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■侵スベカラズ!!純血特区! (ほんだありま)

★まんがデーター [8/15]
・絵   :■■■□□
・話   :■■□□□
・独創性:■■■□□
・属性 : [一般]ラブコメ・耳
・おまけ: あとがき、
      カバー裏に千川静歌さんの「1巻目の補足」漫画。
・その他: 6話収録、現在1巻まで発売中。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「ほんだありま」センセの「侵スベカラズ!!純血特区! 1巻」です。


いきなりですが…「草野紅壱」センセ、おめでとうございます
こちらでも紹介しております、策略家な妹「高梨奈緒さん」登場の、「お兄ちゃんのことなんかぜんぜん好きじゃないんだからねっ!!」がTVアニメになるそうです。
これは凄い。拍手。
ぱちぱちぱち。
どんな感じの絵で動くのか、期待と不安が半々というところですが、すでにキャストは決定済み。
ざっと見て有名な方が並んでいたので、とりあえず耳触りについては問題なさそうです。
ちなみに、「コミックハイ!」のHPにあった省略系「お兄ちゃんのKZSNDっ!!」が面白いですね。
誰が考えたんだろう。
最初は文字化けかと思いましたよ。


さて、本日は久しぶりの「ほんだありま」センセです。
ブログでの紹介は、ゲーム漫画「ハミ+コン!」以来のこと(※2007-03-31)
実は、一般連載モノも読んでいたんですが…これがまたまっったく合わなかったんですよ。
結構期待していたんですけど、そちらは結局のところ1巻の紹介すら避けてしまいました。

神大侍花蓮、一人君親衛隊
※左:神大侍花蓮、右:一人君親衛隊
 「花蓮さん」はもう少し落ち着いた感じでも良かったのではないかなぁ

そうした流れでの、最新刊「侵スベカラズ!!純血特区! 1巻」ですね。
↓表紙・裏表紙そのまま、”なんちゃら耳”なキャラの登場する長編漫画です。
これがまたひでるさん的には微妙
あとがき部分に、
1巻目は設定描写がメインになってしまい、はっちゃけた話やお色気シーンが少ない~
と書かれていたそのままかな。
テキストが多め。
絵もお話もガチャガチャとややこしく、前半で失速
うーん、これでは2巻が見たいとは思いません。
すみません。


2020年に大流行した、人にのみ感染する”超致死率のウィルス”
それに対抗するため、人類は獣の遺伝子を注入する”獣化”によって、難を逃れたのです。
こうして、獣人があたり前という世界になったのでした。
それぞれに高い身体能力、特殊能力を与えた遺伝子操作でしたが、主人公「國領一人(こくりょう・かずと)」にはその恩恵なく、極端なほどの運動音痴。
しかし、体育でのダメっぷりとは裏腹に、何故だか女子から異常なほどの好意を寄せられていたのです。
バレンタイン当日、お隣さんの「芝崎文」と帰宅途中であった「一人」
いきなり現れた「神大侍花蓮(じんだいじ・かれん)」らに実は”人間”であったことを告げられた彼は、新日本政府が制定する「純血特区」に指定されてしまったのです。
こうして、守護・監視目的で先の「花蓮」ほか、「菊野代音々子」、「千川静歌」ら軍人さんとの同居生活が始まったのでした。
…ざーっと小走りに書きましたが、だいたいそんな感じ。

男女とも、なんちゃら耳なキャラばかりの漫画です。
そんなん好きな方はいいでしょうね。
突然3名のヒロインらと同居生活になった「一人くん」
彼女らとのドキドキ生活…っぽい描写は少なく、本人の意思とは無関係に監視下に置かれ、不自由な生活となる混乱が描かれていました。
ラブもコメも今後からかな。
1巻は全体的にドタバタ劇という雰囲気ですね

芝崎文
※芝崎文
 彼女の運動音痴には、また何らか理由あるのかな。

切っ掛けの1話目「特区指定」
女の子のなんちゃら耳はともかく、野郎はなんだかイヤねー。
風呂敷包みで抱えるほどのチョコレートをもらっている「一人くん」
帰路が同じということもあってか、「文さん」と一緒に帰っていたんですが…あれだけ彼モテるので、変な嫉妬されてそう。
彼女はまた丸眼鏡の控え目な娘なので、いじめられる方が輝きそうだしなぁ。
そんな2人の前に登場するのが、↓表紙を担当しているメインっぽい「花蓮さん」なのでした。
「文さん」に対してはまだいいとして、ああまで執拗にチョコを燃やそうというのは、なんだかよく分かりませんね。
我が国を滅ぼす…ッ、爆弾に等しい…ッ!!
とか言ってましたけど、それほど問題か?
(※「音々子さん」に突っ込まれてます)
この1話は特に設定・急展開が多く、チョコのくだりも彼女が暴走したことで、より訳分かんない感じに仕上がっています。
飛ばしたかと勘違いして、何度かページ戻ったりしました。
突飛な設定なので、もっとシンプルに攻めた方が良かったのでは。

