■空色スクエア。 (双)
★まんがデーター [10/15]
・絵 :■■■□□
・話 :■■■■□
・独創性:■■■□□
・属性 : 恋愛・ラブコメ
・おまけ: あとがき、カバー裏にリンク別絵、合間にネタ絵。
・その他: 初単行本、折返しに著者近影、
カラー(4P)、6話+プロローグ収録、
現在は1巻まで発売中。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「双(そう)」センセの「空色スクエア。 1巻」です。
疲れた身には優しい歌声がいいでしょう。
そんな訳で、きゅーとな声が魅力である「詩月カオリ」さんの初アルバム「SPYGLASS」を買ってきました。
これは3曲目「Chasse」がオススメです。
なんだか「るんるんるる…」という声がずっと耳に残ってます(笑)
ふとしたタイミングでそのフレーズに頭を支配されるという、えびせんのような歌ですね。
これはいい曲だ。
さて、CD紹介のブログではないので本編を。
本日は「双」センセの初単行本「空色スクエア。 1巻」です。
ひでるさんの初期ターゲットは「やみ憑きマリス/森崎くるみ」でしたが、書店側ががっつり山積みしていたのはこちらでした。
その勢いに押され、なんとなく手を出したのです。
※尾浜文香
そこそこのホールにて単独コンサートするくらいのアイドルです。
山と海に囲まれた田舎街。
カメラが趣味な「しゅーちゃん」こと「立花修一」の元に、離れていた幼馴染み「尾浜文香」が姿を見せました。
東京で超人気アイドル「HUMI」として活躍していた彼女は、親の都合がため活動を一時休止して帰郷したのです。
もう一人の幼馴染み、年下の「水堂深雪」は事故によって2年前までの記憶がなくなっていました。
そのため、再会した3人には元の仲良しであった感覚は薄く、どこかギクシャクとしていたのです。
過去に「好きです。」という一言だけのラブレターをもらっていた「修一」も2人のうちどちらが差出人であるか不明なままで、自身の気持ちはまた不安定だったのでした…。
大雑把ですが、おおむねそんなん。
恋愛要素の強いラブコメ漫画ですね。
Wヒロインと男性1人というキャラ配置。
あちこち全然異なりますが、イメージとしては「わたしたちの田村くん」みたいな感覚ですか。
3人は幼馴染みという元仲良し3人組。
ただ、「文香さん」はアイドル、「深雪さん」は記憶喪失、とそれぞれ簡単でない背景を抱えており、恋愛ドラマにちょっとしたスパイスを利かせていました。
ヒロイン「文香さん」ですが、人気アイドルという設定は不要だったのではないかなぁ。
まず、超人気アイドルであった彼女が、わざわざ仕事を休んでまで田舎へ戻るのがイマイチ説明不足で強引。
親の海外出張って、小さい子供じゃーあるまいし。
ここは後々解明される部分なのかもしれませんが…実際なら、ファンやマスコミによって根掘り葉掘り周辺について調べら、噂から憶測まで並べられそうなところ。
特に近しい存在である「修一くん」は、質問攻めにあってもおかしくないでしょう。
追っかけだって追跡すると思います。
さらに、「修一くん」らのクラスへ転校していたので、学校は終日見物人でごった返しても不思議ではありません。同じクラスを狙って、転校する者も出たりするかもしれませんね。
だいたい、田舎街から出た芸能人が帰郷すると言えば、街が総出で歓迎したりするのでは?
(※「アイドルなんてこの街には大きすぎる存在」、という台詞もありました)
また、帰った当初の「文香さん」はコート下になぜかステージ衣装そのままでしたし、サングラスをかけていたとはいえ単独でふらふらと行動していました。
相手は「修一くん」だったから良かったものの、あっさり正体バラしてましたし…。
何かあったらどうするのよ?
※水堂深雪
見ていてなんとなく不利かなぁ。ずっと一緒であったアドバンテージを生かして頑張れ!
注目は2話目。
”まだ荷物届いていない”という彼女は、「修一くん」の服を借りて出掛けているんですが…。
下着脱いだコマがわざわざ差し込まれてるのね。
…ってコトは……上下とも下着つけてなかったりする??
