■乙女アソート （雪城よし）
★まんがデーター ［１１／１５］
・絵 ：■■■■□
・話 ：■■■■□
・独創性：■■■□□
・属性 ： ラブコメ・色々
・おまけ： あとがき、カラー描き下ろし「オトメのココロ」
・その他： ブックマーク封入、カラー（４Ｐ）、短編×９。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「雪城よし（ゆきしろ・よし）」センセの「乙女アソート」です。
いきなり全然関係ない話で恐縮なんですが…。
ＤＶＤ「男子の格好をしてるオンナのコは好きですか？
」が良かったです。
タイトルそのまんまな成年漫画などでも見かける設定・お話で、いかにもＡＶな王道展開。
出演されている「舞雪
（まい）」さんは残念ながら引退されたんですね。
中性的で綺麗な顔立ちだったので、役にはぴったりでしたよ。
…と、このままでは違うブログになってしまうので余談はこれまでに。
さて、本日は「雪城よし」センセです。
初単行本「乙女フォルダ」にて撃墜されていたひでるさん。
２冊目の単行本「乙女アソート」もそりゃー当然手にさせて頂きました。
前回は前後編のエピソードがいくつかありましたが、今回は全て短編。
「ヤングコミック」と「ＣＯＭＩＣ快楽天（ワニマガジン社）」からの漫画が収録されています。
そのうち、「ワニマガジン社」さんからの原稿は０５年・０６年とやや古め。
もともと巧い方なので絵的な問題はほぼありませんでしたが、登場ヒロインが若くなってますね。
雑誌の読者層の違いかな？
これはどちらが好きかで評価は変わるだろうなぁ…。
※左：「愛されたいの」の人妻、右：従姉「奈月さん」
いちおう比較も兼ねています。こちらが最近。
アダルトグッズ専門店の店番をしていた主人公。
彼がちょくちょく店に顔を見せていた人妻とえっちをしてしまう短編「愛されたいの」
これは…細かいストーリーとかなんとかは関係ありませんね。
ヒロインは眼鏡の似合う、いかにも大人しそぅーな人妻なんですが…これが”ボディストッキング”なんて着ちゃうんですよ。
えっちです。あみあみです。
ちゃんと着替え途中のシーンまであったりして、至れり尽くせり（笑）
モノローグ、台詞はいかにも人妻然とした王道であったのも、素直に良かったです。
「マコト」とサークル後輩「梓」ちゃんの「夏が過ぎれば」、会社での運動会「秋空アスレチック」もコスプレちっくな短編ですね。
前者「夏が過ぎれば」はアルコールがためか、はっちゃけている「梓ちゃん」
控え目な胸で、自ら着ていたスクール水着がよく似合っています。
浮き輪シーンがお約束でいいですよー。
なお漫画にも書かれていましたが、飲酒後に泳ぐのは非常に危険なので真似しないように。
（※水泳選手でも溺れたりする危険性が高いんだって）
後者は”ボーナス査定から待遇にまで左右する”という、トンデモ運動会話。
そんな訳で、ブルマなんぞを着せられていたヒロイン「瀬島」さんの言う、
「うちの社長頭おかしいんじゃないの？」
…は、その通り（笑）
こりゃー完全にセクハラ（パワハラでもあるのか）ですね。
ひでるさんの大好きな、「いけないよゆう子さん／唯登詩樹」を彷彿とさせる障害物競争シーンが秀逸。
社長秘書「結城楓」さんを含め、馬鹿馬鹿しい漫画です（←当然良い意味で）
※左：梓ちゃん、右：瀬島さん
コスプレ系な２人です。この会社はいいなぁ。
従姉「奈月」さんと「晶」くんの「チェリーなおまじない」
過去の約束として、えっちに発展するお話です。
じわじわとえっちに流れていく様が良く描かれておりました。
素の状態であったのが彼の強い視線を感じ、冗談で済まそうとするものの、そのままずるずると…という感じね。
「どうなっても…知らないなんだから…」
という一言が可愛いのです。
実はヒロイン「奈月さん」はえっち後の言動が非常に素敵な方でして、今後が期待できそう。
そんな訳で、ぜひ続きが見たい漫画でした。
短編「ＰＥＡＣＨ！」のヒロイン隣のお姉さん「桃」姉も、そちらと似た明るいテンションな方。
明確にえっち対象であることを伝える「裕」くんを、軽くあしらっておりました。
怒らず、また真剣に受け取るでもないという、あーした対応は巧い。
