■アナよび (ふうたまろ)
★まんがデーター [15/15]
・絵 :■■■■■
・話 :■■■■■
・独創性:■■■■■
・属性 : 大学・アナウンサー
・おまけ: 加筆修正あり。
・その他: 10話収録(全て表題作・1巻完結)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「ふうたまろ」センセの「アナよび」です。
うん、これは面白かった!良かった!!
ブログでは「ボクのアダルトヴィーナス」、「煽情的家族」を取り上げている、「ふうたまろ」センセ。
4冊目の単行本は「アナよび」でした。
…そちらだけだと、なんとも怪しげなタイトルですね(笑)
漫画はアナウンサー科を舞台にした長編で、センセお得意な”えっちを織り交ぜながら物事を解決するヒロイン”の活躍する、成長型主人公の青春劇という具合。
アナウンサーを直接描いたものなら記憶ありますが、こんなんは珍しいアプローチですね。
ただ、アマゾンの紹介文にあった「あなたのマイク、満足させてあげる!」は……どうかなぁ。
そんなんじゃーないでしょ。
※相嘗瞳
素敵な方でしたね。ぜひ幸せになってもらいたいです。
「北枕大学」芸能学部の”アナウンス科”は新設間もない学科ながら、講師に人気現役アナウンサー「相嘗瞳(あいなめ・ひとみ)」を迎えて盛り上がっていました。
そちらに籍を置く学生「熊之実友樹(くまのみ・ともき)」は、気が弱く引っ込み思案な質のため、あまり良い成績ではありませんでした。
しかし、製作科の企画した番組へ出演する5名の1人として、抜擢されてしまうのです。
荷が重いと判断した彼は辞退を申し出るため教官室を訪れるんですが…そこには半裸の「瞳」先生がいたのでした。
かなり大雑把ですが、おおむねそんな導入部。
簡単には主人公「友樹くん」の成長話なんですね。
自分をしっかり・正確に評価してくれた「瞳」先生の、秘密な部分をうっかり知ってしまった「友樹くん」が、その特別授業によってアナウンサーとしては無論のこと、人間的にも大きくなる、そんな感じ。
まず特別授業、という響き自体がいいですよね(笑)
世の男子が憧れる、”お姉さんが優しく教えてあげる”、的な王道パターンでした。
また後半では、安定した関係が崩されるどきどき展開があり、ラストまで目が離せません。
遅れとか描き足しとか、現実には色々と大変だったようですが、ストーリーとえっちが適度に絡まった良作品に仕上がっていると思います。
※左:目品ヒカル、右:桜台ユキ
こんな娘らも…それぞれ見せ場があるのはいいですね。
多数のヒロインが登場している本作品。
もともと憧れだった、成績優秀な「虹畑栞」さんとくっつくのかなーって考えていましたが、そうしたラブコメっぽさは薄いのね。
自由に振るまっていながらも感情については意外なほど抑えていたようで、ラスト付近の台詞にもそんなんを感じました。
よく目立っていた、眼鏡で野暮ったい雰囲気の「栞さん」
8話「ワタシガ知ッテル…」では、落ち込む「友樹くん」の背中を押したほか、あちこちで重要な役割を果たしていました。
準ヒロインとして相応しい活躍っぷりです。
えっちシーンでも、6話「ありのままに」での各種プレイが最高でした。
乗馬マシンとか、開脚とか…。
途中から特別授業に参加することとなる、「目品ヒカル」、「桜台ユキ」の2人も地味ながら要所で活躍しております。
スワッピングちっくな4話「幼なじみ」での「ユキちゃん」はなかなかえっち。
特にラスト付近の重要なエピソード、9話「再・再教育」での2人は、これまでのもやもやを吹き飛ばすようなカタルシスがありました。
看破した「ヒカルさん」らは格好良かったですよ。
漫画での正ヒロインという位置づけは、やっぱり↓表紙を飾っている「瞳」先生かなぁ。
とにかくこの方が魅力的で、かつ素敵に描かれているのです。
悩む「友樹くん」ほか「ヒカルさん」、「栞さん」などを受け入れたほか、あちこちの問題をゆるりとえっちに解決しておりました。
敵の手に堕ちた後半部分でも……ここは秘密。
そこそこ若い(たぶん)ながら、センセの漫画に登場する包容力に富んだヒロインなのです。
こうした女性は、本当に「ふうたまろ」センセ巧く描かれますねー。
※左:虹畑栞、右:井咲さん
センセはやっぱりアダルトキャラですよねー。
ちなみに、漫画にはもう1人「井咲」さんというアダルトな方が登場するんですが…ひでるさんが最も刺さったのが彼女(笑)
「今までいろんなワガママ聞いてきましたけど…今日のは最大級ですわね!-でも…」
などの言動がやたら可愛らしいのです。
ラストにもしっかり顔を見せてくれたのが嬉しかったですよ。
しなやかな細線のすっきり絵柄。
線の色は濃いものの全体的な濃淡は適度で、どちらかというと白め。
人物の表情・動きなど各種バランスに優れており、背景ほか小物も手抜きなく、それでいて強過ぎずに描かれておりました。
非常にソフトな印象の絵であるため派手さには欠けますが、しっかりとした実力のある方です。
癖はありますが好き嫌い大きく分かれるものではないので、万人に好かれるでしょう。
カラーでも雰囲気は維持されています。
判断は↓表紙で問題ありません。
漫画帯があると、ちと「瞳」先生の下着が見え辛くなるんですよねぇ(笑)
さすがに「ふうたまろ」センセ、という完成度の高い単行本でした。
願わくば、こちらの漫画が多くの人の目に止まりますように。
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・絵 :■■■■■
・話 :■■■■■
・独創性:■■■■■
・属性 : 大学・アナウンサー
・おまけ: 加筆修正あり。
・その他: 10話収録(全て表題作・1巻完結)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「ふうたまろ」センセの「アナよび」です。
うん、これは面白かった!良かった!!
