■パーペキ!お姉さん (永野あかね)
★まんがデーター [12/15]
・絵 :■■■■□
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : OL・コメディー
・おまけ: あとがき、カバー裏に別絵(裏表紙はリンク)、
加筆修正あり。
・その他: 携帯待ち受けFLASHプレゼント、ブックマーク封入、
カラー(39P)、折り返しにコメント、
短編×9+ショート・4コマ(2話以外は全て表題作)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「永野あかね(ながの・あかね)」センセの「パーペキ!お姉さん」です。
いきなりですが、紹介帯の文言。
「フルカラーコミック大量投入!!」
…なんだか……いまいちピンとこない文言ですね。
えー、コミックというのは正確に…
コミック [comic]
(1)漫画。劇画。
(2)コミック-オペラの略。
※goo辞書より
だよね。
それだと”漫画”ですわね。
”フルカラー”、”大量投入”は意味そのままでしょうから、”カラー漫画がいっぱい収録されてるよー”ということで、間違ってはいないのか。
ただ、単純に”カラー○○ページ”と書いた方が伝わり易いのでは。
※沖早苗
あちこちのオフィス描写としても、大げさではない程度になってます。
さて、「永野あかね」センセの新刊です。
こちら「パーペキ!お姉さん」はそこそこ多め(※39ページ)なカラー部分と、白黒ページによる単行本でした。
全部でも128ページ程度。
全て表題作であれば良かったんですが、他短編が収録されているほか、イラストのみのページもあり…ぶっちゃけ内容としては薄め。
ただ、「永野あかね」センセの描かれるOLさんは、むちむちとしたスタイルとパンストが良い感じで、またヒロイン「沖早苗」さんは非常に魅力的なキャラでした。
たとえマイナス面があっても、見逃せない単行本でしょう。
第2営業部の「沖早苗」
性格からスタイルまで良く、仕事もバリバリとこなす完璧OLでした。
また、同僚への面倒見も良く、男子社員へのサービスも頻繁であり、男女どちらからも人気だったのです。
そんな時、ニューヨークから以前の人気ナンバーワンという「美星麗子」が戻ってきて…と、だいたいそんな感じ。
「早苗さん」を中心とした、オフィス・コメディーという漫画。
カラー部分(フルカラーコミック)はショート漫画と4コマによる構成。
白黒部分(ロングバージョン)は18~20ページ、番外編というべき「スケスケ!お姉さん」が6ページになっていました。
※美星麗子
空回りライバルキャラです。目立ちますね。
ヒロインの「早苗さん」
男子社員の妄想から、シャワー・お風呂シーンなどで、ちらほらと全裸にされています。
さらに透視能力を得た「三宅」くんのショート番外編「スケスケ!お姉さん」では、その視線をばっちりと受けていました。
本人は適度に無防備で、「永野あかね」センセお得意のパンチラならばより頻繁。
何故かよく物を拾ってました(笑)が…足伸ばしたままというのは、本来であれば確信犯ですよね。
しかも、後ろで見てても怒らないんですよ、彼女。
実にいい娘です。
また、そこそこ天然ながら、あちこちの行動が”勝手に良く解釈される”という運の持ち主。
ここは普段の言動がためなのでしょう。
仕事の出来る描写はちょろっとだけでしたが、あの気が回る様は上司・同僚にとってはありがたいもの。
それでいてガツガツしているようでもなく、OLさんとしてはまさに”完璧”の称号が相応しい方でしょう。
そのような「早苗さん」なんですが、家では一転してぐーたらしており、半裸で酒飲みながらゲームしているんですね。
この漫画の凄いところは、”彼女の完璧でない部分”がしっかりと描写されているところ。
食についてちらほら執着心を見せているほか、また会社での飲み会ではいちおう顔を出していたものの、早々に切り上げています。
皆で旅行に行った際もそんな感じでした。
ゲームの続きができ、自由に振舞える家がお好きなようです。
新人の教育を「麗子さん」と共に頼まれた際も、ライバル心を燃やす彼女に対して、内心ではかなりドライなことを考えています。
ちなみに、「麗子さん」はお話でえっち担当みたいな位置付けとなっていましたが、はっきり言って彼女は安売りし過ぎですかね。
性格的にもライバル「麗子さん」は強く、漫画で目立っていたのは彼女。
(※何度か直接えっちシーンがあります)
勝手に対抗心を燃やして暗躍していた「麗子さん」が、ちょっとした「早苗さん」の行動によってあっさり逆転されるというパターンでした。
魅力的な良いキャラではあったものの、典型的ライバルという「麗子さん」に対し、我関せずという「早苗さん」は連続・短編の主役として描かれるにはややパンチが弱く、動かし辛く、扱いにくさがあったのかもしれません。
