■純愛くろにくる (江戸屋ぽち)
★まんがデーター [10/15]
・絵 :■■■■□
・話 :■■■□□
・独創性:■■■□□
・属性 : 成年・ラブコメ
・おまけ: あとがき、あとがき4コマ、作品解説、
ゲストページ、カバー裏に「裏だけにうらばなし」、
描き下ろし「君色モノクローム」、加筆修正あり。
・その他: カラー(16P)、短編×10。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「江戸屋ぽち(えどや・ぽち)」センセの「純愛くろにくる」です。
うわ。
また今回の↓表紙もふんわり可愛らしくまとまってました。
配色も爽やかで、顔と釣り合うブラと釣り合わない巨乳・ヒモパンがいい感じ。
成年漫画してますねー。
そんな訳で「江戸屋ぽち」センセ。
成年系では「純愛かたろぐ」に続く2冊目「純愛くろにくる」です。
一般でも、百合姫コミックスの「アオイシロ-青い城の円舞曲-」などを描かれており、総数では5冊目くらいになると思います。
収録は全て短編。
↓表紙そのままなほわほわキュートなヒロインが登場する、ラブコメ漫画集でした。
悪くはないんですが、全体的にちょっと甘過ぎな印象です。
※左:忍者「霞さん」、右:バスガイド「都さん」
「霞さん」は通常・忍者衣装どちらもマフラーが特徴でした。
収録でのお気に入り「Strike Of The Ninja」
「夏目霞」さんと「孝一」くんのカップルです。
付き合い始めて3ヶ月になるものの、”まだ一度も触れたことがない”という2人。
それというのも、「霞さん」は忍者で、かつ極端なほどの赤面症・あがり症だったのです。
冒頭、変わり身の術で、彼を避けていた「霞さん」がスゴイ。
ビルの上の看板から伺ってましたね。
また、物陰から付いてくる(追跡みたいな)デート中の描写が良かったです。
可愛いなぁ。
映画館ではいちおう隣に座っているんですが、顔は真っ赤で目はぐるぐるになっていました。
短パンな忍者衣装も良いですね。
また、その下に穿いているのが、褌(ふんどし)なんですねー。
現代で、ご主人(※この「孝一くん」も城主な家系)に仕える時代錯誤な忍者~みたいなネタはよくありがちですが、こちらの「霞さん」は恥ずかしがりなトコが素敵でした。
漫画は一発ネタっぽかったですが、他シチュエーションとかで見たいです。
カラー原稿を含む短編「妄想バスガイド」
運転手「東」とバスガイド「都」さんのラブコメなんですが、これって路線バスなんですね。
バスの形、「駅まで25円」という台詞など、昭和初期頃かな?
詳しくは知りませんが。
いきなりえっち妄想していたヒロイン「都さん」は、制服の似合う娘さん。
”黒タイツをカラーで”という「江戸屋ぽち」センセの頑張りで、素敵なグラデーションになっていました。
同じくカラー原稿から始まる「TIME-LAG」
こちらは店員の「千都(ちづ)」さんと「梶」くんです。
アンティークな時計店ということでか、カラー部分はお洒落な感じにデザインされていました。
※左:チアガールの「ちなさん」、右:メイドロイド「真白さん」
おへそです。しかし、細かいトコ注目してるのね。
猫が小さい頃からお世話になっている、というペットショップ店員「みなみ」さんの「ねこみみお姉さんは好きですか?」
主人公「かなた」くんが帰宅すると、猫耳コスプレ(制服)な「みなみさん」がペットシッターとして来ていました。
両親不在な2泊3日の間は家で2人っきりになる…って、泊まり込みですか!?
