■JrIdolShopガーリィガーリィガーリィ! (キイタカシ)
★まんがデーター [10/15]
・絵 :■■■□□
・話 :■■■□□
・独創性:■■■■□
・属性 : 成年・アイドル
・おまけ: 作品解説「ガリガリ対談」、キャラ紹介「ガリガリ通信」、
描き下ろし「ガリガリの作者訪問」
・その他: 10話収録(全て表題作・1巻完結)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「キイタカシ」センセの「ジュニアアイドルショップ ガーリィガーリィガーリィ!」です。
これですね。
単純に昨日からの「アイドル」繋がりで、こちらの漫画を選択しました。
雰囲気的にはコメディーな一般漫画っぽいんですが、実はしっかり成年系。
水泳大会な前後編などありましたけれど、基本アイドルっぽさは薄いです。注意。
センセは「記伊孝」という別名があり、そちらではイラストほか連載単行本を出されておりました。
成年漫画はこの「ジュニアアイドルショップ ガーリィガーリィガーリィ!」がたぶん初で、一般っぽい空気はそんなんがためですかね。
※左:森野苺、右:山野葡萄
白黒絵はこんな感じですが、どうでしょう?
えー、↓表紙そのまま、非常に癖の強い作画です。
正直なところ、「合わないだろうなぁ」という店頭での想像通りでした。
…それでも押して買ったのは、お話への期待と、ブログのネタとしてちょうどいいと思ったから。
さて、その作画面。
強い線のごっちゃり系です。
前半と後半でガラリと雰囲気が変わっているんですが、連載時期は08年から09年と広くなく。
それでも途中から洗練されていたのは、処理のデジタル化によるものかなぁ。たぶん。
どちらにしろ個性的な絵なんですが、思ったほど嫌ではありませんでした。
おおむね↓表紙みたいな感じではあるものの、独特のタッチが馴染んでいるのは白黒絵だと思います。
そうした癖の強いキャラ絵と裏腹に、背景は巧くバランスも問題ありません。
基本的には巧い方なんですねー。
ただ、ページは賑やかで濃い目な色。
一部ですが、やや分かりづらい所もありました。
成年漫画ではかなり変化球な絵柄なので、ファンの方ほか、↓表紙で違和感無い方以外はあまりオススメできません。
ある意味、非常に新鮮ではありましたけどね。
※メインヒロイン「森野苺」
比較絵です。どちらも扉絵ですね。右のお祭り・ふんどし姿はいいでしょう!
さて、続いてお話ですが、こちらは1巻完結の長編漫画。
確かにえっちシーンはあるものの、ページとしてはあまり多くありません。
訳あって、秋葉原のジュニア・アイドルショップ「ガーリィガーリィガーリィ!」にて店長代理をすることとなった主人公「姫川裕二」
そちらにアイドル候補の一人として居候していた「森野苺」は、「裕二くん」の幼馴染みなのでした。
家庭バラバラで行く宛てのない「苺さん」ほか、窮屈な思いをし続けてきた名家のお嬢様「西園寺智絵利」、問題ある養護施設からの出身者「山野葡萄」、「木立蜜柑」、「川原子桃」ら、小さい頃から様々な問題を抱えていた彼女たち。
年齢がためアルバイトもできず、こちらでアイドルとして頑張らざるを得ない皆を無事にCDデビューさせるべく、「裕二くん」は奮闘するのでした。
…大雑把にはそんな感じ。
”アイドル”という単語は昨日と同じですが、その内容はまったく異なっています。
お話は基本コメディー。
しかし、それぞれの背景は楽しげな現状から想像できないほど深刻でした。
「葡萄さん」が皆を守っていたようですが、3名のいた養護施設は相当タチの悪いもの。
描写が少なかったので詳細は不明のままですが、ひぐらしちっくなものかなぁ。
お嬢様の「智絵利さん」は、精神的なものだけに今後も影響しそうで厄介。
面白く描かれているためだいぶ表現としては柔らかくなっているものの、あそこまで追い込まれているというのは重いですね。
そしてメインヒロイン「苺さん」ですが、メンバー中で最も描写は細かく、「裕二くん」の回想にあったお菓子のシーンは辛い。
ちと泣けますよ。
ひでるさん、特に涙腺は弱いので。
※西園寺智絵利
もう1つ比較絵。この服装がちょっとだけなのは残念。
そうした彼女らのため「裕二くん」が頑張る、その熱心な姿もあって、それぞれヒロインとえっちしてしまうパターン。
(※さすがに「子桃ちゃん」とはありませんでしたが)
ラブコメちっくな色もあり、8話はヒロインが入り乱れるお約束な展開でしたが…こちらの漫画がラストの前後編でもってきたエピソードは”表現規制団体との対決”。
詳細は伏せますが、看板やパネルが撤去されて町が真っ白になっていく様は、近い将来現実にあり得るかもしれない光景でしょう。
震えました。
こんなん描くのは凄い。
…以上、良いシーンも多く、それぞれ単独で見るにはいいかかもしれませんが…ストーリーの全体としては絵柄同様、ごちゃごちゃとしておりました。
こちらも独特なので評価し辛いですね。
どちらにしろ、当初の想像よりは良かったので、何かしらの興味あれば手に取ってみるのもいいでしょう。
とりあえず、成年漫画という期待はしない方が無難かと思います。
ジュニアアイドルショップガーリィガーリィガーリィ! (XOコミックス)
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・絵 :■■■□□
・話 :■■■□□
・独創性:■■■■□
・属性 : 成年・アイドル
・おまけ: 作品解説「ガリガリ対談」、キャラ紹介「ガリガリ通信」、
描き下ろし「ガリガリの作者訪問」
・その他: 10話収録(全て表題作・1巻完結)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「キイタカシ」センセの「ジュニアアイドルショップ ガーリィガーリィガーリィ!」です。
これですね。
単純に昨日からの「アイドル」繋がりで、こちらの漫画を選択しました。
雰囲気的にはコメディーな一般漫画っぽいんですが、実はしっかり成年系。
水泳大会な前後編などありましたけれど、基本アイドルっぽさは薄いです。注意。
センセは「記伊孝」という別名があり、そちらではイラストほか連載単行本を出されておりました。
成年漫画はこの「ジュニアアイドルショップ ガーリィガーリィガーリィ!」がたぶん初で、一般っぽい空気はそんなんがためですかね。
※左:森野苺、右:山野葡萄
白黒絵はこんな感じですが、どうでしょう?