ブログでは「ボクのアダルトヴィーナス」、「煽情的家族」を取り上げている、「ふうたまろ」センセ。
4冊目の単行本は「アナよび」でした。
…そちらだけだと、なんとも怪しげなタイトルですね(笑)
漫画はアナウンサー科を舞台にした長編で、センセお得意な”えっちを織り交ぜながら物事を解決するヒロイン”の活躍する、成長型主人公の青春劇という具合。
アナウンサーを直接描いたものなら記憶ありますが、こんなんは珍しいアプローチですね。
ただ、アマゾンの紹介文にあった「あなたのマイク、満足させてあげる!」は……どうかなぁ。
そんなんじゃーないでしょ。
※相嘗瞳
素敵な方でしたね。ぜひ幸せになってもらいたいです。
「北枕大学」芸能学部の”アナウンス科”は新設間もない学科ながら、講師に人気現役アナウンサー「相嘗瞳(あいなめ・ひとみ)」を迎えて盛り上がっていました。
そちらに籍を置く学生「熊之実友樹(くまのみ・ともき)」は、気が弱く引っ込み思案な質のため、あまり良い成績ではありませんでした。
しかし、製作科の企画した番組へ出演する5名の1人として、抜擢されてしまうのです。
荷が重いと判断した彼は辞退を申し出るため教官室を訪れるんですが…そこには半裸の「瞳」先生がいたのでした。
かなり大雑把ですが、おおむねそんな導入部。
簡単には主人公「友樹くん」の成長話なんですね。
自分をしっかり・正確に評価してくれた「瞳」先生の、秘密な部分をうっかり知ってしまった「友樹くん」が、その特別授業によってアナウンサーとしては無論のこと、人間的にも大きくなる、そんな感じ。
まず特別授業、という響き自体がいいですよね(笑)
世の男子が憧れる、”お姉さんが優しく教えてあげる”、的な王道パターンでした。
また後半では、安定した関係が崩されるどきどき展開があり、ラストまで目が離せません。
遅れとか描き足しとか、現実には色々と大変だったようですが、ストーリーとえっちが適度に絡まった良作品に仕上がっていると思います。
※左:目品ヒカル、右:桜台ユキ
こんな娘らも…それぞれ見せ場があるのはいいですね。
多数のヒロインが登場している本作品。
もともと憧れだった、成績優秀な「虹畑栞」さんとくっつくのかなーって考えていましたが、そうしたラブコメっぽさは薄いのね。
自由に振るまっていながらも感情については意外なほど抑えていたようで、ラスト付近の台詞にもそんなんを感じました。
よく目立っていた、眼鏡で野暮ったい雰囲気の「栞さん」
8話「ワタシガ知ッテル…」では、落ち込む「友樹くん」の背中を押したほか、あちこちで重要な役割を果たしていました。
準ヒロインとして相応しい活躍っぷりです。
えっちシーンでも、6話「ありのままに」での各種プレイが最高でした。
乗馬マシンとか、開脚とか…。
途中から特別授業に参加することとなる、「目品ヒカル」、「桜台ユキ」の2人も地味ながら要所で活躍しております。
スワッピングちっくな4話「幼なじみ」での「ユキちゃん」はなかなかえっち。
特にラスト付近の重要なエピソード、9話「再・再教育」での2人は、これまでのもやもやを吹き飛ばすようなカタルシスがありました。
看破した「ヒカルさん」らは格好良かったですよ。
漫画での正ヒロインという位置づけは、やっぱり↓表紙を飾っている「瞳」先生かなぁ。
とにかくこの方が魅力的で、かつ素敵に描かれているのです。
悩む「友樹くん」ほか「ヒカルさん」、「栞さん」などを受け入れたほか、あちこちの問題をゆるりとえっちに解決しておりました。
敵の手に堕ちた後半部分でも……ここは秘密。
そこそこ若い(たぶん)ながら、センセの漫画に登場する包容力に富んだヒロインなのです。
こうした女性は、本当に「ふうたまろ」センセ巧く描かれますねー。
※左:虹畑栞、右:井咲さん
センセはやっぱりアダルトキャラですよねー。
ちなみに、漫画にはもう1人「井咲」さんというアダルトな方が登場するんですが…ひでるさんが最も刺さったのが彼女(笑)
「今までいろんなワガママ聞いてきましたけど…今日のは最大級ですわね!-でも…」
などの言動がやたら可愛らしいのです。
ラストにもしっかり顔を見せてくれたのが嬉しかったですよ。
しなやかな細線のすっきり絵柄。
線の色は濃いものの全体的な濃淡は適度で、どちらかというと白め。
人物の表情・動きなど各種バランスに優れており、背景ほか小物も手抜きなく、それでいて強過ぎずに描かれておりました。
非常にソフトな印象の絵であるため派手さには欠けますが、しっかりとした実力のある方です。
癖はありますが好き嫌い大きく分かれるものではないので、万人に好かれるでしょう。
カラーでも雰囲気は維持されています。
判断は↓表紙で問題ありません。
漫画帯があると、ちと「瞳」先生の下着が見え辛くなるんですよねぇ(笑)
さすがに「ふうたまろ」センセ、という完成度の高い単行本でした。
願わくば、こちらの漫画が多くの人の目に止まりますように。
アナよび (マンサンコミックス) (マンサンコミックス) (2008/12/25) ふうたまろ 商品詳細を見る |
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