■Rくろにくる-prelude (あづまゆき)
★まんがデーター [4/15]
・絵 :■■■■□
・話 :□□□□□
・独創性:□□□□□
・属性 : ファンタジー・アクション
・おまけ: あとがき・ラフ絵。
・その他: 原作「数多ヒロ」、カラー(4P)、
全て表題作(7話)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「あづまゆき」センセの「Rくろにくる-prelude」です。
こないだ「Cheer up! チア アップ」を紹介したばかりの「あづまゆき」センセなんですが、こちらが別に発売されましたもう1冊。
センセの新境地、ということで期待したんですが…。
えー、なんというか。
ごめんなさい、今回はまたやたら批判的な内容になってしまいました。
そういうのが苦手な方はご遠慮下さい。
しかし、なんでこんなんしちゃうかなぁ。
※ヒロイン「蜜柑ちゃん」です。
ロリ・アダルトの両バージョンですね。いつもの調子のまま、彼女で別漫画とか描いてみてはどうでしょう?
…いきますよ。
主人公「桐原征爾(きりはら・せいじ)」はごく普通の中学二年生。
ある日、学校からの帰り道で二人の女性が戦っている現場に遭遇。
後に「蜜柑」と名づけられる女性は倒された後に目前で少女の姿になり、訳もわからぬまま「征爾くん」に介抱された彼女は相手を追って隣の家へ。
そこには、「征爾くん」が6年前に出会っていた、「弓張静音(ゆみはり・しずね)」が当時の姿のまま立っていたのでした…。
だいたいそんな導入。
漫画を読んでいて、非常に気になった点があるんですよ。
こんなんひでるさんだけですか?
主人公「征爾くん」は機械を直すのが得意。
(※よく分かりませんが、修理の際には父親の形見という何かを持っている)
本人曰く、
「生まれつき器用で物の構造がよくわかるんだ」
…とのことで、機械を修理するだけでなく、分裂したツムガリから「静音さん」まで修復。
さらに、無意識なまま巨大な時計台をも一瞬でバラバラに分解するのでした。
協力「TYPE-MOON」とか、書いてない……ですよね?
上記設定もそうなんですが、バラバラにした際の絵とか…あれあれあれ??
通りやすい単語もあるんですけど、刺激強いので使用しません。
けれど、こんなんいいのかなぁ?
そちらを筆頭に、言動から流れから理難しづらい、あるいはぬるい描写が満載なのでした。
箇条書きにしてみます。
●「静音さん」との再会前後。
カウントしてたり、停止したり倒れたり…と、とにかくなんだかよくわからない。
ここは序盤ですし、それが狙いなのかもしれませんが。
●見ず知らず、しかも記憶喪失の女の子をあっさり居候させる、漫画特有の軽さ。
よくこうした処理を見かけますが、「ひぐらしのなく頃に」でもあったように、「犬猫とは違うんだから!」というのが普通。
相手が親戚とかならまだわかりますが、「蜜柑ちゃん」は名前の記憶すらないんでしょ?
警察届けて下さい。
●「静音さん」についても、転入生というだけであっさり食事へ招待し、一緒に風呂まで入っちゃう。
どーでもいいですが、古き良き時代の家族みたいですね。
●戦っていた相手である「蜜柑ちゃん」の危機に、今度は駆けつけて守る「静音さん」
「蜜柑ちゃん」が持っているツムガリの破片を守るためなのかな??
それなら力づくで取り返せばいいだけだし…わっかんないなぁ。
●父親が残したという「女の子は命をかけて守れ」という文句。
親に世話になっている中坊の言葉に何の説得力もありません。「蜜柑ちゃん」は感激しても、こちらは冷たくなるだけ。
せめて背景の描写とかないと。
●「蜜柑さん」の記憶が戻ったあたりの描写。
ここは単純にページがないのかなー。
…まぁ、延々こんなん続けても仕方ないので、このくらいに。
※左:変身「蜜柑ちゃん」、右:「静音さん」
そういえば、なぜ変身するのか、とかも解決してなままでした。もしかして…魔法少女ですか?
