■パプリカ (坂井恵理)
★まんがデーター [11/15]
・絵 :■■■□□
・話 :■■■□□
・独創性:■■■■■
・属性 : 夢世界・精神
・おまけ: あとがき。
・その他: 原作「筒井康隆」、特殊カバー、カラー(8P)、
全て表題作・1巻完結。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「坂井恵理(さかい・えり)」センセの「パプリカ ~The dream-child~」です。
タイトルとかはどっかで…CMかなんかで覚えありました。
未見ですが、アニメ映画があるんですね。
こちらの単行本はソレとは別ストーリーで、察するところ後日談…なのかな?
作中で「あの事件」、「あの一件」という単語が頻繁に出てくるので、そんな風に感じましたが。
既に視聴した方なら、より楽しめるのでしょう。
興味を持った方はそちらもどうぞ。
そんな訳で、「坂井恵理」センセ版、漫画「パプリカ ~The dream-child~」です。
「精神医療総合研究所」で開発された「DCミニ」は互いの頭に装着することで「夢」を共有できるハイテク機器。
かつて、夢探偵「パプリカ」として、患者の脳の中にて様々な治療をおこなっていた研究員「千葉敦子」
しかし、1ヵ月前の事件でその危険性が判明したこともあり、一切使用を止めておりました。
そんな頃、軽度の神経症患者の夢に「パプリカ」と名乗るまったく別の少女が現われて…。
だいたいはそんなお話。
※そんな訳で二人の「パプリカ」です。
さすがに年齢違うので、発想にもこれだけ差があるんですねぇ。
えー、こうした漫画で細かく書いてしまうと面白さが半減してしまうので、ちょっと慎重に。
単行本にて頻繁に登場している新「パプリカ」は↓表紙のようなゴスロリ衣装で、ちょっとキツい目の美少女。
ビジュアル的には面白味がない本物「パプリカ」と違って今風で、受けが良さそうな、漫画にぴったりなものでした。
この点は正解と言えるでしょう。
…なにしろ、それによって引っ掛けられたお馬鹿さんがここにおりますんで(笑)
はっきり言って、DVDのような感じだったら手を出しませんでした。
ひでるさん、最低な読者ですね。
そーんなうわついた気持ちを打ち砕くかのように、漫画の内容は重たくシリアス。
扱っているのが夢、そして精神世界ということで、簡単なものではないんです。
それがゆえに、やや分かりづらいところもありました。
ごちゃごちゃ詳細に説明されるのも困りますが、ややこしい設定なども比較的さっと流している雰囲気。
あれこれ考えず、「こんなもんかー」というように読み進むのがいいでしょう。
※おまけ。あふれる夢、です。
なんだか「植芝理一」センセの漫画みたいですね。そう考えると、「植芝」センセはやっぱりスゴイ。
カラーページはどういう関連か、人形を使ったイメージ写真が並んでおります。
(※製作「陽月」さんって有名な方ですか?)
これにどんな意図があるのかよく分かりませんが、まったく興味のない目線では、編集側の自己満足にしか感じませんでした。
こう言っては身も蓋もないですが…無駄ですね。
漫画がちょっと不親切気味なので、解説とかなんとかのが良かったと思いましたけれど。
なお、一部で痛めな描写とか、ホラーちっくな描写などがあります。
苦手な方は気をつけて下さい。
濃い線のさっぱりした絵柄で、全体的には白が強め。
ソフトタッチな人物絵はポップでふんわり軽く、やや平たい印象があるものの、ひでるさんとしては好きな系統でした。
ただ、扱うネタが↑あんなんなので、もう少し重厚な絵でも良かったかもしれません。
このギャップに違和感ある方は、納得しずらいズレでしょう。
特にラストシーン付近はその軽さがため、迫力不足。
半透明の↓表紙下のイラストをよーく見て判断して下さい。
とりあえず話、絵のどちらも人を選ぶ漫画です。
悪くはないのでしょうけれど、さして良いとも思いません。
結末もイイ話っぽくまとめておりましたが、成長する過程とかなんらかの切っ掛けでまたぶり返しそうなものでしたし…。
とりあえずゴスロリで「わーい」ってな感じに、釣られて購入するのだけはやめた方がいいでしょう(笑)
※こちらがDVD版。
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・絵 :■■■□□
・話 :■■■□□
・独創性:■■■■■
・属性 : 夢世界・精神
・おまけ: あとがき。
・その他: 原作「筒井康隆」、特殊カバー、カラー(8P)、
全て表題作・1巻完結。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「坂井恵理(さかい・えり)」センセの「パプリカ ~The dream-child~」です。
タイトルとかはどっかで…CMかなんかで覚えありました。
未見ですが、アニメ映画があるんですね。
こちらの単行本はソレとは別ストーリーで、察するところ後日談…なのかな?
