■お仕えします ご主人さま~家族のお値段~ (猫玄)
★まんがデーター [13/15]
・絵 :■■■■■
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : [成年]ラブコメ・メイド
・おまけ: カバー裏に漫画「番外編のつづき」・あとがき、
描き下ろし「家族のお値段 番外編」
・その他: 短編×10(うち「家族のお値段シリーズ」×9)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「猫玄(ねこげん)」センセの「お仕えします ご主人さま~家族のお値段~」です。
「数年前連載していた漫画のリライト」
そう単行本・あとがき部分に書かれておりました。
なんだろう、って調べてみたところ、2001年10月発売の「カリスマママ」が元漫画な様子。
ただし、リニューアルされているので、そちらを知らなくても大丈夫です。
さて、こちらで39冊目というベテラン「猫玄」センセ。
詳細は伏せますが、この直前に読んだ漫画がトンデモだったので、かなり安心(笑)して読めました。
新刊は「お仕えします ご主人さま~家族のお値段~」です。
※七海
メインヒロインです。けっこうドジっ娘な感じかと思っていたんですけど。
1話別短編があったものの、ほぼ表題作の長編な単行本。
先のリライト~で調べていたところ、そう「お姉ちゃんのココも気持ちいい」にて描き下ろし収録されていた、「家族のお値段 番外編」
アレはこちらシリーズの番外編だったんですね。
なるほど!
無事発売できてなにより。
今回の描き下ろし「家族のお値段 番外編」(※同タイトルです)はお姉ちゃん~収録のソレより後のエピソード。
構成などが似ているので、見比べると面白いですよ。
主人公「愛川征一」はもともと豪邸に住んでいたおぼっちゃんでした。
しかし、18歳になった今では、2Kのボロアパートにて独り暮らしをするという有様。
そんな彼の元に、過去に契約を交わしたという”メイド型ホムンクルス”の「七海」・「九重」・「十香(とおか)」の2人と1台がやってきたのです。
「七海」とえっちしたことで返品もできず、支払いによって全財産を引き落とされてしまった「征一」は極貧生活の中メイドらと暮らすこととなったのでした。
大雑把ですが、だいたいそんな感じ。
メイドさんらとのラブコメ話ですね。
基本的には賑やかに進行しています。
メインヒロイン「七海さん」にはちょっと込み入った事情があり、それが漫画のクライマックス。
まぁ、そうお話にもややこしさはないので、普通に楽しく読めると思います。
メイドらとの同居が始まって1週間という1話目。
彼女らは人間でなく、”メイド型ホムンクルス”とのことでした。
えーっと、ホムンクルスって何だっけ。
●ホムンクルス:
錬金術師によって作られる人工生命体。(※ウィキペディアよりそのまま抜粋)
…ですわね。
要するにメイド機能がある人工生物で、「七海」・「九重」は人間そのもの、「十香」はゲッター3のようなキャタピラロボとして描かれていました。
まるで仕事をする気のない「九重さん」に対し、給仕をするとかならずドジるという「七海さん」
しかしヤル気はあり、こちらは定番にお背中流す~からのえっち展開。
お約束に滑って転ぶ…からの流れなんですが、メイド型という割には微妙な仕事っぷりですね。
あ、そういった趣味向けなのかな。
2話目は学校・屋上にて「七海さん」とのえっち。
お弁当でも派手な転倒を見せている「七海さん」
…ダメね(笑)
仕送りでやりくりしていたらしい「征一くん」ですが、ここで無一文というかなりのピンチになっていました。
「七海さん」以外は返品しても良さそうな気がするんですが…。
(※いちおう「十香」は力仕事をしていたみたい)
※九重
もともと好き好き~というタイプでないので、後半良い感じです。
3話目は押し入れに住む「九重さん」
ドジな様ばかり見せてきた「七海さん」ですが、なにげに気迫で彼女を圧倒していました。
ちょと意外。
ある切っ掛けにより、「九重さん」とのえっち展開になります。
