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■聖翼姫闘セイントフェザー (ホーミング)

★まんがデーター [10/15]
・絵   :■■□□□
・話   :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : 成年・コメディー
・おまけ: あとがき、カバー裏に別絵、
      描き下ろし?読者サービス漫画。
・その他: 初単行本、短編×10
      (うち本編×7、外伝×2)

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「ホーミング」センセの「聖翼姫闘[せいよくきとう] セイントフェザー」です。

店頭では発見できなかったんですねー、この単行本。
ひょっとして、予想以上に人気があるんでしょうか?
こちらはアマゾンさんのページに常々表示されており、探していた一冊だったんですが……こないだ諦めてネット購入にしました(笑)
いやあ、便利な世の中ですね~。

さて、またまた初単行本です。
「ホーミング」センセの「聖翼姫闘 セイントフェザー」ということで、ほぼ表題作という長編漫画でした。
特撮モノ好きだったひでるさんの趣味に合致したんですね。
まさか、ここまでコメディー要素が強いとは夢にも思いませんでしたけれど。

木戸まこ、天野美羽
※左:木戸まこ、右:天野美羽
 Wヒロインです。キャラを必要最低限に絞っているのもいいと思います。

主人公「天野美羽」は”セイントチャージ”することで、「聖翼姫闘セイントフェザー」に変身。
悪の化身「イービルビースト」らと、日夜戦闘を繰り広げておりました。
そんな頃、クラスメイト「木戸タカシ」に変身する様を目撃されてしまうのです。
正体を知った者をマスターとする聖翼姫闘の掟により、「美羽さん」は彼に聖なる儀式を行うのでした。
…大ざっぱですが、だいたいそんなん。

やたらコメディー色の強い、変身ヒロインな漫画です。
エネルギーチャージのための聖気注入は、お約束的に”体液をもらう”こと。
また、圧倒した「イービルビースト」がなぜか触手でうねうねと成年系らしく始めるので、毎回どちらかのパターンでのえっちが展開されています。
できれば、「セイントフェザー」状態でのえっちシーン(ピンチシーン)がもう少しほしかったかなぁ。

そう、ロリっぽく可愛らしい人物絵なんですが、触手によるハードな面もあるのです。
お気楽極楽なストーリーがため、深刻な感じは薄いのですが…そのあたりは良し悪しというところでしょう。
本当にそんなん好きな方には生ぬるく感じるでしょうし、嫌いな方はカワイそうに見える…かな?
例えば、
卵産みつけられて…
という台詞もありましたが、そちらの描写がないのです。
こんなんは、「このどんと」センセの漫画が好きな方などには、納得がいかないことと思いました。
(※逆である場合は、文字を見るだけで嫌悪感を覚えるでしょう)

ツンデレ美羽さん
※おまけ:ツンデレ美羽さんです。
 しかし、注目すべきはこの後の「木戸くん」の対応。

さらに注目すべきは、口の悪い変身ヒロイン「美羽さん」です。
マスコット「ピヨピー」に対して、「言い訳すんな、ボケ!」などと言っておりました。
厳しい会社に勤めているサラリーマンな方には、ドキっとする人がいるかもしれませんね(笑)
そんな訳で「美羽さん」は典型的なツンデレなんですが、一方の相手「木戸くん」が成年漫画の主要キャラとは思えないほど欲のない男性。
のらりくらりとした対応で、見事に「美羽さん」のツン・デレという両部分を引き出しておりました
なにげに、「木戸くん」の存在は、お話に良い影響を及ぼしていると思います。
ブラコンの妹「木戸まこ」もいいですね。
この娘も見た目とは裏腹に黒い面のあるキャラでしたが…いや、あれはお兄ちゃんを守る意識が強いためなのかなー。
黒ストッキングが素敵でした。
なお、2話ほど収録された外伝では、彼女が主役です。

聖翼姫闘セイントフェザー
※聖翼姫闘セイントフェザー
 比較絵を兼ねてます。左は1話、右は6話なのです。

残念ながら掲載誌が休刊となったらしく、収録でのラスト7話はそれなりに盛り上がるお話であったものの、全体としては中途半端な終わり方
聖翼姫闘、「イービルビースト」などの各設定についてもまだまだ曖昧な部分が多く、それらの味付け次第ではお話的にも大幅な変化がありえる要素が残されておりました。
掘り下げるのも良し、無視してほったらかすのも良し、というところでしょう。
まだネタがあるならば、ぜひ続きを描いてほしいところでした。
後は…色々な大人の事情をクリアできるかどうか、なのでしょうけれど。

細線のすっきり系で、立体感の弱い平面絵。
売りの一つである触手でのえっちシーンも、二次元(←まぁ、二次元に違いないんですが…)な感覚でした。
全体的に濃淡は薄めなんですが、もう少し濃さがあってもいいかもしれません。
コメディー話でロリっぽいキャラだから難しいかな。
丸く横幅が広い輪郭、まんまるな目が特徴です。
素朴な雰囲気が漂う崩し絵がいいんですが、ここは読み手の好みによって好き嫌い分かれるでしょう。
半に進むにつれて描き慣れ・洗練され、作画は良くなっておりました
大幅な差はないので、↓表紙が問題なければオススメです。
万全を期したい方は、次の単行本(※新しい時期に描かれた漫画ね)くらいに狙いを定めるのがベストかもしれません。

聖翼姫闘セイントフェザー聖翼姫闘セイントフェザー
(2008/02)
ホーミング

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theme : マンガ
genre : アニメ・コミック

tag : コメディーサラリーマン変身ヒロインマスコット

■すきすきお姉ちゃん (石神一威)

★まんがデーター [6/15]
・絵   :■□□□□
・話   :■■■□□
・独創性:■■□□□
・属性 : 成年・お姉さん
・おまけ: あとがき、キャラ設定・コメント、
      描き下ろし「あまやどりのあとで」、
      カバー裏にキャラ設定・コメント。
・その他: 初単行本、カラー(8P)、短編×13
      (うち「おねえちゃん★パニック」×3)

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「石神一威(いしがみ・かずい)」センセの「すきすきお姉ちゃん」です。

うん、”お姉ちゃん”という単語に踊らされてしまいましたね。
漫画を読み終わった今となっては、↓表紙で判断できたかな~とか、後悔したりして…。
そんなこんなで、「石神一威」センセの初単行本「すきすきお姉ちゃん」はマイナス評価です。
センセ、およびファンの方、ごめんなさい。
これより正直な感想を書かせて頂きます。
…まぁ、もちろん単純に好みの問題であるので、以下は意見の一つくらいに考えて下さい。

