■特盛姉妹丼 (水城たくや)
★まんがデーター [10/15]
・絵 :■■■■□
・話 :■■■□□
・独創性:■■■□□
・属性 : 成年・近親
・おまけ: あとがき、表紙ラフ絵、修正あり、
カラー描き下ろし「特盛姉妹丼」、
カバー裏に漫画「特盛姉妹丼・前後」。
・その他: カラー(4P)、折り返しにプロフィール、
短編×12(うち「Don’t mind」×2、
「しすこみからいず!」×4、「あねしすすとらいく」×2)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「水城たくや(みずしろ・たくや)」センセの「特盛姉妹丼」です。
先日の「みずきえいむ」センセに続いて、「水城たくや」センセです。
いまだに脳内では”みずき”って読んでしまいますが、”みずしろ”ですよね。
なかなか改まりません。
ゲーム原画なども手掛けている「水城たくや」センセ。
自身でも言っておられましたが、かなり久しぶりという単行本。
これが2冊目で…いいのかな。
最新刊は「特盛姉妹丼」なのでした。
タイトルそのまま、近親ラブコメという作品群。
ヒロインは全て姉、妹という関係で、2人同時に堪能できるお得なお話もちらほら。
背徳感はまるでなく、甘いラブえっちな軽いお話になっています。
ぺかぺかとした明るさがあるだけ、残念ながら深さがありません。
はっきり言って全然悪くはないものの、ひでるさん的には微妙な感想です。
※雛未ちゃん
パジャマの可愛い「雛未ちゃん」この兄妹くらいはっちゃけてる方がいいかなぁ。
4話の中編「しすこみからいず!」は3名の妹が登場する連続話です。
それぞれ3組の兄妹状況が描かれ、4話目で集結するという、複数ヒロインの基本パターンになっています。
1話目は丸い眼鏡が可愛い妹「絵菜」ちゃん。
漫画を描く「絵菜ちゃん」と、ちょっとした切っ掛けからの展開。
お兄ちゃんが好きな彼女がため、女性向け漫画を描いたことになっていましたが…それって繋がるものかなぁ。
お風呂上がりだったので、最大の特徴であった眼鏡をかけていなかったのは良し悪しかも。
なお、登場する3名のうち彼女は最も大きいバストの持ち主です。
2話目はその友人「雛未」ちゃん。
「絵菜ちゃん」の漫画を見た彼女は、リアルな男性自身の描写に感心しておりました。
兄の実物を見た、ということに触発され、「雛未ちゃん」もお兄ちゃんの寝込みを襲うのでした。
この「雛未ちゃん」の兄がマニアでおもろい性格だったことから、こちらの兄妹がお話の中心というカップルになっています。
彼女から誘った(=許可)ためか、お兄ちゃんはノリノリでコメディーちっく。
前後の同時攻めとかされていましたね。
3話目はコスプレで売り子をしていたツインテールな「沙夜」ちゃん。
声優を目指す彼女はオーディション突破のため、お兄ちゃんを練習相手としました。
しかし、内容がえっち系だったため、事をスムーズに運ぶべく一服盛ってベットに拘束したのです。
サキュバス役らしく、悪魔コスプレした「沙夜ちゃん」とのえっちです。
「ダメだ沙夜兄妹なんだぞ!」
とか言ってましたが…アンタ、ちょっと前にしっかり舐めたりしてるじゃーん(笑)
そうした、兄とことごとく関係している妹らの集結した4話目。
2人が漫画を描いており、1人声優がいるということから、同人ゲームの計画を考えた「絵菜ちゃん」
肝心のプログラマーを「雛未ちゃん」の兄に求め、彼女の家に集合したのでした。
こちらでもノリノリなお兄ちゃん。
えっちシーンのモデルということで「雛未ちゃん」とのえっちから、集団に発展するという王道展開でした。
ちょっとコレは羨ましいですね。
「沙夜ちゃん」がいい動きをしておりました。
普通にえっちしちゃってるじゃん、とか思いましたが…そうか、実兄とするよりよっぽど健全なんですね。
※左:絵菜ちゃん、右:沙夜ちゃん
あの感じだと…ゲーム制作はなかなか進みそうにないですね(笑)
音が同じ「しすたぁDon’t mind」 、「姉妹丼とまいんど 」も連続話。
描き下ろしを考えなければこちらが冒頭話で、こちらのヒロイン姉妹が↓表紙を飾っていることから察するにメインというべき位置付けな作品です。
看護婦の仕事をしているお姉ちゃん。
その仕事に興味を持った妹「郁美」ちゃんのため、「諒太」くんに対して”体験実習”をしてみることとなったのでした。
だいたいそんなん。
まぁ、実際に職業としているようでしたが、ノリとしては単純にナースコスプレえっち。
いきなりズボンを脱がしていたことから察するに、近親ながらごく普通にえっちする関係みたい。
2話目では、仕事でセクハラされたお姉ちゃんが”口直しに「諒太くん」を夜ばい”していたので、根本的な原因はソコにあるようです。
「郁美ちゃん」は完全にその影響受けてますね。
姉・妹というWヒロインで、画面は華やかなんですが…おそらくそこそこ年齢差があるだろう両者の違いが弱いのがやや残念です。
センセの絵が綺麗なので、おそらくかなり年齢上だろうお姉ちゃんは単に胸大きいだけという感覚なのです。
もう少し腰回りを充実させるとか、アンダーヘアを描くとか、明確な特徴あっても良かったのではないかなぁ。
(※センセはどうやら基本的には描かない方のようですが)
兄とえっちする妹「愛香」ちゃん。
生徒会が早く終わった姉はその現場を目撃してしまったのです。
うろたえていたお姉ちゃんに対し、2人は拘束して仲間に引き込むのでした。
…そんなお話が「あねしすすとらいく」、「あねしすすとらいくafter」という連続話。
正常な反応ですね。
「お母さんが帰ってきたら相談するわ」
とか言ってましたが、軽々しくそんなことしたら修羅場になるだろうなぁ。
基本的に漫画世界では近親えっちが容認されているためか、いちおうそれを否定しているもののお姉ちゃんの反応は軽いですね。
未成年が隠れてタバコ吸ってた、くらいな感覚です。
そんな訳で、妹に遅れて初体験をしたお姉ちゃんのその後が「あねしすすとらいくafter」
どこからかエグい装備を持ちだしていた「愛香ちゃん」の今後がちょっと心配(笑)
ちなみに、先の連続話と同じくお姉ちゃんだけ名前で呼ばれていないので、名前が不明なのでした。
※左:愛香ちゃんと兄・姉、右:心音ちゃん
まるで躊躇なく風呂へ入ってくる「心音ちゃん」なのでした。
短編では「天然自然を愛しましょ!」ですね。
ペンギンが犠牲になっているニュースから、エコに目覚めた妹「心音」ちゃん。
お風呂当番であった彼女は、さっそく実践してみるのでした。
…なるほど。
そこそこ年齢の兄妹がお風呂を共にするという場面を作るのに、エコをネタとしたのは正直に目からウロコでした。
確かに2人で入ればお湯は少なくていいですわね。
また、石鹸を節約するということで、風俗店のようなことをする「心音ちゃん」がいい感じでした。
自家発電なんて単語からえっちに発展しており、栄養過多がどうのということまで描かれております。
ほか、「しすもにッ!」は妹「彩菜」ちゃん。
8ページのややショートという短編で、”メイドロイド”に扮した「彩菜ちゃん」とのラブラブえっち話でした。
兄「大輝」・妹「未琴」というカップルの「とらぶるメモリ~ズ」
こちらもちょっとした演技があるんですが…げんなりするくらい甘さたっぷりのラブラブっぷりです。
泣くほど心配したなら、病院へ連れていこうよ。
ちなみに、オチは良かったです。
「お姉ちゃん指導要項」は姉ですね。
冒頭部分は彼女「加奈」ちゃんのメールを読み上げたんですよね?
ひでるさんはその対象がお姉さんかと勘違いしたので、ちょっと分かり辛かったです。
「貧相な体」
…とか、「裕」くんに言われていた、成長微妙なお姉ちゃん。
見事な貧乳っぷりでした。
彼はそっち趣味のようだったので、今後はズルズルと関係続きそうですね。
すっきりとした丁寧な線の絵柄。
丁度よい程度の濃淡で、1コマは大きめで余裕のある感じ。
ゆったりとした感覚ですね。
乱れ・崩れはなく安定感ありましたが、やや落ち着き過ぎ。
間違いなく絵は巧い方なんですが、漫画力としては微妙であると思います。
(※漫画力[まんがぢから]:絵とかネタとか漫画に必要な要素の総合力みたいなイメージ)
幅広な輪郭で縦長な大きな目、小さな鼻といった、特徴ある可愛らしい人物絵。
コテコテというほどではありませんが癖はあるので、好き嫌い分かれるでしょう。
ほぼカラーでも変化ないため、↓表紙・裏表紙の判断で問題ありません。、
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・イラストの巧い方。ヒロインは可愛いいものの、やや幅は狭いかなぁ。
・近親ラブコメでよくまとまった作品集でしたが、お話が軽いだけ深さはありません。
・徹底した甘い近親ネタ。変な話よくありがちなので、独特という感じは受けませんでした。
合計:[10/15]
連続では「しすこみからいず!」、短編では「天然自然を愛しましょ!」というところでしょう。
まとまりが良いだけ変化は乏しく、正直なところ他は単調な印象でした。
カラー描き下ろし部分はひととおり読み終わった後、しかもカバー裏から見ないと何が何だか分かりませんね。
あまり冒頭には相応しくないと思います。
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・絵 :■■■■□
・話 :■■■□□
・独創性:■■■□□
・属性 : 成年・近親
・おまけ: あとがき、表紙ラフ絵、修正あり、
カラー描き下ろし「特盛姉妹丼」、
カバー裏に漫画「特盛姉妹丼・前後」。
・その他: カラー(4P)、折り返しにプロフィール、
短編×12(うち「Don’t mind」×2、
「しすこみからいず!」×4、「あねしすすとらいく」×2)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「水城たくや(みずしろ・たくや)」センセの「特盛姉妹丼」です。
先日の「みずきえいむ」センセに続いて、「水城たくや」センセです。
いまだに脳内では”みずき”って読んでしまいますが、”みずしろ”ですよね。
なかなか改まりません。
ゲーム原画なども手掛けている「水城たくや」センセ。
自身でも言っておられましたが、かなり久しぶりという単行本。
これが2冊目で…いいのかな。
最新刊は「特盛姉妹丼」なのでした。
タイトルそのまま、近親ラブコメという作品群。
ヒロインは全て姉、妹という関係で、2人同時に堪能できるお得なお話もちらほら。
背徳感はまるでなく、甘いラブえっちな軽いお話になっています。
ぺかぺかとした明るさがあるだけ、残念ながら深さがありません。
はっきり言って全然悪くはないものの、ひでるさん的には微妙な感想です。
※雛未ちゃん
パジャマの可愛い「雛未ちゃん」この兄妹くらいはっちゃけてる方がいいかなぁ。
4話の中編「しすこみからいず!」は3名の妹が登場する連続話です。
それぞれ3組の兄妹状況が描かれ、4話目で集結するという、複数ヒロインの基本パターンになっています。
1話目は丸い眼鏡が可愛い妹「絵菜」ちゃん。
漫画を描く「絵菜ちゃん」と、ちょっとした切っ掛けからの展開。
お兄ちゃんが好きな彼女がため、女性向け漫画を描いたことになっていましたが…それって繋がるものかなぁ。
お風呂上がりだったので、最大の特徴であった眼鏡をかけていなかったのは良し悪しかも。
なお、登場する3名のうち彼女は最も大きいバストの持ち主です。
2話目はその友人「雛未」ちゃん。
「絵菜ちゃん」の漫画を見た彼女は、リアルな男性自身の描写に感心しておりました。
兄の実物を見た、ということに触発され、「雛未ちゃん」もお兄ちゃんの寝込みを襲うのでした。
この「雛未ちゃん」の兄がマニアでおもろい性格だったことから、こちらの兄妹がお話の中心というカップルになっています。
彼女から誘った(=許可)ためか、お兄ちゃんはノリノリでコメディーちっく。
前後の同時攻めとかされていましたね。
3話目はコスプレで売り子をしていたツインテールな「沙夜」ちゃん。
声優を目指す彼女はオーディション突破のため、お兄ちゃんを練習相手としました。
しかし、内容がえっち系だったため、事をスムーズに運ぶべく一服盛ってベットに拘束したのです。
サキュバス役らしく、悪魔コスプレした「沙夜ちゃん」とのえっちです。
「ダメだ沙夜兄妹なんだぞ!」
とか言ってましたが…アンタ、ちょっと前にしっかり舐めたりしてるじゃーん(笑)
そうした、兄とことごとく関係している妹らの集結した4話目。
2人が漫画を描いており、1人声優がいるということから、同人ゲームの計画を考えた「絵菜ちゃん」
肝心のプログラマーを「雛未ちゃん」の兄に求め、彼女の家に集合したのでした。
こちらでもノリノリなお兄ちゃん。
えっちシーンのモデルということで「雛未ちゃん」とのえっちから、集団に発展するという王道展開でした。
ちょっとコレは羨ましいですね。
「沙夜ちゃん」がいい動きをしておりました。
普通にえっちしちゃってるじゃん、とか思いましたが…そうか、実兄とするよりよっぽど健全なんですね。
※左:絵菜ちゃん、右:沙夜ちゃん
あの感じだと…ゲーム制作はなかなか進みそうにないですね(笑)
音が同じ「しすたぁDon’t mind」 、「姉妹丼とまいんど 」も連続話。
描き下ろしを考えなければこちらが冒頭話で、こちらのヒロイン姉妹が↓表紙を飾っていることから察するにメインというべき位置付けな作品です。
看護婦の仕事をしているお姉ちゃん。
その仕事に興味を持った妹「郁美」ちゃんのため、「諒太」くんに対して”体験実習”をしてみることとなったのでした。
だいたいそんなん。
まぁ、実際に職業としているようでしたが、ノリとしては単純にナースコスプレえっち。
いきなりズボンを脱がしていたことから察するに、近親ながらごく普通にえっちする関係みたい。
2話目では、仕事でセクハラされたお姉ちゃんが”口直しに「諒太くん」を夜ばい”していたので、根本的な原因はソコにあるようです。
「郁美ちゃん」は完全にその影響受けてますね。
姉・妹というWヒロインで、画面は華やかなんですが…おそらくそこそこ年齢差があるだろう両者の違いが弱いのがやや残念です。
センセの絵が綺麗なので、おそらくかなり年齢上だろうお姉ちゃんは単に胸大きいだけという感覚なのです。
もう少し腰回りを充実させるとか、アンダーヘアを描くとか、明確な特徴あっても良かったのではないかなぁ。
(※センセはどうやら基本的には描かない方のようですが)
兄とえっちする妹「愛香」ちゃん。
生徒会が早く終わった姉はその現場を目撃してしまったのです。
うろたえていたお姉ちゃんに対し、2人は拘束して仲間に引き込むのでした。
…そんなお話が「あねしすすとらいく」、「あねしすすとらいくafter」という連続話。
正常な反応ですね。
「お母さんが帰ってきたら相談するわ」
とか言ってましたが、軽々しくそんなことしたら修羅場になるだろうなぁ。
基本的に漫画世界では近親えっちが容認されているためか、いちおうそれを否定しているもののお姉ちゃんの反応は軽いですね。
未成年が隠れてタバコ吸ってた、くらいな感覚です。
そんな訳で、妹に遅れて初体験をしたお姉ちゃんのその後が「あねしすすとらいくafter」
どこからかエグい装備を持ちだしていた「愛香ちゃん」の今後がちょっと心配(笑)
ちなみに、先の連続話と同じくお姉ちゃんだけ名前で呼ばれていないので、名前が不明なのでした。
※左:愛香ちゃんと兄・姉、右:心音ちゃん
まるで躊躇なく風呂へ入ってくる「心音ちゃん」なのでした。
短編では「天然自然を愛しましょ!」ですね。
ペンギンが犠牲になっているニュースから、エコに目覚めた妹「心音」ちゃん。
お風呂当番であった彼女は、さっそく実践してみるのでした。
…なるほど。
そこそこ年齢の兄妹がお風呂を共にするという場面を作るのに、エコをネタとしたのは正直に目からウロコでした。
確かに2人で入ればお湯は少なくていいですわね。
また、石鹸を節約するということで、風俗店のようなことをする「心音ちゃん」がいい感じでした。
自家発電なんて単語からえっちに発展しており、栄養過多がどうのということまで描かれております。
ほか、「しすもにッ!」は妹「彩菜」ちゃん。
8ページのややショートという短編で、”メイドロイド”に扮した「彩菜ちゃん」とのラブラブえっち話でした。
兄「大輝」・妹「未琴」というカップルの「とらぶるメモリ~ズ」
こちらもちょっとした演技があるんですが…げんなりするくらい甘さたっぷりのラブラブっぷりです。
泣くほど心配したなら、病院へ連れていこうよ。
ちなみに、オチは良かったです。
「お姉ちゃん指導要項」は姉ですね。
冒頭部分は彼女「加奈」ちゃんのメールを読み上げたんですよね?
ひでるさんはその対象がお姉さんかと勘違いしたので、ちょっと分かり辛かったです。
「貧相な体」
…とか、「裕」くんに言われていた、成長微妙なお姉ちゃん。
見事な貧乳っぷりでした。
彼はそっち趣味のようだったので、今後はズルズルと関係続きそうですね。
すっきりとした丁寧な線の絵柄。
丁度よい程度の濃淡で、1コマは大きめで余裕のある感じ。
ゆったりとした感覚ですね。
乱れ・崩れはなく安定感ありましたが、やや落ち着き過ぎ。
間違いなく絵は巧い方なんですが、漫画力としては微妙であると思います。
(※漫画力[まんがぢから]:絵とかネタとか漫画に必要な要素の総合力みたいなイメージ)
幅広な輪郭で縦長な大きな目、小さな鼻といった、特徴ある可愛らしい人物絵。
コテコテというほどではありませんが癖はあるので、好き嫌い分かれるでしょう。
ほぼカラーでも変化ないため、↓表紙・裏表紙の判断で問題ありません。、
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・イラストの巧い方。ヒロインは可愛いいものの、やや幅は狭いかなぁ。
・近親ラブコメでよくまとまった作品集でしたが、お話が軽いだけ深さはありません。
・徹底した甘い近親ネタ。変な話よくありがちなので、独特という感じは受けませんでした。
合計:[10/15]
連続では「しすこみからいず!」、短編では「天然自然を愛しましょ!」というところでしょう。
まとまりが良いだけ変化は乏しく、正直なところ他は単調な印象でした。
カラー描き下ろし部分はひととおり読み終わった後、しかもカバー裏から見ないと何が何だか分かりませんね。
あまり冒頭には相応しくないと思います。
特盛姉妹丼(ポプリコミックス60) (2009/11/26) 水城たくや 商品詳細を見る |
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■えむ・かの (みやもとゆう)
★まんがデーター [14/15]
・絵 :■■■■□
・話 :■■■■■
・独創性:■■■■■
・属性 : 成年・ラブコメ
・おまけ: あとがき、カバー裏におまけ:答え合わせ、
描き下ろし「ふわふわLovers」
・その他: カラー(4P)、短編×13(うち「大願成就は神頼み」×2)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「みやもとゆう」センセの「えむ・かの」です。
「みやもとゆう」センセの単行本は以前紹介した2冊「おいしくたべてね」、「ギュッてしてね」以外の単行本も読んでいますが…。
ひでるさん的には、こちら「えむ・かの」は”最高傑作”というべき1冊になりました。
コレはいい!