そして何より、最も酷いのがサブタイトル「それぞれの旅立ち」という最終話。
”まるで某雑誌の連載漫画を彷彿とさせるような、ブツ切りラスト”に唖然としました。
なんじゃー、かんじゃーという、色々と不可解なキーワードとか投げっぱなしにされてしまいました。
ひでるさんの頭がよろしくないというのもあるでしょうけれど、まるで理解できません。
特に後半については、バタバタと急いだような駆け足の印象でしたから。
はぁ。
大人の都合というのも理解してますが、読者はそんなもん関係ないですからねぇ。
それにしても酷い単行本でした。
同じ1巻だけで終わるにしても、もう少しやりようがあると思うのだけれど…突然打ち切りパターンなのかな?
そのため、面白いとかそういうレベルにすら達することなく、ばっさり終わってしまいました。
ちなみに、絵柄はいつも通りで良かったです。
過去の「しらたま!」では動きあるシーンが微妙でしたが、本作品でのアクション描写は問題ありませんでした。
ただ失礼ながら、”緊張感がないのが魅力”みたいなところがある(※近親でも、ロリでも、あっけらかんとえっちする、みたいな)キャラ絵なので、やはりこうした路線では魅力が半減。
パンチラが多かったりするなど、中途半端にそっち狙いなキャラ設定もいけないかったと思います。
こんなんですかね。
ひでるさんはセンセのファンなんですが…好きな方でも、おそらく納得いかないだろう内容でした。
ましてや、何の予備知識もない方には絶対にオススメできません。
毎度ながら正直な感想を書かせて頂きました。
センセ、およびファンの方、ごめんなさい。
★「あずまゆき」・「あづまゆき」センセの漫画紹介記事
[Cheer up! チア アップ]
[SCHOOL MATE]
[ボクの番台さん]
[しらたま!]
[こんいろ]※成年
[Glee Green Island]
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・独創性:□□□□□
・属性 : ファンタジー・アクション
・おまけ: あとがき・ラフ絵。
・その他: 原作「数多ヒロ」、カラー(4P)、
全て表題作(7話)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「あづまゆき」センセの「Rくろにくる-prelude」です。
こないだ「Cheer up! チア アップ」を紹介したばかりの「あづまゆき」センセなんですが、こちらが別に発売されましたもう1冊。
センセの新境地、ということで期待したんですが…。
えー、なんというか。
ごめんなさい、今回はまたやたら批判的な内容になってしまいました。
そういうのが苦手な方はご遠慮下さい。
しかし、なんでこんなんしちゃうかなぁ。
※ヒロイン「蜜柑ちゃん」です。
ロリ・アダルトの両バージョンですね。いつもの調子のまま、彼女で別漫画とか描いてみてはどうでしょう?
…いきますよ。
主人公「桐原征爾(きりはら・せいじ)」はごく普通の中学二年生。
ある日、学校からの帰り道で二人の女性が戦っている現場に遭遇。
後に「蜜柑」と名づけられる女性は倒された後に目前で少女の姿になり、訳もわからぬまま「征爾くん」に介抱された彼女は相手を追って隣の家へ。
そこには、「征爾くん」が6年前に出会っていた、「弓張静音(ゆみはり・しずね)」が当時の姿のまま立っていたのでした…。
だいたいそんな導入。
漫画を読んでいて、非常に気になった点があるんですよ。
こんなんひでるさんだけですか?
主人公「征爾くん」は機械を直すのが得意。
(※よく分かりませんが、修理の際には父親の形見という何かを持っている)
本人曰く、
「生まれつき器用で物の構造がよくわかるんだ」
…とのことで、機械を修理するだけでなく、分裂したツムガリから「静音さん」まで修復。
さらに、無意識なまま巨大な時計台をも一瞬でバラバラに分解するのでした。
協力「TYPE-MOON」とか、書いてない……ですよね?