また、どちらか男性との恋愛へ傾かせてしまうと、魅力がなくなってしまうと思います。
内心は置いといて、やっぱり「早苗さん」はそつのない優等生キャラ。
チラ、ポロはあっても、えっちさせることも難しいでしょうねぇ。
※家の「早苗さん」
ぐーたらで、母親と口論してます。彼女はこの落差がいい感じ。
他短編のうち、「宝毛IPPON!」はヒロイン「梨乃」さんの背中に生えた長い毛のお話。
抜かない方が良いとされてますよね。
ひでるさんは実は左手にあったりします。
なんとなく抜かないようにしてます。やっぱり、いちおう。
もう1つの「ハナハウス」はファンタジーちっくなシリアス話。
この漫画集では、ちょっと浮いてる感じでした。
できるのなら…他短編でなく、やっぱり「早苗さん」のエピソードが見たかったですね。
そうでなければ、お色気ラブコメ的なもののが、まだ読者の期待に沿っていたように感じます。
適度な濃淡の安定した絵柄。
売りであるカラー部分は肌・服の質感が良く、健康的なお色気を振りまいています。
適度にユルいコメディー話でサービスシーンも豊富。
それでいてややこしい恋愛要素もなく、もしかしたら「永野あかね」センセにもっとも合った漫画タイプなのかもしれません。
また、ヒロインの「早苗さん」もそうした感じに見事ハマっていたように思います。
内容と比較してコスト的にはちと高めかもしれませんが、良い部分が遺憾なく発揮されておりました。
オススメです。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・売りのカラー原稿はもちろん、白黒ページもすっきり綺麗でした。
・純粋にサービス部分を楽しむ漫画です。
・OLさん好きにはたまらないキャラでしょう。本音も含めて可愛いくまとまっています。
合計:[12/15]
やっぱりOLはパンストですねー。
今でもまだ続いているそうなので、次を楽しみに待ちたいと思います。
★「永野あかね」センセの漫画紹介記事
[セイギクラブ] 学園・正義の味方話の長編。
[カナ式!ラジオスター] ラジオ・アイドル。1巻完結。
[おとミヤ!] アパート系ラブコメの長編。
[ラブケア~永野あかね作品集] 軽いえっち・ラブコメ
[トキメキ☆とらいあんぐる] アイドル・ラブコメ
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・絵 :■■■■□
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : OL・コメディー
・おまけ: あとがき、カバー裏に別絵(裏表紙はリンク)、
加筆修正あり。
・その他: 携帯待ち受けFLASHプレゼント、ブックマーク封入、
カラー(39P)、折り返しにコメント、
短編×9+ショート・4コマ(2話以外は全て表題作)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「永野あかね(ながの・あかね)」センセの「パーペキ!お姉さん」です。
いきなりですが、紹介帯の文言。
「フルカラーコミック大量投入!!」
…なんだか……いまいちピンとこない文言ですね。
えー、コミックというのは正確に…
コミック [comic]
(1)漫画。劇画。
(2)コミック-オペラの略。
※goo辞書より
だよね。
それだと”漫画”ですわね。
”フルカラー”、”大量投入”は意味そのままでしょうから、”カラー漫画がいっぱい収録されてるよー”ということで、間違ってはいないのか。
ただ、単純に”カラー○○ページ”と書いた方が伝わり易いのでは。
※沖早苗
あちこちのオフィス描写としても、大げさではない程度になってます。
さて、「永野あかね」センセの新刊です。
こちら「パーペキ!お姉さん」はそこそこ多め(※39ページ)なカラー部分と、白黒ページによる単行本でした。
全部でも128ページ程度。
全て表題作であれば良かったんですが、他短編が収録されているほか、イラストのみのページもあり…ぶっちゃけ内容としては薄め。
ただ、「永野あかね」センセの描かれるOLさんは、むちむちとしたスタイルとパンストが良い感じで、またヒロイン「沖早苗」さんは非常に魅力的なキャラでした。
たとえマイナス面があっても、見逃せない単行本でしょう。
第2営業部の「沖早苗」
性格からスタイルまで良く、仕事もバリバリとこなす完璧OLでした。
また、同僚への面倒見も良く、男子社員へのサービスも頻繁であり、男女どちらからも人気だったのです。
そんな時、ニューヨークから以前の人気ナンバーワンという「美星麗子」が戻ってきて…と、だいたいそんな感じ。
