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■アイドルがぼくを好きになった事情 (月岡麗太朗)

★まんがデーター [12/15]
・絵   :■■■■□
・話   :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : [一般]ラブコメ・アイドル
・おまけ: 
・その他: 8話収録、現在1巻まで発売中。
            
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「月岡麗太朗( つきおか・れいたろう)」センセの「アイドルがぼくを好きになった事情 1巻」です。

先日「逓信総合博物館 ていぱーく」へ行ってきました。
お目当ては期間限定の特別展「昭和レトロと郵便展~切手少年がいた時代~」で、タイトルそのまま懐かしい風景を満喫してきました。
楽しかったです。
特に「山岡進」さんという方の、”起こし絵”というのが、目からウロコな感じでした。
いや、アレは凄かった!!
またどちらかで個展をやるならば、ぜひ行きたいと思います。
必見です。
リンク指示がなかったので、念のためここではリンクしてませんが…お名前とかで検索したらヒットするので、ぜひ見てみて。


「ロリポップ」の正統派「水原紫苑」
※「ロリポップ」の正統派「水原紫苑」
 いい娘でした。…もし彼女に裏があったら、びっくりしますよ。


■アイドルがぼくを好きになった事情 1巻 (月岡麗太朗)


★構成・概要 一般ラブコメ

本日は「アイドルがぼくを好きになった事情 1巻」です。
2巻以降に続く、ストーリーな長編漫画。
アイドルといちゃいちゃする…というか、確実に1話1えっちなタイプですわね。
業界裏話とか、熱血マネージャー漫画ではありません。

登場するメインのアイドルはグループで、様々なタイプが在籍。
主人公にはその中で想い人があるんですが、なぜか他の娘と次々にえっちな関係になってしまうのでした。
…と、そんな感じの軽いものかと思ったら。
1巻途中から、下手するとクライマックス・エピソードのような、急展開となっています
これが驚き。
本来なら、ああしたネタはお話の後半が多い(たぶん)ですが…いきなりでしたね。
ある意味、そうした描き辛い部分から逃げてないのは凄いこと。
これで2巻がどうなってしまうのか、楽しみです。
軽く流してほしくないなぁ。

なお、こちらは携帯漫画サイト「まんがこっち」にて連載しているもの。
配信タイトル「秘蜜のアイドル」でされているようなので、興味ある方はそちらもどうぞ。

★収録話 8話収録

バイト先で失敗ばかりの「伊加利勝男(いかり・かつお)」
雑誌の”芸能マネージャー募集”という記事を頼りに面接を受けると、あっさり合格。
超人気アイドルユニット「ロリポップ」の付き人(マネージャー見習い)となったのでした。
メンバー5名のうち、TVそのまんまな「水原紫苑」に好意を抱く「勝男」
しかし、おっとりとした雰囲気の「葉桜音羽」、可愛らしい「山咲めい」、何かと突っかかって来る「月島夢華」…と、リーダー「蒼井希子」以外の女の子らと次々に関係してしまうのでした。

003:Stage1 「憧れの娘と…!!」
何のとりえもない「勝男くん」が、ごくあっさり面接をパスしています。
面接会場にはかなりの人数がいたんですが、社長さんは集団面接の(たぶん)第一挨拶直後の質問で彼に白羽の矢を立てていました。
これが単にお話の、ページの関係のすっ飛ばしか、ちゃんと計算されたものか。
後の解説が待たれるところです
なるほどーって、後で言いたいなぁ。
直接相対した時点で、ようやく担当が「ロリポップ」であることを知った「勝男くん」には違和感が。
ちゃんと下調べしようよ。
また、いちおう超人気アイドルなので、事務所にはベタベタポスターとか告知とか貼られてる筈なのに、ここで驚くのは変ですね。
それほどのうっかりさんかもしれませんが。
(仕事ことごとく失敗してるみたいだし)

ここでのえっち担当は「音羽さん」
完全にお誘いでしたよ。

「山咲めい」の”カツオー!!”
※「山咲めい」の”カツオー!!”
 コレコレ、このコマがお気に入りです。

029:Stage2 「セクシーガール」
こちらは初対面時から、興味津々だった「めいちゃん」
個人的には1話目の「カツオー!!」のコマが好き。
容姿・性格共に可愛らしい娘で、写真撮影での危機を見事「勝男くん」に助けられ、ラブラブになってしまうのでした。
まぁ、ここは「勝男くん」格好良かったですからね。
彼女に惚れられるだけの活躍はしていたと思います。
「めいちゃん」のセクシー度も上がりそう。

053:Stage3 「酔いどれ天使」
こちらは最も反応が悪かった、「夢華さん」
2話の全員集合写真では最も背が小さく、ロリちっくなのが売り。
TVでは妹系っぽく振る舞う彼女は、現実では正反対なツンツンしたお嬢様ちっく。
…あ、このままでも一部の方にはぐさー刺さりそうだけど。
部屋の具合とか。
だいぶ酔っぱらってのえっちでしたが、どこまで記憶あるかなー。

077:Stage4 「あふれる」
ここまでは、よくありがちなアイドルえっち漫画。
メンバーのうち、なんやかんや3名とのえっちに至っている「勝男くん」
ここでは、想い人「紫苑さん」が過労で倒れてしまうパターンでした。
病室とはいえ2人きりで、彼女との会話も弾んで、実に良い雰囲気。
しかし、ここに「めいちゃん」がやってきてえっちに至るのです。
…が、しかし

101:Stage5 「情欲の代償」
どこまで書いていいのかな。
これまでの、”アイドルとドキドキえっち”みたいな風情がなくなり、急転直下なお話
脅迫えっちを強要される「勝男くん」です。
しかし、まぁ、あの咄嗟な場面で反応良かったですもんね。

123:Stage6 「獣の戯れ」
145:Stage7 「堕ちた偶像」
えー、詳細は明かせませんが、被害拡大していく続きエピソードです。
収録でもトップクラスなえっち描写をお楽しみに。
こちらの深刻さがため、他メンバーが置いてけぼりですね。
特に1巻ではえっちなかったリーダー「希子さん」は存在感希薄です。

167:Stage8 「蛇淫」
収録の最終話は、まだ5話からの続きで決着してません。
冒頭では”失敗ばかりでバイトことごとくクビ~”という彼でしたが、ここでも意外に骨あるところを見せてます。
単に要領悪いだけなのかな。
そんな訳で、彼がなかなか男らしいこともあり、ちょっぴり違ったアプローチになっているのがポイント
まだこの危機は続くようです。
どんなんになるのか、2巻を待ちましょう。

超人気アイドルユニット「ロリポップ」
※超人気アイドルユニット「ロリポップ」
 やはり5名揃うと華やかです。

★絵柄

繊細な極細線の絵柄。
すっきりな描き込みですが、特に不足感はなく。
背景とか服とか、必要最低限でまとまっている感じでした。
濃淡は薄め。
真っ白ではなく、淡い色使い。
小さいコマもそれなりにありましたが、丁寧です。
全体的には綺麗な仕上がりでした

キャラ絵は可愛らしい系統。
比率的に目はそう大きさなく、スタイルも適度なくらい。
この過ぎない具合が丁度良いですね。
幅広く支持される、間口の広いものだと思います。

白黒原稿が線画っぽい雰囲気なため、彩色された↓表紙はやや雰囲気異なるかも。
竹書房」さんのサイトでは1話途中まで立ち読みできるので、最も参考になるでしょう。
あるいは、それこそ連載している携帯サイト「まんがこっち」でもサンプル(やはり1話で前半のみ)があったので、店頭チェックもできますよ。

★その他

「月岡麗太朗」センセです。
今回のでだいたい5冊目くらいの単行本。
なんだか「つぼみの時刻」は読んだような記憶があるんですが、ブログでの紹介はこちらが初めて。

全192ページという厚さの単行本ですが、オマケなし。
ちょっと残念
ただ、タイトル扉絵とか合間ページもなかったりと、収録はギリギリだったみたい。
そんなん見ると、仕方ないかなーって思います。
なお、センセのHPにお邪魔したところ、「裏表紙がお気に入り」と書かれていました。
確かに複数並んでる方が派手ですわね。
個人的には、やっぱり5人で勢揃いして欲しかったですよ。

アイドルがぼくを好きになった事情(ワケ)  ? (バンブーコミックス COLORFUL SELECT)アイドルがぼくを好きになった事情(ワケ)  ? (バンブーコミックス COLORFUL SELECT)
(2011/12/17)
月岡麗太朗

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tag : ラブコメ

■まじブラ!? (歌麿)

★まんがデーター [13/15]
・絵   :■■■■■
・話   :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : [一般]コメディーファンタジー
・おまけ: あとがき、合間に4コマ、カバー裏に別絵、
     不連続あとがきまんが「マニマニクッキング」
・その他: 6話収録、現在1巻まで発売中。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「歌麿(うたまろ)」センセの「まじブラ!? 1巻」です。

髪の毛を乾かそうとしたところ。
ドライヤーから異音が!
色々と見てみたんですが、何か引っ掛かっているということもなく。
故障ですか。
風の勢いもだいぶ弱まってしまいました。

そう言えば…買ってから10年以上過ぎてますもんね。
大人しく新しいの探しますよ。

使い魔「マニマニ」
※使い魔「マニマニ」
 えろい使い魔でした。いいおっぱいです。
 

■まじブラ!? 1巻 (歌麿)


★構成・概要 一般えっちコメディー

本日は「まじブラ!? 1巻」です。
一般単行本ですね。
ちょっとした下品さもある、えっちコメディーでした。
その変態度については、こないだの「迎撃商店街/掘博昭」のが上。
そちらより、もうちょっとコメディーちっくな印象でした。
特に中盤あたりからヒロインはやたらボケ倒してます。
ほか、細かくチェックするとパロディーな発見とかあるかもしれません。

