■密な毎日 (藤坂空樹)
★まんがデーター [7/15]
・絵 :■■■□□
・話 :■■□□□
・独創性:■■□□□
・属性 : ラブコメ・社会人
・おまけ: あとがき。
・その他: 初単行本、短編×10
(うち「密(ハニー)な毎日」×3、「恋愛教室」×3)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「藤坂空樹(ふじさか・くうき)」センセの「密(ハニー)な毎日」です。
連載されていた「ももいろミルク」の発売を7月17日に控える「藤坂空樹」センセ。
HPで眺めたところではなかなかよさげな雰囲気でしたが、とりあえず発売されている初単行本「密(ハニー)な毎日」をご紹介します。
成年マークのないえっち系漫画で、中編の2話をメインとした構成。
ほかに短編がちらほらと見られます。
※姉妹「由実さん」「舞衣さん」です。
こちらが表紙のお二人です。姉妹どちらもでかいですよ。
表題作で、当然ながら表紙を飾っている二人が登場する「密(ハニー)な毎日」
主人公「山梨文貴」には憧れの女性「香崎由実」さんがおりました。
実際、その「由実さん」と一つ屋根の下で暮らしているんですが、実は兄「山梨光昭」の恋人で、しかも結婚を1ヶ月後に控えている間柄なのでした。
そんな時、「由実さん」の妹「香崎舞衣」さんまでもが一緒に住むこととなったのでした。
どうやら「舞衣さん」は既に「文貴くん」を知っているようなんですが…。
大雑把ですがそんなん。
なんやーかんやあり、妹「舞衣さん」とベットを共にすることとなった「文貴くん」
うらやましいぞ!!
そんな幸せ場面でも、えっち系漫画の主人公として相応しくない、真面目な態度をとる「文貴くん」なのでした。
…まぁ、結局えっちするんですけどね(笑)
堅物をその気にさせたヒロイン「舞衣さん」は空気が読め、あちこち気が回る積極的・行動的な娘。
長髪をポニーテールにしており、登場するごとにデザインの変わるリボンも可愛らしいです。
こちらの事情を察してフォローしてくれたりする、男性にとっては有り難い子なんですが、あまりに聡いため一時期は可愛そうな展開になってしまうのでした。
どちらかで似たようなこと書きましたが、ぜひ幸せになってほしい娘ですね。
ラストへの流れがちょっとばかり駆け足で、正直なところ本の前でやや肌寒いシーンがありました。
(※3話だけではおさまりきっていないのかも)
ただ、ラブコメとしてはこっ恥ずかしい、こうした漫画でいいのかもしれません。
唯一残念なのが、「由実さん」が完全に第三者であることですか。
妄想シーンとか、扉絵では脱いでくれていましたけれど。
続くもう一つの中編「恋愛教室」
主人公「佐賀栄士」は憧れの女性、英会話スクールの「絵里」先生がおりました。
ひょんな切っ掛けから教室以外で会えた二人は恋人同士になるのでした。
しかし、やり手の上司、課長代理「兼森」さんが「栄士くん」に目をつけ…。
だいたいそんなお話。
1話目のえっちシーンは冒頭のそれと構図がやや違った絵になっており、見比べてみるとなかなか楽しかったです。
こないだの「わすれな2巻」でもそんなんありましたね。
しかし、お話としてはかなり強引で「そんなんあるかー!」ってな漫画。
薄くユルイもので、特にサラリーマンな皆さまは肌寒さを感じることと思います。
こちらは1話以降がまったくの蛇足。
短編のが良かったかなぁ…。
※左:「宮川さん」、右:「あやかちゃん」です。
短編のお二人ですね。「あやかちゃん」の話はえっちな下着でどうのって王道展開。
全体的には暗い面のないラブコメ漫画。
キャラは社会人が多く、アダルト向けに見えるんですが…お話は薄くイマイチ。
もう少し人の機微とかなんとかを表現してほしかったです。
(↑ごめんなさい、生意気なことを書かさせていただきました)
収録されている”中学生の恋愛話”みたいな作風で続けるのであれば、いつか飽きられますよー。
特に大きな欠点は見当たりませんでしたから、頑張って下さい。
あまり乱れない、しっかりとした線。
濃淡のバランスは適当に良く、見やすい絵柄だと思います。
すっきりとした顔とやや輪郭が縦に長めなのが特徴。
タレ目な方が多いですね。
ややバランス悪いかなー、という所もありましたが、まぁ許容範囲でしょう。
こちらは初単行本とのことでしたが、全体は安定しておりました。
とりあえず、もうすぐ発売される「ももいろミルク」に期待しましょう。
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・絵 :■■■□□
