■ココロ君色サクラ色 （桑原草太）
★まんがデーター ［１２／１５］
・絵 ：■■■■□
・話 ：■■■■□
・独創性：■■■■□
・属性 ： ［一般］ラブコメ・兄弟姉妹
・おまけ： あとがきのようなうら話のような、
合間にネタ絵、カバー裏にキャラ紹介。
・その他： キャラ紹介、１２話＋特別編収録、
現在１巻まで発売中。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「桑原草太（くわはら・そうた）」センセの「ココロ君色サクラ色 １巻」です。
ちょっとスペースをお借りして。
「てりてりお」センセの一般単行本「フレクライン」を読みました。
紹介帯にあった、
”女体にピッタリ衣装はエロス！”
から期待していたんですが…なんだか色々と詰め込み過ぎな印象。
もっと単純にセクシー・アクションもので良かったのではないかなぁ。
パンチラ担当の「伊雪（いぶき）」ちゃんが可愛かったです。
そんな訳で、「ココロ君色サクラ色 １巻」です。
描かれている「桑原草太」センセの漫画はこちらが初見。
癒しを求めて手を出しました。
ぶっちゃけ、最近は体調がおもわしくなくて…。
裏表紙にカット絵があったんですが、コレがまた素朴な温かさある絵柄だったのよ。
それぞれ同年代の子がいる、詩原（うたはら）家と花枝家。
家族ぐるみの付き合いで、特に花枝家の次男「花枝葉介」は詩原家の次女「詩原小春」へしきりにアプローチしていたのです。
あまりに高い「葉介」のテンションに、「小春」は戸惑っていたのでした。
かなり大雑把ですが、だいたいそんなん。
※左：小春、右：杏
年長組です。どっちもいま一つ素直でないんですね。
漫画は想像通りのベタベタなラブコメ。
兄弟・姉妹の多い２家族でのやり取りになっておりました。
それぞれエピソードは１２ページほど。
いちおう次巻にも続く長編漫画ですが、さほど各話に連続性はありません。
各年代の柔らかなラブコメ模様をお楽しみ下さい。
【 ココロ君色サクラ色 人物構成 】 ※女子は赤文字
［詩原家］ － ［花枝家］
杏（あんず） － 蒼一
小春 － 葉介 ※中２
空・太陽（双子） － このみ・くるみ（双子） ※小５
桃 － 実（みのる） ※幼稚園
基本的には↑そんな感じ。
わっと一気に出ませんが、とりあえず登場人物の多い漫画。
冒頭にある、キャラクター紹介が便利です。
…まるで計算したかのような、年代・性別ですよ。
これがまた、見事にカップルとなってるの。
普通なら、年上が気になったりしそうなところですけどねー。
１話目はメインカップル「小春さん」と「葉介くん」
朝からキスを求めるなど、かなり積極的な「葉介くん」
クラスは別ですが頻繁に会いに来ており、クラスメイトからは「ダンナ」とか呼ばれていました。
公認カップルですね。
なんで彼そんなテンションなのかは、後のエピソードで明かされます。
ある程度天然で、ここでは書きませんが、さらりとかなーり格好良いことも言っております。
「小春さん」も全然満更でもないようなんですが、やや彼が爆走気味なのが逆にマイナスなのかも。
２話目は最年少カップル「桃ちゃん」と「実くん」
メインは詩原家の朝風景。
５名のやりとりが見られます。
こんなんをもっと見たいですよ。
「桃ちゃん」は丁寧な言葉遣いが可愛らしいですね。
あれはお姉ちゃん２人の影響かな。
逆に「実くん」はすぐ上の兄が「葉介くん」なためか、年齢の割に落ち着いたしっかり者。
これはモテそうだなー。
花見へ出掛ける３話目は「杏さん」と「蒼一くん」
後にも描かれますが、普通にしてれば格好良さげな「蒼一くん」
「杏さん」にラブラブなんですが、「小春さん」と「葉介くん」のソレよりもしれっとした対応をされていたのでした。
なかなか素直になれず、「実くん」には”小学生レベル”、「葉介くん」には”デレツン”とか言われております。
後半の「杏さん」がいいですね。
それをもっと分かり易くしてくれれば喧嘩にならんのに。
４話目は「空」・「太陽」、「このみ」・「くるみ」というそれぞれ双子。
これでキャラ１周。
