■天使のKATTE (水兵きき)
★まんがデーター [12/15]
・絵 :■■■□□
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■■
・属性 : [一般]ラブコメ・ファンタジー
・おまけ: カバー裏に表紙リンク絵、合間にネタ絵、
たぶん描き下ろし・おまけ漫画「その後…」
・その他: 折り返しにコメント、カラー(4P)、
5話+読みきり収録(全て表題作・1巻完結)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「水兵きき(すいへい・きき)」センセの「天使のKATTE」です。
毎度の如くアマゾンをぼけーっと見ていたところ…
「機神幻想ルーンマスカー フルカラー2(リュウコミックス)」
こんな文字を発見。
うぉ、ついに出るか?!
1巻については「機神幻想ルーンマスカー(出渕裕)」、さらに復刻版を「少女革命計画(鬼邪太郎)/機神幻想ルーンマスカー(出渕裕)」にて紹介しています。
”2巻が出るまでもう少し待ちましょうか”
そんなことを書いていたのは、09年3月のこと。
まー、えらく待たせる単行本ですわねー。
…とか思っていたら。
ふと、「機神幻想ルーンマスカー フルカラー1」という文字を発見。
そちらの説明によると、
「第1巻を3分冊にして3月3日にフルカラー第1巻を発売します」
だって。
あのぅ、既に1巻については2冊ほど所持しているんですが…。
なんなんでしょうね。
コレはひでぇなぁ。
まぁ、いいか。
そんなこんなで、本日は「水兵きき」センセの新刊「天使のKATTE」です。
ぶっちゃけ、
”天使だから着衣NG!?”
そんな紹介帯の文言に引っ張られました。
全裸いいですね。
「水兵きき」センセの漫画は過去に紹介した「おまかせ!さやなのもえろ部」ほか、ちらほら見ております。
軽いお話とサービスシーンが特徴ですね。
※熾天使「アルセラ」
前半はほとんど全裸な「アルセラさん」でした。
はるか上空にある、天使たちが暮らす天界。
地上を眺めていた天使の1人・熾天使「アルセラ」はうっかりそこから転げ落ち、「新沼康介」のもとにやってきたのでした。
初の人間界を堪能する「アルセラ」
興味のあった”恋愛”について学ぶため彼と同居することとしたんですが…全裸が当たり前という天界の常識で行動する彼女に「康介」は振り回されることとなるのです。
大雑把にはそんな感じ。
サービス豊富な天使とのラブコメ話です。
基本的にはコメディー色が強く、ぺかぺかとした空気に包まれていました。
この漫画の最大の特徴が”着衣”ですね。
紆余曲折ありながら、同居するうち次第に人間界の常識を身につけていく「アルセラさん」
こうした漫画のお約束で、後半にはお約束の連れ戻しネタがあるんですが…そちらで効果的に作用していました。
ああ、これは巧い。
お約束な初対面の1話。
「このシチュエーション…覚えがある」
とか「康介くん」も言っておりました。
彼はなかなか真面目な純情青年で、「アルセラさん」に服を着せようと窓から飛び出した彼女をわざわざ追いかけています。
全裸が常識であった「アルセラさん」は、”服を着ると恥ずかしがる”というオモロイ特徴があります。
連れて帰る際の、全裸コートの描写が色っぽくてえっちでした。
家の中での着衣は諦めたようでしたが、いい景色で羨ましいです。
そんな訳で、2話の扉絵がまた良い感じ(笑)
「康介くん」は彼女を「アルセラさん」を見ないよう、頑張っていました。
相手は気にしていないのだから、せめて眺めるくらいはしても良いのに。
こちらから、眼鏡の「紗奈」さんが登場。
「アルセラさん」の常識を押しつけられ、照れる「紗奈さん」が堪能できるお話になっていました。
なぜかシーソーやってるのが面白いですね。
下着の締め付けを”拘束具”と言って悶える様を堪能下さい。
※服を着てることのが恥ずかしい「アルセラさん」
この表情がイイですね。プレイみたいですよ。
恋愛について知るため、「アルセラさん」が学校行くという3話。
ファンタジーな力で無理矢理なのかなーって思いましたが、なんと「紗奈さん」の母が理事長とのこと。
いちおう正攻法なんですね。
制服を着せられて照れまくっている彼女が可愛いです。
すっかりタイヤキで釣られるようになっている点にも注目。
「康介くん」との対立から、一時的に学園を天界の常識にしたことで、女子全員が全裸にされていました。
男子は関係ないのか(笑)
肩をかしてくれた貧乳の子が気になりました。
4話は「アルセラさん」と出会って1週間後のこと。
前回のオチ部分の宣言がためか、すっかり着衣に馴染んでいました。
