■おるすばんはせつなくて (茶否)
★まんがデーター [9/15]
・絵 :■■■□□
・話 :■■■□□
・独創性:■■■□□
・属性 : 成年・近親
・おまけ: あとがき、作品解説、
表紙ができるまで。
・その他: カラー(4P)、短編×11
(うち「おるすばんはせつなくて」は別タイトルと連続)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「茶否」センセの「おるすばんはせつなくて」です。
なんとお読みするのかと思ったら…「茶否」でそのまま「ちゃいな」なんですね。
一部ネット内の紹介ページでは違う読み方もされておりましたが、あとがきにてセンセ自身がそう名乗っているので、こちらで正しいのだと思います。たぶん。
そんな「茶否」センセの4冊目の単行本が「おるすばんはせつなくて」、なのです。
※左:策士な妹「小雪ちゃん」、右:娘「有希ちゃん」です。
はりきって短くしてきてくれました。いい娘さんです。
表題作であります「おるすばんはせつなくて」は、次に続く「おしえて+あげちゃう」と唯一の連続話。
ヒロイン「小雪」ちゃんはお兄ちゃんが同窓会(※学校は女子が多かったらしい)へ行くのを阻止するため、色々と駄々をこねるのでした。
…そんな具合でタイトル直球なお話です。
都合よく子供と大人を使い分ける、成長途中な「小雪ちゃん」
一連の言動を見る限りでは、容姿と裏腹になかなかの策略家であるようでした。
このまま成長すれば、男を手玉に取るよう立派になることでしょう(笑)
そんな彼女がお友達「京子」ちゃん、その弟「護」くんといたしてしまうのが2話目「おしえて+あげちゃう」ですね。
この二人の間に入った「小雪ちゃん」が、同年代からどれだけ段違いにレベル高いのか伺え、興味深いです。
ネタをがらりと変えたのは違った面が出てひでる的には良かったですけれど、1話目のような基本・近親ラブコメが好みな方はがっかりするかもしれません。
収録作品中なんとなく絵のタッチが異なる「パパと。」
時期が違うのかな?
ひでるさんとしては、こっちの落ち着いた感じのが絵としては好みでした。
父親が離婚後に娘と会ってどうのこうの、ってのは、「智沢渚優」センセとか「いとうえい」センセらが得意(かもしれない)とする、ロリ漫画パターンの一つでしょう。
「制服姿パパに見せるの初めてだからね」
そんな台詞で頭を寄せてくる娘「有希」ちゃん。
センセもあとがきで書かれていましたが、こんなんに惹かれるのは年とった証拠ですか。
でも…いいですよねー。
ちなみに「有希ちゃん」は”ブラ始めました”な年頃で、まだ幼さが残るおかっぱ頭の可愛らしい娘さんでした。
※おまけ:「アニカエル」の妹「優里さん」です。
死ねだのキモイだのって言葉攻めされます。そんなんお好きな方、どうでしょう(笑)
単行本全体としては、合意と愛ある話の漫画です。
ただ、単純ラブコメっぽいものは薄く、屈折した兄妹関係の「イヌノスミカ」、「あいのかたち」とか、素直に感情表現できない妹「優里」さんの「アニカエル」など、ちょっとした変化球が得意そうな方。
そうでした、センセ近親な割合が大きいですね。
ロリという単語でくくるより、そちらのが特徴としては強いと思います。
そんな訳で、極端なロリではなく、ある程度…は一般的なのかも。
逆に、↓表紙とかタイトルで過大な期待してしまった方は拍子抜けするかもしれません。
系列で言えば「狩野蒼穹」センセみたいな、あっさり・ちょこんとした、線が太めな可愛らしい絵柄です。
ゆるやかに丸い顎とふっくらした手足が特徴。
カラー原稿部分が特にそうなんですが、カラーより白黒のが間違いなく味があって巧い方ですね。
(※ひでるさん、べっとりした塗り方がキライというのはあると思うけど)
ロリ系な絵柄で癖はあるので、好き嫌いが分かれるでしょう。
判断するのであれば、裏表紙のが近いかもしれません。
絵柄も話も良いバランス感覚で、脳天に響くような派手さはないものの、平均点以上な単行本だと思います。
↑この手の漫画に拒否感なければオススメですよ。
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・絵 :■■■□□