収録されたそれぞれの漫画から、単行本構成。
さらに、おまけ部分に至るまで、好みのドストライクなのです。
えー何度か書いていますが…ひでるさんは収録短編が”実は全て同一世界”みたいなのが好みなんですね。
今回の「えむ・かの」がそれ。
しかも、あとがきにて、”オマケ要素で全ての話を別の話にモブキャラや友達キャラなどでリンク~”、”こういうの見つけるのって楽しくね?”と書かれていました。
なんだか「みやもとゆう」センセと気持ちシンクロしたみたいで、嬉しかったですよ。
そんな訳で、カバー裏には答え合わせもあるのでした。
どこで誰が出演してる、みたいなのですね。
このサービスがまた非常に良かったのです。
ぜひ、漫画を読むと共に、あちこち探してみてください。
やったら難しいのもありました。
これでそれぞれ点数があると、より面白そうですねー。
※神社の娘「片倉庵さん」
む、胸が…これはなかなか逆拷問ちっくです(笑)
カラー原稿からの冒頭話「敗者の契約」
兄妹ゲンカの最中、
「私より良い点取ったらなんでも一日言う事きいてあげるわよ!!」
とか言ってしまった妹「芽維」さん。
学年トップ3だった彼女でしたが、なんと中程度だった兄に敗北。
屈辱的な裸エプロンの格好をさせられることとなったのでした。
まぁ、えっちしてるんですが…実妹に裸エプロンって(笑)
ツンデレちっくで、なかなか良い反応する「芽維さん」
前半のそんなんもいいですが、後半の校内えっちのふたりもいいですね。
付近には弁当食べるカップルがいたりしたんですけど…誰かにバレないのかなぁ。
「大願成就は神頼み」は唯一同タイトルの連続話。
神社の1人娘「片倉庵」さんと付き合う「長沼通」くん。
傍から見たらラブラブな2人なんですが…「長沼くん」にはとある悩みがあったのです。
「結婚まで処女を守れ」
そう親からキツく言われていた彼女とは、”清く正しい交際”をしなければならないのでした。
なるほど、神社の娘さんならそういうこともありそうですね。
…実際にはそんなんないだろうけど。
「長沼くん」の異変を察し、優しく接する「片倉さん」が素敵。
ただ、やりたい盛りの彼(笑)にあのなだめ方は逆効果かなぁ。
また雰囲気とは裏腹に彼女巨乳なんだから…。
そんな訳で、こちらならOKとばかりにお尻えっちとなった2人の続編。
わはは、やっぱり頻繁にえっちしてるのね(笑)
お尻に慣れた「片倉さん」はいいのか悪いのか。
心なしか、胸もより大きくなった感じでした。
どちらも巫女装束でのえっちとなっているので、お好きな方はぜひ。
「ホントの言葉」は褐色肌が眩しい「太田実乃里」さん。
”口悪いし乱暴だし色気ない”とか評されていましたが…「吉谷」くん言うようにそうした照れてる様が可愛いんですけどね。
見事な蹴りを披露してましたが、あのスカート丈だとパンチラ全開になっちゃいますよ。
また、あーした娘が、やたらふりふりした可愛らしい下着をつけていたのが、なんとも微笑ましいです。
スポーツちっくな褐色肌といいギャップ具合でした。
※左:妹「芽維さん」、右:保健医「巻田先生」
この先生が良かったなぁ。そりゃ保健室入り浸るってば。
収録で唯一のアダルトキャラ・保健医「巻田」さんの「保健室で待ち合わせ」
面倒見の良い眼鏡美人という「巻田先生」は学園の人気者。
それがため保健室はいつも満室状態で、告白した「片岡」くんもその返事をもらえないまま。
意を決した彼は、仮病で「巻田先生」を図書室まで呼び出したのでした…。
年上という落ち着きがありながら、恋愛には少女のような反応を見せる彼女。
わざと怒らせたくなるようなタイプですね(笑)
ちょっとしたキーワードで過敏に反応するところなど、うまく年齢差を表現していたと思います。
「おさまったら…授業戻らなきゃダメですからね…っ」
とかなんとか言っていながら、期待通りじわじわ流されてしまうのでした。
しかし、弁当のサイズから察した「片岡くん」には感心しました。
なるほどねぇ。
きゃらきゃらと喋って懐いてくる「大坂芳乃(おおさか・よしの)」さんの短編「ポチ。」
「ノブ」くん曰く、「犬がじゃれついてくる感じ」という彼女。
うん、あれをうっとおしいと思ってしまったら、関係は続かないでしょうね。
NGワードを言った後の「芳乃さん」が可愛い…というよりも面白く、困った事にいじめたくなるようなキャラでした。
「した事あんだろ?」
という一言後のコマが最高です。
同人誌発表作品「たま。」の先輩「竹宮史佳」は、そちにの真逆というべきヒロイン。
成績トップながら、無表情でとっつき辛いと評判な「史佳さん」と付き合う「稲本司」くんのショートです。
そうした表情が崩れるところがポイントなんですが…電車内でアイテムを装着~といったくだりが実に素敵でした。
「小田薫」さんに小学生と評された彼「藤沢春人」くん。(※実は同級生)
一度たかられていた彼を助けたところ、周囲をうろつくようになっていたのです。
そうして頻繁に話すようになった彼に言われ、慣れない可愛らしい服を着ることとなり…という「日進月歩」
こちらは、それっぽくない「薫さん」が猫耳・コスプレなんてするお話なんですが…目立つのは「春人くん」
このカップル、先の「ポチ。」・「たま。」と似た、偏った特徴のあるキャラになっています。
そんなんがタイトルそのまま、じわじわ変化していくところがポイント。
冒頭から、やたら可愛くなってしまう「薫さん」がいいですねー。
いきなり下着だけ脱がしたりしている「春人くん」は良い趣味でした。
※左:小田薫、右:トップアイドル「樹杏」
TV前だとこんな感じの「杏ちゃん」です。
前回単行本「ギュッてしてね」にも登場している、トップアイドル「樹杏(いつき・あん)」ちゃんとマネージャー「敏」くんという実は恋人同士(従兄妹)な2人のお話「ウタヒメ~彼女のサプリ~」
特徴あるツリ目とゴスロリちっくな服装から、珍しく明確に記憶が残っていましたよ。
前回は仕事の合間でしたが、今回は仕事終わり。
初の全国ツアーを控え、やや緊張している彼女に「気のまぎれる事しようか」ということで、えっちする流れ。
「杏ちゃん」の性格をきっちり把握しており、うまーく誘導していた「敏くん」はさすがマネージャー。
へらへらした感じなんですけどね。
王道ですが、オチでの彼女がまた可愛らしいのでこちらも必見です。
「ふわふわLovers」は描き下ろし。
多くのキャラを抑え、↓表紙を飾っている先輩「藤沢」さんと「英治」くんのカップルです。
「したいんですか?えっちなこと」
とかなんとか、真顔で普通に聞いてくる「藤沢さん」の天然っぷりが素敵。
ぽやぽやしてましたが…こんなんは現代ファンタジーですねー。
えっち直前での声震わせた感じも非常に良かったです。
ほか、「A to Z」は生粋のお嬢さま「ひな」ちゃんと「孝也」くん。
CDを借りる、という名目(笑)で、あっさり部屋に上がっている「ひなちゃん」
…むむむ、危険だなぁ。(※2人はいちおう恋人同士)
あれだけの純粋な娘であれば、お付きの人とかいそうなものですが。
偶然とはいえ、まるで知識のない彼女に、いきなりアイテム使ったりする様がえっちでした。
スカートの端を噛んでたりする描写も、なんとなくお嬢さまちっくでしたね。
「狙いうち!」のヒロイン「有理奈」さんは同じく屋敷にメイドがいたりするくらいのお嬢さま。
そこで家庭教師をする「赤井涼太」くん。
何を気に入られたのか「有理奈さん」は彼にラブラブで、思わず「とっとと私を好きになりなさいと言っているんですわ!!」とか、直接言ってくるほどなのです。
素行調査から、”コスプレ風俗”へ行ったと分かった「有理奈さん」は…という展開。
「お金もある」と広言していた彼女が、自らバイトしてまで買ったと聞いたら、たまんないですよ。
強気だった彼女が途端にうろたえる、そして泣き、反応が気に入らなくて怒る~と、表情豊かに生き生きと描かれておりました。
彼女がバイトで何を買ったのか、ぜひ単行本でご確認下さい。
眼鏡外したら可愛い、という超王道ネタのある「CAFE Milk&Honey」
ちんちくりんな委員長「月島典子」さん。
人見知りな彼女が、「小宮」くんの店でウェイトレスを頑張る~みたいな感じ。
よく”どきどき”という擬音を背負っている「典子さん」
こちらも、いかにもといういじめてキャラですね。
思わず「小宮くん」もセクハラされたらどうする?みたいな、どーでもいい事をテストしておりました。
しかし、ちゃんと名前覚えてて良かったですね(笑)
セオリーでは、オチ部分で眼鏡を外させたいところ。
こちらの短編は、とある事情がため眼鏡のままで人気が出るというひねりオチになっていましたよ。
丁寧な曲線の絵柄。
濃淡は適度なくらいで、線がやや強めな感じ。
白比率・ページの賑やかさ、どちらもそこそこ程度で、どちらかと言えばすっきり系。
ぺたーとした、よくある4コマ漫画ちっくな平面絵です。
非常に優れたバランス感覚があり、たっぷりな曲線で描かれた大きい目の可愛らしいキャラ絵は無論のこと、アダルトなヒロインも色気がありました。
ハートや星、花などの漫符もキュートですね。
ただ、その反面で癖は強いので、人を選ぶと思います。
よくよく吟味下さいませ。
服装や下着など、なかなか凝っていたりしていいんですけどね。
過去発売の単行本も含めて、あまり↓表紙では魅力が伝わり辛い方。
本編の白黒絵は良いので、プラス判定でいいでしょう。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・一般的には…これくらいかなぁ。個人的には満点ですが。
・いじめて系ヒロインの多いラブコメでした。キャラに力があったと思います。
・冒頭で絶賛したそのままです。好みを直撃されたので、どうにもなりません(笑)
合計:[14/15]
良質なラブコメ漫画に、出題もあるため2週目もじっくり楽しめる単行本です。
次もこんな感じにしてくれたらいいなぁ。
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・絵 :■■■■□
・話 :■■■■■
・独創性:■■■■■
・属性 : 成年・ラブコメ
・おまけ: あとがき、カバー裏におまけ:答え合わせ、
描き下ろし「ふわふわLovers」
・その他: カラー(4P)、短編×13(うち「大願成就は神頼み」×2)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「みやもとゆう」センセの「えむ・かの」です。
「みやもとゆう」センセの単行本は以前紹介した2冊「おいしくたべてね」、「ギュッてしてね」以外の単行本も読んでいますが…。
ひでるさん的には、こちら「えむ・かの」は”最高傑作”というべき1冊になりました。
コレはいい!
収録されたそれぞれの漫画から、単行本構成。
さらに、おまけ部分に至るまで、好みのドストライクなのです。
えー何度か書いていますが…ひでるさんは収録短編が”実は全て同一世界”みたいなのが好みなんですね。
今回の「えむ・かの」がそれ。
しかも、あとがきにて、”オマケ要素で全ての話を別の話にモブキャラや友達キャラなどでリンク~”、”こういうの見つけるのって楽しくね?”と書かれていました。
なんだか「みやもとゆう」センセと気持ちシンクロしたみたいで、嬉しかったですよ。
そんな訳で、カバー裏には答え合わせもあるのでした。
どこで誰が出演してる、みたいなのですね。
このサービスがまた非常に良かったのです。
ぜひ、漫画を読むと共に、あちこち探してみてください。
やったら難しいのもありました。
これでそれぞれ点数があると、より面白そうですねー。
※神社の娘「片倉庵さん」
む、胸が…これはなかなか逆拷問ちっくです(笑)
カラー原稿からの冒頭話「敗者の契約」
兄妹ゲンカの最中、
「私より良い点取ったらなんでも一日言う事きいてあげるわよ!!」
とか言ってしまった妹「芽維」さん。
学年トップ3だった彼女でしたが、なんと中程度だった兄に敗北。
屈辱的な裸エプロンの格好をさせられることとなったのでした。
まぁ、えっちしてるんですが…実妹に裸エプロンって(笑)
ツンデレちっくで、なかなか良い反応する「芽維さん」
前半のそんなんもいいですが、後半の校内えっちのふたりもいいですね。
付近には弁当食べるカップルがいたりしたんですけど…誰かにバレないのかなぁ。
「大願成就は神頼み」は唯一同タイトルの連続話。
神社の1人娘「片倉庵」さんと付き合う「長沼通」くん。
傍から見たらラブラブな2人なんですが…「長沼くん」にはとある悩みがあったのです。
「結婚まで処女を守れ」
そう親からキツく言われていた彼女とは、”清く正しい交際”をしなければならないのでした。
なるほど、神社の娘さんならそういうこともありそうですね。
…実際にはそんなんないだろうけど。
「長沼くん」の異変を察し、優しく接する「片倉さん」が素敵。
ただ、やりたい盛りの彼(笑)にあのなだめ方は逆効果かなぁ。
また雰囲気とは裏腹に彼女巨乳なんだから…。
そんな訳で、こちらならOKとばかりにお尻えっちとなった2人の続編。
わはは、やっぱり頻繁にえっちしてるのね(笑)
お尻に慣れた「片倉さん」はいいのか悪いのか。
心なしか、胸もより大きくなった感じでした。
どちらも巫女装束でのえっちとなっているので、お好きな方はぜひ。
「ホントの言葉」は褐色肌が眩しい「太田実乃里」さん。
”口悪いし乱暴だし色気ない”とか評されていましたが…「吉谷」くん言うようにそうした照れてる様が可愛いんですけどね。
見事な蹴りを披露してましたが、あのスカート丈だとパンチラ全開になっちゃいますよ。
また、あーした娘が、やたらふりふりした可愛らしい下着をつけていたのが、なんとも微笑ましいです。
スポーツちっくな褐色肌といいギャップ具合でした。
※左:妹「芽維さん」、右:保健医「巻田先生」
この先生が良かったなぁ。そりゃ保健室入り浸るってば。
収録で唯一のアダルトキャラ・保健医「巻田」さんの「保健室で待ち合わせ」
面倒見の良い眼鏡美人という「巻田先生」は学園の人気者。
それがため保健室はいつも満室状態で、告白した「片岡」くんもその返事をもらえないまま。
意を決した彼は、仮病で「巻田先生」を図書室まで呼び出したのでした…。
年上という落ち着きがありながら、恋愛には少女のような反応を見せる彼女。
わざと怒らせたくなるようなタイプですね(笑)
ちょっとしたキーワードで過敏に反応するところなど、うまく年齢差を表現していたと思います。
「おさまったら…授業戻らなきゃダメですからね…っ」
とかなんとか言っていながら、期待通りじわじわ流されてしまうのでした。
しかし、弁当のサイズから察した「片岡くん」には感心しました。
なるほどねぇ。
きゃらきゃらと喋って懐いてくる「大坂芳乃(おおさか・よしの)」さんの短編「ポチ。」
「ノブ」くん曰く、「犬がじゃれついてくる感じ」という彼女。
うん、あれをうっとおしいと思ってしまったら、関係は続かないでしょうね。
NGワードを言った後の「芳乃さん」が可愛い…というよりも面白く、困った事にいじめたくなるようなキャラでした。
「した事あんだろ?」
という一言後のコマが最高です。
同人誌発表作品「たま。」の先輩「竹宮史佳」は、そちにの真逆というべきヒロイン。
成績トップながら、無表情でとっつき辛いと評判な「史佳さん」と付き合う「稲本司」くんのショートです。
そうした表情が崩れるところがポイントなんですが…電車内でアイテムを装着~といったくだりが実に素敵でした。
「小田薫」さんに小学生と評された彼「藤沢春人」くん。(※実は同級生)
一度たかられていた彼を助けたところ、周囲をうろつくようになっていたのです。
そうして頻繁に話すようになった彼に言われ、慣れない可愛らしい服を着ることとなり…という「日進月歩」
こちらは、それっぽくない「薫さん」が猫耳・コスプレなんてするお話なんですが…目立つのは「春人くん」
このカップル、先の「ポチ。」・「たま。」と似た、偏った特徴のあるキャラになっています。
そんなんがタイトルそのまま、じわじわ変化していくところがポイント。
冒頭から、やたら可愛くなってしまう「薫さん」がいいですねー。
いきなり下着だけ脱がしたりしている「春人くん」は良い趣味でした。
※左:小田薫、右:トップアイドル「樹杏」
TV前だとこんな感じの「杏ちゃん」です。
前回単行本「ギュッてしてね」にも登場している、トップアイドル「樹杏(いつき・あん)」ちゃんとマネージャー「敏」くんという実は恋人同士(従兄妹)な2人のお話「ウタヒメ~彼女のサプリ~」
特徴あるツリ目とゴスロリちっくな服装から、珍しく明確に記憶が残っていましたよ。
前回は仕事の合間でしたが、今回は仕事終わり。
初の全国ツアーを控え、やや緊張している彼女に「気のまぎれる事しようか」ということで、えっちする流れ。
「杏ちゃん」の性格をきっちり把握しており、うまーく誘導していた「敏くん」はさすがマネージャー。
へらへらした感じなんですけどね。
王道ですが、オチでの彼女がまた可愛らしいのでこちらも必見です。
「ふわふわLovers」は描き下ろし。
多くのキャラを抑え、↓表紙を飾っている先輩「藤沢」さんと「英治」くんのカップルです。
「したいんですか?えっちなこと」
とかなんとか、真顔で普通に聞いてくる「藤沢さん」の天然っぷりが素敵。
ぽやぽやしてましたが…こんなんは現代ファンタジーですねー。
えっち直前での声震わせた感じも非常に良かったです。
ほか、「A to Z」は生粋のお嬢さま「ひな」ちゃんと「孝也」くん。
CDを借りる、という名目(笑)で、あっさり部屋に上がっている「ひなちゃん」
…むむむ、危険だなぁ。(※2人はいちおう恋人同士)
あれだけの純粋な娘であれば、お付きの人とかいそうなものですが。
偶然とはいえ、まるで知識のない彼女に、いきなりアイテム使ったりする様がえっちでした。
スカートの端を噛んでたりする描写も、なんとなくお嬢さまちっくでしたね。
「狙いうち!」のヒロイン「有理奈」さんは同じく屋敷にメイドがいたりするくらいのお嬢さま。
そこで家庭教師をする「赤井涼太」くん。
何を気に入られたのか「有理奈さん」は彼にラブラブで、思わず「とっとと私を好きになりなさいと言っているんですわ!!」とか、直接言ってくるほどなのです。
素行調査から、”コスプレ風俗”へ行ったと分かった「有理奈さん」は…という展開。
「お金もある」と広言していた彼女が、自らバイトしてまで買ったと聞いたら、たまんないですよ。
強気だった彼女が途端にうろたえる、そして泣き、反応が気に入らなくて怒る~と、表情豊かに生き生きと描かれておりました。
彼女がバイトで何を買ったのか、ぜひ単行本でご確認下さい。
眼鏡外したら可愛い、という超王道ネタのある「CAFE Milk&Honey」
ちんちくりんな委員長「月島典子」さん。
人見知りな彼女が、「小宮」くんの店でウェイトレスを頑張る~みたいな感じ。
よく”どきどき”という擬音を背負っている「典子さん」
こちらも、いかにもといういじめてキャラですね。
思わず「小宮くん」もセクハラされたらどうする?みたいな、どーでもいい事をテストしておりました。
しかし、ちゃんと名前覚えてて良かったですね(笑)
セオリーでは、オチ部分で眼鏡を外させたいところ。
こちらの短編は、とある事情がため眼鏡のままで人気が出るというひねりオチになっていましたよ。
丁寧な曲線の絵柄。
濃淡は適度なくらいで、線がやや強めな感じ。
白比率・ページの賑やかさ、どちらもそこそこ程度で、どちらかと言えばすっきり系。
ぺたーとした、よくある4コマ漫画ちっくな平面絵です。
非常に優れたバランス感覚があり、たっぷりな曲線で描かれた大きい目の可愛らしいキャラ絵は無論のこと、アダルトなヒロインも色気がありました。
ハートや星、花などの漫符もキュートですね。
ただ、その反面で癖は強いので、人を選ぶと思います。
よくよく吟味下さいませ。
服装や下着など、なかなか凝っていたりしていいんですけどね。
過去発売の単行本も含めて、あまり↓表紙では魅力が伝わり辛い方。
本編の白黒絵は良いので、プラス判定でいいでしょう。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・一般的には…これくらいかなぁ。個人的には満点ですが。
・いじめて系ヒロインの多いラブコメでした。キャラに力があったと思います。
・冒頭で絶賛したそのままです。好みを直撃されたので、どうにもなりません(笑)
合計:[14/15]
良質なラブコメ漫画に、出題もあるため2週目もじっくり楽しめる単行本です。
次もこんな感じにしてくれたらいいなぁ。
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■リップスティック (みずきえいむ)
★まんがデーター [13/15]
・絵 :■■■■□
・話 :■■■■■
・独創性:■■■■□
・属性 : 成年・貧乳
・おまけ: あとがき。
・その他: カラー(6P)、短編×10。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「みずきえいむ」センセの「リップスティック」です。
想定していた文が破綻してしまいました。
ついさっき判明。
ただ、他に考えてなかったので、恥を承知でそのまま書いてみます。
帰ってきて購入した本を見ていたら、「みずきえいむ」センセ、「水城たくや」センセの単行本を発見。
(※ひでるさんは購入時何も考えてません)
”みずき”が並んで楽しいなー、って訳で、本日は「みずきえいむ」センセにしてみました。
紅白も「水樹奈々」さんが出場するようですし。
これで「みずきひとし」センセの単行本があれば、また面白かったんですが。
…というような、前置き文を考えてたの。
時事ネタも絡んで、なかなかいーじゃない、とか。
しかし、よくよく単行本を眺めていたら…「水城たくや」センセの読みは”みずきたくや”ではなく、”みずしろたくや”である事が判明(笑)
ネットで検索しても(当然ながら)同様の結果が…。
「水城たくや」センセの単行本は「夢見は刺激的」を持っているので、98年頃からの勘違いでした。
うわわ、はずかしー。
(余談:「学校のない日/みずきえいむ」の文面にて、”何名かおられる「みずき」で始まる漫画家さん”と書いてるのが、まだ勘違い中な証拠)
※左:優ちゃん、右:遥ちゃん
こちらの単行本はなんと言ってもこの2人。どっちもステキです。
そんなこんなで、くだらん前置き続けましたが、本日は「みずきえいむ」センセ。
こちらのブログでは「学校のない日」、「No Make」などを紹介しております。
単行本はこれで7冊目くらいですかね。
相変わらずの貧乳・スジっぷりな短編群で、安定感は抜群。
まさに横綱相撲と言った感じなのですよ。
今回の収録で最も刺さったのが、「Boy Meets Boy?」です。
紹介帯でも人気作として書かれていますね。
公園で出会った「ユウ」と「俊」
「俊」はよく負けていたものの気が合い、頻繁に遊んでいました。
明日からの中学では同じ学校へ通うこととなっており、めでたく同クラスとなったんですが…「俊」の横には、セーラー服姿の「ユウ」が!
