■孕むまで犯してください (堀川悟郎)
★まんがデーター [10/15]
・絵 :■■■□□
・話 :■■■□□
・独創性:■■■■□
・属性 : 成年・調教
・おまけ: あとがきマンガ、あとがき、
描き下ろし(6P)、
カバー裏におまけ4コマ。
・その他: カラー(8P)、短編×9(※ほとんど前後編)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「堀川悟郎(ほりかわ・ごろう)」センセの「孕むまで犯してください」です。
本当は年末・年始でいいかなーって思っていたんですが、コレはさすがにどうか?と思ったので日付スライドしました。
そんな訳で、本日はハードな描写で知られる「堀川悟郎」センセ6冊目くらいの単行本「孕むまで犯してください」です。
商業での巻数は少ないものの、長く活動されているベテランさん。
名前は知らなくても、描かれている絵についてはどちらかで見知っているのではないでしょうか。たぶん。
…ちなみに、センセは同人誌にて「バルディオス」の「アフロディア」本を出してまして、その際には「懐かしいモンだすなー」とか思いましたが……ロボ大戦Zにてなんとびっくり参戦したんです。
これは先見の明?
いや、関係ないか。
※左から、藤代美奈、亜美、由奈
制服組です。しかし…皆さん髪の毛スゴイですねー。
さて、ご存じの方にはすっかりお馴染みだろう「堀川悟郎」センセ。
悪く言えば、今回も毎度そのまま。
良く言えば、ファンの期待を裏切らない内容、となるでしょう。
まず、非常に特徴的である作画面から。
柔らかな曲線のこってり絵。
黒ベタが強く濃い目で、液体・髪の毛が入り乱れるごっちゃり系。
特にクライマックスシーンではそんなんが顕著で、ほぼ枠線も関係なくなります。
ヒロインは少女漫画ちっくな目と、小さな顔、そしてアンバランスなほどのスタイルが特徴。
さらに女性陣の可憐さとは裏腹に、濃く・クドい男性陣も悪く目立っております。
女子はともかく、そのあたりも人を選ぶ要因なんだろうなぁ…。
ほぼ↓表紙・裏表紙そのものなので、この段階で手に取るかどうか、になると思います。
裏表紙にはカット絵がありましたんで、店頭ではそちらが参考に良いでしょう。
また、絵だけでなくお話の方も相当に癖が強いのです。
基本的には、お姫さま、お嬢さまという清楚な、あるいは凛とした女性が何らかの原因によって徹底的に堕ちていく…という、まったく救いのないストーリー。
ラブとかコメディーな雰囲気はなく、徹底的にブラックな方面へ流れます。
えっち描写もハード目で、お話によってはトンデモな事まで行われたりしますねー。
かなりどっちか寄りなので、まったく合致しない方も多いでしょう。
※女教師「豊川真由美」
日常シーンはこんな感じですが、実は…。
これから各話についてちょろっと書きます。
うっかりするとネタバレになるので、簡単にさわりだけで。
カラー原稿のある冒頭話「便所女」は唯一の短編。
電車内で痴漢された上、トイレへ連れ込まれて…という「藤代美奈」さんの受難話。
彼女の独白形式にて展開します。
日々エスカレートしていく描写が凄いのでした。
父親の借金を肩代わりしてくれた、叔父の家へ引き取られた姉妹。
姉「亜美」、妹「由奈」のお話「餌食」は前後編。
うわぁ、どこぞの時代劇のような展開ですねー。
必死に守っていた妹「由奈さん」に事が露見し、被害が拡大するという悲劇の王道展開でした。
後半の縛られ方がもの凄いので必見です。
なお、収録されている「綾のお仕事」は、まるで昼ドラみたいなお話です。
メイドとして働く「綾」さんが主の息子によって、色々されてしまう流れ。
いかにもエロいことしてきそうな家の主人(旦那さま)が手を出さなかったのは意外ですね。
彼女の父親、実は…というのもお約束でしょう。
※左:綾さん、右:遥さん
コスプレ組です。あんな感じなら…特級病棟も仕方ないか(笑)
少しですがコメディー絵もある前後編「ひまわり」
生徒「高橋」くん視点で展開する、男子校の女教師「豊川真由美」さんのエピソード。
他愛ない日常風景が差し込まれているだけ、衝撃度が増しておりました。
富裕層の患者が入院する特級病棟。
そちらの専属看護士に異動させられた「遥」さんの「天使の堕ちゆく先」
これはナースですね。
専属看護士、というだけでだいたいどんなんか想像できると思いますが、まさにその通り(笑)
いかにも信用できなさそうな院長でしたけど、売上については相当な額をはじき出していると思いますよー。
…以上のように、絵柄・お話どちらも癖が相当に強く、好き嫌いできっちり二分されるタイプの漫画なのでした。
あまり成年漫画に慣れていない方は、手を出さない方が無難です。
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・絵 :■■■□□
・話 :■■■□□
・独創性:■■■■□
・属性 : 成年・調教
・おまけ: あとがきマンガ、あとがき、
描き下ろし(6P)、
カバー裏におまけ4コマ。
・その他: カラー(8P)、短編×9(※ほとんど前後編)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「堀川悟郎(ほりかわ・ごろう)」センセの「孕むまで犯してください」です。
本当は年末・年始でいいかなーって思っていたんですが、コレはさすがにどうか?と思ったので日付スライドしました。
そんな訳で、本日はハードな描写で知られる「堀川悟郎」センセ6冊目くらいの単行本「孕むまで犯してください」です。
商業での巻数は少ないものの、長く活動されているベテランさん。
名前は知らなくても、描かれている絵についてはどちらかで見知っているのではないでしょうか。たぶん。
…ちなみに、センセは同人誌にて「バルディオス」の「アフロディア」本を出してまして、その際には「懐かしいモンだすなー」とか思いましたが……ロボ大戦Zにてなんとびっくり参戦したんです。
これは先見の明?
いや、関係ないか。
※左から、藤代美奈、亜美、由奈
制服組です。しかし…皆さん髪の毛スゴイですねー。
さて、ご存じの方にはすっかりお馴染みだろう「堀川悟郎」センセ。
悪く言えば、今回も毎度そのまま。
良く言えば、ファンの期待を裏切らない内容、となるでしょう。
まず、非常に特徴的である作画面から。
柔らかな曲線のこってり絵。
黒ベタが強く濃い目で、液体・髪の毛が入り乱れるごっちゃり系。
特にクライマックスシーンではそんなんが顕著で、ほぼ枠線も関係なくなります。
ヒロインは少女漫画ちっくな目と、小さな顔、そしてアンバランスなほどのスタイルが特徴。
さらに女性陣の可憐さとは裏腹に、濃く・クドい男性陣も悪く目立っております。
女子はともかく、そのあたりも人を選ぶ要因なんだろうなぁ…。
ほぼ↓表紙・裏表紙そのものなので、この段階で手に取るかどうか、になると思います。
裏表紙にはカット絵がありましたんで、店頭ではそちらが参考に良いでしょう。
また、絵だけでなくお話の方も相当に癖が強いのです。
基本的には、お姫さま、お嬢さまという清楚な、あるいは凛とした女性が何らかの原因によって徹底的に堕ちていく…という、まったく救いのないストーリー。
ラブとかコメディーな雰囲気はなく、徹底的にブラックな方面へ流れます。
えっち描写もハード目で、お話によってはトンデモな事まで行われたりしますねー。
かなりどっちか寄りなので、まったく合致しない方も多いでしょう。
※女教師「豊川真由美」
日常シーンはこんな感じですが、実は…。
これから各話についてちょろっと書きます。
うっかりするとネタバレになるので、簡単にさわりだけで。
カラー原稿のある冒頭話「便所女」は唯一の短編。
電車内で痴漢された上、トイレへ連れ込まれて…という「藤代美奈」さんの受難話。
彼女の独白形式にて展開します。
日々エスカレートしていく描写が凄いのでした。
父親の借金を肩代わりしてくれた、叔父の家へ引き取られた姉妹。
姉「亜美」、妹「由奈」のお話「餌食」は前後編。
うわぁ、どこぞの時代劇のような展開ですねー。
必死に守っていた妹「由奈さん」に事が露見し、被害が拡大するという悲劇の王道展開でした。
後半の縛られ方がもの凄いので必見です。
なお、収録されている「綾のお仕事」は、まるで昼ドラみたいなお話です。
メイドとして働く「綾」さんが主の息子によって、色々されてしまう流れ。
いかにもエロいことしてきそうな家の主人(旦那さま)が手を出さなかったのは意外ですね。
彼女の父親、実は…というのもお約束でしょう。
※左:綾さん、右:遥さん
コスプレ組です。あんな感じなら…特級病棟も仕方ないか(笑)
少しですがコメディー絵もある前後編「ひまわり」
生徒「高橋」くん視点で展開する、男子校の女教師「豊川真由美」さんのエピソード。
他愛ない日常風景が差し込まれているだけ、衝撃度が増しておりました。
富裕層の患者が入院する特級病棟。
そちらの専属看護士に異動させられた「遥」さんの「天使の堕ちゆく先」
これはナースですね。
専属看護士、というだけでだいたいどんなんか想像できると思いますが、まさにその通り(笑)
いかにも信用できなさそうな院長でしたけど、売上については相当な額をはじき出していると思いますよー。
…以上のように、絵柄・お話どちらも癖が相当に強く、好き嫌いできっちり二分されるタイプの漫画なのでした。
あまり成年漫画に慣れていない方は、手を出さない方が無難です。
孕むまで犯して下さい (MUJIN COMICS) (2009/01/23) 堀川 悟郎 商品詳細を見る |
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■お嬢様はHがお好き[初回限定版] (ぼっしぃ)
★まんがデーター [13/15]
・絵 :■■■■■
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : 成年・ツンデレ
・おまけ: あとがき、カバー裏にカラーリンク絵、
描き下ろし「ぼっしぃはお嬢様がお好き」
・その他: カラー(36P)、短編×12
(うち「お嬢様系」×5、「これが私の旦那さま」×2)
※初回限定版は収納BOX・小冊子つき。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「ぼっしぃ(Bosshi)」センセの「お嬢様はHがお好き[初回限定版]」です。
これですよ。
以前「水着彼女」を紹介しております、「ぼっしぃ」センセの最新刊。
アマゾンでは発売中になっていたんですが…書店をぐるぐる回っても店頭には見当たらず、結局はそちらで通販としました。
…だって、限定なんだもん。
しかも、おまけが小冊子でしたからねー…どうしてもゲットしたかったのです。
ドラマCDとか、DVDなどと違い、漫画家さんのファンにはもっとも嬉しいオマケですよね。
さて、その初回限定版は、小冊子と共に”収納BOX”もつきます。
なにげにこれも嬉しいオマケ。
小冊子はいいんですけど、保管するにはちと具合が悪いんですねー。
単行本とまとめておける、こちらの存在は大きいのです。
続いて小冊子。
全32ページとなかなか馬鹿にならないボリュームで、「お嬢様は水着がお好き」、「高熱彼氏~水着処方~」という本編の水着修正短編と、あとがきが収録されておりました。(※あとがき部分には、2人のロリ・水着パターンな絵も描かれています)
そんなんもいいですが、単行本↓表紙と同じポーズの2人が競泳水着として描かれてい表紙・裏表紙も素敵でした。
こちらを見るだけでも、買った価値あると思います。
小冊子→単行本カバー→カバー裏と、だんだん脱がす遊びもできますよ。(←やんないか)
ちゃんとそれぞれの表情も微妙に異なっているので、そちらにも注目です。
収録されている短編については、↓本編の紹介に合わせますね。
※左:環さん、右:みさおさん
環さんらも良かったんですが…「みさおさん」のが刺さったですね。
さて、今回単行本のメインである、お嬢様系の漫画群。
表題作「お嬢様はHがお好き」は、6ページのカラーショートでした。
こちらは相手不明(※たぶん、間違いなく「裕介」くん)で、画面には↓表紙のようなネグリジェ姿のお嬢様「麗蘭」さんがふんだんに描かれておりました。
続く「お嬢様はお風呂がお好き」では、「麗蘭さん」が使用人「裕介くん」とのお風呂場えっち。
全裸でも動じないあたりが、いかにもお嬢様ですよねー。
なお、小冊子収録の「お嬢様は水着がお好き」はそちらと同じ流れで、全裸ではなく競泳水着を着る展開。
コマから台詞まで、どこが違っているのか見比べるのが楽しいです。
なお、元絵の関係からか、水着のまま入れている(何を?)あたりにも注目。
どちらにしろベタ展開でしたが、こんなんで正解だと思います。
一方、「花火のよるに」、「高熱彼氏」はお嬢様「環」さんと幼馴染み「達也」くんのエピソード。
「花火のよるに」は、”浴衣の下に下着をつけてる?”という、お約束ネタ。
まあ、その有無というのは男性にとって確かに気になりますわね。
黒髪・リボンが特徴の「環さん」は、先の「麗蘭さん」よりもだいぶ可愛らしい感じです。
ちょうどストーリーでは真ん中あたりなカラー原稿部分。
そちらの、透けた着物の描写がなんとも良かったです。
風邪に倒れた「達也くん」を、なんと「環さん」が見舞うという短編「高熱彼氏」
そちらは服を脱いでどうのという展開なんですが、小冊子「高熱彼氏~水着処方~」では透けると評判(笑)の白水着になっておりました。
やっぱりどこが違うのか、間違い探しのように見るのが楽しいと思います。
それぞれ別に出演していた、「麗蘭」、「環」という両お嬢様らの集合する注目短編「お嬢様達はHがお好き」
この2人、実は姉妹だったんですねー(笑)
ツンデレな2人の掛け合いほか、売り言葉に買い言葉でえっちに突入するパターンがなかなか面白いコメディーになっていました。
スワッピングになるかなーという流れで…というえっちも、キャラの個性に合っていると思います。
そのパターンも見たかったというのが正直なトコですが。
年齢がふたまわりほど離れている「大家浩介」、みつ編みの「大家みさお」は政略結婚の夫婦。
2人は愛情で結ばれているものの、旦那さまは変態ちっくだったのでした…。
という、「これが私の旦那さま」と、仕えているメイド「三ノ宮さつき」さんを描いた「これが私の旦那さま~尽忠鳴奴物語~」
どっかで聞いたようなタイトルですが関係ありません。たぶん。(←そっちをよく知らないのね)
冒頭カラー部分もいいんですが、なんと言っても本編のウェディングドレス、さらに剃毛プレイが秀逸。
おっちゃんイイ趣味してますねー。
オチ部分のダメっぷりを含めて、良い出来栄えでした。
続く「さつきさん」メインとなる2話目。
いかにも旦那さまにえろいことされてそうな彼女でしたが…なるほど、旦那さまは「みさおさん」を本気で好きなんですねー。
なんだかちょっと意外(笑)
小さい頃に出会った「みさおさん」なども可愛かったので、ぜひシリーズ化してほしいお話でした。
※さくらちゃん
楽しい娘でした。続きを見たいですね。
よく分かりませんが、対抗意識満々な女の子「さくら」ちゃんの「アンビリ・ガール」
体のなまりが気になった主人公「進藤進」は、近所のスポーツジムへ通うこととしました。
そんな彼に、毎日刺すような視線を送ってくる女の子がいたのです。
どうにも面倒そうなので放っておいた「進」でしたが、うっかり声をかけてしまったことから、その「さくらちゃん」に勝負を挑まれてしまうのでした…。
やっぱ、好きなんだろうなぁ。
先のお嬢様とは異なるタイプのツンデレちっくな娘で、まともに喋れなくなるほどメロメロになるえっち対決が見もの。
こうして漫画で見る分には”可愛らしい”で済みますが、実際に付きまとわれたらうっとおしいでしょうねー。
本人の自覚なく、えろいというのも良い個性でした。
オフィス短編、「恋病ハ気カラ~巨乳OL純情物語~」
同僚「なつみ」さんに無理に連れ出され、えっちの相手をさせられた「稲葉一樹」くん。
「会社で稲葉くんに気がある女の子がいてね、親友として君がその子にふさわしいか試したのよ」
そんなことを告げられたのでした。
その相手というのは…”厳しい人”として知られている、上司にして部署のチーフ「上代望」さんだったのです。
※左:上代望、右:凛さん
やっぱりあった、忍者モノです。…次はどうかな?