同じ調子で言い続けたなら、間違いなく何事もないまま終わっていたでしょう。
思い切ったのは花丸です。
「裕くん」曰く「おばさんパンツ（幅の広い下着）」に恥ずかしがる描写がまたいいんですが、あれはそうした野暮ったさが魅力なんだけどねぇ。
どうでしょう？
※左：桃姉、右：園子ちゃん
こちらの「園子ちゃん」は可愛かったですよー。
カラー描き下ろし「オトメのココロ」は４ページのショートです。
同棲を始めたカップル「亮」くんと「こころ」ちゃんで、こちらはオチが全てのお話。
彼女が↓表紙の娘ですね。
一方、「まりあ～じゅ」は長く安定した同棲カップル「稔（みのる）」くんと「園子」ちゃん。
お弁当のくだりは（ひでるさん全然関係ないのに）じーんときます。
付き合いが長い割に、やたら言動が可愛らしいままであった「園子ちゃん」に注目です。
ほか、旅館をきりもみする女将「琴音」さんの「華燃ゆる」は、よくある老舗温泉旅館モノ。
和服の似合う未亡人ですよ。
メインの温泉シチュエーションもいいんですが、なにげに目隠し・拘束えっちであった温泉組合のおっちゃんもいいですね。
ショートカットな「麻利」さんの短編「壁」も、これは王道展開ですか。
乱れることない、強めな線の絵柄。
濃淡は適度なくらいですが、ごっちゃり気味であったため、やや濃い目に感じます。
前述したように原稿時期は開きがあり、極端な違和感はなかったものの新しいものはページ全体がすっきりな印象でした。
可愛らしい娘から人妻までキャラ絵は幅広く巧く、バランスも適度。
癖が薄く清潔感あるので、あまり読み手を選ばないでしょう（と思う）
うん、やっぱりカラーだと雰囲気が異なるんですよねー。
どっちかというと裏表紙のが近いので、参考にはそちらでどうぞ。
おまけのブックマークの絵はたぶん描き下ろしで、柔らかいプラスチックであるなかなか良いもの。
さらに、携帯の待ち受けＦＬＡＳＨまでついてます。
ちなみにそちらの絵柄は、↓表紙の背景・時計付きでした。
見られても恥ずかしくありません（笑）
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・絵 ：■■■■□
・話 ：■■■■□
・独創性：■■■□□
・属性 ： ラブコメ・色々
・おまけ： あとがき、カラー描き下ろし「オトメのココロ」
・その他： ブックマーク封入、カラー（４Ｐ）、短編×９。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「雪城よし（ゆきしろ・よし）」センセの「乙女アソート」です。
いきなり全然関係ない話で恐縮なんですが…。
ＤＶＤ「男子の格好をしてるオンナのコは好きですか？
」が良かったです。タイトルそのまんまな成年漫画などでも見かける設定・お話で、いかにもＡＶな王道展開。
出演されている「舞雪
（まい）」さんは残念ながら引退されたんですね。中性的で綺麗な顔立ちだったので、役にはぴったりでしたよ。
…と、このままでは違うブログになってしまうので余談はこれまでに。
さて、本日は「雪城よし」センセです。
初単行本「乙女フォルダ」にて撃墜されていたひでるさん。
２冊目の単行本「乙女アソート」もそりゃー当然手にさせて頂きました。
前回は前後編のエピソードがいくつかありましたが、今回は全て短編。
「ヤングコミック」と「ＣＯＭＩＣ快楽天（ワニマガジン社）」からの漫画が収録されています。
そのうち、「ワニマガジン社」さんからの原稿は０５年・０６年とやや古め。
もともと巧い方なので絵的な問題はほぼありませんでしたが、登場ヒロインが若くなってますね。
雑誌の読者層の違いかな？
これはどちらが好きかで評価は変わるだろうなぁ…。
※左：「愛されたいの」の人妻、右：従姉「奈月さん」
いちおう比較も兼ねています。こちらが最近。
アダルトグッズ専門店の店番をしていた主人公。
彼がちょくちょく店に顔を見せていた人妻とえっちをしてしまう短編「愛されたいの」
これは…細かいストーリーとかなんとかは関係ありませんね。
ヒロインは眼鏡の似合う、いかにも大人しそぅーな人妻なんですが…これが”ボディストッキング”なんて着ちゃうんですよ。
えっちです。あみあみです。