そんな訳で、「一人くん」が貴重な人間であると示される、2話目「捨てられた仔犬」
3名との同居が始まるのがこちらから。
彼の母親の事情も描かれ、やや情報過多な感じ
遺伝子が貴重というのは分かりますが、イコール1人えっち禁止となるのはよく分かんない。
逆に採取・保存する~みたいになるのでは?
そうした状況ならば高値で取引できるだろうし。
またどうせ抑制させるなら、もっと彼の周囲で刺激してパンクさせた方が面白いかと思います。

セオリー通り、同クラス「花蓮さん」・「音々子さん」が編入される3話「告げられた理由」
アダルトちっくな「静歌さん」の制服姿が見れないのは、なんだか残念。
(※1人浮いてる姿を見るのも可笑しいと思ったんですが)
カバー裏でネタになってましたけど、裏方さんなので出番が少ないのねー。
2人が学校へ来たことで、大混乱になってます。
ここでのポイントは、彼がやたらモテる理由
なるほど。
…でも、こちらのエピソードで「花蓮さん」と対決していた彼女「つつじヶ岡美久」さんは、たぶん虎ですよね。
犬猫ならば納得感ありましたが、どうでしょう?

授業風景から発情期ほか、色々な事情が描かれている4話「ふたりは大器晩成」
もう、とにかくこうした説明が多いんですね。
なるほど世界についてはよく分かりますが、もっとほったらかしてていいのでは。
あるいは、それこそ欄外で解説するとか。
日本の英語教育みたいに、読み書きできないのに文法詰め込まれてるみたい。
”漫画に引き込まれないテキスト”が多いのです。

菊野代音々子、千川静歌
※左:菊野代音々子、右:千川静歌
 「静歌さん」の出番が少ないのが非常に残念。

5話「敵の正体」、6話「空の激闘」が1巻の最終エピソード。
明確な敵について描かれてます。
もう少しシンプルにして、あの救出劇を1話目にした方がスムーズだったのではないかなぁ。
5話での、警戒を強める「花蓮さん」と心理的に激突してしまうのはいいですね。
こんなん好き。
「一人くん」としては、まだ彼女らを信頼してないでしょうから。
ただ、あれだけ任務に忠実だった彼女が、機嫌損ねた程度で離れてしまうのは疑問。
実際にはちゃんとサポートされていたんですが、彼女はその認識なく…キチンと仕事しなさいな。
6話にて「音々子さん」が語っていた話はいい感じ。
それだけに、その後の「一人くん」ほかの流れはご都合的で軽く、ぶち壊し気味でした。
なお、えっちっぽいシーンがちらほら増えてきますが、ぜいぜいパンチラ・半裸程度のもの。
バストトップはNGみたい。ちぇー。

極細線の絵柄。
洗練されたデジタル画で、濃淡としては適度なくらい。
ただ、コマ割りは細かく、よく描き込まれているため、ページ全体に線が溢れかえっているような印象
かなりのごっちゃり感。
小さいコマに流れの上で重要な描写があったり、やたらテキストが多かったり…見辛いです。
ぶち抜き、重なりなどのほか、効果線などの表現がため、どうなっているのかよく分からない部分もちらほら。
基本的には巧い方なんですけど…。
今回ブログを書くにあたり、「運んでニャンコ!」、成年系「オトメ御開帳」などを引っ張り出して見てみました。
その頃のがキャラ・全体どちらもバランスはよく、心なしか線も丁寧でした。
確かにごっちゃり感は当時からありましたけれど、白スペースの使い方もその頃のが良かったような。
なんとなく。
1話の途中までは「双葉社」さんのHPで確認できますので、そちらを参考にするのが良いでしょう。

【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵3: 良いコマもありますが、とかく見辛いです。
・話2: こちらは巧くありません。表現的にも損をしているかな。
・独3: 読者はもっと高いエロスを期待してるのでは。
合計:[8/15]

個人的には、視点(主人公)を「一人くん」とするより、ヒロイン3名にした方が良かったかなーって思いました。
着替えとかお風呂とかサービス描写を稼げそうですし、振り回される側より、振り回す側のがコメディーちっくになるのでは。
なんだか、彼のストレスがこっちに伝わってくるような感覚もあったんですよ。

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tag : バストトップラブコメコメディーパンチラ

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