初登場の２話目ではあまり個性見えなかったですが、「太陽くん」のがはっちゃけた感じで、「空くん」のが大人しめ。
保健委員なのも「空くん」
「空のがモテるしね」
そんなことを「太陽くん」は言っており、実際に告白などもされている様子でした。
この４名のうち、明らかに好意を見せていたのが「太陽くん」から「このみちゃん」
残念ながら、やや空振り気味ですね。
たぶん…それぞれ髪の色が同じ同士がくっつくのではないかなぁ。
（※白：太陽・くるみ、黒：空・このみ）
※左：このみ、右：桃
年少組。このマイペースっぽい双子をもう少し見たいですね。
花枝家の祖父が登場する５話目。
「葉介くん」はおじいちゃん似なんですね。
こちらでもかなり甘い事を「小春さん」に言っております。
あれに何らか応えないというのは、ちとズルいなぁ。
最近の漫画の傾向（？）か、どっちかネトられるその後を想像しちゃいました。
６話目は「葉介くん」と「小春さん」に、彼女の母「スミレ」さんが絡むお話。
実際に可愛らしい方でしたが、「葉介くん」もかなりざっくばらんに接しています。
「スミレちゃん」とか呼んでましたよ。
ほぼ外堀も埋まっているんだけどなぁ…。
あまりに流れが出来過ぎか。
続く７話は彼女の父、漫画家だという「陸」が絡むお話。
キスシーンのモデルを「葉介くん」・「小春さん」が頼まれるという流れでした。
うーん、惜しかったですねー。
８話は「小春さん」の両親「陸」・「スミレさん」の馴れ初めエピソード。
若い頃の「スミレさん」が抜群に可愛いですね。
「小春さん」と「桃ちゃん」を足して２で割ったような感じよ。
ちなみに、登場人物紹介にはなかったですが、「葉介くん」の母「小町」さんも好き。
「小春さん」がラブレターを貰う９話目。
こちらはクラスメイト「榎本」さん、「小野」くんも関わる学校内でのお話です。
先ほどネトられと書きましたが、「葉介くん」のリアクションに注目。
１０話はバスケの試合に出る「葉介くん」
応援に来てもらうよう「小春さん」に頼むんですが、その日はもう用事があったのでした。
相変わらず彼女はツレないですねー。
「行ってあげりゃいーのにぃー」
とは姉「杏さん」の台詞でしたが、その通り。
オチはいかにもという感じでした。
意外に成績の悪い「小春さん」の１１話。
成績がヤバいということで、講師役を「杏さん」から振られた「蒼一くん」が担当しております。
うん、女の子はやっぱり同年代よりも上ですよね。
彼が「杏さん」にラブラブでなければ、このカップルのがありそう。
（※逆にそのまま「杏」・「葉介」もアリだと思う）
最後の１コマが可笑しいです。
１２話は漫画家の父「陸」のアシスタントさん、特別編は「小春さん」でした。
兄弟・姉妹が良い感じだったので、他に広がるならばそっちをもっと見たい気がしましたよ。
※左：小町、右：スミレ
母親組。実はひでるさん刺さったのがこの２人。
柔らかなタッチの素朴な絵柄。
濃淡はやや淡く、描き込みは軽め。
画面賑やかでもコメディー崩しがあっても、バランス良く見辛さはありません。
無論お上手なんですが、絵的な巧さというよりも漫画的に巧い方。
引っ掛かる箇所なく、テンポ良く読めると思います。
癖はあるものの嫌味はなく、幅広く好まれるでしょう。
判断は↓表紙でなく、カット絵の多い裏表紙がオススメです。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵４： ジャンルに合致した、非常に良い按配です。
・話４： ほのぼのラブコメです。そんなん好みなら良いかと。
・独４： ここまでの家族カップル漫画は初めてですね。
合計：［１２／１５］
当初はキャラ数に混乱しましたが、普通に見分けれるようになりました。
（双子は別ね）
前述しておりますが、別キャラに走らずもっと兄弟・姉妹に絞っても良いのでは。
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・絵 ：■■■■□
・話 ：■■■■□
・独創性：■■■■□
・属性 ： ［一般］ラブコメ・兄弟姉妹
