2ntブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

■ピンクトラッシュ (けろりん)

★まんがデーター [15/15]
・絵   :■■■■■
・話   :■■■■■
・独創性:■■■■■
・属性 : [成年]ラブコメ・複数
・おまけ: あとがき、作品解説、
      カバー裏に漫画「かみさまにおねがい」・「かみさまのいうとおり」
・その他: カラー(8P)、短編×11
      (うち「ピンクトラッシュ」×2、「愛だ恋だ~シリーズ」×6)

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「けろりん」センセの「ピンクトラッシュ」です。

今月は「けろりん」センセの単行本が2冊!!
きゃっほう!
…と、いうことで、何の疑いもなく手に取りました。

少年画報社さんから発売の「ボディランゲージ」ですが…これ、センセの初単行本「Body Language」の復刻版でした。
うわぁ
いちおうまったく同じ内容でなく、またフルカラーになっていたりもするんですけどね。

ボディランゲージ (ヤングキングコミックス)ボディランゲージ (ヤングキングコミックス)
(2011/03/19)
けろりん

商品詳細を見る


こちらで1回やろうかとも思ったんですが、旧巻はすぐ手元になく。
何が違うとかの細かい比較ができないので、とりあえず前置きにしてみました。
収録はイラストもありましたが、全128ページで漫画は多め。
コストパフォーマンス良いので、特に前巻を読んでいない方は買う価値たっぷりでしょう。
お得意の猫系「猫のお着替え」は前巻になかった(たぶん)ので、持っている方も楽しめると思います。

そんな訳で、ブログでは「ラブフール」などを紹介している「けろりん」センセです。
こちら「ピンクトラッシュ」にて単行本は4冊目。
ぱっと見では短編群ですが、表題作は2話の連続、メインはちらほら繋がりある同一世界モノで、読むに楽しい1冊に仕上がっていました。
まずは軽く短編から。

8ページの「タッチ&チェンジ」は学園もの。
「峯島」さんと「磯崎」くんという、初々しいカップルが描かれています。
大人しく可愛らしい1ページ目から、いきなり乱れているそれ以降というギャップをお楽しみください。
体操服でのラストページがまた可愛いです。
冒頭話「そんな春だでね」は、カラー原稿の6ページ。
巫女装束な桜の精「ソメイヨシノ」さんとのえっち話です。
名古屋弁と桜関係のえっち用語がポイントになっていました。
こちらの「ソメイヨシノさん」はキュートな感じでしたが、髪型的には鳥居の上に座っててほしいですね(笑)

ミサコさん、看板娘「砂原マリ」
※左:ミサコさん、右:看板娘「砂原マリ」
 ↓表紙も飾る「ミサコさん」です。分別は大事ですよね。

神社にいる”子供の願いを叶えてくれる神様”という「猫森」さん。
担任「青山」に恋する「山崎陽子」は、大人にしてもらうようお願いしたのでした。
ここで「猫森さん」は、”子供(生徒)よりお前が大事だと言わせたら、ずっとそのままにしてやろう”
そんな条件を出してきたのです。
名作「キャットウォーク」を思い出す、短編「ねこのかみさま」
お得意の猫系で、カバー裏の漫画もこちらのネタになってます。
「陽子ちゃん」はまた実に良い感じに成長するのねー。
見知らぬとはいえ、あんなサイズでノーブラな女性が言い寄ってくれば、そりゃー男性はたまりません。
えっち最中の彼女が慣れてないだけコメディーっぼく、可愛いです。
オチへのまとまりも非常に良く、高い完成度の短編でした
お友達「たっくん(タカシ)」とは、もう少し成長した後にはいい関係になってそう。
あるいは、ラストの場面で彼もなんらかお願いしたのかな。

