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■制服ハニー (環々唯)

★まんがデーター [12/15]
・絵   :■■■■□
・話   :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : 成年・ラブコメ
・おまけ: あとがき、
      カバー裏に作品解説・ヒロイン絵、おまけ8こままんが。
・その他: 初単行本、カラー(6P)、
      短編×9(うち「弥生ちゃんシリーズ」×2)
 
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「環々唯(かんたまき・ゆい)」センセの「制服ハニー」です。

こちらでも紹介しておりました「ろりぽ∞ アンリミテッド/仏さんじょ」が7巻で完結しました。
あーんなネタでここまで続いたことに加え、最終巻の盛り上がりっぷりは実に見事。
当初はここまでになるとは想像しませんでしたが…あれは凄いなぁ。
絵柄に違和感なければオススメですよ。

ろりぽ∞ 7 (IDコミックス REXコミックス)ろりぽ∞ 7 (IDコミックス REXコミックス)
(2009/07/09)
仏さんじょ

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さて、オマケ話はそこまでに、今回は「環々唯」センセです。
こちらの「制服ハニー」が初単行本。
後述しますが、非常に上手だったので、ひょっとするとまた別名で単行本出されていたりするのかなぁ…。
なお、表題の”制服”についてはあまり考えなくていいです。
やや天然っぽいヒロインらが魅力コメディーちっくな短編集でした。

実は続編という「飴より甘い鞭」、「仔猫じゃらし」の2話。
そのイジワルなのがいいんだろ?
うん
「芹沢弥生」さんと「俊くん」はそんなカップル。
彼にラブラブな「弥生さん」は外でおもちゃを使うなど調教ちっくなプレイまでしており、学校での異変に気付いたお友達「貫月ちはる」さんは病気と勘違いしたんですが…と、だいたいそんなん。

芹沢弥生、貫月ちはる
※左:芹沢弥生、右:貫月ちはる
 容姿・性格的どちらも「ちはるさん」のがいいなぁ。

「弥生さん」、そして2話目登場の「ちはるさん」というキャラが実に魅力的なラブコメです。
カバー裏の8コマもこの2人でしたね。
「飴より甘い鞭」は「弥生さん」オンリー。
カラー原稿部分の実況から、彼とのえっちまで。
ぐるぐる目になってしまう「弥生さん」が可愛らしいのです。
お友達「ちはるさん」が加わる続編「仔猫じゃらし」
冒頭からの必死に耐える「弥生さん」と、勘違いした「ちはるさん」のやりとりがいいですね
「俊くん」と対面後のワンテンポ遅れる思考がまたいい感じなのでした
2人は仲も良くあまり独占欲もないのか、皆で複数えっちを楽しんでおりました。

包帯やら絆創膏やら、生傷が絶えないドジっ娘「高橋雪紀」さんの「ドンマイ!高橋さん」
漫画中でも、やったら転んでいた「雪紀さん」
物事に過剰な反応をすることと、すぐに慌てていっぱい・いっぱいになってしまうのが原因ですかね。
なんと下着を穿き忘れるという、トンデモなうっかりまで披露しておりました。
そんなんなのに、膝上のスカート丈は実に危険(笑)
またえっちシーンを見る限り、ブラもし忘れてますね。…あれだけ大きいのに。

「いいエロ夢紀行」は温泉・浴衣えっち。
「藤山」くんの企画により、「倉野莉奈」、「三沢茜」らと温泉旅行に出掛けた一行。
しかし、その露天風呂はなんと混浴だったのでした。
藤山くんのH
…とか言っていた「莉奈ちゃん」ですが、雰囲気がためか結局4名で混浴を楽しんでいます。
なかなか大胆ですね。
アルコールも入ったことで、すっかり気分を良くしたまま複数プレイに発展しておりました。