・おまけ： あとがきのようなうら話のような、
合間にネタ絵、カバー裏にキャラ紹介。
・その他： キャラ紹介、１２話＋特別編収録、
現在１巻まで発売中。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「桑原草太（くわはら・そうた）」センセの「ココロ君色サクラ色 １巻」です。
ちょっとスペースをお借りして。
「てりてりお」センセの一般単行本「フレクライン」を読みました。
 | フレクライン (角川コミックス・エース 327-1) (2011/04/04) てりてりお 商品詳細を見る |
紹介帯にあった、
”女体にピッタリ衣装はエロス！”
から期待していたんですが…なんだか色々と詰め込み過ぎな印象。
もっと単純にセクシー・アクションもので良かったのではないかなぁ。
パンチラ担当の「伊雪（いぶき）」ちゃんが可愛かったです。
そんな訳で、「ココロ君色サクラ色 １巻」です。
描かれている「桑原草太」センセの漫画はこちらが初見。
癒しを求めて手を出しました。
ぶっちゃけ、最近は体調がおもわしくなくて…。
裏表紙にカット絵があったんですが、コレがまた素朴な温かさある絵柄だったのよ。
それぞれ同年代の子がいる、詩原（うたはら）家と花枝家。
家族ぐるみの付き合いで、特に花枝家の次男「花枝葉介」は詩原家の次女「詩原小春」へしきりにアプローチしていたのです。
あまりに高い「葉介」のテンションに、「小春」は戸惑っていたのでした。
かなり大雑把ですが、だいたいそんなん。
※左：小春、右：杏
年長組です。どっちもいま一つ素直でないんですね。
漫画は想像通りのベタベタなラブコメ。
兄弟・姉妹の多い２家族でのやり取りになっておりました。
それぞれエピソードは１２ページほど。
いちおう次巻にも続く長編漫画ですが、さほど各話に連続性はありません。
各年代の柔らかなラブコメ模様をお楽しみ下さい。
【 ココロ君色サクラ色 人物構成 】 ※女子は赤文字
［詩原家］ － ［花枝家］
杏（あんず） － 蒼一
小春 － 葉介 ※中２
空・太陽（双子） － このみ・くるみ（双子） ※小５
桃 － 実（みのる） ※幼稚園
基本的には↑そんな感じ。
わっと一気に出ませんが、とりあえず登場人物の多い漫画。
冒頭にある、キャラクター紹介が便利です。
…まるで計算したかのような、年代・性別ですよ。
これがまた、見事にカップルとなってるの。
普通なら、年上が気になったりしそうなところですけどねー。
１話目はメインカップル「小春さん」と「葉介くん」
朝からキスを求めるなど、かなり積極的な「葉介くん」
クラスは別ですが頻繁に会いに来ており、クラスメイトからは「ダンナ」とか呼ばれていました。
公認カップルですね。
なんで彼そんなテンションなのかは、後のエピソードで明かされます。
ある程度天然で、ここでは書きませんが、さらりとかなーり格好良いことも言っております。
「小春さん」も全然満更でもないようなんですが、やや彼が爆走気味なのが逆にマイナスなのかも。
２話目は最年少カップル「桃ちゃん」と「実くん」
メインは詩原家の朝風景。
５名のやりとりが見られます。
こんなんをもっと見たいですよ。
「桃ちゃん」は丁寧な言葉遣いが可愛らしいですね。
あれはお姉ちゃん２人の影響かな。
逆に「実くん」はすぐ上の兄が「葉介くん」なためか、年齢の割に落ち着いたしっかり者。
これはモテそうだなー。
花見へ出掛ける３話目は「杏さん」と「蒼一くん」
後にも描かれますが、普通にしてれば格好良さげな「蒼一くん」
「杏さん」にラブラブなんですが、「小春さん」と「葉介くん」のソレよりもしれっとした対応をされていたのでした。
なかなか素直になれず、「実くん」には”小学生レベル”、「葉介くん」には”デレツン”とか言われております。
後半の「杏さん」がいいですね。
それをもっと分かり易くしてくれれば喧嘩にならんのに。
４話目は「空」・「太陽」、「このみ」・「くるみ」というそれぞれ双子。
これでキャラ１周。