よくある上司・部下のラブコメと見せかけ、実は全て「なつみさん」が画策していたというびっくり展開。
なるほど、あそこまでお膳立てされたら、お互い気になるでしょうね~。
(※さほど容姿などが的外れでなければ、でしょうけど)
新鮮な流れで、なかなか良いアイデアでした。
ほか、なぜか水着である病院を描いた「水着症候群」
これは白水着なナース2人が可愛いです。
「ひかるの橋」は水着ではないんですが、雨によって濡れた服の透けている描写が見事。
こんなんも上手でした。
前単行本にもあった忍者モノ「抜忍」
前半の緊張感とは裏腹な後半の色仕掛けな展開が素敵です。
ヒロインは”双尾の凛”って名乗りでしたが…要するにツインテールか。
強い線のこってり絵柄。
濃淡は濃い目で、盛りあがってくるとコマを飛び越え・プチ抜くのが特徴のごっちゃり系。
ただ、キャラ絵は全体的に大きいため、さほど見辛さはありませんでした。
トーン処理が見事で、そちらが水着から服の質感、そして肌のふんわり感を表現しております。
前単行本と比べて安定感も増してますね。
癖はありますが、秀逸なカラー原稿ほか絵の巧い方なので、↓表紙などに違和感なければ問題ありません。
特にお嬢様好きな方は、この機会を逃さぬようオススメしておきます。
お嬢様はHがお好き 初回限定版 (WANI MAGAZINE COMICS SPECIAL)
お嬢様はHがお好き 通常版
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・絵 :■■■■■
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : 成年・ツンデレ
・おまけ: あとがき、カバー裏にカラーリンク絵、
描き下ろし「ぼっしぃはお嬢様がお好き」
・その他: カラー(36P)、短編×12
(うち「お嬢様系」×5、「これが私の旦那さま」×2)
※初回限定版は収納BOX・小冊子つき。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「ぼっしぃ(Bosshi)」センセの「お嬢様はHがお好き[初回限定版]」です。
これですよ。
以前「水着彼女」を紹介しております、「ぼっしぃ」センセの最新刊。
アマゾンでは発売中になっていたんですが…書店をぐるぐる回っても店頭には見当たらず、結局はそちらで通販としました。
…だって、限定なんだもん。
しかも、おまけが小冊子でしたからねー…どうしてもゲットしたかったのです。
ドラマCDとか、DVDなどと違い、漫画家さんのファンにはもっとも嬉しいオマケですよね。
さて、その初回限定版は、小冊子と共に”収納BOX”もつきます。
なにげにこれも嬉しいオマケ。
小冊子はいいんですけど、保管するにはちと具合が悪いんですねー。
単行本とまとめておける、こちらの存在は大きいのです。
続いて小冊子。
全32ページとなかなか馬鹿にならないボリュームで、「お嬢様は水着がお好き」、「高熱彼氏~水着処方~」という本編の水着修正短編と、あとがきが収録されておりました。(※あとがき部分には、2人のロリ・水着パターンな絵も描かれています)
そんなんもいいですが、単行本↓表紙と同じポーズの2人が競泳水着として描かれてい表紙・裏表紙も素敵でした。
こちらを見るだけでも、買った価値あると思います。
小冊子→単行本カバー→カバー裏と、だんだん脱がす遊びもできますよ。(←やんないか)
ちゃんとそれぞれの表情も微妙に異なっているので、そちらにも注目です。
収録されている短編については、↓本編の紹介に合わせますね。
※左:環さん、右:みさおさん
環さんらも良かったんですが…「みさおさん」のが刺さったですね。
さて、今回単行本のメインである、お嬢様系の漫画群。
表題作「お嬢様はHがお好き」は、6ページのカラーショートでした。
こちらは相手不明(※たぶん、間違いなく「裕介」くん)で、画面には↓表紙のようなネグリジェ姿のお嬢様「麗蘭」さんがふんだんに描かれておりました。
続く「お嬢様はお風呂がお好き」では、「麗蘭さん」が使用人「裕介くん」とのお風呂場えっち。
全裸でも動じないあたりが、いかにもお嬢様ですよねー。
なお、小冊子収録の「お嬢様は水着がお好き」はそちらと同じ流れで、全裸ではなく競泳水着を着る展開。
コマから台詞まで、どこが違っているのか見比べるのが楽しいです。
なお、元絵の関係からか、水着のまま入れている(何を?)あたりにも注目。
どちらにしろベタ展開でしたが、こんなんで正解だと思います。
一方、「花火のよるに」、「高熱彼氏」はお嬢様「環」さんと幼馴染み「達也」くんのエピソード。
「花火のよるに」は、”浴衣の下に下着をつけてる?”という、お約束ネタ。
まあ、その有無というのは男性にとって確かに気になりますわね。
黒髪・リボンが特徴の「環さん」は、先の「麗蘭さん」よりもだいぶ可愛らしい感じです。
ちょうどストーリーでは真ん中あたりなカラー原稿部分。
そちらの、透けた着物の描写がなんとも良かったです。
風邪に倒れた「達也くん」を、なんと「環さん」が見舞うという短編「高熱彼氏」
そちらは服を脱いでどうのという展開なんですが、小冊子「高熱彼氏~水着処方~」では透けると評判(笑)の白水着になっておりました。
やっぱりどこが違うのか、間違い探しのように見るのが楽しいと思います。
それぞれ別に出演していた、「麗蘭」、「環」という両お嬢様らの集合する注目短編「お嬢様達はHがお好き」
この2人、実は姉妹だったんですねー(笑)
ツンデレな2人の掛け合いほか、売り言葉に買い言葉でえっちに突入するパターンがなかなか面白いコメディーになっていました。
スワッピングになるかなーという流れで…というえっちも、キャラの個性に合っていると思います。
そのパターンも見たかったというのが正直なトコですが。
年齢がふたまわりほど離れている「大家浩介」、みつ編みの「大家みさお」は政略結婚の夫婦。
2人は愛情で結ばれているものの、旦那さまは変態ちっくだったのでした…。
という、「これが私の旦那さま」と、仕えているメイド「三ノ宮さつき」さんを描いた「これが私の旦那さま~尽忠鳴奴物語~」
どっかで聞いたようなタイトルですが関係ありません。たぶん。(←そっちをよく知らないのね)
冒頭カラー部分もいいんですが、なんと言っても本編のウェディングドレス、さらに剃毛プレイが秀逸。
おっちゃんイイ趣味してますねー。
オチ部分のダメっぷりを含めて、良い出来栄えでした。
続く「さつきさん」メインとなる2話目。
いかにも旦那さまにえろいことされてそうな彼女でしたが…なるほど、旦那さまは「みさおさん」を本気で好きなんですねー。
なんだかちょっと意外(笑)
小さい頃に出会った「みさおさん」なども可愛かったので、ぜひシリーズ化してほしいお話でした。
※さくらちゃん
楽しい娘でした。続きを見たいですね。
よく分かりませんが、対抗意識満々な女の子「さくら」ちゃんの「アンビリ・ガール」
体のなまりが気になった主人公「進藤進」は、近所のスポーツジムへ通うこととしました。
そんな彼に、毎日刺すような視線を送ってくる女の子がいたのです。
どうにも面倒そうなので放っておいた「進」でしたが、うっかり声をかけてしまったことから、その「さくらちゃん」に勝負を挑まれてしまうのでした…。
やっぱ、好きなんだろうなぁ。
先のお嬢様とは異なるタイプのツンデレちっくな娘で、まともに喋れなくなるほどメロメロになるえっち対決が見もの。
こうして漫画で見る分には”可愛らしい”で済みますが、実際に付きまとわれたらうっとおしいでしょうねー。
本人の自覚なく、えろいというのも良い個性でした。
オフィス短編、「恋病ハ気カラ~巨乳OL純情物語~」
同僚「なつみ」さんに無理に連れ出され、えっちの相手をさせられた「稲葉一樹」くん。
「会社で稲葉くんに気がある女の子がいてね、親友として君がその子にふさわしいか試したのよ」
そんなことを告げられたのでした。
その相手というのは…”厳しい人”として知られている、上司にして部署のチーフ「上代望」さんだったのです。
※左:上代望、右:凛さん
やっぱりあった、忍者モノです。…次はどうかな?
よくある上司・部下のラブコメと見せかけ、実は全て「なつみさん」が画策していたというびっくり展開。
なるほど、あそこまでお膳立てされたら、お互い気になるでしょうね~。
(※さほど容姿などが的外れでなければ、でしょうけど)
新鮮な流れで、なかなか良いアイデアでした。
ほか、なぜか水着である病院を描いた「水着症候群」
これは白水着なナース2人が可愛いです。
「ひかるの橋」は水着ではないんですが、雨によって濡れた服の透けている描写が見事。
こんなんも上手でした。
前単行本にもあった忍者モノ「抜忍」
前半の緊張感とは裏腹な後半の色仕掛けな展開が素敵です。
ヒロインは”双尾の凛”って名乗りでしたが…要するにツインテールか。
強い線のこってり絵柄。
濃淡は濃い目で、盛りあがってくるとコマを飛び越え・プチ抜くのが特徴のごっちゃり系。
ただ、キャラ絵は全体的に大きいため、さほど見辛さはありませんでした。
トーン処理が見事で、そちらが水着から服の質感、そして肌のふんわり感を表現しております。
前単行本と比べて安定感も増してますね。
癖はありますが、秀逸なカラー原稿ほか絵の巧い方なので、↓表紙などに違和感なければ問題ありません。
特にお嬢様好きな方は、この機会を逃さぬようオススメしておきます。
お嬢様はHがお好き 初回限定版 (WANI MAGAZINE COMICS SPECIAL)
お嬢様はHがお好き 通常版
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■アナよび (ふうたまろ)
★まんがデーター [15/15]
・絵 :■■■■■
・話 :■■■■■
・独創性:■■■■■
・属性 : 大学・アナウンサー
・おまけ: 加筆修正あり。
・その他: 10話収録(全て表題作・1巻完結)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「ふうたまろ」センセの「アナよび」です。
うん、これは面白かった!良かった!!
ブログでは「ボクのアダルトヴィーナス」、「煽情的家族」を取り上げている、「ふうたまろ」センセ。
4冊目の単行本は「アナよび」でした。
…そちらだけだと、なんとも怪しげなタイトルですね(笑)
漫画はアナウンサー科を舞台にした長編で、センセお得意な”えっちを織り交ぜながら物事を解決するヒロイン”の活躍する、成長型主人公の青春劇という具合。
アナウンサーを直接描いたものなら記憶ありますが、こんなんは珍しいアプローチですね。
ただ、アマゾンの紹介文にあった「あなたのマイク、満足させてあげる!」は……どうかなぁ。
そんなんじゃーないでしょ。
※相嘗瞳
素敵な方でしたね。ぜひ幸せになってもらいたいです。
「北枕大学」芸能学部の”アナウンス科”は新設間もない学科ながら、講師に人気現役アナウンサー「相嘗瞳(あいなめ・ひとみ)」を迎えて盛り上がっていました。
そちらに籍を置く学生「熊之実友樹(くまのみ・ともき)」は、気が弱く引っ込み思案な質のため、あまり良い成績ではありませんでした。
しかし、製作科の企画した番組へ出演する5名の1人として、抜擢されてしまうのです。
荷が重いと判断した彼は辞退を申し出るため教官室を訪れるんですが…そこには半裸の「瞳」先生がいたのでした。
かなり大雑把ですが、おおむねそんな導入部。
簡単には主人公「友樹くん」の成長話なんですね。
自分をしっかり・正確に評価してくれた「瞳」先生の、秘密な部分をうっかり知ってしまった「友樹くん」が、その特別授業によってアナウンサーとしては無論のこと、人間的にも大きくなる、そんな感じ。
まず特別授業、という響き自体がいいですよね(笑)
世の男子が憧れる、”お姉さんが優しく教えてあげる”、的な王道パターンでした。
また後半では、安定した関係が崩されるどきどき展開があり、ラストまで目が離せません。
遅れとか描き足しとか、現実には色々と大変だったようですが、ストーリーとえっちが適度に絡まった良作品に仕上がっていると思います。
※左:目品ヒカル、右:桜台ユキ
こんな娘らも…それぞれ見せ場があるのはいいですね。
多数のヒロインが登場している本作品。
もともと憧れだった、成績優秀な「虹畑栞」さんとくっつくのかなーって考えていましたが、そうしたラブコメっぽさは薄いのね。
自由に振るまっていながらも感情については意外なほど抑えていたようで、ラスト付近の台詞にもそんなんを感じました。
よく目立っていた、眼鏡で野暮ったい雰囲気の「栞さん」
8話「ワタシガ知ッテル…」では、落ち込む「友樹くん」の背中を押したほか、あちこちで重要な役割を果たしていました。
準ヒロインとして相応しい活躍っぷりです。
えっちシーンでも、6話「ありのままに」での各種プレイが最高でした。
乗馬マシンとか、開脚とか…。
途中から特別授業に参加することとなる、「目品ヒカル」、「桜台ユキ」の2人も地味ながら要所で活躍しております。
スワッピングちっくな4話「幼なじみ」での「ユキちゃん」はなかなかえっち。
特にラスト付近の重要なエピソード、9話「再・再教育」での2人は、これまでのもやもやを吹き飛ばすようなカタルシスがありました。
看破した「ヒカルさん」らは格好良かったですよ。
漫画での正ヒロインという位置づけは、やっぱり↓表紙を飾っている「瞳」先生かなぁ。
とにかくこの方が魅力的で、かつ素敵に描かれているのです。
悩む「友樹くん」ほか「ヒカルさん」、「栞さん」などを受け入れたほか、あちこちの問題をゆるりとえっちに解決しておりました。
敵の手に堕ちた後半部分でも……ここは秘密。
そこそこ若い(たぶん)ながら、センセの漫画に登場する包容力に富んだヒロインなのです。
こうした女性は、本当に「ふうたまろ」センセ巧く描かれますねー。
※左:虹畑栞、右:井咲さん
センセはやっぱりアダルトキャラですよねー。
ちなみに、漫画にはもう1人「井咲」さんというアダルトな方が登場するんですが…ひでるさんが最も刺さったのが彼女(笑)
「今までいろんなワガママ聞いてきましたけど…今日のは最大級ですわね!-でも…」
などの言動がやたら可愛らしいのです。
ラストにもしっかり顔を見せてくれたのが嬉しかったですよ。
しなやかな細線のすっきり絵柄。
線の色は濃いものの全体的な濃淡は適度で、どちらかというと白め。
人物の表情・動きなど各種バランスに優れており、背景ほか小物も手抜きなく、それでいて強過ぎずに描かれておりました。
非常にソフトな印象の絵であるため派手さには欠けますが、しっかりとした実力のある方です。
癖はありますが好き嫌い大きく分かれるものではないので、万人に好かれるでしょう。
カラーでも雰囲気は維持されています。
判断は↓表紙で問題ありません。
漫画帯があると、ちと「瞳」先生の下着が見え辛くなるんですよねぇ(笑)
さすがに「ふうたまろ」センセ、という完成度の高い単行本でした。
願わくば、こちらの漫画が多くの人の目に止まりますように。
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・絵 :■■■■■
・話 :■■■■■
・独創性:■■■■■
・属性 : 大学・アナウンサー
・おまけ: 加筆修正あり。
・その他: 10話収録(全て表題作・1巻完結)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「ふうたまろ」センセの「アナよび」です。
うん、これは面白かった!良かった!!
