■ぷりプロ (いとうえい)
★まんがデーター [15/15]
・絵 :■■■■■
・話 :■■■■■
・独創性:■■■■■
・属性 : 成年・ラブコメ
・おまけ: あとがき漫画、キャララフ絵・解説、
カラー含む描き下ろし「Opening Bell」、
カバー裏にカラー人物紹介。
・その他: カラー(4P)、全て表題作(9話)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「いとうえい」センセの「ぷりプロ ~Princess+Propose~」です。
祝!新刊発売!
…ということで、待望の「いとうえい」センセ・成年単行本「ぷりプロ ~Princess+Propose~」なのです。
全て表題作という、単行本まるまるつかった長編。
成年での長編漫画は、「LOVE!! 恋の翼を探して」以来でしょうか?
もうこの時点で”つまらない訳がない”と断言できるひでるさんは、「いとうえい」センセのファンなんですね。
そんな訳で、どうがんばっても評価は甘々になると思います。
あらかじめ。
※第一王女「レミナ・コキュ・マタカ」
オデコが特徴の「レミナ姫」は予想以上に可愛らしい方でした。
来日がTVにて報じられていた、コキユキマタカ王国第一王女「レミナ・コキュ・マタカ」さま。
そのニュースを見ながら、アパートにてカップラーメンを食べようとしていた主人公「室山清司」のもとに、なんとその「レミナ姫」本人が顔を見せるのでした。
「貴様、わらわのムコになるのじゃ!!」
ということで、”子供できたらけっこんさせよ~~ぜ”という、お互いの曾祖父が取り交わした約束にそのまま従う「レミナ姫」
これが切っ掛けとなり、様々な事柄に巻き込まれる「清司くん」は、専属メイド「篠原香苗」、幼馴染み「トモ姉」こと「結城巴」、異母姉妹「エレノア・コキュ・マタカ」…など、周囲の女性たちと次々に関係していくのでした。
果たして、「清司くん」はこのままコキユキマタカ王国のムコになってしまうんでしょうか??
…まぁ、大雑把ですがだいたいそんなん。
お姫様の関わる、明るいラブコメえっち漫画です。
似たようなお姫様漫画だと、「Tentacle Lovers/無望菜志」とか「快楽の白と黒/SASAYUKi」などが思い出されます。
ジャンルとしては、それらと違うんですけどねー。
連続するストーリーの中にてそれぞれ違うヒロインとのえっちを含み、ラストへと続く構成。
拍手喝采するような重厚なお話(そんなんだったら、違う漫画ですね)ではないものの、成年漫画としてのバランスに優れた良作品となっておりました。
2話ほど収録された番外編など、登場するキャラは魅力たっぷりです。
※専属メイド「篠原香苗」
収録ではお気に入りキャラです。せっかくなので乱れるシーンもちょろっとだけ掲載。
メインヒロイン、コキユキマタカ王国第一王女「レミナ・コキュ・マタカ」さま。
デレ部分のが目立っておりましたが、お姫様らしくツンデレちっくな娘。
解説部分で「デコ姫」と触れられていた広いオデコと、むちむちした健康的な肉付き加減が特徴です。
そんなん好きな方には、悶絶する(かもしれない)ようなキャラでしょう。
「トモ姉」を追いかけようと駆け出した「清司くん」を止めた一言。
「ここに…わらわの傍いるのじゃ」
…がぐっとくる2話目付近。
ラブコメ好きなひでるさん、そうした”どっち取るの?”という直接対決は大好物なのです。
ほか、捕らえられながらしっかり自分を主張していた4話、2人でお買い物な5話など、あちこちで可愛らしい様を見せてくれました。
国賓待遇ながら、「清司くん」の狭いアパートにそこそこ馴染んでいるのもいいですね。
ちなみに、5話のトビラ絵は1人で着替え中なのかな?