まぁ、いつものような漫画ではないので、何もツッコミありませんでしたが(笑)
当然のように、主人公宅にて同居を始める「文香さん」
そりゃー着替えシーンにばっちり(わざと)出くわしたり、お風呂覗いたりとイベント満載のように思いますが…こちらの「修一くん」はなかなかタンパクで、はしゃいだ感はまったくありません。
↓表紙も「深雪さん」でしたし、設定とかも考えると最終ターゲットは彼女の方なのかな。
4話目のシーンは事故のすぐ後ですよね。
「ゆっくりやっていけばいいと思うよ。少なくとも、それまで俺はずっとついているからさ」
周囲に迷惑をかけている、と落ち込む彼女に対し、そーんなモテ台詞を言っておりました。
思わず「深雪さん」も顔真っ赤にしていましたが…過去はどうあれ、意識しない訳がありませんね。
続く5話でも、”デートに出掛けて途中から雨に降られる”という抜群なシチュエーションにてあーんなコト言っておりました。
どんなんかは秘密ね。
雨が止まなければ、もう一歩進めたかなぁ。
くぅーっ(笑)
お祭りへ出かける6話では、「修一くん」に気安い「文香さん」に嫉妬したり対抗しようとする姿が見られるようになりました。
いい感じですよ!
1巻ラストでは「文香さん」が逆襲して終わっていました。
しっかり目撃してしまう「深雪さん」がイイ感じです。
仲良く迎合したりせず、「修一くん」争奪戦を繰り広げてほしいですね。
2巻を期待して待ちましょう。
※おまけ:元仲良し3人組
揉めてくれそうです。今後「深雪さん」の記憶喪失がどう影響するのかなぁ。
しなやかで強い線の絵柄。
勢いがあるだけやや不安定さもあり、たまに乱れておりました。
線そのまま色は強く、ややごっちゃり気味。
コマ割りも細かいです。
細く縦長な人物絵。
概ね問題ないですが、たまーに気が抜けたようになってしまうところが見られました。
カラーでもあまり変化ないので、↓表紙・裏表紙で判断下さい。
なお、こちらの単行本は某専門ショップにて購入すると8ページのフルカラー小冊子がついてきます。
サービスシーンもあってちょっぴりお得なので、興味をもったならそちらをチョイスするのがいいでしょう。
描き下ろしとのことでしたが、白黒絵の良い部分を残したカラーが非常に巧いです。
この感じであれば、絵柄については問題なさそうです。
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・絵 :■■■□□
・話 :■■■■□
・独創性:■■■□□
・属性 : 恋愛・ラブコメ
・おまけ: あとがき、カバー裏にリンク別絵、合間にネタ絵。
・その他: 初単行本、折返しに著者近影、
カラー(4P)、6話+プロローグ収録、
現在は1巻まで発売中。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「双(そう)」センセの「空色スクエア。 1巻」です。
疲れた身には優しい歌声がいいでしょう。
そんな訳で、きゅーとな声が魅力である「詩月カオリ」さんの初アルバム「SPYGLASS」を買ってきました。
これは3曲目「Chasse」がオススメです。
なんだか「るんるんるる…」という声がずっと耳に残ってます(笑)
ふとしたタイミングでそのフレーズに頭を支配されるという、えびせんのような歌ですね。
これはいい曲だ。
さて、CD紹介のブログではないので本編を。
本日は「双」センセの初単行本「空色スクエア。 1巻」です。
ひでるさんの初期ターゲットは「やみ憑きマリス/森崎くるみ」でしたが、書店側ががっつり山積みしていたのはこちらでした。
その勢いに押され、なんとなく手を出したのです。
※尾浜文香
そこそこのホールにて単独コンサートするくらいのアイドルです。
山と海に囲まれた田舎街。
カメラが趣味な「しゅーちゃん」こと「立花修一」の元に、離れていた幼馴染み「尾浜文香」が姿を見せました。
東京で超人気アイドル「HUMI」として活躍していた彼女は、親の都合がため活動を一時休止して帰郷したのです。
もう一人の幼馴染み、年下の「水堂深雪」は事故によって2年前までの記憶がなくなっていました。
そのため、再会した3人には元の仲良しであった感覚は薄く、どこかギクシャクとしていたのです。
過去に「好きです。」という一言だけのラブレターをもらっていた「修一」も2人のうちどちらが差出人であるか不明なままで、自身の気持ちはまた不安定だったのでした…。
大雑把ですが、おおむねそんなん。
恋愛要素の強いラブコメ漫画ですね。
Wヒロインと男性1人というキャラ配置。
あちこち全然異なりますが、イメージとしては「わたしたちの田村くん」みたいな感覚ですか。
3人は幼馴染みという元仲良し3人組。
ただ、「文香さん」はアイドル、「深雪さん」は記憶喪失、とそれぞれ簡単でない背景を抱えており、恋愛ドラマにちょっとしたスパイスを利かせていました。
ヒロイン「文香さん」ですが、人気アイドルという設定は不要だったのではないかなぁ。
まず、超人気アイドルであった彼女が、わざわざ仕事を休んでまで田舎へ戻るのがイマイチ説明不足で強引。
親の海外出張って、小さい子供じゃーあるまいし。
ここは後々解明される部分なのかもしれませんが…実際なら、ファンやマスコミによって根掘り葉掘り周辺について調べら、噂から憶測まで並べられそうなところ。
特に近しい存在である「修一くん」は、質問攻めにあってもおかしくないでしょう。
追っかけだって追跡すると思います。
さらに、「修一くん」らのクラスへ転校していたので、学校は終日見物人でごった返しても不思議ではありません。同じクラスを狙って、転校する者も出たりするかもしれませんね。
だいたい、田舎街から出た芸能人が帰郷すると言えば、街が総出で歓迎したりするのでは?