高橋雪紀、ハンナ、サクラ姫
※左から高橋雪紀、ハンナ、サクラ姫
 実際には丸見えなんですが…ぎりぎりで隠させて頂きました。

クラスに姫がやってきた、という「トイプリ」が冒頭収録の短編。
「サクラ姫」こと「マデナ=サクラ=デ=トラビアン」、そして姫付きの「ハンナ=モニク」は交換留学生として1ヵ月過ごすこととなりました。
日本語ペラペラで気さくな姫様は雰囲気良く、お世話をするクラス委員「河北昇」は近しい感覚を持つようになっていました。
しかし、放課後に教師から視聴覚室へと呼び出された「昇」らを待っていたのは…、とそんな感じ。

まっさかこんな展開になるとは思わず、なかなかびっくり
前半のはっちゃけた彼女が実に可愛らしく、「ハンナさん」にお小言を言われるあたりまで微笑ましい感じなのでした。
そのため、笑顔が曇る描写がやたら効果的
「昇くん」の気持ちは察して余りありますねー。
なかなか重くげんなりするような話なんですが、「サクラ姫」の強さが救いです。
ぜひ幸せになってほしいところですけど、現実は難しそう。いいビジョンが浮かばないなぁ。
…まぁ、漫画なんですけど。
ラストでの雰囲気とか途中から参加しちゃうあたりまで、お付きの「ハンナさん」も悪い方には見えませんでした。
あるいは彼女の存在がため、「サクラ姫」がああいった感じでいられるのかもしれません。

悪魔が召喚される、ぷちファンタジーな短編「恋する魔方陣」
ポニーテールな「津雲恵」さんは占星術研究会の会長。
取り潰しを避けるべく増員にやっきになる「島田」くんに対し、当の「恵さん」にはそういった感じがなく、ひょんなことから喧嘩となった2人はうっかり魔方陣を起動させてしまったのでした。
まぁ、色々とありましたが…結果的には、なかなか素直になれなかった「恵さん」の背中をポンと押したような短編でしょう。
緊急事態で、精一杯に頑張る彼女のおずおずとした感じがキュートです。
ちなみにどーでもいい事ですが…こちらの「恵さん」ほか「環々唯」センセの描かれる下着(ショーツ)は際立って目立つデザインでなく、またシマパンなどの狙った感もない、普通っぽいあたりが良かったです

津雲恵、笹尾亜希子
※左:津雲恵、右:笹尾亜希子
 「亜希子さん」は登場ヒロインでトップ年齢ですかね。

ほか、主任「笹尾亜希子」と「石松」のカップル「アラサーブレイク」
「石松くん」曰く”ドS”という会社での凛々しい雰囲気と、家庭にて趣味のコスプレを楽しむ姿のギャップを楽しむ漫画でしょう。
若い彼の言動とか、倒れた筈の「亜希子さん」が写メ撮ろうとした途端に阻止していたのが可笑しいです。
10年振りに育った町へ帰ってきた「ユウ」くん。
初恋であった「美和子」さんと再会した彼は、妹「鈴木紗由」ちゃんのすっかり成長した全裸を目撃するのでした…という「メモリアル」
姉妹のうち姉を追いかけていたのがやぶれ、妹の想いを受けとめる、という王道展開でした。
「昼休みは蜂蜜色」は巻末収録のショート4ページです。
ヒロイン「中込志保理」は単行本宣伝用キャラということで、多くのキャラを押さえて↓表紙をゲットしておりました。
ただ、個人的にはどちらかのエピソードを描いてほしかったなぁ。

強い線で適度な描き込み具合の絵柄。
濃淡はやや濃い目で、ごっちゃりとしています。
どちらかと言うと勢いで押すタイプですかね。
縦長の大きい目とバランス良いスタイルの人物絵。
えっちっぽくない爽やかさと安定感があり、特にコメディー部分は良かったです

初単行本とのことでしたが、そうと感じさせない、全体的に完成度の高い1冊でした。
センセはそのうち一般漫画で活躍していそうな雰囲気がありますねー。





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tag : ポニーテールラブコメコメディーファンタジーコスプレ

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