たった1枚の絵ですが、こういった描写はさすがに巧いですねー。
まるで前後の漫画が透けて見えるようでした。
(しかもちょっぴりえっち)
「レミナ姫」の専属メイド、眼鏡な「篠原香苗」さん。
日常としてはけっこう常識にズレがあったものの、お姫様らしいピンチシーンのあった4話では、護衛係たる面目躍如。
実に有能な働きで活躍しておりました。
普段からしれっと無表情で、えっち場面でも当初はまるで変化なかったんですが…アップにしていた髪が乱れるなど、だんだん色っぽくなっていく描写は、転げ回りたくなるほどに良かったです。
番外編「Side effect」での「はい、どうぞ…」がこれまた素敵でした。
いいなぁ、「香苗さん」
黒の下着も期待通りで、とかくインパクトのある言動が目立つキャラでした。
登場するヒロインでは、最も印象深いです。
先の「香苗さん」は巨乳のアダルトちっくな方でしたが、こちらは貧乳のロリキャラ。
「レミナ姫」とは異母姉妹という、くるくるロール髪の第四王女「エレノア・コキュ・マタカ」さま。
台詞に漢字の少ないお子様ながら、しっかりされてしまっておりました。
下着もなんだか、やたらでっかいの穿いておりましたし…この娘、いくつなんだろう。
ちなみに、彼女主役の番外編「眠りの国のお姫様」は、「いとうえい」センセお得意の眠っている娘に~という悪戯モノの発展シチュエーションでした。
これがなかなかえっちで、本編部分のえっちシーンよりも上。
皆さま、くれぐれも真似しないように(笑)
※左:幼馴染み「結城巴」、右:第四王女「エレノア・コキュ・マタカ」
「トモ姉」はいちおう準ヒロインな筈ですが…もっと2人っきりになりたかったですねぇ。
従姉妹で幼馴染みという、アパート大家の娘「結城巴」
保護者的な存在である、最も常識的なキャラでした。
…それだけ、はっちゃける周囲と比べて地味だったんですけれども。
(感化されたのか、番外編部分ではかなり順応してました)
どーでもいいですが、スカートでの体育座りはパンチラ(モロ)なのでやめた方かいいですね。
切ないシーンなのに、違うところへ意識がいっちゃいましたよ。
…以上、ざーっと書きましたが、そうした魅力的な各キャラが、ぐいぐいと牽引するようなお話でした。
こちらが、果たしてどんな結末を迎えるのか、ぜひぜひ単行本にてご確認下さい。
最終話の冒頭部分は、てっきり「夢」かと思ってましたが…ああ、なるほど。
結末に相応しい迫力満点なエピソードで、成年漫画としてはまさしくこれが正解なのでしょう。
一般漫画から成年漫画まで手掛けている、「いとうえい」センセ。
うん、もう絵については何も言うことはありませんね。
癖はありますが、そうそう好き嫌いが分かれるタイプではないでしょう。
↓表紙・裏表紙に違和感がなければ、問題ないと思います(たぶん)
黒の強い、しっかり丁寧な作画。
濃淡ではやや濃い目、綺麗で安定感も抜群なので、非常に見やすいです。
特に下着ほか服の質感は秀逸でした。
相変わらず描き下ろしほかオマケ要素も多く、雑誌で見られていた方にも損はさせないだろう単行本です。
短編もいいですが、やっぱり長編漫画はいいなぁ。
★いとうえいセンセの漫画紹介記事
「秘密の関係」「少女図鑑」「少女図鑑DX」
「LOVE!!恋の翼を探して」「恋の涙と愛の蜜」
「キスより大切」
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・絵 :■■■■■
・話 :■■■■■
・独創性:■■■■■
・属性 : 成年・ラブコメ
・おまけ: あとがき漫画、キャララフ絵・解説、
カラー含む描き下ろし「Opening Bell」、
カバー裏にカラー人物紹介。
・その他: カラー(4P)、全て表題作(9話)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「いとうえい」センセの「ぷりプロ ~Princess+Propose~」です。
祝!新刊発売!
…ということで、待望の「いとうえい」センセ・成年単行本「ぷりプロ ~Princess+Propose~」なのです。
全て表題作という、単行本まるまるつかった長編。
成年での長編漫画は、「LOVE!! 恋の翼を探して」以来でしょうか?
もうこの時点で”つまらない訳がない”と断言できるひでるさんは、「いとうえい」センセのファンなんですね。
そんな訳で、どうがんばっても評価は甘々になると思います。
あらかじめ。
※第一王女「レミナ・コキュ・マタカ」
オデコが特徴の「レミナ姫」は予想以上に可愛らしい方でした。
来日がTVにて報じられていた、コキユキマタカ王国第一王女「レミナ・コキュ・マタカ」さま。
そのニュースを見ながら、アパートにてカップラーメンを食べようとしていた主人公「室山清司」のもとに、なんとその「レミナ姫」本人が顔を見せるのでした。
「貴様、わらわのムコになるのじゃ!!」
ということで、”子供できたらけっこんさせよ~~ぜ”という、お互いの曾祖父が取り交わした約束にそのまま従う「レミナ姫」
これが切っ掛けとなり、様々な事柄に巻き込まれる「清司くん」は、専属メイド「篠原香苗」、幼馴染み「トモ姉」こと「結城巴」、異母姉妹「エレノア・コキュ・マタカ」…など、周囲の女性たちと次々に関係していくのでした。
果たして、「清司くん」はこのままコキユキマタカ王国のムコになってしまうんでしょうか??
