■ひぐらしのなく頃に 心癒し編 (影崎由那)
★まんがデーター [11/15]
・絵 :■■■□□
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : 原作ゲーム・コメディー
・おまけ: あとがき、原作者コメント、
4コマ「心癒し編を終えて……」
・その他: 原作「竜騎士07」、カラー(4P)、
7話収録(全て表題作・1巻完結)、
予告「ひぐらしのなく頃に 百合美し編」
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「影崎由那(かげさき・ゆな)」センセの「ひぐらしのなく頃に 心癒し編」です。
ちょっと色々あって余裕がありません。
そんな訳で、本日は書きやすそうな漫画(笑)をチョイスしてみました。
ゲームを原作とする単行本です。
この”原作ゲーム”のシリーズはひでるほぼ未プレイなものばかりなんですが、「ひぐらしのなく頃に」は”ひぐらしノイローゼ”になるくらいにハマったものです。
いや、面白いですよ、コレ。
さて、過去に「宵越し編/みもり」、「鬼曝し編/鬼頭えん」を紹介しているひぐらし単行本。
今回の「心癒し編」は漫画のみの外伝でした。
”先の世界”と書かれていたので、当初は「賽殺し編」の漫画化だと勘違いしてました。
また違う後日談なんですねー。
そんなんもひぐらしちっくです。
※明暗の「古手梨花」
漫画は「梨花ちゃん」と「羽入」のお話ですね。
あ、そうそう。
こちらはエピローグ話になるので、当然ネタバレ全開な内容になっています。
まだ原作未プレイ、あるいはこれから楽しみたいという方は↓先に進まない方がいいと思います。
ちゃんと順序通りに読み進めるのが最も面白いですよ。
…というより、ある程度でもキャラ・ストーリーを知らないと訳が分かりません。
特に「影崎由那」センセのファンな方で、原作を知らん人は注意して下さい。
・
・
・
延々と繰り返す惨劇のループから逃れた、部活メンバーと雛見沢村。
ここは昭和58年6月よりも先の世界。
初体験の夏休みに浮かれていた「古手梨花」ですが、未体験の勝手の分からぬ世界に戸惑ってしまうのでした。
すっかりすねてしまった「梨花」を心配した「羽入」は「赤坂衛」の誘いもあって、東京への旅行を提案したのですが…。
だいたいそんな流れ。
※だいたい左から、圭一、沙都子、レナ、魅音
お気に入りのコマですね。「沙都子ちゃん」が可愛いです。
コメディーが目立つ外伝話ですね。
とりあえず作画が「影崎由那」センセということで、ひでるさんは期待しておりました。
事件後の世界なので当然惨劇は起こらず、また疑心暗鬼な描写もありません。
…ここがちと残念。
こちらでも紹介した「かりんairmail 影崎由那短編集」にもありましたが、ホラーとかサスペンスな描写が抜群に巧い方なので、できればそんなネタがほしいところでした。
せっかく「影崎由那」センセなのに、もったいないような。
(※「すとれんじマンション」とか、楽しい漫画も巧い方ではあるんですが…)
またこの記事を書く際に、ちらとアマゾンを見てしまったんですが…色々と言われていたのが、ものすごく意外。
みんな辛口でしたねー。
アニメから映画にまでなっている、超・有名作品ですから仕方ないか。
(※それだけに、サスペンスちっくでなかったのが悔やまれます。るるるー)
まぁ、いいや。
基本的には部活メンバーらのドタバタ劇。
それぞれの言動は相変わらずで楽しく、留守番となった「園崎詩音」ほかカレーネタのある「知恵」先生、東京へ行くと聞きつけた村人の反応などが面白かったです。
こっそり家を脱出しようとした「前原圭一」が「竜宮レナ」に脅かされる「鬼隠し編」のパロディー描写があるなど、ちょっとしたシーンにも注目です。
さらに、そうしたドタバタだけで終わらないのが、ひぐらしのイイ所。
※羽入
変な顔をしている訳は…
先ほどタイトルを出した「賽殺し編」は、違和感抜群な緊張感のあるお話でした。
こちら簡単には、「梨花ちゃん」の成長話ですね。
期待に溢れた表情が曇ってしまう1話は、なかなか深いです。
経験の反復によって100年の時を生きてきた心に、未知なる日々は辛いものでしょう。
彼女が言うように、普通のまっとうな生活を送ることはかなり難しいと思います。
そして唯一、その事情を詳細に知る「羽入」の活躍に注目下さい。
普段とは言葉使いまで異なる、オヤシロ様な彼女はいいですね。優しいですね。
ここで書いてしまうのは惜しいので、ぜひ漫画にてどうぞ。
そう、まだ完治しきっていない「北条沙都子」もいいですねー。
特にこの娘らは幸せになってほしいものです。
強い線の濃い絵柄。
お話の関係でコメディー崩しが多く、作画としてはかなり賑やか。
ぺったりと平たい感じになるんですねー。
ちょろちょろと気になるコマがありましたが、この程度であれば許容範囲内。
安定感あるもののいつもより癖は強めな雰囲気だったので、慣れない人はそのあたりが目につくかもしれません。
そうした作画から、原作シリーズを知っているのが前提のお話に至るまで、全体的に敷居はかなり高い漫画でした。
完全にファン向けですね。
ひでるさん的に残念だったのは…「影崎由那」センセの日常4コマがなかったことかなぁ。
※ゲームは時間かかるので、簡単にはこっちがおすすめ。