今まで態度の悪かったのも、そういった事情がためですかね。
ここから、すっかり可愛くなってます。
続く4話・冒頭の”止めてほしい”がキュートでした。
こちらのメインは、お隣さんということで先に顔を見せていた、「八千香(やちか)」さん登場回。
どーでもいいですが、「七海さん」は3話の「九重さん」への台詞、「八千香さん」に対する接し方など、リーダー的な役割なんですね。
(※5話では2人を叱っている描写もある)
あのぅ、人を指導するより自分の仕事をきっちりやってみてはどうでしょうか(笑)
なお、メインは語られていた設定を利用して、「八千香さん」とのえっちになっています。
この世界は”メイド型ホムンクルス”が一般的なのかな。
仕送り相手が”管財人”であったことほか、「征一くん」の両親について描かれる5話。
ここは久しぶりに「七海さん」とのえっちです。
最終話まで続く冒頭エピソードという感じ。
なお、途中から反省中だった「九重さん」・「八千香さん」を加わってます。
隣に声が洩れてたのかな。
6話にて、ついにメイドらが差し押さえられてしまいます。
業者が貼っていった「差し押さえの札」は、”一部機能を制限することができる~”というもの。
(※力づくでは取れず、完済すると自動ではがれていた)
やっぱり彼女らは人間でないんですね。
また同時に、”メイド型ホムンクルス”という存在がそう珍しいものではない、とも考えられます。
「メイドに養ってもらう訳にはいかない~」
とか、なかなか立派な思考の「征一くん」
さすが、元金持ちの家に育っただけのことはありますねー。
普通ならば皆で働くのが手っ取り早いと思うんですが…。
なお、こちらは複数えっちです。
7、8話は最終エピソード。
えー、もったいないので、詳細はいちおう伏せますね。
7話にて、2人きりのえっちを堪能していた「九重さん」
その真意・覚悟が凄く、なんだか感動。
だから怒るのも当然かもしれませんね。
↑上でも書きました「家族のお値段 番外編」は後日談。
見つかって、わたわたするコマが好き。
※八千香
これです。わたわた。
なお、”ボーナス収録”という短編「明日雨が降ればいいのに」
眼鏡で巨乳の「桜田」さんでした。
そうか、貧乳好きは少数派なのかー。
しっかりとした線の絵柄。
濃淡・描き込みはだいたい適度なくらい。
人物絵は比較的大きめ。
さほどごっちゃりとは描かれないため、見辛さはありませんでした。
表現などにも引っ掛かるものはなく、特にコメディー崩しについては可愛らしいもの。
癖はあるものの全体で安定しております。
だいたいは↓表紙・裏表紙での判断でいいですが、白黒絵のがイイ感じだと思います。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵5: 好みはあるでしょうけど、この画風でカチっとまとまっています。
・話4: 個人的には、もう1パンチ不足しているような…。
・独4: 悪くはないものの、人数が多すぎたように思います。
合計:[13/15]
ちらほら書きましたが、メイン「七海さん」が中途半端だったかと。
序盤はドジながらも一生懸命というキャラだった彼女が、途中からはメイド連中を束ねるような存在になっており…ちょっと違和感を感じました。
ロリ・お姉さんという区分にも、どっちつかずだったかと。
★「猫玄」センセの漫画紹介記事。 すべて成年系
「とらい・ぶっきんぐ」
ロリ系。表題「とらいシリーズ」もいいんですが…短編のハーフ少女「マーヤさん」がキュートでした。
「お姉ちゃんのココも気持ちいい」
お姉ちゃん系。姉弟の近親「姉弟・帰るシリーズ」などを収録。
「裸族の夜」
ロリ系。全249ページというページ量で、2話の連続ほか短編を収録。
「妹のアレは気持ちいい」
妹系。コメディーちっくな「巨乳妹・真依ちゃんシリーズ」を収録しています。
「都合のいい少女」
ロリ系。「鈴さん」が登場する「狐の嫁入り前」などの短編を収録。
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・絵 :■■■■■
