■ナイロン100% (ナイロン)
★まんがデーター [9/15]
・絵 :■■■□□
・話 :■■■□□
・独創性:■■■□□
・属性 : 成年・色々
・おまけ: あとがき、ゲストページ。
カバー裏に4コマ。
・その他: 初単行本、カラー(32P)、短編×15。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「ナイロン」センセの「ナイロン100% NYLON100%」です。
アマゾンで見た↓表紙の水彩画みたいな感じでちょっと期待したんですが…。
悪くないけど良くもない、かな。
正直な感想としては「次回作に期待!」という単行本でした。
…と、導入からいきなり批評になってしまいました。
すみません。
そんなこんなで、今回は「ナイロン」センセの初単行本、お名前そのまま「ナイロン100% NYLON100%」です。
さて、なにゆえ上のような感じになっているのか。
その最大要因は絵柄なんですが、やったらコロコロ変わるんですよ。
極端に言うと、3人くらいの漫画家さんが参加した、アンソロジー作品集みたいです。
ちょっと驚きました。
それくらいに違うんですよ、安定していないんですよ。
…あ、でも逆に言うと……芸達者と言えるかもしれませんね。
全て計算づくでやっているのかもしれないですし。
お話はえっち漫画らしく、とりあえず事が始まっちゃう系統。
やや強引ながらも、えっち漫画の王道展開です。
全体的に、女性がやたら積極的に描かれているのが特徴でしょう。
そんな訳で、暗かったり不幸だったりという、重いものはありません。
(※逆にコメディーはないので、明るく楽しい話もないです)
また、コレという属性・方向性に欠けるため、幅広い反面で特徴がないのです。
※そんなこんなで、サンプルにいくつか並べてみました。
ちょっとわかりづらいですかね。左上が最も古く、右上が最新となっています。
冒頭の「ヌルい関係」は前に紹介した「ろーぷれ」みたいなローションえっち漫画。
単にえっちするだけの話なのでなんもありませんが、カラーでえっち度は高めです。
ちょっと懐かしい雰囲気が漂う「6月の教室」がひでるさんのオススメ。
主人公「直樹」くんは廃校になった学校へふと立ち寄りますが、そこで同級生の「牧野」さんと偶然再開するのでした。
…そんな感じのお話。
社会人な方はぼんやりと昔の光景が脳裏に浮かぶことでしょう(笑)
こちらは絵も話も落ち着いていて良く、ノスタルジーに溢れています。
ラストの切り方が実に巧いですね。
それと似た「バットと少年」はサスペンスちっくな良作。
ひでるさんはひぐらしノイローゼなので、「ひぐらしのなく頃に」とダブらせて読んでしまいました。
ちょっと展開が読める漫画なんですが、これでいいと思います。
ちょっとロリっぽい女の子が登場する「満個室」
こちらはラストの1ページで評価急上昇な作品でした。
あんな告白しちゃう女の子もスゴイですが、えっち漫画なのに普通に答えている男子も地味に凄い。
まぁ、ページ数の関係なんですけどね。
※ひでるお気に入り「6月の教室」のヒロイン「牧野さん」です。
こう見えて、小学生の昔からかなり積極的な娘さんです。いいなぁ。
カラーページが多い単行本でして、カラー漫画が4作品も収録されています。
わざとなのかな、どれも塗り方が違い、別人の作品なようでした。
どれも絵柄と合っているんですが…やっぱり不安定。
線は濃く目立つ感じで、やや荒れ気味。
全体ごっちゃり描かれる方で、ページはやや黒めです。
すっきりとしてる時もあれば、雑な感じがする時もあるんですね。
時期が一番古いもので2003年5月、最新は2006年9月でした。
だいたいは2005年、2006年の作品なんですが、そういう時期的なものが影響していると思います。
そんなこんなで、計算づくで絵柄を変えていたとしても、「不安定な単行本」という印象。
冒頭で”次回作に期待”と書きましたが、次は安定するかなー、という期待を込めております。
悪くはない単行本ですから、チャレンジしてみるのもいいでしょう。
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・絵 :■■■□□