巻数表記そのまま、ストーリー長編な漫画。
こちらはまた1巻であるためか、次々に新キャラが登場しております。
もうちょっと主要3名でバタバタしても良いかな、とも思いましたが…皆さん個性がやたら強く、あまり気になりません。
そう深くキャラを掘り下げるジャンルでもないですしね。

いちおう角と尻尾のある悪魔(使い魔)が普通に闊歩しており。
魔法使いであるとかなんとか、ファンタジーちっくな色もありました。

★収録話 06話収録

社会見学の感想文が、お兄ちゃん自慢になってしまうブラコンな妹「蓮野美羽(みう)」
彼女の通学路では、最近”変質者が出没する”と話題になっておりました。
ある日、「みう」は木に吊るされたコスプレ女性と遭遇。
コレが噂の変質者だと逃げる「みう」でしたが…なんと自宅にて彼女、「マニマニ」と再会。
しかも、彼女のご主人様(ドミナス)というのは、最愛の兄「啓一郎」だったのでした。
だいたいそんなん。

005:第01話「妹と兄と痴女」
ツインテールの可愛らしい妹「みうちゃん」
このエピソードは彼女の視点となっています。
冒頭の作文だけで、ブラコンっぷりを表現しているのは見事
そんな彼女の前にちらほら姿を見せる変質者、使い魔という「マニマニさん」
えろくて良いです。
電柱への放尿シーンがしっかり描かれていないのが残念でしたが…まぁ、くくり一般ですからね。

031:第02話「使い魔と学校と被るもの」
「マニマニさん」が学校に行くという、お約束なエピソード。
ここでは制服を着ている「マニマニさん」なんですが。
まともじゃない!
とか、「みうちゃん」に言われておりました。
わはは。
学校に入った彼女がため、えっち目なハプニングが巻き起こるというもの。
ちらっとですが、バストトップが見えてますね。
(※そうしたのもちょろっとある漫画です)
なにげにノーブラ・ノーパン状態になっている「みうちゃん」に驚き。

蓮野美羽・ひより
※蓮野美羽・ひより
 透け透けはいいですね。上が「みうちゃん」です。

057:第03話「乙女とロボとおかず」
眼鏡な「十条十子」さんの初登場回。
兄「啓一郎」の先輩で未登場なお姉ちゃん「美和」とは同級生。
魔法使いでなく科学者で、製作したアンドロイドを見せびらかしに空間移動しておりました。
胸がつかえてショーツ丸出しになってます。
パンストでえっちでしたよー。
本編は、次にホムンクルス製作と考えていた「十子さん」が、精子を貰うというもの。
そこにボケ倒していた「マニマニさん」が加わり、いつの間にやらえっち対決みたいになるのでした。
コスプレな「十子さん」がキュート。

083:第04話「祖父とメイドとごぼう」
前回ではお姉ちゃんの話題がちらほらありましたが、こちらの登場は祖父「グランドミナス(※マニマニさんが呼ぶ名前)」
冒頭からのお風呂のくだりが好き
「みうちゃん」はちと幼いですね。
ブラコンもそんなんかなー。

祖父の使い魔で、マトモな悪魔「ニール」さんも続いて登場。
もともと「マニマニさん」強化の筈でしたが、「みうちゃん」が勘違いから参加したことで、妙なSMちっく展開となっていました。

109:第05話「肝試しとおんぶと透けブラ」
前話の特訓結果か、レベルアップした「マニマニさん」
ひょんなことから、友人「ひより」の提案を受け、皆で肝試しに出掛けることとなったのです。
悪魔の巫女コスプレですね。
相変わらずボケ倒している「マニマニさん」が面白いです。
外道照身霊波光線」とか、アンドロイド「しげもり」が頭だけで動くコマとか、元ネタが分かればより楽しめるでしょう。
後半ではちょっとシリアスな「マニマニさん」・「啓一郎」とか、タイトルそのまま透けブラが見れます。

135:第06話「三角木馬と幼女と姉」
唐突に従妹「ちゅら子」ちゃんとか母親が登場しております。
その「ちゅら子ちゃん」の巻き起こすハプニングという流れ。
まぁ、伏せてもだいたい想像できますわね。
裸エプロンな「マニマニさん」も凄いですが、なにげに園服が似合う「みうちゃん」が凄い。
設定では中学生でしたが、そのまま大人になってほしいですね(笑)
また、ここでは「みうちゃん」の入浴シーンもあったんですけれど。
さすがにしっかり描けないかー。

十条十子、ちゅら子
※左:十条十子、右:ちゅら子
 えっち度合いはそう強くはありません。

★絵柄

よくまとまり、安定した作画。
巧くはっちゃけコメディーしてます。

描き込みは適度なくらいで、濃淡はやや強め。
ちょっと太めな線で、濃淡はしっかり。
ページはそこそこ賑やか。
あちこちのバランスに優れているため、見易い作画です。

キャラ絵は楕円な輪郭の可愛らしいもの。
崩し絵にも違和感ないですね。
表情豊かで、テンポも良く、特に引っ掛かるコマはありません。
ちらほら差し込まれるサービスシーンは無論、ふとしたシリアス描写までお上手でした。

はっちゃけた表現を含め、多少の癖があります。
個人的に好きな系統なので、ひでるさんはまったく気になりませんでしたが。
カラーとさして変化はなく、判断は↓表紙・裏表紙、または紹介帯のカット絵が有効。
時間あるなら、1話がまるまる立ち読みできる「双葉社」さんHPがオススメ。

★その他

そんな訳で「歌麿」センセの漫画でした。
このブログでは、「ふにぷにデイズ」、「らぶちち」、「遊郭部へようこそ!」と3冊ほどを紹介しています。
今回で、たぶん5冊目くらいな単行本。
たぶん、コレ初の一般系だと思います。
一般進出おめでとうございます!
ぱちぱち。

正統派ラブコメでなく、えっちコメディーとしたのは成功だと思います。
軽く楽しい仕上がりで、変態度合いはそこそこ。
ちゃんとえっちシーンがサービスになっているのはポイント高いでしょう。
そっち目的な人も(ある程度)満足頂けます。
ただ、もっとエロスは強くても良かったかな。

まじブラ!?(1) (アクションコミックス(コミックハイ!))まじブラ!?(1) (アクションコミックス(コミックハイ!))
(2011/12/12)
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tag : バストトップラブコメコメディーコスプレファンタジー

■濃いの注入! (佐橋レンヤ)

★まんがデーター [12/15]
・絵   :■■■■□
・話   :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : [成年]ラブコメ・露出
・おまけ: あとがき、合間にネタ絵、イラスト。
・その他: 短編×10(うち「親友の心得」×3、
      「風紀委員長・日野さんシリーズ」×2)

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「佐橋レンヤ(さはし・れんや)」センセの「濃いの注入!」です。

凄かった。
えー、「GUNSLINGER GIRL/相田裕」の14巻を読みました。

GUNSLINGER GIRL(14) (DC) (電撃コミックス)GUNSLINGER GIRL(14) (DC) (電撃コミックス)
(2011/12/17)
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ある程度覚悟していたとはいえ、重たいですね。
はー。
しかも、これで最後でないのが凄い。
最終巻は次になるのかな。
終わってしまうのが惜しいですが、これも仕方ないか。


奏・真希
※奏・真希
 背景もお上手です。


■濃いの注入! (佐橋レンヤ)


★構成・概要 成年ラブコメ 特殊プレイ

本日は「濃いの注入!」にしてみました。
短編と共に連続話もある漫画集。
ラブコメ、というほどコメディーちっくではないですが、大まかにはそんな感じ。
それぞれラブい関係がエスカレートしており…特殊なプレイにまで発展しているのが特徴です。
極端なマニア描写ではないので、そう構えなくても大丈夫。
ただ、紹介帯にあった、
”基本いちゃいちゃメインです”
鵜呑みにすると、ちょっとびっくりするかも

また、各話には基本繋がりないんですが、合間のネタ絵ではそれぞれキャラのコラボがありました。
いかにも関連ありそうな話も多く、お遊びながら良い雰囲気
次の単行本での可能性か見えたようでした。
センセ、ぜひ同一世界をお願いします。

★収録話 10話収録

007:「親友の心得」 3話
「奏」と「慎太郎」は付き合い始めのカップル。
ある日、2人がえっちしていたところ、「奏」の親友「真希」とはち合わせてしまうのです。
しかし、彼女は恥ずかしがることもなく行為を見せ、果ては、
…分かった、いいよ。真希は親友だから
そう、えっちについても了解してしまうのでした。

そんな訳で、彼女公認でその友人ともいたしてしまう、ドキドキ話。
「奏さん」の特殊性が強いですが、なにげに友人「真希さん」もちょっと変
興味あるないは置いといて、2人のえっち現場を眺めるというのはだいぶズレた感覚でした。
男性のが落ち着かないですよね。
「慎太郎くん」もそんな感じでした。
流れでついにえっちにまで至ってしまうんですが、胸を直接触るのダメ(服の上はOKだった)とか、「奏さん」の線引きがよく分かりません。
やりづらいぞ。

そうした切っ掛けから、毎日交互に2人を相手をすることとなるんですが…ううむ、ネトラレな雰囲気。
そりゃ、そうでしょ。
2人きりというのは、やっっぱり感情左右されますわね。
そんなこんなで、最終話。
学校・踊り場での「真希さん」とのえっちが好き。
いちおう気を使って、お尻でしたが。
クライマックスは体育授業の後。
せっかくなので…現実は置いといて、ブルマにしてほしかったですよ、センセ。

風紀委員長「日野さん」、妹「真由さん」
※左:風紀委員長「日野さん」、右:妹「真由さん」
 この単行本は「日野さん」だと思います。

083:「お散歩・風紀委員」
107:「双子姉妹の休日プラン」
タイトル違いますが、実は同キャラなお話でした。
まず前者は、風紀委員長「日野」さんと後輩「藤森勇人」くんのカップル。
真面目な優等生という「日野さん」でしたが、実は学校で「勇人くん」とえっちなことをしていたのでした。
冒頭の風紀らしい彼女とのギャップが素敵。
真面目な風紀委員は、裏でエロい事しているというのは成年漫画のお約束ですもんね(笑)
後半は全裸で校内巡回をするという、羞恥、露出プレイを披露しておりました。
わーい。
↓表紙でもネクタイだけしているのは、四つん這いになるためですわ。