表題作「ピンクトラッシュ」は、後半収録の「宅配便は二度ベルを鳴らす」との連続漫画。
ワンルームとファミリーの混在する中規模団地に住む「小林ユージ」
夜勤明けにチャイムで起こされた彼は、自治会という近所の「ミサコ」からゴミの分別について指摘されたのでした。
「ピンクトラッシュ」はだいたいそんな感じ。
いかにもなんらかの関連ありそうでしたが、下記シリーズとの関連はないそうです。
ゴミを調べられるってのは、恥ずかしいモノですよね。
特にこちらの「ユージくん」は、なかなか説明し難い物を捨てていたので。
「ミサコさん」とは面識あり、ちょっと気になる存在だったため…あの羞恥プレイから逃れる意味もあるんでしょう。
エプロンの似合う彼女とのえっちを堪能下さい。
オチ部分はなんとなく想像できました。
後者「宅配便は二度ベルを鳴らす」はその後のお話。
えっちシーンもいいですが、この漫画の面白いのは圧倒的にオチ部分
どんな反応していいかわからんのだが…
という一言が素敵でした。
気まずいねぇ。

「アキコ」・「クミコ」・「エリ」
※左下「アキコ」・中央「クミコ」・左右端「エリ」
 この3名が良かったです。パンはしっかり食べられてましたが。

パン屋の看板娘「砂原マリ」に告白しようとしていた「菊名アツシ」
しかし話しかけることすらできず、走って逃げた彼は「アキコ」の停車していた車に激突。
そのまま気絶してしまったため、同乗していた「クミコ」、「エリ」らに介抱されることとなったのです。
「愛だ恋だのいってないで」は、こんな出会いを切っ掛けとして、人生上向きになるような温かいえっちストーリー
いかにも「けろりん」センセらしいお話です。

自分自身に落ち込む彼を3名が慰める(?)複数えっちな1話目。
何せ車内のことなので、4名でぐちゃぐちゃです。
切っ掛けをつくったのが、”バカ淫乱”とか呼ばれていた「クミコさん」
タイトル絵ではパンツを穿いていたようなんですが、ぱっくりいった際にはもう黒のショーツが見えていました。
脱ぐの早いなー
続く「アキコさん」は置いといて、実はこのシリーズの正ヒロインだった「エリさん」
よくよく見ると、最もマトもなリアクションをしていました
なにげに、ファーストキスも彼女でしたね。
そんな「エリさん」とのえっち前の一言が好き
どんなんかは本編にてご確認ください。
”優しくしてくれて~”とかありましたが、半分はオモチャみたいなもんですね。
続く2話は「アツシくん」の自宅。
先に風呂へ入っていた「アツシくん」
こちらがユニットバス(※正確にはトイレ・洗面台・浴室で3点ユニットと言うんだそうな)で、トイレに入ってきた女性陣らが次々浴槽へと入ってくるパターン。
こう見ると…ユニットバスってのもなかなかえっちでいいですねー(笑)
なんだか目からウロコな気分。
ここでは「エリさん」・「クミコさん」の2人でした。
後半のえっちは「エリさん」がメイン。
まさか残る2人が○○とは想像にもしませんでしたが。

同窓会なお話「反町くんと日吉さん」
3年振りに「反町(たんまち)」くんと再会した「日吉」さん。
美術部で漫画家志望だった「日吉さん」とこっそり同窓会を抜けだした2人は~というお約束展開。
独特な言い回しで、ズレ気味の眼鏡がキュートな「日吉さん」
学生時代から付き合ってそうな2人でしたから、えっちへの展開もスムーズでした。
そんな「日吉さん」を昔から見つめていた「綱島」くん。
気付くと同窓会に彼女の姿なく、元クラス担任「大倉エツコ」と話すうちに…という「綱島くんと大倉先生」
「綱島くん」も当初気付いていませんでしたが、また3年でだいぶ変わりましたね、先生。
お風呂場では、たゆんたゆん浮かぶ巨乳が凄かったです。
スタイルは3年前からそう変化ないと思われるので、察するに真面目そうな雰囲気と裏腹なところが魅力的だったのではないかなぁ。
ややマニア受けかもしれませんけど。
こちらはオチの1コマが好き。