図書館司書の「九條麻美」、「赤沢みなも」
※左:司書「九條麻美」、右:「赤沢みなも」
 こちらの「みなもちゃん」がお気に入りです。お姉ちゃん系ではないですが。

まず、キャラ絵についてはそれほど悪くないと思います。
身長高く、大人っぽくもエロ過ぎない、爽やかな雰囲気の女性絵でした。
お姉ちゃんという表題に合ってます。
しかし、コマの隅や引き絵などに見える、背景が極端に酷い
「静かなひめごと」での”ただ線を引いただけ”のような図書館風景、「なつの夜のゆめ」の質感弱い木々、「おねえちゃん★パニック」でのサイズが変わる家具など…。
特に「海の海にだかれて」はその傾向が顕著なんですが、ラストページ1コマ目の風呂・海の景色は物語を盛り下げる直接原因になっておりました。
…あれなら、2人のアップにした方が良かったかなぁ。

強くしなやかな線でのあっさり絵柄です。
↑前述しているように人物絵は良い方だと思いますが、たまに表情硬かったり、バランス悪かったりとやや不安定。
胸はいいとして、男女どちらも局部の描写が弱いかなぁ。ゴム製品みたいですよ。
(※参考:↑そんなんが最も巧いとひでるさんが思うのは「くりつよしひろ」センセかなぁ……濃いですが)
背景と共に気になったのが、コマ割りとか構図あたりのこと。
以前もどちらかの漫画紹介した際に書きましたが、普段はさして気にならないコマ割りが妙に目につきました。
大きさ、配置などがいいとは思えません。
台詞の枠線とか大きさでも、同様に感じる箇所がいくつかありました。

そんな訳で、読み進めても関係ない部分に引っ掛かってしまうため、テンポも悪いのです。
カラーでもそんなところが出ておりますんで、↓表紙・裏表紙を判断に使って下さい。
残念ながら、ひでるさんは気付きませんでしたが。
日々修行ですね。

さて、収録は連続話もありますが、大半は短編漫画となっております。
いわゆるお姉ちゃんの単語にばっちり合致するキャラ(実姉・義姉)、ややそれに当てはまるキャラ(年上女性・近所の~)の比率が大きく、表題通りな構成です。
そんな訳で、女性側から誘うパターンが多く、ほぼ合意の上という流れなのでした。

由里・万里、都古
※左から、「由里」・「万里」姉妹、「都古お姉ちゃん」
 「都古お姉ちゃん」は本編いいんですが、描き下ろし部分がなんとも…。

実姉「大崎春奈」との「海の海にだかれて」、ロングの「由里」さん、ツーサイドアップの「万里」さんという2人の義姉が登場する連続話「おねえちゃん★パニック」
まず、「海の海にだかれて」はコメディーではない近親系。
漫画は弟と結ばれ、爽やかに完結しておりましたが…あの後は大修羅場大会でしょー(笑)
いかに親が決めたこととはいえ、結婚を目前に控えている身なのだからとんでもないことしないように。
悪いお姉ちゃんだね」、程度の話では済まないのですよ。
3話の連続「おねえちゃん★パニック」ですが、勘の鋭い方は想像できるでしょう。
それぞれお話にて、交互、全員というスタンダードな展開でした。
行為を覗き見てしまった「万里さん」が独りではじめてしまうのは、成年漫画のお約束ですね。

田舎帰省した主人公「裕二」くん。
昔は地味だった近所の「都古」姉ちゃんと~というシチュエーションの「あまやどり」、描き下ろし「あまやどりのあとで」
こちらの「都古姉ちゃん」が↓表紙の女性ですね。
本編にキャミソール姿はないですが、描き下ろしでは裸エプロンなんて格好してました。
せっかく雨が降っているのだから、服が透けててどうの~というコマが欲しかったですが。

「静かなひめごと」では図書館司書の「九條麻美」さん、「なつの夜のゆめ」では先輩「結衣」さんという短編2話は、広義な意味でのお姉さん系。
ほか、お嬢様と使用人の「お嬢様クライシス」、いかにも育ちが良さそうな「赤沢みなも」さんの「どきどきSchoolLife」などお嬢様系もありました。
特に「どきどきSchoolLife」は比較的作画が良好で、主要・サブキャラどちらにも個性あり、好きなタイプの漫画なのです。
直接”お嬢様”という描かれ方でない「みなもさん」ですが、端々にその雰囲気が伺えるようになっておりました。
…あの感じだと、相当な家の娘さんではないかなぁ。

以上、お話については無難にまとまっており、際立って気になるものはありませんでした。
絵柄についても良い要素はあったので、今後に期待というところでしょう。

すきすきお姉ちゃん (富士美コミックス) (富士美コミックス)すきすきお姉ちゃん (富士美コミックス) (富士美コミックス)
(2008/04/25)
石神 一威

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tag : コメディーツーサイドアップキャミソール

■僕と彼女のホント (みた森たつや)

★まんがデーター [15/15]
・絵   :■■■■■
・話   :■■■■■
・独創性:■■■■■
・属性 : ラブコメ・巨乳
・おまけ: あとがき、
      描き下ろし(?)「かのじょのホント」①②。
・その他: 8話収録(全て表題作)

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「みた森たつや」センセの「僕と彼女のホント おっぱい星人でゴメン!」です。

W巨乳ヒロインの図
※おまけ:W巨乳ヒロインの図。

↓表紙はパッと見成年漫画っぽいですが、あれはクリームです。勘違いしないように(笑)
紹介帯がついたままだと、原因が何やら分からない構成が見事でした。
さて、「僕と彼女のホント おっぱい星人でゴメン!」はストーリー巧みな「みた森たつや」センセの最新刊です。
過去には「ご近所のもんすたあ」という成年系を紹介しておりますが、こちらは一般系。
直接えっちもないお話で、健全(?)な単行本であったんですが…できるならば、後日談とか成年系で描いてほしいところでした
…あの後も色々ありそうですし……。

さて、タイトルそのまま、巨乳ラブコメな漫画ですね。
ぽてっとたわわなキャラが魅力的かつ爽やかである、センセの絵柄によく合っておりました。
やや癖があるもののバランスに優れ、表情なども自然。
なによりも漫画が巧い方なので、成年系でない単行本でも手放しにオススメできるのです。

田中恵
※ハーフなヒロイン「田中恵」
 ハーフで金髪で眼鏡で巨乳で近所のお姉さんで…と、豊富なキーワードの「恵さん」

単行本まるまる1冊に渡る長編、「僕と彼女のホント おっぱい星人でゴメン!」
主人公「狩谷広樹」は受験を控える、おっぱいが大好きな高校3年生。
成績を心配した「広樹くん」の母親は、10年前に近所へ越してきた、父親が外人のハーフな家族の長女・大学生の「田中恵」さんに家庭教師を頼むのです。
越してきた「恵さん」に抱き寄せられてからというもの、胸に強烈な興奮を覚えるようになっていた「広樹くん」
当然ながら、部屋に二人っきりという環境で勉強に集中できる筈もなく、どぎまぎと落ち着かないのでした…。
だいたいそんなお話。

私がいたら気が散るんじゃ仕方ないなぁ
…とか「恵さん」言っておりましたが。
うん、あんなんでは大人しく勉強なんぞしている場合ではないですねー。
成績が落ちていくというのも、なんだか納得でした。
しかし、3話ではそれがご褒美になったのに、あーした結果になってしまうとは…「広樹くん」違った意味で流石です。

立花亜弓
※対抗馬なヒロイン「立花亜弓」
 ちなみに、当初格好良い感じだった「広樹くん」は、いつのまにか3枚目になってました。

さて、Hカップなヒロイン「恵さん」は眼鏡の似合う、流され系なお姉さんキャラ。
恥ずかしさでよく真っ赤になるだけでなく、部屋に閉じ籠もってしまったりもする、可愛らしい方なのでした。
こうした”それっぽくない年上女性”というのはいいもんですねー(笑)
顔を埋める1話、しっかり掴んでしまう3話もいいんですが、何よりもビキニ姿でロッカーに2人閉じ込められる2話が最高。
口にふくんだり、舌で転がしたり、水着越しに出しちゃったり(←なにを?)しておりました。
そちらでの、思わず出ちゃった~という後の「恵さん」は、いかにもお姉さんちっくである、素敵な対応でした。
なんだか母乳が出ているような描写があったんですが…気のせい?