そんな「日野さん」は双子だった、というのが後者。
妹「真由」さんが登場。
入れ違いで訪ねて来た「勇人くん」をからかおうと、「真由さん」は姉のフリをしたんですが…騙された彼のえっちに巻き込まれてしまうのでした。
そう、妹さんもお姉ちゃんの性癖を全く知らないんですね。
お姉ちゃんノーブラで出掛けていたので、彼女のその後も見てみたいです。

135:「お招きher room」
「誠」・「理子」のカップル話。
彼女の部屋に誘われる、”こりゃOKでしょう”というお話。
初めてで初々しく、紹介帯の文言がピターと合致した漫画です。

157:「夜桜の下で」
公園、桜の木の下で1人えっちをしていた女性を発見。
そのまま誘われて…という流れでした。
彼も酔っぱらってましたから、その力を借りて行くべきでしょう(笑)
彼女は何やってたんでしょうね
どっかでご主人が見てたりして。

173:「ホッともっと」
どっかのコンビニみたいなタイトルですわね。
妹「なじみ」とお兄ちゃんの近親系で、こちらも公園えっち。
家だとお母さん達がいるじゃない
とか言ってました。
「なじみちゃん」イイなぁ。
コートの下が全裸というのがまた刺激的
こうしたネタの場合はスタイル良いことのが多いんですが、この華奢な加減が見事でした。
手袋と帽子もキュート。
お兄ちゃんたまんないわー。
非常に良かったので、ぜひ続きが見たい作品です。
だって、絶対この2人家でも家人の隙をついてえっちなことしてると思うもの。

197:「ナースにお任せ」
ナース「鳴瀬美佳」は入院の「京介」とは高校時代の同級生。
おそらく久しぶりの再会だと思うんですが、だいぶ親しげ。
「美佳さん」の台詞から察するに、昔もなんらかあった様子でした。
魅力的になった元カノとの再会、みたいなネタかねぇ。
だいたいナース服な時点でポイント高いですよ。

213:「連れの方よろしく」
連れの友人が二人組の男子に声をかけたため、残された2人でラブホへ行きました、というお話。
あまり気乗りしなかった「タカネ」さんを本気させる彼が凄い。
やっぱり男性はかくありたいものですね。

妹「なじみ」、ナース「鳴瀬美佳」
※左:妹「なじみ」、右:ナース「鳴瀬美佳」
 「なじみちゃん」も好き。委員長と露出でコラボしないかな。

★絵柄

緊張感と甘さの両面がある、リアル寄りのキャラ絵。
あっさりでもこってりでもない、適度な具合がイイ感じです。

どちらかというと、コテコテ色のついた作画ではないんですが。
黒の強さが目立ち、ぎゅぎゅっと引きしまった印象。
描き込みもあっさりではないですが、必要最低限な感じでした。
トーン処理の灰色が目立たない、黒と白の世界には微妙な緊張感があります。
あまり多くはないですが背景はお上手。
特に今回は野外露出ネタが多かったので、雰囲気作りに威力を発揮しておりました。

すらりと身長あるキャラ絵は、リアル寄りですが可愛さもあり。
前回も描きましたが、お腹とか背中の表現具合が特に好みです。
全裸が似合うんですよ。
あまり巨乳過ぎない方がリアルちっくいで良いかなー。
カラーだと線がやや弱まってしまいますが、判断にはそちらで問題ないでしょう。

★その他

こちらで過去に紹介がある「佐橋レンヤ」センセ。
初単行本「蜜だく彼女」を取り上げてました。
かなりそちらでは刺さってましたねー。
前巻に比べて今回の↓表紙はなかなか良い雰囲気。
風紀委員長「日野さん」ですね。
ちょっとタイトルの文言と色彩がイヤな目立ち方ではあるものの、「日野さん」と派手派手しくない色彩が素敵。
あの後、カチューシャ取ったりして、シャーンプーのCMみたいに髪ふわっーてやりそう。

それより好きなのが、実は「なじみちゃん」の裏表紙。
ちらほら見える白いのは雪なのかな。
本編そのまま、息も凍えるような場面で全裸コートな状態。
成長期なスタイルと、あまり恥ずかしげな表情でないのが、逆にぐっときました

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tag : ラブコメコメディー

■ハーレムキャッスル The Beautiful Days (時丸佳久)

★まんがデーター [12/15]
・絵   :■■■■□
・話   :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : [成年]ラブコメ・ハーレム
・おまけ: あとがき(漫画・原作)、カバー裏に4コマ。
・その他: 原作「竹内けん」、ストーリー、キャラクター紹介、
      8.5話(全て表題作・1巻完結)

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「時丸佳久(ときまる・よしひさ)」センセの「ハーレムキャッスル The Beautiful Days」です。

ごめんなさい、時間ないので前置きはすっ飛ばします。
また部屋が異常に冷えるので…。
だんだん指の感覚なくなってくるの(笑)
時間はもうすぐ日が昇りそうなんですけどねー。

ハーレムキャッスル・ヒロインズ
※ハーレムキャッスル・ヒロインズ
 複数顔見せなコマをチョイスしてみました。


■ハーレムキャッスル The Beautiful Days (時丸佳久)


★構成・概要 ハーレム系 成年ラブコメ

本日は「ハーレムキャッスル The Beautiful Days」です。
毎度おなじみ「キルタイムコミュニケーション」さんの単行本。
やはり年末もおさえておきたいですよね。

こちらは小説を原作とするもの。
例によって、ひでるさんは漫画版が初接触。
知識なかったですが、「二次元ドリーム文庫」にて4冊もリリースしておりました。
大ヒット小説というのは、決して大袈裟でありません。
ほか単行本も合わせ、”ハーレムシリーズ”として特設サイトまでありましたよ。
そちらも参考になるかと思います。

単行本は1冊まるまるの長編モノ。
なんらかイベントが各話で起こり、基本的にはそちらで解決にまで至るタイプ。
次まで引っ張るのは最終話くらいかな。
明るいラブコメ漫画で、ファンタジー世界の様々ヒロインが登場するハーレム系。
紹介帯にあった、
10人の美女たちとヤリたい放題~
というそのまま、タイプ異なるヒロインらと次々にえっちしておりました。

個性的なヒロインらの織りなすお話は良く、絵柄もラブコメらしいまとまり
そうややこしさはないので、原作未読でも楽しめると思います、いや楽しめました。
良かったです!

★収録話 8.5話収録

庶民の家で育った少年「フィリックス」は、イシュタール王国・前国王の隠し子でした。
それが判明した後は、王太子として王城で暮らすこととなったのです。
だいたいそうした経緯。

…本来はそうした感じのようですが、漫画版は開始からもう違和感なく王城にて生活しています。
既に10名ほどのヒロインらと、ラブラブしているような状態でした。
その各ヒロインとの細かい出会いとかなんとかは、原作の小説まかせみたい。
そうしたややこしい事柄はすっ飛ばしており、「フィリックスくん」のハーレム状態となっている羨ましい日常が描かれておりました。

【 ヒロイン一覧 】

●イシュタール王国・王族
・女王「グロリアーナ」 :「フィリックスくん」の義母。
・「ディアーネ」 :「グロリアーナ」の異母妹。お妃候補。

●イシュタール王国・騎士団
・親衛隊長「ウルスラ」 :フィリックスくん」の初恋相手。
・軍師「シャクティ」

●イシュタール王国・メイド
・メイド長「ルイーズ」 :政務補佐官も兼務。
・「サーシャ」 :貴族の娘。
・「マガリ」
・「キャロル」 :イシュタール王国宰相の孫娘・ロリ。

●お妃候補
・ペルセポネ王国・王女「コーネリア」 :男装の麗人。副親衛隊長。
・ダリシン王国・姫「インテグラ」

こう見ると、多くてややこしそうですが…キャラは個性的で、混同することはありませんでした
冒頭に紹介ページがあるだけでなく、各話でもお名前が示されているほか解説もあったりして、なかなか親切
当初想像したより、敷居は高くありません
手軽に安心してラブコメを楽しめるでしょう。

女王「グロリアーナ」、メイド長「ルイーズ」
※女王「グロリアーナ」、メイド長「ルイーズ」
 年上系…というか、たいてい年上っぽいんですが。眼鏡いいなぁ。

005:第1話「殿下の悩み事」
こちらのメインは女王「グロリアーナさん」
冒頭話らしく、様々ヒロインが顔を見せる1話です。
メイド「サーシャさん」のえっちな目覚ましから始まり、禁欲を訴えた「フィリックスくん」を誘惑するため各ヒロインのアピールが楽しめます。
オチのラストページが実に卑猥。
漫画中では何度か言われてますが…彼はロリ趣味なのね。
あとがきでも突っ込まれてましたけど、確かに登場多めです。

029:第2話「素敵な眼鏡」
メイド長「ルイーズ」と親衛隊長「ウルスラ」のお話。
相性の悪い2人のえっち勝負となってます。
ここでの切っ掛けは「ルイーズさん」が眼鏡をかけたこと。
これがよくお似合い!
ぶっちゃけ、ずっとそのままでも良いくらいでした。
他に眼鏡なヒロインいないですし。

051:第2.5話「ワクワク魅惑の湖!」
0.5話ですが、ページ数はしっかり。
皆で海水浴へ行く流れで、それぞれヒロインの水着姿が見れます。
それぞれの性格と合致したような水着デザインに注目下さい。
前話に続いて対立する「ルイーズ」・「ウルスラ」ほか、ぬるぬるな複数えっちが楽しめました。

071:第3話「怪奇!濡れる地下室」
メイド「キャロル」・「サーシャ」のお漏らしが見れるコチラ。
前半はメイド2人とのえっち、後半はメイド「マガリさん」と「コーネリアさん」が参加しての複数えっちに発展しております。
「コーネリアさん」は個人的に好きなキャラ(髪型とか)なんですが、活躍がこちらくらいなのが残念。

