■つよきす 全3巻 (皇ハマオ)
★まんがデーター [12/15]
・絵 :■■■■□
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : 原作ゲーム・ツンデレ
・おまけ: 巻末あとがきまんが「つり目とわたし」(1)、
シナリオ「タカヒロ」コメント(1)、
描き下ろしマンガ「よっぴーの君が読者で解説が私で」(2)、
コメント(2)、完結・おまけマンガ(3)
・その他: 初単行本(?)、原作「きゃんでぃそふと」、カラー(4P)、
全3巻。
※括弧数字は収録の巻数です。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「皇ハマオ(すめらぎ・はまお)」センセの「つよきす 全3巻」です。
最近は珍しくなくなった、原作ゲームの漫画版。
こちらのゲームは未プレイですが、アニメはちょこちょこと見れましたので、多少の事前知識がありました。
※左:「近衛素奈緒」、右:「霧夜エリカ」です。
この「素奈緒さん」は1巻後半からでしたが、結構目立っておりましたねー。2巻の絵です。
さて、こうしたギャルゲーというものの漫画版では、お話をどうするのか、対象ヒロインを誰にするのか、という点が最大の問題であると思います。
なにしろ、この手のゲームはそれぞれ、ヒロインによってお話が大きく変化しますからねー。
欲張ってあまり色々なエピソードを盛り込んでしまうと、全体平べったいお話になったり、原作ゲームをプレイした方だけしか分からない、敷居の高いモノになったりしますよね。
また、ヒロイン単独のお話にしてみると、ストーリーは無理なくなるんですが…。
しかし、最もお客さんとなりえる。ゲーム経験済みなユーザーらはその好みによって、キャラ人気に幅があるほどセールス的な問題が発生してしまうのでした。
漫画家さんは大変ですね。
※メインヒロイン「椰子なごみさん」
どうですかー、見事なまでのツンデレ状態です。1巻前半と3巻後半の絵です。
こちらの「つよきす」では、それなりに各ヒロインとの絡みがあり、メインとなるヒロイン「椰子なごみ(やし・なごみ)」さんを対象とした展開になっておりました。
各巻↓表紙での扱いや、1話にて主人公「対馬レオ」くんと同居を始めている「鉄乙女(くろがね・おとめ)」先輩が正ヒロインというひでる認識だったので、この処置はやや意外な感じ。
なにしろ、「なごみさん」は雰囲気・容姿(←髪型ね)のどちらも即目立つタイプではなく、「なんでだろう?」と頭を傾げておりましたが……ああ、この娘さんの人気が高いからなんですね。
3巻読んだ後にあらためて読み返してみると、なるほど確かにあちこちのポイントにてメイン扱いされておりました。
あまり性急過ぎることなく、お話の広げ具合も適度。
1、2巻の各所ではメインとなる「なごみさん」のエピソードを挟んでおり、ラストの3巻では完全にメインヒロインという遇し方でした。ラスト付近のお話は非常に良かったです。
コメディーも楽しく、シリアスなところもしっかり描かれた、実にまっとうなラブコメ漫画に仕上がっていると思います。
よく知らぬ頃は、「ヒロイン全員ツンデレ!?」という文句に唖然としておりましたが、こうして読んでみると驚くほど普通。(※ちなみに、そちらはアニメ放送時のキャッチコピーだそうです。誰が考えたか、絶妙ですよ)
そうか、単純に一言で”ツンデレ”とか言っても、タイプは様々ありますよねー。
原作ファンの方は無論のこと、知識ない方でも楽しめるでしょう。
※左:「蟹沢きぬ」、右:「鉄乙女」です。
似たようなポーズになってしまいました。こちらは3巻の絵柄。
しっかりとした強めな線と、ページ全体やや濃い目の絵柄。
全体的に安定感あり、キャラの表情から動き、コメディーからシリアス描写まで良好でした。
細かいところを指摘させてもらいますと、微妙に乱れるコマがあります。
ただ、目立つほどではないので、気にしなくても大丈夫でしょう。
原作ゲームの絵を確認してきましたが、漫画版のが可愛らしい雰囲気になっております。
極端な差は感じませんので、ゲーム版に慣れた方も問題ない…かな、どうかな?
残念な点としては、18禁ゲーム原作のわりにサービスシーンが少なめなところでしょうか(笑)
ちなみに、2008年には「つよきす2学期」なんて続編も企画されているようで…。
果たして、2匹目のどじょうは見つかるんでしょうか?