…まぁ、大雑把ですがだいたいそんなん。
お姫様の関わる、明るいラブコメえっち漫画です。
似たようなお姫様漫画だと、「Tentacle Lovers/無望菜志」とか「快楽の白と黒/SASAYUKi」などが思い出されます。
ジャンルとしては、それらと違うんですけどねー。
連続するストーリーの中にてそれぞれ違うヒロインとのえっちを含み、ラストへと続く構成。
拍手喝采するような重厚なお話(そんなんだったら、違う漫画ですね)ではないものの、成年漫画としてのバランスに優れた良作品となっておりました。
2話ほど収録された番外編など、登場するキャラは魅力たっぷりです。
※専属メイド「篠原香苗」
収録ではお気に入りキャラです。せっかくなので乱れるシーンもちょろっとだけ掲載。
メインヒロイン、コキユキマタカ王国第一王女「レミナ・コキュ・マタカ」さま。
デレ部分のが目立っておりましたが、お姫様らしくツンデレちっくな娘。
解説部分で「デコ姫」と触れられていた広いオデコと、むちむちした健康的な肉付き加減が特徴です。
そんなん好きな方には、悶絶する(かもしれない)ようなキャラでしょう。
「トモ姉」を追いかけようと駆け出した「清司くん」を止めた一言。
「ここに…わらわの傍いるのじゃ」
…がぐっとくる2話目付近。
ラブコメ好きなひでるさん、そうした”どっち取るの?”という直接対決は大好物なのです。
ほか、捕らえられながらしっかり自分を主張していた4話、2人でお買い物な5話など、あちこちで可愛らしい様を見せてくれました。
国賓待遇ながら、「清司くん」の狭いアパートにそこそこ馴染んでいるのもいいですね。
ちなみに、5話のトビラ絵は1人で着替え中なのかな?
たった1枚の絵ですが、こういった描写はさすがに巧いですねー。
まるで前後の漫画が透けて見えるようでした。
(しかもちょっぴりえっち)
「レミナ姫」の専属メイド、眼鏡な「篠原香苗」さん。
日常としてはけっこう常識にズレがあったものの、お姫様らしいピンチシーンのあった4話では、護衛係たる面目躍如。
実に有能な働きで活躍しておりました。
普段からしれっと無表情で、えっち場面でも当初はまるで変化なかったんですが…アップにしていた髪が乱れるなど、だんだん色っぽくなっていく描写は、転げ回りたくなるほどに良かったです。
番外編「Side effect」での「はい、どうぞ…」がこれまた素敵でした。
いいなぁ、「香苗さん」
黒の下着も期待通りで、とかくインパクトのある言動が目立つキャラでした。
登場するヒロインでは、最も印象深いです。
先の「香苗さん」は巨乳のアダルトちっくな方でしたが、こちらは貧乳のロリキャラ。
「レミナ姫」とは異母姉妹という、くるくるロール髪の第四王女「エレノア・コキュ・マタカ」さま。
台詞に漢字の少ないお子様ながら、しっかりされてしまっておりました。
下着もなんだか、やたらでっかいの穿いておりましたし…この娘、いくつなんだろう。
ちなみに、彼女主役の番外編「眠りの国のお姫様」は、「いとうえい」センセお得意の眠っている娘に~という悪戯モノの発展シチュエーションでした。
これがなかなかえっちで、本編部分のえっちシーンよりも上。
皆さま、くれぐれも真似しないように(笑)
※左:幼馴染み「結城巴」、右:第四王女「エレノア・コキュ・マタカ」
「トモ姉」はいちおう準ヒロインな筈ですが…もっと2人っきりになりたかったですねぇ。
従姉妹で幼馴染みという、アパート大家の娘「結城巴」
保護者的な存在である、最も常識的なキャラでした。
…それだけ、はっちゃける周囲と比べて地味だったんですけれども。
(感化されたのか、番外編部分ではかなり順応してました)
どーでもいいですが、スカートでの体育座りはパンチラ(モロ)なのでやめた方かいいですね。
切ないシーンなのに、違うところへ意識がいっちゃいましたよ。
…以上、ざーっと書きましたが、そうした魅力的な各キャラが、ぐいぐいと牽引するようなお話でした。
こちらが、果たしてどんな結末を迎えるのか、ぜひぜひ単行本にてご確認下さい。
最終話の冒頭部分は、てっきり「夢」かと思ってましたが…ああ、なるほど。
結末に相応しい迫力満点なエピソードで、成年漫画としてはまさしくこれが正解なのでしょう。
一般漫画から成年漫画まで手掛けている、「いとうえい」センセ。
うん、もう絵については何も言うことはありませんね。
癖はありますが、そうそう好き嫌いが分かれるタイプではないでしょう。
↓表紙・裏表紙に違和感がなければ、問題ないと思います(たぶん)
黒の強い、しっかり丁寧な作画。
濃淡ではやや濃い目、綺麗で安定感も抜群なので、非常に見やすいです。
特に下着ほか服の質感は秀逸でした。
相変わらず描き下ろしほかオマケ要素も多く、雑誌で見られていた方にも損はさせないだろう単行本です。
短編もいいですが、やっぱり長編漫画はいいなぁ。
ぷりプロ~Princess+Propose~ (メガストアコミックスシリーズ No. 176) (2008/07/19) いとうえい 商品詳細を見る |
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「秘密の関係」「少女図鑑」「少女図鑑DX」
「LOVE!!恋の翼を探して」「恋の涙と愛の蜜」
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