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■閃乱カグラ-少女達の真影- (鷹爪あまみ)

★まんがデーター [6/15]
・絵   :■■□□□
・話   :■■□□□
・独創性:■■□□□
・属性 : [一般] 原作ゲームアクション
・おまけ: あとがき、4コマ、原作・広報コメント。
・その他: 原作「高木謙一郎」、折り返しにコメント、
       カラー(4P)、6話収録、現在1巻まで発売中
            
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「鷹爪あまみ(たかつめ・あまみ)」センセの「閃乱カグラ-少女達の真影- 1巻」です。

閃乱カグラ・ヒロインズ
※閃乱カグラ・ヒロインズ
 漫画中の作画はだいたいこんな感じです。
 

■閃乱カグラ-少女達の真影- 1巻 (鷹爪あまみ)


★構成・概要 原作ゲーム 忍者アクション

さて、本日は「閃乱カグラ-少女達の真影- 1巻」です。
何回かブログで取り上げています、原作ゲームなこちら。
なんと、珍しくひでるさんはプレイ済みなのでした。
まだクリアしてないですけどね。

巻数表記そのままの長編漫画。
敵も味方も豊かなバストの女性という、実に華やかなもの。
ラブコメっぽくもできそうなんですが、ターゲットになりそうな異性は登場せず。
純粋なアクションものとなっています。
お話はいまのところは任務をこなしていくゲーム通り、各話完結タイプ。
ライバルとなる蛇女の敵キャラが2話目から登場しており、そちらとの決着に流れていくのだと思われます。

紹介帯には”おっぱいは正義”とありました。
あーして大きく書く割りには、サービス描写は弱め
皆さんバストは大きく描かれていますし、実はパンチラもそこそこ回数あるんですけれど…。
後述しますが、どうにも作画は弱め
キャラはそこそこ良いものの、描き込みは物足りなく、濃淡具合も仕上げ前みたいな感じ
そのため、サービス描写もそれとして目に入らないのだと思います。

原作もまた微妙な位置づけ(笑)なので、あまり過激に傾倒することもできないのでしょうけれど。
それを考えても、中途半端。

★収録話 6話収録

進学校として有名な、「国立半蔵学園」
こちらには”忍びクラス”という、現代に生きる忍の養成機関があったのです。
主人公「飛鳥」もその1人。
違法行為を犯す悪忍らと戦うため、一般生徒に紛れて修行に励むのでした。
かなり大雑把ですが、そんなん。

前述したように、今のところは各話完結タイプ。
ゲームにあった、各任務パートがそのまま1話として描かれておりました。
非常に原作に忠実。
逆に言えばまるまるそのままで、漫画としての目新しさがありません
ゲームであればそのくらいのシナリオで十分なんですが、お話としてのぺーと見せられると、どうにも刺さらない。
良くも悪くもフツー。
優れたアクションとか、読んで楽しいコメディーでもありません。
引きつけられるようなエロスもなく、原作ファンでも退屈してしまいそうでした。

舞台・キャラ説明な1話目。
ベタベタですね。
中盤くらいで飽きてしまうかも。
そう分かり辛い設定ではないので、いきなり任務シーンで押しても良かったのでは。
また、忍び衣装へチェンジする”忍転身”部分がすっぱり省略されていたんですが。
ここは無理やりにでも入れ込む部分だと思う。

「焔」登場の2話目。
後のエピソードもあるためか、「葛城」・「日影」のバトルも同時に描かれていました。
いちおう「飛鳥さん」は主人公なので、ピンで頑張っても良かったのでは。
この後が出番減るんですよ。
続く3話目のメインは「柳生」・「雲雀」の修行バトルです。
前半は教師「霧夜」の演説ですね。
見比べたりしてないですが、ゲームそのままだと思います。
4話目は「斑鳩」さんとその兄のエピソード。
特に策なく、あっさり描かれているので、こちらまで伝わってきません。
拘束されるコマもいま一歩でした。
5話目は皆で海へ行くという、こうした漫画のお約束回。
ちょっとコメディーちっく。
ここの作画はもうひと頑張りしてほしかったなぁ。
「雲雀ちゃん」の危機の6話目。
当然ながらセットで「柳生さん」も顔を見せるので…1巻はなんとなくこの2人でのイメージです。
ちなみに、ここでは完結しておらず、2巻へ続いていました。

「葛城」・「飛鳥」・「雲雀」・「柳生」
※左から、「葛城」・「飛鳥」・「雲雀」・「柳生」
 モノがため、作画の良し悪しは非常に重要だと思うんですが…。

★絵柄

原作つきということで、最大の課題はそちらと違和感がないかどうか。
人によって感覚は異なると思いますが、少なくともキャラについてはかなり頑張っている印象。
カラーも白黒も良く、360度どこから見ても「閃乱カグラ」しています。

ただし、そのほかについては正直なところイマイチ
お話、ゲーム自体もアクション系で、当然ながら戦闘シーンが多くあるんですけど…これが弱い。
動きある絵はバランス悪いか、端折ってるか、止まっているよう。
前述したようにキャラが良いだけ、目立ってます。

また、いわゆる漫画自体もユルめ。
頑張って上手に描かれていると思いますが、あまり引き込まれる感じはなく。
お話も前述したようなものなので、ぶっちゃけコレで2巻を買おうとは思えません。
判断については裏表紙か、「月刊コミックアライブ」のHPに立ち読みがあったので、そちらが便利でしょう。

★その他

描かれているのは「鷹爪あまみ」センセ。
これが初単行本なのかな。

今後、また別の方の単行本が次々に発売されていくようです。
ただ、担当はどちらもゲーム作画とは別の方。
この漫画でなんとなく題材での底が見えてしまった感があり。
次は…ちと手に取り辛いですね。

閃乱カグラ -少女達の真影- 1 (MFコミックス アライブシリーズ)閃乱カグラ -少女達の真影- 1 (MFコミックス アライブシリーズ)
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※普通にゲームでいいのでは。
閃乱カグラ -少女達の真影- (特典なし)閃乱カグラ -少女達の真影- (特典なし)
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tag : 原作ゲームラブコメコメディーパンチラアクション

■純愛トリコロール (なるさわ景)

★まんがデーター [11/15]
・絵   :■■■■□
・話   :■■■□□
・独創性:■■■■□
・属性 : [成年] ラブコメ・種付け
・おまけ: あとがき、カバー裏に4コマ、
      描き下ろし「ぺーじ余ったので、おまけマンガ」
・その他: 短編×11(うち「純愛トリコロール」×4、
      「生徒会のペット」×4)

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「なるさわ景(なるさわ・けい)」センセの「純愛トリコロール」です。

「堤麗奈」・「堤優奈」
※「堤麗奈」・「堤優奈」
 せっかくテニス部なので、パンチラ欲しかったなぁ。


■純愛トリコロール (なるさわ景)


★構成・概要 一般ラブコメ

さて、「純愛トリコロール」です。
”はじめて書いた続きもの”
という、連続話を2本ほど収録しておりました。
どちらも複数女性とのハーレム・いちゃいちゃ系。
ラブラブえっちしておりました。
他は短編で、男女のカップルもの。
なんのかんのとえっちに展開し、とろとろになるタイプです。

そうお話の強さは感じませんが、成年漫画として正しい(だろう)描写。
ヒロインには意識に残る強さがあり、可愛く・えっちに楽しめました

★収録話 12話収録

007:「純愛トリコロール」 4話
こちらが表題作で、当然ながら↓表紙の2人です。
女子テニス部の「堤麗奈」・「堤優奈」は双子の姉妹。
マネージャー「春輝」はもともとM気質。
いじめてくる「麗奈」に興奮していたんですが、それを静めるのは関係している妹「優奈」なのでした。

Wヒロインな蓮速話です。
どっちも好きではあるんでしょうけれど、感情が交差しているのはポイント。
1、2話は妹「優奈ちゃん」とのえっち。
もともとどういう切っ掛けかは描かれてなかったですが、たぶん「優奈ちゃん」からのお誘いかなー。
1話目はいじめられて興奮した彼を静めるため、2話目はわざわざ「麗奈」の部屋に招いているなど、あーした雰囲気の割にはなかなかの策士でした。

一方の「麗奈さん」はストレート。
2人の関係を知ってしまった後の3話では、感情抑えられなくなってのえっち展開です。
もう、可愛らしい事言っちゃてー。
ちょっと怒った「優奈ちゃん」が良かったですが、揉めませんね。
半ば分かっていたことだろうし、個人的には残念ですが…仕方ないか。
最終4話は複数えっちなんですが、驚きなプレイもあります。
(※この単行本は全てそんなんでしたけどね)
どう報告するんだ、あれ。

087:「カレカノ募集中!」
「修生」・「帆乃香(ほのか)」のカップル話。
2人は幼馴染みなのかな。
どちらも言いたいことをそのまま言い合えるような、ある意味非常に良い関係。
お互い彼氏・彼女おらず、えっちの練習~みたいな展開でした。

まぁ、描かれていたそのまま、気付いてないのはお互いだけでしょうねー。
特に「帆乃香さん」については、親衛隊なんのまでいるモテっぷりなんですが。
…あ、ちょっと振り切れ過ぎなのか。

生徒会長「本郷」、会計「心」
※左:生徒会長「本郷」、右:会計「心」
 このメンバーも良かったですね。右下の彼女は飼育委員さんかな?

107:「生徒会のペット」 4話
男女比が1:9という、夢のような学園の実態は、女子の圧倒的な天下でした。
男子の冷遇っぷりを推進しているのが、生徒会の生徒会長「本郷」、副会長「中河原瑠奈」、会計「心」という3名。
”男女混合”という規則がため、所属している男子「高幡雅人」はそこでペット扱いとなっており、「ポチ」と呼ばれていたのです。
だいたいそんなん。

各話でヒロインが変わり、最後は集団えっちとなる、成年漫画の基本構成。
ちゃんと首輪に縄まで付けられている彼ですが、もともと会長「本郷さん」はお気に入りだったみたい。
1話はその「本郷さん」とのえっち。
お互い初めてとのことでしたが、彼にはなんらかの才(笑)があるようで。
こちらの会長ほか、生徒会を次々に陥落させるのでした。
2話目は「瑠奈さん」
彼を嫌悪しており、追い出すべく色々仕掛けたのが破られるというパターン。
「雅人くん」の突破力を甘くみましたね。
プール掃除中での事で、野外えっちとなっていました。
3話目は男性恐怖症という、ロリちっくな「心ちゃん」
故あってのトイレえっちでしたが、あれはほぼお誘いのようなものですよ。
そんなこんなで、最終4話は集団プレイ。
先の連続話と似たネタがありましたが、それも当然か。

187:「優等生の秘密」
生徒会長でいつも学年トップという「安西静」と、副会長で次席の「丸山亮二」
幼馴染みの間柄ながらその仲は微妙で、テスト順位を競うライバルでした。
しかし、他人の目がないところでは、テストに勝った方が好き勝手できるという、えっち関係だったのです。
前半では好き勝手してる「静さん」
中盤では、実に可愛らしい面を見せてくれました。
そんなん好き。
…でも、アレはやられるめ男子も含めて、なかなか恥ずかしいプレイですわね。

207:「コスフェス」
クラス委員長で理事長の娘という「豪円寺あやめ」お嬢様。
学園祭でネコ耳喫茶をやることとなり、「あやめお嬢様」もコスプレをすることとなってしまったのでした。
いったいなんですの、この服は!
とかなんとか荒れつつも、しっかりコスプレしてるところはお約束ですね。
さすがに学校ではなく、家(お屋敷)が舞台でしたが。

同学園・クラスの使用人「文彦」とは、なんのかんの言いつつも関係良好。
そのままコスプレえっちになってました。
ラストページでの照れた表情がまた良いですねー。
そっち衣装でも見たかったです。

安西静、豪円寺あやめ
※左:安西静、右:豪円寺あやめ
 「あやめお嬢様」のコスプレが素敵でした。

★絵柄

紹介では「断面魔術師(マジシャン)」と書かれております。
そうした冠そのまま、内蔵描写が多め。
…あらめたて確認すると、定番のアップなコマほか、普通のえっちタイミングでもふと描かれていました。
そうクドクドしいタッチではないものの、苦手な人は注意。
線は強くやや太く、濃淡としてはやや濃い目。
描き込みはだいたい適度なくらいかと思います。
基本作画はそんなんなので、先の断面も比較的あまり気にならない方では
コマ割りも大小から斜め・重なり・カットイン調と賑やかでした。

キャラ絵は漫画ちっくな可愛らしい系統。
まつげの目立つ目は横長でタレ気味です。
スタイル・表情に優れ、崩し絵もまたイイ感じ。
概ね良く描かれていたものの、ちょっと弱く見える部分もありました。
重箱の隅かもしれませんが。
個人的には、丁寧さというか繊細さを、もう若干プラスしてほしい気がします。

判断については、↓表紙・裏表紙でだいたいOK。
もう少しこってり気味かな。

★その他

そんなこんなで「なるさわ景」センセでした。
3冊目の単行本ですね。
こちらのブログでは、初単行本「つよカノ」を紹介しております。
コメディーお上手ですね
巻末・描き下ろしの「おまけマンガ」ほか、カバー裏の4コマも良かったです。
そちらを含めての、本編だと思います。
キャラは結構印象に残るタイプだと思うので、連続話は合っているかも。
生徒会とか風紀委員とか、今後も顔見せしてほしいですね。

純愛トリコロール (TENMAコミックス RiN)純愛トリコロール (TENMAコミックス RiN)
(2012/02/23)
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tag : ラブコメコメディーコスプレパンチラ

■無邪気の楽園 (雨蘭)

★まんがデーター [12/15]
・絵   :■■■■□
・話   :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : [一般] ラブコメ・小学校
・おまけ: あとがき。
・その他: 7話収録、現在1巻まで発売中
            
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「雨蘭(うらん)」センセの「無邪気の楽園 1巻」です。

春風このみ
※春風このみ
 左は大人バージョンなんですが…あまり変化ないですね。
 

■無邪気の楽園 (雨蘭)


★構成・概要 一般ラブコメ

「無邪気の楽園 1巻」です。
タイムスリップもの。
最大のポイントは、“25歳までの知識を持ったまま、過去の自分にそのまま戻っている”こと。
そのままです。
第三者として、自分を見に行くというのではないんですね。
過去をやり直したい、というのは誰もが考えるネタ。
ですが、やはり“現在の知識をもったまま”というのが条件だと思います。
こちらはそれを満たしており、優れた設定でした。
特に男性には、ちらほら納得する場面があるでしょう。

漫画は巻数表記気そのままの長編。
各話はそこそこの繋がりで、シチュエーションが変化しております。
タイトル・設定から察せられるそのまま、サービス描写は頻繁
さすがに直接えっちまでにはならないものの、近いところまではちらほらありました。
(※実は描写としてはあります)
しかもパンチラ程度でなく、全裸になる場面も多め。
バストトップも普通に描かれてますよ。

★収録話 7話収録

彼女はおらず金もない、いちおうフリーのプログラマーという「反田省太」は25歳。
人気女優となった「春風このみ」を筆頭に、小学校の同窓会では自らの冴えない現状を再認識させられてしまったのです。
その帰り、懐かしい学校へと立ち寄った彼は誤ってプールに転落してしまうんですが…。
次の瞬間、「省太」は小学校5年生の時代へ、記憶を敬称したままそっくりタイムスリップしてしまったのでした。
大雑把には、だいたいそんなお話。

005:PARADISE.1 「忘れ去りし楽園」
こちらがオープニング。
同窓会などのシーンもそこそこに、あっさりと過去へ行ってました。
落ちたプールは、“異空間と繋がっている”という、学園7不思議のうちの1つ。
もしかしたら、後々その説明とか謎解きとかあるかもしれませんが。
セオリーと違い、「省太くん」は帰ろうとしていません。
それっぽい素ぶりもありませんでした。

戻った世界は小学校5年生。
なるほど、思春期でいろいろと成長もするだろうし、都合のよい頃ですわねー。
あまり良い結果とはなっていなかった彼ですから、戻ろうと考えないのは当然かもしれませんが。

こちらでは、故あって憧れの「このみちゃん」と押入れに隠れる展開があるんですが。
映画オーディションにあるキスシーンの練習を切っ掛けに、なかなかえろい事になっています。
年齢的に性教育の授業は済んでいると思われ。
わざわざ家にまで来ているなど、基本的に好意はもたれてそう。
最後はハッピーエンドになるかなぁ。

お姉ちゃん(葉月)
※お姉ちゃん(葉月)
 素敵なお姉さんでした。まさかあんな場面があるとは…。

029:PARADISE.2 「奇跡の楽園」
前回はプールだったのでスクール水着でしたが、こちらはブルマ。
本編でも描かれていたそのまま、なるほど数年前だとそれが当たり前ですもんね。
こちらはセオリーに体育用具室。
しかも、誘ってきたのは「このみちