■フロッグマン (ナイロン)
★まんがデーター [9/15]
・絵 :■■■□□
・話 :■■■□□
・独創性:■■■□□
・属性 : ラブコメ・水泳部
・おまけ: あとがき、
合間にキャラプロフィール、カバー裏に設定絵・プール紹介。
・その他: 短編×9+読み切り(現在は1巻まで発売中)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「ナイロン」センセの「フロッグマン 1巻」です。
こないだの「セキララ彼女/LINDA」にもありましたが、紹介帯にある”その場で試し読み!!”の新システム。
QRコードを利用して、店頭にて本を開くことなく内容がちょっと読めるのよ。
凄いですね!
未来の書店を予感させる(かもしれない)ハイテクなのです。
試しに(購入後)やってみましたが…「BookSurfing」のアプリをダウンロードする必要がありました。
あらかじめない場合、ややモタつきます(笑)
アプリについては、漫画好きな方はご存じの方も多いでしょう。
1コマずつちょっとした演出と共に表示される、携帯向きなブックリーダーですね。
そんな訳で、サンプル漫画としては非常に良好だったんですが…店頭で携帯片手にちまちまやっているのは、やや店側・他のお客さんらに迷惑かも。
一度読み取りURLを保存しておけば他の漫画も確認できたので、使い方次第というところでしょうか。
読み取りを含め、ひでるさん的にはもうちょっとサクサク動いてほしい気がします。
(※直接読めなくても、数ページ確認できれば十分)
今後の技術向上に期待しましょう。
※ハルカちゃん
やっぱりサービスシーンにしてみました。あまり多くはないですが。
さて本日は、”その場で試し読み!!”ができる「ナイロン」センセの新刊です。
一般ではこの「フロッグマン」が初…って、ああ、そうか違うのか。
通算で4冊目という単行本。
過去には成年向けの「ナイロン100%」を紹介しております。
この感じだと、もうえっち系には戻らないのかなぁ。
高校生となった主人公「河津ミチル」
水泳部に所属した彼ですが、運動神経はゼロで当然ながらカナヅチ。
泳げない「ミチル」がなにゆえ水泳部なのかと言うと…心底楽しそうに泳ぐ部員「イズミハルカ(泉遥)」に魅せられたためでした。
コーチ「青木」と彼女の2人だけだった部はその加入によってにわかに活気づき、また「ミチル」自身も彼女らによって少しづつ変化していくのでした。
大雑把にはそんな感じ。
水泳部を舞台とした、青春ラブコメな漫画。
オリジナルの一般漫画はこちらが初ですよね。
巻末には読み切りな「フロッグマン」が収録されており、連載はそれを長編としたもののようでした。
↓表紙は無論のこと、あちこちを単独絵で目立っていたヒロイン「ハルカちゃん」
白・青というイメージ色そのまま、優しくも純粋な女の子。
うーん、彼女は今のところまったく毒がないですね。
同じ部となった「ミチルくん」を優しく気遣い、後ろ向きな発言を否定することなく励ましていました。
その後は、通常の学園生活のシーンでも、ちらほらと関わってくる描写があります。
こんな娘はもういないだろうなぁ…というべき、現代ファンタジーな娘さんでした。
「ミチルくん」も勘違いしそうですよ。
…ただ、どうにも不思議なことが1つ。
2人だけというこちらの水泳部。
「ハルカちゃん」は前述したように屈託ない娘で、適度な凹凸ある競泳水着姿が素敵なのです。
もう1人、コーチの「青木さん」は学生になかなか目の毒というビキニ姿。
(※しかも白だったので、透ける事もあるかもしれません(笑))
…こんな水泳部が、2人だけというのがどうにも納得できないのです。
「ミチルくん」の例から、男子でも入部は問題ない筈ですよね。
しかし、他生徒の存在というのが、ほとんど見えないのです。
はっきり言って学校という空気は薄く、ほぼ主要キャラだけの世界な感じでした。
入部はともかくとしても、普通ならば「ハルカちゃん」、あるいはコーチ目当てで、男子ギャラリーがずらりと集まりそうなもの。
そうでなくても、通常体育の1500mではビリだった「ミチルくん」が彼女から単独で応援される、はたまた屋上でランチを共にする~という、ラブラブなところを周囲に見せ付けております。
終始水着姿という部活で、しかも両手に花というプチハーレム状態。
しかも、何かと「ハルカちゃん」に世話を焼いてもらえるという、大変に羨ましい状態の彼なのです。
学校は普通に共学でしたから、あれは”嫉妬に狂った男子生徒からボコボコにされる”のが普通の光景でしょう。
「ぢたま某」センセの漫画のように。
だいたい、この部は明らかに人数不足でもありますよねー。
こないだの「乙女王子/888」なども、それを理由とされていましたっけ。
※左:青木コーチ、右:真さん
「真さん」の動き次第では、これから面白くなると思います。
4話から登場していた、3人目のヒロイン「相田真」
ツンデレちっくな女性で、スタイルの良い「ハルカちゃん」を勝手に敵視しているという、ライバルに相応しい娘さんでした。