そう、「ユウ」こと「相原優」は女の子だったのです。
これはいいですねー。
1ページ目から続く教室シーンで直撃されました。
制服を着て、ちょっとした心境の変化を見せる「優ちゃん」がキュートです。
(※「俊くん」は気付いていませんでしたが)
実は、ちょっとした過去エピソードがあった2人。
バレていたというのはめっちゃハズいですが、それがため現在のキスに繋がるんでしょう。
何事でも試してみるもんですね。
ラストページでの「優ちゃん」は、懐かしの歌にもある”大人の階段上った感じ”で、やたら良い表情を見せていました。
これは必見な短編ですよ。ええ。
漢字は違いますが、「秘密少女」のヒロイン「唯」さんも中学生。
お隣に住むちょっと年上な「唯さん」
家族ぐるみの付き合いであり、「誠」くんとはえっちなことも冗談になる気安い関係でした。
しかし、夜食を届けに隣を訪ねてみたところ、今まで見たことのないような彼女がいたのです。
かなりため込んでいるような「唯さん」
「美佐子」さんの言動から察するに、気付いていないのは「誠くん」だけっぽいですね。
お互い余裕ないため、勢いまかせな様がうまく表現されていました。
オチ部分の照れ隠しもそんなんでしょう。
センセの単行本には必ず1人はいそうな日焼け跡娘「遥」ちゃんの短編「charm」
活発でボーイッシュだった「遥ちゃん」
先生との付き合いから”女の子を自覚”しつつありました。
プール授業があったその日は、約束によって下着なしの生活を送ってみたんですが…いつもと違う男子の反応にドキドキしていたのです。
…だいたい、そんな感じ。
良いネタです。
ひでるさんはこうした話も大好きです。
「遥ちゃん」はスカートすら初めてという娘さん。
着ていたワンピースの服は胸元ゆるゆるで、日焼け跡もまぶしい貧乳がちらちらという状態。
(※実はほぼモロ見え)
「気付かないフリしてずっと前屈み~」
…とか言ってました。
さらに、高い位置を掃除するという名目で、机上に立った彼女はわざわざ男子を呼び寄せ、机を支えさせているんですね。
もし教室内にいたら、真っ先に支えさせて頂きますよ(笑)
先生にラブラブ・従順で、ちょっと調教ちっくな色もあるお話でした。
※美沙緒ちゃん
よく出来た娘さんです。同年代ではダントツに大人っぽいんだろうなぁ。
就職浪人な”お兄ちゃん”と「美沙緒」ちゃんのお話「お兄ちゃんと私」
いわゆる兄妹ではなく、彼女が言う”お母さん”は彼にとって”姉さん”だったので…「美沙緒ちゃん」は姪でいいのかな。
お兄ちゃんは子供っぽく、逆に「美沙緒ちゃん」は大人びていたので2人とも年齢不詳な感じでしたが、どれくらの差なんだろう。
おねだりしたテニスウェア着用で、初えっちになっています。
承諾の意を態度で示した「美沙緒ちゃん」が素敵。
ツンデレ・ツインテールな「姫」ちゃんとのラブラブ話「DOG STYLE 2」
こちらは数字そのまま、「学校のない日」収録の同タイトルから続く連続話でした。
うーん、さほど話に繋がりないとはいえ、1冊に収めたかったですねー。
前回、心と身体が通じ合ったお隣さん同士な2人の後日談。
勝手に彼のベットで寝たり、えっちなイタズラで朝起こすなど、傍から見た感じでは”勝手にしてください”というカップルです。
オチの雰囲気から察するに、もしかしたらまだ続くかもしれませんね。
短編「躾のいい犬」はそちらと似ていながら、ちょいハード。
スカートめくりなど、イタズラがひどい「藤崎」くん。
接近してきた彼を返り討ちにした委員長は、彼を拘束してえっちな罰を与えるんですが…。
「私の犬になること」
とか言っていた委員長。
Sちっくでいいんですが、後半の展開がため、より可愛らしい感じになっていました。
オチ部分の1ページが非常に良いです。
公園に落ちていたえっち本からの発展話「trigger」
わいわいと皆で堪能した帰り道、「植田」さんと2人きりになった「中原」くん。
間を埋めるためのテキトー発言に対し、なんと彼女が承諾したのです。
うーん、これは思春期トラップですか。
実に見事な策で、あの当時の男子には非常に有効であったと思います。
ひょっとして、原案はお兄ちゃんかな。
※左:委員長、右:沙緒里さん
こちらは両極端な2人です。委員長のがセンセっぽいかなぁ。
ほか、カラー原稿からの冒頭話「temptation」
これは…中学生のお姉さんに声をかけた小学生、でいいのかな。
詳細は不明ですが、やたら大人びた年下の彼によってメロメロにされてしまうヒロインという漫画です。
謎だらけで、長編漫画の1話目という風情でした。
短編「Rapunzel」は、生活に不自由ないながら、常に孤独なお嬢さまのお話。
強気だった彼女の余裕なくなるえっちシーンがいい感じ。
じわーという感動話でしたね。
糸電話なんてプレゼントしていた彼氏は…ちょっとキザっちいですが。
ごくスタンダードな幼馴染みカップル話「祭囃子の夜に」
ラブラブな態度の「沙緒里」さんに対し、「耕」ちゃんはいまいち煮え切らない態度でした。
しかし、彼女の友達「阿坂」さんに背中を押された彼は…という流れ。
こうしたもんでしょうねー。
お祭りということで、和服な「沙緒里さん」が良かったですよ。
お話は幼馴染みカップルの王道です。
さらりと流すような線のスッキリ絵柄。
濃淡は薄く、全体ではそれなりにごちゃーと賑やかです。
盛り上がってくると枠線ぶち抜きますね。
こざっぱりと平たい感覚な人物や背景。
大きく崩れることなく安定しており、バランスからメリハリまで非常に優秀でした。
コメディー崩しほか微妙な表情が的確で漫画も巧い方。
絵が良いため、お話はよりプラスに感じると思われます。
癖もありますが、そう人を選ぶものではないかなぁ。たぶん。
判断は裏表紙か、紹介帯があれば裏面のカット絵がいいでしょう。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・洗練された綺麗な作画です。個人的には満点ですね。
・センセのテリトリーというべき短編群で、「Boy Meets Boy?」など抜群に巧いです。
・ロリではなく、貧乳・大人から一歩手前というヒロイン。「遥ちゃん」とかいいなぁ。
合計:[13/15]
「優ちゃん」のお話がツボに直撃しました。
一発ネタっぽいので続きはないだろうなぁ…。
もしかしたら続編があり得るかもしれない、「遥ちゃん」のがもうちょっと見たいです。
入れたままで(笑)
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・絵 :■■■■□
・話 :■■■■■
・独創性:■■■■□
・属性 : 成年・貧乳
・おまけ: あとがき。
・その他: カラー(6P)、短編×10。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「みずきえいむ」センセの「リップスティック」です。
想定していた文が破綻してしまいました。
ついさっき判明。
ただ、他に考えてなかったので、恥を承知でそのまま書いてみます。
帰ってきて購入した本を見ていたら、「みずきえいむ」センセ、「水城たくや」センセの単行本を発見。
(※ひでるさんは購入時何も考えてません)
”みずき”が並んで楽しいなー、って訳で、本日は「みずきえいむ」センセにしてみました。
紅白も「水樹奈々」さんが出場するようですし。
これで「みずきひとし」センセの単行本があれば、また面白かったんですが。
…というような、前置き文を考えてたの。
時事ネタも絡んで、なかなかいーじゃない、とか。
しかし、よくよく単行本を眺めていたら…「水城たくや」センセの読みは”みずきたくや”ではなく、”みずしろたくや”である事が判明(笑)
ネットで検索しても(当然ながら)同様の結果が…。
「水城たくや」センセの単行本は「夢見は刺激的」を持っているので、98年頃からの勘違いでした。
うわわ、はずかしー。
(余談:「学校のない日/みずきえいむ」の文面にて、”何名かおられる「みずき」で始まる漫画家さん”と書いてるのが、まだ勘違い中な証拠)
※左:優ちゃん、右:遥ちゃん
こちらの単行本はなんと言ってもこの2人。どっちもステキです。
そんなこんなで、くだらん前置き続けましたが、本日は「みずきえいむ」センセ。
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単行本はこれで7冊目くらいですかね。
相変わらずの貧乳・スジっぷりな短編群で、安定感は抜群。
まさに横綱相撲と言った感じなのですよ。
今回の収録で最も刺さったのが、「Boy Meets Boy?」です。
紹介帯でも人気作として書かれていますね。
公園で出会った「ユウ」と「俊」
「俊」はよく負けていたものの気が合い、頻繁に遊んでいました。
明日からの中学では同じ学校へ通うこととなっており、めでたく同クラスとなったんですが…「俊」の横には、セーラー服姿の「ユウ」が!
そう、「ユウ」こと「相原優」は女の子だったのです。
これはいいですねー。
1ページ目から続く教室シーンで直撃されました。
制服を着て、ちょっとした心境の変化を見せる「優ちゃん」がキュートです。
(※「俊くん」は気付いていませんでしたが)
実は、ちょっとした過去エピソードがあった2人。
バレていたというのはめっちゃハズいですが、それがため現在のキスに繋がるんでしょう。
何事でも試してみるもんですね。
ラストページでの「優ちゃん」は、懐かしの歌にもある”大人の階段上った感じ”で、やたら良い表情を見せていました。
これは必見な短編ですよ。ええ。
漢字は違いますが、「秘密少女」のヒロイン「唯」さんも中学生。
お隣に住むちょっと年上な「唯さん」
家族ぐるみの付き合いであり、「誠」くんとはえっちなことも冗談になる気安い関係でした。
しかし、夜食を届けに隣を訪ねてみたところ、今まで見たことのないような彼女がいたのです。
かなりため込んでいるような「唯さん」
「美佐子」さんの言動から察するに、気付いていないのは「誠くん」だけっぽいですね。
お互い余裕ないため、勢いまかせな様がうまく表現されていました。
オチ部分の照れ隠しもそんなんでしょう。
センセの単行本には必ず1人はいそうな日焼け跡娘「遥」ちゃんの短編「charm」
活発でボーイッシュだった「遥ちゃん」
先生との付き合いから”女の子を自覚”しつつありました。
プール授業があったその日は、約束によって下着なしの生活を送ってみたんですが…いつもと違う男子の反応にドキドキしていたのです。
…だいたい、そんな感じ。
良いネタです。
ひでるさんはこうした話も大好きです。
「遥ちゃん」はスカートすら初めてという娘さん。
着ていたワンピースの服は胸元ゆるゆるで、日焼け跡もまぶしい貧乳がちらちらという状態。
(※実はほぼモロ見え)
「気付かないフリしてずっと前屈み~」
…とか言ってました。
さらに、高い位置を掃除するという名目で、机上に立った彼女はわざわざ男子を呼び寄せ、机を支えさせているんですね。
もし教室内にいたら、真っ先に支えさせて頂きますよ(笑)
先生にラブラブ・従順で、ちょっと調教ちっくな色もあるお話でした。
※美沙緒ちゃん
よく出来た娘さんです。同年代ではダントツに大人っぽいんだろうなぁ。
就職浪人な”お兄ちゃん”と「美沙緒」ちゃんのお話「お兄ちゃんと私」
いわゆる兄妹ではなく、彼女が言う”お母さん”は彼にとって”姉さん”だったので…「美沙緒ちゃん」は姪でいいのかな。
お兄ちゃんは子供っぽく、逆に「美沙緒ちゃん」は大人びていたので2人とも年齢不詳な感じでしたが、どれくらの差なんだろう。
おねだりしたテニスウェア着用で、初えっちになっています。
承諾の意を態度で示した「美沙緒ちゃん」が素敵。
ツンデレ・ツインテールな「姫」ちゃんとのラブラブ話「DOG STYLE 2」
こちらは数字そのまま、「学校のない日」収録の同タイトルから続く連続話でした。
うーん、さほど話に繋がりないとはいえ、1冊に収めたかったですねー。
前回、心と身体が通じ合ったお隣さん同士な2人の後日談。
勝手に彼のベットで寝たり、えっちなイタズラで朝起こすなど、傍から見た感じでは”勝手にしてください”というカップルです。
オチの雰囲気から察するに、もしかしたらまだ続くかもしれませんね。
短編「躾のいい犬」はそちらと似ていながら、ちょいハード。
スカートめくりなど、イタズラがひどい「藤崎」くん。
接近してきた彼を返り討ちにした委員長は、彼を拘束してえっちな罰を与えるんですが…。
「私の犬になること」
とか言っていた委員長。
Sちっくでいいんですが、後半の展開がため、より可愛らしい感じになっていました。
オチ部分の1ページが非常に良いです。
公園に落ちていたえっち本からの発展話「trigger」
わいわいと皆で堪能した帰り道、「植田」さんと2人きりになった「中原」くん。
間を埋めるためのテキトー発言に対し、なんと彼女が承諾したのです。
うーん、これは思春期トラップですか。
実に見事な策で、あの当時の男子には非常に有効であったと思います。
ひょっとして、原案はお兄ちゃんかな。
※左:委員長、右:沙緒里さん
こちらは両極端な2人です。委員長のがセンセっぽいかなぁ。
ほか、カラー原稿からの冒頭話「temptation」
これは…中学生のお姉さんに声をかけた小学生、でいいのかな。
詳細は不明ですが、やたら大人びた年下の彼によってメロメロにされてしまうヒロインという漫画です。
謎だらけで、長編漫画の1話目という風情でした。
短編「Rapunzel」は、生活に不自由ないながら、常に孤独なお嬢さまのお話。
強気だった彼女の余裕なくなるえっちシーンがいい感じ。
じわーという感動話でしたね。
糸電話なんてプレゼントしていた彼氏は…ちょっとキザっちいですが。
ごくスタンダードな幼馴染みカップル話「祭囃子の夜に」
ラブラブな態度の「沙緒里」さんに対し、「耕」ちゃんはいまいち煮え切らない態度でした。
しかし、彼女の友達「阿坂」さんに背中を押された彼は…という流れ。
こうしたもんでしょうねー。
お祭りということで、和服な「沙緒里さん」が良かったですよ。
お話は幼馴染みカップルの王道です。
さらりと流すような線のスッキリ絵柄。
濃淡は薄く、全体ではそれなりにごちゃーと賑やかです。
盛り上がってくると枠線ぶち抜きますね。
こざっぱりと平たい感覚な人物や背景。
大きく崩れることなく安定しており、バランスからメリハリまで非常に優秀でした。
コメディー崩しほか微妙な表情が的確で漫画も巧い方。
絵が良いため、お話はよりプラスに感じると思われます。
癖もありますが、そう人を選ぶものではないかなぁ。たぶん。
判断は裏表紙か、紹介帯があれば裏面のカット絵がいいでしょう。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・洗練された綺麗な作画です。個人的には満点ですね。
・センセのテリトリーというべき短編群で、「Boy Meets Boy?」など抜群に巧いです。
・ロリではなく、貧乳・大人から一歩手前というヒロイン。「遥ちゃん」とかいいなぁ。
合計:[13/15]
「優ちゃん」のお話がツボに直撃しました。
一発ネタっぽいので続きはないだろうなぁ…。
もしかしたら続編があり得るかもしれない、「遥ちゃん」のがもうちょっと見たいです。
入れたままで(笑)
リップスティック (TENMAコミックスRiN) (2009/11/27) みずき えいむ 商品詳細を見る |
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■PURE GIRL (牧野坂シンイチ)
★まんがデーター [13/15]
・絵 :■■■■□
・話 :■■■■■
・独創性:■■■■□
・属性 : 成年・コメディー
・おまけ: カバー裏に漫画「ぷろじぇくとiぷらす」、
描き下ろし「誰も知らない-後日談-」
・その他: 初単行本、短編×10(うち「誰も知らない」×2)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「牧野坂シンイチ(まきのさか・しんいち)」センセの「PURE GIRL」です。
今週末の書店は華やかでしたねー。
成年から一般まで、どちらから紹介したら良いのか迷うほどです。
もう少し月でバランス良く発売してくれれば助かるんですが。
さて、本日は「コアマガジン」さんで「鶴田文学」センセと揃って初単行本な「牧野坂シンイチ」センセです。
発売前からアマゾンのページで、ちらほら↓表紙画像が気になっていた「PURE GIRL」ですね。
描き下ろしで連続がありましたが、短編での構成になっています。
派手なえっちとはじけたコメディー描写が特徴。
属性はラブコメとしてもいいんですが、独特なネタが目立っていたので、”ラブ”を取っ払ってみました。
初単行本ながら、お話・絵柄共に全盛期の「桑田真澄」さんを彷彿とさせる、完成度の高い仕上がりです。
ちょっと癖はありますけど。
※左:部長「ユリさん」、右:看護婦さん
部長もいいんですが…やっぱりこの看護婦さんがいいなぁ。
多くのキャラを押しのけ、見事↓表紙をゲットしたのが「誰も知らない」のヒロイン「ユリ」さんです。
水泳部のエースにして部長「ユリさん」
凛とした容姿・性格で、面倒見も良いという人気者だったんですが…極端な男嫌いとしても知られていました。
しかし、彼女のそんなところも含めて憧れていたのが主人公。
今では遠巻きにする男子連中とは裏腹に積極的に声をかけては怒鳴られるような毎日でした。
そうしたある日、更衣室から彼女のうめき声が聞こえ…と、だいたいそんな感じ。
身分差のある、キツめな女性とのえっち王道パターン。
(※ビジネス漫画などでは女性上司だったりしますよね)
巻末に収録の描き下ろし「誰も知らない-後日談-」はその後のエピソードなんですが、視点が「ユリさん」になっているので注目。
…始終あーんなこと考えてたんですねー(笑)
そりゃ言葉もキツくなる訳だ。
ああした凛々しい女性がとろとろになってしまう様をぜひお楽しみ下さい。
水着の黒のグラデーションも良かったです。
ちなみに…競泳水着でなく、スクール水着なんですね。
1年も付き合っていた「真司」くんと初えっちのため、準備万端で部屋へ乗り込んだ「西沢ユイ」さん。
しかしアパートには不在で、不用心にも鍵がかかっていなかったため留守へ侵入。
部屋をなんとなく片付けていたところ、大量の妹系えっちメディアを次々と発見したのです。
ストイックだった彼の趣味を把握した「ユイさん」は好みだろう妹キャラで出迎えたんですが…という「ぷろじぇくとi」はコメディー寄りなお話。
こちらも後日談がカバー裏漫画になってますね。
ラブラブなこともあって、多少の違和感を覚えつつもえっちに突入していた「ユイさん」
残念ながら、彼の偏り具合は相当に激しいものでした。
あれはヤバいなぁ。
後日談の漫画でも苦労していた「ユイさん」ですが、実はコレでお似合いなカップルなのかもしれません。
普通なら、冒頭の本気なリアクションで引くでしょうからねー。
ただ、あれほど妹モノを集めていた「真司くん」だったので、オチ部分はなんだか違和感ありました。
※千波さん
うん、コレは勘違いしても仕方ないかなぁ…
難関の大学受験を突破するべく、同級生「千波」さんに勉強を教わる「高島」くん。
”同じ大学に行きたい”
そんな告白を受けていた「千波さん」は夏休みの間彼に付きっきりで、ドキドキな毎日を過ごしていたんですが…2人の間にはちょっとした誤解があったのです。
大雑把ですが「現在片想い中」はそんな流れ。
他の短編もそうですが、「牧野坂シンイチ」センセの漫画は身体をもって対象をオトす、積極的なヒロインが目立ちますね。
こちらの「千波さん」もそうした1人で、すっぱりフラれていたものの、積極的な行動によって中間かそれ以上まで押し返していました。
片想いで憧れているだけという相手よりも、近しい距離で過ごす彼女のが勝ち目あるでしょうね。
また明日来るそうですし、もう実際に繋がってることだし(笑)
無口で引っ込み思案という「坂下由季」さんと「仲本」くんの「告白×告白」、幼女体型「メグ」さんと「小倉大地」くんの「ホントのキモチ」
実はどちらも女の子からの告白話。後者はやや微妙ですが大まかには。
前者「告白×告白」は会議のみが接点という2人。
会議の終わり間際で挙手した「由季さん」が、そのまま「好きです」と想いを告げるパターン。
あーした場で、しかもあれだけ可愛い娘に言われるというのは最高ですね。
ただ、こちらの「仲本くん」はその後も距離を置いたままで”本心が分からない”とか、相当にヘタレた感じ。
よく分かんないのはアンタですわ。
漫画では友人の男子から激しい突っ込みを受けていましたが…そんなん踏まえて後者「ホントのキモチ」
こちらはもともとお互いに冗談を言い合えるにような関係。
「メグさん」の落としたラブレターを教室で読み上げた「大地くん」は、最後に自分の名前が出てきて驚くのよ。
泣いて走り去ってしまう「メグさん」なんですが、残った彼は女子連中のプレッシャーを受けるのです。
…そう。
先の「由季さん」も容姿・性格から察するに同性にも人気あると想像されます。
そのため、ああした引っ込み思案な彼女が公衆の面前でも頑張って告白したとなれば…それを受けてなお距離をとっていた「仲本くん」は女子連中にボコボコにされると思うのよ。
あんな悠長にしてられないのでは、と。
ちなみに、「大地くん」も同様のこと。
名前を間違える訳がないじゃない。
結局のところ、どちらの短編もヒロインが身体を張って、いまいち頼りない男子を陥落させるのでした。
お2人ともメロメロでしたね。
※左:由季さん、右:メグさん
可愛い娘さんキャラはまた良いバランス感覚なのです。
タレ目で眼鏡なドジっ娘看護婦とのえっち短編「プリセプティナース」
収録ヒロインの中でセンセの絵柄に最もマッチしているのが彼女ではないかなぁ。なんとなく。
危険もありました(笑)が、あーした可愛い看護婦さんにえっちとは関係ない場面で面倒見てもらえるというのは刺激的なプレイです。
必要以上にべったり触られた挙句、まじまじと眺められていました。
なんだか気恥ずかしいような、羨ましいような…そうでもないような…わはは。
ちょっと気になったのが、彼女の一言。
「朝のバイタルにも影響でちゃいますし」
バイタルって何だろう??
