■熟女子校~マダムの園へようこそ~ (片山誠)
★まんがデーター [11/15]
・絵 :■■■□□
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : [一般]熟女・学園
・おまけ:
・その他: エリザベス女学院2年B組・生徒ファイル、
9話収録、現在1巻まで発売中(?)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「片山誠(かたやま・まこと)」センセの「熟女子校~マダムの園へようこそ~」です。
「続きは、ケータイで!!」
紹介帯にはそんな文言が書かれていました。
試しに接続してみましたよー。
帯とは裏腹に、こちらの漫画の続きについて触れらることなく、特にサンプルもなく…クリックしたらあっさり課金要求が…。
「こいつぁーいけねぇ!」、ってな訳で、早々に退散です。
さて、こちらは「熟女子校~マダムの園へようこそ~」は「片山誠」センセの最新刊。
ひでるさんはおそらくこれが初見。
最近はともかく、どちらかと言うと硬派な漫画な人のようでした。
こちらの漫画は、「週プレCOMIC」という、携帯配信での連載です。
最新鋭ですねー。
それをわざわざ紙で見ているんですが(笑)
一般えっち系な単行本で、巻数表記はないもののまだ続くようでした。
※左:松尾由美子、右:平井理奈
当然ながらサービス描写は多くなってます。
主人公「相内優太」は新任の女子校教師(体育)
赴任した「エリザベス女学院」は、英国王室より「サー」の称号を得た(※)創業者が開校してから200年も続くという伝統校。
さっそく受け持つこととなった2年B組の教室には、保護者といわんばかりの女性がいたのです。
そう、この「エリザベス女学院」は、”熟女のための学校”だったのでした。
「女学生との関係を持つのはご法度、もし発覚した時には地獄を見る…」
教室に入った「優太」は、学園長の「鍋島」に言われたその言葉の意味を知ることとなるのです。
だいたいそんな流れ。
アダルトな女性とのえっちコメディーですね。
熟女がわざわざ通学しているのは、少子化対策だそうです。
なるほど。
伝統と格式のある割りにはかなりはっちゃけた対策を取っており、”イケメン教師四天王”なんて揃え、VIPクラスなんてものもありました。
ちなみに…ちょっと調べてきました。
※ナイト[knight]
イギリスの爵位の一。国家に功労のあった者に一代限りで授け、サー(Sir)の称号を許す。勲功爵。
「サー」の称号って↑それですよね。
読んでいて気になったので、検索してみました。
以上、余談でした。
なお、”地獄を見る”とは、教師である「優太」が女生徒とえっちすると、”保護者へ1億円支払う”という制度。
それがため、彼は1億目当ての色っぽい女生徒より、アピールを受けることとなるのでした。
ぱっと見た感じでは、「モーレツ!ボイン先生/英丸」ですねかね。
そうした系統がお好きな方は楽しめるかと思います。
※左:松丸沙央莉、右:大江麻美子
この貞操帯な彼女はえっちでした。
なお、収録のうち1話目は学園紹介話。
ちょっと突飛な設定ですからね。
2話目からが本格的にお話がスタートしています。
貞操帯をつける「松丸沙央莉」さんがヒロイン。
なかなかエグい絵が描かれていました。
「熱血教師のつもりなんだろうけど、ものすごいエロい図になってることに気づいてないんだろうな」
そんなギャラリーらが可笑しいです。
描写もえっちコメディーな感じでいいんですが、あのオチはある意味現実的なのかな。
3話目は官能小説の執筆にはげむ図書委員「大江麻美子」
図書室の出会いで、脚立からのパンチラ、そして落下、お尻の顔面キャッチというお約束3段もありました。
やっぱり本棚は高い位置ですよね(笑)
それがためにインスピレーションが浮かぶというものです。
どーでもいいですが、あっさり彼女を自宅へ上げていた「優太くん」
1億円取られるぞ。
4話目はAVなどでありそうな、義父のセクハラに悩む「松尾由美子」
対抗するため、柔道の特訓を受けるという流れになってます。
ようやく「優太くん」の体育教師っぽい部分が描かれてますね。
(※2話にもちょろっとありましたが)
実際に襲われた際の想定で、私服・エプロン姿のまま柔道をしていたので…まぁ、だいたい想像通りな展開でした。
まぁ、こうした漫画なのでベタベタでOKでしょう。
ここまでは、各話完結なお話。
1話目に見られた1億円うんぬん~というのコメディーちっくなものは落ち着き、一般えっち系によく見られる、問題解決タイプなお話になってます。
「優太くん」もなかなか熱血教師っぽくなっており、良い感じでした。
ただ、ここまでのヒロインは刹那的で、各話だけ。
コマの隅などで顔を見せるようになるのは、次からです。
体育祭(そんなのもあるのね)が描かれる5話から8話。
こちらは、昔ヤンチャをしていたという「八木香織」のエピソードになっていました。