ただ、激しく闘志を燃やす彼女に対し、「ハルカちゃん」の対応はごく爽やか。
かみ合わないですねー。難しいですねー。
ちなみに、それは恋愛でも同様のこと。
部活もそうですが、そっち方面でも「青木さん」にコーチしてもらった方が良さそうです。
9話は3人で水着を買いに行くというドキドキネタなんですが…そちらでの「ハルカちゃん」もやったら変。
さすがに良い子過ぎでしょう。
ラブ要素もある青春話で、おそらく今後は「ミチルくん」の成長が描かれていくのだと思います。
非常に毒気が少ないのは特徴と言って良いでしょう。
ただ、ヒロイン「ハルカちゃん」を代表にあまりにも爽やか過ぎで、物語も序盤とあってかインパクトが薄め。
悪さは感じられないものの、次巻まで引っ張るような良さもあまり見えてきません。
「真さん」を出すのが遅かったかなぁ。
もちろん、楽しめる人も多くいるでしょうけど、邪悪なひでるさんとは合いませんでした。
うーん、絵は好きなんですけどねー。
柔らかな細線の絵柄。
濃淡は薄めで比較的大きめなコマも多く、白比率もあって画面はすっきり。
全体が見易い分、ごくたまーにバランス微妙なコマも感じられました。
実に綺麗な↓表紙で、そこが売りの1つでしょうから、細かいですがちょっとマイナスですね。
ちらほらと見えるサービスシーンは、ごくソフトなもの。
扉絵ほか脱がされ気味な「ハルカちゃん」でしたが、基本的に競泳水着姿が大好きという人向け。
2、3話の「青木コーチ」は成年漫画ではいいシチュエーションですが、やや無理矢理な感じ。
(※しかも期待するほどの描写はありません)
あんまりいないでしょうけど、こちら方面での過剰な期待は危険です。
描かれているヒロインは可愛く、作画は概ね良好。
↓表紙が気に入った人は問題ないと思います。
なお、センセのHPでは壁紙を配布していたので、気に入った方は置いてある早めのうちにどうぞ。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・巧い方ですが乱れも感じられたので、平均としました。
・まだ今後2巻など続いていくことを踏まえ、こちらも平均。心情的には「-1」です。
・こちらも平均としました。コレという特徴は薄いものの、やたら爽やかなのはある意味独特。
合計:[9/15]
ファンの方、漫画を気に入った方には、納得できない評価かと思います。
まぁ、それだけひでるさんは合わなかった、という事で。
フロッグマン 1 (ジェッツコミックス)
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・絵 :■■■□□
・話 :■■■□□
・独創性:■■■□□
・属性 : ラブコメ・水泳部
・おまけ: あとがき、
合間にキャラプロフィール、カバー裏に設定絵・プール紹介。
・その他: 短編×9+読み切り(現在は1巻まで発売中)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「ナイロン」センセの「フロッグマン 1巻」です。
こないだの「セキララ彼女/LINDA」にもありましたが、紹介帯にある”その場で試し読み!!”の新システム。
QRコードを利用して、店頭にて本を開くことなく内容がちょっと読めるのよ。
凄いですね!
未来の書店を予感させる(かもしれない)ハイテクなのです。
試しに(購入後)やってみましたが…「BookSurfing」のアプリをダウンロードする必要がありました。
あらかじめない場合、ややモタつきます(笑)
アプリについては、漫画好きな方はご存じの方も多いでしょう。
1コマずつちょっとした演出と共に表示される、携帯向きなブックリーダーですね。
そんな訳で、サンプル漫画としては非常に良好だったんですが…店頭で携帯片手にちまちまやっているのは、やや店側・他のお客さんらに迷惑かも。
一度読み取りURLを保存しておけば他の漫画も確認できたので、使い方次第というところでしょうか。
読み取りを含め、ひでるさん的にはもうちょっとサクサク動いてほしい気がします。
(※直接読めなくても、数ページ確認できれば十分)
今後の技術向上に期待しましょう。
※ハルカちゃん
やっぱりサービスシーンにしてみました。あまり多くはないですが。
さて本日は、”その場で試し読み!!”ができる「ナイロン」センセの新刊です。
一般ではこの「フロッグマン」が初…って、ああ、そうか違うのか。
通算で4冊目という単行本。
過去には成年向けの「ナイロン100%」を紹介しております。
この感じだと、もうえっち系には戻らないのかなぁ。
高校生となった主人公「河津ミチル」
水泳部に所属した彼ですが、運動神経はゼロで当然ながらカナヅチ。
泳げない「ミチル」がなにゆえ水泳部なのかと言うと…心底楽しそうに泳ぐ部員「イズミハルカ(泉遥)」に魅せられたためでした。
コーチ「青木」と彼女の2人だけだった部はその加入によってにわかに活気づき、また「ミチル」自身も彼女らによって少しづつ変化していくのでした。
大雑把にはそんな感じ。
水泳部を舞台とした、青春ラブコメな漫画。
オリジナルの一般漫画はこちらが初ですよね。