上記設定もそうなんですが、バラバラにした際の絵とか…あれあれあれ??
通りやすい単語もあるんですけど、刺激強いので使用しません。
けれど、こんなんいいのかなぁ?
そちらを筆頭に、言動から流れから理難しづらい、あるいはぬるい描写が満載なのでした。
箇条書きにしてみます。
●「静音さん」との再会前後。
カウントしてたり、停止したり倒れたり…と、とにかくなんだかよくわからない。
ここは序盤ですし、それが狙いなのかもしれませんが。
●見ず知らず、しかも記憶喪失の女の子をあっさり居候させる、漫画特有の軽さ。
よくこうした処理を見かけますが、「ひぐらしのなく頃に」でもあったように、「犬猫とは違うんだから!」というのが普通。
相手が親戚とかならまだわかりますが、「蜜柑ちゃん」は名前の記憶すらないんでしょ?
警察届けて下さい。
●「静音さん」についても、転入生というだけであっさり食事へ招待し、一緒に風呂まで入っちゃう。
どーでもいいですが、古き良き時代の家族みたいですね。
●戦っていた相手である「蜜柑ちゃん」の危機に、今度は駆けつけて守る「静音さん」
「蜜柑ちゃん」が持っているツムガリの破片を守るためなのかな??
それなら力づくで取り返せばいいだけだし…わっかんないなぁ。
●父親が残したという「女の子は命をかけて守れ」という文句。
親に世話になっている中坊の言葉に何の説得力もありません。「蜜柑ちゃん」は感激しても、こちらは冷たくなるだけ。
せめて背景の描写とかないと。
●「蜜柑さん」の記憶が戻ったあたりの描写。
ここは単純にページがないのかなー。
…まぁ、延々こんなん続けても仕方ないので、このくらいに。
※左:変身「蜜柑ちゃん」、右:「静音さん」
そういえば、なぜ変身するのか、とかも解決してなままでした。もしかして…魔法少女ですか?
そして何より、最も酷いのがサブタイトル「それぞれの旅立ち」という最終話。
”まるで某雑誌の連載漫画を彷彿とさせるような、ブツ切りラスト”に唖然としました。
なんじゃー、かんじゃーという、色々と不可解なキーワードとか投げっぱなしにされてしまいました。
ひでるさんの頭がよろしくないというのもあるでしょうけれど、まるで理解できません。
特に後半については、バタバタと急いだような駆け足の印象でしたから。
はぁ。
大人の都合というのも理解してますが、読者はそんなもん関係ないですからねぇ。
それにしても酷い単行本でした。
同じ1巻だけで終わるにしても、もう少しやりようがあると思うのだけれど…突然打ち切りパターンなのかな?
そのため、面白いとかそういうレベルにすら達することなく、ばっさり終わってしまいました。
ちなみに、絵柄はいつも通りで良かったです。
過去の「しらたま!」では動きあるシーンが微妙でしたが、本作品でのアクション描写は問題ありませんでした。
ただ失礼ながら、”緊張感がないのが魅力”みたいなところがある(※近親でも、ロリでも、あっけらかんとえっちする、みたいな)キャラ絵なので、やはりこうした路線では魅力が半減。
パンチラが多かったりするなど、中途半端にそっち狙いなキャラ設定もいけないかったと思います。
こんなんですかね。
ひでるさんはセンセのファンなんですが…好きな方でも、おそらく納得いかないだろう内容でした。
ましてや、何の予備知識もない方には絶対にオススメできません。
毎度ながら正直な感想を書かせて頂きました。
センセ、およびファンの方、ごめんなさい。
Rくろにくる-prelude (角川コミックス・エース 106-2) (2007/12) 数多 ヒロ 商品詳細を見る |
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