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・絵 :■■■□□
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : 原作ゲーム・コメディー
・おまけ: あとがき、原作者コメント、
4コマ「心癒し編を終えて……」
・その他: 原作「竜騎士07」、カラー(4P)、
7話収録(全て表題作・1巻完結)、
予告「ひぐらしのなく頃に 百合美し編」
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「影崎由那(かげさき・ゆな)」センセの「ひぐらしのなく頃に 心癒し編」です。
ちょっと色々あって余裕がありません。
そんな訳で、本日は書きやすそうな漫画(笑)をチョイスしてみました。
ゲームを原作とする単行本です。
この”原作ゲーム”のシリーズはひでるほぼ未プレイなものばかりなんですが、「ひぐらしのなく頃に」は”ひぐらしノイローゼ”になるくらいにハマったものです。
いや、面白いですよ、コレ。
さて、過去に「宵越し編/みもり」、「鬼曝し編/鬼頭えん」を紹介しているひぐらし単行本。
今回の「心癒し編」は漫画のみの外伝でした。
”先の世界”と書かれていたので、当初は「賽殺し編」の漫画化だと勘違いしてました。
また違う後日談なんですねー。
そんなんもひぐらしちっくです。
※明暗の「古手梨花」
漫画は「梨花ちゃん」と「羽入」のお話ですね。
あ、そうそう。
こちらはエピローグ話になるので、当然ネタバレ全開な内容になっています。
まだ原作未プレイ、あるいはこれから楽しみたいという方は↓先に進まない方がいいと思います。
ちゃんと順序通りに読み進めるのが最も面白いですよ。
…というより、ある程度でもキャラ・ストーリーを知らないと訳が分かりません。
特に「影崎由那」センセのファンな方で、原作を知らん人は注意して下さい。
・
・
・
延々と繰り返す惨劇のループから逃れた、部活メンバーと雛見沢村。
ここは昭和58年6月よりも先の世界。
初体験の夏休みに浮かれていた「古手梨花」ですが、未体験の勝手の分からぬ世界に戸惑ってしまうのでした。
すっかりすねてしまった「梨花」を心配した「羽入」は「赤坂衛」の誘いもあって、東京への旅行を提案したのですが…。
だいたいそんな流れ。
※だいたい左から、圭一、沙都子、レナ、魅音
お気に入りのコマですね。「沙都子ちゃん」が可愛いです。
コメディーが目立つ外伝話ですね。
とりあえず作画が「影崎由那」センセということで、ひでるさんは期待しておりました。
事件後の世界なので当然惨劇は起こらず、また疑心暗鬼な描写もありません。
…ここがちと残念。
こちらでも紹介した「かりんairmail 影崎由那短編集」にもありましたが、ホラーとかサスペンスな描写が抜群に巧い方なので、できればそんなネタがほしいところでした。
せっかく「影崎由那」センセなのに、もったいないような。
(※「すとれんじマンション」とか、楽しい漫画も巧い方ではあるんですが…)
またこの記事を書く際に、ちらとアマゾンを見てしまったんですが…色々と言われていたのが、ものすごく意外。
みんな辛口でしたねー。
アニメから映画にまでなっている、超・有名作品ですから仕方ないか。
(※それだけに、サスペンスちっくでなかったのが悔やまれます。るるるー)
まぁ、いいや。
基本的には部活メンバーらのドタバタ劇。
それぞれの言動は相変わらずで楽しく、留守番となった「園崎詩音」ほかカレーネタのある「知恵」先生、東京へ行くと聞きつけた村人の反応などが面白かったです。
こっそり家を脱出しようとした「前原圭一」が「竜宮レナ」に脅かされる「鬼隠し編」のパロディー描写があるなど、ちょっとしたシーンにも注目です。
さらに、そうしたドタバタだけで終わらないのが、ひぐらしのイイ所。
※羽入
変な顔をしている訳は…
先ほどタイトルを出した「賽殺し編」は、違和感抜群な緊張感のあるお話でした。
こちら簡単には、「梨花ちゃん」の成長話ですね。
期待に溢れた表情が曇ってしまう1話は、なかなか深いです。
経験の反復によって100年の時を生きてきた心に、未知なる日々は辛いものでしょう。
彼女が言うように、普通のまっとうな生活を送ることはかなり難しいと思います。
そして唯一、その事情を詳細に知る「羽入」の活躍に注目下さい。
普段とは言葉使いまで異なる、オヤシロ様な彼女はいいですね。優しいですね。
ここで書いてしまうのは惜しいので、ぜひ漫画にてどうぞ。
そう、まだ完治しきっていない「北条沙都子」もいいですねー。
特にこの娘らは幸せになってほしいものです。
強い線の濃い絵柄。
お話の関係でコメディー崩しが多く、作画としてはかなり賑やか。
ぺったりと平たい感じになるんですねー。
ちょろちょろと気になるコマがありましたが、この程度であれば許容範囲内。
安定感あるもののいつもより癖は強めな雰囲気だったので、慣れない人はそのあたりが目につくかもしれません。
そうした作画から、原作シリーズを知っているのが前提のお話に至るまで、全体的に敷居はかなり高い漫画でした。
完全にファン向けですね。
ひでるさん的に残念だったのは…「影崎由那」センセの日常4コマがなかったことかなぁ。
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