ブログでは「ボクのアダルトヴィーナス」、「煽情的家族」を取り上げている、「ふうたまろ」センセ。
4冊目の単行本は「アナよび」でした。
…そちらだけだと、なんとも怪しげなタイトルですね(笑)
漫画はアナウンサー科を舞台にした長編で、センセお得意な”えっちを織り交ぜながら物事を解決するヒロイン”の活躍する、成長型主人公の青春劇という具合。
アナウンサーを直接描いたものなら記憶ありますが、こんなんは珍しいアプローチですね。
ただ、アマゾンの紹介文にあった「あなたのマイク、満足させてあげる!」は……どうかなぁ。
そんなんじゃーないでしょ。
※相嘗瞳
素敵な方でしたね。ぜひ幸せになってもらいたいです。
「北枕大学」芸能学部の”アナウンス科”は新設間もない学科ながら、講師に人気現役アナウンサー「相嘗瞳(あいなめ・ひとみ)」を迎えて盛り上がっていました。
そちらに籍を置く学生「熊之実友樹(くまのみ・ともき)」は、気が弱く引っ込み思案な質のため、あまり良い成績ではありませんでした。
しかし、製作科の企画した番組へ出演する5名の1人として、抜擢されてしまうのです。
荷が重いと判断した彼は辞退を申し出るため教官室を訪れるんですが…そこには半裸の「瞳」先生がいたのでした。
かなり大雑把ですが、おおむねそんな導入部。
簡単には主人公「友樹くん」の成長話なんですね。
自分をしっかり・正確に評価してくれた「瞳」先生の、秘密な部分をうっかり知ってしまった「友樹くん」が、その特別授業によってアナウンサーとしては無論のこと、人間的にも大きくなる、そんな感じ。
まず特別授業、という響き自体がいいですよね(笑)
世の男子が憧れる、”お姉さんが優しく教えてあげる”、的な王道パターンでした。
また後半では、安定した関係が崩されるどきどき展開があり、ラストまで目が離せません。
遅れとか描き足しとか、現実には色々と大変だったようですが、ストーリーとえっちが適度に絡まった良作品に仕上がっていると思います。
※左:目品ヒカル、右:桜台ユキ
こんな娘らも…それぞれ見せ場があるのはいいですね。
多数のヒロインが登場している本作品。
もともと憧れだった、成績優秀な「虹畑栞」さんとくっつくのかなーって考えていましたが、そうしたラブコメっぽさは薄いのね。
自由に振るまっていながらも感情については意外なほど抑えていたようで、ラスト付近の台詞にもそんなんを感じました。
よく目立っていた、眼鏡で野暮ったい雰囲気の「栞さん」
8話「ワタシガ知ッテル…」では、落ち込む「友樹くん」の背中を押したほか、あちこちで重要な役割を果たしていました。
準ヒロインとして相応しい活躍っぷりです。
えっちシーンでも、6話「ありのままに」での各種プレイが最高でした。
乗馬マシンとか、開脚とか…。
途中から特別授業に参加することとなる、「目品ヒカル」、「桜台ユキ」の2人も地味ながら要所で活躍しております。
スワッピングちっくな4話「幼なじみ」での「ユキちゃん」はなかなかえっち。
特にラスト付近の重要なエピソード、9話「再・再教育」での2人は、これまでのもやもやを吹き飛ばすようなカタルシスがありました。
看破した「ヒカルさん」らは格好良かったですよ。
漫画での正ヒロインという位置づけは、やっぱり↓表紙を飾っている「瞳」先生かなぁ。
とにかくこの方が魅力的で、かつ素敵に描かれているのです。
悩む「友樹くん」ほか「ヒカルさん」、「栞さん」などを受け入れたほか、あちこちの問題をゆるりとえっちに解決しておりました。
敵の手に堕ちた後半部分でも……ここは秘密。
そこそこ若い(たぶん)ながら、センセの漫画に登場する包容力に富んだヒロインなのです。
こうした女性は、本当に「ふうたまろ」センセ巧く描かれますねー。
※左:虹畑栞、右:井咲さん
センセはやっぱりアダルトキャラですよねー。
ちなみに、漫画にはもう1人「井咲」さんというアダルトな方が登場するんですが…ひでるさんが最も刺さったのが彼女(笑)
「今までいろんなワガママ聞いてきましたけど…今日のは最大級ですわね!-でも…」
などの言動がやたら可愛らしいのです。
ラストにもしっかり顔を見せてくれたのが嬉しかったですよ。
しなやかな細線のすっきり絵柄。
線の色は濃いものの全体的な濃淡は適度で、どちらかというと白め。
人物の表情・動きなど各種バランスに優れており、背景ほか小物も手抜きなく、それでいて強過ぎずに描かれておりました。
非常にソフトな印象の絵であるため派手さには欠けますが、しっかりとした実力のある方です。
癖はありますが好き嫌い大きく分かれるものではないので、万人に好かれるでしょう。
カラーでも雰囲気は維持されています。
判断は↓表紙で問題ありません。
漫画帯があると、ちと「瞳」先生の下着が見え辛くなるんですよねぇ(笑)
さすがに「ふうたまろ」センセ、という完成度の高い単行本でした。
願わくば、こちらの漫画が多くの人の目に止まりますように。
アナよび (マンサンコミックス) (マンサンコミックス) (2008/12/25) ふうたまろ 商品詳細を見る |
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■フェアリーテールズ (ほりとも)
★まんがデーター [13/15]
・絵 :■■■■■
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : 成年・ファンタジー
・おまけ: あとがき、描き下ろし(?)「はみ射精し劇場」、
カバー裏に別絵(表紙の続き)・キャララフ。
・その他: 初単行本、短編×8。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「ほりとも」センセの「FAIRY TALES [フェアリーテールズ]」です。
毎度お馴染み、「キルタイムコミュニケーション」さんの単行本。
やっぱり触手にされてしまう、えっちな短編がずらりと収録されていました。
ただ、普通のそんなんとは違って、明るい結末が多いのは「ほりとも」センセの特徴です。
こちら初単行本とのことでしたが、高い完成度の単行本でした。
(※「堀江智宏」という名でも活動されているそうです)
読後感は悪くないので、比較的広範囲にオススメできます。
※トカゲっ娘戦士「シッポちゃん」
キャラクターでは、やっぱりこの娘でしょう。
収録中でもっともキャラが目立つ「シッポのご主人さまっ」
主人公は薬の調合士。
ある日、ペットである「ツインテールトカゲ」に調合途中であった薬をうっかりかけてしまったのです。
その効果か、トカゲであった「シッポ」は人間の女の子のような姿になっていたのでした。
原因をさぐるため、「シッポ」に手を伸ばした主人公は…。
「なに気安く触ってんのよ!バカ主人!」
ツンデレなトカゲ娘とのラブコメちっくな短編。
収録では最もソフトタッチでした。
トカゲの擬人化と言えば通常「リザードマン」を連想するところですが、そこをツンデレ・ロリな女子とした設定が絶妙。
裏表紙を飾っているのが「シッポちゃん」なんですね。
種類が「ツインテールトカゲ」なため、やっぱり髪型はツインテール。
太めな尻尾は”ぷりぷりですごく柔らかい”らしく、また触られている際の反応もいい感じでした。
もしかしてあれは弱点なのかなぁ。
「~なんだからね!」というお約束な台詞もあり、お好みな方には直撃するだろうキャラです。
着ている衣装(※漫画でも突っ込みありましたが、変化した時にはもう服着てた)も、あまり見られないデザインですね。
「トカゲっ娘戦士」とか言っていたそのまま実際に戦闘力あるらしく、体格差のある魔物を一撃で仕留めています。
おまけページでちょっと顔を見せていましたが、2人の冒険話なども面白そうですね。
ただ、触手うねうねする、ハードなものを期待していた方には物足りないかもしれませんけど。
※左:セリナ姫、右:部隊長のお嬢さん
このブログではこのへんがぎりぎり限界。
定番の触手漫画「恋姫花~こいひめばな~」
叶わぬ想いも実るという、伝説の「恋姫花」
しかし、咲いている森は神域とされており、「セリナ姫」は”森の大神”によって、侵入した償いをさせられてしまうのでした。
お姫さまがぐちょぐちょにやられちゃう短編ですね。
「セリナ姫」って覚えある名前でしたが…「ロマンシア」か?
いやー懐かしいなぁ。
主役が「セリナ姫」になったりする裏モードあるんですけど、漫画版「ロマンシア」はそんな設定でしたよ。
そう言えば最近見かけませんね、「円英智」センセ。
…激しく脱線したので戻します。
漫画内でも指摘されていましたが、神は”ゲテゲテゲテ”なんて下品な笑い方はしないでしょう(笑)
相手の隙を突くため、えっちされている姫を見守らなければならない兵士(※昔馴染みで”お兄さま”と慕われている)という、もどかしさも漫画の味付けとなっておりました。
散々にえろい姿を晒す「セリナ姫」なんですが、あれでラブコメちっくな終わり方をすることが凄い。
単純にお飾りではない様子も描かれていたので、まぁ色々と吹っ切れたのかもしれませんが。
女の子はタフですねー。
↓表紙・カバー裏の表面を飾っている、同じく触手系な短編「不敗部隊伝説」
闇結晶に挑んだ”王国一の不敗部隊”
しかし、その力は凄まじく、部隊長であるお嬢さん1人を残して、全滅してしまうのでした。
実はわざと生き残らされていたという彼女も奮戦空しく、捕縛されてしまったのです。
だいたいそんな流れ。
これは素直に「なるほど」とか思いました。
あまり複雑なことではないんですが、ひでるさん的にはなかなか新鮮。
最強と言われていた部隊があっさり全滅寸前まで追い込まれ、それがためにえっちされちゃう展開、そして…という、設定とお話のよくまとまった短編です。
詳細については一応伏せておきますが、おまけの「はみ射精(だ)し劇場」を含めて非常に良い出来栄え。
上の「シッポちゃん」もいいんですが、全体的にはこちらのが断然良かったです。
他シチュエーションを見たい気もしますが、ネタとしては一発が限度かな。
(※漢字変換して気付きました。ネタバレなので、反転させておきます⇒もしかして「不敗」と「腐敗」をかけている?)