もう一人の巨乳キャラ、図書委員「立花亜弓」は「広樹くん」の同級生で、やっぱり眼鏡な娘さん。
初登場となる4話では図書館にて「広樹くん」を背中にしたまま着替え、さらに6話では下着はいてなかったりする上に触らせたりしておりました。
途中からの参加でしたが、本好きなんて大人しそうな設定・外観とは裏腹に、かなり積極的。
…逃したか!
の一言がスゴイのです。
なにげに「亜弓さん」は、おまけページでの球技大会な姿が良かったですよぅ。

努力の方向が違う、の図
※おまけ:努力の方向が違う、の図。

そんなこんなで、巨乳なWヒロインとの色々を楽しむ、ラブコメ漫画でした。
皆で銭湯にはち合わせしちゃう5話、扉開けたら~という7話もいいですね。
あれはお母様、さぞびっくりしたでしょう。

ただこちらの漫画、実はさらに衝撃な展開と結末が待っているのです。

おそらく、誰もが想像すらできないものでしょう。
必見です。
ここでは伏せておきますので、ぜひ単行本で確認下さいませ。
さすが、「みた森たつや」センセ!

僕と彼女のホント

僕と彼女のホント (ヤングチャンピオン烈コミックス)
※あとがきに体調どうのと書いておりました。
 とりあえず現在は問題ないようですが、心配です。


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genre : アニメ・コミック

tag : ラブコメおっぱい星人

■ツンデレでおねだり (浅草寺きのと)

★まんがデーター [10/15]
・絵   :■■■■□
・話   :■■□□□
・独創性:■■■■□
・属性 : 成年・尿
・おまけ: あとがき、
      描き下ろし(?)おまけまんが。
・その他: カラー(8P)、短編×9。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「浅草寺きのと(せんそうじ・きのと)」センセの「ツンデレでおねだり」です。

すっかり遅くなってしまったので、前置きは省略して本題へ。
「浅草寺きのと」センセの4冊目くらいな単行本、「ツンデレでおねだり」です。
目立つ単語なタイトルですが、実際に読んでみるとかなり広義な意味でのツンデレでしたね。
いわゆる…「~なんだから!」みたいな、分かり易い系統でないため、注意下さい。
そちらよりも冒頭から…やたらに尿関係が目立つ単行本なのでした。

貴子さん、エレベーターガール
※左:貴子さんほかバニーさん、エレベーターガール。
 店のトップ3な皆さんです。ちなみに、「貴子さん」が一番人気だそうです。

カラーページのある「密室の噴水」
トイレを我慢していた主人公ですが、エレベーターガールの胸の大きさにつられ、そちらを後回しにして乗ってしまうのでした。
しかし、突然の故障によって、狭い密室に二人は閉じ込められてしまうのです。
30分たっても復旧しない状況に…。

誰にでも経験あるだろう、そうしたものを我慢した結果として大騒ぎするお話です。
パニック系・飲尿漫画ね(笑)
やや強引な流れでしたが、ネタ的な面白さなど、勢いで楽しめる漫画でした。
立場が逆になるあたりも良く、掴みに相応しい短編でしょう。

そちらと同じ、パニック系・飲尿漫画「東京遭難兄弟」
拾った船により、東京湾にて遭難状態になってしまうお兄さん以下、弟「裕」ちゃん、妹「まゆみ」ちゃんら3名を描いた作品です。
上記に勝るとも劣らない極限状態が展開され、我慢して~とはまったく異なるシチュエーションになっておりました。
いやぁ、どちらの場面も遭遇したくないですねー。
船の発見から、3名で出発してしまうまでの流れがすっ飛ばし気味で分かりづらいのが難点かな。

尿はありませんが、もう一つのパニック系漫画「桃色台風」
台風が接近する中、「恵理」ちゃんと「広樹」くんの幼馴染みな2人は、買い物へ出掛けます。
その帰り道、不意に飛んできた看板で頭を打った「広樹くん」は、意識不明となってしまうのでした。

なんだかモノ凄く血が出ていたんですが…パンチラ・太ももに反応しているところを見ると、まぁ大丈夫なのでしょう。
表情の変化に乏しいながら、ラブラブなヒロイン「恵理ちゃん」が可愛らしいのです。
そうした気持ちに気付いていない「広樹くん」に対し、真意を見抜いている彼の母親はさすが。
ただ、一連の台風風景があまり巧くないのはマイナスです。

美穂さん、千里ちゃん
※左:美穂さん、右:千里ちゃん
 ツンデレちっくな二人です。やっぱりコタツはいいなぁ。

ひでるさんが大好物なコタツえっち漫画「コタツPanic」
大晦日にコタツで留守番となった「健一」くんと義兄の娘「千里」ちゃん。
アルコールが入ったこともあり、そのまま寝てしまうのでした。
熱さで目が覚めた「健一くん」は温度を下げようと布団をめくると…。

うん、こうした漫画の基本的な流れでした。
こたつ内のパンチラから、じわじわと触ったりなんだりする前半部分がやっぱりいいですねー。
ニーソックスな中学生「千里ちゃん」は、もっとも表題に近くツンデレちっく。
あっさり欲望に負けてしまう「健一くん」に対し、ちゃんとその立場まで考えているなど、なかなか出来た娘さんでした。

↓表紙を飾る「美穂」さんの「まんが喫茶で…」
もしかしたら性格的にはツンデレなのかもしれませんが、そうした描写が少ないのはもったいないなぁ。
酔っぱらっていることもあるのでしょうけれどね。
なお、その後が描かれたおまけ1ページの「美穂さん」がいいです。

ほか、ちょこっとですが放尿シーンのある「大人マニュアル」
こちらのヒロイン「藍」ちゃんは眼鏡の中学生。
途中で眼鏡を変更する描写があるんですが、そこが妙に良かったです。
「白液のお姉さん」も排尿が関係する、ナースなお姉さんとの近親、バニーさんだらけな「遊んでBUNNY」は兄の嫁「貴子」さんとのコスプレえっち、「大人の関係」は教師でかつ母親という「藤本」先生との近親・複数な漫画でした。