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・絵 :■■■■□
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : 原作ゲーム・ツンデレ
・おまけ: 巻末あとがきまんが「つり目とわたし」(1)、
シナリオ「タカヒロ」コメント(1)、
描き下ろしマンガ「よっぴーの君が読者で解説が私で」(2)、
コメント(2)、完結・おまけマンガ(3)
・その他: 初単行本(?)、原作「きゃんでぃそふと」、カラー(4P)、
全3巻。
※括弧数字は収録の巻数です。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「皇ハマオ(すめらぎ・はまお)」センセの「つよきす 全3巻」です。
最近は珍しくなくなった、原作ゲームの漫画版。
こちらのゲームは未プレイですが、アニメはちょこちょこと見れましたので、多少の事前知識がありました。
※左:「近衛素奈緒」、右:「霧夜エリカ」です。
この「素奈緒さん」は1巻後半からでしたが、結構目立っておりましたねー。2巻の絵です。
さて、こうしたギャルゲーというものの漫画版では、お話をどうするのか、対象ヒロインを誰にするのか、という点が最大の問題であると思います。
なにしろ、この手のゲームはそれぞれ、ヒロインによってお話が大きく変化しますからねー。
欲張ってあまり色々なエピソードを盛り込んでしまうと、全体平べったいお話になったり、原作ゲームをプレイした方だけしか分からない、敷居の高いモノになったりしますよね。
また、ヒロイン単独のお話にしてみると、ストーリーは無理なくなるんですが…。
しかし、最もお客さんとなりえる。ゲーム経験済みなユーザーらはその好みによって、キャラ人気に幅があるほどセールス的な問題が発生してしまうのでした。
漫画家さんは大変ですね。
※メインヒロイン「椰子なごみさん」
どうですかー、見事なまでのツンデレ状態です。1巻前半と3巻後半の絵です。
こちらの「つよきす」では、それなりに各ヒロインとの絡みがあり、メインとなるヒロイン「椰子なごみ(やし・なごみ)」さんを対象とした展開になっておりました。
各巻↓表紙での扱いや、1話にて主人公「対馬レオ」くんと同居を始めている「鉄乙女(くろがね・おとめ)」先輩が正ヒロインというひでる認識だったので、この処置はやや意外な感じ。
なにしろ、「なごみさん」は雰囲気・容姿(←髪型ね)のどちらも即目立つタイプではなく、「なんでだろう?」と頭を傾げておりましたが……ああ、この娘さんの人気が高いからなんですね。
3巻読んだ後にあらためて読み返してみると、なるほど確かにあちこちのポイントにてメイン扱いされておりました。
あまり性急過ぎることなく、お話の広げ具合も適度。
1、2巻の各所ではメインとなる「なごみさん」のエピソードを挟んでおり、ラストの3巻では完全にメインヒロインという遇し方でした。ラスト付近のお話は非常に良かったです。
コメディーも楽しく、シリアスなところもしっかり描かれた、実にまっとうなラブコメ漫画に仕上がっていると思います。
よく知らぬ頃は、「ヒロイン全員ツンデレ!?」という文句に唖然としておりましたが、こうして読んでみると驚くほど普通。(※ちなみに、そちらはアニメ放送時のキャッチコピーだそうです。誰が考えたか、絶妙ですよ)
そうか、単純に一言で”ツンデレ”とか言っても、タイプは様々ありますよねー。
原作ファンの方は無論のこと、知識ない方でも楽しめるでしょう。
※左:「蟹沢きぬ」、右:「鉄乙女」です。
似たようなポーズになってしまいました。こちらは3巻の絵柄。
しっかりとした強めな線と、ページ全体やや濃い目の絵柄。
全体的に安定感あり、キャラの表情から動き、コメディーからシリアス描写まで良好でした。
細かいところを指摘させてもらいますと、微妙に乱れるコマがあります。
ただ、目立つほどではないので、気にしなくても大丈夫でしょう。
原作ゲームの絵を確認してきましたが、漫画版のが可愛らしい雰囲気になっております。
極端な差は感じませんので、ゲーム版に慣れた方も問題ない…かな、どうかな?
残念な点としては、18禁ゲーム原作のわりにサービスシーンが少なめなところでしょうか(笑)
ちなみに、2008年には「つよきす2学期」なんて続編も企画されているようで…。
果たして、2匹目のどじょうは見つかるんでしょうか?
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