学園には一般の数倍という金を支払っている、セレブが集められたVIP組というのが存在。
ちらと2話目で描かれていた”イケメン教師四天王”が担任をつとめ、体育祭でも優遇されていたのです。
過去の伝統校も、いまや金目当てなトンデモ学校に成り下がっているんですね(笑)
そんなんはともかく、不平等な状況に「香織さん」の事情が加わり、またクビがかかっている「優太くん」も圧力に屈することなく勝負にこだわったことで、なかなか熱いお話になっています。
それまでは正直ダラリと見ていましたが、ココは面白い。
学園長をも敵に回した2年B組が、2人を中心に結束していくあたりはやっぱり気分盛り上がります。
カタルシスな感覚でした。
人妻のブルマ姿もいい感じ(笑)
しかも、おもらしとかあったりして、そっち面でも1巻のクライマックスというべきお話です。
※八木香織
これはちょっとイイ話。こんなん好き。
収録での最終9話は、元グラビアアイドルという「平井理奈」
「優太くん」のおかげで悩みを克服した彼女が…と、これがかなり中途半端なところで終わってしまうのです。
ちょっと気になりますね。
おそらくは2巻目が出るんでしょうけれど、この構成なら巻数表記ないのはやや不親切。
そちらは次に回して、8話で終わった方がすっきりしてたかな。
強い線の絵柄。
濃淡は濃い目で、劇画タッチになってます。
漫画の流れ、コメディー描写などは良くも悪くも昭和っぽい色を感じました。
そのため、良く描かれているコマと共に、乱れ、崩れもちらほら散見されます。
悪いほどではないですが、はっきり好き嫌い分かれるでしょう。
こうした雰囲気の人物絵は、「八月薫」センセがいるんですよねー。
あまり比べるべきではないものの…。
個人的には、「優斗」センセくらいの丁寧さ、綺麗さが欲しいところでした。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵3: 好き嫌いで真っ二つになるでしょう。
・話4: 個人的には、結構楽しく読んでいました。やっぱり「香織さん」でしょう。
・独4: 熟女学院という発想が良かったです。1億円の設定は不要だったかなぁ。
合計:[11/15]
えっちを封印してるのは、掲載誌(モバイルページ)的にNGなのかな。
もっとエロスでいいと思うのだけれど。
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・絵 :■■■□□
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : [一般]熟女・学園
・おまけ:
・その他: エリザベス女学院2年B組・生徒ファイル、
9話収録、現在1巻まで発売中(?)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「片山誠(かたやま・まこと)」センセの「熟女子校~マダムの園へようこそ~」です。
「続きは、ケータイで!!」
紹介帯にはそんな文言が書かれていました。
試しに接続してみましたよー。
帯とは裏腹に、こちらの漫画の続きについて触れらることなく、特にサンプルもなく…クリックしたらあっさり課金要求が…。
「こいつぁーいけねぇ!」、ってな訳で、早々に退散です。
さて、こちらは「熟女子校~マダムの園へようこそ~」は「片山誠」センセの最新刊。
ひでるさんはおそらくこれが初見。
最近はともかく、どちらかと言うと硬派な漫画な人のようでした。
こちらの漫画は、「週プレCOMIC」という、携帯配信での連載です。
最新鋭ですねー。
それをわざわざ紙で見ているんですが(笑)
一般えっち系な単行本で、巻数表記はないもののまだ続くようでした。
※左:松尾由美子、右:平井理奈
当然ながらサービス描写は多くなってます。
主人公「相内優太」は新任の女子校教師(体育)
赴任した「エリザベス女学院」は、英国王室より「サー」の称号を得た(※)創業者が開校してから200年も続くという伝統校。
さっそく受け持つこととなった2年B組の教室には、保護者といわんばかりの女性がいたのです。
そう、この「エリザベス女学院」は、”熟女のための学校”だったのでした。
「女学生との関係を持つのはご法度、もし発覚した時には地獄を見る…」
教室に入った「優太」は、学園長の「鍋島」に言われたその言葉の意味を知ることとなるのです。
だいたいそんな流れ。
アダルトな女性とのえっちコメディーですね。
熟女がわざわざ通学しているのは、少子化対策だそうです。
なるほど。
伝統と格式のある割りにはかなりはっちゃけた対策を取っており、”イケメン教師四天王”なんて揃え、VIPクラスなんてものもありました。
ちなみに…ちょっと調べてきました。
※ナイト[knight]
イギリスの爵位の一。国家に功労のあった者に一代限りで授け、サー(Sir)の称号を許す。勲功爵。
「サー」の称号って↑それですよね。
