■玉2ふぉーちゅーん (梅谷ケンヂ)
★まんがデーター [8/15]
・絵 :■■■□□
・話 :■■□□□
・独創性:■■■□□
・属性 : 占い・コメディー
・おまけ:
・その他: 全て表題作(1巻完結)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「梅谷ケンヂ」センセの「玉2ふぉーちゅーん」です。
おそらく心待ちにしていたファンの方も多いのではないでしょうか?
”家庭教師の先生とあれこれ”という「家庭教師Miki」、”女医とうんぬん”という「ひとみのカルテ」などが有名な、一般えっち系漫画家「梅谷ケンヂ」センセの新刊です。
こちらのブログでも紹介しましたが、3月頃に発売の「ひとみのカルテ」完結巻以来の単行本ですね。
さて今回は「玉2ふぉーちゅーん」ということで、タイトルからはどんなんか想像できませんでした。
店頭にて↓表紙を見たところ…今回は巫女さんですか!?
おお!いいじゃーないですかー、とか思って喜んだひでるさんでしたが、読んでみたらコレ実は占い師の漫画なのでした。
※占い師「間嶋たまみ」さん。
左は扉絵。もっと頻繁に巫女衣装だったら、また評価違ったかもしれませんが…。
男性が苦手な「間嶋たまみ」さんは、接客業のバイトをクビになってしまいました。
困った「たまみさん」は間嶋家に代々伝わる占い業の再開を決意し、古谷模型店の店主「古谷衛」に占い店開業のため、条件が適当だった倉庫のスペースを貸してほしいと頼むんですが…
「インチキ商売の片棒を担ぐ気はない!」
そう断わられてしまったのです。
そこで、「たまみさん」は店主の鼻を明かすため、占いをするべく服を脱ぐのでした。
間嶋家に代々伝わるという占い「玉占い」は、”服を脱いだ上に睾丸を掴む”という、トンデモなものでした。
それをされた「古谷くん」はむろん、読者も当然持つであろう「なんで?」という一連の疑問。
「その辺の説明は長くなるからまた今度…」
という台詞があっただけで、結局は何もなかったですね。
占いと言えば…「お気に召すまま/二階堂みつき(※成沢円)」にて、”美乳占い”っていう、胸を触らせる漫画がありました。
えっち系としては、そちらのが正解かなぁ。
こちらの「たまみさん」は前述したようなやり方で、占う相手については直接でも間接(服を着ていても)でも問題はない様子。
…なのに、なんで「たまみさん」は服を脱ぐんだろうか?
占う際の掛け声(?)もそのまんまで、シーンは微妙にコメディーちっく。
ひでるさん的にはお寒い感じでしたが。
だいたい、「たまみさん」は接客業ができないくらい男性が苦手ではなかったっけか?
多少遠慮するような絵も一部に描かれていましたけど、見せ方弱く、設定もあるんだかないんだかという感じでした。
ほら、なんというか…おずおずと恥ずかしい描写で占う方が盛り上がるじゃーないですか。
ただでさえ苦手なのに、さらに~~なことを…みたいな(笑)、もっと色っぽいもののが良かったと思うのだけれど。
また、ラストシーンへの流れとなる”コスプレうんぬん~”という点についても、軽くそういった描写があっただけで明確には触れられておりませんでした。
そのため、最も盛り上がるべき最終話にて、展開がやったら急に見えるのです。
※母「間嶋ハルミ」、ライバル「児山摩未」
そっくりな容姿、という設定もイマイチ活かされてはなかったですね。
ほか、前髪の左右逆の違いという母親「間嶋ハルミ」、ライバル「児山摩未」さんというサブヒロインらもさしたる魅力はなく。
「摩未さん」は自分の占いの通りに客を操ることができるという「愛液占い」の使い手なんですが、引っかかった「古谷くん」や「たまみさん」を見る限りでは、かなりの効力があるようでした。
…そこまでのものなら、なにもちまちま占いなんぞしていなくてもいいと思うのだけれど。
(※ちなみに、その効果で「たまみさん」が幻影の触手にうねうねされちゃう描写がありました。そこは良かったのですよ。そうしたネタ一本で、見てみたい気がしました)
※おまけ:触手うねうねシーン・サンプル。
こんなんです。えろいので、ちょっとだけ(笑)
色々批評が続いてしまいましたが、全体的には「梅谷ケンヂ」センセらしい、無難な仕上がりであったと思います。
もともと話が巧いタイプの方ではないですし。
それが、イマイチ刺さらなかった、ついつい批評したくなる理由は、占い師という職業が最大の原因なような気がしました。
家庭教師とか、女医(看護婦)は身近ですし、”色々世話を焼いてくれる相手”ということで、職業にえっちっぽいイメージがあるんですよねー。
また、5話の匂いがどうのってお話もそうですが、全体的にコメディー色が強いこともあるのではないでしょうか?
強い線で相変わらずな濃い目の絵柄。
どちらかと言うと写実に近く、劇画という表現が相応しい雰囲気です。
目から鼻にかけて、あるいは首付近の描き方に特徴があり、作画は非常に癖のあるもの。
明確に人を選ぶと思われます。
↓表紙などのカラー絵は、だいぶ洗練されたものとなっておりますので、気をつけて下さい。
ちなみに、6話冒頭にて「美樹先生」が久しぶりにゲスト出演しておりました。
これは漫画内漫画というオチなんですが、過去キャラと共演というのもいいかなーって思いました。
実は彼女らは同じ街に住んでいた、というのがあっても豪華で楽しそう。
あ、ついでに、巫女服を着ているシーンはほんのわずかだけでした。
↓表紙でうっかり騙されないよう、注意。
玉2ふぉーちゅーん (アクションコミックス)
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・絵 :■■■□□
・話 :■■□□□
・独創性:■■■□□
・属性 : 占い・コメディー
・おまけ:
・その他: 全て表題作(1巻完結)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「梅谷ケンヂ」センセの「玉2ふぉーちゅーん」です。
おそらく心待ちにしていたファンの方も多いのではないでしょうか?