どんだけ費用とられるんだろう。
(※というか、違うイベントのが期待できますね)
…とかなんとかぐるぐる考えていたら、なるほどラブラブなのか。
だよねぇ。
ちょっと恥ずかしいくらいに甘いお話でした。
野球部の「宮脇」くんが好きな、チアガールの「美原ちな」さん。
彼は新聞で特集をされるような選手なんですが、なぜか見に行った試合は調子が悪く、一度も勝ったところを見たことがなかったのでした。
当の本人からも、
「応援に来ないで欲しいんだ…」
そう言われてしまったのです。
しかし、理由を聞いてみると…と、そんなんが「チラチラ☆チアガール」
「なるへそ…」
とか洒落ていましたが、彼が集中できない理由は「美原さん」のおへそ。
これまた変化球なフェチ漫画ですね。
へそかぁ。
わかんないなー。
うずまいてて綺麗な形だそうです。
”満たされれば克服できるかも”という理由から、えっちに持ち込んでいました。
なるほど、良い作戦だ(笑)
「日照雨」は年の離れた幼馴染み「あや」さんと「山城理都」くん。
彼女は稲荷神社の1人娘。
なかなか馴染めない東京の雑踏にまぎれ、その姿を見たような気がした「理都くん」はお盆に帰郷したのです。
さっそく彼女を訪ねたところ、
「あやは死んだ」
宮司である彼女の父親はそう言ったのです。
そうきますか。
あのオチはどうかなぁ…。
神社など背景は描き込まれ、非常に雰囲気あったんですが、ストレートに終わらせても良かったように感じます。
※神社の娘「あやさん」
むむむ、色々と紛らわしいんですねー。
ほか、「陸」くんと「七海」さんの「おさななじみ」は、そのまんま幼馴染みラブコメ。
よく知った彼女と数日前から恋人同士になったらしく、かなり緊張感ありました。
部屋に呼んだものの、切羽詰まって寝たふりする「七海さん」の気持ちもなんとなくわかる・わかる。
「機械仕掛けのおとぎ話」は、とある秘密を持つ「真白」さんと教授のお話。
叶わない恋から、どこか壊れてしまったらしいメイドロイドな彼女。
生活でもパーツがコロコロと欠落していましたが…うーん。
分かるような、そうでないようなお話です。
漁師「十波十造」と、その網にかかった「奈津」さんの「Heart of 漁師」
色々可笑しいコメディー調漫画ですね。
確かにヒロインより「十造」、その同僚のが目立っていましたね。
描き下ろし「君色モノクローム」は「沙織」・「藍」のカップル。
前回のソレと同じく、百合漫画でした。
当然女の子同士のえっちはあるもの、変な話お話としては王道です。
お好きな人には、あのオチも刺さることでしょう。
柔らかで強めな線の絵柄。
きっちり丁寧で、乱れず・崩れずの綺麗な漫画です。
ぱっちり楕円の目が大きく、ふんわりとボリュームある髪がやたら可愛い感じの人物絵。
癖はちょっと強めかも。
描き込みも適度でメリハリもあり、表現的にも疑問な部分はありません。
修正もされただけあって、全体は安定してます。
判断はカラーでも大きく変化はしないため、↓表紙で問題ないでしょう。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵4: 癖のある、可愛らしい漫画です。好みできっちり分かれるかな。
・話3: 分かり辛い、期待外れな話がちらほら散見されました。
・独3: 「霞さん」以外、カチーとくるものはありませんでした。悪くはないんですが、個人的に。
合計:[10/15]
あとがき・描き下ろし漫画ほかおまけも多く、盛りだくさんな内容です。
それだけに、裏表紙・折り返し絵が使い回しだったのが、ちと残念。
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・絵 :■■■■□
・話 :■■■□□
・独創性:■■■□□
・属性 : 成年・ラブコメ
・おまけ: あとがき、あとがき4コマ、作品解説、
ゲストページ、カバー裏に「裏だけにうらばなし」、
描き下ろし「君色モノクローム」、加筆修正あり。
・その他: カラー(16P)、短編×10。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「江戸屋ぽち(えどや・ぽち)」センセの「純愛くろにくる」です。
うわ。
また今回の↓表紙もふんわり可愛らしくまとまってました。
配色も爽やかで、顔と釣り合うブラと釣り合わない巨乳・ヒモパンがいい感じ。
成年漫画してますねー。
そんな訳で「江戸屋ぽち」センセ。
成年系では「純愛かたろぐ」に続く2冊目「純愛くろにくる」です。
一般でも、百合姫コミックスの「アオイシロ-青い城の円舞曲-」などを描かれており、総数では5冊目くらいになると思います。
収録は全て短編。
↓表紙そのままなほわほわキュートなヒロインが登場する、ラブコメ漫画集でした。
悪くはないんですが、全体的にちょっと甘過ぎな印象です。
※左:忍者「霞さん」、右:バスガイド「都さん」
「霞さん」は通常・忍者衣装どちらもマフラーが特徴でした。
収録でのお気に入り「Strike Of The Ninja」
「夏目霞」さんと「孝一」くんのカップルです。
付き合い始めて3ヶ月になるものの、”まだ一度も触れたことがない”という2人。
それというのも、「霞さん」は忍者で、かつ極端なほどの赤面症・あがり症だったのです。
冒頭、変わり身の術で、彼を避けていた「霞さん」がスゴイ。
ビルの上の看板から伺ってましたね。
また、物陰から付いてくる(追跡みたいな)デート中の描写が良かったです。
可愛いなぁ。
映画館ではいちおう隣に座っているんですが、顔は真っ赤で目はぐるぐるになっていました。
短パンな忍者衣装も良いですね。
また、その下に穿いているのが、褌(ふんどし)なんですねー。
現代で、ご主人(※この「孝一くん」も城主な家系)に仕える時代錯誤な忍者~みたいなネタはよくありがちですが、こちらの「霞さん」は恥ずかしがりなトコが素敵でした。
漫画は一発ネタっぽかったですが、他シチュエーションとかで見たいです。
カラー原稿を含む短編「妄想バスガイド」
運転手「東」とバスガイド「都」さんのラブコメなんですが、これって路線バスなんですね。
バスの形、「駅まで25円」という台詞など、昭和初期頃かな?