「見習いシスター チリカ」は童顔の割に大きな胸をもつ「チリカ」ちゃんが主人公。
罠にかかっていたケモノの愛らしさに魅了された「チリカちゃん」
処分寸前だったのを無理やり教会へ連れて帰ったんですが、ソレは淫獣だったのです。
食べ物が「女のおしっこ」と聞かされていたこともあり、放尿描写のある本作品。
淫獣ではあるものの邪悪な存在でないらしく、ラストは意外なほど爽やかでした。
これはヒロイン「チリカちゃん」の影響が大きいでしょう。
いかにも見習いという容姿・性格で、常にパンチラ状態の服も良かったです。
※左:チリカ、右:ベシェール
この2人も良かったです。「チリカちゃん」大き過ぎます。
ほか触手系は、前半はショタっぽかった「霧の館の男の子」
これは現代劇でいいのかな。
後半からガラリと変化するんですが、こちらのラストも”前ページと同じ漫画というのが嘘みたい”な気持ちよいラストでした。
もう一つ、「増殖襲来」は対エイリアンで触手。
丸出しみたいなコスチュームがえっちなんですが、捕まったヒロイン「ベシェール」がデータ取得のため、状況報告させられるんですね。
たぶんそうだろうなぁ、と先の読める展開であったものの、実況させられてるのが実にえっちでした。
もし無事に生還したならば、間違いなくセクハラで訴えられそうです。
収録の「お兄さまの仇です!」は悪魔サキュバスと聖騎士見習いで女同士・ふたなり、おとり捜査「見てはいけない」は調教っぽい漫画になっておりました。
うち「お兄さまの仇です!」は故あってサキュバスさんがえっちのメインだったんですが、これは逆のが良かったなぁ。
柔らかな線のごっちゃり系。
あまり枠線の目立たない描き方です。
濃淡はやや薄めで、ネタ(触手ね)の特徴もあってか、ページはかなり賑やか。
しかし、丁寧な作画と絶妙なバランス感覚があり、見辛さはありませんでした。
なお、裏表紙にラフ絵があるんですが、コレいまいち分かりにくく、実際の良さを伝えきれていないのは残念。
おおまかな内容については、そちらの文で確認できるんですけどねー。
カラーとはちと異なるものの、↓表紙を素直に判断して問題ありません。
短編で終わらせるには惜しいです。
それぞれ職業が異なっていたため、収録キャラでパーティーを組んで冒険させても面白そうでした。
あとがき下の絵を眺めて、そんなん思いましたよ。
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・独創性:■■■■□
・属性 : 成年・ファンタジー
・おまけ: あとがき、描き下ろし(?)「はみ射精し劇場」、
カバー裏に別絵(表紙の続き)・キャララフ。
・その他: 初単行本、短編×8。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「ほりとも」センセの「FAIRY TALES [フェアリーテールズ]」です。
毎度お馴染み、「キルタイムコミュニケーション」さんの単行本。
やっぱり触手にされてしまう、えっちな短編がずらりと収録されていました。
ただ、普通のそんなんとは違って、明るい結末が多いのは「ほりとも」センセの特徴です。
こちら初単行本とのことでしたが、高い完成度の単行本でした。
(※「堀江智宏」という名でも活動されているそうです)
読後感は悪くないので、比較的広範囲にオススメできます。
※トカゲっ娘戦士「シッポちゃん」
キャラクターでは、やっぱりこの娘でしょう。
収録中でもっともキャラが目立つ「シッポのご主人さまっ」
主人公は薬の調合士。
ある日、ペットである「ツインテールトカゲ」に調合途中であった薬をうっかりかけてしまったのです。
その効果か、トカゲであった「シッポ」は人間の女の子のような姿になっていたのでした。
原因をさぐるため、「シッポ」に手を伸ばした主人公は…。
「なに気安く触ってんのよ!バカ主人!」
ツンデレなトカゲ娘とのラブコメちっくな短編。
収録では最もソフトタッチでした。
トカゲの擬人化と言えば通常「リザードマン」を連想するところですが、そこをツンデレ・ロリな女子とした設定が絶妙。
裏表紙を飾っているのが「シッポちゃん」なんですね。
種類が「ツインテールトカゲ」なため、やっぱり髪型はツインテール。
太めな尻尾は”ぷりぷりですごく柔らかい”らしく、また触られている際の反応もいい感じでした。
もしかしてあれは弱点なのかなぁ。
「~なんだからね!」というお約束な台詞もあり、お好みな方には直撃するだろうキャラです。
着ている衣装(※漫画でも突っ込みありましたが、変化した時にはもう服着てた)も、あまり見られないデザインですね。
「トカゲっ娘戦士」とか言っていたそのまま実際に戦闘力あるらしく、体格差のある魔物を一撃で仕留めています。
おまけページでちょっと顔を見せていましたが、2人の冒険話なども面白そうですね。
ただ、触手うねうねする、ハードなものを期待していた方には物足りないかもしれませんけど。
※左:セリナ姫、右:部隊長のお嬢さん
このブログではこのへんがぎりぎり限界。
定番の触手漫画「恋姫花~こいひめばな~」
叶わぬ想いも実るという、伝説の「恋姫花」
しかし、咲いている森は神域とされており、「セリナ姫」は”森の大神”によって、侵入した償いをさせられてしまうのでした。
お姫さまがぐちょぐちょにやられちゃう短編ですね。
「セリナ姫」って覚えある名前でしたが…「ロマンシア」か?
いやー懐かしいなぁ。
主役が「セリナ姫」になったりする裏モードあるんですけど、漫画版「ロマンシア」はそんな設定でしたよ。
そう言えば最近見かけませんね、「円英智」センセ。
…激しく脱線したので戻します。
漫画内でも指摘されていましたが、神は”ゲテゲテゲテ”なんて下品な笑い方はしないでしょう(笑)
相手の隙を突くため、えっちされている姫を見守らなければならない兵士(※昔馴染みで”お兄さま”と慕われている)という、もどかしさも漫画の味付けとなっておりました。
散々にえろい姿を晒す「セリナ姫」なんですが、あれでラブコメちっくな終わり方をすることが凄い。
単純にお飾りではない様子も描かれていたので、まぁ色々と吹っ切れたのかもしれませんが。
女の子はタフですねー。
↓表紙・カバー裏の表面を飾っている、同じく触手系な短編「不敗部隊伝説」
闇結晶に挑んだ”王国一の不敗部隊”
しかし、その力は凄まじく、部隊長であるお嬢さん1人を残して、全滅してしまうのでした。
実はわざと生き残らされていたという彼女も奮戦空しく、捕縛されてしまったのです。
だいたいそんな流れ。
これは素直に「なるほど」とか思いました。
あまり複雑なことではないんですが、ひでるさん的にはなかなか新鮮。
最強と言われていた部隊があっさり全滅寸前まで追い込まれ、それがためにえっちされちゃう展開、そして…という、設定とお話のよくまとまった短編です。
詳細については一応伏せておきますが、おまけの「はみ射精(だ)し劇場」を含めて非常に良い出来栄え。
上の「シッポちゃん」もいいんですが、全体的にはこちらのが断然良かったです。
他シチュエーションを見たい気もしますが、ネタとしては一発が限度かな。
(※漢字変換して気付きました。ネタバレなので、反転させておきます⇒もしかして「不敗」と「腐敗」をかけている?)
「見習いシスター チリカ」は童顔の割に大きな胸をもつ「チリカ」ちゃんが主人公。
罠にかかっていたケモノの愛らしさに魅了された「チリカちゃん」
処分寸前だったのを無理やり教会へ連れて帰ったんですが、ソレは淫獣だったのです。
食べ物が「女のおしっこ」と聞かされていたこともあり、放尿描写のある本作品。
淫獣ではあるものの邪悪な存在でないらしく、ラストは意外なほど爽やかでした。
これはヒロイン「チリカちゃん」の影響が大きいでしょう。
いかにも見習いという容姿・性格で、常にパンチラ状態の服も良かったです。
※左:チリカ、右:ベシェール
この2人も良かったです。「チリカちゃん」大き過ぎます。
ほか触手系は、前半はショタっぽかった「霧の館の男の子」
これは現代劇でいいのかな。
後半からガラリと変化するんですが、こちらのラストも”前ページと同じ漫画というのが嘘みたい”な気持ちよいラストでした。
もう一つ、「増殖襲来」は対エイリアンで触手。
丸出しみたいなコスチュームがえっちなんですが、捕まったヒロイン「ベシェール」がデータ取得のため、状況報告させられるんですね。
たぶんそうだろうなぁ、と先の読める展開であったものの、実況させられてるのが実にえっちでした。
もし無事に生還したならば、間違いなくセクハラで訴えられそうです。
収録の「お兄さまの仇です!」は悪魔サキュバスと聖騎士見習いで女同士・ふたなり、おとり捜査「見てはいけない」は調教っぽい漫画になっておりました。
うち「お兄さまの仇です!」は故あってサキュバスさんがえっちのメインだったんですが、これは逆のが良かったなぁ。
柔らかな線のごっちゃり系。
あまり枠線の目立たない描き方です。
濃淡はやや薄めで、ネタ(触手ね)の特徴もあってか、ページはかなり賑やか。
しかし、丁寧な作画と絶妙なバランス感覚があり、見辛さはありませんでした。
なお、裏表紙にラフ絵があるんですが、コレいまいち分かりにくく、実際の良さを伝えきれていないのは残念。
おおまかな内容については、そちらの文で確認できるんですけどねー。
カラーとはちと異なるものの、↓表紙を素直に判断して問題ありません。
短編で終わらせるには惜しいです。
それぞれ職業が異なっていたため、収録キャラでパーティーを組んで冒険させても面白そうでした。
あとがき下の絵を眺めて、そんなん思いましたよ。
フェアリーテールズ (アンリアルコミックス 25) (2008/11/29) ほりとも 商品詳細を見る |
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■Gift ギフト (東山翔)
★まんがデーター [13/15]
・絵 :■■■■□
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■■
・属性 : 成年・ロリ
・おまけ: 「Postscript(あとがき)」、「Explanation(作品解説)」、
描き下ろし「Always There」「We Will Meet Again」、
カバー裏に別絵、加筆修正あり。
・その他: カラー(4P)、短編×10(うち「Gift」×8)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「東山翔(ひがしやま・しょう)」センセの「Gift All I know is the gift of LOVE is the greatest GIFT of all.」です。
漫画好きな皆さま、お疲れ様です。
今週末は月末ということで、そりゃーもう色々と発売されておりました。
何も考えず色々と手に取っていたら、エライこととなったひでるさんです。
今日はさすがに何冊か店頭で見送らせて頂きましたよ。
世間的なメインは…2冊発売されてる「甘詰留太」センセ?
それとも、やっぱり「チャーリー にしなか」センセなんですかねー。
そうしたことを踏まえ(うそ)、本日の漫画は「Gift ギフト」にしてみました。
”LOで最も成長した新人大賞2008”にて、見事1位を獲得したらしい「東山翔」センセ2冊目の単行本です。
…どーでもいいですが、色々と賞あるんですね。
まぁ、めでたいからいいか。
※玖江里亜紀
両極端な表情にしてみました。右の下部分がどうなっているのかは秘密。
ブログでは、初単行本「Stand By Me」を紹介しておりました。
そちらは全て短編でしたが、今回は描き下ろしも含む中編漫画「Gift」を中心とした単行本。
次は連続話とか~とか前回書いていたそのまま、ひでる期待の連続話なのです。
さて、メインの「Gift」は6話の構成。
「Gifted(ギフテッド)」と呼ばれる、”先天的に平均よりも優れた、高い能力を持って生まれる子供”たち。
「玖江里亜紀(くえり・あき)」は、そんなギフテッドの1人なのでした。
しかし、そうした性質がため周囲から浮いた存在となり、学校だけでなく家庭でもやや孤立気味だったのです。
親の死を切っ掛けに桐生家へ引き取られた「亜紀」は、屈託ない義兄「桐生俊介」との出会いから次第に彼に対しては心を開いていくのでした…。
大雑把にはそんな感じ。
こないだの「YOUR DOG/関谷あさみ」などもそうでしたが、こうしたジャンルの方は良い連続話を描かれますねー。
ひでるさんはこの漫画で知りました、先天的な天才児「ギフテッド」
漫画のヒロイン「亜紀ちゃん」も心を閉ざしておりましたが、実際にそうした子らも心理的・社会的な問題を抱えているんだとか。
出来過ぎるというのも、大変なのね。
解説にて書かれていましたが、なるほど心身の不一致というのは良いネタなのかもしれません。
…テキストはちと大変そうでしたけれど。
さて、「亜紀ちゃん」は年齢らしからぬ、硬いもの言いが特徴の女の子。
不登校でひきこもりなんですが、心を許せる義兄「俊介くん」との生活は彼女にとって幸せみたい。
あの、年下の子へ素直に教えを請うことのできる、さらに普通に「すごいなー」と頭を撫でることのできる「俊介くん」というのは、なかなか器の大きな人物ですね。
本人にその自覚ないあたり、いかにもという感じでした。
そうした彼との距離が近くなってしまうのは、必然かもしれません。
※勉強を教える「亜紀ちゃん」
眼鏡が可愛いです。ほとんど眼鏡かけてないのが残念。
漫画では、「俊介くん」の親御さんらが不在なため、えっちしまくっておりました。
だんだんプレイが発展しており、3話は「ちこちゃん」こと「みちこ」さんに続いてお尻、4話はトイレ裏で野外、さらに5話に至っては、目隠し放置というソフトSMっぽいことまでやっていました。
まだ小学生なのに…スゴイなぁ。
2話目のレギンス(※)プレイもいいですねー。
いきなり穴あけちゃったのは良し悪しかもしれませんが。
(※やっぱり後から切ってほしかったなぁ)
なお↓表紙では胸を全開(※たぶんあれは「はるか」さん?)にしていますが、こちら本編及び単行本全体では上半身服着たままが多く、ほぼ胸の露出がない、実に珍しい成年漫画。
…要するに、ほとんど全裸にはなっていないのです。
平たい胸を眺めるのがお好きな方は要注意(笑)
そんな訳で、ラスト6話での全裸えっちは逆に印象的でした。
放尿描写もありますので、お楽しみに。
これもセンセの計算なのかな。
もともとのラストままでも良かったんですが…やっぱり後日談の描き下ろし部分入れたのは正解ですね。
あのエピソードが加わったことで、お話がより深い…じゃなく、「亜紀ちゃん」がより魅力的になったと思います。
設定部分と、それを軽く・簡単に扱わなかったことの勝利。
オススメです。
※左:優香、右:はるか
こちらの「優香さん」はいかにもなヒロインですね。
ほか、同時収録の短編「Why Not?」、「Bewitched」
兄妹の近親系「Why Not?」
したたかな妹「ゆか」こと「優香」ちゃんのキャラが光っております。
えっち最中、不意にお父さんが入ってくるシーンは秀逸。
先の「亜紀ちゃん」もトイレ裏にてバレないよう声を抑えるという、ひでるさん好きなシーンがありましたけれど、こちらは実父がすぐ目前にいる状態でのドキドキえっちがありました。
「大丈夫?顔赤いよ」
などと声をかけられていたりして。うはー。
優香ちゃん」にも好評だったようです。
もうひとつ「Bewitched」は”そんな感じかなぁ”という、近すぎる2人の短編。
セーラー服ですし、↓表紙はこちらのヒロイン「はるか」さん?
麻痺してしまった関係を発展させるには、第3者の存在が必要かも。
ちょっと切ない、良作品でした。
「まーくん」は早いとこ気付いてあげるように。
丁寧な細線のすっきり絵柄。
白比率高く濃淡は薄めなので、ページは見やすくなっています。
特に背景に関しては極端なほどの巧さがあり、またそれが強すぎないのも漫画としてはぴったり。
ただ、安定と言うにはまだ若干遠いかなぁ。
時期が違うのかもしれませんけど、特に「Gift」は連続話ということもあって、やや不安定。
前半は硬さがありましたけど、後半はだいぶ慣れて自然な雰囲気になっていました。
紹介帯のカット絵と、↓表紙にてご判断下さい。
念入りに準備されてたことが実った漫画・単行本だと思います。
ロリではなくなっちゃいますけど、成長した「亜紀ちゃん」の姿というのも見てみたい気がします。
(※)レギンス
もともとは足先まですっぽりおおうニット性の衣類なんだって。
現在はほぼスパッツと同義。
当初はメーカー名だと思っていた(本当)、物を知らないひでるさんです。
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・話 :■■■■□
・独創性:■■■■■
・属性 : 成年・ロリ
・おまけ: 「Postscript(あとがき)」、「Explanation(作品解説)」、
描き下ろし「Always There」「We Will Meet Again」、
カバー裏に別絵、加筆修正あり。
・その他: カラー(4P)、短編×10(うち「Gift」×8)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「東山翔(ひがしやま・しょう)」センセの「Gift All I know is the gift of LOVE is the greatest GIFT of all.」です。
漫画好きな皆さま、お疲れ様です。
今週末は月末ということで、そりゃーもう色々と発売されておりました。
何も考えず色々と手に取っていたら、エライこととなったひでるさんです。
今日はさすがに何冊か店頭で見送らせて頂きましたよ。
世間的なメインは…2冊発売されてる「甘詰留太」センセ?