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : [成年]ラブコメ・メイド
・おまけ: カバー裏に漫画「番外編のつづき」・あとがき、
描き下ろし「家族のお値段 番外編」
・その他: 短編×10(うち「家族のお値段シリーズ」×9)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「猫玄(ねこげん)」センセの「お仕えします ご主人さま~家族のお値段~」です。
「数年前連載していた漫画のリライト」
そう単行本・あとがき部分に書かれておりました。
なんだろう、って調べてみたところ、2001年10月発売の「カリスマママ」が元漫画な様子。
ただし、リニューアルされているので、そちらを知らなくても大丈夫です。
さて、こちらで39冊目というベテラン「猫玄」センセ。
詳細は伏せますが、この直前に読んだ漫画がトンデモだったので、かなり安心(笑)して読めました。
新刊は「お仕えします ご主人さま~家族のお値段~」です。
※七海
メインヒロインです。けっこうドジっ娘な感じかと思っていたんですけど。
1話別短編があったものの、ほぼ表題作の長編な単行本。
先のリライト~で調べていたところ、そう「お姉ちゃんのココも気持ちいい」にて描き下ろし収録されていた、「家族のお値段 番外編」
アレはこちらシリーズの番外編だったんですね。
なるほど!
無事発売できてなにより。
今回の描き下ろし「家族のお値段 番外編」(※同タイトルです)はお姉ちゃん~収録のソレより後のエピソード。
構成などが似ているので、見比べると面白いですよ。
主人公「愛川征一」はもともと豪邸に住んでいたおぼっちゃんでした。
しかし、18歳になった今では、2Kのボロアパートにて独り暮らしをするという有様。
そんな彼の元に、過去に契約を交わしたという”メイド型ホムンクルス”の「七海」・「九重」・「十香(とおか)」の2人と1台がやってきたのです。
「七海」とえっちしたことで返品もできず、支払いによって全財産を引き落とされてしまった「征一」は極貧生活の中メイドらと暮らすこととなったのでした。
大雑把ですが、だいたいそんな感じ。
メイドさんらとのラブコメ話ですね。
基本的には賑やかに進行しています。
メインヒロイン「七海さん」にはちょっと込み入った事情があり、それが漫画のクライマックス。
まぁ、そうお話にもややこしさはないので、普通に楽しく読めると思います。
メイドらとの同居が始まって1週間という1話目。
彼女らは人間でなく、”メイド型ホムンクルス”とのことでした。
えーっと、ホムンクルスって何だっけ。
●ホムンクルス:
錬金術師によって作られる人工生命体。(※ウィキペディアよりそのまま抜粋)
…ですわね。
要するにメイド機能がある人工生物で、「七海」・「九重」は人間そのもの、「十香」はゲッター3のようなキャタピラロボとして描かれていました。
まるで仕事をする気のない「九重さん」に対し、給仕をするとかならずドジるという「七海さん」
しかしヤル気はあり、こちらは定番にお背中流す~からのえっち展開。
お約束に滑って転ぶ…からの流れなんですが、メイド型という割には微妙な仕事っぷりですね。
あ、そういった趣味向けなのかな。
2話目は学校・屋上にて「七海さん」とのえっち。
お弁当でも派手な転倒を見せている「七海さん」
…ダメね(笑)
仕送りでやりくりしていたらしい「征一くん」ですが、ここで無一文というかなりのピンチになっていました。
「七海さん」以外は返品しても良さそうな気がするんですが…。
(※いちおう「十香」は力仕事をしていたみたい)
※九重
もともと好き好き~というタイプでないので、後半良い感じです。
3話目は押し入れに住む「九重さん」
ドジな様ばかり見せてきた「七海さん」ですが、なにげに気迫で彼女を圧倒していました。
ちょと意外。
ある切っ掛けにより、「九重さん」とのえっち展開になります。
今まで態度の悪かったのも、そういった事情がためですかね。
ここから、すっかり可愛くなってます。