095:第4話「誰がために腰を振る!?」
「ディアーネさん」のもとでダンス特訓するお話。
「フィリックスくん」のおともで付いてきたのが、メイド「キャロル」と親衛隊長「ウルスラさん」
ピックアップされた「ディアーネさん」と言うより、恥ずかしがりつつもダンスを頑張る「ウルスラさん」のエピソードになっていました。
彼女は初恋の人だけあって、やはり出番多めでしたね。

115:第5話「王太子VS名軍師 淫靡の挟撃」
軍師「シャクティさん」がピックアップされるお話。
チェス勝負で彼女に勝つため、「フィリックスくん」はお酒で酔っ払わせて勝負を挑むこととしたのでした。
大富豪の実家からお酒を取り寄せたことで、いままで出番が少なかったポニーテールなメイド「マガリさん」も共に描かれております。
「シャクティさん」のボディースーツのようなぴったりした服が素敵。

135:第6話「美少女殿下!?」
「フィリックスくん」が女装するエピソード。
こちらはお説教と言いつつ、1人でその姿を満喫しようとしていたメイド長「ルイーズさん」が可笑しい。
女王「グロリアーナさん」もちゃっかり参加してますね。
オチでの”出会って○秒で合体”みたいな「コーネリアさん」が可愛いです。

151:第7話「吼えた翼竜」
171:最終話「美しき日々に」
タイトルは真面目そうな感じですが…やっぱりはっちゃけて終わる、最終エピソード。
ここからダリシン王国の姫「インテグラさん」が参加です。
切っ掛けが描かれている7話は、親衛隊長「ウルスラさん」とのえっち。
ここは前フリあるのでお見逃しなく。
続く最終話は、緊迫したオープニング。
こんなんもなかなか良く、シリアス編も見たいですね。
「フィリックスくん」も凛々しかったですよー。
…数コマ程度ですが。
成年漫画らしいオチとなってます。

親衛隊長「ウルスラ」、メイド「キャロル」
※左:親衛隊長「ウルスラ」、右:メイド「キャロル」
 出番多めな2人です。特に「キャロル」はえっちなくても、ちらほら描かれております。

★絵柄

適度にまとまとった、スッキリ絵柄です。
漫画運びは巧く、テンポの良い単行本となっていました。

線はくっきりでしたが、濃淡は全体としてはおさえめ。
描き込みは適度なくらい。
ページが賑やかでも、そうごっちゃりとしたイメージはありません。
ただ、構図というか、バランスは微妙。
ちとメリハリ不足かも。

キャラはふっくらとした、可愛らしいまとまりです。
ここはほぼ↓表紙そのままという印象。
原作小説の表紙絵とかは、だいぶ大人っぽいようですね。
そちらと比べると、漫画っぽく可愛らしいまとまり。
ファンの方はどう感じるかなー。
ラブコメらしく、漫画上にて動かし易そうな仕上がりだと思いましたが。

表情は生き生きとしていて、台詞などにも違和感はなく。
表現も引っ掛かることなく、テンポも優れておりました。

★その他

以上、「時丸佳久」センセです。
単行本はこちらで3冊目。
過去単行本はどちらもキルタイムさんなんですね。
連載モノはこちらが初のようでしたが、さすがに人気シリーズのコミカライズを任される方だと思いました。
ひでるさんは今回が初見なのですが、他単行本もチェックしてみたくなる感じ。

というか、今回の「ハーレムキャッスル」は非常に良かったので、また別エピソードが見たいです。
前述してますが、シリアスな彼女らとか、長編でも全然イケると思いました。
なんとかならないかなー。

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tag : キルタイムコミュニケーションラブコメファンタジー

■ロビンソンレター (赤銅茉莉)

★まんがデーター [10/15]
・絵   :■■■■□
・話   :■■■□□
・独創性:■■■□□
・属性 : [一般]ラブコメ・巨乳
・おまけ: あとがき。
・その他: 6話収録、現在1巻まで発売中。
            
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「赤銅茉莉(あかがね・まつり)」センセの「ロビンソンレター 1巻」です。

先日、ようやく「クイーンズゲイト」を終えました。
ヒロイン多数参戦は華やかでいいんですが、ゲームとしてはイマイチ不足してるかなー。
地形効果とか、もう少しシミュレーション要素があっても良かったのでは。
時間ないので、難しくないのはありがたいんですけどね。


月見里華夜
※月見里華夜
 やっぱりこんなんだと思いますよ。ええ。


■ロビンソンレター 1巻 (赤銅茉莉)


★構成・概要 一般ラブコメ

「ロビンソンレター 1巻」です。
巻数表記そのまま、2巻へと続くストーリー長編です。
ジャンルとしては一般ラブコメ
軽いえっちのある、重々しくないラブでコメな漫画でした。

前に出されていた成年系のような直接シーンはなかったものの、多めなサービスカットが最大の特徴
無理やりなパンチラとかはないものの、結構惜しみなくバンバン脱いでる感じ
下着姿がちらほら、たまにバストトップも見れます。
後々直接えっちがあっても、不思議でないくらいでした。
おそらくはソフトな描写でしょうけどね。

ストーリーはいちおう長編タイプ。
表題になっているだろう、メインの2人を含め、合計3組のカップルが描かれていました。

悪くはないと思います。
ただ、読んだ感覚としては実に中途半端な印象
カップルのうち、百合な女性同士は、サブキャラ的であまり目立たない描かれ方。
こちらはそう気にならないものの、学生カップル(正確には片想い中)は3話にて唐突にメインの座を奪ってしまうのでした。
一瞬、別の漫画が始まったのかと思いましたよ
どちらカップルも、手紙がポイントになっているんですけどね。
そんなんをちょろっと描いて、また5話ではメインに戻ったりするのです。
集中できません
TVでチャンネルをカチャカチャと変更されてるような印象でした。
なんというか、お話の処理も自然ではなかったかな。
これなら、1組みのカップル話を最初から最後まで全て描き切って、同一世界の別章として他カップルを新たに描いた方が読み易かったのでは、と思います。

後述しますが、絵柄についても前巻で見たほどの秀逸さはなく。
そうしたお話を含めて、いま一歩、二歩…ですね。

★収録話 6話収録

小説家「紺野帆貴(こんの・ほたか)」はお世話になった「竹造」のマンション「エスポワール パート2」を貰いうけ、その管理人でもありました。
残っていた空き室には「間宮凛子」、「池並椎菜」の2人が転がり込んだんですが、そちらは「月見里華夜(やまなし・はや)」とダブルブッキングをしていたのです。
遅れて来た「華夜」は行く宛もなく、「帆貴」の提案を受けて管理人室での同居となったんですが。
その名前は、デビューから貰っていたファンレターと同じだったのでした。
大雑把ですが、だいたいそんなん。

有川芹香、坂崎さん
※左:有川芹香、右:坂崎さん
 「芹香さん」の話も悪くはないんですが、仕掛けが遅いかなぁ。

005:第1話
031:第2話
次々に女性が顔見せる、華やかな回。
人数4名程度ですが、なんだかゲームのオープニングちっくな風情ですわね。
まずは友人の彼女となっている、昔馴染みな「朝海」さん。
あのね、距離近過ぎよ。
本人にその気がないのであれば、あの親しさは「帆貴くん」が気の毒
スカート丈短いため、ガッチリとパンチラしておりました。

続いては「凛子」・「椎菜」の女子カップル。
彼女らはこの1話が最も濃い出番で、以降は目立つサブキャラという位置づけ。
じんわり感情について描写はあったものの、そう前面ではないので気になりませんでした。
…というか。
裏表紙の紹介文面などで、取り上げられていたのが逆に驚き
こちらもプッシュするのであれば…アピール弱いですね。

ようやく登場のメインヒロイン「華夜さん」
初登場シーンではズブ濡れな設定なんですが…もっと透け透けでないと伝わり辛いです
当初は2人が何を言っているのか、理解できませんでしたよ。
ツリ目な巨乳さんで、後半ではいきなりサービスシーンがあるので必見。

2話は「華夜さん」がファンレターの主であろうと判明した後。
確かに、これだけ変わった名前はそうそういないでしょうからねー。
(ペンネームの可能性はあるか)
そんな彼女との、ドキドキ同居エピソード。
確かに「帆貴くん」は安全そうですが、初対面な男と同居する彼女は大胆。
しかも、一緒に買い物へ行ったり、料理を作ったり、といきなりラブラブ。
コレ初日ですからね。
だいぶ端折ったような感覚でしたが、ハプニングに驚いて裸のまま抱きつくというお約束もしっかりやってくれました。
まぁ、先の「朝海さん」ではないですけど、この距離感はどっちも勘違いして当然か。
なお、こちらでは「華夜さん」の入浴シーンから、「凛子さん」の着替えなどが楽しめます。

057:第3話
083:第4話
何の前置きもなく、いきなり「有川芹香」さんエピソードに切り替わっているのがこちらから。
舞台がほぼ学園となっております。
引っ込み思案のツインテールな娘さん。
中学時代から見知っている「大熊」くんにラブラブでしたが、ただ見ているだけの毎日だったのです。
そんなんなのに、ひょんな偶然もあったとはいえ、ちゃんと告白したのは偉い。
ただ…ちらほら助けてくれたのはいいとしても、あーした態度はどうだろ。
そんなにいいか!?