・話 :■■□□□
・独創性:■■□□□
・属性 : ラブコメ・社会人
・おまけ: あとがき。
・その他: 初単行本、短編×10
(うち「密(ハニー)な毎日」×3、「恋愛教室」×3)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「藤坂空樹(ふじさか・くうき)」センセの「密(ハニー)な毎日」です。
連載されていた「ももいろミルク」の発売を7月17日に控える「藤坂空樹」センセ。
HPで眺めたところではなかなかよさげな雰囲気でしたが、とりあえず発売されている初単行本「密(ハニー)な毎日」をご紹介します。
成年マークのないえっち系漫画で、中編の2話をメインとした構成。
ほかに短編がちらほらと見られます。
※姉妹「由実さん」「舞衣さん」です。
こちらが表紙のお二人です。姉妹どちらもでかいですよ。
表題作で、当然ながら表紙を飾っている二人が登場する「密(ハニー)な毎日」
主人公「山梨文貴」には憧れの女性「香崎由実」さんがおりました。
実際、その「由実さん」と一つ屋根の下で暮らしているんですが、実は兄「山梨光昭」の恋人で、しかも結婚を1ヶ月後に控えている間柄なのでした。
そんな時、「由実さん」の妹「香崎舞衣」さんまでもが一緒に住むこととなったのでした。
どうやら「舞衣さん」は既に「文貴くん」を知っているようなんですが…。
大雑把ですがそんなん。
なんやーかんやあり、妹「舞衣さん」とベットを共にすることとなった「文貴くん」
うらやましいぞ!!
そんな幸せ場面でも、えっち系漫画の主人公として相応しくない、真面目な態度をとる「文貴くん」なのでした。
…まぁ、結局えっちするんですけどね(笑)
堅物をその気にさせたヒロイン「舞衣さん」は空気が読め、あちこち気が回る積極的・行動的な娘。
長髪をポニーテールにしており、登場するごとにデザインの変わるリボンも可愛らしいです。
こちらの事情を察してフォローしてくれたりする、男性にとっては有り難い子なんですが、あまりに聡いため一時期は可愛そうな展開になってしまうのでした。
どちらかで似たようなこと書きましたが、ぜひ幸せになってほしい娘ですね。
ラストへの流れがちょっとばかり駆け足で、正直なところ本の前でやや肌寒いシーンがありました。
(※3話だけではおさまりきっていないのかも)
ただ、ラブコメとしてはこっ恥ずかしい、こうした漫画でいいのかもしれません。
唯一残念なのが、「由実さん」が完全に第三者であることですか。
妄想シーンとか、扉絵では脱いでくれていましたけれど。
続くもう一つの中編「恋愛教室」
主人公「佐賀栄士」は憧れの女性、英会話スクールの「絵里」先生がおりました。
ひょんな切っ掛けから教室以外で会えた二人は恋人同士になるのでした。
しかし、やり手の上司、課長代理「兼森」さんが「栄士くん」に目をつけ…。
だいたいそんなお話。
1話目のえっちシーンは冒頭のそれと構図がやや違った絵になっており、見比べてみるとなかなか楽しかったです。
こないだの「わすれな2巻」でもそんなんありましたね。
しかし、お話としてはかなり強引で「そんなんあるかー!」ってな漫画。
薄くユルイもので、特にサラリーマンな皆さまは肌寒さを感じることと思います。
こちらは1話以降がまったくの蛇足。
短編のが良かったかなぁ…。
※左:「宮川さん」、右:「あやかちゃん」です。
短編のお二人ですね。「あやかちゃん」の話はえっちな下着でどうのって王道展開。
全体的には暗い面のないラブコメ漫画。
キャラは社会人が多く、アダルト向けに見えるんですが…お話は薄くイマイチ。
もう少し人の機微とかなんとかを表現してほしかったです。
(↑ごめんなさい、生意気なことを書かさせていただきました)
収録されている”中学生の恋愛話”みたいな作風で続けるのであれば、いつか飽きられますよー。
特に大きな欠点は見当たりませんでしたから、頑張って下さい。
あまり乱れない、しっかりとした線。
濃淡のバランスは適当に良く、見やすい絵柄だと思います。
すっきりとした顔とやや輪郭が縦に長めなのが特徴。
タレ目な方が多いですね。
ややバランス悪いかなー、という所もありましたが、まぁ許容範囲でしょう。
こちらは初単行本とのことでしたが、全体は安定しておりました。
とりあえず、もうすぐ発売される「ももいろミルク」に期待しましょう。
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