”家庭教師の先生とあれこれ”という「家庭教師Miki」、”女医とうんぬん”という「ひとみのカルテ」などが有名な、一般えっち系漫画家「梅谷ケンヂ」センセの新刊です。
こちらのブログでも紹介しましたが、3月頃に発売の「ひとみのカルテ」完結巻以来の単行本ですね。
さて今回は「玉2ふぉーちゅーん」ということで、タイトルからはどんなんか想像できませんでした。
店頭にて↓表紙を見たところ…今回は巫女さんですか!?
おお!いいじゃーないですかー、とか思って喜んだひでるさんでしたが、読んでみたらコレ実は占い師の漫画なのでした。
※占い師「間嶋たまみ」さん。
左は扉絵。もっと頻繁に巫女衣装だったら、また評価違ったかもしれませんが…。
男性が苦手な「間嶋たまみ」さんは、接客業のバイトをクビになってしまいました。
困った「たまみさん」は間嶋家に代々伝わる占い業の再開を決意し、古谷模型店の店主「古谷衛」に占い店開業のため、条件が適当だった倉庫のスペースを貸してほしいと頼むんですが…
「インチキ商売の片棒を担ぐ気はない!」
そう断わられてしまったのです。
そこで、「たまみさん」は店主の鼻を明かすため、占いをするべく服を脱ぐのでした。
間嶋家に代々伝わるという占い「玉占い」は、”服を脱いだ上に睾丸を掴む”という、トンデモなものでした。
それをされた「古谷くん」はむろん、読者も当然持つであろう「なんで?」という一連の疑問。
「その辺の説明は長くなるからまた今度…」
という台詞があっただけで、結局は何もなかったですね。
占いと言えば…「お気に召すまま/二階堂みつき(※成沢円)」にて、”美乳占い”っていう、胸を触らせる漫画がありました。
えっち系としては、そちらのが正解かなぁ。
こちらの「たまみさん」は前述したようなやり方で、占う相手については直接でも間接(服を着ていても)でも問題はない様子。
…なのに、なんで「たまみさん」は服を脱ぐんだろうか?
占う際の掛け声(?)もそのまんまで、シーンは微妙にコメディーちっく。
ひでるさん的にはお寒い感じでしたが。
だいたい、「たまみさん」は接客業ができないくらい男性が苦手ではなかったっけか?
多少遠慮するような絵も一部に描かれていましたけど、見せ方弱く、設定もあるんだかないんだかという感じでした。
ほら、なんというか…おずおずと恥ずかしい描写で占う方が盛り上がるじゃーないですか。
ただでさえ苦手なのに、さらに~~なことを…みたいな(笑)、もっと色っぽいもののが良かったと思うのだけれど。
また、ラストシーンへの流れとなる”コスプレうんぬん~”という点についても、軽くそういった描写があっただけで明確には触れられておりませんでした。
そのため、最も盛り上がるべき最終話にて、展開がやったら急に見えるのです。
※母「間嶋ハルミ」、ライバル「児山摩未」
そっくりな容姿、という設定もイマイチ活かされてはなかったですね。
ほか、前髪の左右逆の違いという母親「間嶋ハルミ」、ライバル「児山摩未」さんというサブヒロインらもさしたる魅力はなく。
「摩未さん」は自分の占いの通りに客を操ることができるという「愛液占い」の使い手なんですが、引っかかった「古谷くん」や「たまみさん」を見る限りでは、かなりの効力があるようでした。
…そこまでのものなら、なにもちまちま占いなんぞしていなくてもいいと思うのだけれど。
(※ちなみに、その効果で「たまみさん」が幻影の触手にうねうねされちゃう描写がありました。そこは良かったのですよ。そうしたネタ一本で、見てみたい気がしました)
※おまけ:触手うねうねシーン・サンプル。
こんなんです。えろいので、ちょっとだけ(笑)
色々批評が続いてしまいましたが、全体的には「梅谷ケンヂ」センセらしい、無難な仕上がりであったと思います。
もともと話が巧いタイプの方ではないですし。
それが、イマイチ刺さらなかった、ついつい批評したくなる理由は、占い師という職業が最大の原因なような気がしました。
家庭教師とか、女医(看護婦)は身近ですし、”色々世話を焼いてくれる相手”ということで、職業にえっちっぽいイメージがあるんですよねー。
また、5話の匂いがどうのってお話もそうですが、全体的にコメディー色が強いこともあるのではないでしょうか?
強い線で相変わらずな濃い目の絵柄。
どちらかと言うと写実に近く、劇画という表現が相応しい雰囲気です。
目から鼻にかけて、あるいは首付近の描き方に特徴があり、作画は非常に癖のあるもの。
明確に人を選ぶと思われます。
↓表紙などのカラー絵は、だいぶ洗練されたものとなっておりますので、気をつけて下さい。
ちなみに、6話冒頭にて「美樹先生」が久しぶりにゲスト出演しておりました。
これは漫画内漫画というオチなんですが、過去キャラと共演というのもいいかなーって思いました。
実は彼女らは同じ街に住んでいた、というのがあっても豪華で楽しそう。
あ、ついでに、巫女服を着ているシーンはほんのわずかだけでした。
↓表紙でうっかり騙されないよう、注意。
玉2ふぉーちゅーん (アクションコミックス)
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