サービスシーンはチアガールコスプレな「華夜さん」
あー、やっぱりセンセはこの路線だなー、って思いました。

109:第5話
135:第6話
中盤あたりから元に戻って、こちらは再び「帆貴くん」
友人「朝海さん」と良く似ている担当編集「坂崎」さん登場です。
ぶっちゃけ、「朝海さん」の名前は記憶から薄くなっていましたけど…そうか、いたっけ。
彼の口から女性の名前が出て、うろたえる「華夜さん」がキュート。
なにをいまさらー。
その「坂崎さん」は、これまたお約束通り「帆貴くん」を誘惑し、「華夜さん」とはち合わせてしまうのでした。
そうした役回りですわね、彼女。
ただ、前述したようにイマイチ「朝海さん」の印象が強くないので、彼女に引っ掛かる「帆貴くん」心情が弱め。
あーしたえっちアピールないと、分かり辛いかな。

なお、5話ではやや唐突に「芹香さん」の入浴シーンが差し込まれていました。
6話のサービスシーンは当然ながらえっちアピールする「坂崎さん」
たぶん、今回では初修正となってます。

入浴シーンの「華夜さん」
※入浴シーンの「華夜さん」
 そんな訳で、やっぱりこの漫画は彼女でしょう。

★絵柄

やや濃いめなデジタル絵柄。
繊細・丁寧で、良いまとまりがありました。

…が、しかし。
前巻で見られた、秀逸だった処理の雰囲気はなく、印象深いそちらよりも後退してしまった印象
心なしか、話数が進むごとに数パーセント程度弱まっているような…。
特徴であるキュッとしたツリ目は好きなんですが、それもバランスに影響しているような個所が散見されました。

良いコマもあるだけ、個人的にはかなり引っ掛かってしまいました。
また、コメディー崩しも頻繁。
特に、ヒロインらのネコ目みたいな軽い作画(※裏表紙の左から3人目)が気になります。
ふんわり美少女である元絵と比べて、”崩れっぷりが大きい”んですね。
小さいコマはたいていそんなんで、やはり意識に残りました。
一休みしてるみたいなの。
少なければ良かったかなー。

描き込みは細かくごっちゃり気味。
重ねるようなコマ割りは見辛い場合があり、また一部表現でも気になる部分がありました。
階段で倒れる「芹香さん」の描写とか。

もともとの高い期待値に届かず、また漫画でのマイナスがため、正直なところガッカリでした
サービスカットとか、質感ある下着とか、すこぶる良いんですけどねー。
ただし、ひでるさんは今回重箱の隅が気になっているだけなので、普通に読むにはそう大げさでないと思います
例によって「双葉社」さんのHPでは1話がまるまる読めるので、判断にオススメ。
ヒロイン「華夜さん」の巨乳が見れますよ。

★その他

そんなこんなで、描かれているのは「赤銅茉莉」センセ。
ブログでは初単行本「Melty Pink メルティ・ピンク」、2冊目「マシマロすてでぃ」と追いかけております。
今回でようやく3冊目。
…ゆっくりですね。
ただ、こちらが初の一般系でした。

↓表紙は寝てても目立つ胸と、紹介帯の”巨乳”、淡い色使いが良く、アピール力がありました。
基本となっている白も爽やかな感じ。
うまーく、えっち度を抑えていたと思います。
ただ、紹介帯があると、せっかくのパンチラが隠れてしまうのは残念。
セールスを…左右するのでは(笑)

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(2011/12/12)
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tag : バストトップラブコメツインテールパンチラ

■星川銀座四丁目 2巻 (玄鉄絢)

★まんがデーター  [15/15]
・絵   :■■■■■
・話   :■■■■■
・独創性:■■■■■
・属性 : [百合]年齢差・恋愛
・おまけ: あとがき、合間にネタ絵、描き下ろし。
・その他: 8話+描き下ろし収録、現在2巻まで発売中。
            
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「玄鉄絢(くろがね・けん)」センセの「星川銀座四丁目 2巻」です。

最近また夜が遅めなんですが。
数日早起きした関係か、5時とかそれ以前に必ず目覚めるようになってしまいました(本当)
不思議。
目覚まし設定の6時半頃を軽く飛び越えてます。
それから二度寝するんで、結局はそのお世話になるんですが。

松田乙女
※松田乙女
 出会った頃ですね。現在とのギャップに注目です。


■星川銀座四丁目 2巻 (玄鉄絢)


★構成・概要 百合漫画

さて、本日は「星川銀座四丁目 2巻」です。
ようやく昨日読めました。

いや、さすがな出来栄えでしたよー。
眠気に襲われることもなく、一気に読破しました。
面白かったです!

いちおう、意識して続きの単行本は取り上げないようにしているんですが…これはぜひ紹介したいと思います。
だいたいの事柄については「1巻」の時でも書いているので、参考にどうぞ。
やっぱり、いいもんはいい。

巻数表記そのままのストーリー長編。
とりあえず、3巻まで続くようでした。
年齢差カップルの百合ジャンル
だいたいはコメディー描写で楽しく進むものの、根底にあるのはなかなか軽くない事柄です。
ラブラブもしているんですが、ラブコメというより恋愛ストーリーですわね。
ごくごく繊細な描写をお楽しみ下さい。

★収録話 9話収録

不登校だった生徒「松田乙女(まつだ・おとめ)」
学校教師「那珂川湊(なかがわ・みなと)」は家庭に問題を抱えていた彼女を引き取り、共同生活を始めたのでした。
それには保護者、監督者以上の感情があり、また「乙女」も色々な意味で自分を救ってくれた「湊」に同様に考えているのです。
そうした、年の差百合カップルのお話。

003:第6話
お風呂を舞台とした、ショート・コメディーなお話。
ちょっぴりですが、エロス描写が楽しめます。
「乙女ちゃん」が可愛いですよー。
描き下ろし漫画とかに描かれてますが、あんなんに耐えてる「湊さん」は凄い。

喧嘩の2人(第11話)
※喧嘩の2人(第11話)
 今回収録のメインはコレと過去描写でしょう。

007:第7話
031:第8話
049:第9話
こちら3話が2人の出会いから、共同生活に至る切っ掛けまで。
スーパー店員のインチキを暴き、濡れ衣となりかかっていた「湊さん」を救った「乙女ちゃん」
こんなんが初見なんですね。
見事に解決して、サンダルをカラン・コロンと響かせつつ立ち去る姿は…なんだか鬼太郎ちっく。
ニーソのシマシマもそんなんのパロディー意識してるのかな。
関係ないか。

学校資料での、「乙女ちゃん」の写真も注目。
この当時はそんな娘だったののねー。
関わろうとする「湊さん」に対しても、素っ気ない態度で接しております。
6話の生き生きとした彼女と凄い差ですわね。
続く8話にて、親身というか嘘偽りない感情を「湊さん」が見せたことで、9話の展開へ繋がるのだと思います。
ここで、ちゃんと承認されての同居であることが分かるでしょう。
お出かけ仕様の着飾った「乙女ちゃん」が可愛いです。

065:第10話
こちらは「湊さん」の風邪ひきエピソード。
部屋に1人残った「湊さん」のオンステージという感じでした。
「乙女ちゃん」が教科書に描いていたパラパラ漫画が素敵
ひでるさんもあんなんよくやってましたよ(笑)

073:第11話
093:第12話
117:第13話
塾通いを始めた「乙女ちゃん」が、ひょんな事から「湊さん」と喧嘩をして、家出するというお話。
いかにも教師らしい「湊さん」と、”特別なちゅー”というご褒美に奮起する「乙女ちゃん」
塾講師「猪谷かなえ」のアレは、嫉妬みたいなものかな。
まんまと2人の間に亀裂を作っておりました。

さて、家出した「乙女ちゃん」を描くのが12話。
ここで彼女がどんな行動を取るのか、ぜひ単行本でご確認ください
本当に7~9話の雰囲気とは別人のようですね。
ちょっとした図々しさと行動力を発揮しております。
そうした彼女と逆に、ダメダメな「湊さん」がどうしているのかもお楽しみに。
13話のオチ部分も非常に良い感じでした。

こちらシリーズに登場している「かなえ先生」と「川口櫻」は同じく教師・生徒。
しかし、メインカップルと違ってなかなかままならない様がキッチリと描かれていました。
「かなえ先生」もまた極端なキャラでしたよ。
難儀な性格だなぁ
こうした、ちょろっとした人間関係は「少女セクト」っぽいですねー。

136:描き下ろし
こちらは休日描写。
外出した2人のラブラブした感じをお楽しみ下さい。
「湊さん」の言ってることはまたその通りですよねー。
キスをねだる「乙女ちゃん」に対し、さすがにお姉さんしていました。

那珂川湊
※那珂川湊
 このコメディーな風邪ひき13話も好き。

★絵柄

綺麗にまとまった1冊。
細かいところまでごく丁寧に仕上げられております

前回の紹介でも色々書いておりますが。
絵柄とか漫画的な表現とか、まったく隙がありません。
すっきりと見易いのが基本。
ただ、過ぎることなく、描き込みや濃淡も適度な感覚です。
キャラ絵は漫画っぽいもののバランスよく、また背景・小物もメリハリあり、全体が自然に馴染んでいました。
表現的に引っ掛かる個所もなく、漫画の巧い方。

芳文社」さんのHPにて第6話のまるまると、第7話途中まで立ち読みができました。
判断にはこちらがオススメ。
なお、雑誌掲載時の原稿であるため、単行本収録とちょっとした違いを楽しむこともできます。
ざーと見ていたところ…なんと、焼そばの値段が変化してましたよ!!
ぜひチェックしてみて。

★その他

以上、「玄鉄絢」センセでした。
こちらのブログでは開始初期頃の「少女セクト」と、「星川銀座四丁目」の1巻を取り上げています。
今回単行本のお気に入りは、中扉のカラー部分。
部屋を見下ろした状態で、小さいSD仕様な「湊さん」・「乙女ちゃん」がキュートでした。

つぼみ」連載の百合系統。
順調に単行本のリリースがあり、参加されてる漫画家さんらも豪華です。
今後も楽しみですよ。
ぜひ、ライバル「百合姫コミックス(一迅社)」と切磋琢磨しつつ、頑張っていただければ幸い。
もう完全に1ジャンルとなりましたねー。

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(2011/12/12)
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tag : パロディーラブコメコメディー

■さよならさよなら、またあした (シギサワカヤ)