初登場の２話目ではあまり個性見えなかったですが、「太陽くん」のがはっちゃけた感じで、「空くん」のが大人しめ。
保健委員なのも「空くん」
「空のがモテるしね」
そんなことを「太陽くん」は言っており、実際に告白などもされている様子でした。
この４名のうち、明らかに好意を見せていたのが「太陽くん」から「このみちゃん」
残念ながら、やや空振り気味ですね。
たぶん…それぞれ髪の色が同じ同士がくっつくのではないかなぁ。
（※白：太陽・くるみ、黒：空・このみ）
※左：このみ、右：桃
年少組。このマイペースっぽい双子をもう少し見たいですね。
花枝家の祖父が登場する５話目。
「葉介くん」はおじいちゃん似なんですね。
こちらでもかなり甘い事を「小春さん」に言っております。
あれに何らか応えないというのは、ちとズルいなぁ。
最近の漫画の傾向（？）か、どっちかネトられるその後を想像しちゃいました。
６話目は「葉介くん」と「小春さん」に、彼女の母「スミレ」さんが絡むお話。
実際に可愛らしい方でしたが、「葉介くん」もかなりざっくばらんに接しています。
「スミレちゃん」とか呼んでましたよ。
ほぼ外堀も埋まっているんだけどなぁ…。
あまりに流れが出来過ぎか。
続く７話は彼女の父、漫画家だという「陸」が絡むお話。
キスシーンのモデルを「葉介くん」・「小春さん」が頼まれるという流れでした。
うーん、惜しかったですねー。
８話は「小春さん」の両親「陸」・「スミレさん」の馴れ初めエピソード。
若い頃の「スミレさん」が抜群に可愛いですね。
「小春さん」と「桃ちゃん」を足して２で割ったような感じよ。
ちなみに、登場人物紹介にはなかったですが、「葉介くん」の母「小町」さんも好き。
「小春さん」がラブレターを貰う９話目。
こちらはクラスメイト「榎本」さん、「小野」くんも関わる学校内でのお話です。
先ほどネトられと書きましたが、「葉介くん」のリアクションに注目。
１０話はバスケの試合に出る「葉介くん」
応援に来てもらうよう「小春さん」に頼むんですが、その日はもう用事があったのでした。
相変わらず彼女はツレないですねー。
「行ってあげりゃいーのにぃー」
とは姉「杏さん」の台詞でしたが、その通り。
オチはいかにもという感じでした。
意外に成績の悪い「小春さん」の１１話。
成績がヤバいということで、講師役を「杏さん」から振られた「蒼一くん」が担当しております。
うん、女の子はやっぱり同年代よりも上ですよね。
彼が「杏さん」にラブラブでなければ、このカップルのがありそう。
（※逆にそのまま「杏」・「葉介」もアリだと思う）
最後の１コマが可笑しいです。
１２話は漫画家の父「陸」のアシスタントさん、特別編は「小春さん」でした。
兄弟・姉妹が良い感じだったので、他に広がるならばそっちをもっと見たい気がしましたよ。
※左：小町、右：スミレ
母親組。実はひでるさん刺さったのがこの２人。
柔らかなタッチの素朴な絵柄。
濃淡はやや淡く、描き込みは軽め。
画面賑やかでもコメディー崩しがあっても、バランス良く見辛さはありません。
無論お上手なんですが、絵的な巧さというよりも漫画的に巧い方。
引っ掛かる箇所なく、テンポ良く読めると思います。
癖はあるものの嫌味はなく、幅広く好まれるでしょう。
判断は↓表紙でなく、カット絵の多い裏表紙がオススメです。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵４： ジャンルに合致した、非常に良い按配です。
・話４： ほのぼのラブコメです。そんなん好みなら良いかと。
・独４： ここまでの家族カップル漫画は初めてですね。
合計：［１２／１５］
当初はキャラ数に混乱しましたが、普通に見分けれるようになりました。
（双子は別ね）
前述しておりますが、別キャラに走らずもっと兄弟・姉妹に絞っても良いのでは。
 | ココロ君色サクラ色（1） (まんがタイムコミックス) (2011/04/22) 桑原 草太 商品詳細を見る |
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