漫画を楽しく読むため、ちょっと調べてきました。
【バイタルサイン】
生命に危険が迫っているかどうかを判断する指標。意識、血圧、脈拍、呼吸、体温の状態が判断材料になる。
(→「healthクリック:健康用語辞典」より抜粋)
…これかな。
新人さんなので非常に良いリアクションで、困り・驚いたような彼女が印象的でした。
このお話はいいなぁ。
ほか、「ハートぶれいくショット」は「恵美」さんと「一史」くん。
プライド高い「恵美さん」はクラス連中に負けないよう、初えっちに幼馴染みな「一史くん」をターゲットに、半ば無理矢理に迫るんですが…という流れ。
てっきり、えっちを切っ掛けにラブラブになるのかと思いましたが、さにあらず。
オチまで面白いので、これはじっくりどうぞ。
クリスマスでのカップル話「イブの贈り物」
こちらのヒロイン「ヒナ」ちゃんは童顔でキュートな感じなんですが…非常にむちむちとしたスタイルの持ち主でした。
コスプレ・アイテムでのえっちになってます。
「フェイクラブ」は「佑」くんと先輩「希美」さんの短編。
後輩の女の子にストーキングされていた「希美さん」は「佑くん」に彼氏役を依頼しました。
そんな訳で、尾行されたままデートをすることとなり~というお話。
なかなか面白いシチュエーションでした。
いや、主要の2人でなくて、もう1人のほう。
表に出さず、ずっと覗かせていたのが良く作用していたと思います。
てっきり、「佑くん」をオトすためわざと目立つ尾行するよう依頼したのかと勘違いしましたが。
くっきりした柔らか線の絵柄。
濃淡としては適度なくらいですが、とかくごっちゃりとした画面が最大の特徴です。
大小複雑なコマ割りは特にえっちシーンで多く、コマ間の隙間もありません。
ロングのキャラは髪が乱れ、液体描写から効果線、擬音などでページはいっぱい。
そんな訳で、さして強い色ではなかったものの、全体では濃い目な印象。
縦に長いキャラ絵はすらりとした細身なスタイル。
どちらかというとお姉さんっぽいキャラのが似合いそうなんですが…収録では意外に可愛らしいキャラも多め。
そうしたキャラの全身絵はなかなか良いバランス感覚でした。
とにかく表情豊かでよく動いている印象があり、やっぱりコメディー調のがいい感じ。
背景や小物もメインを邪魔せず違和感なく。
全て最近の原稿だったので、安定感もありました。
カラーでも雰囲気そのままなので、↓表紙・裏表紙、あるいは紹介帯裏面が判断にいいでしょう。
ネットを見る余裕があるなら、「コアマガジン」さんのHPもオススメです。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・ごっちゃりで個性も強いですが、非常に良く描かれていました。
・各キャラがくるくると動く、楽しい漫画群です。ヒロインも魅力的ですね。
・コメディー描写から漫画までちょっと独特なものでした。
合計:[13/15]
個人的には「+1」です。
読む前はもっとスタンダードなお話を想像していましたが、予想以上に面白い漫画群でしたよ。
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・絵 :■■■■□
・話 :■■■■■
・独創性:■■■■□
・属性 : 成年・コメディー
・おまけ: カバー裏に漫画「ぷろじぇくとiぷらす」、
描き下ろし「誰も知らない-後日談-」
・その他: 初単行本、短編×10(うち「誰も知らない」×2)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「牧野坂シンイチ(まきのさか・しんいち)」センセの「PURE GIRL」です。
今週末の書店は華やかでしたねー。
成年から一般まで、どちらから紹介したら良いのか迷うほどです。
もう少し月でバランス良く発売してくれれば助かるんですが。
さて、本日は「コアマガジン」さんで「鶴田文学」センセと揃って初単行本な「牧野坂シンイチ」センセです。
発売前からアマゾンのページで、ちらほら↓表紙画像が気になっていた「PURE GIRL」ですね。
描き下ろしで連続がありましたが、短編での構成になっています。
派手なえっちとはじけたコメディー描写が特徴。
属性はラブコメとしてもいいんですが、独特なネタが目立っていたので、”ラブ”を取っ払ってみました。
初単行本ながら、お話・絵柄共に全盛期の「桑田真澄」さんを彷彿とさせる、完成度の高い仕上がりです。
ちょっと癖はありますけど。
※左:部長「ユリさん」、右:看護婦さん
部長もいいんですが…やっぱりこの看護婦さんがいいなぁ。
多くのキャラを押しのけ、見事↓表紙をゲットしたのが「誰も知らない」のヒロイン「ユリ」さんです。
水泳部のエースにして部長「ユリさん」
凛とした容姿・性格で、面倒見も良いという人気者だったんですが…極端な男嫌いとしても知られていました。
しかし、彼女のそんなところも含めて憧れていたのが主人公。
今では遠巻きにする男子連中とは裏腹に積極的に声をかけては怒鳴られるような毎日でした。
そうしたある日、更衣室から彼女のうめき声が聞こえ…と、だいたいそんな感じ。
身分差のある、キツめな女性とのえっち王道パターン。
(※ビジネス漫画などでは女性上司だったりしますよね)
巻末に収録の描き下ろし「誰も知らない-後日談-」はその後のエピソードなんですが、視点が「ユリさん」になっているので注目。
…始終あーんなこと考えてたんですねー(笑)
そりゃ言葉もキツくなる訳だ。
ああした凛々しい女性がとろとろになってしまう様をぜひお楽しみ下さい。
水着の黒のグラデーションも良かったです。
ちなみに…競泳水着でなく、スクール水着なんですね。
1年も付き合っていた「真司」くんと初えっちのため、準備万端で部屋へ乗り込んだ「西沢ユイ」さん。
しかしアパートには不在で、不用心にも鍵がかかっていなかったため留守へ侵入。
部屋をなんとなく片付けていたところ、大量の妹系えっちメディアを次々と発見したのです。
ストイックだった彼の趣味を把握した「ユイさん」は好みだろう妹キャラで出迎えたんですが…という「ぷろじぇくとi」はコメディー寄りなお話。
こちらも後日談がカバー裏漫画になってますね。
ラブラブなこともあって、多少の違和感を覚えつつもえっちに突入していた「ユイさん」
残念ながら、彼の偏り具合は相当に激しいものでした。
あれはヤバいなぁ。
後日談の漫画でも苦労していた「ユイさん」ですが、実はコレでお似合いなカップルなのかもしれません。
普通なら、冒頭の本気なリアクションで引くでしょうからねー。
ただ、あれほど妹モノを集めていた「真司くん」だったので、オチ部分はなんだか違和感ありました。
※千波さん
うん、コレは勘違いしても仕方ないかなぁ…
難関の大学受験を突破するべく、同級生「千波」さんに勉強を教わる「高島」くん。
”同じ大学に行きたい”
そんな告白を受けていた「千波さん」は夏休みの間彼に付きっきりで、ドキドキな毎日を過ごしていたんですが…2人の間にはちょっとした誤解があったのです。
大雑把ですが「現在片想い中」はそんな流れ。
他の短編もそうですが、「牧野坂シンイチ」センセの漫画は身体をもって対象をオトす、積極的なヒロインが目立ちますね。
こちらの「千波さん」もそうした1人で、すっぱりフラれていたものの、積極的な行動によって中間かそれ以上まで押し返していました。
片想いで憧れているだけという相手よりも、近しい距離で過ごす彼女のが勝ち目あるでしょうね。
また明日来るそうですし、もう実際に繋がってることだし(笑)
無口で引っ込み思案という「坂下由季」さんと「仲本」くんの「告白×告白」、幼女体型「メグ」さんと「小倉大地」くんの「ホントのキモチ」
実はどちらも女の子からの告白話。後者はやや微妙ですが大まかには。
前者「告白×告白」は会議のみが接点という2人。
会議の終わり間際で挙手した「由季さん」が、そのまま「好きです」と想いを告げるパターン。
あーした場で、しかもあれだけ可愛い娘に言われるというのは最高ですね。
ただ、こちらの「仲本くん」はその後も距離を置いたままで”本心が分からない”とか、相当にヘタレた感じ。
よく分かんないのはアンタですわ。
漫画では友人の男子から激しい突っ込みを受けていましたが…そんなん踏まえて後者「ホントのキモチ」
こちらはもともとお互いに冗談を言い合えるにような関係。
「メグさん」の落としたラブレターを教室で読み上げた「大地くん」は、最後に自分の名前が出てきて驚くのよ。
泣いて走り去ってしまう「メグさん」なんですが、残った彼は女子連中のプレッシャーを受けるのです。
…そう。
先の「由季さん」も容姿・性格から察するに同性にも人気あると想像されます。
そのため、ああした引っ込み思案な彼女が公衆の面前でも頑張って告白したとなれば…それを受けてなお距離をとっていた「仲本くん」は女子連中にボコボコにされると思うのよ。
あんな悠長にしてられないのでは、と。
ちなみに、「大地くん」も同様のこと。
名前を間違える訳がないじゃない。
結局のところ、どちらの短編もヒロインが身体を張って、いまいち頼りない男子を陥落させるのでした。
お2人ともメロメロでしたね。
※左:由季さん、右:メグさん
可愛い娘さんキャラはまた良いバランス感覚なのです。
タレ目で眼鏡なドジっ娘看護婦とのえっち短編「プリセプティナース」
収録ヒロインの中でセンセの絵柄に最もマッチしているのが彼女ではないかなぁ。なんとなく。
危険もありました(笑)が、あーした可愛い看護婦さんにえっちとは関係ない場面で面倒見てもらえるというのは刺激的なプレイです。
必要以上にべったり触られた挙句、まじまじと眺められていました。
なんだか気恥ずかしいような、羨ましいような…そうでもないような…わはは。
ちょっと気になったのが、彼女の一言。
「朝のバイタルにも影響でちゃいますし」
バイタルって何だろう??
漫画を楽しく読むため、ちょっと調べてきました。
【バイタルサイン】
生命に危険が迫っているかどうかを判断する指標。意識、血圧、脈拍、呼吸、体温の状態が判断材料になる。
(→「healthクリック:健康用語辞典」より抜粋)
…これかな。
新人さんなので非常に良いリアクションで、困り・驚いたような彼女が印象的でした。
このお話はいいなぁ。
ほか、「ハートぶれいくショット」は「恵美」さんと「一史」くん。
プライド高い「恵美さん」はクラス連中に負けないよう、初えっちに幼馴染みな「一史くん」をターゲットに、半ば無理矢理に迫るんですが…という流れ。
てっきり、えっちを切っ掛けにラブラブになるのかと思いましたが、さにあらず。
オチまで面白いので、これはじっくりどうぞ。
クリスマスでのカップル話「イブの贈り物」
こちらのヒロイン「ヒナ」ちゃんは童顔でキュートな感じなんですが…非常にむちむちとしたスタイルの持ち主でした。
コスプレ・アイテムでのえっちになってます。
「フェイクラブ」は「佑」くんと先輩「希美」さんの短編。
後輩の女の子にストーキングされていた「希美さん」は「佑くん」に彼氏役を依頼しました。
そんな訳で、尾行されたままデートをすることとなり~というお話。
なかなか面白いシチュエーションでした。
いや、主要の2人でなくて、もう1人のほう。
表に出さず、ずっと覗かせていたのが良く作用していたと思います。
てっきり、「佑くん」をオトすためわざと目立つ尾行するよう依頼したのかと勘違いしましたが。
くっきりした柔らか線の絵柄。
濃淡としては適度なくらいですが、とかくごっちゃりとした画面が最大の特徴です。
大小複雑なコマ割りは特にえっちシーンで多く、コマ間の隙間もありません。
ロングのキャラは髪が乱れ、液体描写から効果線、擬音などでページはいっぱい。
そんな訳で、さして強い色ではなかったものの、全体では濃い目な印象。
縦に長いキャラ絵はすらりとした細身なスタイル。
どちらかというとお姉さんっぽいキャラのが似合いそうなんですが…収録では意外に可愛らしいキャラも多め。
そうしたキャラの全身絵はなかなか良いバランス感覚でした。
とにかく表情豊かでよく動いている印象があり、やっぱりコメディー調のがいい感じ。
背景や小物もメインを邪魔せず違和感なく。
全て最近の原稿だったので、安定感もありました。
カラーでも雰囲気そのままなので、↓表紙・裏表紙、あるいは紹介帯裏面が判断にいいでしょう。
ネットを見る余裕があるなら、「コアマガジン」さんのHPもオススメです。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・ごっちゃりで個性も強いですが、非常に良く描かれていました。
・各キャラがくるくると動く、楽しい漫画群です。ヒロインも魅力的ですね。
・コメディー描写から漫画までちょっと独特なものでした。
合計:[13/15]
個人的には「+1」です。
読む前はもっとスタンダードなお話を想像していましたが、予想以上に面白い漫画群でしたよ。
PURE GIRL (メガストアコミックスシリーズ No. 237) (2009/11/19) 牧野坂シンイチ 商品詳細を見る |
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■超時空要塞マクロス THE FIRST (美樹本晴彦)
★まんがデーター [15/15]
・絵 :■■■■■
・話 :■■■■■
・独創性:■■■■■
・属性 : リアルロボット・アイドル
・おまけ: 漫画「仕事場レポート」、シークレットファイル、
インタビュー「天神英貴さん」
・その他: 原作「スタジオぬえ」、折り返しにコメント、カラー(4P)、
2話収録、現在は1巻まで発売中。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「美樹本晴彦(みきもと・はるひこ)」センセの「超時空要塞マクロス THE FIRST 1巻」です。
こないだ、なにゆえ「マクロス」なの?とか書きましたが…。
映画なんてやるんですねー。
なるほど。
てっきりパチンコが関わっているのかと思いました。
さて、そんな訳で「超時空要塞マクロス THE FIRST 1巻」です。
まぁ…こんなブログでわざわざ紹介する必要がないくらいに有名なお話ですね。
作画もちゃんと「美樹本晴彦」センセだったりして、まさに鉄壁な布陣。
これでダメな訳がありませんよ。ええ。
正直なところ、色々と難しいのであまりやりたくないんですが…今週は枯渇気味なので、がんばってみます。
※リン・ミンメイ
チャイナが素敵です。こうした2着を披露しておりました。
南アタリア島では、地球統合軍最新鋭戦艦SDF-1マクロスの進宙式が華々しく行われておりました。
しかし、10年前に落下してきたオーバーテクノロジーの塊という戦艦を修復して蘇ったマクロスには、まだ不確かな部分もあったのです。
実はこちらにはトラップが仕組まれており、進宙式の当日に突如出現した異星人の艦隊へ向け、なんと主砲が自動発射されてしまったのでした。
こうして、否応なく異星人「ゼントラーディ軍」との交戦状態に突入してしまったのです。
一方、少佐「ロイ・フォッカー」より進宙式へ招待されていた主人公「一条輝」
先の主砲による交戦に巻き込まれ、戦闘機「バルキリー」にて出撃してしまうのでした…。
だいたいこんな感じですかね。
ああ…紛う方なきマクロスだ。
第3次とかゲームなどでちらほら見かけてはいましたが、完全なマクロスはコレですよ。
いや、なっつかしいですねー。
実はDVDでしっかり持っているひでるさん。
いつもは未見・未読ばかりですが、今回はそれなりに知識あります。
※おまけ:シャミー・ミリオム
今回も当然禁煙なのでした。
ストーリーは…多少変化あるのかな。
大雑把には、今のところほぼTVシリーズそのまま。
1巻は「輝くん」が「リン・ミンメイ」を救出し、その直後の戦闘にて異星人の正体を目撃。
マクロスがフォールドをしたところで、とりあえず1巻は終わっています。
そう、直接どっぷりとは描かれていませんが、初戦闘(撃墜)シーンは「輝くん」の真情そのまま衝撃的。
重く描かれていたので、次が楽しみな感じですね。
しっかり(当然?)↓表紙をゲットしている、ヒロイン「ミンメイ」
彼女カラーページも独占状態でしたが、1巻からいきなり「輝くん」の存在を霞ませるほどに出番は多く、主要キャラでは艦長「ブルーノ・J・グローバル」に続いて2番目に登場。
しかもチャイナドレスでぶち抜き1ページでした。
さすがはアイドル。
(※この時はコンテスト前ですが)
あの状況下で唯一2着も披露しており、着替えシーンなどちらほらとサービスカットまであります。
ファンの方はご期待下さい。
しかし、かなりはっちゃけて見えましたけど…彼女はあーした感じでしたっけ?
