■Hでゴメンナサイ。 (龍牙翔)
★まんがデーター [11/15]
・絵 :■■■□□
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : 成年・ラブコメ
・おまけ: あとがき、作品解説
描き下ろし「傭兵騎士エメリエール」
・その他: 短編×10。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「龍牙翔(りゅうがしょう)」センセの「H(えっち)でゴメンナサイ。」です。
なんと、成年系単行本が発売されました。
一般系での活躍が目立っていたので、ちょっとびっくり。
前巻「恋のヒメゴト」が08年6月の発売でしたから、だいたい2年ぶりくらい。
あとがきによると、成年向けではこちらで10冊目だそうです。
そんな訳で、本日は「龍牙翔」センセ。
「Hでゴメンナサイ。」はメインの表題作と共に、短編も収録したもの。
お手軽なえっちラブコメで、成年漫画の連載モノとしては非常に優秀な出来栄え。
とりあえず↓表紙の感じ(制服・パンスト・巨乳)が刺されば問題ないでしょう。
裏表紙の娘と違い、”私がプレゼント”的なリボンも可愛いです。
※大活躍な「ゆっこ先輩」
非常に優秀な方でした。アレなければ…いや、アレあっての活躍かな。
メイン中編「Hでゴメンナサイ。」は全7話。
仕事をテキパキとこなし、ウェイトレスではリーダーな「ゆっこ先輩」こと「森川夕子」さん。
そのファミレス店では調理担当の「杉山」くんにとっても、憧れな先輩でした。
なぜか倉庫で休憩していた彼女。
「疲れちゃったから静かな所で休みたくて……」
そんなことを言っていた彼女に補充を手伝ってもらったところ…ふとした拍子に、彼女の下着をモロ見してしまったのでした。
しかも驚いたことに、そこには何かしら異物が存在していたのです。
「私、もう…自分1人じゃ満足できなくて…」
憧れていた先輩がえっちな女の子だった~という、男性の理想(妄想?)展開な漫画です。
現代ファンタジーですねー。
お話としては、結構スタンダードなものだと思います。
ただ、各話をしっかり丁寧に描かれている印象があり、読んでいて心地よいです。
切っ掛けとなる1話目。
あちこちで仕事シーンがありますが、この「ゆっこ先輩」は相当にデキル人。
バイト中ずっと入れたままの状態ながらそんなん表情にも出さず、自分の仕事は無論のこと後輩のフォローまでこなしていました。
何しろ、「杉山くん」もまるで気付いてなかったですからねー。
前の彼の影響というのが説得力あります。(←たぶん)
自らを”変態女”と言って涙ぐむ「ゆっこ先輩」
そうした状態の彼女を受け入れるというのは、男性ならば皆がそうするでしょう。
実際のところ、彼女がどこまでエロいかは問題になると思いますが…。
ここでは期待通り制服えっちとなっていますが、最後のコマが非常に良かったです。
扉絵がえっちな2話目。
こちらの制服はパンストがいいですね。
膨らんでいる「ゆっこ先輩」の下着えっちです。
あれはいいなぁ。
アイコンタクトで微笑む仕草も可愛らしいです。
…が。
あまりに普通なので、
「大丈夫かな…って」
そう考える「杉山くん」はごく自然。
やっぱり、ぎりぎりに身悶える姿が見たいですもんね。
こちらのラストでは、彼女の用意周到な様が伺えます。
うん、確かにそうした点は抜け目なさそう。
※スイッチ・オンの「ゆっこ先輩」
素早くスイッチの入る困った方です。似た構図になっちゃいました。
3話は閉店後プレイ。
余ったクリーム使ったりして…エロいなぁ。
あんなんを自らやってしまう(くれる)のがイイところ。
帰り道でも誘っていましたが、続く4話目でその前フリが生かされています。
一応付き合っている2人でしたが、”えっち”がメインな2人。
「ゆっこ先輩」があー考えるのも、なんとない不安を「杉山くん」が覚えるのも、当然なことと思います。
そんな訳で、こちらの展開は実にいいタイミング。
どちらかで突破すべきイベントだったでしょう。
なお、漫画では運よく「杉山くん」に発見されていましたが、ああしたリスクは当然のこと。
