登場人物紹介、カバー裏にショート漫画。
・その他: 折り込みA4ポスター、
9話収録(全て表題作・1巻完結)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「渚ミナミ(なぎさ・みなみ)」センセの「あまえんぼっ」です。
これまた厚い単行本です。
見た目そのまま、手にしてみるとずっしりとした重量感がありました。
こちらの「あまえんぼっ」は1冊まるまるの長編ストーリー。
紹介帯にも書いてあったように246ページという大変ボリュームある内容なのです。
「渚ミナミ」センセの2冊目の単行本だそうです。
とりあえず、↓表紙・裏表紙の感じにぴーん★ときた方は、手にして問題ないでしょう。
※四十路な「小百合さん」
思わず噴き出す「武士くん」なのでした。
両腕を骨折し、自宅にて療養する「新居武士」
その家にはバイト先の後輩「辻くるみ」が不自由な生活をサポートするべく来ていたんですが…壊滅的な料理の腕前と強い性欲がため、あまり役には立っていなかったのです。
そんな頃、実家の母親が依頼した”全国お母さん協会”から、身の回りの世話をするべく「三条小百合」が派遣されてきました。
「くるみ」とは逆に家事上手で母性のある「小百合」に「武士」は次第に惹かれていくんですが…と、だいたいそんなお話。
年上…って相手は四十路なので、ほぼダブルスコアな年の差。
そんな女性との長編漫画なのです。
(※年齢が強調されていたのでそのイメージでしたが、普通に人妻モノならそんなんですよね)
当然、そうした関係がコメディーだけで片付く訳もなく、ラブコメというよりは恋愛ストーリー。
とりあえずセンセ自身も書いていましたが…成年漫画なのにえっちシーンが無い回もあるという、大変珍しい漫画。
これを押し通した「渚ミナミ」センセ、そして認めた出版社さんの度量に感謝ですね。
そう、こちらのヒロイン「小百合さん」は安易なえっちに走らないタイプなのです。
また相手となる主人公「武士くん」も、次々女性と関係を持つようなキャラではありません。
他の手段として、サービス用カップルを登場させることも考えられますが、本編との兼ね合いが難しいでしょうから…。
そんな訳で、お話を重視される方にこの構成は良いものと思います。
(※反面、そっち目的な方は不満を持つかもしれませんが)
※三条小百合
メイン(?)のサラシな「小百合さん」もちょろっと掲載。
派遣のお母さんという「小百合さん」
うん、こうしたキャラの名前はそれしか考えられませんね。
絵的には若い(※やたらリアルに描かれても困りますが)ものの、「くるみさん」の第一声は「誰そのオバさん!?」、また5話では「よく見たらけっこー歳いってね?」とか言われていました。
たいてい和服・割烹着などの服装であったため、雰囲気的には料亭とか旅館の上品な女将さんという風情なのかな。
「武士くん」の見立てでは30でしたが、こうしたものは女性のが判断優れているでしょうからねぇ。
2話目にあった歯磨きシーン。
”前からだと照れくさいので、後ろからお願い”するんですが…あれはいいなぁ。
確信犯みたいな気もしますが、良い言い訳です。
万が一同じシチュエーションになった際にはぜひ使ってみたいですね。
3話でのブランコ独りえっち~はなかなか珍しく印象的。
できれば、揺れて感じる風がどうのこうのなど、”ブランコ”という独特さをもっと前面に出してほしかったんですが…まぁ、珍しかったので良しとしましょうか。ストーリーの流れ崩しますからねぇ。
お約束ちっくな、一緒にお風呂という4話目。
タオルではなくサラシを巻いて登場した「小百合さん」
いや、これって…余計にえっちですよ(笑)
そんなんお好きな方はまさに直撃コースなネタでしょう。
なにげに下がちらちら見えている甘さ加減もいいですね。
※辻くるみ
なかなかいい娘だと思います
こちらの漫画のターニングポイントは5話目でした。
ここで2人は「小百合さん」とお祭りに出かけるんですが…ここからようやく成年漫画ちっくな雰囲気となります。
「くるみさん」との切っ掛けでもそうでしたけれど、「武士くん」はなかなか大した男性。
はっきり言ってしまうと、わざわざ男連れの彼女をなにゆえあーしようとしたのか、展開としてはやや強引でしたけど。
なんらかの伏線がほしかったところですよ。
ただし、ここまでのイベントがない限り、お互い意識はしても仲が進展することはなかったでしょう。
そんな訳で、お互いの気持ちを確認する2人なんですが…結末がどうなってしまうのか、ぜひ単行本でどうぞ。
王道なものでしたけれど、やっぱりあれが期待されるところかなぁ…。
いままでアップにしていた髪を始めて解く6話目、全裸割烹着な8話目などが特に注目です。
やや太めな強い線の絵柄。
濃淡としては適度なくらいだと思いますが、線の影響がためかやや濃い目です。
デフォルメが強調され、むっちりとしたキャラ絵。
…まぁ、これは今回ヒロインが四十路ということもあるのでしょう。
たまーにですが、服を着た全身絵のサイズが微妙に見える時がありましたが、それも些細なこと。
癖が目立つもののしっかりとした個性を確立されており、大崩れすることなく安定しています。
絵そのものよりも漫画が巧い方でしょう。
こうしたストーリーモノはぴったりだと思います。
キャラ、お話と明確に人を選ぶものです。
前述しているように↓表紙・裏表紙の雰囲気が合致するかどうかで判断するのがいいでしょう。
あまえんぼっ (OKS COMIX)
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・絵 :■■■■□
・話 :■■■■□