ひでる視点が変化しているためかな。
ぶっちゃけ、当時からひでるさんが好みだったのは、航空管制官な中尉「早瀬未沙」さんです。
やっぱり軍服が凛々しいです。
こちらも、初登場シーンはぶち抜き1ページ。
さすがに負けてませんが、「輝くん」曰く「オバさん」もしっかり再現されておりました。
失礼ですね。
2人の口論も相変わらずでした。
こちらも今後が楽しみです。
※左:、独特なコマ割り、右:早瀬未沙
ちと分かり辛いですが、右端コマは右側が下。中央はそのまま、左は上が下側。
漫画で最大の特徴は、独特な表現でしょう。
空間を表現しているのかな。
コマ割りが縦にすっぱーと割られ、長く描かれたコマ絵が印象的でした。
また、バルキリー搭乗後はセリフもろとも真横に描かれていたり、逆さまになったり、はたまたそれらが複合されていたりします。
おお、いかにもアクロバティックな感じですよ。
あまりに頻繁だと見辛いかもしれませんが、なかなか効果的に作用していたように思います。
うろ覚えですが、こんなんは「機動戦士ガンダム エコール・デュ・シエル」にもなかったような…。
素直に面白いです。
繊細・丁寧な絵柄。
描き込みも細かいですねー。
ラストの漫画によると、こちらの漫画からデジタル処理となったようです。
そんな訳で非常に洗練された、あまり見られないような綺麗な画面が続いていました。
いちいち書く必要もありませんが、巧いです。
正直なところ…巧すぎるので、過去の漫画では”逆にどんなんなっているか分かり辛い”ところもありましたが、今回はそんなんもありません。
(※これは単純にお話を知っているためかもしれませんが)
まぁ、巻末にあったように、多くの人が関わっている作品です。
クオリティの高さは当然と言えるかもしれません。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・何の問題もありません。
・よく知ったお話ですが、十分楽しめました。
・コマ割りなど、バルキリーっぽさを巧く表現していたと思います。
合計:[15/15]
ちなみにカバーはリバーシブルに…なってませんでした(笑)
ちぇー。
でも、ぱっと目に飛び込んでくる、良い絵ですね。
…ちょっと邪魔者がいますけど。
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・絵 :■■■■■
・話 :■■■■■
・独創性:■■■■■
・属性 : リアルロボット・アイドル
・おまけ: 漫画「仕事場レポート」、シークレットファイル、
インタビュー「天神英貴さん」
・その他: 原作「スタジオぬえ」、折り返しにコメント、カラー(4P)、
2話収録、現在は1巻まで発売中。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「美樹本晴彦(みきもと・はるひこ)」センセの「超時空要塞マクロス THE FIRST 1巻」です。
こないだ、なにゆえ「マクロス」なの?とか書きましたが…。
映画なんてやるんですねー。
なるほど。
てっきりパチンコが関わっているのかと思いました。
さて、そんな訳で「超時空要塞マクロス THE FIRST 1巻」です。
まぁ…こんなブログでわざわざ紹介する必要がないくらいに有名なお話ですね。
作画もちゃんと「美樹本晴彦」センセだったりして、まさに鉄壁な布陣。
これでダメな訳がありませんよ。ええ。
正直なところ、色々と難しいのであまりやりたくないんですが…今週は枯渇気味なので、がんばってみます。
※リン・ミンメイ
チャイナが素敵です。こうした2着を披露しておりました。
南アタリア島では、地球統合軍最新鋭戦艦SDF-1マクロスの進宙式が華々しく行われておりました。
しかし、10年前に落下してきたオーバーテクノロジーの塊という戦艦を修復して蘇ったマクロスには、まだ不確かな部分もあったのです。
実はこちらにはトラップが仕組まれており、進宙式の当日に突如出現した異星人の艦隊へ向け、なんと主砲が自動発射されてしまったのでした。
こうして、否応なく異星人「ゼントラーディ軍」との交戦状態に突入してしまったのです。
一方、少佐「ロイ・フォッカー」より進宙式へ招待されていた主人公「一条輝」
先の主砲による交戦に巻き込まれ、戦闘機「バルキリー」にて出撃してしまうのでした…。
だいたいこんな感じですかね。
ああ…紛う方なきマクロスだ。
第3次とかゲームなどでちらほら見かけてはいましたが、完全なマクロスはコレですよ。
いや、なっつかしいですねー。
実はDVDでしっかり持っているひでるさん。
いつもは未見・未読ばかりですが、今回はそれなりに知識あります。
※おまけ:シャミー・ミリオム
今回も当然禁煙なのでした。
ストーリーは…多少変化あるのかな。
大雑把には、今のところほぼTVシリーズそのまま。
1巻は「輝くん」が「リン・ミンメイ」を救出し、その直後の戦闘にて異星人の正体を目撃。
マクロスがフォールドをしたところで、とりあえず1巻は終わっています。
そう、直接どっぷりとは描かれていませんが、初戦闘(撃墜)シーンは「輝くん」の真情そのまま衝撃的。
重く描かれていたので、次が楽しみな感じですね。
しっかり(当然?)↓表紙をゲットしている、ヒロイン「ミンメイ」
彼女カラーページも独占状態でしたが、1巻からいきなり「輝くん」の存在を霞ませるほどに出番は多く、主要キャラでは艦長「ブルーノ・J・グローバル」に続いて2番目に登場。
しかもチャイナドレスでぶち抜き1ページでした。
さすがはアイドル。
(※この時はコンテスト前ですが)
あの状況下で唯一2着も披露しており、着替えシーンなどちらほらとサービスカットまであります。
ファンの方はご期待下さい。
しかし、かなりはっちゃけて見えましたけど…彼女はあーした感じでしたっけ?
ひでる視点が変化しているためかな。
ぶっちゃけ、当時からひでるさんが好みだったのは、航空管制官な中尉「早瀬未沙」さんです。
やっぱり軍服が凛々しいです。
こちらも、初登場シーンはぶち抜き1ページ。
さすがに負けてませんが、「輝くん」曰く「オバさん」もしっかり再現されておりました。
失礼ですね。
2人の口論も相変わらずでした。
こちらも今後が楽しみです。
※左:、独特なコマ割り、右:早瀬未沙
ちと分かり辛いですが、右端コマは右側が下。中央はそのまま、左は上が下側。
漫画で最大の特徴は、独特な表現でしょう。
空間を表現しているのかな。
コマ割りが縦にすっぱーと割られ、長く描かれたコマ絵が印象的でした。
また、バルキリー搭乗後はセリフもろとも真横に描かれていたり、逆さまになったり、はたまたそれらが複合されていたりします。
おお、いかにもアクロバティックな感じですよ。
あまりに頻繁だと見辛いかもしれませんが、なかなか効果的に作用していたように思います。
うろ覚えですが、こんなんは「機動戦士ガンダム エコール・デュ・シエル」にもなかったような…。
素直に面白いです。
繊細・丁寧な絵柄。
描き込みも細かいですねー。
ラストの漫画によると、こちらの漫画からデジタル処理となったようです。
そんな訳で非常に洗練された、あまり見られないような綺麗な画面が続いていました。
いちいち書く必要もありませんが、巧いです。
正直なところ…巧すぎるので、過去の漫画では”逆にどんなんなっているか分かり辛い”ところもありましたが、今回はそんなんもありません。
(※これは単純にお話を知っているためかもしれませんが)
まぁ、巻末にあったように、多くの人が関わっている作品です。
クオリティの高さは当然と言えるかもしれません。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・何の問題もありません。
・よく知ったお話ですが、十分楽しめました。
・コマ割りなど、バルキリーっぽさを巧く表現していたと思います。
合計:[15/15]
ちなみにカバーはリバーシブルに…なってませんでした(笑)
ちぇー。
でも、ぱっと目に飛び込んでくる、良い絵ですね。
…ちょっと邪魔者がいますけど。
超時空要塞マクロス THE FIRST (1) (角川コミックス・エース 6-21) (2009/11/09) 美樹本 晴彦 商品詳細を見る |
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■もう射精さないで (めいか)
★まんがデーター [10/15]
・絵 :■■■□□
・話 :■■■□□
・独創性:■■■■□
・属性 : 成年・ストッキング
・おまけ: あとがき、ゲストページ。
・その他: 短編×12。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「めいか」センセの「もう射精さないで」です。
こちらが「めいか」センセの初単行本。
紹介帯にはそう書いてありましたが…センセのHPを見たところ、どうやらこれが2冊目の様子。
前巻の「いもうと遊戯」にも”ファースト作品集”なんて書いてますね。
間が空いたから?
そんなこんなで、本日は「もう射精さないで」です。
構成は全て短編。
姉、教師などの多い、ちょっと年上な”お姉さん系漫画”となっています。
後述しますが、繊細なトーン描写の絵柄でした。
特にストッキングは目にもやたらいい感じ。
そんな訳で、やっぱり「めいか」センセが力を入れている(と思う)ストッキング着用なヒロインらよりどうぞ。
収録でイチ押しな漫画「ラブわんこ」
犬が大好きな若妻「麻衣」さん。
「健」くんと犬を選ぼうとしているうち、話題は”どうしたら犬が喜ぶか”にシフト。
「おれを犬だと思ってやってみろ」
という言葉を切っ掛けに、変な方向に流れていくのでした…。
どちらかと言うと無理矢理だったり、調教ちっくなネタの多い作品集。
しかし、こちらのカップルは新婚さんということで、カップルのラブラブっぶりを見せつけられてるようなお話ですね。
そうした明るいストーリーと共に注目なのが、ふんだんに描かれた「麻衣さん」のパンストでしょう。
「なんか違わない?」
さすがに気付いていたものの、ローアングルから見上げる足・パンチラが実に良い感じ。
羨ましく感じる方も多いでしょう。たぶん。
そんな風に前半は足でしたが、後半はお尻であるところもこの短編のポイント。
自ら要所部分のみ破く展開も良かったです。
※左:若妻「麻衣さん」、右:義姉「理恵さん」
実に良いですね。「麻衣さん」のお話はこんなアングルばっかり(笑)
刺激的なパンストのお話「義姉さんのお夜食」
こちらは義理の姉「理恵」さんと「亮」くん。
漫画では既に彼の支配下にあり、携帯電話を大事なトコへ入れられていました。
バイブ機能は便利ですね(笑)
従順でむちむちとした「理恵さん」が可愛いものの、何かと甘ったれた事を言っていた「亮くん」が腹立たしいです。
あと、あっさりストッキングを脱いじゃうのが、ちょっぴり残念でした。
そちらとよく似た短編「家庭相談」は引き籠りな生徒「洋一」くんとその父親が最低。
特に父親ですねー。
おそらく、原因はアナタでしょう。
なお、こちらの担任「鈴村」先生はひざ上までのストッキングでした。
これまた教師モノ「性徒指導」
えっちな本を没収され、指導室まで呼び出された「吉田」・「石川」という2名。
融通の利かない、居丈高な態度で遂にキレた「吉田くん」は襲いかかるのでした。
実はかなり良いスタイルな先生。
しかも、黒のガーターストッキングなんて着用しておりました。
こんな教師いないだろうなぁ。
そんな訳で、てっきり先生が仕組んだのだと思いましたが…。
結果的に没収した本と同じ事をしてました。
「抗戯の放課後」もまたまた教師モノ。
生徒「小林」くんと関係していた「若菜先生」
結婚が決まり、乱れた関係もこれで最後と決め、放課後に彼と教室でしていたところ…なんと、他の生徒に見つかってしまったのです。
言っているような繊細さは「小林くん」ないですが、確かに酷い。
たぶん頻繁にシテいたんでしょうし。
ちなみに、↓表紙が「若菜先生」でいいのかな。
イラストとは違い、やはりひざ上までのストッキングなのでした。
そう、「恋教師」のヒロイン「高岡」先生がパンストですね。
あるいは、そちらは彼女が描かれているのかもしれません。
「高岡先生」に憧れていた「堀田」くん。
電話口で”見合い”というキーワードを聞いてしまった彼は…という展開。
こちらは逆に、見るのも初めてというくらいに初々しい先生ですねー。
彼女の発想から察するに、あの後はラブラブになってそうでした。
たぶん、学校内のあちこちでえっちされるんだろうなぁ(笑)
ストッキングと黒下着がやたら美しい短編「カード」
こちらのヒロインは眼鏡の保健医「美央」先生。
彼女はいわゆる女王様タイプでなく、儚げないじめて系なのでした。
まぁ、どうやらそんなプレイのようなんですが。
むっちりグラデな太もも、特に1コマだけでしたがお尻描写が素敵なので注目のこと。
※左:「性徒指導」の先生、右:鈴村先生
教師の多い単行本でもあります。皆さん必要以上にむちむちでしたが。
彼女の着用は…調べたところサスペンダーストッキングでいいのかな。
会社の同僚「橋本高行」と結婚予定というOL「上村エミカ」
彼女が裏表紙ですよね。
彼の不始末に、社長と即えっち展開な「婚前交渉」
旦那の目前でされてしまう、刺激的な展開なんですが…実はひとオチありました。
そりゃそうだよなぁ。
以下はストッキングでない短編群ですね。
彼氏と電話をしていた姉「由菜」になんとなく嫉妬を覚えた弟「トモ」
試しに足を舐めてみたところ抵抗なく、その勢いで…という姉弟の近親「あね電」
こちらが冒頭話。
一線を越えるかどうか、というぎりぎりが1ページをかけてじっくり丁寧に描かれておりました。
電話中だと言うのに、えっちですよー。
舌で下着をずらしたりされながらも、まるで抵抗しない「由菜さん」が良かったです。
そのまま終わるかなーと思いましたが、「トモくん」の行動にびっくり。
うお、なかなかカッコいいじゃーないですか。
えろえろな姉「結花」さんが登場する短編「まっサカリ」
可愛いと評判である「結花さん」の実態は、オモチャで自らを慰めるほか、弟「宏明」くんにも手伝ってもらっているほどのえっちな女性。
友達が泊まるため、手伝いを拒否されてしまった「結花さん」は、「宏明くん」の寝込みを襲おうとしたのでした。
…だいたいそんな流れ。
こちらはバカ姉ですね。
(※あるいは全て計算ずくなのかも)
結局手を出す寸前で阻止した「宏明くん」とのえっちになっていました。
「大きな声出すとお友達起きちゃうわよ?」
そうした、普通は逆のような台詞も言っています。
小さいコマでしたが、むーってなった「結花さん」が可愛いです。
ふんわりとした雰囲気の人妻「里中美咲」さんの「奥様クラブ」
近所の「久美子」さんに誘われ、アロマサークルへ行ってみると、そこは男女が絡まるようなマッサージだったのです。
慣れない「美咲さん」が良い反応っぷり。
口でどうのこうの言っていながらも、まるで抵抗していないのもいい感じでした。
(※なにげに旦那と比較してるし)
ビデオ店員「まひろ」さんの接客えっち漫画「接客方式」
ああしたコーナーの女店員はお客さんとえっちするのがお約束。
こちらは接客態度のテストと勘違いした「まひろさん」がえっちする展開でした。
DVD挟めるほどの巨乳を堪能下さい。
柔らかな線のすっきりな絵柄。
淡い色使いで、ぼんやり滲むようなトーン処理が最大の特徴。
大きめなコマ割りと共にキャラも大きくゆったりと描かれています。
ふんわりとした曲線でゆったりなスタイルのキャラ絵。
お姉さん系ですね。
なによりも↓表紙・裏表紙にあるような、ストッキング描写が実に見事でした。
そんなんお好きな方は、あちこち刺さると思います。
なお、さほど大きな差はなかったものの、期間は07年3月から09年8月とやや開きがありました。
判断にはカット絵のあった紹介帯ほか、裏表紙のが白黒絵に近いかなぁ。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・個性が強く、人を選ぶと思います。悪くはないものの、まだ良くなりそうだったので平均にしてみました。
・可もなく不可もなくという感じです。
・特徴的なトーン処理でした。このままこっち系でぐいぐい活躍してほしいです。
合計:[10/15]
絵・話どちらも成年漫画として十分だったので、あとは好み次第でしょう。
ストッキング、女教師がお好きならばいいと思います。
★よかったな、と思ったらクリックして下さい:【人気blogランキング】
・絵 :■■■□□
・話 :■■■□□
・独創性:■■■■□
・属性 : 成年・ストッキング
・おまけ: あとがき、ゲストページ。
・その他: 短編×12。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「めいか」センセの「もう射精さないで」です。
こちらが「めいか」センセの初単行本。
紹介帯にはそう書いてありましたが…センセのHPを見たところ、どうやらこれが2冊目の様子。
前巻の「いもうと遊戯」にも”ファースト作品集”なんて書いてますね。
間が空いたから?