太めで強い線のすっきりとした絵柄。
各話により若干雰囲気が異っておりましたが、バランス良く安定しておりました。
線が乱れないので通常キャラ絵はいいですが、全体的に引き絵は微妙ですね。
ただ、胸が揺すられる描写での、ブレるような処理が巧かったです。
局部には修正あったりなかったりなんですが、いいのかな。…どんな基準なんでしょう
なお、カバーでのカラー絵より、実際の白黒絵のが良いと思います。
判断はプラス評価にてどうぞ。

ツンデレでおねだり (TENMAコミックス) (TENMAコミックス)ツンデレでおねだり (TENMAコミックス) (TENMAコミックス)
(2008/05/16)
浅草寺 きのと

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theme : マンガ
genre : アニメ・コミック

tag : パンチラニーソックスコスプレ

■禁断の幼声 (OKINA)

★まんがデーター [9/15]
・絵   :■■■□□
・話   :■■□□□
・独創性:■■■■□
・属性 : 成年・ロリ
・おまけ: あとがき、
      描き下ろし「幼声盗撮日記」、
      カバー裏にコメント・ラフ絵。
・その他: カラー(4P)、短編×14。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「OKINA(おきな)」センセの「禁断の幼声」です。

直球なロリ単行本は久々な気がしたので、本日はこちらにしました。
「OKINA」センセ、2冊目の単行本3冊目の単行本「禁断の幼声」です。

↓表紙は…ランドセルよね。
この1コマだけで、なんとなーく想像がついた貴方は…えろい!
こちらの「鈴華」ちゃんは、実は↓表紙だけでなく、裏表紙・折り返し、描き下ろしにまで登場しておりました。
その描き下ろし部分「幼声盗撮日記」は漫画でなく、絵と文でのショート。
全てランドセルと共に描かれた調教系で、ヤバさ満点な内容でした。
…とりあえずは、ほとんどそんな類なのよ。
収録は全て短編で、ややハードっぽいものもある、えっち調教系な漫画
単行本はそこそこブ厚くボリュームありましたが、後半に収録された数話についてはかなり趣が異なっております。

パティちゃん、鈴理子さん
※左:パティちゃん、右:鈴理子さん。
 こちらの「パティちゃん」はいいですねー。幸せになってほしいものです。

収録にてお気に入り…というか、もっとも普通(?)な短編、「くるくるまわる」
隣の部屋に住む褐色の外人少女「パティ」ちゃんは、よからぬ商売の道具となっておりました。
当初はそれに色々考えていた主人公「芝らいぞう」ですが、次第に慣れて無関心でいることとしたのです。
しかし、ある朝ふと目覚めると…。
だいたいそんなお話。

うん、これくらいがいいなぁ。
なかなか厳しい環境ながら、したたかに強く生きているヒロインの「パティちゃん」が泣かせます。じょーだんでなく、本当に。
カタカナ台詞は電報みたいで読みづらいですが、雰囲気はよく出てますねぇ。
作画安定しており、そうしたキャラも良かったです。
なにより、お話がラブコメ(?)ちっくだったのも、ひでるさん的にはひと安心でした。
”するの好きだけど、されるの嫌い”、というのは、なんだか納得(笑)

後半に収録された数話は、ちょっと新鮮でした。
フキダシがなく、ちょっと雰囲気が異なる「SILENT SCREAM」
はっきり言って原稿全体は文字だらけなんですが、逆に静かな空気漂うという不思議な短編でした。
眼鏡の優等生ちっくな「西月鈴理子」さんの「鈴理子組曲」
直接行為なく、開眼してしまった「鈴理子さん」の独りえっちをひたすらに追いかける内容で、モノローグのような文と漫画が融合した、独特な雰囲気のお話です。
さらに「レナ」ちゃんのお尻話「Rena”A”Slave」、猫耳娘とのえっち調教もの「PETSHOP猫」、「倉本美沙」さんの調教えっち「魂融点”shriek”」など、「鈴理子組曲」を含めた4話は同人誌での原稿(雑誌未掲載)です。所持している方は注意。
普通と毛色が異なるというのも、そうしたためでしょう。
これらをどう判断するかは、読み手次第かな。

死んだ姉の娘「輪」さんとの「ココロユガム世界で」
結局スケベなことするんじゃねーかー!!
…と、いう訳で、やばい話ながらも、なんとなくいい話に見えるのは不思議(笑)
ひでるさんとしては、姿をダブらせているっぽい、お姉ちゃんが見たかったです。
…まぁ、系統違いなのですが。

みさきちゃん、みそらさん
左:みさきちゃん、右:みそらさん。
 えろい絵ばかりで、掲載できる絵が少ないのですよ。

「世界エンドローグ」は男の子「三角」くんの変貌っぷりが見事です。
「丸美」ちゃん、彼をえろい世界に引き込んじゃーダメよぅ。
同じく、縛られるのに快感を覚えてしまった「みさき」ちゃんの「ありあどね」
どーでもいいですが、途中の噛み付くシーンは…なんだかいいですよね。ね?
ほか、義父の虐待もの「孤犬の見えない鎖」、眼鏡の頭良さそうな娘「奥間みそら」さんの「狂い咲く華の蕾」、「チカ」ちゃんとその兄の近親系「肉蝕の獣」などの短編が収録されておりました。

本格的なそっち系の単行本で、濃い内容であるため得意(?)でないとしんどいと思います
…ひでるさんには厳しめでした。
だって、ああいう痛い(そう)のは嫌いなんだもん。

頭と目が横に広く大きい、典型的なロリ絵柄。
強く太めな線ですが、作画の雰囲気としてはすっきりしていると思います。
…こうしたジャンルの漫画では特に。
時期とか処理が違うのでしょう、各話でのバラつきがやや目立ちました。
そんな訳で、全体的には不安定なのです。
漫画・絵柄どちらも癖が強く、そこそこ内臓描写もありましたんで、嫌いな方は注意して下さい。

こちらに「”カワイイ”は罪!」の紹介帯がある場合、後ろに収録作の一覧(※タイトルとプレイ内容の記述があります)と漫画カットがあります。
なかなか親切ですよね。
ぜひ、購入の参考にするのがいいでしょう。
うーん、それを見て判断しとけばよかったかなぁ…。

禁断の幼声(TENMAコミックスLO) (TENMAコミックス LO)禁断の幼声(TENMAコミックスLO) (TENMAコミックス LO)
(2008/05/16)
OKINA

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tag : ラブコメ

■キャンディー☆すとらいく (倭丸けるを)

★まんがデーター [10/15]
・絵   :■■■□□
・話   :■■■□□
・独創性:■■■■□
・属性 : 成年・ラブコメ
・おまけ: あとがき・作品コメント、
      カラー描き下ろし「キャンディー☆すとらいく」、
      カバー裏に別絵・へんせいがめん。
・その他: 初単行本、カラー(4P)、短編×12。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「倭丸けるを(やまとまる・けるを)」センセの「キャンディー☆すとらいく CANDY-STRIKE!」です。