ちゃんと着替え途中のシーンまであったりして、至れり尽くせり（笑）
モノローグ、台詞はいかにも人妻然とした王道であったのも、素直に良かったです。
「マコト」とサークル後輩「梓」ちゃんの「夏が過ぎれば」、会社での運動会「秋空アスレチック」もコスプレちっくな短編ですね。
前者「夏が過ぎれば」はアルコールがためか、はっちゃけている「梓ちゃん」
控え目な胸で、自ら着ていたスクール水着がよく似合っています。
浮き輪シーンがお約束でいいですよー。
なお漫画にも書かれていましたが、飲酒後に泳ぐのは非常に危険なので真似しないように。
（※水泳選手でも溺れたりする危険性が高いんだって）
後者は”ボーナス査定から待遇にまで左右する”という、トンデモ運動会話。
そんな訳で、ブルマなんぞを着せられていたヒロイン「瀬島」さんの言う、
「うちの社長頭おかしいんじゃないの？」
…は、その通り（笑）
こりゃー完全にセクハラ（パワハラでもあるのか）ですね。
ひでるさんの大好きな、「いけないよゆう子さん／唯登詩樹」を彷彿とさせる障害物競争シーンが秀逸。
社長秘書「結城楓」さんを含め、馬鹿馬鹿しい漫画です（←当然良い意味で）
※左：梓ちゃん、右：瀬島さん
コスプレ系な２人です。この会社はいいなぁ。
従姉「奈月」さんと「晶」くんの「チェリーなおまじない」
過去の約束として、えっちに発展するお話です。
じわじわとえっちに流れていく様が良く描かれておりました。
素の状態であったのが彼の強い視線を感じ、冗談で済まそうとするものの、そのままずるずると…という感じね。
「どうなっても…知らないなんだから…」
という一言が可愛いのです。
実はヒロイン「奈月さん」はえっち後の言動が非常に素敵な方でして、今後が期待できそう。
そんな訳で、ぜひ続きが見たい漫画でした。
短編「ＰＥＡＣＨ！」のヒロイン隣のお姉さん「桃」姉も、そちらと似た明るいテンションな方。
明確にえっち対象であることを伝える「裕」くんを、軽くあしらっておりました。
怒らず、また真剣に受け取るでもないという、あーした対応は巧い。
同じ調子で言い続けたなら、間違いなく何事もないまま終わっていたでしょう。
思い切ったのは花丸です。
「裕くん」曰く「おばさんパンツ（幅の広い下着）」に恥ずかしがる描写がまたいいんですが、あれはそうした野暮ったさが魅力なんだけどねぇ。
どうでしょう？
※左：桃姉、右：園子ちゃん
こちらの「園子ちゃん」は可愛かったですよー。
カラー描き下ろし「オトメのココロ」は４ページのショートです。
同棲を始めたカップル「亮」くんと「こころ」ちゃんで、こちらはオチが全てのお話。
彼女が↓表紙の娘ですね。
一方、「まりあ～じゅ」は長く安定した同棲カップル「稔（みのる）」くんと「園子」ちゃん。
お弁当のくだりは（ひでるさん全然関係ないのに）じーんときます。
付き合いが長い割に、やたら言動が可愛らしいままであった「園子ちゃん」に注目です。
ほか、旅館をきりもみする女将「琴音」さんの「華燃ゆる」は、よくある老舗温泉旅館モノ。
和服の似合う未亡人ですよ。
メインの温泉シチュエーションもいいんですが、なにげに目隠し・拘束えっちであった温泉組合のおっちゃんもいいですね。
ショートカットな「麻利」さんの短編「壁」も、これは王道展開ですか。
乱れることない、強めな線の絵柄。
濃淡は適度なくらいですが、ごっちゃり気味であったため、やや濃い目に感じます。
前述したように原稿時期は開きがあり、極端な違和感はなかったものの新しいものはページ全体がすっきりな印象でした。
可愛らしい娘から人妻までキャラ絵は幅広く巧く、バランスも適度。
癖が薄く清潔感あるので、あまり読み手を選ばないでしょう（と思う）
うん、やっぱりカラーだと雰囲気が異なるんですよねー。
どっちかというと裏表紙のが近いので、参考にはそちらでどうぞ。
おまけのブックマークの絵はたぶん描き下ろしで、柔らかいプラスチックであるなかなか良いもの。
さらに、携帯の待ち受けＦＬＡＳＨまでついてます。
ちなみにそちらの絵柄は、↓表紙の背景・時計付きでした。
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