(※「アイドルなんてこの街には大きすぎる存在」、という台詞もありました)
また、帰った当初の「文香さん」はコート下になぜかステージ衣装そのままでしたし、サングラスをかけていたとはいえ単独でふらふらと行動していました。
相手は「修一くん」だったから良かったものの、あっさり正体バラしてましたし…。
何かあったらどうするのよ?
※水堂深雪
見ていてなんとなく不利かなぁ。ずっと一緒であったアドバンテージを生かして頑張れ!
注目は2話目。
”まだ荷物届いていない”という彼女は、「修一くん」の服を借りて出掛けているんですが…。
下着脱いだコマがわざわざ差し込まれてるのね。
…ってコトは……上下とも下着つけてなかったりする??
まぁ、いつものような漫画ではないので、何もツッコミありませんでしたが(笑)
当然のように、主人公宅にて同居を始める「文香さん」
そりゃー着替えシーンにばっちり(わざと)出くわしたり、お風呂覗いたりとイベント満載のように思いますが…こちらの「修一くん」はなかなかタンパクで、はしゃいだ感はまったくありません。
↓表紙も「深雪さん」でしたし、設定とかも考えると最終ターゲットは彼女の方なのかな。
4話目のシーンは事故のすぐ後ですよね。
「ゆっくりやっていけばいいと思うよ。少なくとも、それまで俺はずっとついているからさ」
周囲に迷惑をかけている、と落ち込む彼女に対し、そーんなモテ台詞を言っておりました。
思わず「深雪さん」も顔真っ赤にしていましたが…過去はどうあれ、意識しない訳がありませんね。
続く5話でも、”デートに出掛けて途中から雨に降られる”という抜群なシチュエーションにてあーんなコト言っておりました。
どんなんかは秘密ね。
雨が止まなければ、もう一歩進めたかなぁ。
くぅーっ(笑)
お祭りへ出かける6話では、「修一くん」に気安い「文香さん」に嫉妬したり対抗しようとする姿が見られるようになりました。
いい感じですよ!
1巻ラストでは「文香さん」が逆襲して終わっていました。
しっかり目撃してしまう「深雪さん」がイイ感じです。
仲良く迎合したりせず、「修一くん」争奪戦を繰り広げてほしいですね。
2巻を期待して待ちましょう。
※おまけ:元仲良し3人組
揉めてくれそうです。今後「深雪さん」の記憶喪失がどう影響するのかなぁ。
しなやかで強い線の絵柄。
勢いがあるだけやや不安定さもあり、たまに乱れておりました。
線そのまま色は強く、ややごっちゃり気味。
コマ割りも細かいです。
細く縦長な人物絵。
概ね問題ないですが、たまーに気が抜けたようになってしまうところが見られました。
カラーでもあまり変化ないので、↓表紙・裏表紙で判断下さい。
なお、こちらの単行本は某専門ショップにて購入すると8ページのフルカラー小冊子がついてきます。
サービスシーンもあってちょっぴりお得なので、興味をもったならそちらをチョイスするのがいいでしょう。
描き下ろしとのことでしたが、白黒絵の良い部分を残したカラーが非常に巧いです。
この感じであれば、絵柄については問題なさそうです。
空色スクエア。 (1) (まんがタイムKRコミックス フォワードシリーズ) (2009/08/11) 双 商品詳細を見る |
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