・独創性:■■■□□
・属性 : 成年・年上
・おまけ: あとがき、ゲストページ、各話解説、
登場人物紹介、カバー裏にショート漫画。
・その他: 折り込みA4ポスター、
9話収録(全て表題作・1巻完結)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「渚ミナミ(なぎさ・みなみ)」センセの「あまえんぼっ」です。
これまた厚い単行本です。
見た目そのまま、手にしてみるとずっしりとした重量感がありました。
こちらの「あまえんぼっ」は1冊まるまるの長編ストーリー。
紹介帯にも書いてあったように246ページという大変ボリュームある内容なのです。
「渚ミナミ」センセの2冊目の単行本だそうです。
とりあえず、↓表紙・裏表紙の感じにぴーん★ときた方は、手にして問題ないでしょう。
※四十路な「小百合さん」
思わず噴き出す「武士くん」なのでした。
両腕を骨折し、自宅にて療養する「新居武士」
その家にはバイト先の後輩「辻くるみ」が不自由な生活をサポートするべく来ていたんですが…壊滅的な料理の腕前と強い性欲がため、あまり役には立っていなかったのです。
そんな頃、実家の母親が依頼した”全国お母さん協会”から、身の回りの世話をするべく「三条小百合」が派遣されてきました。
「くるみ」とは逆に家事上手で母性のある「小百合」に「武士」は次第に惹かれていくんですが…と、だいたいそんなお話。
年上…って相手は四十路なので、ほぼダブルスコアな年の差。
そんな女性との長編漫画なのです。
(※年齢が強調されていたのでそのイメージでしたが、普通に人妻モノならそんなんですよね)
当然、そうした関係がコメディーだけで片付く訳もなく、ラブコメというよりは恋愛ストーリー。
とりあえずセンセ自身も書いていましたが…成年漫画なのにえっちシーンが無い回もあるという、大変珍しい漫画。
これを押し通した「渚ミナミ」センセ、そして認めた出版社さんの度量に感謝ですね。
そう、こちらのヒロイン「小百合さん」は安易なえっちに走らないタイプなのです。
また相手となる主人公「武士くん」も、次々女性と関係を持つようなキャラではありません。
他の手段として、サービス用カップルを登場させることも考えられますが、本編との兼ね合いが難しいでしょうから…。
そんな訳で、お話を重視される方にこの構成は良いものと思います。
(※反面、そっち目的な方は不満を持つかもしれませんが)
※三条小百合
メイン(?)のサラシな「小百合さん」もちょろっと掲載。
派遣のお母さんという「小百合さん」
うん、こうしたキャラの名前はそれしか考えられませんね。
絵的には若い(※やたらリアルに描かれても困りますが)ものの、「くるみさん」の第一声は「誰そのオバさん!?」、また5話では「よく見たらけっこー歳いってね?」とか言われていました。
たいてい和服・割烹着などの服装であったため、雰囲気的には料亭とか旅館の上品な女将さんという風情なのかな。
「武士くん」の見立てでは30でしたが、こうしたものは女性のが判断優れているでしょうからねぇ。
2話目にあった歯磨きシーン。
”前からだと照れくさいので、後ろからお願い”するんですが…あれはいいなぁ。
確信犯みたいな気もしますが、良い言い訳です。
万が一同じシチュエーションになった際にはぜひ使ってみたいですね。
3話でのブランコ独りえっち~はなかなか珍しく印象的。
できれば、揺れて感じる風がどうのこうのなど、”ブランコ”という独特さをもっと前面に出してほしかったんですが…まぁ、珍しかったので良しとしましょうか。ストーリーの流れ崩しますからねぇ。
お約束ちっくな、一緒にお風呂という4話目。
タオルではなくサラシを巻いて登場した「小百合さん」
いや、これって…余計にえっちですよ(笑)
そんなんお好きな方はまさに直撃コースなネタでしょう。
なにげに下がちらちら見えている甘さ加減もいいですね。
※辻くるみ
なかなかいい娘だと思います
こちらの漫画のターニングポイントは5話目でした。
ここで2人は「小百合さん」とお祭りに出かけるんですが…ここからようやく成年漫画ちっくな雰囲気となります。
「くるみさん」との切っ掛けでもそうでしたけれど、「武士くん」はなかなか大した男性。
はっきり言ってしまうと、わざわざ男連れの彼女をなにゆえあーしようとしたのか、展開としてはやや強引でしたけど。
なんらかの伏線がほしかったところですよ。
ただし、ここまでのイベントがない限り、お互い意識はしても仲が進展することはなかったでしょう。
そんな訳で、お互いの気持ちを確認する2人なんですが…結末がどうなってしまうのか、ぜひ単行本でどうぞ。
王道なものでしたけれど、やっぱりあれが期待されるところかなぁ…。
いままでアップにしていた髪を始めて解く6話目、全裸割烹着な8話目などが特に注目です。
やや太めな強い線の絵柄。
濃淡としては適度なくらいだと思いますが、線の影響がためかやや濃い目です。
デフォルメが強調され、むっちりとしたキャラ絵。
…まぁ、これは今回ヒロインが四十路ということもあるのでしょう。
たまーにですが、服を着た全身絵のサイズが微妙に見える時がありましたが、それも些細なこと。
癖が目立つもののしっかりとした個性を確立されており、大崩れすることなく安定しています。
絵そのものよりも漫画が巧い方でしょう。
こうしたストーリーモノはぴったりだと思います。
キャラ、お話と明確に人を選ぶものです。
前述しているように↓表紙・裏表紙の雰囲気が合致するかどうかで判断するのがいいでしょう。
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