簡単にエロスイッチ入り過ぎなので、気をつけて下さい。
これがラブコメ漫画でなければ、げんなりするような展開になっちゃうところでしたよ。
「ゆっこ先輩」が風邪をひいて休む5話。
また野外でエロいことしてたんでしょー(笑)
体調悪い時は弱まる筈なんですが、「杉山くん」の声でスイッチ・オンな彼女が素敵でした。
電話の向こうで勝手に始められたら…嬉しいのか、悲しいのか、どっちでしょうね。
その後はわざわざ玄関でのえっちをしていました。
前回の私服に続き、こちらはパジャマ姿になります。
新キャラ「津沼冬美」さん登場の6話目。
キャラでは2コマ程度顔を見せていたツインテールな娘さんもいたんですが、お話には絡みませんでした。
1話・冒頭が可愛かったので、ちょっと残念です。
ちょっとしたことで、いきなり「杉山くん」ラブな「冬美さん」
彼が「ゆっこ先輩」のために用意していたクッキーを食べたため、強制えっちです。
(※もともと好きなので厳密には強制でないけれど)
倉庫で待ち合わせをしていたため、「ゆっこ先輩」がその真っ最中にふらり登場するんですが…この後どうなるかは単行本にて。
実に「ゆっこ先輩」らしいラストだったと思います。
登場人物が少ないだけ、カップルはよく描き込まれておりました。
新キャラ「冬美さん」登場のタイミングも、きちっとキャラ・関係が構築された後だったのでスムーズ。
お話としても、なかなか読み応えあるものになっています。
※「君といつまでも。」の「たえ」さん
悪くはないんですが…どうせならまるまる1冊「ゆっこ先輩」にしてほしかったなぁ。
短編は4話ほど収録。
先ほどの連載は最近の原稿でしたが、短編については「懸想」が02年、「秘密のカンケイ」が03年、「君といつまでも。」が04年、「FATE」が05年とだいぶ古め。
もともと巧い方なのでいいんですが、落差はそれなり。
ちょっとデフォルメがあり、崩れ気味っぽいです。
カラー原稿のある「懸想」
こちらは和服の似合うお嬢さま「小花子」さんとのえっちなんですが…彼女の父親がおっかない人であるのがポイントです。
ほとんど使用されない、図書館・第二資料室にて独りえっちし合う「秘密のカンケイ」
ネタとしては面白いですが、漫画にはちと向かないかな。
3つほど年上な近所のお姉ちゃん話「君といつまでも。」
ラブラブ話ですね。
どうやらノーブラのようでしたが、あの服装にあの胸は刺激的すぎだと思います。
ビジネスカップルで、アダルトな空気漂う「FATE」
あーした経験をしてきているだけ、逆に「美咲」さんは可愛い感じになっていました。
さらりとした線のすっきり絵柄。
濃淡は薄め。
ページ全体は賑やかな時もありましたが、見易いですね。
どちらかと言うと勢いで押すタイプだと思います。
広く幅広な輪郭で、大きい目な人物絵。
意外(←個人的にね)にロリっぽくはなく、スタイルもむっちりと描かれる方です。
カラーでもさほど印象は変わらないので、↓表紙・裏表紙の判断で良いでしょう。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵3: 単行本としては、やっぱり不安定なので。長編は良かったです。
・話4: 軽過ぎず、重過ぎずで、良いお話でした。
・独4: 特に長編は「龍牙翔」センセらしさが発揮されていたと思います。
合計:[11/15]
前述したように、短編とは時期に差があるので注意。
ただ、収録の長編は成年漫画の連載としてよくまとまっているので、オススメです。
★「龍牙翔」センセの漫画紹介記事。
「恋のヒメゴト 初回限定版」
成年。ラブコメな短編集。初回はドラマCDつき。
「つるぎのまい!」
一般。2次元にしか興味がない娘「倉敷剣」さんとのドタバタ・ラブコメ。
「有限会社コボルト私立探偵社」
一般。能力者の集まる「コボルト探偵社」のお話。
「濡れた翼」
成年。メイド、猫耳、ロリなど色々なえっち系短編集。
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・絵 :■■■□□