作中で「あの事件」、「あの一件」という単語が頻繁に出てくるので、そんな風に感じましたが。
既に視聴した方なら、より楽しめるのでしょう。
興味を持った方はそちらもどうぞ。
そんな訳で、「坂井恵理」センセ版、漫画「パプリカ ~The dream-child~」です。
「精神医療総合研究所」で開発された「DCミニ」は互いの頭に装着することで「夢」を共有できるハイテク機器。
かつて、夢探偵「パプリカ」として、患者の脳の中にて様々な治療をおこなっていた研究員「千葉敦子」
しかし、1ヵ月前の事件でその危険性が判明したこともあり、一切使用を止めておりました。
そんな頃、軽度の神経症患者の夢に「パプリカ」と名乗るまったく別の少女が現われて…。
だいたいはそんなお話。
※そんな訳で二人の「パプリカ」です。
さすがに年齢違うので、発想にもこれだけ差があるんですねぇ。
えー、こうした漫画で細かく書いてしまうと面白さが半減してしまうので、ちょっと慎重に。
単行本にて頻繁に登場している新「パプリカ」は↓表紙のようなゴスロリ衣装で、ちょっとキツい目の美少女。
ビジュアル的には面白味がない本物「パプリカ」と違って今風で、受けが良さそうな、漫画にぴったりなものでした。
この点は正解と言えるでしょう。
…なにしろ、それによって引っ掛けられたお馬鹿さんがここにおりますんで(笑)
はっきり言って、DVDのような感じだったら手を出しませんでした。
ひでるさん、最低な読者ですね。
そーんなうわついた気持ちを打ち砕くかのように、漫画の内容は重たくシリアス。
扱っているのが夢、そして精神世界ということで、簡単なものではないんです。
それがゆえに、やや分かりづらいところもありました。
ごちゃごちゃ詳細に説明されるのも困りますが、ややこしい設定なども比較的さっと流している雰囲気。
あれこれ考えず、「こんなもんかー」というように読み進むのがいいでしょう。
※おまけ。あふれる夢、です。
なんだか「植芝理一」センセの漫画みたいですね。そう考えると、「植芝」センセはやっぱりスゴイ。
カラーページはどういう関連か、人形を使ったイメージ写真が並んでおります。
(※製作「陽月」さんって有名な方ですか?)
これにどんな意図があるのかよく分かりませんが、まったく興味のない目線では、編集側の自己満足にしか感じませんでした。
こう言っては身も蓋もないですが…無駄ですね。
漫画がちょっと不親切気味なので、解説とかなんとかのが良かったと思いましたけれど。
なお、一部で痛めな描写とか、ホラーちっくな描写などがあります。
苦手な方は気をつけて下さい。
濃い線のさっぱりした絵柄で、全体的には白が強め。
ソフトタッチな人物絵はポップでふんわり軽く、やや平たい印象があるものの、ひでるさんとしては好きな系統でした。
ただ、扱うネタが↑あんなんなので、もう少し重厚な絵でも良かったかもしれません。
このギャップに違和感ある方は、納得しずらいズレでしょう。
特にラストシーン付近はその軽さがため、迫力不足。
半透明の↓表紙下のイラストをよーく見て判断して下さい。
とりあえず話、絵のどちらも人を選ぶ漫画です。
悪くはないのでしょうけれど、さして良いとも思いません。
結末もイイ話っぽくまとめておりましたが、成長する過程とかなんらかの切っ掛けでまたぶり返しそうなものでしたし…。
とりあえずゴスロリで「わーい」ってな感じに、釣られて購入するのだけはやめた方がいいでしょう(笑)
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tag : ゴスロリ