2人の切っ掛けを作っていたのが、コマ後ろで「住吉」くんにからかわれていた「アツシくん」
彼女の存在を疑われたことで、先の3名が同窓会へと合流することとなるのでした。
「住吉くんと菊名くんと愛だ恋だのいってないで」は、愛だ恋だの~、同窓会の両シリーズが混ざるお話。
どこが良くて付き合ってんスかー?
そんな問いかけに、直球で答える「クミコさん」に感謝(笑)
あの一言は「アツシくん」に対する目を一変させるでしょう
遅れてきた「アキコさん」もいい味を出していました。
なぜかここで1人機嫌の悪い「エリさん」
2人が呆れていましたが、こちら(読者)も同様のこと。
てっきり、えろえろな日々を送っているのかと思いましたが…。
先の車内と同様に、個室トイレに4名が入るというごっちゃりパターン。
すっかり可愛らしくなっている「エリさん」に注目です。

日吉さん、大倉先生
※左:日吉さん、右:大倉先生
 眼鏡なヒロインです。やっぱり先生の巨乳かなぁ。

これでめでたし・めでたしかと思いましたが…「パン屋ラビリンス」は、忘れていましたパン屋の看板娘「砂原マリ」さんのお話。
パン職人見習いの「石渡ヨシノリ」は、”パン屋の妖精”という看板娘「マリさん」に恋焦がれる1人。
彼女とはなかなか良い感じだったんですが、ある日店長の服を握りしめつつ独りえっちをしていた彼女を目撃してしまったのでした。
流れ的には「ピンクトラッシュ」と似て、えっちな要求に従う「マリさん」
そちら「ミサコさん」はアダルトな黒下着でしたが、彼女はカワイく熊さん模様の下着でした。
看板娘らしからぬ、大慌てな表情がコメディーちっく。
スル時はちゃんと色々確認した方が良いですね。
ふっくらもちもち、とかパンにかけた言葉がエロスでした。

ゲーム原画やイラストの仕事も多くされている「けろりん」センセ。
濃淡、描き込みほか、あちこちのバランスに優れた作画です。
線は太めでページはごっちゃりしていましたが、見辛く感じないでしょう。
洗練された原稿です。
さらに漫画も巧く、構図や表現などにも違和感はありません。
独特の温かさがあり、表題話とかメイン中編など優しい仕上がりでした。
えっちシーンもどこか爽やか。
各キャラの表情も漫画を崩すことなく、特にコメディー部分は適度なデフォルメ具合。
またカラー原稿が上手なんですよ。
白黒の良さは置いていて、カラーとほぼ変化はないため判断は↓表紙で問題ないでしょう。

【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵5: 優しいタッチの洗練された作画。抜群の安定感で万人向け。
・話5: やはりメインのシリーズでしょう。楽しかったです。
・独5: お得意の猫系ほか、温かさのある漫画群でした。
合計:[15/15]

期待通りのピッチング、という感じの1冊です。
あちこち良かったですが、特にユニットバスのシーンは印象に残りました

ピンクトラッシュ (エンジェルコミックス)ピンクトラッシュ (エンジェルコミックス)
(2011/03/17)
けろりん

商品詳細を見る



★よかったな、と思ったらクリックして下さい:【人気blogランキング】


tag : コメディーラブコメ

comment

Secret

QRコード
QR
検索フォーム
作者名検索カテゴリー
【 お名前で分類 】
カウンター
プロフィール

 あおぶひでる

Author: あおぶひでる
 まんがとの出会いは一期一会。そんな、漫画の魅力についてのんびり書きたいと思います。
 いいよね、まんがって。
<現在は更新しておりません>

 はじめての方は↑カテゴリの(※サイトについて)をご覧下さい。

↓メールフォームを用意しました。なにかありましたらそちらに。

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

FC2ブログランキング

FC2ブログランキング

カレンダー
03 | 2024/04 | 05
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 - - - -
月別アーカイブ
他にどんな記事あるの?

全ての記事を表示する

最近の記事
リンク
最近のコメント
最近のトラックバック
フリーエリア
【趣味のCMエリアです】