それとも、やっぱり「チャーリー にしなか」センセなんですかねー。
そうしたことを踏まえ(うそ)、本日の漫画は「Gift ギフト」にしてみました。
”LOで最も成長した新人大賞2008”にて、見事1位を獲得したらしい「東山翔」センセ2冊目の単行本です。
…どーでもいいですが、色々と賞あるんですね。
まぁ、めでたいからいいか。
※玖江里亜紀
両極端な表情にしてみました。右の下部分がどうなっているのかは秘密。
ブログでは、初単行本「Stand By Me」を紹介しておりました。
そちらは全て短編でしたが、今回は描き下ろしも含む中編漫画「Gift」を中心とした単行本。
次は連続話とか~とか前回書いていたそのまま、ひでる期待の連続話なのです。
さて、メインの「Gift」は6話の構成。
「Gifted(ギフテッド)」と呼ばれる、”先天的に平均よりも優れた、高い能力を持って生まれる子供”たち。
「玖江里亜紀(くえり・あき)」は、そんなギフテッドの1人なのでした。
しかし、そうした性質がため周囲から浮いた存在となり、学校だけでなく家庭でもやや孤立気味だったのです。
親の死を切っ掛けに桐生家へ引き取られた「亜紀」は、屈託ない義兄「桐生俊介」との出会いから次第に彼に対しては心を開いていくのでした…。
大雑把にはそんな感じ。
こないだの「YOUR DOG/関谷あさみ」などもそうでしたが、こうしたジャンルの方は良い連続話を描かれますねー。
ひでるさんはこの漫画で知りました、先天的な天才児「ギフテッド」
漫画のヒロイン「亜紀ちゃん」も心を閉ざしておりましたが、実際にそうした子らも心理的・社会的な問題を抱えているんだとか。
出来過ぎるというのも、大変なのね。
解説にて書かれていましたが、なるほど心身の不一致というのは良いネタなのかもしれません。
…テキストはちと大変そうでしたけれど。
さて、「亜紀ちゃん」は年齢らしからぬ、硬いもの言いが特徴の女の子。
不登校でひきこもりなんですが、心を許せる義兄「俊介くん」との生活は彼女にとって幸せみたい。
あの、年下の子へ素直に教えを請うことのできる、さらに普通に「すごいなー」と頭を撫でることのできる「俊介くん」というのは、なかなか器の大きな人物ですね。
本人にその自覚ないあたり、いかにもという感じでした。
そうした彼との距離が近くなってしまうのは、必然かもしれません。
※勉強を教える「亜紀ちゃん」
眼鏡が可愛いです。ほとんど眼鏡かけてないのが残念。
漫画では、「俊介くん」の親御さんらが不在なため、えっちしまくっておりました。
だんだんプレイが発展しており、3話は「ちこちゃん」こと「みちこ」さんに続いてお尻、4話はトイレ裏で野外、さらに5話に至っては、目隠し放置というソフトSMっぽいことまでやっていました。
まだ小学生なのに…スゴイなぁ。
2話目のレギンス(※)プレイもいいですねー。
いきなり穴あけちゃったのは良し悪しかもしれませんが。
(※やっぱり後から切ってほしかったなぁ)
なお↓表紙では胸を全開(※たぶんあれは「はるか」さん?)にしていますが、こちら本編及び単行本全体では上半身服着たままが多く、ほぼ胸の露出がない、実に珍しい成年漫画。
…要するに、ほとんど全裸にはなっていないのです。
平たい胸を眺めるのがお好きな方は要注意(笑)
そんな訳で、ラスト6話での全裸えっちは逆に印象的でした。
放尿描写もありますので、お楽しみに。
これもセンセの計算なのかな。
もともとのラストままでも良かったんですが…やっぱり後日談の描き下ろし部分入れたのは正解ですね。
あのエピソードが加わったことで、お話がより深い…じゃなく、「亜紀ちゃん」がより魅力的になったと思います。
設定部分と、それを軽く・簡単に扱わなかったことの勝利。
オススメです。
※左:優香、右:はるか
こちらの「優香さん」はいかにもなヒロインですね。
ほか、同時収録の短編「Why Not?」、「Bewitched」
兄妹の近親系「Why Not?」
したたかな妹「ゆか」こと「優香」ちゃんのキャラが光っております。
えっち最中、不意にお父さんが入ってくるシーンは秀逸。
先の「亜紀ちゃん」もトイレ裏にてバレないよう声を抑えるという、ひでるさん好きなシーンがありましたけれど、こちらは実父がすぐ目前にいる状態でのドキドキえっちがありました。
「大丈夫?顔赤いよ」
などと声をかけられていたりして。うはー。
優香ちゃん」にも好評だったようです。
もうひとつ「Bewitched」は”そんな感じかなぁ”という、近すぎる2人の短編。
セーラー服ですし、↓表紙はこちらのヒロイン「はるか」さん?
麻痺してしまった関係を発展させるには、第3者の存在が必要かも。
ちょっと切ない、良作品でした。
「まーくん」は早いとこ気付いてあげるように。
丁寧な細線のすっきり絵柄。
白比率高く濃淡は薄めなので、ページは見やすくなっています。
特に背景に関しては極端なほどの巧さがあり、またそれが強すぎないのも漫画としてはぴったり。
ただ、安定と言うにはまだ若干遠いかなぁ。
時期が違うのかもしれませんけど、特に「Gift」は連続話ということもあって、やや不安定。
前半は硬さがありましたけど、後半はだいぶ慣れて自然な雰囲気になっていました。
紹介帯のカット絵と、↓表紙にてご判断下さい。
念入りに準備されてたことが実った漫画・単行本だと思います。
ロリではなくなっちゃいますけど、成長した「亜紀ちゃん」の姿というのも見てみたい気がします。
Gift (TENMAコミックスLO) (TENMAコミックス) (2008/11/27) 東山 翔 商品詳細を見る |
(※)レギンス
もともとは足先まですっぽりおおうニット性の衣類なんだって。
現在はほぼスパッツと同義。
当初はメーカー名だと思っていた(本当)、物を知らないひでるさんです。
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■しるバ. (爆天童)
★まんがデーター [11/15]
・絵 :■■■■□
・話 :■■■□□
・独創性:■■■■□
・属性 : 4コマ・悪の秘密結社
・おまけ: あとがき(1,2)、
カバー裏「魔法少女イヅル26のひみつ・
蔵出ししるバ」(1)・その後漫画(2)
・その他: カラー(2P(1)、8P(2))、24話収録(1)、
26話収録(2)、全2巻。
※括弧数値は巻数の意味。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「爆天童(ばくてんどう)」センセの「しるバ. 全2巻」です。
祝・完結巻ということで。
特に4コマ単行本の紹介というのはやり辛いので敬遠したいんですが…単独にこちらを紹介するブログは少ないかなーと思ったので、頑張ってやります。
(※もしいっぱいあったら…「爆天童」センセ、すみません)
さて、ひでるさんは「開運☆野望神社」でイラスト描かれている方、という印象の「爆天童」センセ。
記憶に残り易い、特徴的なお名前で覚えていたため、1巻から買っていたんですね。
※安田ゼノスカール=シルバ
左が1話、右は47話タイトル扉の「しるば」です。
「しるば」こと「安田ゼノスカール=シルバ」は背丈以上の巨大な鎌を片手にした転校生。
「将来の夢は悪の組織の大幹部になる事です!」
いきなりそんな自己紹介をした「しるば」は、悪の組織「ゼノスカール帝国」の戦闘員見習いなんですが、その母「安田ステラ」は過去に「ヘドリアンの魔女」と恐れられていた、大総統の娘。
要するに孫娘で、後々の組織を背負って立つ存在。
正義の味方から貧乏生活などと闘いつつ、世界征服を夢見るのでした。
…大雑把には、そんな雰囲気。
ほのぼの悪の組織経営、みたいな4コマ漫画です。
お話は最近の主流(←よくわかんないけど)である、ストーリー性のある4コマ形式。
それらしい活動をちゃんと(?)しているシーンもありましたが、大半はほわーんとした日常生活の描写でした。
主人公の「しるば」が学校へ通っているため、場面の大半はそちらになっています。
組織運営がぎりぎりで貧乏なためか、食に対してかなり貪欲で、彼女が関わるとたいてい食か貧乏どちらかのネタになっていました。
そんな彼女より目立っている、自由奔放な母「ステラ」さん。
引退しているため普段は特に仕事もなく、好き勝手に遊びまわっているうえ、給食目的で頻繁に学校へ顔を出すという子供のような母親。
”パンとおかずと牛乳まである食事が誕生日以来”という「しるば」の台詞から考えると、なるほど母親にとっても給食の献立というのは魅力的なものなんでしょう。
果ては給食費を請求されたりしてました(笑)
ファミレスとかでバイトでもすればいいと思うんですが…あの性格からして無理か。
自らの年齢を15歳とか言っている、お茶目な方です。
そしたら「しるば」は何歳で産んだんだ。
※安田ステラ
ひでるさんお気に入りです。かなり強いんですが。
しかし、もともと鎌の所有者であった「ステラさん」の戦闘力は現役時代は無論のこと、引退した現在でも相当に高い様子。
6歳の時には豆まきで大総統である父親を病院送りにしたほか、現役では単独で部隊を壊滅させています。
(※当人は蟻を踏みつぶした程度の印象)
ふらふらと遊び歩いている現在でも、復讐のために登場した妖精を瞬殺、ロケット型のロボには最後のトドメをさし、街の危機を回避しておりました。
大幹部時代の「ステラさん」は、ほとんど暗い表情を変えておらず、
「部下たちの手前やりたいこともできなかった」
…との回想も、おそらく本当のことなのでしょう。
なお、旦那である戦闘員(※容姿はまったく同じ)とは恋愛結婚。
猛反対だった父親と大喧嘩し、組織を崩壊寸前にしているなど、今の彼女は”恋によって解放された姿”なのかもしれませんね。
そのあたりを真面目に描いても面白いかも。
日常描写と共に、たまに戦闘シーン……っぽいものある本単行本。
ゼノスカール帝国の面々は普段おちゃらけておりますが、ああ見えて意外に強力かつしたたかな組織なのです。
単純な戦闘力では先の「ステラさん」を筆頭に、ほとんどの戦闘にて勝利している改造・魔法少女の「八雲イヅル」、鎌を受け継いでいる勉強熱心な主人公「しるば」
さらに、商店街のアイドル「ハルミ」さんも組織経営に頭を抱える姿ばかりでしたが、闘った際にはさすがに支部長だけあって強かったです。
実は相当に手強い組織なのかなぁ。
※ハルミさん
貧乳に悩む、真面目な突っ込み役です。
その自信からか、付近に悪の組織があるというのは承知の事実。
(※堂々と戦闘員をポスターで勧誘してたりするからね)
戦闘員がそのままの姿で地域社会の様々な分野(コンビニから介護施設まで)に進出しており、商店街でも顔なじみとして完全に地域へ解け込んいました。
困っている人を助ける描写あり、不審者として警察が逮捕するのは正義(自称)の魔法少女でした。
仕事から草野球まで無くてはならない存在となりつつあり、これはまぁ、実質支配の第一段階を完了している、と同じようなものでしょう。
”抵抗する者には容赦しないが、従った者には優しい”という、「北条早雲」みたいなやり方なのです。(←ちと違いますが大雑把には)
丁寧な細線のすっきり絵柄。
いかにも4コマらしい、ぺたっとした平面絵で、強いデフォルメが特徴です。
ちょっとした背景や小物など巧く安定感もあり、あちこちバランスに優れた方。
コメディー崩しに違和感がないのは、そのためでしょう。
ただ、縦長・楕円な輪郭など癖があり、人を選ぶと思われます。
判断には、↓表紙と共に裏表紙が良いと思いました。
ひでるさんは好きなジャンルでしたが、ぶつ切り・コメディー一辺倒な4コマはあまり好きでないのです。
出来れば、2巻冒頭に収録されたカラー原稿のような、ストーリー漫画で見たかったところでした。
王道かもしれませんが、ラストエピソード、2巻カバー裏のその後漫画はまた良かったですよ。
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・話 :■■■□□
・独創性:■■■■□
・属性 : 4コマ・悪の秘密結社
・おまけ: あとがき(1,2)、
カバー裏「魔法少女イヅル26のひみつ・
蔵出ししるバ」(1)・その後漫画(2)
・その他: カラー(2P(1)、8P(2))、24話収録(1)、
26話収録(2)、全2巻。
※括弧数値は巻数の意味。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「爆天童(ばくてんどう)」センセの「しるバ. 全2巻」です。
祝・完結巻ということで。
特に4コマ単行本の紹介というのはやり辛いので敬遠したいんですが…単独にこちらを紹介するブログは少ないかなーと思ったので、頑張ってやります。
(※もしいっぱいあったら…「爆天童」センセ、すみません)
さて、ひでるさんは「開運☆野望神社」でイラスト描かれている方、という印象の「爆天童」センセ。
記憶に残り易い、特徴的なお名前で覚えていたため、1巻から買っていたんですね。
※安田ゼノスカール=シルバ
左が1話、右は47話タイトル扉の「しるば」です。
「しるば」こと「安田ゼノスカール=シルバ」は背丈以上の巨大な鎌を片手にした転校生。
「将来の夢は悪の組織の大幹部になる事です!」
いきなりそんな自己紹介をした「しるば」は、悪の組織「ゼノスカール帝国」の戦闘員見習いなんですが、その母「安田ステラ」は過去に「ヘドリアンの魔女」と恐れられていた、大総統の娘。
要するに孫娘で、後々の組織を背負って立つ存在。
正義の味方から貧乏生活などと闘いつつ、世界征服を夢見るのでした。
…大雑把には、そんな雰囲気。
ほのぼの悪の組織経営、みたいな4コマ漫画です。
お話は最近の主流(←よくわかんないけど)である、ストーリー性のある4コマ形式。
それらしい活動をちゃんと(?)しているシーンもありましたが、大半はほわーんとした日常生活の描写でした。
主人公の「しるば」が学校へ通っているため、場面の大半はそちらになっています。
組織運営がぎりぎりで貧乏なためか、食に対してかなり貪欲で、彼女が関わるとたいてい食か貧乏どちらかのネタになっていました。
そんな彼女より目立っている、自由奔放な母「ステラ」さん。
引退しているため普段は特に仕事もなく、好き勝手に遊びまわっているうえ、給食目的で頻繁に学校へ顔を出すという子供のような母親。
”パンとおかずと牛乳まである食事が誕生日以来”という「しるば」の台詞から考えると、なるほど母親にとっても給食の献立というのは魅力的なものなんでしょう。
果ては給食費を請求されたりしてました(笑)
ファミレスとかでバイトでもすればいいと思うんですが…あの性格からして無理か。
自らの年齢を15歳とか言っている、お茶目な方です。
そしたら「しるば」は何歳で産んだんだ。
※安田ステラ
ひでるさんお気に入りです。かなり強いんですが。
しかし、もともと鎌の所有者であった「ステラさん」の戦闘力は現役時代は無論のこと、引退した現在でも相当に高い様子。
6歳の時には豆まきで大総統である父親を病院送りにしたほか、現役では単独で部隊を壊滅させています。