続く4話・冒頭の”止めてほしい”がキュートでした。
こちらのメインは、お隣さんということで先に顔を見せていた、「八千香(やちか)」さん登場回。
どーでもいいですが、「七海さん」は3話の「九重さん」への台詞、「八千香さん」に対する接し方など、リーダー的な役割なんですね。
(※5話では2人を叱っている描写もある)
あのぅ、人を指導するより自分の仕事をきっちりやってみてはどうでしょうか(笑)
なお、メインは語られていた設定を利用して、「八千香さん」とのえっちになっています。
この世界は”メイド型ホムンクルス”が一般的なのかな。
仕送り相手が”管財人”であったことほか、「征一くん」の両親について描かれる5話。
ここは久しぶりに「七海さん」とのえっちです。
最終話まで続く冒頭エピソードという感じ。
なお、途中から反省中だった「九重さん」・「八千香さん」を加わってます。
隣に声が洩れてたのかな。
6話にて、ついにメイドらが差し押さえられてしまいます。
業者が貼っていった「差し押さえの札」は、”一部機能を制限することができる~”というもの。
(※力づくでは取れず、完済すると自動ではがれていた)
やっぱり彼女らは人間でないんですね。
また同時に、”メイド型ホムンクルス”という存在がそう珍しいものではない、とも考えられます。
「メイドに養ってもらう訳にはいかない~」
とか、なかなか立派な思考の「征一くん」
さすが、元金持ちの家に育っただけのことはありますねー。
普通ならば皆で働くのが手っ取り早いと思うんですが…。
なお、こちらは複数えっちです。
7、8話は最終エピソード。
えー、もったいないので、詳細はいちおう伏せますね。
7話にて、2人きりのえっちを堪能していた「九重さん」
その真意・覚悟が凄く、なんだか感動。
だから怒るのも当然かもしれませんね。
↑上でも書きました「家族のお値段 番外編」は後日談。
見つかって、わたわたするコマが好き。
※八千香
これです。わたわた。
なお、”ボーナス収録”という短編「明日雨が降ればいいのに」
眼鏡で巨乳の「桜田」さんでした。
そうか、貧乳好きは少数派なのかー。
しっかりとした線の絵柄。
濃淡・描き込みはだいたい適度なくらい。
人物絵は比較的大きめ。
さほどごっちゃりとは描かれないため、見辛さはありませんでした。
表現などにも引っ掛かるものはなく、特にコメディー崩しについては可愛らしいもの。
癖はあるものの全体で安定しております。
だいたいは↓表紙・裏表紙での判断でいいですが、白黒絵のがイイ感じだと思います。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵5: 好みはあるでしょうけど、この画風でカチっとまとまっています。
・話4: 個人的には、もう1パンチ不足しているような…。
・独4: 悪くはないものの、人数が多すぎたように思います。
合計:[13/15]
ちらほら書きましたが、メイン「七海さん」が中途半端だったかと。
序盤はドジながらも一生懸命というキャラだった彼女が、途中からはメイド連中を束ねるような存在になっており…ちょっと違和感を感じました。
ロリ・お姉さんという区分にも、どっちつかずだったかと。
お仕えします ご主人さま (富士美コミックス) (2010/11/25) 猫玄 商品詳細を見る |
★「猫玄」センセの漫画紹介記事。 すべて成年系
「とらい・ぶっきんぐ」
ロリ系。表題「とらいシリーズ」もいいんですが…短編のハーフ少女「マーヤさん」がキュートでした。
「お姉ちゃんのココも気持ちいい」
お姉ちゃん系。姉弟の近親「姉弟・帰るシリーズ」などを収録。
「裸族の夜」
ロリ系。全249ページというページ量で、2話の連続ほか短編を収録。
「妹のアレは気持ちいい」
妹系。コメディーちっくな「巨乳妹・真依ちゃんシリーズ」を収録しています。
「都合のいい少女」
ロリ系。「鈴さん」が登場する「狐の嫁入り前」などの短編を収録。
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