「けるを」ですか…これまた変わったお名前ですねぇ。
まぁ、私も「ひでる」なんてものですが。

さて、「倭丸けるを」センセの初単行本「キャンディー☆すとらいく」です。
いやぁ~本当に初単行本な方は多くいらっしゃいますね~。
正直なところ、こちらはブログ記事用として購入しました。
…だって、↓表紙とかの絵がやったら特徴的だったんだもの。
はっきり言って、このブログをやっていなければ、まぁ手は出さない系統ですねー。
とりあえず、”どう転ぶにしろネタに困らなそうな漫画(※文面が浮かびやすい)”に見えたので、追加してみたのです。

いなみさん、魔法研究同好会の部長
※左:いなみさん、右:魔法研究同好会の部長さん。
 アンバランスな「いなみさん」です。たしかに、この中途半端さもいいモノですね~。

…その結果。
確かに絵柄はそのまま個性満点なものでしたが、これが不思議とイヤな感じなく
またお話も良かったので、うっかり脳内に記憶するべき名前を増やすこととなってしまいました。
こうして、購入する漫画が途方もなく増えていくのでした…。

そんなこんなで「キャンディー☆すとらいく」は、全て短編という構成。
↑上では、一応「ラブコメ」という属性にしてみましたが、ラブよりもコメディーっぽい方が目立っていたと思います。

フェチっぽい色が強い、「絶対領域侍」、「ばかにニーソックス」の2話。
前者は超ミニなチャイナドレスの「鳳娘(ほんにゃん)」さんが登場する、コメディー色の強い短編。
後者はちょっとおかしい彼氏に振り回される、いかにも苦労してそうな「いなみ」さんのお話でした。
冒頭で「いなみさん」に浴びせている言葉の数々は…あれ、けっこう酷いものですよねー。
泣きながら喫茶店を飛び出す描写が可愛らしいのです。
ああも反応が良いと、よりいじめたくなりますよ。ええ。
また、そんな「いなみさん」がニーソックスを着用した際の台詞。
そのアンバランス感も中々グッドだ!
…は、なんだか良く理解できました(笑)
「いなみさん」、いいですね~。

眼鏡でロリっぽい先生の「比賀くんのやぼう」、クラス委員「神奈井」さんの「校内デェト」も、”いじめて系”なヒロインの8ページ漫画です。
「比賀くんのやぼう」の主人公、「比賀」くんが先生にプレゼントした水着は、やたらめったら面積の小さいもの。
漫画中にもありましたが、そんなんでも「しっかり着てくる」先生がなかなか素敵でした。
「校内デェト」はページ数少ない短編ながら、えっちとオチがよくまとまった傑作。
あがり症なクラス委員「神奈井さん」は、眼鏡でカチューシャショートカットな娘さんなのです。
収録中で最も好みな作画でしたが、そんな「神奈井さん」の各キーワードも良かったです。

クラス委員「神奈井さん」、眼鏡の先生
※左:クラス委員「神奈井さん」、右:眼鏡の先生。
 眼鏡な二人なんですが…こうして並べて見ると、まるで別人が描いたみたいに雰囲気違ってますね。

”魔法研究同好会”の部長と部員二人のお話「部長って魔女。」
どこぞの有名ツンデレ魔法使い少女、と似た外観のヒロインが登場する短編です。
あとがきでセンセもそう書いてました。
…やっぱりそう感じるよねぇ。
部長は貧乳だったし。
お話が強引えっちという流れでありながら、楽しい読後感という漫画に仕上がっておりました。
言葉で攻められるのが好きな方は、よりいいでしょう(笑)

ほか、ちょっとツリ目な可愛い妹の近親モノ「兄スレイヤー」、●才も下の幼馴染み「ミナオ」さんとのブルマ話「ミナオのばか」の2話もツンデレちっく。
個性的で目立つ「花」ちゃんの登場する「花とブルマ」、女性の3名のスクール水着話「白き委員長」らは百合漫画ちっく。
(※一応、どちらも途中から男性が割り込み、普通のえっちになるパターンでしたが)
”六芒式自動人形・零型”の「碧紗(へきさ)」の「怪人ゴボウ~対決!!恐怖の自動人形~」はコメディー系、うなじが色っぽい「ひなぎく」さんの「アイノモノサシ」はシリアスな短編でした。
「碧紗ちゃん」の、頭の鉢金(ハチガネ)みたいなのが実はCDスロットだった、というのがなんだか妙に気に入りました。

新旧・碧紗ちゃん
※新旧・碧紗ちゃん。
 左が2000年、右があとがき部分という比較絵なんですが…コレではわかんないですね。

さて、そちらのお話「怪人ゴボウ~」はもっとも古い(2000年)原稿のようでしたが、さほど気になりません。
ただし、あとがきページにて描かれた「碧紗ちゃん」はさすがに洗練された感じです。
時期も異なるんでしょう、ちょっとづつ雰囲気が違う各話は全体的に不安定ですが、大きく脱線するような落差の絵はありませんでした。
この点では問題ないでしょう。
強い線の、ぼやかしたような色の作画。
ややごっちゃり気味な印象ですがクドくはなく、バランスに優れるため見づらさはないですね。
フェチっぽさが目立つえっちシーン、細かい描写がソフト気味であるというのは、好みが分かれるところかもしれません。
カラーでも白黒でもごくごく近い雰囲気だったので、判断はそちらにてどうぞ。
確かに癖の強い絵柄でしたが…前述している通り、当初に↓表紙から受けた感覚とは裏腹で、まるで抵抗感なく見れました

折り返しなどに描かれているSD絵柄も可愛いかったです。
ぜひ、次の単行本も手に取らせて頂きますよ。

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■胸キュン刑事2みるくCC 2巻 (遠山光)

★まんがデーター [6/15]
・絵   :■■■□□
・話   :■□□□□
・独創性:■■□□□
・属性 : 刑事・コスプレ
・おまけ: 加筆・修正あり。
・その他: 9話収録、現在は2巻まで発売。
            
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「遠山光(とうやま・ひかる)」センセの「胸キュン刑事2みるくCC 2巻」です。

ヒロイン特集1:がんばる、みるくさん
※ヒロイン特集1:がんばる、みるくさん。
 右のキックな構図は非常に良いと思いました。きゃー。

こちらは1巻発売の際にも紹介しております。
普通ならば”皆と感動を共有する”ため、ブログ記事にするのだと思いますが。
今回はまったくの逆です。
がっかり感を皆に伝えるための記事、ですか(笑)
そんな訳で、毎度のごとくそういった文がお嫌いな方はすみません、こちらにて御遠慮ください。
また、センセ、およびファンの方…ごめんなさい。



いいですか?