(※当人は蟻を踏みつぶした程度の印象)
ふらふらと遊び歩いている現在でも、復讐のために登場した妖精を瞬殺、ロケット型のロボには最後のトドメをさし、街の危機を回避しておりました。
大幹部時代の「ステラさん」は、ほとんど暗い表情を変えておらず、
「部下たちの手前やりたいこともできなかった」
…との回想も、おそらく本当のことなのでしょう。
なお、旦那である戦闘員(※容姿はまったく同じ)とは恋愛結婚。
猛反対だった父親と大喧嘩し、組織を崩壊寸前にしているなど、今の彼女は”恋によって解放された姿”なのかもしれませんね。
そのあたりを真面目に描いても面白いかも。
日常描写と共に、たまに戦闘シーン……っぽいものある本単行本。
ゼノスカール帝国の面々は普段おちゃらけておりますが、ああ見えて意外に強力かつしたたかな組織なのです。
単純な戦闘力では先の「ステラさん」を筆頭に、ほとんどの戦闘にて勝利している改造・魔法少女の「八雲イヅル」、鎌を受け継いでいる勉強熱心な主人公「しるば」
さらに、商店街のアイドル「ハルミ」さんも組織経営に頭を抱える姿ばかりでしたが、闘った際にはさすがに支部長だけあって強かったです。
実は相当に手強い組織なのかなぁ。
※ハルミさん
貧乳に悩む、真面目な突っ込み役です。
その自信からか、付近に悪の組織があるというのは承知の事実。
(※堂々と戦闘員をポスターで勧誘してたりするからね)
戦闘員がそのままの姿で地域社会の様々な分野(コンビニから介護施設まで)に進出しており、商店街でも顔なじみとして完全に地域へ解け込んいました。
困っている人を助ける描写あり、不審者として警察が逮捕するのは正義(自称)の魔法少女でした。
仕事から草野球まで無くてはならない存在となりつつあり、これはまぁ、実質支配の第一段階を完了している、と同じようなものでしょう。
”抵抗する者には容赦しないが、従った者には優しい”という、「北条早雲」みたいなやり方なのです。(←ちと違いますが大雑把には)
丁寧な細線のすっきり絵柄。
いかにも4コマらしい、ぺたっとした平面絵で、強いデフォルメが特徴です。
ちょっとした背景や小物など巧く安定感もあり、あちこちバランスに優れた方。
コメディー崩しに違和感がないのは、そのためでしょう。
ただ、縦長・楕円な輪郭など癖があり、人を選ぶと思われます。
判断には、↓表紙と共に裏表紙が良いと思いました。
ひでるさんは好きなジャンルでしたが、ぶつ切り・コメディー一辺倒な4コマはあまり好きでないのです。
出来れば、2巻冒頭に収録されたカラー原稿のような、ストーリー漫画で見たかったところでした。
王道かもしれませんが、ラストエピソード、2巻カバー裏のその後漫画はまた良かったですよ。
しるバ. 1 (1) (角川コミックス・エース 193-1) (2007/11) 爆天童 商品詳細を見る |
しるバ. (2) (角川コミックス・エース 193-2) (2008/11/26) 爆天童 商品詳細を見る |
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■堕天使の誘惑 (平岡竜一)
★まんがデーター [12/15]
・絵 :■■■■□
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : 露出・オフィス
・おまけ:
・その他: 11話収録、現在は1巻まで発売中。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「平岡竜一(ひらおか・りゅういち)」センセの「堕天使の誘惑-オフィス・エンジェル・プロジェクト- 1巻」です。
正直なところ、通常ではおそらく手を出さないタイプの漫画。
ただ、たまにはこんなんもいいかなーって思ったので、ちょっとチャレンジしてみました(笑)
※里山美月さん。
普段はこんな感じなのね。この時点で刺されば、ほぼ問題ありません。
そんな訳で、「堕天使の誘惑-オフィス・エンジェル・プロジェクト- 1巻」ですね。
巻数表記そのまま、次巻へとまたがる長編ストーリー漫画になっております。
描かれている「平岡竜一」センセの漫画はこちらが初見。
↓表紙のカラー絵からはドぎついものを想像しましたが、十分ひでるさんの守備範囲な仕上がりでした。
頭脳明晰で仕事もできるOL「里山美月(さとやま・みづき)」
専務「桜井良子」に見込まれた「美月」は特別に部屋を用意されるなど、会社では優遇されておりました。
しかし、実は単なる社員としての期待ではなく、極秘に進行していた”オフィス・エンジェル・プロジェクト”の候補として選ばれていたのです。
与えられていた部屋も完全モニターされており、秘められた欲望の全てが鑑賞されていたのでした。
その素質に満足した「良子」はプロジェクト始動を宣言。
「美月」を夕食へと誘うのです…。
だいたいこんな感じ。
※サーヤ
1巻はやっぱり彼女ですねー。えろいぞ。
まるでエロ小説のような、官能ストーリー漫画です。
なんだかまどろっこし~くやってましたが…計画ってのは要するに「美月さん」をストリッパーに仕立てることなの?
いや、それだけだと投資分を回収できなさそうですし、会社の存続にも関わるらしいので、もっと色々させるつもりなのかな。
まぁ、例え当人にその資質があったとしても、無理やりこじ開けるというのはいらぬお節介。
単純に「良子さん」は、自分の後悔とか欲求を発散したいだけなように感じました。
そのあたり、計画の今後に響きそう。
また、そうやって密かにプロジェクトが進行する一方、リーダー役である筈の営業課長「熊沢」らは別の動きを見せております。
”色事となると丸っきり短絡思考”
などと称されていたものの、「サーヤ」さんとのシーンでは相手の上を行く度量を発揮。
そう、メインヒロインは「美月さん」ですが、実は直接えっちの描写なく、1巻の見所は「熊沢」ら一味と「サーヤさん」のえっち対決にあるのでした。
ここがイイ!
ラブコメ漫画とかにある軽い対決ではありません。
プロジェクトから脱線しようとする彼らを戒める目的と、かたや欲望そのまま蹂躙しようとしているので、まさに真剣勝負なのです。
えっと…細かく書いては後の楽しみが減ってしまうので、漫画での文にてご想像下さい。
「裸を晒すことに慣れたサーヤにとって、久しぶりの……本物の恥辱に違いなかった」
…こんなんよ。
どう??
ここが5~7話とページ数もふんだんに使って描かれており、非常に見応えありました。
彼らプロジェクトとは関係なく動く者とともに、「良子さん」以下推進派も社内に多数いるらしく、今後はこうした内部対立なども見られることでしょう。
「美月さん」も計画そのままじわじわと開発されつつあるようなので、今後の展開から目が離せません。
はてさて今後はどうなるんでしょうね?
※謎の美女「メフィスト・レイミー」
さて、その正体は誰でしょう??
黒が強く、全体的に深い色合いの重たい絵柄。
コマ割りは小さく、リアル志向な人物絵など劇画タッチな漫画でした。
当然、多少のデフォルメはあるものの、よくある可愛らしいものと違って描写も濃厚。
いちおう一般系えっち単行本であるだけ消しも大きく、雰囲気ほどのクドさはありません。
…今のところは。
絵柄のタイプ的に好き嫌い分かれると思うので、↓表紙でご判断下さい。
最近流行りの洗練された感じもいいですが、こうした”いかにもアダルト”という絵も違った魅力あり、捨て難いもの。
特にこちらの「平岡竜一」センセは、しつこくもなく、あっさりでもなく、という良いバランス感覚でした。
オススメです。
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・話 :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : 露出・オフィス
・おまけ:
・その他: 11話収録、現在は1巻まで発売中。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「平岡竜一(ひらおか・りゅういち)」センセの「堕天使の誘惑-オフィス・エンジェル・プロジェクト- 1巻」です。
正直なところ、通常ではおそらく手を出さないタイプの漫画。
ただ、たまにはこんなんもいいかなーって思ったので、ちょっとチャレンジしてみました(笑)
※里山美月さん。
普段はこんな感じなのね。この時点で刺されば、ほぼ問題ありません。
そんな訳で、「堕天使の誘惑-オフィス・エンジェル・プロジェクト- 1巻」ですね。
巻数表記そのまま、次巻へとまたがる長編ストーリー漫画になっております。
描かれている「平岡竜一」センセの漫画はこちらが初見。
↓表紙のカラー絵からはドぎついものを想像しましたが、十分ひでるさんの守備範囲な仕上がりでした。
頭脳明晰で仕事もできるOL「里山美月(さとやま・みづき)」
専務「桜井良子」に見込まれた「美月」は特別に部屋を用意されるなど、会社では優遇されておりました。
しかし、実は単なる社員としての期待ではなく、極秘に進行していた”オフィス・エンジェル・プロジェクト”の候補として選ばれていたのです。
与えられていた部屋も完全モニターされており、秘められた欲望の全てが鑑賞されていたのでした。
その素質に満足した「良子」はプロジェクト始動を宣言。
「美月」を夕食へと誘うのです…。
だいたいこんな感じ。
※サーヤ
1巻はやっぱり彼女ですねー。えろいぞ。
まるでエロ小説のような、官能ストーリー漫画です。
なんだかまどろっこし~くやってましたが…計画ってのは要するに「美月さん」をストリッパーに仕立てることなの?
いや、それだけだと投資分を回収できなさそうですし、会社の存続にも関わるらしいので、もっと色々させるつもりなのかな。
まぁ、例え当人にその資質があったとしても、無理やりこじ開けるというのはいらぬお節介。
単純に「良子さん」は、自分の後悔とか欲求を発散したいだけなように感じました。
そのあたり、計画の今後に響きそう。
また、そうやって密かにプロジェクトが進行する一方、リーダー役である筈の営業課長「熊沢」らは別の動きを見せております。
”色事となると丸っきり短絡思考”
などと称されていたものの、「サーヤ」さんとのシーンでは相手の上を行く度量を発揮。
そう、メインヒロインは「美月さん」ですが、実は直接えっちの描写なく、1巻の見所は「熊沢」ら一味と「サーヤさん」のえっち対決にあるのでした。
ここがイイ!
ラブコメ漫画とかにある軽い対決ではありません。
プロジェクトから脱線しようとする彼らを戒める目的と、かたや欲望そのまま蹂躙しようとしているので、まさに真剣勝負なのです。
えっと…細かく書いては後の楽しみが減ってしまうので、漫画での文にてご想像下さい。
「裸を晒すことに慣れたサーヤにとって、久しぶりの……本物の恥辱に違いなかった」
…こんなんよ。
どう??
ここが5~7話とページ数もふんだんに使って描かれており、非常に見応えありました。
彼らプロジェクトとは関係なく動く者とともに、「良子さん」以下推進派も社内に多数いるらしく、今後はこうした内部対立なども見られることでしょう。
「美月さん」も計画そのままじわじわと開発されつつあるようなので、今後の展開から目が離せません。
はてさて今後はどうなるんでしょうね?
※謎の美女「メフィスト・レイミー」
さて、その正体は誰でしょう??
黒が強く、全体的に深い色合いの重たい絵柄。
コマ割りは小さく、リアル志向な人物絵など劇画タッチな漫画でした。
当然、多少のデフォルメはあるものの、よくある可愛らしいものと違って描写も濃厚。
いちおう一般系えっち単行本であるだけ消しも大きく、雰囲気ほどのクドさはありません。
…今のところは。
絵柄のタイプ的に好き嫌い分かれると思うので、↓表紙でご判断下さい。
最近流行りの洗練された感じもいいですが、こうした”いかにもアダルト”という絵も違った魅力あり、捨て難いもの。
特にこちらの「平岡竜一」センセは、しつこくもなく、あっさりでもなく、という良いバランス感覚でした。
オススメです。
堕天使の誘惑-オフィス・エンジェル・プロジェクト 1 (1) (アクションコミックス) (2008/11/12) 平岡 竜一 商品詳細を見る |
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tag : ラブコメ
■ももいろ女医ごっこ (武礼堂)
★まんがデーター [13/15]
・絵 :■■■■■
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : ラブコメ・コメディー
・おまけ: あとがき。
・その他: 短編×10
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「武礼堂(ぶれいどう)」センセの「ももいろ女医ごっこ」です。
ごめんなさい、時間まったくないので、簡潔にお送りいたします。
格闘ヒロイン漫画「レッする!アイドル」でお馴染み、「武礼堂(ぶれいどう)」センセ。
そちらの3巻とほぼ同時期に発売された「ももいろ女医ごっこ」は、一般系のえっち漫画。
全て短編で、いかにもセンセらしい明るく楽しいラブコメに仕上がっておりました。
基本となるコメディー系からお得意(?)の医療系、さらにちょっとイイ話ちっくなものまで収録された、幅広い構成です。
予備校生「桃山杏子」さんがとある思惑によって「桐生」くんを診察する表題作「ももいろ女医ごっこ」
↓表紙のツインテールな娘さんが「杏子さん」ですね。
やたらと目立っているでかい胸は表紙だけでなく、本編でも健在。
しかし、まっったくそれをネタとして扱ってないのは意外でした。
(※胸に触れるとか、使うとか、まったくそんな描写はなかったのです)
お話は甘いラブコメで、オチ部分のラヴっぷりが可愛らしかったです。
タイトルそのまま、どうしても女医には見えない「杏子さん」ですが、あの格好もいいですね~。
※左:杏子さん、右:ユキさん
インチキ女医とスチャラカ・ナースですね。溢れてます。
単行本「ナースなフリして」に続く短編「またナースなフリして」
めでたく看護師に採用された「勇樹」くん。
しかし、姉「ユキ」さんの策略により、なぜか女性として登録されていたのでした。
「いろいろやりやすい事もあんのよ」
という「ユキさん」に連れられて行ったのは、「柳眞子」さんの病室だったのです。
やっぱり女装ナース話。
前回よりもかなり描き慣れているためか、絵柄はより安定・洗練されておりました。
特に今回はお姉さんも参加し続けるので、前話を読んでいる方は必見です。
(※そっち見てなくても、十分楽しめます)
前回のヒロインであったツインテールの「つぐみちゃん」は、どちらか1コマでもいいから顔を出してほしかったなぁ…。
なお、”長くない”という単語に、「勇樹くん」ともども見事にひっかかってしまいました(笑)
もうひとつ「すやすやナース」はもともとカラー原稿でいいの?
ナースが寝ているという単純なネタの、8ページのショート漫画でした。
眼鏡のデキる女上司「冬馬冷子」」とヘタレな部下「森崎武志」くんの「勝ったと思わないでよね!」
こうした一般系えっち単行本では高確率で散見される、ビジネスマン向け短編です。
ありがちな設定でしたが、「冷子さん」が好きになった理由には思わず納得。
いかにもひでるさんが好みそうなネタなんですが、これは不思議と刺さりませんでした。
なんだろ、もうひと押しほしかったのかなぁ…。
背丈低いという設定が活かされてないですね。
ボロアパートで壁に穴が空き、隣室と繋がってしまう…という、どこぞの有名漫画のような短編「となりのツインテール」
食事していたのが前フリになっており、お腹がつかえちゃうんですね。
当然、お尻丸出し(パンモロ)状態となるのでした。
こうしたお約束なネタは大好物なんですが、欲を言えばもうちょっとじわじわとしたプレイが見たかったです。
3ページで、触る寸前に終わっちゃうのよ。
※美雪ちゃん、2タイプ。
お気に入りなので、2タイプ掲載してみました(笑)
ノスタルジーな空気漂う「ちゅぱちゅぱ」は、田舎のカップルを描いた作品。
こちらだけわざと作画を変えており、ちょっと大人っぽい人物絵にしているんですが…これがいい。
漫画の描き方からしておさえ目で、作品の雰囲気作りに成功していると思います。
こちらは、丈の長いワンピース、ピクチュアハット(ふちの広い帽子)、おさげ髪(ロングもある)という、清楚さ満点なヒロイン「美雪」ちゃんですね。
えっち場所がバス停というのもいいチョイスでした。
”無理言って描かせてもらった”という、センセもお気に入りな一本「KILLER MACHINE」
殺し屋「ミオ」は仕事の帰り、ちょっとしたミスで転落。
「テツハル」くんのアパート玄関前に落ち、そこで気を失ってしまうのです。
気絶している「ミオさん」を発見した「テツハルくん」は、とある理由がため彼女を”メイドロボ”として扱い…と、だいたいはそんな流れ。
これは最後がよかったー。
さすがに泣くほどではないですが、なんだか感情移入してじんわり(本当)
途中はともかく、あのラスト1ページだけで評価がぐんと上昇しました。
コメディーな冒頭から素敵なラストに至るまで、綺麗にまとまった傑作です。
※ミオさんです。
最後のページの彼女が実に素敵なのです。
ほか、「ミズギのカノジョ」、「飲んだら彼女」はコメディー色の強い短編。
花見エピソード「ほっぺもサクラ色」は途中の怪談話へ流れそうでしたが、実は…という、びっくり展開でした。
強い線の乱れない作画。
黒が強く濃淡では濃い目なんですが、キャラや背景などのバランスに優れているためか見やすいです。
テンポ良く、コメディー崩しからふっと真剣になる描写まで、漫画の巧い方でした。
幅広い輪郭と大きい目、むっちりとした太めの手足など、やや癖のあるキャラ絵。
…だと思っていたんですが、前述しております「ちゅぱちゅぱ」のように、作画自体を大きく変化させる技術をお持ちでした。
ちょっとびっくり。
さすがですねー。
やたら駆け足だったものの、予想外の展開が続いた「レッする!アイドル 3巻」がため、そちらと比べると衝撃度は薄いかなぁ。
しかし、こうした系統(一般系えっち)では、かなりオススメできる単行本です。
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・話 :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : ラブコメ・コメディー
・おまけ: あとがき。
・その他: 短編×10
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「武礼堂(ぶれいどう)」センセの「ももいろ女医ごっこ」です。
ごめんなさい、時間まったくないので、簡潔にお送りいたします。
格闘ヒロイン漫画「レッする!アイドル」でお馴染み、「武礼堂(ぶれいどう)」センセ。
そちらの3巻とほぼ同時期に発売された「ももいろ女医ごっこ」は、一般系のえっち漫画。
全て短編で、いかにもセンセらしい明るく楽しいラブコメに仕上がっておりました。
基本となるコメディー系からお得意(?)の医療系、さらにちょっとイイ話ちっくなものまで収録された、幅広い構成です。
予備校生「桃山杏子」さんがとある思惑によって「桐生」くんを診察する表題作「ももいろ女医ごっこ」
↓表紙のツインテールな娘さんが「杏子さん」ですね。
やたらと目立っているでかい胸は表紙だけでなく、本編でも健在。
しかし、まっったくそれをネタとして扱ってないのは意外でした。
(※胸に触れるとか、使うとか、まったくそんな描写はなかったのです)
お話は甘いラブコメで、オチ部分のラヴっぷりが可愛らしかったです。
タイトルそのまま、どうしても女医には見えない「杏子さん」ですが、あの格好もいいですね~。
※左:杏子さん、右:ユキさん
インチキ女医とスチャラカ・ナースですね。溢れてます。
単行本「ナースなフリして」に続く短編「またナースなフリして」
めでたく看護師に採用された「勇樹」くん。
しかし、姉「ユキ」さんの策略により、なぜか女性として登録されていたのでした。
「いろいろやりやすい事もあんのよ」
という「ユキさん」に連れられて行ったのは、「柳眞子」さんの病室だったのです。
やっぱり女装ナース話。
前回よりもかなり描き慣れているためか、絵柄はより安定・洗練されておりました。
特に今回はお姉さんも参加し続けるので、前話を読んでいる方は必見です。
(※そっち見てなくても、十分楽しめます)
前回のヒロインであったツインテールの「つぐみちゃん」は、どちらか1コマでもいいから顔を出してほしかったなぁ…。
なお、”長くない”という単語に、「勇樹くん」ともども見事にひっかかってしまいました(笑)
もうひとつ「すやすやナース」はもともとカラー原稿でいいの?
ナースが寝ているという単純なネタの、8ページのショート漫画でした。
眼鏡のデキる女上司「冬馬冷子」」とヘタレな部下「森崎武志」くんの「勝ったと思わないでよね!」
こうした一般系えっち単行本では高確率で散見される、ビジネスマン向け短編です。
ありがちな設定でしたが、「冷子さん」が好きになった理由には思わず納得。
いかにもひでるさんが好みそうなネタなんですが、これは不思議と刺さりませんでした。
なんだろ、もうひと押しほしかったのかなぁ…。
背丈低いという設定が活かされてないですね。
ボロアパートで壁に穴が空き、隣室と繋がってしまう…という、どこぞの有名漫画のような短編「となりのツインテール」
食事していたのが前フリになっており、お腹がつかえちゃうんですね。
当然、お尻丸出し(パンモロ)状態となるのでした。
こうしたお約束なネタは大好物なんですが、欲を言えばもうちょっとじわじわとしたプレイが見たかったです。
3ページで、触る寸前に終わっちゃうのよ。
※美雪ちゃん、2タイプ。
お気に入りなので、2タイプ掲載してみました(笑)
ノスタルジーな空気漂う「ちゅぱちゅぱ」は、田舎のカップルを描いた作品。
こちらだけわざと作画を変えており、ちょっと大人っぽい人物絵にしているんですが…これがいい。
漫画の描き方からしておさえ目で、作品の雰囲気作りに成功していると思います。
こちらは、丈の長いワンピース、ピクチュアハット(ふちの広い帽子)、おさげ髪(ロングもある)という、清楚さ満点なヒロイン「美雪」ちゃんですね。
えっち場所がバス停というのもいいチョイスでした。
”無理言って描かせてもらった”という、センセもお気に入りな一本「KILLER MACHINE」
殺し屋「ミオ」は仕事の帰り、ちょっとしたミスで転落。
「テツハル」くんのアパート玄関前に落ち、そこで気を失ってしまうのです。
気絶している「ミオさん」を発見した「テツハルくん」は、とある理由がため彼女を”メイドロボ”として扱い…と、だいたいはそんな流れ。
これは最後がよかったー。
さすがに泣くほどではないですが、なんだか感情移入してじんわり(本当)
途中はともかく、あのラスト1ページだけで評価がぐんと上昇しました。
コメディーな冒頭から素敵なラストに至るまで、綺麗にまとまった傑作です。
※ミオさんです。
最後のページの彼女が実に素敵なのです。
ほか、「ミズギのカノジョ」、「飲んだら彼女」はコメディー色の強い短編。
花見エピソード「ほっぺもサクラ色」は途中の怪談話へ流れそうでしたが、実は…という、びっくり展開でした。
強い線の乱れない作画。
黒が強く濃淡では濃い目なんですが、キャラや背景などのバランスに優れているためか見やすいです。
テンポ良く、コメディー崩しからふっと真剣になる描写まで、漫画の巧い方でした。
幅広い輪郭と大きい目、むっちりとした太めの手足など、やや癖のあるキャラ絵。
…だと思っていたんですが、前述しております「ちゅぱちゅぱ」のように、作画自体を大きく変化させる技術をお持ちでした。
ちょっとびっくり。
さすがですねー。
やたら駆け足だったものの、予想外の展開が続いた「レッする!アイドル 3巻」がため、そちらと比べると衝撃度は薄いかなぁ。
しかし、こうした系統(一般系えっち)では、かなりオススメできる単行本です。
ももいろ女医ごっこ (バンブー・コミックス DOKI SELECT) (2008/10/27) 武礼堂 商品詳細を見る |
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■ビージェネ! (林家志弦)
★まんがデーター [10/15]
・絵 :■■■■□
・話 :■■■□□
・独創性:■■■□□
・属性 : アクション・ボクシング
・おまけ: あとがき。
・その他: 1巻完結(全7話)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「林家志弦(はやしや・しずる)」センセの「ビージェネ!Beat Punk Generation」です。
当初、こちらは特に触れぬまま流そうと思っていたんですが…。
他単行本が紹介し辛いものばかりなので、変更しました。
…なんで紹介しづらいかは秘密(笑)
そんな訳で、最近は新装版の「はやて×ブレード」が気になる「林家志弦」センセの最新刊です。
こちらのブログで紹介するのは…うぉ、「ストロベリーシェイクSweet」以来のことなんですね!
自分自身でなんだか意外でした。
ちなみに、2巻はいつ発売されるんでしょうねー。
※主人公「来堂夏月」
それなりに美形な「夏月さん」です。女子にモテそう。
さて、話を戻して「ビージェネ!Beat Punk Generation」について。
実は1巻にて完結という漫画です。
ご覧の通り、↓表紙はやたらめったら地味なもの。
紹介帯があればまだいいんですが、外すとこれまた弱いのです。
まぁ、かなり知名度のある方なので、そんなんでも問題ないのかもしれませんが、内容についてもインパクト薄い同じようなものでした。
前述しております、”特に触れぬまま流そうかと思っていた”のは、あまりいい紹介ができなさそうだからなのね。
そんなこんなで、ざーっと簡単にやります。
無気力・怠惰に日々を過ごしていた主人公「来堂夏月(らいどう・なつき)」
ある日、近所の幼馴染み「藤本深奈」に連れられ、高校生の間で密かなブームとなっているストリートボクシング「ビートファイト」の地区予選を観戦に行ったのです。
そちらでトラブルを起こした「夏月」は、選手「桜井礁(さくらい・しょう)」に勝負を申し込まれ、一発KOされてしまうのでした。
現実を見せつけられたものの納得できず、再試合にてブッ飛ばすことを考えた「夏月」
ボクシング部のマネージャーをしている先輩「土方哲平」の元で特訓をすることを考えるんですが…。
だいたいそんな感じですかね。
コメディーっぽい色を多く含んだ、青春スポコン漫画です。
あちこちに「林家志弦」センセっぽさが出てはいるものの、実にスタンダードな展開と構成。
つまんなくはないです。
どっちかというと、面白い漫画に違いありません。それは間違いありません。
※試合中の夏月さん。
ボコボコです(笑)
…ただ、どうにもイマイチに感じてしまうんですね。
これは、過去作品のインパクトが大きく、結果として期待値がどーんと高いのが原因だと思います。
代表作であるアクション・チャンバラ漫画「はやて×ブレード」、ほか「演撃少女命」、「ひまわり地獄」などのコメディー。さらには、百合漫画とコメディーの融合した「ストロベリーシェイクSweet」などですか。
それらが実に個性的で、かつ他で見られないインパクト強いものだったことが、逆に不利に作用しているのだと考えます。
ファンタジー「シスターレッド」の時と同様に、普通くらいの漫画では物足りなく感じるのよ。
また、1巻ラストがばっさりと終わっているのも原因のひとつ。
そのあたり、あとがきにて触れていたということは…発表当時から色々言われたのかな?
この感じで続いたとしても、面白さが激変すると考え難いので、ひでるさんとしては良い判断だと思います。
しかし、おそらく読者の大半はブーイングでしょうねぇ。
基礎体力が全然なく、もともとの性格がため、すぐへばる「夏月さん」
先輩「土方」の友人「渋谷陸」のアイデアによって、だましだまし、じわじわ続く描写がいいですね。
また素質はともかく、ボクシング素人という「夏月さん」が初試合にてかなり追いつめられるところも良かったです。
極端に成長する訳でないのよ。
おまけみたいな、ラストに収録されていた6ページのショート「Interval」が、最も面白かったりして(笑)
やっぱりセンセはこの路線のが正解だったかなぁ。
強い安定した線のすっきり絵柄。
全体的には白比率の高い、のっぺりとしたものです。
いつものようにコメディー部分が目立っておりましたが、シリアスな描写も多く見られました。
とにかく漫画の非常に巧い方なので、読み易く・集中できるでしょう。
このあたりでの問題はまったくありません。
いちおう、ヒロインが活躍する格闘アクションではあるんですが…他作品そのまま女性っぽさは強調されておりません。
なんというか中性的ですね。
もしこれが「ヴァルキリーコミックス」だったなら、それはまた全然違ってくると思うんですけれど(笑)
ビージェネ!Beat Punk Generation (電撃コミックス)
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・絵 :■■■■□
・話 :■■■□□
・独創性:■■■□□
・属性 : アクション・ボクシング
・おまけ: あとがき。
・その他: 1巻完結(全7話)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「林家志弦(はやしや・しずる)」センセの「ビージェネ!Beat Punk Generation」です。
当初、こちらは特に触れぬまま流そうと思っていたんですが…。
他単行本が紹介し辛いものばかりなので、変更しました。
…なんで紹介しづらいかは秘密(笑)
そんな訳で、最近は新装版の「はやて×ブレード」が気になる「林家志弦」センセの最新刊です。
こちらのブログで紹介するのは…うぉ、「ストロベリーシェイクSweet」以来のことなんですね!