落ち込む「紗奈さん」がまた分かり易いです。
こちらでは、「アルセラさん」の姉「ソリアーノ」が登場。
アブノーマルだと勘違いされた「康介くん」がため、その力によって様々なことをされています。
ここ、ネタとしては収録で最も盛り上がっている(ような気がする)回でした。
ロリに放尿、男の娘(フタナリかな)から、首輪ほかSMちっくな描写まで盛りだくさんです。
最終5話は天使「ミール」などが故あって「アルセラさん」を連れ戻しに来る定番なお話。
久しぶりに服を着て照れる非常識な連中が登場したことで、”着衣”・”全裸”の最終決着みたいな感じになってます。
1話限定っぽかった「ソリアーノさん」も目立つ場面で顔を見せ、この漫画らしいラストとなっていました。
※「紗奈さん」とか「ソリアーノさん」
顔に抱きついている、ロリな「アルセラさん」が可愛いです。
もう1話収録されているのは「あくまなマナ」という悪魔っ娘とのファンタジー。
「天使のKATTE」との繋がりはないようでしたが、似た空気の短編なので単行本としてのまとまりを崩していません。
人間と悪魔のハーフ「春川マナ」と付き合う「ケンタ」
彼女は人が興奮すると出る魔力の源”カミングパール”を1日1回は吸収しないといけないんですが、「ケンタ」はえっち関係に弱く、いつも気絶してしまうのでした。
…だいたいそんなお話。
悪魔「マナさん」とのラブコメです。
”カミングパール”がためにサービス描写が発生し、気絶してしまうことで寸止めになっていました。
また、既にカップルとなっている2人をより盛り上がらせる効果があるなど、なかなか良い出来栄え。
おまけ漫画「その後…」はたぶん描き下ろしだと思うんですが、この「マナさん」をも混ぜてほしかったですね。
そんなページ数ないでしょうけど。
こざっぱりとした細線の絵柄。
濃淡はそこそこでしたが白比率大きく、また描き込みはすっきり傾向です。
やや平面的で漫画ちっく。
やや崩れ・乱れを感じますが、そう気になるほどではありません。
軽いタッチで、そんなように見えやすい作風なのでしょう。
幅広な輪郭と大きい目が特徴。
はっちゃけ感強いもののコメディーはお上手でした。
特に引っ掛かるような描写もありません。
癖の強さはあるため、↓表紙・裏表紙などでご確認下さい。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵3: 個人的に不安定に見えるんですね。
・話4: ”着衣”・”全裸”というネタが良いです。
・独5: 安易にファンタジーに走らなかったのは正解だと思いました。
合計:[12/15]
描かれていない訳ではないものの、バストトップ描写は微妙に控え目です。
これはなんでだろう。
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・絵 :■■■□□
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■■
・属性 : [一般]ラブコメ・ファンタジー
・おまけ: カバー裏に表紙リンク絵、合間にネタ絵、
たぶん描き下ろし・おまけ漫画「その後…」
・その他: 折り返しにコメント、カラー(4P)、
5話+読みきり収録(全て表題作・1巻完結)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「水兵きき(すいへい・きき)」センセの「天使のKATTE」です。
毎度の如くアマゾンをぼけーっと見ていたところ…
「機神幻想ルーンマスカー フルカラー2(リュウコミックス)」
こんな文字を発見。
うぉ、ついに出るか?!
1巻については「機神幻想ルーンマスカー(出渕裕)」、さらに復刻版を「少女革命計画(鬼邪太郎)/機神幻想ルーンマスカー(出渕裕)」にて紹介しています。
”2巻が出るまでもう少し待ちましょうか”
そんなことを書いていたのは、09年3月のこと。
まー、えらく待たせる単行本ですわねー。
…とか思っていたら。
ふと、「機神幻想ルーンマスカー フルカラー1」という文字を発見。
機神幻想ルーンマスカーフルカラー 1 (リュウコミックス) (2011/03/03) 出渕 裕、大本 海図 他 商品詳細を見る |
そちらの説明によると、
「第1巻を3分冊にして3月3日にフルカラー第1巻を発売します」
だって。
あのぅ、既に1巻については2冊ほど所持しているんですが…。
なんなんでしょうね。
コレはひでぇなぁ。
まぁ、いいか。
そんなこんなで、本日は「水兵きき」センセの新刊「天使のKATTE」です。
ぶっちゃけ、
”天使だから着衣NG!?”