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : 成年・ラブコメ
・おまけ: あとがき、作品解説
描き下ろし「傭兵騎士エメリエール」
・その他: 短編×10。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「龍牙翔(りゅうがしょう)」センセの「H(えっち)でゴメンナサイ。」です。
なんと、成年系単行本が発売されました。
一般系での活躍が目立っていたので、ちょっとびっくり。
前巻「恋のヒメゴト」が08年6月の発売でしたから、だいたい2年ぶりくらい。
あとがきによると、成年向けではこちらで10冊目だそうです。
そんな訳で、本日は「龍牙翔」センセ。
「Hでゴメンナサイ。」はメインの表題作と共に、短編も収録したもの。
お手軽なえっちラブコメで、成年漫画の連載モノとしては非常に優秀な出来栄え。
とりあえず↓表紙の感じ(制服・パンスト・巨乳)が刺されば問題ないでしょう。
裏表紙の娘と違い、”私がプレゼント”的なリボンも可愛いです。
※大活躍な「ゆっこ先輩」
非常に優秀な方でした。アレなければ…いや、アレあっての活躍かな。
メイン中編「Hでゴメンナサイ。」は全7話。
仕事をテキパキとこなし、ウェイトレスではリーダーな「ゆっこ先輩」こと「森川夕子」さん。
そのファミレス店では調理担当の「杉山」くんにとっても、憧れな先輩でした。
なぜか倉庫で休憩していた彼女。
「疲れちゃったから静かな所で休みたくて……」
そんなことを言っていた彼女に補充を手伝ってもらったところ…ふとした拍子に、彼女の下着をモロ見してしまったのでした。
しかも驚いたことに、そこには何かしら異物が存在していたのです。
「私、もう…自分1人じゃ満足できなくて…」
憧れていた先輩がえっちな女の子だった~という、男性の理想(妄想?)展開な漫画です。
現代ファンタジーですねー。
お話としては、結構スタンダードなものだと思います。
ただ、各話をしっかり丁寧に描かれている印象があり、読んでいて心地よいです。
切っ掛けとなる1話目。
あちこちで仕事シーンがありますが、この「ゆっこ先輩」は相当にデキル人。
バイト中ずっと入れたままの状態ながらそんなん表情にも出さず、自分の仕事は無論のこと後輩のフォローまでこなしていました。
何しろ、「杉山くん」もまるで気付いてなかったですからねー。
前の彼の影響というのが説得力あります。(←たぶん)
自らを”変態女”と言って涙ぐむ「ゆっこ先輩」
そうした状態の彼女を受け入れるというのは、男性ならば皆がそうするでしょう。
実際のところ、彼女がどこまでエロいかは問題になると思いますが…。
ここでは期待通り制服えっちとなっていますが、最後のコマが非常に良かったです。
扉絵がえっちな2話目。
こちらの制服はパンストがいいですね。
膨らんでいる「ゆっこ先輩」の下着えっちです。
あれはいいなぁ。
アイコンタクトで微笑む仕草も可愛らしいです。
…が。
あまりに普通なので、
「大丈夫かな…って」
そう考える「杉山くん」はごく自然。
やっぱり、ぎりぎりに身悶える姿が見たいですもんね。
こちらのラストでは、彼女の用意周到な様が伺えます。
うん、確かにそうした点は抜け目なさそう。
※スイッチ・オンの「ゆっこ先輩」
素早くスイッチの入る困った方です。似た構図になっちゃいました。
3話は閉店後プレイ。
余ったクリーム使ったりして…エロいなぁ。
あんなんを自らやってしまう(くれる)のがイイところ。
帰り道でも誘っていましたが、続く4話目でその前フリが生かされています。
一応付き合っている2人でしたが、”えっち”がメインな2人。
「ゆっこ先輩」があー考えるのも、なんとない不安を「杉山くん」が覚えるのも、当然なことと思います。
そんな訳で、こちらの展開は実にいいタイミング。
どちらかで突破すべきイベントだったでしょう。
なお、漫画では運よく「杉山くん」に発見されていましたが、ああしたリスクは当然のこと。
簡単にエロスイッチ入り過ぎなので、気をつけて下さい。