★まんがデーター [15/15]
・絵   :■■■■■
・話   :■■■■■
・独創性:■■■■■
・属性 : [一般]恋愛話・生死
・おまけ: カバー裏にあとがき。
・その他: 12話(全て表題作・1巻完結)

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「シギサワカヤ(しぎさわ・かや)」センセの「さよならさよなら、またあした」です。

寒くなりました。
以前書いたような気がしますが、ひでるさんの部屋は暖房入れないとよく冷えるので…。
こうしてキーボードを叩いていると、だんだん手が冷たくなっていきます。
なんだか外にいるみたい!
かと言って眠気がなくなる訳でもなく、夢と現実の狭間で…コレを書いてます。

もう2時なので、かれこれ6時間。
まだ終わりません。
うわー。

保永育
※保永育
 素敵な人でしたよ。
 良くなればいいんですが…。
 

■さよならさよなら、またあした (シギサワカヤ)


★構成・概要 一般・恋愛話

本日は「さよならさよなら、またあした」です。
ようやく読めました。
やっぱり、じっくりと見たいですもんねー。

くくりは「ウィングス・コミックス」
いちおう想定としては、大人な女性みたい。
あー、なるほど。
えっち系というソレではなく、精神的にそうした感じ
実にいいお話ではあるんですけどね。
ただ、読んで元気になるというより、じんわり沁みるようなものでした。

1冊まるまるの長編もの。
収録話が実際の時系列とバラバラになっているのが特徴。
各話でのなにげない事情が後にフォローされており、深く作品世界に浸れます。
扱っているテーマは深刻なものでしたが、重過ぎることなく、楽しく描かれていました

泣けるお話ですよ
良かったですぅー。

なんと、産経ニュースでも紹介されていました。
よろしければ参考にどうぞ。
(※こちら 【サブカルちゃんねる】 コミック 「さよならさよなら、またあした」

★収録話 12話収録

先天性な異常で、生まれてから20歳まで生きられるかどうか、と医師から言われた「保永育」
そんな彼女が突然に求婚したのは、3年生の際に赴任してきた教師「小林正嗣」だったのです。
故あって、実は過去から逃げていた「正嗣」
「育」との触れ合いから、考えを改めるようになるのでした。
大雑把ですが、だいたいそんなん。

003:「さよならさよなら、またあした」
そんなこんなで、こちらが表題作。
2ページ目で、いきなり教師「小林正嗣」に結婚を申し込んだ「保永育」という図が。
べつに交際していた訳でもないのに、卒業式に凄いですわね。
そんな経緯で結婚した2人の生活が描かれています。

ちょっとした深い描写はあるものの、この時点ではまだラブコメちっく。
これから色々と掘り下げられるので、基本をしっかり押さえておいて下さい。

023:「そういう関係。」
いきなりキャラも舞台も変わって、こちらはOL「樋口万喜(ひぐち・まき)」と「武田直輝」のカップル。
オフィス恋愛ですね。
さらりとしているようで、チクチク刺している「直輝くん」が凄い。
恋愛強そうでしたよー。

樋口万喜
※樋口万喜
 もう1人のヒロインです。うまくメイン話と絡んでいました。

039:「それはとてもむずかしい。」
前話から続くような感じで、友人「育さん」のもとに遊びに来る「万喜さん」
視点は「正嗣くん」ですね。
他愛ない話をきゃらきゃらしているようで、ちゃんと理解している「育さん」が凄い。
女性はあーしたもんでしょう。

051:「回り道」
8ページのこちらは「育」・「万喜」の過去話。
視点は当時委員長だった「万喜さん」
泣くとは違いますが、非常に良い話です。

059:「かわいいひと」
こちらは「直輝くん」の先輩「川井」の第三者視点で、「直輝」・「万喜」のカップルを眺めるというもの。
社内で「万喜さん」がどれだけ恐れられる存在か、分かります。
いますね、こういう人。
そんな彼女に対する「直輝くん」はやっぱり凄い

069:「いつまでたっても。」
8ページのこらちは「育さん」の母親が主役のようなもの。
1話での求婚から、彼女の自宅を教頭と共に訪問していた「正嗣くん」
そんな2人に対するお母様が見事でした。
2週目でよくよく見てみると、なるほど後に校長から言われていた色々がよく分かりますね。
少なくともこの教頭は疑っていた様子ですし。

079:「サクラミチルチル」
「正嗣くん」視点の出会いエピソードですね。
タバコがキーワードになってます。
屋上の「育さん」とのやり取りで、当初は苦手だと感じていた彼。
慣れない女子校で、どっちが年上なんだか得体知れない雰囲気なので、そう感じるのは自然でしょう。
また、彼女のクラスでの立ち回り方と、それに敏感に反応していた「正嗣くん」に注目。

099:「緑のころ」
前話は「正嗣くん」視点の出会い話でしたが、こちらはその「育さん」視点。
そのため、オープニングは赴任挨拶の「正嗣くん」からとなっていました。
見抜いてますね
さすがは「育さん」、経験値が違います。
ここでは意外な特技も披露しておりました。
どう覚えたんだか。
また、前回台詞にあった”隠し芸”もここで披露。
まさかコレが次でネタになるとは思いませんでしたが。

オチがいいですね。
こうした何気ないやり取りが刺さったのでしょう。

117:「サクラチルミチル」
こちらがついに体育祭のお話。
仮装した「正嗣くん」が見れます。
なかなか可笑しい状態ですが、これまでの経緯もあって頑張る彼がため、驚くほどに良い盛り上がりとなっていました。
巧いなー。
「育さん」の体調とか、クラスの反応なども見れました。
その言動などもあり、なんとなく意識から遠ざけようとしていましたけど…やっぱり悪いんですね。
楽しいながらも、ドキドキ不安になりますよ。

141:「くらやみの温度」
前話と、なにげに忍者繋がりなこちら。
漫画で描かれているもう1組のカップル「万喜」・「直輝」の決着話。
深夜のオフィスで、成年漫画ならばえっちパターン。
雰囲気はすこぶる良く、彼はそんな考えだったようですが。

157:「engage」
お待たせしました、こちらが「育」・「正嗣」の結婚エピソード。
これまでに描かれている、唐突な結婚申し込みのその後ですね。
うっすらと示されていた、「正嗣くん」の過去について語られます。

今回の騒動とか、過去とか、彼の上司(校長)の叔母という設定が生きていました。
ふっと良い話を描いといて、軽く流すオチ部分が秀逸
どんなんかご期待下さい。

181:「…また、あした。」
そんな訳で、こちらが最終エピソードです。
時系列でも、最も時間は新しいもの。

詳細は明かせませんが。
途中までの「育さん」が、どうにもはっきり描かれていないところがポイントです。

えっと、コレはもうダメ
ひでるさんの涙腺は激弱なので、まともに見れませんよー。

告白の「育さん」
※告白の「育さん」
 こんなんが切っ掛け。右は体育祭での1コマです。

★絵柄

柔らかな作画。
黒がハッキリとしているものの、それなりに白比率があり、濃淡は適度なくらい。
描き込みも同様。
しつこくなく、見易いです。
さらりと流しているようでいて、実に丁寧。
背景や小物とのバランスにも優れています。
どちらかというとリアル寄りなキャラと、よく調和しておりました。
シリアスもコメディーもお上手なので、すっとお話が入りこんでくると思います
↓表紙とかカラーだとやや敷居が高く見えますが、白黒原稿だともう少し馴染み易い感じですよ。

★その他

「シギサワカヤ」センセでした。
ブログでは初単行本「箱舟の行方」、前後編の「九月病」、そして「溺れるようにできている。」の3冊を紹介しています。
取り上げるのはだいぶ久しぶりですね。

アマゾンで見たところ、年明け1月にも「未必の恋」なんて新刊がリリースがされるみたい。
こちらも楽しみです。

さよならさよなら、またあした (ウィングス・コミックス)さよならさよなら、またあした (ウィングス・コミックス)
(2011/11/25)
シギサワ カヤ

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tag : ラブコメコメディー

■妹いじりとママあそび (蛙子丁字)

★まんがデーター [10/15]
・絵   :■■■□□
・話   :■■■□□
・独創性:■■■■□
・属性 : [成年]調教・近親
・おまけ: あとがき・ラフ絵、カバー裏に別絵
・その他: 短編×9(うち「ご主人様!私もお姉ちゃんみたいに調教して下さいっ!」×3、
      「新人介護士 春崎あずみ~強いられた肉穴老人介助~」×3)

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「蛙子丁字(かわず・こちょうじ)」センセの「妹いじりとママあそび」です。

こないだ遠出したんですが。
帰りに東京駅で、なんだか忘れましたがお弁当買って帰ったんですね。
店は「eashion」さんだっけかなー。
これが、やたら美味かったです。
ペロリと平らげてしまいましたよ。
最近の弁当は凄いですね。

ハルくんの母親、妹「メイちゃん」
※左:ハルくんの母親、右:妹「メイちゃん」
 キャラ年齢によるバランス違いをご確認下さい。
 

■妹いじりとママあそび (蛙子丁字)


★構成・概要 近親系 成年漫画

本日は「妹いじりとママあそび」です。
タイトルそのまま、母親とか妹が登場するお話が…多め。
いちおう近親系ですね。

収録は2本の中編と、短編群。
うち、短編はタイトルから想像されるような近親モノなんですが、中編は2本ともジャンル違い。
どちらも調教っぽいお話になっていました
また、特に後半の連続話は老人相手の介護士で、母でも妹でもないです。
その漫画が濃く、脳に刻まれる(笑)ため、あまり近親っぽい印象ではありませんでした。
あまりタイトルとか↓表紙に引っ張られない方が良いかも

★収録話 9話収録

005:「マママンゾク」
父親の海外出張がため、他の男とえっちしていた母を目撃した息子。
相談したネットの返事にあった、欲求不満の解消を自ら行うこととしたのでした。
浮気するならバレないように。
「ハルくん」という息子さんは、絵的には小学校高学年くらいに見えるんですけど、その割に幼い感じ。
彼が寝込み襲うシーンが良かったです。
親を気づかうイイ子なんですが、母親はずいぶんあっさりしてるのね。
えろい事してしまってるほど追い詰められてしまったのだから、少しは反省なさい。

