まんがさんぽ　■テレフォン・ピーピング　（ほりもとあきら）

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■テレフォン・ピーピング　（ほりもとあきら）

★まんがデーター　［４／１５］
・絵　　　：□□□□□
・話　　　：■□□□□
・独創性：■■■□□
・属性　：　成年・ダーク
・おまけ：　あとがき、描き下ろし漫画（カラー８Ｐ）
・その他：　全２巻。
※上記データは１巻のみです。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「ほりもとあきら」センセの「テレフォン・ピーピング」です。

えー、しんどいですね。
今回はオススメしない漫画なんです。
気に入った単行本ばかりでなく、失敗したのをネタにすることも必要ではないかと。
なんというか、警鐘を鳴らすみたいな意味で。
（※あくまでもひでるさんの意見ですよ。一応）

あとがきにてセンセ自身が言っておりましたが、こちらは同人誌の再々販だそうです。
おまけに、絵もだいぶ古いもの。（※なんと10年以上前だってー）
珍しくちょっとだけ勘が働き、一気に２冊買わなかったのが唯一の救いでした。
まぁ、↓表紙の時点でなんとなく予感するものがあったんですが。

…と言うのも、センセは先に「天使の収縮」という、同人誌の再録な単行本を出されてたんです。
こちらに収録された漫画が、やっぱり古い感じでダーク系。可愛らしい絵柄に似合わず。

この「テレフォン・ピーピング」も同様で、些細な切っ掛けからトンでもないことになる転落話。
催眠術（？）よってあちこち二重人格な人がおり、誰がどうやらと複雑なサスペンス的要素もある、恐いモノです。
追い詰められるだけでなく、痛そうなシーンもあって…スゴい嫌。
そんな訳で、まともに読めませんでした。

太い線で白が目立ち、荒い絵柄。
巧いとは言い難く、見るのにも疲れます。
「ほりもとあきら」センセのＨＰにも「あんまりお勧めでもなく…」なぁんてコメントがありました。
ちょっとまってよー、という感じですね（笑）

とりあえず読むのがしんどいダークな漫画。
そうですね…過去に当ブログで”精神的に重たい漫画シリーズ”ってやりましたが、それとは違うんですよ。
「nothing but…／ぢたま某」、「子供達をせめないで／新井理恵」とかってーのは、テーマ性とでも言うのかな、考えさせるようなモノがあるんです。
そういったのがないのかな。（※最後まで読んでないですけれど）
単に残酷で痛そうで酷い。…そんな漫画で良ければどうぞ。
ひでるさんはもういいです。