巻末には読み切りな「フロッグマン」が収録されており、連載はそれを長編としたもののようでした。
↓表紙は無論のこと、あちこちを単独絵で目立っていたヒロイン「ハルカちゃん」
白・青というイメージ色そのまま、優しくも純粋な女の子。
うーん、彼女は今のところまったく毒がないですね。
同じ部となった「ミチルくん」を優しく気遣い、後ろ向きな発言を否定することなく励ましていました。
その後は、通常の学園生活のシーンでも、ちらほらと関わってくる描写があります。
こんな娘はもういないだろうなぁ…というべき、現代ファンタジーな娘さんでした。
「ミチルくん」も勘違いしそうですよ。
…ただ、どうにも不思議なことが1つ。
2人だけというこちらの水泳部。
「ハルカちゃん」は前述したように屈託ない娘で、適度な凹凸ある競泳水着姿が素敵なのです。
もう1人、コーチの「青木さん」は学生になかなか目の毒というビキニ姿。
(※しかも白だったので、透ける事もあるかもしれません(笑))
…こんな水泳部が、2人だけというのがどうにも納得できないのです。
「ミチルくん」の例から、男子でも入部は問題ない筈ですよね。
しかし、他生徒の存在というのが、ほとんど見えないのです。
はっきり言って学校という空気は薄く、ほぼ主要キャラだけの世界な感じでした。
入部はともかくとしても、普通ならば「ハルカちゃん」、あるいはコーチ目当てで、男子ギャラリーがずらりと集まりそうなもの。
そうでなくても、通常体育の1500mではビリだった「ミチルくん」が彼女から単独で応援される、はたまた屋上でランチを共にする~という、ラブラブなところを周囲に見せ付けております。
終始水着姿という部活で、しかも両手に花というプチハーレム状態。
しかも、何かと「ハルカちゃん」に世話を焼いてもらえるという、大変に羨ましい状態の彼なのです。
学校は普通に共学でしたから、あれは”嫉妬に狂った男子生徒からボコボコにされる”のが普通の光景でしょう。
「ぢたま某」センセの漫画のように。
だいたい、この部は明らかに人数不足でもありますよねー。
こないだの「乙女王子/888」なども、それを理由とされていましたっけ。
※左:青木コーチ、右:真さん
「真さん」の動き次第では、これから面白くなると思います。
4話から登場していた、3人目のヒロイン「相田真」
ツンデレちっくな女性で、スタイルの良い「ハルカちゃん」を勝手に敵視しているという、ライバルに相応しい娘さんでした。
ただ、激しく闘志を燃やす彼女に対し、「ハルカちゃん」の対応はごく爽やか。
かみ合わないですねー。難しいですねー。
ちなみに、それは恋愛でも同様のこと。
部活もそうですが、そっち方面でも「青木さん」にコーチしてもらった方が良さそうです。
9話は3人で水着を買いに行くというドキドキネタなんですが…そちらでの「ハルカちゃん」もやったら変。
さすがに良い子過ぎでしょう。
ラブ要素もある青春話で、おそらく今後は「ミチルくん」の成長が描かれていくのだと思います。
非常に毒気が少ないのは特徴と言って良いでしょう。
ただ、ヒロイン「ハルカちゃん」を代表にあまりにも爽やか過ぎで、物語も序盤とあってかインパクトが薄め。
悪さは感じられないものの、次巻まで引っ張るような良さもあまり見えてきません。
「真さん」を出すのが遅かったかなぁ。
もちろん、楽しめる人も多くいるでしょうけど、邪悪なひでるさんとは合いませんでした。
うーん、絵は好きなんですけどねー。
柔らかな細線の絵柄。
濃淡は薄めで比較的大きめなコマも多く、白比率もあって画面はすっきり。
全体が見易い分、ごくたまーにバランス微妙なコマも感じられました。
実に綺麗な↓表紙で、そこが売りの1つでしょうから、細かいですがちょっとマイナスですね。
ちらほらと見えるサービスシーンは、ごくソフトなもの。
扉絵ほか脱がされ気味な「ハルカちゃん」でしたが、基本的に競泳水着姿が大好きという人向け。
2、3話の「青木コーチ」は成年漫画ではいいシチュエーションですが、やや無理矢理な感じ。
(※しかも期待するほどの描写はありません)
あんまりいないでしょうけど、こちら方面での過剰な期待は危険です。
描かれているヒロインは可愛く、作画は概ね良好。
↓表紙が気に入った人は問題ないと思います。
なお、センセのHPでは壁紙を配布していたので、気に入った方は置いてある早めのうちにどうぞ。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・巧い方ですが乱れも感じられたので、平均としました。
・まだ今後2巻など続いていくことを踏まえ、こちらも平均。心情的には「-1」です。
・こちらも平均としました。コレという特徴は薄いものの、やたら爽やかなのはある意味独特。
合計:[9/15]
ファンの方、漫画を気に入った方には、納得できない評価かと思います。
まぁ、それだけひでるさんは合わなかった、という事で。
フロッグマン 1 (ジェッツコミックス)
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