■派遣のむうこさん (彩画堂)
★まんがデーター [6/15]
・絵 :■■■□□
・話 :■■□□□
・独創性:■□□□□
・属性 : 派遣・即えっち
・おまけ: あとがき。
・その他: 現在は1巻まで発売中。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「彩画堂(さいがどう)」センセの「派遣のむうこさん 1巻」です。
漫画にて、絵柄が占めるウェイトは非常に大きいと思います。
すぐ目に入るモノですしね。
なにせ、話は読まないと、ある程度進まないと、評価はできないですから…。
そんな前置きを踏まえて、こちらの「彩画堂」センセ。
お話についてはさておき、色々書きたいこともある絵柄から。
こちらの「派遣のむうこさん」では、冒頭4ページが↓表紙のような、おそらくカラーデジタル絵の原稿(注:単行本収録は白黒です)、その後のページが普通の白黒絵柄になっておりました。
その落差が非常に大きいのです。
センセの十八番というべきカラーデジタル原稿は、綺麗な肌、微妙な肉具合など良い部分が出ているんですが、そこに力が入っているだけ、後に続く普通の白黒絵がより弱く感じてしまうのです。
※カラーデジタル絵・サンプル、です。
ほとんど全裸(笑)な中、数少ない掲載できるシーンの抜粋です。右はトビラ絵ですが。
知っている人も多いとは思いますが、「彩画堂」センセは同人誌で有名だった方。
もともと流行のよく見かけるタイプとは一線を画した、劇画タッチというかリアルっぽく濃いキャラ絵が特徴でした。
初期のそれが非常に強かったものが、だんだん描きなれてきて(※こちらも見慣れてきて)、キツさが取れて柔和な雰囲気になったんです。
そのあたりが、絵的に好みだったんですよ。
初の一般流通である、「ハナさんの休日」の際はあまり気にならなかったんですが、こちらの「派遣のむうこさん」はそのあたり微妙。
読んでいて、「だいぶあっさりしちゃったなぁ~」という印象をだったのです。
そんな訳で、久しぶりに「ハナさんの休日」を引っ張り出して、あるいは同人誌を読み返してみたところ…。
実際、普通の白黒絵柄部分については、そう変化ありません。
ちょっと意外。
おそらく、カラー原稿のこってりさが、インパクト強かったんですね。
単に脳内イメージでしたか(笑)
※普通の白黒絵柄・サンプル、です。
「むうこさん」ですね。やっぱり巧い方には違いないんですが…。
比べると、線はより洗練されて綺麗でしたし、バランスもいいので過去原稿より見やすくなっておりました。
しかし、特に主人公の「むうこさん」など、目が大きく可愛いっぽいキャラ絵になっており、全体的にも丸くなったようなのです。
ひでるさんは以前の独特なイメージが気に入っていただけ、”微妙”という結論になってしまうのかなぁ。
(※描いた時期が大きく開いていた「ボクの成年貢献人」など、その傾向が顕著でした)
前述しておりますが、カラーデジタル・普通の白黒絵柄という漫画構成も、落差がために不安定さを煽っているようでした。
限られた時間のなかで頑張っているとは思うのだけれど…うーん。
まぁ、好みは様々ですし、可愛くえっちに描かれておりましたので、初見の方ならば全然問題ないかと。
特に今回の↓表紙は、文字バランス・彩色バランス・キャラ絵にポーズまで、過去単行本の中では無論のこと、他の単行本と比べても群を抜いた出来栄えだったと思います。
とりあえず、胸の谷間だけで、あーもえっちっぽく描けるというのは、さすが「彩画堂」センセ!という感じでした。
多少ゆっくりでも、ページ数少なくても、これを維持してくれたら文句はないんですが…。
あ、だーいぶ長くなりましたが、ここらでお話について。
短大生「むうこさん」こと「逢島夢子」さんは内定ゼロという、厳しい状況でした。
コネも効果なく、飲んだくれていた「むうこさん」をえっちに誘った派遣会社「スタッフサーヴィング」の社長「小笠原ひろ美」は彼女を気に入り、社員へスカウトするのです…。
だいたいそんなん。
派遣会社に所属ということで、同キャラ登場のブツ切り短編という風情。
その悲哀や裏話を描くこともなく、とりあえずあっさり全裸になってしまう、即えっちのゆるーいお話です。
第4話「お水揚げ」での、社長室えっちはシチュエーション的に良かったですが、他はさして気になるのはありませんでした。
好き嫌いは色々でしょうけれど、やっぱりもう少し経緯とかなんとか、じわじわしたものが欲しかったです。
そういった点でも、露出やコスプレ、独りプレイなどがあった「ハナさんの休日」のが上かなぁ。
次巻に手を出すかどうか、迷いますね。
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・絵 :■■■□□