これがラブコメ漫画でなければ、げんなりするような展開になっちゃうところでしたよ。
「ゆっこ先輩」が風邪をひいて休む5話。
また野外でエロいことしてたんでしょー(笑)
体調悪い時は弱まる筈なんですが、「杉山くん」の声でスイッチ・オンな彼女が素敵でした。
電話の向こうで勝手に始められたら…嬉しいのか、悲しいのか、どっちでしょうね。
その後はわざわざ玄関でのえっちをしていました。
前回の私服に続き、こちらはパジャマ姿になります。
新キャラ「津沼冬美」さん登場の6話目。
キャラでは2コマ程度顔を見せていたツインテールな娘さんもいたんですが、お話には絡みませんでした。
1話・冒頭が可愛かったので、ちょっと残念です。
ちょっとしたことで、いきなり「杉山くん」ラブな「冬美さん」
彼が「ゆっこ先輩」のために用意していたクッキーを食べたため、強制えっちです。
(※もともと好きなので厳密には強制でないけれど)
倉庫で待ち合わせをしていたため、「ゆっこ先輩」がその真っ最中にふらり登場するんですが…この後どうなるかは単行本にて。
実に「ゆっこ先輩」らしいラストだったと思います。
登場人物が少ないだけ、カップルはよく描き込まれておりました。
新キャラ「冬美さん」登場のタイミングも、きちっとキャラ・関係が構築された後だったのでスムーズ。
お話としても、なかなか読み応えあるものになっています。
※「君といつまでも。」の「たえ」さん
悪くはないんですが…どうせならまるまる1冊「ゆっこ先輩」にしてほしかったなぁ。
短編は4話ほど収録。
先ほどの連載は最近の原稿でしたが、短編については「懸想」が02年、「秘密のカンケイ」が03年、「君といつまでも。」が04年、「FATE」が05年とだいぶ古め。
もともと巧い方なのでいいんですが、落差はそれなり。
ちょっとデフォルメがあり、崩れ気味っぽいです。
カラー原稿のある「懸想」
こちらは和服の似合うお嬢さま「小花子」さんとのえっちなんですが…彼女の父親がおっかない人であるのがポイントです。
ほとんど使用されない、図書館・第二資料室にて独りえっちし合う「秘密のカンケイ」
ネタとしては面白いですが、漫画にはちと向かないかな。
3つほど年上な近所のお姉ちゃん話「君といつまでも。」
ラブラブ話ですね。
どうやらノーブラのようでしたが、あの服装にあの胸は刺激的すぎだと思います。
ビジネスカップルで、アダルトな空気漂う「FATE」
あーした経験をしてきているだけ、逆に「美咲」さんは可愛い感じになっていました。
さらりとした線のすっきり絵柄。
濃淡は薄め。
ページ全体は賑やかな時もありましたが、見易いですね。
どちらかと言うと勢いで押すタイプだと思います。
広く幅広な輪郭で、大きい目な人物絵。
意外(←個人的にね)にロリっぽくはなく、スタイルもむっちりと描かれる方です。
カラーでもさほど印象は変わらないので、↓表紙・裏表紙の判断で良いでしょう。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵3: 単行本としては、やっぱり不安定なので。長編は良かったです。
・話4: 軽過ぎず、重過ぎずで、良いお話でした。
・独4: 特に長編は「龍牙翔」センセらしさが発揮されていたと思います。
合計:[11/15]
前述したように、短編とは時期に差があるので注意。
ただ、収録の長編は成年漫画の連載としてよくまとまっているので、オススメです。
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★「龍牙翔」センセの漫画紹介記事。
「恋のヒメゴト 初回限定版」
成年。ラブコメな短編集。初回はドラマCDつき。
「つるぎのまい!」
一般。2次元にしか興味がない娘「倉敷剣」さんとのドタバタ・ラブコメ。
「有限会社コボルト私立探偵社」
一般。能力者の集まる「コボルト探偵社」のお話。
「濡れた翼」
成年。メイド、猫耳、ロリなど色々なえっち系短編集。
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