・話 :■■■□□
・独創性:■■■□□
・属性 : 成年・近親
・おまけ: あとがき、作品解説、
表紙ができるまで。
・その他: カラー(4P)、短編×11
(うち「おるすばんはせつなくて」は別タイトルと連続)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「茶否」センセの「おるすばんはせつなくて」です。
なんとお読みするのかと思ったら…「茶否」でそのまま「ちゃいな」なんですね。
一部ネット内の紹介ページでは違う読み方もされておりましたが、あとがきにてセンセ自身がそう名乗っているので、こちらで正しいのだと思います。たぶん。
そんな「茶否」センセの4冊目の単行本が「おるすばんはせつなくて」、なのです。
※左:策士な妹「小雪ちゃん」、右:娘「有希ちゃん」です。
はりきって短くしてきてくれました。いい娘さんです。
表題作であります「おるすばんはせつなくて」は、次に続く「おしえて+あげちゃう」と唯一の連続話。
ヒロイン「小雪」ちゃんはお兄ちゃんが同窓会(※学校は女子が多かったらしい)へ行くのを阻止するため、色々と駄々をこねるのでした。
…そんな具合でタイトル直球なお話です。
都合よく子供と大人を使い分ける、成長途中な「小雪ちゃん」
一連の言動を見る限りでは、容姿と裏腹になかなかの策略家であるようでした。
このまま成長すれば、男を手玉に取るよう立派になることでしょう(笑)
そんな彼女がお友達「京子」ちゃん、その弟「護」くんといたしてしまうのが2話目「おしえて+あげちゃう」ですね。
この二人の間に入った「小雪ちゃん」が、同年代からどれだけ段違いにレベル高いのか伺え、興味深いです。
ネタをがらりと変えたのは違った面が出てひでる的には良かったですけれど、1話目のような基本・近親ラブコメが好みな方はがっかりするかもしれません。
収録作品中なんとなく絵のタッチが異なる「パパと。」
時期が違うのかな?
ひでるさんとしては、こっちの落ち着いた感じのが絵としては好みでした。
父親が離婚後に娘と会ってどうのこうの、ってのは、「智沢渚優」センセとか「いとうえい」センセらが得意(かもしれない)とする、ロリ漫画パターンの一つでしょう。
「制服姿パパに見せるの初めてだからね」
そんな台詞で頭を寄せてくる娘「有希」ちゃん。
センセもあとがきで書かれていましたが、こんなんに惹かれるのは年とった証拠ですか。
でも…いいですよねー。
ちなみに「有希ちゃん」は”ブラ始めました”な年頃で、まだ幼さが残るおかっぱ頭の可愛らしい娘さんでした。
※おまけ:「アニカエル」の妹「優里さん」です。
死ねだのキモイだのって言葉攻めされます。そんなんお好きな方、どうでしょう(笑)
単行本全体としては、合意と愛ある話の漫画です。
ただ、単純ラブコメっぽいものは薄く、屈折した兄妹関係の「イヌノスミカ」、「あいのかたち」とか、素直に感情表現できない妹「優里」さんの「アニカエル」など、ちょっとした変化球が得意そうな方。
そうでした、センセ近親な割合が大きいですね。
ロリという単語でくくるより、そちらのが特徴としては強いと思います。
そんな訳で、極端なロリではなく、ある程度…は一般的なのかも。
逆に、↓表紙とかタイトルで過大な期待してしまった方は拍子抜けするかもしれません。
系列で言えば「狩野蒼穹」センセみたいな、あっさり・ちょこんとした、線が太めな可愛らしい絵柄です。
ゆるやかに丸い顎とふっくらした手足が特徴。
カラー原稿部分が特にそうなんですが、カラーより白黒のが間違いなく味があって巧い方ですね。
(※ひでるさん、べっとりした塗り方がキライというのはあると思うけど)
ロリ系な絵柄で癖はあるので、好き嫌いが分かれるでしょう。
判断するのであれば、裏表紙のが近いかもしれません。
絵柄も話も良いバランス感覚で、脳天に響くような派手さはないものの、平均点以上な単行本だと思います。
↑この手の漫画に拒否感なければオススメですよ。
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