まんがさんぽ　■ひとみのカルテ　（梅谷ケンヂ）

スポンサーサイト

上記の広告は１ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

-------- :
スポンサー広告 :

■ひとみのカルテ　（梅谷ケンヂ）

★まんがデーター　［７／１５］
・絵　　　：■■■□□
・話　　　：■□□□□
・独創性：■■■□□
・属性　：　女医・巨乳
・おまけ：　あとがき（１，３巻）、カバー裏に別絵。
・その他：　現在３巻まで発売。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「梅谷ケンヂ」センセの「ひとみのカルテ」です。

ちょっとばかり調べてきました。
コチラの漫画は３巻のあとがきにもあるように、一部の県で有害図書指定されてしまいました。
以下、「山形県公報　平成17年11月4日　第1690号」よりの引用です。

「山形県告示第1012号
　山形県青少年保護条例（昭和54年3月県条例第13号）第８条第１項の規定により、次の図書類を青少年に有害な図書類として指定する。　
　　平成17年11月4日」

指定理由は「著しく青少年の性的感情を刺激し、その健全な育成を阻害するおそれがある」とのこと。
指定された漫画にはこの「ひとみのカルテ」ほか、「お肉でCHU／真鍋譲治」などが確認できます。

当ブログでは何回も書いていますが、漫画の「成年指定」は最近また曖昧になりつつあると思います。
漫画やゲームなどで度々起こるこうした騒動は、何年か周期で規制が強くなり～時間と共に弱くなり～を繰り返しています。
そろそろ規制が強まってしまう時期なんでしょうか。
ひでるさんは、これで”変な規制が強まる”のが怖いのです。

はっきり言って、この程度の漫画で「健全な育成を阻害」されるかどうかは知りません。
空想と現実の区別がつかないような輩はこうした漫画・ゲームで触発されなくても、なんらかの問題を起こすでしょう。
ただ、さすがに小学校低学年あたりのお子様がこういった本を見るのはどうかと思うのですよ。
（※えっちなのもそうですが、残酷なものとかも規制すべきだと思う）
…だって、大人になった時の楽しみが減るじゃない。
化粧する子供みたいなもんで、女性の裸を見飽きたような子供は変じゃないですか。違うかな。

漫画界には一応「成年マーク」ってのが存在するんですから、それをつければいいんです。
おそらく儲けとか流通とかの問題もあるのでしょうが、これで頑張っている漫画家さんを潰すような事はあってはならないと思うんですよ。
長々とすみません。
ちょっと心配でならないんですよね～。

さて、こちらの「ひとみのカルテ」
お話としては、主人公「香坂瞳」は優しくえっちで巨乳な女医さんなのでした。
おしまい（笑）
怒らないでー、だってそんなんなんだもん。
あくまでも女医さんで、この手の漫画でよくあるナースでないところがミソ。
あちこち、えっちです。こりゃ、有害指定されても仕方ないですね。
読んでいるならば、センセが前に描かれた「家庭教師Miki」とほぼ同じです。
厳しい言い方だと、家庭教師が女医になっただけ。趣味でどちらか選択するのが宜しいかと。

絵柄は太く濃い線の成年漫画絵。
人物絵は写実に近く、やや古い感じがしました。全体的にページはべったり黒めですね。
↓表紙の巧い塗り絵より、裏表紙の方が実際に近い雰囲気です。
人を選ぶ絵柄だと思いますんで、よくよく吟味して下さい。

漫画は３巻となり、完結に向かってややストーリーっぽくなってきています。
ちょっと強引で「かすみの社／艶々」をなんとなく思い出しました。
ここも評価を二分しそうです。

今回は漫画紹介ではない内容が大半となってしまいました。
ごめんなさい。