そんな紹介帯の文言に引っ張られました。
全裸いいですね。
「水兵きき」センセの漫画は過去に紹介した「おまかせ!さやなのもえろ部」ほか、ちらほら見ております。
軽いお話とサービスシーンが特徴ですね。
※熾天使「アルセラ」
前半はほとんど全裸な「アルセラさん」でした。
はるか上空にある、天使たちが暮らす天界。
地上を眺めていた天使の1人・熾天使「アルセラ」はうっかりそこから転げ落ち、「新沼康介」のもとにやってきたのでした。
初の人間界を堪能する「アルセラ」
興味のあった”恋愛”について学ぶため彼と同居することとしたんですが…全裸が当たり前という天界の常識で行動する彼女に「康介」は振り回されることとなるのです。
大雑把にはそんな感じ。
サービス豊富な天使とのラブコメ話です。
基本的にはコメディー色が強く、ぺかぺかとした空気に包まれていました。
この漫画の最大の特徴が”着衣”ですね。
紆余曲折ありながら、同居するうち次第に人間界の常識を身につけていく「アルセラさん」
こうした漫画のお約束で、後半にはお約束の連れ戻しネタがあるんですが…そちらで効果的に作用していました。
ああ、これは巧い。
お約束な初対面の1話。
「このシチュエーション…覚えがある」
とか「康介くん」も言っておりました。
彼はなかなか真面目な純情青年で、「アルセラさん」に服を着せようと窓から飛び出した彼女をわざわざ追いかけています。
全裸が常識であった「アルセラさん」は、”服を着ると恥ずかしがる”というオモロイ特徴があります。
連れて帰る際の、全裸コートの描写が色っぽくてえっちでした。
家の中での着衣は諦めたようでしたが、いい景色で羨ましいです。
そんな訳で、2話の扉絵がまた良い感じ(笑)
「康介くん」は彼女を「アルセラさん」を見ないよう、頑張っていました。
相手は気にしていないのだから、せめて眺めるくらいはしても良いのに。
こちらから、眼鏡の「紗奈」さんが登場。
「アルセラさん」の常識を押しつけられ、照れる「紗奈さん」が堪能できるお話になっていました。
なぜかシーソーやってるのが面白いですね。
下着の締め付けを”拘束具”と言って悶える様を堪能下さい。
※服を着てることのが恥ずかしい「アルセラさん」
この表情がイイですね。プレイみたいですよ。
恋愛について知るため、「アルセラさん」が学校行くという3話。
ファンタジーな力で無理矢理なのかなーって思いましたが、なんと「紗奈さん」の母が理事長とのこと。
いちおう正攻法なんですね。
制服を着せられて照れまくっている彼女が可愛いです。
すっかりタイヤキで釣られるようになっている点にも注目。
「康介くん」との対立から、一時的に学園を天界の常識にしたことで、女子全員が全裸にされていました。
男子は関係ないのか(笑)
肩をかしてくれた貧乳の子が気になりました。
4話は「アルセラさん」と出会って1週間後のこと。
前回のオチ部分の宣言がためか、すっかり着衣に馴染んでいました。
落ち込む「紗奈さん」がまた分かり易いです。
こちらでは、「アルセラさん」の姉「ソリアーノ」が登場。
アブノーマルだと勘違いされた「康介くん」がため、その力によって様々なことをされています。
ここ、ネタとしては収録で最も盛り上がっている(ような気がする)回でした。
ロリに放尿、男の娘(フタナリかな)から、首輪ほかSMちっくな描写まで盛りだくさんです。
最終5話は天使「ミール」などが故あって「アルセラさん」を連れ戻しに来る定番なお話。
久しぶりに服を着て照れる非常識な連中が登場したことで、”着衣”・”全裸”の最終決着みたいな感じになってます。
1話限定っぽかった「ソリアーノさん」も目立つ場面で顔を見せ、この漫画らしいラストとなっていました。
※「紗奈さん」とか「ソリアーノさん」
顔に抱きついている、ロリな「アルセラさん」が可愛いです。
もう1話収録されているのは「あくまなマナ」という悪魔っ娘とのファンタジー。
「天使のKATTE」との繋がりはないようでしたが、似た空気の短編なので単行本としてのまとまりを崩していません。
人間と悪魔のハーフ「春川マナ」と付き合う「ケンタ」
彼女は人が興奮すると出る魔力の源”カミングパール”を1日1回は吸収しないといけないんですが、「ケンタ」はえっち関係に弱く、いつも気絶してしまうのでした。
…だいたいそんなお話。
悪魔「マナさん」とのラブコメです。
”カミングパール”がためにサービス描写が発生し、気絶してしまうことで寸止めになっていました。
また、既にカップルとなっている2人をより盛り上がらせる効果があるなど、なかなか良い出来栄え。
おまけ漫画「その後…」はたぶん描き下ろしだと思うんですが、この「マナさん」をも混ぜてほしかったですね。
そんなページ数ないでしょうけど。
こざっぱりとした細線の絵柄。
濃淡はそこそこでしたが白比率大きく、また描き込みはすっきり傾向です。
やや平面的で漫画ちっく。
やや崩れ・乱れを感じますが、そう気になるほどではありません。
軽いタッチで、そんなように見えやすい作風なのでしょう。
幅広な輪郭と大きい目が特徴。
はっちゃけ感強いもののコメディーはお上手でした。
特に引っ掛かるような描写もありません。
癖の強さはあるため、↓表紙・裏表紙などでご確認下さい。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵3: 個人的に不安定に見えるんですね。
・話4: ”着衣”・”全裸”というネタが良いです。
・独5: 安易にファンタジーに走らなかったのは正解だと思いました。
合計:[12/15]
描かれていない訳ではないものの、バストトップ描写は微妙に控え目です。
これはなんでだろう。
天使のKATTE (チャンピオンREDコミックス) (2011/02/18) 水兵 きき 商品詳細を見る |
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