・話 :■■□□□
・独創性:■□□□□
・属性 : 派遣・即えっち
・おまけ: あとがき。
・その他: 現在は1巻まで発売中。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「彩画堂(さいがどう)」センセの「派遣のむうこさん 1巻」です。
漫画にて、絵柄が占めるウェイトは非常に大きいと思います。
すぐ目に入るモノですしね。
なにせ、話は読まないと、ある程度進まないと、評価はできないですから…。
そんな前置きを踏まえて、こちらの「彩画堂」センセ。
お話についてはさておき、色々書きたいこともある絵柄から。
こちらの「派遣のむうこさん」では、冒頭4ページが↓表紙のような、おそらくカラーデジタル絵の原稿(注:単行本収録は白黒です)、その後のページが普通の白黒絵柄になっておりました。
その落差が非常に大きいのです。
センセの十八番というべきカラーデジタル原稿は、綺麗な肌、微妙な肉具合など良い部分が出ているんですが、そこに力が入っているだけ、後に続く普通の白黒絵がより弱く感じてしまうのです。
※カラーデジタル絵・サンプル、です。
ほとんど全裸(笑)な中、数少ない掲載できるシーンの抜粋です。右はトビラ絵ですが。
知っている人も多いとは思いますが、「彩画堂」センセは同人誌で有名だった方。
もともと流行のよく見かけるタイプとは一線を画した、劇画タッチというかリアルっぽく濃いキャラ絵が特徴でした。
初期のそれが非常に強かったものが、だんだん描きなれてきて(※こちらも見慣れてきて)、キツさが取れて柔和な雰囲気になったんです。
そのあたりが、絵的に好みだったんですよ。
初の一般流通である、「ハナさんの休日」の際はあまり気にならなかったんですが、こちらの「派遣のむうこさん」はそのあたり微妙。
読んでいて、「だいぶあっさりしちゃったなぁ~」という印象をだったのです。
そんな訳で、久しぶりに「ハナさんの休日」を引っ張り出して、あるいは同人誌を読み返してみたところ…。
実際、普通の白黒絵柄部分については、そう変化ありません。
ちょっと意外。
おそらく、カラー原稿のこってりさが、インパクト強かったんですね。
単に脳内イメージでしたか(笑)
※普通の白黒絵柄・サンプル、です。
「むうこさん」ですね。やっぱり巧い方には違いないんですが…。
比べると、線はより洗練されて綺麗でしたし、バランスもいいので過去原稿より見やすくなっておりました。
しかし、特に主人公の「むうこさん」など、目が大きく可愛いっぽいキャラ絵になっており、全体的にも丸くなったようなのです。
ひでるさんは以前の独特なイメージが気に入っていただけ、”微妙”という結論になってしまうのかなぁ。
(※描いた時期が大きく開いていた「ボクの成年貢献人」など、その傾向が顕著でした)
前述しておりますが、カラーデジタル・普通の白黒絵柄という漫画構成も、落差がために不安定さを煽っているようでした。
限られた時間のなかで頑張っているとは思うのだけれど…うーん。
まぁ、好みは様々ですし、可愛くえっちに描かれておりましたので、初見の方ならば全然問題ないかと。
特に今回の↓表紙は、文字バランス・彩色バランス・キャラ絵にポーズまで、過去単行本の中では無論のこと、他の単行本と比べても群を抜いた出来栄えだったと思います。
とりあえず、胸の谷間だけで、あーもえっちっぽく描けるというのは、さすが「彩画堂」センセ!という感じでした。
多少ゆっくりでも、ページ数少なくても、これを維持してくれたら文句はないんですが…。
あ、だーいぶ長くなりましたが、ここらでお話について。
短大生「むうこさん」こと「逢島夢子」さんは内定ゼロという、厳しい状況でした。
コネも効果なく、飲んだくれていた「むうこさん」をえっちに誘った派遣会社「スタッフサーヴィング」の社長「小笠原ひろ美」は彼女を気に入り、社員へスカウトするのです…。
だいたいそんなん。
派遣会社に所属ということで、同キャラ登場のブツ切り短編という風情。
その悲哀や裏話を描くこともなく、とりあえずあっさり全裸になってしまう、即えっちのゆるーいお話です。
第4話「お水揚げ」での、社長室えっちはシチュエーション的に良かったですが、他はさして気になるのはありませんでした。
好き嫌いは色々でしょうけれど、やっぱりもう少し経緯とかなんとか、じわじわしたものが欲しかったです。
そういった点でも、露出やコスプレ、独りプレイなどがあった「ハナさんの休日」のが上かなぁ。
次巻に手を出すかどうか、迷いますね。
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