読んでいて気になったので、検索してみました。
以上、余談でした。
なお、”地獄を見る”とは、教師である「優太」が女生徒とえっちすると、”保護者へ1億円支払う”という制度。
それがため、彼は1億目当ての色っぽい女生徒より、アピールを受けることとなるのでした。
ぱっと見た感じでは、「モーレツ!ボイン先生/英丸」ですねかね。
そうした系統がお好きな方は楽しめるかと思います。
※左:松丸沙央莉、右:大江麻美子
この貞操帯な彼女はえっちでした。
なお、収録のうち1話目は学園紹介話。
ちょっと突飛な設定ですからね。
2話目からが本格的にお話がスタートしています。
貞操帯をつける「松丸沙央莉」さんがヒロイン。
なかなかエグい絵が描かれていました。
「熱血教師のつもりなんだろうけど、ものすごいエロい図になってることに気づいてないんだろうな」
そんなギャラリーらが可笑しいです。
描写もえっちコメディーな感じでいいんですが、あのオチはある意味現実的なのかな。
3話目は官能小説の執筆にはげむ図書委員「大江麻美子」
図書室の出会いで、脚立からのパンチラ、そして落下、お尻の顔面キャッチというお約束3段もありました。
やっぱり本棚は高い位置ですよね(笑)
それがためにインスピレーションが浮かぶというものです。
どーでもいいですが、あっさり彼女を自宅へ上げていた「優太くん」
1億円取られるぞ。
4話目はAVなどでありそうな、義父のセクハラに悩む「松尾由美子」
対抗するため、柔道の特訓を受けるという流れになってます。
ようやく「優太くん」の体育教師っぽい部分が描かれてますね。
(※2話にもちょろっとありましたが)
実際に襲われた際の想定で、私服・エプロン姿のまま柔道をしていたので…まぁ、だいたい想像通りな展開でした。
まぁ、こうした漫画なのでベタベタでOKでしょう。
ここまでは、各話完結なお話。
1話目に見られた1億円うんぬん~というのコメディーちっくなものは落ち着き、一般えっち系によく見られる、問題解決タイプなお話になってます。
「優太くん」もなかなか熱血教師っぽくなっており、良い感じでした。
ただ、ここまでのヒロインは刹那的で、各話だけ。
コマの隅などで顔を見せるようになるのは、次からです。
体育祭(そんなのもあるのね)が描かれる5話から8話。
こちらは、昔ヤンチャをしていたという「八木香織」のエピソードになっていました。
学園には一般の数倍という金を支払っている、セレブが集められたVIP組というのが存在。
ちらと2話目で描かれていた”イケメン教師四天王”が担任をつとめ、体育祭でも優遇されていたのです。
過去の伝統校も、いまや金目当てなトンデモ学校に成り下がっているんですね(笑)
そんなんはともかく、不平等な状況に「香織さん」の事情が加わり、またクビがかかっている「優太くん」も圧力に屈することなく勝負にこだわったことで、なかなか熱いお話になっています。
それまでは正直ダラリと見ていましたが、ココは面白い。
学園長をも敵に回した2年B組が、2人を中心に結束していくあたりはやっぱり気分盛り上がります。
カタルシスな感覚でした。
人妻のブルマ姿もいい感じ(笑)
しかも、おもらしとかあったりして、そっち面でも1巻のクライマックスというべきお話です。
※八木香織
これはちょっとイイ話。こんなん好き。
収録での最終9話は、元グラビアアイドルという「平井理奈」
「優太くん」のおかげで悩みを克服した彼女が…と、これがかなり中途半端なところで終わってしまうのです。
ちょっと気になりますね。
おそらくは2巻目が出るんでしょうけれど、この構成なら巻数表記ないのはやや不親切。
そちらは次に回して、8話で終わった方がすっきりしてたかな。
強い線の絵柄。
濃淡は濃い目で、劇画タッチになってます。
漫画の流れ、コメディー描写などは良くも悪くも昭和っぽい色を感じました。
そのため、良く描かれているコマと共に、乱れ、崩れもちらほら散見されます。
悪いほどではないですが、はっきり好き嫌い分かれるでしょう。
こうした雰囲気の人物絵は、「八月薫」センセがいるんですよねー。
あまり比べるべきではないものの…。
個人的には、「優斗」センセくらいの丁寧さ、綺麗さが欲しいところでした。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵3: 好き嫌いで真っ二つになるでしょう。
・話4: 個人的には、結構楽しく読んでいました。やっぱり「香織さん」でしょう。
・独4: 熟女学院という発想が良かったです。1億円の設定は不要だったかなぁ。
合計:[11/15]
えっちを封印してるのは、掲載誌(モバイルページ)的にNGなのかな。
もっとエロスでいいと思うのだけれど。
熟女子校~マダムの園へようこそ~ (愛蔵版コミックス) (2010/10/20) 片山 誠 商品詳細を見る |
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