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■転生!?人生ゲーム (内村かなめ)

★まんがデーター [10/15]
・絵   :■■■■□
・話   :■■■□□
・独創性:■■■□□
・属性 : アンソロジーコメディー
・おまけ: あとがき、ゲストページ、
      描き下ろし[扉絵、扉部分4コマ、など]
・その他: 短編×14、4コマなど。
            
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「内村かなめ(うちむら・かなめ)」センセの「転生!?人生ゲーム~ひぐらしのなく頃に&うみねこのなく頃に」です。

発売日付近を逃すと、おそらく紹介する機会がないと思うので、本日はこちらをば。
アンソロジーの個人作品集ですね。
こちらのブログでは、過去に「アクアドロップ AQUAPLUS作品集/森田夏菜」、「KNIGHT GAME/楠見らんま」などを紹介しております。
たぶん、そんなんを取り上げる人はあまりいないと思うので(笑)
スキ間狙いなの。

レナ、紗音
※左:レナ、右:紗音
 ちょっと怖いレナちゃんです。紗音が驚いているのは…。

正直なところ、こうしたタイプは文が非常に書き辛いんですが…センセのため頑張ります。
何度か書いてますが、ひでるさんはかなめセンセのファンなのでした。

そんな訳で「内村かなめ」センセ久々の単行本「転生!?人生ゲーム~ひぐらしのなく頃に&うみねこのなく頃に」です。
同人ゲームに始まり、漫画、CDドラマやアニメ、家庭用ゲームから実写映画まで…と、ひととおりメディアを席巻した「ひぐらしのなく頃に」、それに続く「うみねこのなく頃に」を題材としたものですね。
なお、めずらしくひでるさんは「ひぐらし」「うみねこ」どちらもプレイしておりますので、知識あります。

とりあえず、ざーっと収録作品を並べてみました。
(※漫画タイプ、タイトル(「」内)、対応するお話(~編)、主要の登場キャラ、という順になっています)

■出題編
短編「どこまでもいっしょ」 鬼隠し編 レナと圭一
短編「遥かなフィールドオブドリーム」 鬼隠し編 レナと圭一+ほか部活メンバー
短編「プチラブ」 目明し編 詩音と悟史 (※実際「目明し編」は解答編ですが、こちらに収録されています)
4コマ「晴れのちくもり」 部活メンバー

■回答編
短編「詩音・ザ・スピードマジシャン」 詩音と監督(入江)
短編「現実と誰か」 詩音
短編「詩音の悟史攻略大作戦」 詩音と悟史
短編「MEET」 賽殺し編 梨花
短編「超お宝さがし」 罪滅し編 レナ+部活メンバー
短編「ねらいうち」 罪滅し編 圭一
短編「初めてのおもてなし」 祭囃し編 梨花と赤坂
4コマ「蜩真っ盛り」 悟史と詩音
4コマ「お世話になります」
4コマ「リセット人生」 梨花と羽入
4コマ「ひぐらしアフター」 部活メンバー 
4コマ「沙都子のなく頃に」 沙都子

■後日編
短編「いちばん!」 部活メンバー
短編「TIME AFTER TIME」 梨花と羽入
4コマ「なぞの転校生」 圭一と部活メンバー
4コマ「幕間劇場」

■うみねこ編
短編「恋バナ」 EP2「Turn of the golden witch」 紗音とベアトリーチェ
短編「マリッジブルー」 EP1「Legend of the golden witch」 紗音

詩音さん
※詩音さん
 かなり出番の多い「詩音さん」です。

全てブツ切り短編と4コマの構成。
一部は同人誌や描き下ろしからの収録でしたが、ほとんどがアンソロジー単行本にて発表されていた短編と4コマです。
こうしたジャンルなので当然ですが、非常に敷居の高い単行本に仕上がっていました。
ひでるさんは、↓そんなんだと考えます。