とりあえず、紹介帯の文言には、
もっとHに、さらに過激に……全ページ加筆による究極バージョン
とかありました。
…はてさて、どのあたりが過激なんでしょう??
(↑その大仰な紹介文もやめてほしいなー)

おそらく、こちらの元漫画(←前作「胸キュン刑事」のこと)の最大のウリは、やっぱり潜入がバレた後のピンチ(サービス)シーンでしょう。
確かにお話によって異なる点がありましたが、”直接えっちされる、入っちゃうぎりぎり・寸前にて助けが入る~”という、寸止め漫画でした。
そりゃあもう、頻繁に服は脱がされるわ、触られるわで、、バストトップから下の方(※危険な部位のちょっと上くらいでしたが)まで、よく描かれていたのです。

ヒロイン特集2:胸キュン・みるくさん
※ヒロイン特集2:胸キュン・みるくさん。
 バニー衣装もこの通り。いろいろスゴイ人ですねー。

それに比べ、今回の「胸キュン刑事2みるくCC」なんですが…パンチラ・下着姿から、触られたりまではあるものの、肝心な箇所は隠されたまま
サブヒロインの元FBI捜査官「涼子・シルビア・滝川」、褐色の王妃「デビ」様らも、下着姿止まりでした。
この大幅な露出ダウンは、携帯でも見れるという汎用性がためなんでしょうか?
よくよく振り返って確認してみると、2話で1コマ、3話で1コマ、4話で3コマ、5話で2コマ、7話で1コマ…と、バストトップが描かれているのは1巻ではそれら8コマだけ。
しかも、指の間から若干見えるなど、きっちり描かれていないことのが多いのです。
続いて2巻では…15話で1コマ(ぎりぎり)…以上。
あれれ??
読んでいる際にも感じておりましたが、こうして数えてみると本当に少ないですねー。
「遠山光」センセの描かれる、形の良い下品でない胸が好きだったので、がっかりです。

これは掲載誌(※ちなみに連載は「MiChao!(ミチャオ)」という無料漫画サイト)の選択が誤りではないかなぁ。
旧タイトルのファンは歳を重ねているのだから、相応にアダルト向けにしてくれなければ。
(※特に今の漫画業界は一般指定でも過激なものがよく目につきますからねー)
漫画がそれに逆行しては、わざわざ過去作品を引っ張り出した意味が薄いと思うのです。
まぁ、出版側・作者側それぞれに様々な事情があるんでしょうけれど。

ヒロイン特集3:むちむち・みるくさん
※ヒロイン特集3:むちむち・みるくさん。
 こうして見るとえっちっぽいですが…この先が急に弱いのです。

ついてに言えば、お話も軽い(ゆるい)ままなのです。
昔「胸キュン刑事」として活躍した「皇くるみ」の娘、「皇みるく」は母と同じ音羽署・捜査一課の新人刑事。
母ゆずりな、”犯人が近づくと発動する胸キュン能力”にて、あちこち現場へ大胆な潜入捜査をするのです…。
2巻では、1巻にも登場していた元FBI捜査官「涼子・シルビア・滝川」が正式に音羽署へ異動して「みるくさん」とコンビを組むようになり、またイケメン怪盗「ナイトメア」なんてサブレギュラーが登場しておりました。

1巻でも目につきましたが、「みるくさん」の常識外れっぷりは相変わらず。
怪盗「ナイトメア」登場編では、警備だというのにやたら浮付いて緊張感なく、おまけにまんまと宝石を盗まれるという大失態を演じたにもかかわらず、「イイ男だったなー」とか呟いておりました。
別の回で犯人に(この非常時に何考えてんの)というシーンがありましたが、そりゃアンタも同様だってば。
その後の登場回でも、「ナイトメア」にはやたらラブラブな感じで、刑事らしからぬ妄想までしております。
まるで「ムテキング」の敵キャラ「タコミ」みたいですね。(←知ってる?)

さらに、先輩である「滝川さん」にも容赦なく、10話では彼女を突き飛ばしてオトリにするという、離れ業をやっておりました。
うわうわ、同僚(同性)から嫌われるタイプかなー。
後輩への対応(※「滝川さん」と張り合っておりました)なども含め、なんだか母「くるみさん」以上に仕事・遊びの境界線が無い娘さんなのでした。
…どんな刑事だ(笑)

絵柄については、前回そのままなので詳しくは省略させて頂きます。
そちらでも書きましたが、ひでるさんは過去の絵柄の方が好みなんですね。
自然で可愛らしい絵柄だったんですが…残念なことです。

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※小さいですが、”過去の絵柄”サンプルです。「くるみさん」もいますね。

ただ、さすがに構図とかなんとかは巧く、漫画もテンポ良くさくさくと進んでおりました。
気になったところでは…「みるくさん」、「滝川さん」というWヒロインの顔パーツが若干だけ違う程度(※主な見分けは髪型と雰囲気)なので、並んでコスプレしたりすると微妙にどっちがどっちか分からなくなるのです。
ここはもう少し極端な差をつけてくれた方が良かったと思いました。
それに、せっかく二人もいるのだから、「滝川さん」のピンチシーンがもっとあってもいいかなぁ。
彼女貧乳ではありますが、性格的には「みるくさん」より盛り上がりそうな気が…。わはは。

そんなこんなで、がーっかりとした2巻でした。
3巻が非常に手を出しづらい状況です。

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★旧作はこちら(6巻セットだって)
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■妄想ホリック (久遠ミチヨシ)

★まんがデーター [10/15]
・絵   :■■■■□
・話   :■■■□□
・独創性:■■■□□
・属性 : 成年・色々
・おまけ: カバー裏にあとがき、
      カラー描き下ろし「妄想電車少女Ex」
・その他: カラー(4P)、短編×10
      (うち「妄想電車少女」×2)

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「久遠ミチヨシ(くおん・みちよし)」センセの「妄想ホリック」です。

あとがきには初単行本と書いてありましたが…。
よくよく調べてみると、「久遠ミチヨシ」センセには「メロメロ子」なんて別名がありました。
こちらは女性向け用で使い分けているとのこと。
で、実はこちらのお名前では既に単行本「レンアイサイズ」を発売しており、厳密には今回の「妄想ホリック」は2冊目の単行本なのでした。
(※「レンアイサイズ」は恋愛話で評価も高かったので、気に入った方は探してみるのがいいでしょう)

さて、「妄想ホリック」は全て短編で、電車モノから近親、お姉ちゃんにお猿さんまで登場する、バラエティ豊かな一冊です。
同タイトルでの描き下ろしがありますが、特に連続性はありませんでした。

OL「橘さん」、「間宮先生」
※左:OL「橘さん」、右:「間宮先生」
 眼鏡なお二人です。この「橘さん」はいいですねー、恥ずかしがったりして。

まずサラリーマンな方が憧れるシチュエーション「橘さんのヒミツ」から。
眼鏡のOL「橘」さんは仕事はできるものの付き合い悪く、密かに「カタブツメガネ」と呼ばれておりました。
同期の「山脇」くんは遅くまで仕事をする「橘さん」を見かねて手伝うこととするんですが、普段とは違う彼女の表情を見ているうちに…。
だいたいそんな流れ。