029:「ご主人様!私もお姉ちゃんみたいに調教して下さいっ!」 前中後編
電車でよく合う男性「藤堂伸一」に一目惚れをしていた妹「相馬美幸」
しかし、姉「晶」が付き合っていたのは、その男性だと知ってしまったのでした。
その混乱がおさまらぬうち、意外な接触をしてきた「伸一」に対し、「美幸」はあるお願いをするのです。

…だいたいそんな感じ。
伏せてもタイトルでどんな展開かバレちゃうねー。
前編は後の調教えっちと、「美幸さん」の単独プレイ。
また胸大きくなったんじゃない?
とか、彼女はお姉ちゃんに言われる巨乳さんでした。
話が大きく流れる中編。
なぜか彼との交際を認めない姉。
そうするうち、なんと「伸一」から接触してくるんですが…元々好きだった相手とはいえ、あんなん見せて来る野郎にそーするものかなぁ
あまりな展開に彼は調子にのってましたけど、そのうち痛い目見そうですね。
調教開始な後編。
お尻とか野外とか、まー飲み込みが早い。
お姉ちゃんに対する態度は、こんな状況ではあれが正解でしょう
揉めてほしかったな。

妹「相馬美幸」
※妹「相馬美幸」
 可愛い妹さんでした。これはお尻特訓中。

097:「ママん子」
こちらも母子の近親。
先のエピソードとちょうど逆で、母親が息子の寝込みを襲うパターン。
だいぶアルコールが入っていたし、慰めてくれる相手もいないようだったので…こちらのが現実味あるかな。ないか。
お話のポイントは、その後は彼がえっちをせがむところ。
そうでしょうねー。
若さを前面に、かなり頑張ってましたよ。

117:「ダメッ!お兄ちゃん」
妹「メイ」ちゃんと、お兄ちゃんの近親モノ。
妹をガッチリ女として意識していた彼は、ついに寝込みを襲ってしまうのでした。
貧乳な妹キャラはこちらのみ。
ロリキャラお上手ですね
触覚のような、2本のアホ毛な娘さんでした。
オチを見る限り、もう後戻りはできませんねー。

137:「新人介護士 春崎あずみ~強いられた肉穴老人介助~」 前中後編
特別養護老人ホームで働く、新人介護士「春崎あずみ」さん。
しかし、その施設はえっち当たり前という、トンデモなところだったのでした。

ヒロインとか、えっち設定はいいんですが。
えー、登場する老人ですね。
コレが悪い感じに目立ち、半ばコメディーちっくなクドさ。
これが漫画全体のイメージを握ってしまうくらい、かなり濃いめのキャラとなっているのでした。
こうしたのが苦手な人はちょっと難しいかも。

前編は老人「北村」にいきなり色々される「あずみさん」
彼のテンションが高く…クドクドしいなぁ。
「あずみさん」のお尻がキュートでしたよ。
そちらに続く中編は、彼女の独りえっちと、複数えっち。
もう抵抗しなくなっちゃいましたよ。
どーでも良いですが、皆さんお元気ですねぇ
後編はすっかり施設に慣れた「あずみさん」です。
先輩もまざり、複数えっちとかしていました。

新人介護士「春崎あずみ」
※新人介護士「春崎あずみ」
 なんだかこの漫画が全てもってっちゃった感じよ。

★絵柄

グレーな世界のデジタルな作画。
全体的に色がついていて、白比率は少なめ。
ただ、灰色で濃くはなく、うっすらとした色彩でした。
描き込みはやや細かめというくらい。

キャラは身長あるものの、漫画っぽい可愛らしさがあります。
ロリから母親まで幅広く、どちらも良い雰囲気
個人的には、ロリ系のがいいかな。
さっぱりとした絵のタッチなので、アダルトのがお似合いかと。

概ねまとまっていたものの、たまに崩れ・乱れがあるかな。
じっくり見るとそんな感じでした。
また、たまに背景のが強い時があります。
そうした全体バランスとか、一部表現がもう1つですかね。
漫画の流れ・繋がりや台詞・表情は良かったと思います。

リンクしている↓表紙・裏表紙のカラー絵は、白黒よりも柔らか。
微妙に異なるかと。
DMM」にサンプルがあったので、そちらが判断に便利です。

★その他

そんな訳で「蛙子丁字」センセでした。
これが…5冊目くらいなのかな。
上下巻の単行本なども出されていたようでした。
ひでるさんはこちらが初見。

色々と書きましたが、そう大きなマイナス点のない単行本でした。
巻末のラフ絵は、可愛いキャラから色っぽい方まで非常に良い感じ。
雰囲気的に、一般えっち系のが合うかも。

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(2011/11/25)
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tag : コメディー

■盗視!エロスカウター (さかきなおもと)

★まんがデーター [11/15]
・絵   :■■■□□
・話   :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : [一般]ラブコメ・アイテム
・おまけ: あとがき、合間にネタ絵、
      カバー裏に別絵・各話解説。
・その他: フルカラー(180P)、5話(全て表題作・1巻完結)

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「さかきなおもと」センセの「盗視!エロスカウター」です。

CMでも話題の「マルちゃん製麺」を食べました。

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(2011/11/07)
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ひでるさん食べたのは豚骨味。
細麺ですねー。
確かに、麺は乾燥麺でないみたい
普通の袋麺と混ぜて食べると、その違いが顕著。
ああ、コレは本気で美味いですよ。

如月ミキ
※如月ミキ
 優等生です。ヒロインとして、もうひとインパクト不足してたかなぁ。


■盗視!エロスカウター (さかきなおもと)


★構成・概要 フルカラー・一般ラブコメ

「盗視!エロスカウター」です。
携帯の漫画サイト「まんがこっち」にて連載されていたものが単行本化となったようです。
そんな訳で、オールカラーな1冊となっていました。
いいんじゃないでしょうか。

成年マークはないものの、お話には必ず直接行為が差し込まれる、一般えっち系。
1冊まるまるの長編ストーリーです。
各話にて、異なるヒロインが顔見せるのが基本。
複数回登場の娘さんもありました。
だいたい1話は16ページ。
扉絵で必ず1ページ使われいたものの、読み応え的には十分なくらい。
いちおうメインヒロインもおり、キャラによってはちらほら別エピソードでも存在感を発揮しています。

★収録話 11話収録

バイト生活を経験しつつも、どうにか就職した主人公「雉本英太(きじもと・えいた)」
しかし、希望でない営業職に転属させられた彼は、厳しいノルマとイヤミな上司に追われる毎日を送っていたのです。
ふらふら歩いていた彼は、事故に遭いかけるんですが。
とある男性に危機一髪で助けられ、壊れた眼鏡の代わり新たな眼鏡を貰ったのでした。
その眼鏡こそ、相手の性的興奮を数値化する、”エロスカウター”という優れモノだったのです。
大雑把ですが、だいたいそんなん。

そんな訳で、冴えないサラリーマンだった彼が、アイテム”エロスカウター”によって奮闘するお話です。
即、ではないものの、早めなえっち展開。
ヒロインとの関係とか、謎の男性の正体とか、お話的にもがんばっておりました

結構良い感じだったんですが、個人的にはラストが…。
あれだけはっちゃけていたのだからこそ、オチは静かなのが良かったなぁ。
設定とか、もう1歩踏み込めていれば、また全然印象が違ったかもしれなく、勿体ない印象でした

003:Scout 1
こちらはメインヒロイン、憧れの「如月ミキ」さん。
似合ってますよ!
そんな一言に喜んでいましたが。
そもそも、メガネを替えた、雰囲気変わっている、という事に気付く時点で、そこそこ好意を持たれてるでしょう。
ちょっと羨ましいぞ。
痴漢の手から見事救出していたんですが、お前さんが続いてどうする(笑)
なお、2周目だと、また違った感覚で読めると思いました。

019:Scout 2
以前の「ミキさん」が冒頭に。
ああ、こりゃー憧れて当然か。
こちらのえっち相手は得意先の受付嬢「宮村」さん。
エロい娘さんでしたが、あの場所でのえっちは、こちらがドキドキ。

035:Scout 3
こちらは天敵と言うべき、経理課の「麻倉陽子」さん。
普段の言動と違い、見かけによらない、可愛らしい彼女が見れます。
いいんじゃないでしょうか
なお、謎の男性が再び接触してきて、色々と説明してくれていました。

経理課「麻倉陽子」、メイドカフェの「樫本由梨」
※左:経理課「麻倉陽子」、右:メイドカフェの「樫本由梨」
 普段とのギャップと後半がため、「麻倉さん」が良かったです。

051:Scout 4
前回のアレで気まずさはあるものの、そう悪くない雰囲気の「ミキさん」
こりゃ、イケるでしょー。
さっそく2回目のえっちとなっていました。
今度は深夜オフィスでのえっちです。

なお、ちらほら顔を見せている、彼の上司。
ああいう人いるよねー
台詞は現実にありがちで、人よってはげんなりしそう(笑)

067:Scout 5
前話から続き、経理課「麻倉さん」が存在感を見せていました。
いいキャラだったので、大歓迎
1話だけは勿体ないですもんねー。
えっち相手は、メイドカフェの「樫本由梨(かしゆり)」ちゃん。
休憩中ながらメイド衣装。
オチがちょっと面白い感じでした。

083:Scout 6
隣に引っ越してきた「西野真由美」さん。
声優志望という可愛らしい娘さんでした。
入りこんじゃうタイプね。
前半の泣いてるシーンが好き。

099:Scout 7
こちらが折り返しエピソードかな。
ネタばらし回です
けっこうあっさりと男性の正体が描かれておりましたね。
なお、こちらも1話目と同じく痴漢されていた「ミキさん」です。
そういう体質なのかな。