そんなこんなで、本日は「もう射精さないで」です。
構成は全て短編。
姉、教師などの多い、ちょっと年上な”お姉さん系漫画”となっています。
後述しますが、繊細なトーン描写の絵柄でした。
特にストッキングは目にもやたらいい感じ。
そんな訳で、やっぱり「めいか」センセが力を入れている(と思う)ストッキング着用なヒロインらよりどうぞ。
収録でイチ押しな漫画「ラブわんこ」
犬が大好きな若妻「麻衣」さん。
「健」くんと犬を選ぼうとしているうち、話題は”どうしたら犬が喜ぶか”にシフト。
「おれを犬だと思ってやってみろ」
という言葉を切っ掛けに、変な方向に流れていくのでした…。
どちらかと言うと無理矢理だったり、調教ちっくなネタの多い作品集。
しかし、こちらのカップルは新婚さんということで、カップルのラブラブっぶりを見せつけられてるようなお話ですね。
そうした明るいストーリーと共に注目なのが、ふんだんに描かれた「麻衣さん」のパンストでしょう。
「なんか違わない?」
さすがに気付いていたものの、ローアングルから見上げる足・パンチラが実に良い感じ。
羨ましく感じる方も多いでしょう。たぶん。
そんな風に前半は足でしたが、後半はお尻であるところもこの短編のポイント。
自ら要所部分のみ破く展開も良かったです。
※左:若妻「麻衣さん」、右:義姉「理恵さん」
実に良いですね。「麻衣さん」のお話はこんなアングルばっかり(笑)
刺激的なパンストのお話「義姉さんのお夜食」
こちらは義理の姉「理恵」さんと「亮」くん。
漫画では既に彼の支配下にあり、携帯電話を大事なトコへ入れられていました。
バイブ機能は便利ですね(笑)
従順でむちむちとした「理恵さん」が可愛いものの、何かと甘ったれた事を言っていた「亮くん」が腹立たしいです。
あと、あっさりストッキングを脱いじゃうのが、ちょっぴり残念でした。
そちらとよく似た短編「家庭相談」は引き籠りな生徒「洋一」くんとその父親が最低。
特に父親ですねー。
おそらく、原因はアナタでしょう。
なお、こちらの担任「鈴村」先生はひざ上までのストッキングでした。
これまた教師モノ「性徒指導」
えっちな本を没収され、指導室まで呼び出された「吉田」・「石川」という2名。
融通の利かない、居丈高な態度で遂にキレた「吉田くん」は襲いかかるのでした。
実はかなり良いスタイルな先生。
しかも、黒のガーターストッキングなんて着用しておりました。
こんな教師いないだろうなぁ。
そんな訳で、てっきり先生が仕組んだのだと思いましたが…。
結果的に没収した本と同じ事をしてました。
「抗戯の放課後」もまたまた教師モノ。
生徒「小林」くんと関係していた「若菜先生」
結婚が決まり、乱れた関係もこれで最後と決め、放課後に彼と教室でしていたところ…なんと、他の生徒に見つかってしまったのです。
言っているような繊細さは「小林くん」ないですが、確かに酷い。
たぶん頻繁にシテいたんでしょうし。
ちなみに、↓表紙が「若菜先生」でいいのかな。
イラストとは違い、やはりひざ上までのストッキングなのでした。
そう、「恋教師」のヒロイン「高岡」先生がパンストですね。
あるいは、そちらは彼女が描かれているのかもしれません。
「高岡先生」に憧れていた「堀田」くん。
電話口で”見合い”というキーワードを聞いてしまった彼は…という展開。
こちらは逆に、見るのも初めてというくらいに初々しい先生ですねー。
彼女の発想から察するに、あの後はラブラブになってそうでした。
たぶん、学校内のあちこちでえっちされるんだろうなぁ(笑)
ストッキングと黒下着がやたら美しい短編「カード」
こちらのヒロインは眼鏡の保健医「美央」先生。
彼女はいわゆる女王様タイプでなく、儚げないじめて系なのでした。
まぁ、どうやらそんなプレイのようなんですが。
むっちりグラデな太もも、特に1コマだけでしたがお尻描写が素敵なので注目のこと。
※左:「性徒指導」の先生、右:鈴村先生
教師の多い単行本でもあります。皆さん必要以上にむちむちでしたが。
彼女の着用は…調べたところサスペンダーストッキングでいいのかな。
会社の同僚「橋本高行」と結婚予定というOL「上村エミカ」
彼女が裏表紙ですよね。
彼の不始末に、社長と即えっち展開な「婚前交渉」
旦那の目前でされてしまう、刺激的な展開なんですが…実はひとオチありました。
そりゃそうだよなぁ。
以下はストッキングでない短編群ですね。
彼氏と電話をしていた姉「由菜」になんとなく嫉妬を覚えた弟「トモ」
試しに足を舐めてみたところ抵抗なく、その勢いで…という姉弟の近親「あね電」
こちらが冒頭話。
一線を越えるかどうか、というぎりぎりが1ページをかけてじっくり丁寧に描かれておりました。
電話中だと言うのに、えっちですよー。
舌で下着をずらしたりされながらも、まるで抵抗しない「由菜さん」が良かったです。
そのまま終わるかなーと思いましたが、「トモくん」の行動にびっくり。
うお、なかなかカッコいいじゃーないですか。
えろえろな姉「結花」さんが登場する短編「まっサカリ」
可愛いと評判である「結花さん」の実態は、オモチャで自らを慰めるほか、弟「宏明」くんにも手伝ってもらっているほどのえっちな女性。
友達が泊まるため、手伝いを拒否されてしまった「結花さん」は、「宏明くん」の寝込みを襲おうとしたのでした。
…だいたいそんな流れ。
こちらはバカ姉ですね。
(※あるいは全て計算ずくなのかも)
結局手を出す寸前で阻止した「宏明くん」とのえっちになっていました。
「大きな声出すとお友達起きちゃうわよ?」
そうした、普通は逆のような台詞も言っています。
小さいコマでしたが、むーってなった「結花さん」が可愛いです。
ふんわりとした雰囲気の人妻「里中美咲」さんの「奥様クラブ」
近所の「久美子」さんに誘われ、アロマサークルへ行ってみると、そこは男女が絡まるようなマッサージだったのです。
慣れない「美咲さん」が良い反応っぷり。
口でどうのこうの言っていながらも、まるで抵抗していないのもいい感じでした。
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ああしたコーナーの女店員はお客さんとえっちするのがお約束。
こちらは接客態度のテストと勘違いした「まひろさん」がえっちする展開でした。
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柔らかな線のすっきりな絵柄。
淡い色使いで、ぼんやり滲むようなトーン処理が最大の特徴。
大きめなコマ割りと共にキャラも大きくゆったりと描かれています。
ふんわりとした曲線でゆったりなスタイルのキャラ絵。
お姉さん系ですね。
なによりも↓表紙・裏表紙にあるような、ストッキング描写が実に見事でした。
そんなんお好きな方は、あちこち刺さると思います。
なお、さほど大きな差はなかったものの、期間は07年3月から09年8月とやや開きがありました。
判断にはカット絵のあった紹介帯ほか、裏表紙のが白黒絵に近いかなぁ。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・個性が強く、人を選ぶと思います。悪くはないものの、まだ良くなりそうだったので平均にしてみました。
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合計:[10/15]
絵・話どちらも成年漫画として十分だったので、あとは好み次第でしょう。
ストッキング、女教師がお好きならばいいと思います。
もう射精さないで (TENMAコミックス) (2009/10/27) めいか 商品詳細を見る |
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■超昂閃忍ハルカ 刃の巻 (MISS BLACK)
★まんがデーター [10/15]
・絵 :■■■□□
・話 :■■■□□
・独創性:■■■■□
・属性 : 成年・ゲーム原作
・おまけ: あとがき、ゲストページ(監督・原画)、カバー裏に別絵。
・その他: 原作「アリスソフト」、登場人物紹介、8話収録、現在は1巻まで発売中。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「MISS BLACK(みす・ぶらっく)」センセの「超昂閃忍ハルカ 刃の巻」です。
ようやく手に入れました、「超昂閃忍ハルカ」ですよ。
わーい。
「アリスソフト」好きなひでるさん。
しかし、最近は時間もなくなったことから、めっきりPCソフトより遠ざかっております。
(※前にも書きましたが、「戦国ランス」、「ぱすてるチャイムContinue」も買ったままで一度もやってません)
こちらの原作ソフト「超昂閃忍ハルカ」は、ひでるさん好きな「超昂天使エスカレイヤー」の流れをくむゲーム作品。
非常に魅力的だったんですが…やっぱりこちらも未プレイ。
ただ、どんなんか興味はあったので、コミックス化が嬉しかったんですよ。
きっちり成年系(※まぁ、一般には絶対にならないですよねー)で、しかもその作画が以前「Feuerig[フォイエリヒ]」を紹介していた「MISS BLACK」センセ。
そりゃーもう、期待していたんですが…なんとこちらが微妙。
悪くはなかったんですが、どうにもその絵が納得できるものではありませんでした。
そんな訳で、いつもとは順序を入れ替えて作画から。
※鷹守ハルカ
いきなりえぐい拘束をされてしまう「ハルカさん」なのでした。
細線のデジタル絵柄。
テカテカしない程度のくっきりトーン処理で、濃淡はやや濃い目です。
描き込みは細かく、ネタもあってごっちゃり。
基本的には巧い方ですが、勢いがあるだけやや乱れ気味。
アクションシーンでも、ちらほらと微妙なコマがありました。
うーん、「Feuerig」よりも全体的に弱いような気がするんですが…ひでるさんの期待が高かったせいかなぁ。
あの洗練された繊細・丁寧な絵は、こちらでは見られませんでした。
確かに良く描けているところもあるんですが、原作モノでなければ厳しいです。
ついでに言えば、今のところでは明らかに原作絵のが勝っていました。
ごめんなさい、でも正直にはそんな感覚。
とりあえずは続くようなので、次に期待しましょう。
そう、こちらは巻数表記ないものの、続くのです。
紹介帯によるとオリジナル要素もあるようですが、概ね原作ストーリーをなぞっていくみたい。
漫画版は、プロローグ部分を冒頭の数ページだけで済ませ、いきなり激しいシーンから始まっておりました。
突如、ノロイ党に襲われた十宝学園の学生「戦部鷹丸(いくさべ・たかまる)」、「四方堂ナリカ」
彼はもともと「想破上弦衆」という忍者集団の頭領であり、過去よりの仇敵であるノロイが狙ったのです。
そんな時、一目惚れをしていた相手「鷹守ハルカ」が彼を助けたのでした。
過去からやってきたという彼女は、「閃忍」という上級戦闘員の才を持った上弦衆の忍者だったのです。
「悪鬼彷徨う現の闇を!払うは月影-我、上弦なり!」
…大雑把にはそんな感じ。
※四方堂ナリカ
漫画では最もイキイキと描かれていたかなぁ。
ヒロインが戦闘からえっちまでに活躍する、アクション成年漫画です。
ゲームでの主人公「鷹丸くん」は、えっち(※いちおう龍輪功(りゅうりんこう)という儀式)によって、力を与えられる存在。
さらに、ノロイ党との戦いに敗れた際にも、お約束でえっちな事をされるため、ゲームは無論のこと成年漫画にも実にぴったりな設定。
ゲームの場合はじっくり説明がされるかと思いますが、漫画はさらっとした程度でした。
ヒロイン「ハルカ」らは忍者という設定。
これが「超昂天使エスカレイヤー」と違って独自性が強く、ぱっとでは分かり辛さがあります。
バリバリの変身ヒロインであった「エスカレイヤー」は、えっちでエネルギー充電というのがストレートに分かり易いのです。
しかし、「ハルカ」ら閃忍がえっちで力を得るというのは…いまいちピンときません。
特に漫画版ではそうした傾向が顕著。
また、いちおうは変身ヒロインでもある筈なんですが、忍者でほぼ服装が変わっているだけなので、その感覚も薄め。
なにしろ「ナリカさん」は、「その格好はっちゃけすぎ」とか言われてますし…。
さらに、ページの限られた漫画なため仕方ないと思うんですけど、出会い部分などがすっかり端折っており、過去から来たうんぬんから、閃忍の基本設定などまで、いまいち不鮮明なまま進むのでした。
ややこしいお話ではないものの、あまり良くはないと思います。
いきなり戦闘シーンの1話目「新月・現之闇」
さして活躍することもなく、あっさり捕まっていました(笑)
原作にもあったえぐい拘束えっちです。
いかにも「キルタイムコミュニケーション」さんの単行本という展開ですねー。
2話目「三日月・成香」、3話目「七日月・萌芽」は「ナリカさん」の主役回。
捕まって無理矢理にされるのと、「鷹丸くん」との愛あるえっちですね。
やっぱり恋する女の子は強い。
そんなこんなで、ようやく2人の閃忍が揃う、4話目「八日月・競演」
Wヒロインであることが売りであるこちら。
やっぱり揃うと絵になりますねー。
触手えっちからふたなり、男の子らを巻き込んでの乱交みたいな絡みにまで発展しておりました。
※ナリカ
センセがお好きなだけ、後半はよく顔を見せていました。
ちらりと過去描写のある5話目「上弦・邂逅」
こちらからヒロインのもう1人、「スバル」さんが登場しております。
ただ、注目は何と言っても「ナリカさん」
あの描写はWヒロインというこちらのお話で最高潮というべき名シーンだと思います。
いいなぁ、「ナリカさん」
忍者たる育ちであった「ハルカさん」とは違い、人間味に溢れておりました。
女の子だねぇ。
ただ、そんな訳でメインたる「ハルカさん」がインパクトに欠けていた印象があります。
携帯も満足に扱えないという彼女は日常シーンにこそ魅力があると思うんですが、漫画は戦闘続きで、かつ「鷹丸くん」とのえっち(龍輪功)も2・6・8話に少しだけのこと。
また後半は「スバルさん」まで顔を出してくるため、メインヒロインながらやたら扱いが弱いのでした。
全体では経緯がしっかり描かれていることもあり、「ナリカさん」のが目立っていたかなぁ。
(※あとがきには、スバル派と言ってました)
まぁ、まだ導入という1巻目なので、今後の巻き返しに期待したいと思います。
結構良い場面でばっさりと終わっているため、次が気になるところです。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・差し引きで平均点くらいかと思います。ここがイマイチだったのが非常に残念。
・やや急いでいる印象です。龍輪功→戦闘という基本展開が欲しかったかなぁ。
・ほぼ原作での点数です。今のところ漫画版には目立つところありません。
合計:[10/15]
うーん、今のところは次回に期待としか書けません。
人気シリーズで紹介帯もついているからいいかとも思いますが、↓表紙はもっとポップなのか、逆に徹底的にえろえろしたモノのが良かったのでは。
※こちらが原作
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・話 :■■■□□
・独創性:■■■■□
・属性 : 成年・ゲーム原作
・おまけ: あとがき、ゲストページ(監督・原画)、カバー裏に別絵。
・その他: 原作「アリスソフト」、登場人物紹介、8話収録、現在は1巻まで発売中。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「MISS BLACK(みす・ぶらっく)」センセの「超昂閃忍ハルカ 刃の巻」です。
ようやく手に入れました、「超昂閃忍ハルカ」ですよ。
わーい。
「アリスソフト」好きなひでるさん。
しかし、最近は時間もなくなったことから、めっきりPCソフトより遠ざかっております。
(※前にも書きましたが、「戦国ランス」、「ぱすてるチャイムContinue」も買ったままで一度もやってません)
こちらの原作ソフト「超昂閃忍ハルカ」は、ひでるさん好きな「超昂天使エスカレイヤー」の流れをくむゲーム作品。
非常に魅力的だったんですが…やっぱりこちらも未プレイ。
ただ、どんなんか興味はあったので、コミックス化が嬉しかったんですよ。
きっちり成年系(※まぁ、一般には絶対にならないですよねー)で、しかもその作画が以前「Feuerig[フォイエリヒ]」を紹介していた「MISS BLACK」センセ。
そりゃーもう、期待していたんですが…なんとこちらが微妙。
悪くはなかったんですが、どうにもその絵が納得できるものではありませんでした。
そんな訳で、いつもとは順序を入れ替えて作画から。
※鷹守ハルカ
いきなりえぐい拘束をされてしまう「ハルカさん」なのでした。
細線のデジタル絵柄。
テカテカしない程度のくっきりトーン処理で、濃淡はやや濃い目です。
描き込みは細かく、ネタもあってごっちゃり。
基本的には巧い方ですが、勢いがあるだけやや乱れ気味。
アクションシーンでも、ちらほらと微妙なコマがありました。
うーん、「Feuerig」よりも全体的に弱いような気がするんですが…ひでるさんの期待が高かったせいかなぁ。
あの洗練された繊細・丁寧な絵は、こちらでは見られませんでした。
確かに良く描けているところもあるんですが、原作モノでなければ厳しいです。
ついでに言えば、今のところでは明らかに原作絵のが勝っていました。
ごめんなさい、でも正直にはそんな感覚。
とりあえずは続くようなので、次に期待しましょう。
そう、こちらは巻数表記ないものの、続くのです。
紹介帯によるとオリジナル要素もあるようですが、概ね原作ストーリーをなぞっていくみたい。
漫画版は、プロローグ部分を冒頭の数ページだけで済ませ、いきなり激しいシーンから始まっておりました。
突如、ノロイ党に襲われた十宝学園の学生「戦部鷹丸(いくさべ・たかまる)」、「四方堂ナリカ」
彼はもともと「想破上弦衆」という忍者集団の頭領であり、過去よりの仇敵であるノロイが狙ったのです。
そんな時、一目惚れをしていた相手「鷹守ハルカ」が彼を助けたのでした。
過去からやってきたという彼女は、「閃忍」という上級戦闘員の才を持った上弦衆の忍者だったのです。
「悪鬼彷徨う現の闇を!払うは月影-我、上弦なり!」
…大雑把にはそんな感じ。
※四方堂ナリカ
漫画では最もイキイキと描かれていたかなぁ。
ヒロインが戦闘からえっちまでに活躍する、アクション成年漫画です。
ゲームでの主人公「鷹丸くん」は、えっち(※いちおう龍輪功(りゅうりんこう)という儀式)によって、力を与えられる存在。
さらに、ノロイ党との戦いに敗れた際にも、お約束でえっちな事をされるため、ゲームは無論のこと成年漫画にも実にぴったりな設定。
ゲームの場合はじっくり説明がされるかと思いますが、漫画はさらっとした程度でした。
ヒロイン「ハルカ」らは忍者という設定。
これが「超昂天使エスカレイヤー」と違って独自性が強く、ぱっとでは分かり辛さがあります。
バリバリの変身ヒロインであった「エスカレイヤー」は、えっちでエネルギー充電というのがストレートに分かり易いのです。
しかし、「ハルカ」ら閃忍がえっちで力を得るというのは…いまいちピンときません。
特に漫画版ではそうした傾向が顕著。
また、いちおうは変身ヒロインでもある筈なんですが、忍者でほぼ服装が変わっているだけなので、その感覚も薄め。
なにしろ「ナリカさん」は、「その格好はっちゃけすぎ」とか言われてますし…。
さらに、ページの限られた漫画なため仕方ないと思うんですけど、出会い部分などがすっかり端折っており、過去から来たうんぬんから、閃忍の基本設定などまで、いまいち不鮮明なまま進むのでした。
ややこしいお話ではないものの、あまり良くはないと思います。
いきなり戦闘シーンの1話目「新月・現之闇」
さして活躍することもなく、あっさり捕まっていました(笑)
原作にもあったえぐい拘束えっちです。
いかにも「キルタイムコミュニケーション」さんの単行本という展開ですねー。
2話目「三日月・成香」、3話目「七日月・萌芽」は「ナリカさん」の主役回。
捕まって無理矢理にされるのと、「鷹丸くん」との愛あるえっちですね。
やっぱり恋する女の子は強い。
そんなこんなで、ようやく2人の閃忍が揃う、4話目「八日月・競演」
Wヒロインであることが売りであるこちら。
やっぱり揃うと絵になりますねー。
触手えっちからふたなり、男の子らを巻き込んでの乱交みたいな絡みにまで発展しておりました。
※ナリカ
センセがお好きなだけ、後半はよく顔を見せていました。
ちらりと過去描写のある5話目「上弦・邂逅」
こちらからヒロインのもう1人、「スバル」さんが登場しております。
ただ、注目は何と言っても「ナリカさん」
あの描写はWヒロインというこちらのお話で最高潮というべき名シーンだと思います。
いいなぁ、「ナリカさん」
忍者たる育ちであった「ハルカさん」とは違い、人間味に溢れておりました。
女の子だねぇ。
ただ、そんな訳でメインたる「ハルカさん」がインパクトに欠けていた印象があります。
携帯も満足に扱えないという彼女は日常シーンにこそ魅力があると思うんですが、漫画は戦闘続きで、かつ「鷹丸くん」とのえっち(龍輪功)も2・6・8話に少しだけのこと。
また後半は「スバルさん」まで顔を出してくるため、メインヒロインながらやたら扱いが弱いのでした。
全体では経緯がしっかり描かれていることもあり、「ナリカさん」のが目立っていたかなぁ。
(※あとがきには、スバル派と言ってました)
まぁ、まだ導入という1巻目なので、今後の巻き返しに期待したいと思います。
結構良い場面でばっさりと終わっているため、次が気になるところです。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・差し引きで平均点くらいかと思います。ここがイマイチだったのが非常に残念。