ご褒美漫画ですね。
差し入れを渡したり、終電過ぎるほどの仕事を手伝ってきっちり終わらせるなど、「山脇君」は多少の下心があったとはいえ、優しく・出来た男性
職場にて「橘さん」はやや浮いた存在であったようですし、”ぐっときた…”というやつなのでしょう。
まぁ、それだけの仕事を女性一人にやらせる上司に問題ありそうですが。
ただ、眼鏡を取ると可愛い、って王道パターンなんですが…いや、そのままで十分良いでしょー。
それに、見下ろすとモノ凄い、かなり胸元が開いた服を着て頑張っているので、それに気付かないというのはここの男性陣が失礼。
ひでるさんなら、自分の仕事なんて放り出してでも手伝いますよ。ええ。
えっち時にはちゃんと眼鏡あり・なしが楽しめ、さらにアップにしていた髪がほどけるなと、細かい演出も気が利いておりました

収録のうち、次の短編3話はガラリと雰囲気が異なる母子の近親系。
捨てた母親「さゆり」さんに会いに行く「ハハイジメ」、和服の母親との「背徳の檻」、目隠しプレイ相手が実は~という「目隠しの森」ですね。
成年漫画にありがちなラブコメちっくなものでなく、どちらも禁断の関係という捉え方になっておりました。
特に「ハハイジメ」は最後まで救われない、暗いエピソード。
アル中で暴力を振るう父親に引き取られた「利明」くんは、自分を見捨てた母へ(半ば復讐のため)会いに行くのです。
ラスト近くで、「利明くん」は電話をかけ……って、このあたり書いてしまうと勿体ないので伏せますね。
読後感は重いものの、良くできた傑作でした

モモちゃん、さゆりさん
※左:モモちゃん、右:さゆりさん
 これですね。右手で吊革、左手に鞄なので、あちこち無防備なのでした。

描き下ろしも含む、メイン扱いの短編「妄想電車少女」
お兄ちゃん「ケンジ」くんが大好きな、でかいツーサイドアップの目立つ妹「モモ」ちゃん。
なぜだかそういった系な人の興味を惹くようで、満員電車に乗るたびに…というお話。

とりあえず、『痴漢は犯罪です』
これはあくまでも漫画だけモノなので、実際にはやらんよーに。

さて、やや頭弱そう(笑)な「モモちゃん」の満員電車えっちですね。
鞄をもつ左手はいいとして、あれだけの状況で吊革に捕まっている「モモちゃん」なのでした。
いや、あの立ち方はサラリーマンなおっちゃんですよ。
普通女の子は鞄を抱えるとかして、吊革には捕まらないでしょうねー。背丈の問題もあるでしょう。
ほかにも、お兄ちゃんが守るように立っていたのにされてしまうとか、「モモちゃん」の変化にまるで気付かないというのは、やや無理があるかなぁ。
結局はいいようにされてしまう、お約束ちっくなお話でした。
おそらく今後もすぐ脱がされそうなので、ひもパンは金輪際やめた方がいいでしょう。
せっかく一緒に乗っているお兄ちゃんは、もっと周囲に目を配るように。

学校一ビックサイズな「山田一郎」くんを保健室「湯川」先生、「間宮」先生が狙う短編「がんばれ!!山田くん」
…どうして、彼が一番でかいって判明してるのでしょーか。身体測定とか?
ちなみに、「間宮先生」は人妻で、眼鏡の着脱から、束ねていた髪を下ろすなど、色々とキーワードが豊富な方でした。
同じく学園モノ「イケナイ☆生徒会長」
生徒会長「御子神」さんは副会長「神通川」くんに想いを寄せておりました。
ある日、自ら独りえっちをしていた場面の盗撮写真を見つけ、困った「御子神さん」は「神通川くん」に相談するんですが…というもの。
展開は読めますね。
あーんな写真撮られた直後だというのに、またもや学校でしてしまう会長「御子神さん」
いやいや、せめて家まで我慢して下さい。
漫画の見栄えとしてはいいのでしょうけれど、そのあたりにもう少しドキドキするよな危機感があれば、また違った良さが出たと思いました。
あと気になったのは…二人はなんでそんな大仰な名前なんでしょう。

丁寧な線のしっかりとした絵柄。
濃淡は適度で、人物などのバランスも良好です。
人物絵については、縦長な輪郭としっかりとした鼻、幅広な目が特徴。
髪型から下着などの服装まで凝っているので、そんなんが気になる方にもいいでしょう。
強い癖とかなく、万人に好まれるタイプだと思います。
今回単行本は全体的に安定していたと思いますが、収録の後半数話(3話くらいかなぁ…)は若干絵柄が弱い感じでした。

初単行本(まぁ成年系は初なので)としては、完成度の高い単行本です。
コレという方向性がほしいところではありますが…。

妄想ホリック

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■完熟マインド (大見武士)

★まんがデーター [13/15]
・絵   :■■■■■
・話   :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : 投稿・人妻
・おまけ: あとがきまんが、
      カバー裏に「あとがきの続き」
・その他: カラー(4P)、短編×10。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「大見武士(おおみ・たけし)」センセの「完熟マインド」です。

いつの間にか発売されてましたよ。
うっかりしてました。
単行本「ろーぷれ」、「ろーてく」にて、すっかりローション漫画家っぽい印象となった「大見武士」センセ。
とりあえず店頭では、お名前で無条件に手に取ってます。
(※色々間違うといけないので、しっかり吟味して手に取る方がいいですよー)

さて、5冊目は「完熟マインド」ということで、和服の色っぽい女性が↓表紙を飾っておりました。
今回はしっとり人妻系なのかなー、とか思ったのは半分くらいが正解。

井上玲子、栗田智子
※左:井上玲子、右:栗田智子
 お気に入りな二人。「智子さん」のカーテン越しに~というのはえっちですねぇ。

よく「八月薫」センセが描いている(←ひでるさんの印象)、”えっち体験投稿の漫画化”という単行本です。
当然かもしれませんが、全て1話完結の短編形式ですね。

構成は投稿系漫画のスタンダードで、自己紹介から状況の説明、結末まで、主にモノローグにて語られております。
これは伝わりよく、分かり易いというメリットがある反面、文字で全てを伝えることとなるため、やや漫画っぽくないこと、淡々として調子が一定になってしまうこと、想像が膨らみづらいこと、などがあると思います。
それらは個人的な意見なんですが、要するにひでるさん、この手の系統があまり好きではないんですねー。
なんだか投稿記事そのもののような気がして、漫画の幅が狭まっているように感じるのよ。(そのものなんですが)
まぁ、それぞれが好きか嫌いか判断して下さい。

ただし、ひとつ確実に言えるのは、”どれも現実にあるかもしれない、えっち話”ということ。
あれらが真実か否か別にして、もともと日常の中の非日常みたいな劇的エピソードを漫画化しているだけあって、豊富なシチュエーションとしっかり起承転結の順を追った展開で読み応えありました
こうした漫画で詳細を書いてしまうとつまらないので触り程度にしますが、冒頭からの唯一のカラー漫画「日野トモコさんの場合 【専業主婦・29歳・東京都】」は独りえっちに励む叔母を目撃して~なんて、どこか成年漫画っぽいお話。