えー、↓表紙そのまま、非常に癖の強い作画です。
正直なところ、「合わないだろうなぁ」という店頭での想像通りでした。
…それでも押して買ったのは、お話への期待と、ブログのネタとしてちょうどいいと思ったから。
さて、その作画面。
強い線のごっちゃり系です。
前半と後半でガラリと雰囲気が変わっているんですが、連載時期は08年から09年と広くなく。
それでも途中から洗練されていたのは、処理のデジタル化によるものかなぁ。たぶん。
どちらにしろ個性的な絵なんですが、思ったほど嫌ではありませんでした。
おおむね↓表紙みたいな感じではあるものの、独特のタッチが馴染んでいるのは白黒絵だと思います。
そうした癖の強いキャラ絵と裏腹に、背景は巧くバランスも問題ありません。
基本的には巧い方なんですねー。
ただ、ページは賑やかで濃い目な色。
一部ですが、やや分かりづらい所もありました。
成年漫画ではかなり変化球な絵柄なので、ファンの方ほか、↓表紙で違和感無い方以外はあまりオススメできません。
ある意味、非常に新鮮ではありましたけどね。
※メインヒロイン「森野苺」
比較絵です。どちらも扉絵ですね。右のお祭り・ふんどし姿はいいでしょう!
さて、続いてお話ですが、こちらは1巻完結の長編漫画。
確かにえっちシーンはあるものの、ページとしてはあまり多くありません。
訳あって、秋葉原のジュニア・アイドルショップ「ガーリィガーリィガーリィ!」にて店長代理をすることとなった主人公「姫川裕二」
そちらにアイドル候補の一人として居候していた「森野苺」は、「裕二くん」の幼馴染みなのでした。
家庭バラバラで行く宛てのない「苺さん」ほか、窮屈な思いをし続けてきた名家のお嬢様「西園寺智絵利」、問題ある養護施設からの出身者「山野葡萄」、「木立蜜柑」、「川原子桃」ら、小さい頃から様々な問題を抱えていた彼女たち。
年齢がためアルバイトもできず、こちらでアイドルとして頑張らざるを得ない皆を無事にCDデビューさせるべく、「裕二くん」は奮闘するのでした。
…大雑把にはそんな感じ。
”アイドル”という単語は昨日と同じですが、その内容はまったく異なっています。
お話は基本コメディー。
しかし、それぞれの背景は楽しげな現状から想像できないほど深刻でした。
「葡萄さん」が皆を守っていたようですが、3名のいた養護施設は相当タチの悪いもの。
描写が少なかったので詳細は不明のままですが、ひぐらしちっくなものかなぁ。
お嬢様の「智絵利さん」は、精神的なものだけに今後も影響しそうで厄介。
面白く描かれているためだいぶ表現としては柔らかくなっているものの、あそこまで追い込まれているというのは重いですね。
そしてメインヒロイン「苺さん」ですが、メンバー中で最も描写は細かく、「裕二くん」の回想にあったお菓子のシーンは辛い。
ちと泣けますよ。
ひでるさん、特に涙腺は弱いので。
※西園寺智絵利
もう1つ比較絵。この服装がちょっとだけなのは残念。
そうした彼女らのため「裕二くん」が頑張る、その熱心な姿もあって、それぞれヒロインとえっちしてしまうパターン。
(※さすがに「子桃ちゃん」とはありませんでしたが)
ラブコメちっくな色もあり、8話はヒロインが入り乱れるお約束な展開でしたが…こちらの漫画がラストの前後編でもってきたエピソードは”表現規制団体との対決”。
詳細は伏せますが、看板やパネルが撤去されて町が真っ白になっていく様は、近い将来現実にあり得るかもしれない光景でしょう。
震えました。
こんなん描くのは凄い。
…以上、良いシーンも多く、それぞれ単独で見るにはいいかかもしれませんが…ストーリーの全体としては絵柄同様、ごちゃごちゃとしておりました。
こちらも独特なので評価し辛いですね。
どちらにしろ、当初の想像よりは良かったので、何かしらの興味あれば手に取ってみるのもいいでしょう。
とりあえず、成年漫画という期待はしない方が無難かと思います。
ジュニアアイドルショップガーリィガーリィガーリィ! (XOコミックス)
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