・やや急いでいる印象です。龍輪功→戦闘という基本展開が欲しかったかなぁ。
・ほぼ原作での点数です。今のところ漫画版には目立つところありません。
合計:[10/15]
うーん、今のところは次回に期待としか書けません。
人気シリーズで紹介帯もついているからいいかとも思いますが、↓表紙はもっとポップなのか、逆に徹底的にえろえろしたモノのが良かったのでは。
超昂閃忍ハルカ 刃の巻 (二次元ドリームコミックス192) (二次元ドリームコミックス 193) (2009/10/28) MISS BLACK 商品詳細を見る |
※こちらが原作
超昂閃忍ハルカ (2008/02/29) Windows Vista 商品詳細を見る |
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■お口のちおっぱい (みたくるみ)
★まんがデーター [11/15]
・絵 :■■■■■
・話 :■■■□□
・独創性:■■■□□
・属性 : 成年・ラブコメ
・おまけ: このプレイだ~い好き(7P)・あとがき、合間にネタ絵。
・その他: カラー(4P)、短編×9(うち「機械じかけのキュリア☆」×3、
「サッキュバスのは・じ・め・て」×4+4.1話)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「みたくるみ」センセの「お口☆のち☆おっぱい」です。
本日は「お口☆のち☆おっぱい」です。
察しの良い方、その通り。
昨日が「デレのちトラレ」だったので、”~のち~”のこちらをチョイスしました。
タイトルだけです。
近い発売で、偶然重なっちゃったんですねー。
さて、一般系「ディスバニッシュ」、初単行本の成年系「誘惑したいカラダ」などを紹介しております、「みたくるみ」センセの3冊目。
↓表紙・裏表紙を飾るメイン中編と、もう1つ中編、そして短編という構成です。
サッキュバスにアンドロイドと、中編のヒロインが揃って人外だったので、そんなんお好きな方はより良いでしょう。
なお、あまりそっち系に強い描写もないため、好きでない方でもいいと思います。
※左:サキュバス「ナーザ」、右:幼馴染み「奈緒香さん」
もうちょっとこの2人を絡ませてほしかったですねー。
全4話+4.1話というメイン「サッキュバスのは・じ・め・て」
処女にしか興味が持てない「倉田修平」
幼馴染み「名取奈緒香」より紹介された娘にもそれを尋ねたためにあっさりと振られ、部屋で1人悶々としていたところ…突然、サキュバスを名乗る「ナーザ」が出現したのでした。
初めてサキュバスとして活動する彼女はそれっぽくなく、えっち経験もないという彼女に惹かれた「修平」は…というお話。
ラブコメちっくなお話ですね。
全体悪くはないものの、あまり周辺まで描かれていない印象があり、4話がやや勿体ない印象。
実は漫画のメインヒロインは幼馴染みの「奈緒香さん」
サキュバス「ナーザ」との対決話は4話なんですが…ちょっと遅かったかな。
特に2話から登場している、ふたなりなインキュバス「フェミィ」は余計。
やや、お話のテンポを崩しているように感じました。
うーん、そもそも1話ラストの場面にはち合わせた「奈緒香さん」にはもっと頑張ってほしかったなぁ。
美大がどうのと言っている場合ではないでしょーに。
そう、漫画では準主役という「修平くん」の存在がやたらおざなりで、こちらの個性が弱め。
処女願望が強いというのもさして説明はなく、目指す美大については完全に余計な設定。
2人のヒロインを中心に描けばまた違ったと思うんですが…。
サキュバスという「ナーザ」の最大の特徴もあまり生かされておらず、ほとんどコスチュームだけのこと。
ごくあっさりした出現シーンもイマイチ。
カラー原稿の4.1話のがいい感じであったため、ちゃっかり「ナーザ」がえっちしてるパターンをもっと早く出した方が良かったように思いました。
※おまけ:Hなのはダメ
ダメなんだそうです(笑)
全3話のアンドロイド話「機械じかけのキュリア☆」
日常から夜までをサポートするアンドロイドが普及している世界。
主人公「竜也」はメーカーの息子。
幼少期のトラウマがため、やや屈折している彼の扱いは荒っぽく、実家から送られていた「シェナ」を壊してしまうのです。
アンドロイドを取り扱う「雅音」は一計を案じ、”ちょっと古いタイプ”という「キュリア」を修理中のサポートとして預けるのでした。
”ご主人の命令には絶対服従の人形”というのが普通でしたが、豊かな表情を見せる「キュリア」は色々と注文をつけてくる、変わったアンドロイドだったのです。
だいたいそんな感じ。
王道展開なラブコメ風漫画。
漫画は「キュリア」がメインなんですが、3話より復帰の「シェナ」が加わったWヒロインな様が非常に良く、このまま完結するのが惜しい感じでした。
本編ヒロイン「キュリア」
アンドロイド然とはしておらず、なかなか魅力的な娘。
「やっぱりHなのはダメぇっ」
という、初期登録からの言動が非常に良いですねー。
真っ赤になって突き飛ばす様など、ほぼ人間そのもの。
ご主人様の好みを自己学習し、スタイルを変化させるという特殊機能によって、彼女から誘うのが1話目です。
メンテナンスという言葉に喜ぶ様が、なかなか面白い反応であった2話。
冒頭にて”扱い荒っぽい”と言われていたのが分かるような感じですね。
さすが、メーカーの息子さんというところでしょう。
”Hは駄目”というスタンスだった彼女が、システムを無理矢理いじくられたことで意識とは裏腹に変化する様が良かったです。
こんなんはアンドロイドならではというネタでしょう。
修理の終わった「シェナ」が登場する3話。
前話からの流れがあるため、逆にアンドロイド然とした「シェナ」が際立っています。
ここでの「キュリア」がまたいい言動なんですねー。
まったく無駄のない3話で、前述しているように「キュリア」・「シェナ」の揃うラストが最高潮。
漫画後のネタ絵も良く、ぜひ後日談が見たいお話でした。
カバーなどカラー部分を飾れなかったのも残念です。
※左:キュリア、右:シェナ
こちらは続編が見たいお話でした。いいトコで終わっちゃうんですよねー。
学校では”上品な美人”として振舞っている眼鏡の「愛恵香(あえか)」さん。
幼馴染みの「昇平」くんとはえっちし合うような仲で、それがため彼女はすっかりえろえろな女性となっていました。
そんな訳で普段とのギャップが激しい「愛恵香さん」は振られ続けており、えっち特訓のため「昇平くん」の協力するよう持ちかけるのでした。
そんな短編「敏感なのはアナタのせい」
うん、センセの絵が綺麗で上品なため、どうしても振られるほどの感じがありません。
もしかして…それもはったりなのかな。
いちおう台詞では比較するような発言ありましたが。
また、付き合いの長い彼は”性悪”と称していましたが、描かれているのも可愛らしいレベル。
ちょっと物足りないかなぁ、という感じでした。
もう1、2話ほしいかな。
陥没乳首なナース「香穂」さんと包茎な「圭」くんの「おねえさんが治しちゃう」
コンプレックス克服な明るい短編。
職業柄、扱いが巧いらしい「香穂さん」
…あ、なんかいいかも(笑)
勢いをつけるため、酔っ払ってる「香穂さん」が年上ながら可愛らしく、
「ちゃんと見てるぅ?」
も非常に良い感じでした。
柔らかな線の絵柄。
輪郭線はや太めですが、ほかは細め。
濃過ぎず、かと言って薄くもない程度な濃淡で、コマ割りは小さくややごっちゃり。
崩れがなくしっかり安定しているので、見易い作画でした。
高い身長とボリュームあるスタイルというお姉さん系な人物絵。
表情から動きまで巧く、バランスに優れております。
綺麗な絵を描かれるためか全体的に爽やかな感覚で、間口は広めだと思います。
カラーでも大きな差はないので、↓表紙の判断で良いでしょう。
こちらの単行本で「みたくるみ」センセを紹介するのも3冊目ですが…こと絵に関しては、1段飛ばしくらいのペースで良くなっている印象です。
ネタ的なものが好みであれば、間違いなく楽しめる1冊でしょう。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・バランス良い、綺麗な作画です。漫画も巧く、万人向けな感じでした。
・メインのお話がイマイチだったのが非常に残念です。他は良かったんですが…。
・タイトル通りでしたが、良くも悪くも強い傾倒まではありません。
合計:[11/15]
メインの「サッキュバスのは・じ・め・て」ほか、ちょっとお話が残念でした。
良さそうな要素も多くあるだけに惜しいです。
ただ、巻末の”このプレイだ~い好き”は非常に良かったですよ。
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・絵 :■■■■■
・話 :■■■□□
・独創性:■■■□□
・属性 : 成年・ラブコメ
・おまけ: このプレイだ~い好き(7P)・あとがき、合間にネタ絵。
・その他: カラー(4P)、短編×9(うち「機械じかけのキュリア☆」×3、
「サッキュバスのは・じ・め・て」×4+4.1話)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「みたくるみ」センセの「お口☆のち☆おっぱい」です。
本日は「お口☆のち☆おっぱい」です。
察しの良い方、その通り。
昨日が「デレのちトラレ」だったので、”~のち~”のこちらをチョイスしました。
タイトルだけです。
近い発売で、偶然重なっちゃったんですねー。
さて、一般系「ディスバニッシュ」、初単行本の成年系「誘惑したいカラダ」などを紹介しております、「みたくるみ」センセの3冊目。
↓表紙・裏表紙を飾るメイン中編と、もう1つ中編、そして短編という構成です。
サッキュバスにアンドロイドと、中編のヒロインが揃って人外だったので、そんなんお好きな方はより良いでしょう。
なお、あまりそっち系に強い描写もないため、好きでない方でもいいと思います。
※左:サキュバス「ナーザ」、右:幼馴染み「奈緒香さん」
もうちょっとこの2人を絡ませてほしかったですねー。
全4話+4.1話というメイン「サッキュバスのは・じ・め・て」
処女にしか興味が持てない「倉田修平」
幼馴染み「名取奈緒香」より紹介された娘にもそれを尋ねたためにあっさりと振られ、部屋で1人悶々としていたところ…突然、サキュバスを名乗る「ナーザ」が出現したのでした。
初めてサキュバスとして活動する彼女はそれっぽくなく、えっち経験もないという彼女に惹かれた「修平」は…というお話。
ラブコメちっくなお話ですね。
全体悪くはないものの、あまり周辺まで描かれていない印象があり、4話がやや勿体ない印象。
実は漫画のメインヒロインは幼馴染みの「奈緒香さん」
サキュバス「ナーザ」との対決話は4話なんですが…ちょっと遅かったかな。
特に2話から登場している、ふたなりなインキュバス「フェミィ」は余計。
やや、お話のテンポを崩しているように感じました。
うーん、そもそも1話ラストの場面にはち合わせた「奈緒香さん」にはもっと頑張ってほしかったなぁ。
美大がどうのと言っている場合ではないでしょーに。
そう、漫画では準主役という「修平くん」の存在がやたらおざなりで、こちらの個性が弱め。
処女願望が強いというのもさして説明はなく、目指す美大については完全に余計な設定。
2人のヒロインを中心に描けばまた違ったと思うんですが…。
サキュバスという「ナーザ」の最大の特徴もあまり生かされておらず、ほとんどコスチュームだけのこと。
ごくあっさりした出現シーンもイマイチ。
カラー原稿の4.1話のがいい感じであったため、ちゃっかり「ナーザ」がえっちしてるパターンをもっと早く出した方が良かったように思いました。
※おまけ:Hなのはダメ
ダメなんだそうです(笑)
全3話のアンドロイド話「機械じかけのキュリア☆」
日常から夜までをサポートするアンドロイドが普及している世界。
主人公「竜也」はメーカーの息子。
幼少期のトラウマがため、やや屈折している彼の扱いは荒っぽく、実家から送られていた「シェナ」を壊してしまうのです。
アンドロイドを取り扱う「雅音」は一計を案じ、”ちょっと古いタイプ”という「キュリア」を修理中のサポートとして預けるのでした。
”ご主人の命令には絶対服従の人形”というのが普通でしたが、豊かな表情を見せる「キュリア」は色々と注文をつけてくる、変わったアンドロイドだったのです。
だいたいそんな感じ。
王道展開なラブコメ風漫画。
漫画は「キュリア」がメインなんですが、3話より復帰の「シェナ」が加わったWヒロインな様が非常に良く、このまま完結するのが惜しい感じでした。
本編ヒロイン「キュリア」
アンドロイド然とはしておらず、なかなか魅力的な娘。
「やっぱりHなのはダメぇっ」
という、初期登録からの言動が非常に良いですねー。
真っ赤になって突き飛ばす様など、ほぼ人間そのもの。
ご主人様の好みを自己学習し、スタイルを変化させるという特殊機能によって、彼女から誘うのが1話目です。
メンテナンスという言葉に喜ぶ様が、なかなか面白い反応であった2話。
冒頭にて”扱い荒っぽい”と言われていたのが分かるような感じですね。
さすが、メーカーの息子さんというところでしょう。
”Hは駄目”というスタンスだった彼女が、システムを無理矢理いじくられたことで意識とは裏腹に変化する様が良かったです。
こんなんはアンドロイドならではというネタでしょう。
修理の終わった「シェナ」が登場する3話。
前話からの流れがあるため、逆にアンドロイド然とした「シェナ」が際立っています。
ここでの「キュリア」がまたいい言動なんですねー。
まったく無駄のない3話で、前述しているように「キュリア」・「シェナ」の揃うラストが最高潮。
漫画後のネタ絵も良く、ぜひ後日談が見たいお話でした。
カバーなどカラー部分を飾れなかったのも残念です。
※左:キュリア、右:シェナ
こちらは続編が見たいお話でした。いいトコで終わっちゃうんですよねー。
学校では”上品な美人”として振舞っている眼鏡の「愛恵香(あえか)」さん。
幼馴染みの「昇平」くんとはえっちし合うような仲で、それがため彼女はすっかりえろえろな女性となっていました。
そんな訳で普段とのギャップが激しい「愛恵香さん」は振られ続けており、えっち特訓のため「昇平くん」の協力するよう持ちかけるのでした。
そんな短編「敏感なのはアナタのせい」
うん、センセの絵が綺麗で上品なため、どうしても振られるほどの感じがありません。
もしかして…それもはったりなのかな。
いちおう台詞では比較するような発言ありましたが。
また、付き合いの長い彼は”性悪”と称していましたが、描かれているのも可愛らしいレベル。
ちょっと物足りないかなぁ、という感じでした。
もう1、2話ほしいかな。
陥没乳首なナース「香穂」さんと包茎な「圭」くんの「おねえさんが治しちゃう」
コンプレックス克服な明るい短編。
職業柄、扱いが巧いらしい「香穂さん」
…あ、なんかいいかも(笑)
勢いをつけるため、酔っ払ってる「香穂さん」が年上ながら可愛らしく、
「ちゃんと見てるぅ?」
も非常に良い感じでした。
柔らかな線の絵柄。
輪郭線はや太めですが、ほかは細め。
濃過ぎず、かと言って薄くもない程度な濃淡で、コマ割りは小さくややごっちゃり。
崩れがなくしっかり安定しているので、見易い作画でした。
高い身長とボリュームあるスタイルというお姉さん系な人物絵。
表情から動きまで巧く、バランスに優れております。
綺麗な絵を描かれるためか全体的に爽やかな感覚で、間口は広めだと思います。
カラーでも大きな差はないので、↓表紙の判断で良いでしょう。
こちらの単行本で「みたくるみ」センセを紹介するのも3冊目ですが…こと絵に関しては、1段飛ばしくらいのペースで良くなっている印象です。
ネタ的なものが好みであれば、間違いなく楽しめる1冊でしょう。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・バランス良い、綺麗な作画です。漫画も巧く、万人向けな感じでした。
・メインのお話がイマイチだったのが非常に残念です。他は良かったんですが…。
・タイトル通りでしたが、良くも悪くも強い傾倒まではありません。
合計:[11/15]
メインの「サッキュバスのは・じ・め・て」ほか、ちょっとお話が残念でした。
良さそうな要素も多くあるだけに惜しいです。
ただ、巻末の”このプレイだ~い好き”は非常に良かったですよ。
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tag : ラブコメ
■どみなのド!2巻 (目黒三吉)
★まんがデーター [14/15]
・絵 :■■■■□
・話 :■■■■■
・独創性:■■■■■
・属性 : えっち・コメディー
・おまけ: 4コマ(3P)
・その他: 原作「雑破業」、折り返しにコメント、あらすじ、
6話収録、現在は2巻まで発売中。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「目黒三吉(めぐろ・さんきち)」センセの「どみなのド! 2巻」です。
漫画についていた紹介帯にびっくり。
この漫画ドラマCDになるんだって。
うっわー、モノ凄い世の中ですねー。
ぜひ妹「あかり」さんの台詞を聞いてみたいところです。
…どんなんになるんだろ。
ちなみに、11/19発売の「チャンピオンレッド1月号」のオマケでつくそうです。
※左:「怒皆ひかり」、右:「怒皆あかり」
姉妹ながら対照的な2人です。どっちにもファンつきそうですね。
さて、いきなりざーっと驚いたそのままを書きましたが、本日は「どみなのド! 2巻」です。
こちらの1巻にて度肝を抜かれたのは3月のことでしたか。
ちょっと胸元がぎりぎりな今回↓表紙がいい感じでしたが…ページ開いたすぐの中扉にまたびっくり。
コレは…ほぼ成年漫画なノリですね。
前回は普通に登場キャラがずらーっと並んでいるイラストだったんですが。
さらに、そんな刺激的なものはカラーイラストだけでなく、内容にも波及していたのでした。
主人公「土江武(つちえ・たけし)」は平凡な高校生。
ある日、超お嬢様な幼馴染み「怒皆ひかり(どみな・ひかり)」に拉致されてしまいました。
覚えないものの、”昔プロポーズをした”という理由によって「ひかり」の住む豪邸での生活が始まったのです。
さらに、立場の弱い彼は無理やり女子校へ転校させられてしまうのでした。
こうして、屋敷内では表裏の激しい妹「怒皆あかり」ほか変なメイドらに囲まれ、学校では「ひかり」の”所持物”として心休まらぬ日々を過ごすのでした…と、大まかにはそんな感じ。
お嬢さま「ひかりさん」ほか、個性的なヒロインらによって受難な日々を送る「武くん」のお話。
1巻ではビシバシと虐げられる様が目立っていたんですが、こちらではやや趣が変化してえっちコメディーのようになっていました。
”愛と服従のインモラルコメディ!!”
紹介帯での文言はそんなんでしたが、なるほど的を得たコピーですね。
そう、単なるえっちとは違います。
かなり特殊な角度からのモノなので、下手をすると自覚ないまま変な要素が開花してしまうかもしれません。
…やや大げさですが。
どっかん派手なコメディーな印象の前単行本より、さらにアダルト寄りです。
成年マークはないですが、子供には見せない方が良さそうでした。
※左:「実輪彩子」・「砂戸璃瑠」、右:メイド「桐井音瀬」
下着当て・メイド対決が見モノという2巻です。
「張形満(はりがた・みつる)」が再登場の6話「張形満の挑戦」
「武くん」の説明台詞まで気付きませんでしたが、そう言えばこんな人いましたね。
わざわざ3ページも使って張形家の解説をするのがいい感じです。
トンデモな家紋が恥ずかしげでしたよ。
初登場ではすぐ引っ込んでいた彼は「武くん」に勝負を挑むんですが…その勝負方法が張形家に古来から伝わる”しゃぶり当て”というもの。
どんなんかは想像して下さい。
2巻の冒頭話からブッ飛んでます。
これだけで十分なんですが、まだ続くのがこの漫画のスゴイところ。
突如姿を見せた妹「あかりちゃん」によって、”嗅覚だけでパンツを当てる”という競技に変更されてしまうのでした。
これがえろい。
次々にスカートまくった女性陣の下着を嗅ぐという、変態じみた展開になります。
書いているひでるさんもなんだか恥ずかしいですよ。
ちなみに、5話から参加している「あかりちゃん」付きのメイド「大杉鸚哥(おおすぎ・いんこ)」さんが、今回は要所で良い動きを見せています。
あの笑顔が曲者ですねー。
「あかりちゃん」があんなになってしまったのは、もしかしたら彼女が原因かもしれませんね。
コメディーながらちゃんと過去の事象が生かされており、続く7話「嗅がれた記憶」では各女性らが前回あった変態競技の影響を受けていました。
こうした描写というのは、派手な直接行為が主体である成年漫画にはあまり見られないものだと思います。たぶん。
いいですね(笑)
結果的にあーした目に遭うにも関わらず、「あかりちゃん」に相談してる「武くん」も面白いです。
ある意味ストレートなので話し易いのかな。
「ひかりさん」・「あかりちゃん」という姉妹の会話が見られる9話「ちっぱい哀歌」
お風呂内での会話は、驚くほど普通。
ただ、姉・妹の立場があべこべな感じなのが可笑しいのです。
年下なのに、まるでそれっぽくない彼女が恐ろしいですよ。
なお、その会話がため後半にて「ひかりさん」とメイド「いんこさん」の百合プレイな展開が待っているほか、「あかりちゃん」の全裸なども描かれているため、ファンは必見(笑)
眼帯メイド「桐井音瀬(きりい・おとせ)」と「いんこさん」の直接対決も見モノです。
※不安な「ひかりさん」
今回はあちこち可愛い印象の「ひかりさん」でした。ラブラブ展開はあるか!?