・話 :■■■□□
・独創性:■■■□□
・属性 : 成年・色々
・おまけ: あとがき、ゲストページ。
カバー裏に4コマ。
・その他: 初単行本、カラー(32P)、短編×15。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「ナイロン」センセの「ナイロン100% NYLON100%」です。
アマゾンで見た↓表紙の水彩画みたいな感じでちょっと期待したんですが…。
悪くないけど良くもない、かな。
正直な感想としては「次回作に期待!」という単行本でした。
…と、導入からいきなり批評になってしまいました。
すみません。
そんなこんなで、今回は「ナイロン」センセの初単行本、お名前そのまま「ナイロン100% NYLON100%」です。
さて、なにゆえ上のような感じになっているのか。
その最大要因は絵柄なんですが、やったらコロコロ変わるんですよ。
極端に言うと、3人くらいの漫画家さんが参加した、アンソロジー作品集みたいです。
ちょっと驚きました。
それくらいに違うんですよ、安定していないんですよ。
…あ、でも逆に言うと……芸達者と言えるかもしれませんね。
全て計算づくでやっているのかもしれないですし。
お話はえっち漫画らしく、とりあえず事が始まっちゃう系統。
やや強引ながらも、えっち漫画の王道展開です。
全体的に、女性がやたら積極的に描かれているのが特徴でしょう。
そんな訳で、暗かったり不幸だったりという、重いものはありません。
(※逆にコメディーはないので、明るく楽しい話もないです)
また、コレという属性・方向性に欠けるため、幅広い反面で特徴がないのです。
※そんなこんなで、サンプルにいくつか並べてみました。
ちょっとわかりづらいですかね。左上が最も古く、右上が最新となっています。
冒頭の「ヌルい関係」は前に紹介した「ろーぷれ」みたいなローションえっち漫画。
単にえっちするだけの話なのでなんもありませんが、カラーでえっち度は高めです。
ちょっと懐かしい雰囲気が漂う「6月の教室」がひでるさんのオススメ。
主人公「直樹」くんは廃校になった学校へふと立ち寄りますが、そこで同級生の「牧野」さんと偶然再開するのでした。
…そんな感じのお話。
社会人な方はぼんやりと昔の光景が脳裏に浮かぶことでしょう(笑)
こちらは絵も話も落ち着いていて良く、ノスタルジーに溢れています。
ラストの切り方が実に巧いですね。
それと似た「バットと少年」はサスペンスちっくな良作。
ひでるさんはひぐらしノイローゼなので、「ひぐらしのなく頃に」とダブらせて読んでしまいました。
ちょっと展開が読める漫画なんですが、これでいいと思います。
ちょっとロリっぽい女の子が登場する「満個室」
こちらはラストの1ページで評価急上昇な作品でした。
あんな告白しちゃう女の子もスゴイですが、えっち漫画なのに普通に答えている男子も地味に凄い。
まぁ、ページ数の関係なんですけどね。
※ひでるお気に入り「6月の教室」のヒロイン「牧野さん」です。
こう見えて、小学生の昔からかなり積極的な娘さんです。いいなぁ。
カラーページが多い単行本でして、カラー漫画が4作品も収録されています。
わざとなのかな、どれも塗り方が違い、別人の作品なようでした。
どれも絵柄と合っているんですが…やっぱり不安定。
線は濃く目立つ感じで、やや荒れ気味。
全体ごっちゃり描かれる方で、ページはやや黒めです。
すっきりとしてる時もあれば、雑な感じがする時もあるんですね。
時期が一番古いもので2003年5月、最新は2006年9月でした。
だいたいは2005年、2006年の作品なんですが、そういう時期的なものが影響していると思います。
そんなこんなで、計算づくで絵柄を変えていたとしても、「不安定な単行本」という印象。
冒頭で”次回作に期待”と書きましたが、次は安定するかなー、という期待を込めております。
悪くはない単行本ですから、チャレンジしてみるのもいいでしょう。
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