①漫画家さんが好みでないといけない。
 ここがほとんど全てでしょう。
 多数の漫画家さんが参加しているアンソロジー本とは違い、いくらゲームが好きでも漫画家さん(※絵柄ですね)が苦手な場合は、どうにもなりません。
 逆に、好きであれば、ハズレはほぼありませんが。
「内村かなめ」センセの絵はやや個性強めなんですが、 とりあえず「ひぐらし~」の絵とは合うタイプに思います
  
②せめてなんとなくでもゲームを知らないといけない。
 ちゃんとストーリーを追う、またはある程度の配慮がなされている原作ゲームの単行本とは違い、そちらのファン作品という風情です。
 雰囲気的には同人誌そのままで、ゲームを知っていることがあたり前、前提。
 知らない場合、まったくフォローがないためキャラの把握すらできません。 
(※ちなみにひでるさんは「月姫」も「Fate」も未プレイですが、「あるぴーぬ」センセの漫画を理解するためネットでお勉強しました)

③漫画家さんが押すキャラが好みでないといけない。
 原作では脇役であるキャラが、まるで主役であるかのように登場することが多く見られます。 
 こちらのブログで紹介しております「五月病症候群/仏さんじょ」のように、ちょっとしたイメージを大きく膨らませ、まるで別人のようになることもあるのです。
 上記の通り、こちらは「目明し編」プレイ後からラブ度が強まったという「詩音さん」がかなり目立っておりました

梨花、羽入
※左:梨花、右:羽入
 この2人の漫画をもうちと見たかったです。

そんなんですかねー。
そういったような基本要素とは別に、気になったのは「うみねこ~」の収録について。
前述しているように、各メディアにて展開されている、知名度の高い「ひぐらし~」作品だけで良かったのではないかなぁ。
これをわざわざ加えたのは、原稿が足りないため?
2話程度でページ数もちょっとなので、できれば単一ゲームでまとめてほしかったです

漫画は概ね期待とおり。
ほぼコメディーで押しており、「月華」にあったようなふとした巧みな心理描写は少なめ。
キャラの性格的なこともあるんでしょうけれど、これがちと残念でした。
短編「現実と誰か」は、センセお得意のいい話ちっくな流れで好きなんですが…オチは不要かなぁ。
あのまま、静かに終わってほしかったです。
まぁ、ある意味「詩音さん」らしいですけどね。
続く「詩音の悟史攻略大作戦」は、なんだか納得なお話でした。
確かに、第一声はああなっちゃうかもしれませんね。
ここでも、かなりはっちゃけた「詩音さん」が可愛らしいのです。
なお、「梨花ちゃん」は「内村かなめ」センセが扱いやすそうなキャラかなーと思っていたんですが、意外に出番は少なかったですね。
4コマ「リセット人生」、短編「TIME AFTER TIME」、など「羽入」との絡み部分は期待通りでした。

「うみねこ~」キャラたちはだいぶ可愛らしい雰囲気になっていましたが、もともと漫画ちっくだった「ひぐらし~」キャラについては原作ファンにも問題ないでしょう。
太めのもっさりとした絵柄で、大きな目と幅広な輪郭が特徴。
内容そのままコメディー崩れが頻繁で、このあたりは良し悪しかもしれません。
全体的に安定しておりますんで、↓表紙・裏表紙などを参考にして下さい。

ちなみに、もくじ部分には155ページに描き下ろし「オモイノハテ」というのがあるそうなんですが…この単行本146ページだけなのね。
これって落丁?カバー裏の4コマをさしてる(←たぶんコレだと思う)??
…それとも…………。

転生!?人生ゲーム

転生!?人生ゲーム~ひぐらしのなく頃に&うみねこのなく頃に作 (ミッシィコミックス ツインハートコミックスシリーズ)

★内村かなめセンセの漫画紹介記事
いちごみるく(※とくながともこ名義)
学園非合法勇者。
メイドさんは女王様
メイドさんは女王様4巻
もっと!委員長1巻



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tag : コメディーアンソロジー

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