10話「オナ禁グダムからの逃走」は今回収録でひでるさんのお気に入り。
あの気持ちは分かるなぁ。
ヒマを持てあまして「武くん」と話すため顔を見せるなど、こちらでも活躍している「あかりちゃん」
扱いはともかくとして、彼女が初登場の際に言った台詞、
「ちょっとうれしいかも」
…は、本当の気持ちなのかもしれませんね。
(※なにげに2人の会話シーンは結構見られます)
続く11話は授業参観話なんですが、そちらにあった「アンタの下の娘は変態すぎるのよ」も妙に可笑しかったです。
外ではずっと猫かぶってそうな「あかりちゃん」でしたが、他にもバレてるんですね。
あ、そうだ。
6話ではっちゃけてるんだっけ。
一方、メインの「ひかりさん」は、1巻に比べてかなり可愛い感じで描かれていました。
暴力的な動きも当然ありますが、よりヒロイン然とした感じ。
しっかりヤキモチやいてる彼女がツンデレちっくなのです。
匂い嗅がれる6話でのリアクションがまたえっちで、扉絵の彼女は本編よりも可愛らしく描かれていました。
くっきり・柔らかな線のすっきり絵柄。
そこそこに白の比率がありますが、ごっちゃり賑やかに描かれているため、濃淡は結果適度な感じ。
さらりとした勢いのあるコメディー絵なので、その分雑に感じるところもあるかと思います。
そうした画風なんですけどね。
1巻から描き慣れてきたっぽい雰囲気があるため、より癖は強まった印象です。
漫画とよく合っているんですが、好き嫌いがきっちり分かれるところでしょう。
前回も書きましたが、お話・ネタで牽引するタイプなので、強い違和感がなければオススメです。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・安定した作画でいいんですが、個性が強いタイプなので「-1」としています。
・テンポの良いコメディー漫画です。かなりはっちゃけたラブコメという解釈でも良さそう。
・良いネタ群でした。「おりもとみまな」センセとはまた異なるアプローチでのぎりぎり感ですかね。
合計:[14/15]
細かい台詞から、張形に象・天狗と、ちらほらそれっぽいものが描かれている本作品。
果たして3巻がどうなってしまうのか、今から楽しみです。
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・絵 :■■■■□
・話 :■■■■■
・独創性:■■■■■
・属性 : えっち・コメディー
・おまけ: 4コマ(3P)
・その他: 原作「雑破業」、折り返しにコメント、あらすじ、
6話収録、現在は2巻まで発売中。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「目黒三吉(めぐろ・さんきち)」センセの「どみなのド! 2巻」です。
漫画についていた紹介帯にびっくり。
この漫画ドラマCDになるんだって。
うっわー、モノ凄い世の中ですねー。
ぜひ妹「あかり」さんの台詞を聞いてみたいところです。
…どんなんになるんだろ。
ちなみに、11/19発売の「チャンピオンレッド1月号」のオマケでつくそうです。
※左:「怒皆ひかり」、右:「怒皆あかり」
姉妹ながら対照的な2人です。どっちにもファンつきそうですね。
さて、いきなりざーっと驚いたそのままを書きましたが、本日は「どみなのド! 2巻」です。
こちらの1巻にて度肝を抜かれたのは3月のことでしたか。
ちょっと胸元がぎりぎりな今回↓表紙がいい感じでしたが…ページ開いたすぐの中扉にまたびっくり。
コレは…ほぼ成年漫画なノリですね。
前回は普通に登場キャラがずらーっと並んでいるイラストだったんですが。
さらに、そんな刺激的なものはカラーイラストだけでなく、内容にも波及していたのでした。
主人公「土江武(つちえ・たけし)」は平凡な高校生。
ある日、超お嬢様な幼馴染み「怒皆ひかり(どみな・ひかり)」に拉致されてしまいました。
覚えないものの、”昔プロポーズをした”という理由によって「ひかり」の住む豪邸での生活が始まったのです。
さらに、立場の弱い彼は無理やり女子校へ転校させられてしまうのでした。
こうして、屋敷内では表裏の激しい妹「怒皆あかり」ほか変なメイドらに囲まれ、学校では「ひかり」の”所持物”として心休まらぬ日々を過ごすのでした…と、大まかにはそんな感じ。
お嬢さま「ひかりさん」ほか、個性的なヒロインらによって受難な日々を送る「武くん」のお話。
1巻ではビシバシと虐げられる様が目立っていたんですが、こちらではやや趣が変化してえっちコメディーのようになっていました。
”愛と服従のインモラルコメディ!!”
紹介帯での文言はそんなんでしたが、なるほど的を得たコピーですね。
そう、単なるえっちとは違います。
かなり特殊な角度からのモノなので、下手をすると自覚ないまま変な要素が開花してしまうかもしれません。
…やや大げさですが。
どっかん派手なコメディーな印象の前単行本より、さらにアダルト寄りです。
成年マークはないですが、子供には見せない方が良さそうでした。
※左:「実輪彩子」・「砂戸璃瑠」、右:メイド「桐井音瀬」
下着当て・メイド対決が見モノという2巻です。
「張形満(はりがた・みつる)」が再登場の6話「張形満の挑戦」
「武くん」の説明台詞まで気付きませんでしたが、そう言えばこんな人いましたね。
わざわざ3ページも使って張形家の解説をするのがいい感じです。
トンデモな家紋が恥ずかしげでしたよ。
初登場ではすぐ引っ込んでいた彼は「武くん」に勝負を挑むんですが…その勝負方法が張形家に古来から伝わる”しゃぶり当て”というもの。
どんなんかは想像して下さい。
2巻の冒頭話からブッ飛んでます。
これだけで十分なんですが、まだ続くのがこの漫画のスゴイところ。
突如姿を見せた妹「あかりちゃん」によって、”嗅覚だけでパンツを当てる”という競技に変更されてしまうのでした。
これがえろい。
次々にスカートまくった女性陣の下着を嗅ぐという、変態じみた展開になります。
書いているひでるさんもなんだか恥ずかしいですよ。
ちなみに、5話から参加している「あかりちゃん」付きのメイド「大杉鸚哥(おおすぎ・いんこ)」さんが、今回は要所で良い動きを見せています。
あの笑顔が曲者ですねー。
「あかりちゃん」があんなになってしまったのは、もしかしたら彼女が原因かもしれませんね。
コメディーながらちゃんと過去の事象が生かされており、続く7話「嗅がれた記憶」では各女性らが前回あった変態競技の影響を受けていました。
こうした描写というのは、派手な直接行為が主体である成年漫画にはあまり見られないものだと思います。たぶん。
いいですね(笑)
結果的にあーした目に遭うにも関わらず、「あかりちゃん」に相談してる「武くん」も面白いです。
ある意味ストレートなので話し易いのかな。
「ひかりさん」・「あかりちゃん」という姉妹の会話が見られる9話「ちっぱい哀歌」
お風呂内での会話は、驚くほど普通。
ただ、姉・妹の立場があべこべな感じなのが可笑しいのです。
年下なのに、まるでそれっぽくない彼女が恐ろしいですよ。
なお、その会話がため後半にて「ひかりさん」とメイド「いんこさん」の百合プレイな展開が待っているほか、「あかりちゃん」の全裸なども描かれているため、ファンは必見(笑)
眼帯メイド「桐井音瀬(きりい・おとせ)」と「いんこさん」の直接対決も見モノです。
※不安な「ひかりさん」
今回はあちこち可愛い印象の「ひかりさん」でした。ラブラブ展開はあるか!?
10話「オナ禁グダムからの逃走」は今回収録でひでるさんのお気に入り。
あの気持ちは分かるなぁ。
ヒマを持てあまして「武くん」と話すため顔を見せるなど、こちらでも活躍している「あかりちゃん」
扱いはともかくとして、彼女が初登場の際に言った台詞、
「ちょっとうれしいかも」
…は、本当の気持ちなのかもしれませんね。
(※なにげに2人の会話シーンは結構見られます)
続く11話は授業参観話なんですが、そちらにあった「アンタの下の娘は変態すぎるのよ」も妙に可笑しかったです。
外ではずっと猫かぶってそうな「あかりちゃん」でしたが、他にもバレてるんですね。
あ、そうだ。
6話ではっちゃけてるんだっけ。
一方、メインの「ひかりさん」は、1巻に比べてかなり可愛い感じで描かれていました。
暴力的な動きも当然ありますが、よりヒロイン然とした感じ。
しっかりヤキモチやいてる彼女がツンデレちっくなのです。
匂い嗅がれる6話でのリアクションがまたえっちで、扉絵の彼女は本編よりも可愛らしく描かれていました。
くっきり・柔らかな線のすっきり絵柄。
そこそこに白の比率がありますが、ごっちゃり賑やかに描かれているため、濃淡は結果適度な感じ。
さらりとした勢いのあるコメディー絵なので、その分雑に感じるところもあるかと思います。
そうした画風なんですけどね。
1巻から描き慣れてきたっぽい雰囲気があるため、より癖は強まった印象です。
漫画とよく合っているんですが、好き嫌いがきっちり分かれるところでしょう。
前回も書きましたが、お話・ネタで牽引するタイプなので、強い違和感がなければオススメです。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・安定した作画でいいんですが、個性が強いタイプなので「-1」としています。
・テンポの良いコメディー漫画です。かなりはっちゃけたラブコメという解釈でも良さそう。
・良いネタ群でした。「おりもとみまな」センセとはまた異なるアプローチでのぎりぎり感ですかね。
合計:[14/15]
細かい台詞から、張形に象・天狗と、ちらほらそれっぽいものが描かれている本作品。
果たして3巻がどうなってしまうのか、今から楽しみです。
どみなのド! 2 (チャンピオンREDコミックス) (2009/10/20) 雑破 業 商品詳細を見る |
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■乙嫁語り (森薫)
★まんがデーター [15/15]
・絵 :■■■■■
・話 :■■■■■
・独創性:■■■■■
・属性 : ユーラシア・年上女房
・おまけ: あとがきマンガ「15でねえやは嫁にゆき」
・その他: 5話収録、現在は1巻まで発売中。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「森薫(もり・かおる)」センセの「乙嫁語り-おとよめがたり- 1巻」です。
正統派メイド漫画「エマ」ですっかりお馴染み「森薫」センセ。
新刊はユーラシアな空気の漂う新婚漫画「乙嫁語り-おとよめがたり-」でした。
※ヒロイン特集1:夫婦な「アミルさん」
描き込み細かいです。大変そうでした。
いやー、良いカバーですねー。
触って素人でも分かるほど上質な紙に、↓表紙から裏表紙、折り返しまで続く高いクオリティのイラストが描かれています。
そう、カラーでも雰囲気の変化はほとんどないため、判断はそちらにてどうぞ。
特に裏表紙のが分かり易いかな。
民族衣装なヒロイン「アミル」と遥かな大陸の背景。
いかにもあまり見られないジャンルで、とっつき辛い印象があるかもしれません。
特に前単行本のイメージが強い方はもしかしたらちょっと引いてしまうかもしれませんが…細かい部分を気にせず読み進めれば、案外すっと漫画世界に入れるようになっています。
間口が狭く見えるのは雰囲気だけですね。
大家族であるため、瞬時にキャラクターがごちゃーと増えるんですが、そちらについても同様です。
(※唯一、名前を覚えるのが大変でしたが。巻末に関係図があります)
19世紀中央アジアの物語。
「カルルク・エイホン」はエイホン家の跡取り息子。
遊牧民であるハルガル家より、8歳年上である20歳の嫁「アミル・ハルガル」をもらいました。
だいたい15歳という結婚適齢期から考えると、遅い花嫁という彼女。
しかし、2人はすこぶる仲良く、「アミル」もエイホン家に慣れ家族となっていたんですが…実家であるハルガル家は彼女を返すように言ってきたのでした…と、だいたいそんなお話。
※ヒロイン特集2:弓が得意な「アミルさん」
何回か弓を射ってましたが、百発百中でしたよ。
簡単には美人な年上女房をめとった新婚さん民族漫画ですね。
そうか、すっかり記憶からありませんでしたが、ユーラシアってーのはヨーロッパとアジアを合わせた領域だったっけ。
■ユーラシア [Eurasia]
アジアとヨーロッパの総称。地球上の陸地面積の三分の一を占める。
(※goo辞書より)
アジアっぽいかなー、と思って読みましたが、それだと正確ではないですもんね。
年上女房という「アミルさん」
最初読んだ時はうっかり見逃しましたが、婚姻風景の1ページ目には、微妙な表情の大人たちが描かれています。
遠縁の遊牧一家「ウマク」おじさんのところへ挨拶に行った際でも、ちらほら怪訝な顔になっていました。
(※しかも、そちらの嫁さんよりも2歳年上)
彼女自身はともかく、実家であるハルガル家は嫁ぎ先であるエイホン家とはかなり温度感が異なる様子。
ちょっと不穏な空気がありますねー。
いやだなぁ。
そうした周囲の思惑は置いといて、こちらのヒロイン「アミルさん」は活発・聡明な美人。
読んだ感覚で近い雰囲気なのは、名作「めぞん一刻」のヒロイン「音無響子」さん。
まだ1巻ではありませんでしたが、これでヤキモチ焼くような描写があったら最高ですね。
のたうち回るかもしれません。
やたら凛々しさもある「アミルさん」
1話の後半では、馬上から弓を射って兎を仕留めるシーンがありました。
(※その際には、夕方までに3羽ほど捕まえてる)
当初の控えめで大人しそうなイメージをここでふっ飛ばしてくれました。
馬上で2足立ちを見せていた3話では、見事狐を捕まえています。
こうした狩猟シーンでの緊張感は絶妙です。
※ヒロイン特集3:ちょっと意外な「アミルさん」
5話でのうろたえっぷりは意外でした。でも、ソコが逆にいいですよ。
実家がためか、羊の統率もお手の物。
やたらしっかりとしたところを見せた2話ほか、兎を捌く、服をこしらえるなど手先も器用で言うことなしですね。
それでいて「カルルクくん」が病気になった際とか、好物であるザクロのシーンではやたら可愛らしいところを見せています。
さらに、普段コテコテと重装備なだけ、1話・3話ラストでの半裸・全裸は非常に衝撃的。
うっわー、「カルルクくん」うらやましー。
そりゃ、「落ち着かなくて寝られない」のも当然でしょう。
あれはいいなぁ、うんうん。
くりくりっとしたちょっとツリ目な美人で、年上たる落ち着きと少女のような純粋さを持ち合わせた、魅力的なヒロインでした。
さしてメイドに興味ないひでるさんは、「エマさん」より「アミルさん」のが断然良いです。
そのほか、2話での彫刻ネタ、なにげに1人だけ独特な空気である居候の研究者「スミス」も、飄々とした良い味わいのキャラでした。
今後この夫婦が、お話がどうなっていくのか、わくわく見守りたいと思います。
しっかりと乱れない線の絵柄。
濃淡は濃い目で小さめなコマ割りもあって全体的にくっきりと強め。
描き込みはコテコテし過ぎない適度に細かく、見辛さはありません。
人物は無論のこと、動物から背景・服・小物など正確なデッサンぶりです。
前述しているようにキャラが多く、特に女性は民族衣装がため顔パーツのみが見分ける術となるんですが、それもちゃんと描き分けられています。
微妙な表情変化も的確なため、お話はスムーズに運んでいました。
もう、やたら巧いですね。
こちらに関しては何も言うところありません。
傾き具合も極端でないため、幅広く好まれるでしょう。
ちなみに封入されているアンケートハガキは「エマ」の時と同じく手作り風。
こちらに描かれていた矢を射る「アミルさん」が実にキュートです。
…でも、これはもったいなくて使えないですね。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・わざわざ書く必要がないくらいです。
・とっつき辛そうな印象とは裏腹に、引き込まれるお話でした。じっくり見ると細かな描写を発見できます。
・こうした題材とした時点で独特です。あまり見られないタイプの漫画に仕上がっていました。
合計:[15/15]
今のところマイナス点は見当たりません。
ひでるさんは「アミルさん」に直撃コースで撃墜されているので、もうどうにもなりません。
流石というべき出来栄えでした。
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・絵 :■■■■■
・話 :■■■■■
・独創性:■■■■■
・属性 : ユーラシア・年上女房
・おまけ: あとがきマンガ「15でねえやは嫁にゆき」
・その他: 5話収録、現在は1巻まで発売中。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「森薫(もり・かおる)」センセの「乙嫁語り-おとよめがたり- 1巻」です。
正統派メイド漫画「エマ」ですっかりお馴染み「森薫」センセ。
新刊はユーラシアな空気の漂う新婚漫画「乙嫁語り-おとよめがたり-」でした。
※ヒロイン特集1:夫婦な「アミルさん」
描き込み細かいです。大変そうでした。
いやー、良いカバーですねー。
触って素人でも分かるほど上質な紙に、↓表紙から裏表紙、折り返しまで続く高いクオリティのイラストが描かれています。
そう、カラーでも雰囲気の変化はほとんどないため、判断はそちらにてどうぞ。
特に裏表紙のが分かり易いかな。
民族衣装なヒロイン「アミル」と遥かな大陸の背景。
いかにもあまり見られないジャンルで、とっつき辛い印象があるかもしれません。
特に前単行本のイメージが強い方はもしかしたらちょっと引いてしまうかもしれませんが…細かい部分を気にせず読み進めれば、案外すっと漫画世界に入れるようになっています。
間口が狭く見えるのは雰囲気だけですね。
大家族であるため、瞬時にキャラクターがごちゃーと増えるんですが、そちらについても同様です。
(※唯一、名前を覚えるのが大変でしたが。巻末に関係図があります)
19世紀中央アジアの物語。
「カルルク・エイホン」はエイホン家の跡取り息子。
遊牧民であるハルガル家より、8歳年上である20歳の嫁「アミル・ハルガル」をもらいました。
だいたい15歳という結婚適齢期から考えると、遅い花嫁という彼女。
しかし、2人はすこぶる仲良く、「アミル」もエイホン家に慣れ家族となっていたんですが…実家であるハルガル家は彼女を返すように言ってきたのでした…と、だいたいそんなお話。
※ヒロイン特集2:弓が得意な「アミルさん」
何回か弓を射ってましたが、百発百中でしたよ。
簡単には美人な年上女房をめとった新婚さん民族漫画ですね。
そうか、すっかり記憶からありませんでしたが、ユーラシアってーのはヨーロッパとアジアを合わせた領域だったっけ。
■ユーラシア [Eurasia]
アジアとヨーロッパの総称。地球上の陸地面積の三分の一を占める。
(※goo辞書より)
アジアっぽいかなー、と思って読みましたが、それだと正確ではないですもんね。
年上女房という「アミルさん」
最初読んだ時はうっかり見逃しましたが、婚姻風景の1ページ目には、微妙な表情の大人たちが描かれています。
遠縁の遊牧一家「ウマク」おじさんのところへ挨拶に行った際でも、ちらほら怪訝な顔になっていました。
(※しかも、そちらの嫁さんよりも2歳年上)
彼女自身はともかく、実家であるハルガル家は嫁ぎ先であるエイホン家とはかなり温度感が異なる様子。
ちょっと不穏な空気がありますねー。
いやだなぁ。
そうした周囲の思惑は置いといて、こちらのヒロイン「アミルさん」は活発・聡明な美人。
読んだ感覚で近い雰囲気なのは、名作「めぞん一刻」のヒロイン「音無響子」さん。
まだ1巻ではありませんでしたが、これでヤキモチ焼くような描写があったら最高ですね。
のたうち回るかもしれません。
やたら凛々しさもある「アミルさん」
1話の後半では、馬上から弓を射って兎を仕留めるシーンがありました。
(※その際には、夕方までに3羽ほど捕まえてる)
当初の控えめで大人しそうなイメージをここでふっ飛ばしてくれました。
馬上で2足立ちを見せていた3話では、見事狐を捕まえています。
こうした狩猟シーンでの緊張感は絶妙です。
※ヒロイン特集3:ちょっと意外な「アミルさん」
5話でのうろたえっぷりは意外でした。でも、ソコが逆にいいですよ。
実家がためか、羊の統率もお手の物。
やたらしっかりとしたところを見せた2話ほか、兎を捌く、服をこしらえるなど手先も器用で言うことなしですね。
それでいて「カルルクくん」が病気になった際とか、好物であるザクロのシーンではやたら可愛らしいところを見せています。
さらに、普段コテコテと重装備なだけ、1話・3話ラストでの半裸・全裸は非常に衝撃的。
うっわー、「カルルクくん」うらやましー。
そりゃ、「落ち着かなくて寝られない」のも当然でしょう。
あれはいいなぁ、うんうん。
くりくりっとしたちょっとツリ目な美人で、年上たる落ち着きと少女のような純粋さを持ち合わせた、魅力的なヒロインでした。
さしてメイドに興味ないひでるさんは、「エマさん」より「アミルさん」のが断然良いです。
そのほか、2話での彫刻ネタ、なにげに1人だけ独特な空気である居候の研究者「スミス」も、飄々とした良い味わいのキャラでした。
今後この夫婦が、お話がどうなっていくのか、わくわく見守りたいと思います。
しっかりと乱れない線の絵柄。
濃淡は濃い目で小さめなコマ割りもあって全体的にくっきりと強め。
描き込みはコテコテし過ぎない適度に細かく、見辛さはありません。
人物は無論のこと、動物から背景・服・小物など正確なデッサンぶりです。
前述しているようにキャラが多く、特に女性は民族衣装がため顔パーツのみが見分ける術となるんですが、それもちゃんと描き分けられています。
微妙な表情変化も的確なため、お話はスムーズに運んでいました。
もう、やたら巧いですね。
こちらに関しては何も言うところありません。
傾き具合も極端でないため、幅広く好まれるでしょう。
ちなみに封入されているアンケートハガキは「エマ」の時と同じく手作り風。
こちらに描かれていた矢を射る「アミルさん」が実にキュートです。
…でも、これはもったいなくて使えないですね。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・わざわざ書く必要がないくらいです。
・とっつき辛そうな印象とは裏腹に、引き込まれるお話でした。じっくり見ると細かな描写を発見できます。
・こうした題材とした時点で独特です。あまり見られないタイプの漫画に仕上がっていました。
合計:[15/15]
今のところマイナス点は見当たりません。
ひでるさんは「アミルさん」に直撃コースで撃墜されているので、もうどうにもなりません。
流石というべき出来栄えでした。
乙嫁語り 1巻 (BEAM COMIX) (2009/10/15) 森 薫 商品詳細を見る |
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