詳しくは知りませんが。
いきなりえっち妄想していたヒロイン「都さん」は、制服の似合う娘さん。
”黒タイツをカラーで”という「江戸屋ぽち」センセの頑張りで、素敵なグラデーションになっていました。
同じくカラー原稿から始まる「TIME-LAG」
こちらは店員の「千都(ちづ)」さんと「梶」くんです。
アンティークな時計店ということでか、カラー部分はお洒落な感じにデザインされていました。
※左:チアガールの「ちなさん」、右:メイドロイド「真白さん」
おへそです。しかし、細かいトコ注目してるのね。
猫が小さい頃からお世話になっている、というペットショップ店員「みなみ」さんの「ねこみみお姉さんは好きですか?」
主人公「かなた」くんが帰宅すると、猫耳コスプレ(制服)な「みなみさん」がペットシッターとして来ていました。
両親不在な2泊3日の間は家で2人っきりになる…って、泊まり込みですか!?
どんだけ費用とられるんだろう。
(※というか、違うイベントのが期待できますね)
…とかなんとかぐるぐる考えていたら、なるほどラブラブなのか。
だよねぇ。
ちょっと恥ずかしいくらいに甘いお話でした。
野球部の「宮脇」くんが好きな、チアガールの「美原ちな」さん。
彼は新聞で特集をされるような選手なんですが、なぜか見に行った試合は調子が悪く、一度も勝ったところを見たことがなかったのでした。
当の本人からも、
「応援に来ないで欲しいんだ…」
そう言われてしまったのです。
しかし、理由を聞いてみると…と、そんなんが「チラチラ☆チアガール」
「なるへそ…」
とか洒落ていましたが、彼が集中できない理由は「美原さん」のおへそ。
これまた変化球なフェチ漫画ですね。
へそかぁ。
わかんないなー。
うずまいてて綺麗な形だそうです。
”満たされれば克服できるかも”という理由から、えっちに持ち込んでいました。
なるほど、良い作戦だ(笑)
「日照雨」は年の離れた幼馴染み「あや」さんと「山城理都」くん。
彼女は稲荷神社の1人娘。
なかなか馴染めない東京の雑踏にまぎれ、その姿を見たような気がした「理都くん」はお盆に帰郷したのです。
さっそく彼女を訪ねたところ、
「あやは死んだ」
宮司である彼女の父親はそう言ったのです。
そうきますか。
あのオチはどうかなぁ…。
神社など背景は描き込まれ、非常に雰囲気あったんですが、ストレートに終わらせても良かったように感じます。
※神社の娘「あやさん」
むむむ、色々と紛らわしいんですねー。
ほか、「陸」くんと「七海」さんの「おさななじみ」は、そのまんま幼馴染みラブコメ。
よく知った彼女と数日前から恋人同士になったらしく、かなり緊張感ありました。
部屋に呼んだものの、切羽詰まって寝たふりする「七海さん」の気持ちもなんとなくわかる・わかる。
「機械仕掛けのおとぎ話」は、とある秘密を持つ「真白」さんと教授のお話。
叶わない恋から、どこか壊れてしまったらしいメイドロイドな彼女。
生活でもパーツがコロコロと欠落していましたが…うーん。
分かるような、そうでないようなお話です。
漁師「十波十造」と、その網にかかった「奈津」さんの「Heart of 漁師」
色々可笑しいコメディー調漫画ですね。
確かにヒロインより「十造」、その同僚のが目立っていましたね。
描き下ろし「君色モノクローム」は「沙織」・「藍」のカップル。
前回のソレと同じく、百合漫画でした。
当然女の子同士のえっちはあるもの、変な話お話としては王道です。
お好きな人には、あのオチも刺さることでしょう。
柔らかで強めな線の絵柄。
きっちり丁寧で、乱れず・崩れずの綺麗な漫画です。
ぱっちり楕円の目が大きく、ふんわりとボリュームある髪がやたら可愛い感じの人物絵。
癖はちょっと強めかも。
描き込みも適度でメリハリもあり、表現的にも疑問な部分はありません。
修正もされただけあって、全体は安定してます。
判断はカラーでも大きく変化はしないため、↓表紙で問題ないでしょう。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵4: 癖のある、可愛らしい漫画です。好みできっちり分かれるかな。
・話3: 分かり辛い、期待外れな話がちらほら散見されました。
・独3: 「霞さん」以外、カチーとくるものはありませんでした。悪くはないんですが、個人的に。
合計:[10/15]
あとがき・描き下ろし漫画ほかおまけも多く、盛りだくさんな内容です。
それだけに、裏表紙・折り返し絵が使い回しだったのが、ちと残念。
純愛くろにくる (ホットミルクコミックス 321) (2010/05/10) 江戸屋ぽち 商品詳細を見る |
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