115:Scout 8
経理課「麻倉さん」の2回目。
ようやくですね。
わざわざ訪ねて来る、可愛らしいところを見せていました。
とある事情から、”エロスカウター”をつけてる彼女に注目。

131:Scout 9
前話の続き。
このあたりからラストエピソードかな。
こちらは担当ナース「大本真希乃」さん。
濡れ・透け描写が見られます。
ノーブラなんですけどね、彼女。

147:Scout 10
163:Scout 11
そんな訳で、こちらが実質の最終章。
詳細は伏せますが、10話はノーマルエンディング、11話は裏話みたいな風情。
その11話は、綺麗に終わりそうだったんですが…ううむ。
でも、全体的には面白かったですよ。

声優志望「西野真由美」、ナース「大本真希乃」
※左:声優志望「西野真由美」、右:ナース「大本真希乃」
 サブキャラも魅力的でした。

★絵柄

本編もカラーなので、判断は↓表紙・裏表紙で良いでしょう。
全体的にちょっと鋭角的。
やや縦長で細身なスタイルで、どちらかというと可愛い系統かと。

落ち着いた感じの色彩。
描き込みは適度だと思います。
コマ割りは比較的細かめで、”ややごっちゃり”というくらい。
背景は単色でこざっぱりしているなど、メリハリあって見辛さはありません。

そう目立つことはないものの、表情や動きに硬さあり、バランスに影響しています。
コメディーちっくなはっちゃけ描写があり、だいたい派手めな表現。
漫画の流れなどには、ストレスを感じませんでした。
癖は強めなので、人を選ぶと思います。

★その他

「さかきなおもと」センセでした。
こちらで3冊目くらいなのかな。
ブログで紹介はしておりませんが、過去2冊はどちらも見覚えがあり。
たぶん、読んでいたような気がします。

フルカラーな単行本は、だいたい紙質も良いものであること多いんですが。
こちらはある程度なものみたい。
紙の知識深くないんで、よくは分かりませんけどね。
ただ、それがためか漫画らしいボリュームとカラー原稿、そしてそこそこ価格を実現しておりました。
パフォーマンスに優れた1冊だと思います

盗視!エロスカウター (ニチブンコミックス)盗視!エロスカウター (ニチブンコミックス)
(2011/11/28)
さかき なおもと

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tag : サラリーマンコメディーラブコメ

■迎撃商店街 (堀博昭)

★まんがデーター [13/15]
・絵   :■■■■□
・話   :■■■■□
・独創性:■■■■■
・属性 : [一般]コメディー・変態
・おまけ: あとがき・予告カット絵、
      カバー裏にキャラカード。
・その他: 折り返しにコメント、カラー(4P)、
      8話収録、現在1巻まで発売中。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「堀博昭(ほり・ひろあき)」センセの「迎撃商店街 Geigeki Shoutengai 1巻」です。

詳細はまだ書きませんが。
最近は慣れないことの連続で、くるくるしています。
とりあえず、同時進行で引っ越しがあるため、準備中。
梱包してます。
…多いですね、本(笑)

いっぱい・いっぱいです。
年明けまではなんとか頑張ろうと思いますが…。

立花遥
※立花遥
 ロングな黒髪の可愛らしい娘さんでした。

■迎撃商店街 1巻 (掘博昭)

★構成・概要 一般・えっちコメディー

本日は「迎撃商店街 Geigeki Shoutengai 1巻」です。
巻数表記そのまま、2巻以降に続く長編漫画。
コレ、どこまで続くんでしょう。

えっちコメディーですね。
本編の変態ちっくなプレイとか、可笑しげなやり取りとか、楽しい仕上がり。
また、漫画中には文字とか絵でちらほら挟みこんでいたり、登場人物のお名前とかで軽いお遊びもされていました。

一般ながらの派手なえっちシーンが最大の売り
結構はっちゃけたプレイが描かれておりました。
そんなんですから男女とも半裸とか全裸は多く、直接えっちもあります。
当然ながらバストトップもバンバン露出しており、髪とか湯気で隠れたりはしていません。
局部はやっぱり修正ありましたが、エロスとしては十分だと思います。

★収録話 8話収録

大学生の「立花遥」は、成長から思考までがまだ幼い天然さん。
ある日、6年前まで隣に住んでいた、近所のお兄ちゃん「高橋克也」が下宿することとなったのでした。
憧れな相手との同居に、浮かれていた「遥」
しかし、彼の真の目的は、笛山商店街の地上げだったのでした。
「遥」の幼馴染みで、神社の娘「吉弘奈々」はそれを察知。
商店街の女子会にて危機を訴えたのでした。

001:第1話
学校から帰宅した彼女を待っていたのは、手足を拘束された、プレイ中のような「克也くん」でした。
…そんなんがいきなりのカラー原稿部分。
はっちゃけてますね。
しかし、性的知識ゼロな「遥ちゃん」はそんなんを勘違い。
感じるままにエロい行為をしています。
その貧乳はまだお預けでしたが、けっこうたっぷりページでした。
可愛い縞パンでぐりぐりしてます。

025:第2話
こちらは友人「奈々さん」
商店街の中心という吉弘神社に現れた「克也くん」は…あっさり撃退されてます。
前回と同じような拘束状態になるんですが、なにやら不思議な能力があるようで、じわじわ「奈々さん」もえっち行為に引っ張られるのでした。
女性をSちっくな感じにさせる、何らか魅力があるのかな。
巫女服が楽しめますよ。

角隈ユリ
※角隈ユリ
 お気に入りですが、1巻はこのくらい。

045:第3話
こちらは書店の店主「城井暁美」
彼女のもとには、下半身丸出しにした「克也くん」が。
いや、一般漫画で良かったですね。
上はスーツ姿で花背負っており、普通にしてれば「遥ちゃん」の言うように格好良いと思うんですが。
ちなみに、「暁美さん」の書店では成人コーナー撤去したのだとか。
少しでも残してよー。
ちゃんと地上げしたのはコレが初めてですね。

065:第4話
こちらは「遥ちゃん」の母親「明子」さん。
経緯は不明ですが、お風呂でのマットプレイです。
どんどんエロくなりますね、この漫画(笑)
ここで2人の行為を目撃したことで、彼にラブラブだった「遥ちゃん」も気付くこととなるのでした。
↓表紙のようなイメージね。

085:第5話
えっち担当ではなかったものの、女子会に参加していた花屋「角隈ユリ」さんが良いですね。
フリフリな衣装で、冷静に分析をしておりました。
メインは電気屋「一萬田怜」さん。
アレはちょっと怖い。
ただ、さすがに”2秒で情交”というだけあって、かなり健闘しておりました。

しかし、どーでもいいですが。
この商店街は様々タイプの女性がおり、絶対男子に人気あると思う

105:第6話
「遥ちゃん」・「奈々さん」の露天風呂シーンで始まるこちらは、再び「遥ちゃん」
メインヒロインはほったらかされがちなので、いいと思います。
胸の話題が出ていたそのまま、彼女の貧乳が楽しめますよ。
直前までで、実際にシテはいないんですが、お話のポイントになりそうです。

しかし、トラップの描写が凄い。
あんなんでは寝れないってば(笑)

123:第7話
ぴっちりなボンテージ衣装の似合う主任「宗香蘭」登場。
2人のおかしなえっち対決が見ものです。
「香蘭さん」は髪の毛自在に操ってるような感じでしたよ。

143:第8話
こちらはクリーニング店の「蒲池まゆ」さん。
おっとり主婦なタイプです。
いままでとは逆でSちっくな「克也くん」が見事に陥落させておりました。

この漫画2巻はどんなんになるんでしょうか。
「ユリさん」の登場を期待して待ちたいと思います。

吉弘奈々、主任「宗香蘭」
※左:吉弘奈々、右:主任「宗香蘭」
 このむちむちな感じがいいですねー。

★絵柄

ごくごく綺麗なデジタル絵柄。
さらりとした清潔感と、コテッとしたエロス具合がありました

しなやか・柔らかな細線。
丁寧で描き込みは細かく、背景などもきっちり。
濃淡はデジタルな灰色で全体は色づいており、また黒が特に強い印象。
この黒の存在がため、デジタル特有の中途半端な色彩で終わることなく、きゅっと綺麗にまとまっていました。
ああ、お上手な方ですねー。

身長のあるキャラ絵で、お姉さん系統な感じ。
可愛い系統からアダルトまで巧く、どちらかというとリアル寄りでした。
細身ながら出るところはたっぷりで、スタイル良いですね。

多少表現が派手でしたが、それはジャンルのため。
目立つような乱れ・崩れもなく、漫画もお上手な方でした。
個人的には、ややバランスが気になるところがありますが、些細なこと。

わずかながら裏表紙・背景のカット絵か、あるいは↓表紙などで判断下さい。
そう大きな差はないと思います。
というか、白黒絵のが雰囲気良いので、プラス判定でも大丈夫。たぶん。

★その他

そんなこんなで「掘博昭」センセでした。
こちらのブログでの紹介はこれが初めて。
…というか、ひでるさんはセンセの漫画コレが初見です。
もしかしたら続き単行本というのも初めてかもしれません。

ちらほら絵はお見かけしていたんですが…。
なんとなーく、ちがうかなーと肌に感じていたので、ずっと避けていました。
今回手に取った決め手は、
これが超次元エロスだ
という、紹介帯の文言。
それに引っ張られたんですねー。
超次元エロスを体験してみようと。
また、↓表紙絵が良く、いままであった違和感がなかった、というのもあります。

HPにお邪魔したところ、
奇跡のような巡り会わせでココまで下らない漫画が 一冊にまとまりました
そんな事が書かれていましたよ。
まさに一期一会ですわね。

迎撃商店街 1巻 (ヤングコミックコミックス)迎撃商店街 1巻 (ヤングコミックコミックス)
(2011/12/09)
堀 博昭

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tag : バストトップコメディー

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 まんがとの出会いは一期一会。そんな、漫画の魅力についてのんびり書きたいと思います。
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