「早苗さん」を中心とした、オフィス・コメディーという漫画。
カラー部分(フルカラーコミック)はショート漫画と4コマによる構成。
白黒部分(ロングバージョン)は18~20ページ、番外編というべき「スケスケ!お姉さん」が6ページになっていました。
※美星麗子
空回りライバルキャラです。目立ちますね。
ヒロインの「早苗さん」
男子社員の妄想から、シャワー・お風呂シーンなどで、ちらほらと全裸にされています。
さらに透視能力を得た「三宅」くんのショート番外編「スケスケ!お姉さん」では、その視線をばっちりと受けていました。
本人は適度に無防備で、「永野あかね」センセお得意のパンチラならばより頻繁。
何故かよく物を拾ってました(笑)が…足伸ばしたままというのは、本来であれば確信犯ですよね。
しかも、後ろで見てても怒らないんですよ、彼女。
実にいい娘です。
また、そこそこ天然ながら、あちこちの行動が”勝手に良く解釈される”という運の持ち主。
ここは普段の言動がためなのでしょう。
仕事の出来る描写はちょろっとだけでしたが、あの気が回る様は上司・同僚にとってはありがたいもの。
それでいてガツガツしているようでもなく、OLさんとしてはまさに”完璧”の称号が相応しい方でしょう。
そのような「早苗さん」なんですが、家では一転してぐーたらしており、半裸で酒飲みながらゲームしているんですね。
この漫画の凄いところは、”彼女の完璧でない部分”がしっかりと描写されているところ。
食についてちらほら執着心を見せているほか、また会社での飲み会ではいちおう顔を出していたものの、早々に切り上げています。
皆で旅行に行った際もそんな感じでした。
ゲームの続きができ、自由に振舞える家がお好きなようです。
新人の教育を「麗子さん」と共に頼まれた際も、ライバル心を燃やす彼女に対して、内心ではかなりドライなことを考えています。
ちなみに、「麗子さん」はお話でえっち担当みたいな位置付けとなっていましたが、はっきり言って彼女は安売りし過ぎですかね。
性格的にもライバル「麗子さん」は強く、漫画で目立っていたのは彼女。
(※何度か直接えっちシーンがあります)
勝手に対抗心を燃やして暗躍していた「麗子さん」が、ちょっとした「早苗さん」の行動によってあっさり逆転されるというパターンでした。
魅力的な良いキャラではあったものの、典型的ライバルという「麗子さん」に対し、我関せずという「早苗さん」は連続・短編の主役として描かれるにはややパンチが弱く、動かし辛く、扱いにくさがあったのかもしれません。
また、どちらか男性との恋愛へ傾かせてしまうと、魅力がなくなってしまうと思います。
内心は置いといて、やっぱり「早苗さん」はそつのない優等生キャラ。
チラ、ポロはあっても、えっちさせることも難しいでしょうねぇ。
※家の「早苗さん」
ぐーたらで、母親と口論してます。彼女はこの落差がいい感じ。
他短編のうち、「宝毛IPPON!」はヒロイン「梨乃」さんの背中に生えた長い毛のお話。
抜かない方が良いとされてますよね。
ひでるさんは実は左手にあったりします。
なんとなく抜かないようにしてます。やっぱり、いちおう。
もう1つの「ハナハウス」はファンタジーちっくなシリアス話。
この漫画集では、ちょっと浮いてる感じでした。
できるのなら…他短編でなく、やっぱり「早苗さん」のエピソードが見たかったですね。
そうでなければ、お色気ラブコメ的なもののが、まだ読者の期待に沿っていたように感じます。
適度な濃淡の安定した絵柄。
売りであるカラー部分は肌・服の質感が良く、健康的なお色気を振りまいています。
適度にユルいコメディー話でサービスシーンも豊富。
それでいてややこしい恋愛要素もなく、もしかしたら「永野あかね」センセにもっとも合った漫画タイプなのかもしれません。
また、ヒロインの「早苗さん」もそうした感じに見事ハマっていたように思います。
内容と比較してコスト的にはちと高めかもしれませんが、良い部分が遺憾なく発揮されておりました。
オススメです。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・売りのカラー原稿はもちろん、白黒ページもすっきり綺麗でした。
・純粋にサービス部分を楽しむ漫画です。
・OLさん好きにはたまらないキャラでしょう。本音も含めて可愛いくまとまっています。
合計:[12/15]
やっぱりOLはパンストですねー。
今でもまだ続いているそうなので、次を楽しみに待ちたいと思います。
パーペキ!お姉さん (ヤングコミックコミックス) (2010/02/22) 永野 あかね 商品詳細を見る |
★「永野あかね」センセの漫画紹介記事
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