山口敏江、松下瑠璃子
※左:山口敏江、右:松下瑠璃子
 あとは「敏江さん」ですねー。ちらちらするあたりが最高なのです。

眼鏡のマッサージ店員「栗田智子さんの場合 【主婦・32歳・愛知県】」は営業中の店舗にて、ウェイトレス「井上玲子さんの場合 【主婦・30代・千葉県】」は店のトイレで、体洗いサービス係「松下瑠璃子さんの場合 【主婦・34歳・福岡県】」は早朝のサウナ店…というお話たちは、”下手すると見つかっちゃう”なんて雰囲気のドキドキ話。
こちらのブログへよく来られる、察しの良い方は想像できるでしょうけれど、ひでるさんはそんなんが好きなのです。

ほか、普段とは違う可愛らしい一面が見える、「網野安恵さんの場合 【弁当屋店主・29歳・千葉県】」とか、じわじわ流れる「山口敏江さんの場合 【主婦・35歳・広島県】」もいいですね。
なお、ローション漫画はありませんでした(笑)
(※マッサージ店員「栗田智子さん~」のエピソードでは若干それっぽい描写がありますが)

乱れない、丁寧な線でのすっきり絵柄。
あちこちのバランスが適度で、非常に見やすいです。
また、今回はコメディー描写がないため、全体的に落ち着いた風情となっておりました。
人妻系でよく見られる、濃厚なえっち描写を期待されている方には、やや物足りないかもしれません。
なにしろ成年指定ではないですからねぇ。
各話のトビラ絵は写実的に描かれており、実際漫画キャラとの差がなかなか楽しいのです。
どれだけ印象が異なるか、身比べて遊ぶのもいいですね。

センセがあとがきにて描かれている、「投稿は嬉しい、しかしこういうのは描きにくい!」ランキングですが、その趣味ある方にはちょっと興味深い事柄でしょう。
ぶっちゃけているので、単に読むだけでも楽しいです。
そういえば、2冊目「ネコネコパンチ!」を購入しましたが、まだ読んでおりません。
…だって、時間ないんだもの。

完熟マインド

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■Groove Tube (けものの★)

★まんがデーター [15/15]
・絵   :■■■■■
・話   :■■■■■
・独創性:■■■■■
・属性 : 成年・近親
・おまけ: あとがき、
      カバー裏に「がっかりマンガ。」
・その他: 初単行本、短編×10
      (うち「ぐる~みんぐっ!!」×6)
            
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「けものの★」センセの「Groove Tube」です。

ヒロイン特集1:猫系なメグちゃん
※ヒロイン特集1:猫系なメグちゃん。
 短編のヒロインもいいんですが…この娘で押すこととしました(笑)

ちょっと読んだ時点で、もう↑あの評価を考えました。

いきなりですが…これはイイ!!

…と、いう訳で。
こちらの「Groove Tube」は「けものの★」センセの初単行本です。
前置きはそこそこに、さっそくレビューをさせて頂きます。

狙った兄(エモノ)は逃がさない!

両親を事故で失って2年。
親代わりに保護者となった兄「奈津譲」は妹「奈津メグ」が結婚するまで守ろうと誓っていたんですが…。
「メグちゃん」は兄離れ…とかというより、お兄ちゃんにラブラブ・ベタ惚れで、積極的・かつ計画的に迫っていたのでした。
そんなんが、収録のメイン連続話「ぐる~みんぐっ!!」

ヒロイン特集2:策略家のメグちゃん
※ヒロイン特集2:策略家のメグちゃん。
 この左右の違いですね。思わず猫耳がでてます。

とかく、コロコロと表情豊かな、つり目・猫系ヒロイン「メグちゃん」が素敵なのです。
もう、この娘の存在だけでお話は成功したようなものですねー。
お兄ちゃん「譲くん」は成年漫画の主要キャラにしては、実に真面目でお固い、常識的な男性。
しかし、要所では目薬を使って泣き落とし(←もちろん嘘泣き)するほか、えっちを盗撮していたり、その動画を交渉の道具に使ったりする「メグちゃん」にはいいように振り回されておりました。

なにしろキスを求める際に、
大丈夫♪キスなんて挨拶・あいさつ
というように逃げ道を用意しているなど、人間心理もよく理解しております。
そういった方面については、「メグちゃん」独学で頑張っているようでした。
ほかにも、ダンボールいっぱいにバックアップを用意していたり、渡したゴムにも穴空けてたりして…女性は怖いですね(笑)
「身内は人数に入らないからっ」
じゃあにいちゃあとエッチしても大丈夫だよねっ
…だって。
「メグちゃん」、切り返しも見事です。

ヒロイン特集3:ラブラブのメグちゃん
※ヒロイン特集3:ラブラブのメグちゃん。
 右では鼻血噴き出しておりますが…何があったんでしょう? 

お話はテンション高めな近親ラブコメ
3話目の兄妹デート、続く4話目ではキスするところを友人に目撃され、彼氏と偽ってデート続ける…など、登場人物がほぼ兄「譲くん」、妹「メグちゃん」だけなのに、なかなか豊富なシチュエーションになっておりました。
果たして、この二人の結末がどうなってしまうのか、ぜひ単行本でご確認ください。
子宮がきゅぅううううってなるの」という台詞もえろいのですよ。

まさに、
「 史上最強の呼び声も高い、ちょっと猫気味な妹 」
…という帯の文句通りでした。

ヒロイン特集・おまけ:キスシーン
※ヒロイン特集・おまけ:キスシーン。
 
ほか、単行本には短編が3話ほど収録されております。
メインの「ぐる~みんぐっ!!」が目立ってますが、これらも出来は高レベルですね。
クールとか勘違いされている、眼鏡な「青井」さんの「副音声。」
こちらは、正反対な性格である弟さんとの近親系。
関西弁な「八重」ちゃんとの「やえぱ」はコメディー色が強い作品。
「洋司」くんとその母親の近親系「ムチとは罪」はジーンズのむちむちとした様が非常に良かったです。
結局ジーンズを脱がないままというのもえっちでした。

濃い線のごっちゃり絵。
ややデフォルメが強く、テンポはいいものの、分かりづらいところもありました。
まぁ、そうした個性なのでしょうけれど。
初単行本という割に安定感は抜群で、コメディーからシリアスまで漫画の巧い方でした。
人物というより、描き方に個性がある方なので、人を選ぶと思われます。
判断には、裏表紙のが近いかなぁ…。
なお、ぐるりカバーの各カラー絵は、登場ヒロインが水着になっているものでした。
それぞれの個性によってちゃんと水着の種類が異なっているので、注目です。

ただ、表紙めくって、いきなり白黒原稿で始まるというのは…うーむ。
これだけ完成度が高い漫画なのだから、やっぱり中扉はほしかったですねぇ。
以上、単にベタ褒めするだけではなんだか片手落ちなので、敢えて苦言を申しました。
でも、これは出版社さんとかの事情かなぁ。

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 まんがとの出会いは一期一会。そんな、漫画の魅力についてのんびり書きたいと思います。
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