自分自身でなんだか意外でした。
ちなみに、2巻はいつ発売されるんでしょうねー。
※主人公「来堂夏月」
それなりに美形な「夏月さん」です。女子にモテそう。
さて、話を戻して「ビージェネ!Beat Punk Generation」について。
実は1巻にて完結という漫画です。
ご覧の通り、↓表紙はやたらめったら地味なもの。
紹介帯があればまだいいんですが、外すとこれまた弱いのです。
まぁ、かなり知名度のある方なので、そんなんでも問題ないのかもしれませんが、内容についてもインパクト薄い同じようなものでした。
前述しております、”特に触れぬまま流そうかと思っていた”のは、あまりいい紹介ができなさそうだからなのね。
そんなこんなで、ざーっと簡単にやります。
無気力・怠惰に日々を過ごしていた主人公「来堂夏月(らいどう・なつき)」
ある日、近所の幼馴染み「藤本深奈」に連れられ、高校生の間で密かなブームとなっているストリートボクシング「ビートファイト」の地区予選を観戦に行ったのです。
そちらでトラブルを起こした「夏月」は、選手「桜井礁(さくらい・しょう)」に勝負を申し込まれ、一発KOされてしまうのでした。
現実を見せつけられたものの納得できず、再試合にてブッ飛ばすことを考えた「夏月」
ボクシング部のマネージャーをしている先輩「土方哲平」の元で特訓をすることを考えるんですが…。
だいたいそんな感じですかね。
コメディーっぽい色を多く含んだ、青春スポコン漫画です。
あちこちに「林家志弦」センセっぽさが出てはいるものの、実にスタンダードな展開と構成。
つまんなくはないです。
どっちかというと、面白い漫画に違いありません。それは間違いありません。
※試合中の夏月さん。
ボコボコです(笑)
…ただ、どうにもイマイチに感じてしまうんですね。
これは、過去作品のインパクトが大きく、結果として期待値がどーんと高いのが原因だと思います。
代表作であるアクション・チャンバラ漫画「はやて×ブレード」、ほか「演撃少女命」、「ひまわり地獄」などのコメディー。さらには、百合漫画とコメディーの融合した「ストロベリーシェイクSweet」などですか。
それらが実に個性的で、かつ他で見られないインパクト強いものだったことが、逆に不利に作用しているのだと考えます。
ファンタジー「シスターレッド」の時と同様に、普通くらいの漫画では物足りなく感じるのよ。
また、1巻ラストがばっさりと終わっているのも原因のひとつ。
そのあたり、あとがきにて触れていたということは…発表当時から色々言われたのかな?
この感じで続いたとしても、面白さが激変すると考え難いので、ひでるさんとしては良い判断だと思います。
しかし、おそらく読者の大半はブーイングでしょうねぇ。
基礎体力が全然なく、もともとの性格がため、すぐへばる「夏月さん」
先輩「土方」の友人「渋谷陸」のアイデアによって、だましだまし、じわじわ続く描写がいいですね。
また素質はともかく、ボクシング素人という「夏月さん」が初試合にてかなり追いつめられるところも良かったです。
極端に成長する訳でないのよ。
おまけみたいな、ラストに収録されていた6ページのショート「Interval」が、最も面白かったりして(笑)
やっぱりセンセはこの路線のが正解だったかなぁ。
強い安定した線のすっきり絵柄。
全体的には白比率の高い、のっぺりとしたものです。
いつものようにコメディー部分が目立っておりましたが、シリアスな描写も多く見られました。
とにかく漫画の非常に巧い方なので、読み易く・集中できるでしょう。
このあたりでの問題はまったくありません。
いちおう、ヒロインが活躍する格闘アクションではあるんですが…他作品そのまま女性っぽさは強調されておりません。
なんというか中性的ですね。
もしこれが「ヴァルキリーコミックス」だったなら、それはまた全然違ってくると思うんですけれど(笑)
ビージェネ!Beat Punk Generation (電撃コミックス)
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■痴態新書 (緋邑陣)
★まんがデーター [11/15]
・絵 :■■■□□
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : 成年・年上
・おまけ: あとがき、
描き下ろし(?)「バカの数ほど愛してる・番外編」、
カバー裏に「特別ふろく先輩人形・あそび方」
・その他: 短編×10。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「緋邑陣(ひむら・じん)」センセの「痴態新書」です。
えー、先日書いたように、ひでるさん的なメインは「ちちこき/睦茸」でした。
次点がこちらの「痴態新書」なのです。
えっちな下着がいいですよねー、あの↓表紙(笑)
さて、そんなこんなで「痴態新書」は「緋邑陣」センセの2冊目…でいいのかな?
全て短編という構成の、年上女性が色っぽい単行本でした。
たぶん描き下ろしだと思いますが、本編に続いて「バカの数ほど愛してる」の番外編「電車通学チカンプレイ・ドキドキ大作戦!!」というのが収録されております。
4ページのショート短編でしたが、一応連続していると言えるでしょう。
(※なお、カバー裏の「先輩人形」もそちらからのネタです)
※左:先輩、右:春香さん
今回は出ずっぱりな先輩なんですが…名前ないんです。
そんな訳で、「緋邑陣」センセお気に入りらしい「バカの数ほど愛してる」
「榎本」くんと眼鏡の凛々しい先輩は恋人同士。
明日のデートを控えて盛り上がる「榎本くん」は空いた授業中の隙にえっちを求めるんですが、彼女を怒らせてしまうのです。
しかし、放課後落ち込む「榎本くん」の元に、先輩が顔を見せるのでした。
だいたいそんな感じ。
ちゃんと「好き」と言えない、ツンデレちっくな先輩とのラブコメ風えっち話。
言動から眼鏡まで、いかにも真面目そうな娘さんとの保健室えっちが堪能できます。
ちゃんとカーテン越しに人がいたりする、ドキドキ展開もありました。
爽やかな、見ていて楽しいカップルですね。
なによりもひでるさんが気に入ったのは、なんと言っても「榎本くん」の必殺技”ブラ外し”
服の上からブラだけを外すっていう技なんですが、あの透けた感じはやっぱりいいですねー。
また、外された瞬間の先輩。
「あっ…下着が…っ」
というコマが妙に色っぽかったです。
通学途中に会う、着物の似合う「藤枝十和子」さんと…という「酔蝶花」
なんだか懐かしい雰囲気漂う、男の子なら経験あるかもしれないシチュエーションになっておりました。
憧れから、それが砕かれるあたりまで、ですけどね。
こちらの「直樹」くんは淡い恋心で終わらせることができず、直接行動を起こしておりました。
いやいやいや、下手すると大変なこととなるってばー。
しかし、そんな「直樹くん」に抵抗することなく、全て受け止めた「十和子さん」はやっぱり大人な女性。
素敵ですね。
だいぶ年の差あると思うんですが…いくつなんだろう(笑)
※左:藤枝十和子、右:回想のロリ少女。
収録で年上、年下なヒロインです。こう見ると別の方の絵みたいですね。
「河上家の若奥様」は会社社長「河上達彦」の後妻となった、元受付嬢の「春香」さん。
身分から年齢まで差があったものの、2人はラブラブな間柄なのでした。
しかし、前妻の息子「晃司」くんは…という、期待通りな展開。
なお、ひでるさんを直撃した、↓表紙を飾っている女性はこちらの「春香さん」なのです。
1コマだけなのが残念ですが、同じデザインのエロ下着を着用してくれてましたので、お楽しみに。
あの最後は、色々な意味でのお約束ですかね。
なお、OL「守屋」さん、「冴木」さんとのエピソード「のぞき穴の落とし穴」は多少コメディーっぽい色が強いですが、そちらと同様な展開でした。
「加奈」ちゃんとお義父さんの短編「愛玩少女」
なかなか鬼畜な結末で、酷いというのが真っ当な見方。
なんですけれど……そんな一方で、孤児になった「加奈ちゃん」を施設から引き取り、親身になって育てている描写もありました。
子供を、しかも他人の子を育てるというのは、並大抵のことではありません。
長じた「加奈ちゃん」が実父のように慕っているとも描かれており、単なる悪人という感じがしなかったんですよ。
同じ境遇の娘が複数いたらしいんですが、彼女らはどうなったんでしょうか。
ほか、「ごっこ遊び」はロリなヒロインでしたが、眼鏡な先生の「完熟搾り。」、カバー裏を飾る、上司「滝川」課長との「憧れの女性」、実母の暴走話「犬とバターと母と息子」など、年上女性のが多く収録されておりました。
全体的に、やっぱり絵柄と合致する色っぽい系なお話のが良かったです。
やや太めな線のすっきりとした絵柄。
濃淡で言えば全体的に薄く、それがため髪の毛などの黒ベタが映えておりました。
ページ構成とかなんとか、ごっちゃり気味です。
大人っぽく、色っぽい人物絵。
よく描けているんですが、比較的のっぺり気味で立体感に欠けております。
特に服の質感などはその傾向強く、ごっちゃりの要因となっていました。
また、収録の短編「ナイトメアにご用心」
※短編「ナイトメアにご用心」サンプル。
いちおう掲載させて頂きました。これです。
時期に開きがあるのか、単行本に収録されたそれぞれ短編は少しづつ差があったんですけれど…こちらは特に酷い。
本気で、ひでるさんは別の方が描いたのかと思いました。
ネタ的にもファンタジーなためこちらだけ異質で、わざわざ収録しない方が良かったような気もします。
巻末部分に位置していたこともあり、はっきり言ってこの1話で読後感が崩れる可能性があります。
…それくらい、酷い。
センセの絵柄は結構好みな感じだったんですけどねー。
この点が残念でした。
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・絵 :■■■□□
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : 成年・年上
・おまけ: あとがき、
描き下ろし(?)「バカの数ほど愛してる・番外編」、
カバー裏に「特別ふろく先輩人形・あそび方」
・その他: 短編×10。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「緋邑陣(ひむら・じん)」センセの「痴態新書」です。
えー、先日書いたように、ひでるさん的なメインは「ちちこき/睦茸」でした。
次点がこちらの「痴態新書」なのです。
えっちな下着がいいですよねー、あの↓表紙(笑)
さて、そんなこんなで「痴態新書」は「緋邑陣」センセの2冊目…でいいのかな?
全て短編という構成の、年上女性が色っぽい単行本でした。
たぶん描き下ろしだと思いますが、本編に続いて「バカの数ほど愛してる」の番外編「電車通学チカンプレイ・ドキドキ大作戦!!」というのが収録されております。
4ページのショート短編でしたが、一応連続していると言えるでしょう。
(※なお、カバー裏の「先輩人形」もそちらからのネタです)
※左:先輩、右:春香さん
今回は出ずっぱりな先輩なんですが…名前ないんです。
そんな訳で、「緋邑陣」センセお気に入りらしい「バカの数ほど愛してる」
「榎本」くんと眼鏡の凛々しい先輩は恋人同士。
明日のデートを控えて盛り上がる「榎本くん」は空いた授業中の隙にえっちを求めるんですが、彼女を怒らせてしまうのです。
しかし、放課後落ち込む「榎本くん」の元に、先輩が顔を見せるのでした。
だいたいそんな感じ。
ちゃんと「好き」と言えない、ツンデレちっくな先輩とのラブコメ風えっち話。
言動から眼鏡まで、いかにも真面目そうな娘さんとの保健室えっちが堪能できます。
ちゃんとカーテン越しに人がいたりする、ドキドキ展開もありました。
爽やかな、見ていて楽しいカップルですね。
なによりもひでるさんが気に入ったのは、なんと言っても「榎本くん」の必殺技”ブラ外し”
服の上からブラだけを外すっていう技なんですが、あの透けた感じはやっぱりいいですねー。
また、外された瞬間の先輩。
「あっ…下着が…っ」
というコマが妙に色っぽかったです。
通学途中に会う、着物の似合う「藤枝十和子」さんと…という「酔蝶花」
なんだか懐かしい雰囲気漂う、男の子なら経験あるかもしれないシチュエーションになっておりました。
憧れから、それが砕かれるあたりまで、ですけどね。
こちらの「直樹」くんは淡い恋心で終わらせることができず、直接行動を起こしておりました。
いやいやいや、下手すると大変なこととなるってばー。
しかし、そんな「直樹くん」に抵抗することなく、全て受け止めた「十和子さん」はやっぱり大人な女性。
素敵ですね。
だいぶ年の差あると思うんですが…いくつなんだろう(笑)
※左:藤枝十和子、右:回想のロリ少女。
収録で年上、年下なヒロインです。こう見ると別の方の絵みたいですね。
「河上家の若奥様」は会社社長「河上達彦」の後妻となった、元受付嬢の「春香」さん。
身分から年齢まで差があったものの、2人はラブラブな間柄なのでした。
しかし、前妻の息子「晃司」くんは…という、期待通りな展開。
なお、ひでるさんを直撃した、↓表紙を飾っている女性はこちらの「春香さん」なのです。
1コマだけなのが残念ですが、同じデザインのエロ下着を着用してくれてましたので、お楽しみに。
あの最後は、色々な意味でのお約束ですかね。
なお、OL「守屋」さん、「冴木」さんとのエピソード「のぞき穴の落とし穴」は多少コメディーっぽい色が強いですが、そちらと同様な展開でした。
「加奈」ちゃんとお義父さんの短編「愛玩少女」
なかなか鬼畜な結末で、酷いというのが真っ当な見方。
なんですけれど……そんな一方で、孤児になった「加奈ちゃん」を施設から引き取り、親身になって育てている描写もありました。
子供を、しかも他人の子を育てるというのは、並大抵のことではありません。
長じた「加奈ちゃん」が実父のように慕っているとも描かれており、単なる悪人という感じがしなかったんですよ。
同じ境遇の娘が複数いたらしいんですが、彼女らはどうなったんでしょうか。
ほか、「ごっこ遊び」はロリなヒロインでしたが、眼鏡な先生の「完熟搾り。」、カバー裏を飾る、上司「滝川」課長との「憧れの女性」、実母の暴走話「犬とバターと母と息子」など、年上女性のが多く収録されておりました。
全体的に、やっぱり絵柄と合致する色っぽい系なお話のが良かったです。
やや太めな線のすっきりとした絵柄。
濃淡で言えば全体的に薄く、それがため髪の毛などの黒ベタが映えておりました。
ページ構成とかなんとか、ごっちゃり気味です。
大人っぽく、色っぽい人物絵。
よく描けているんですが、比較的のっぺり気味で立体感に欠けております。
特に服の質感などはその傾向強く、ごっちゃりの要因となっていました。
また、収録の短編「ナイトメアにご用心」
※短編「ナイトメアにご用心」サンプル。
いちおう掲載させて頂きました。これです。
時期に開きがあるのか、単行本に収録されたそれぞれ短編は少しづつ差があったんですけれど…こちらは特に酷い。
本気で、ひでるさんは別の方が描いたのかと思いました。
ネタ的にもファンタジーなためこちらだけ異質で、わざわざ収録しない方が良かったような気もします。
巻末部分に位置していたこともあり、はっきり言ってこの1話で読後感が崩れる可能性があります。
…それくらい、酷い。
センセの絵柄は結構好みな感じだったんですけどねー。
この点が残念でした。
痴態新書 (Xコミックス) (2008/09) 緋邑 陣 商品詳細を見る |
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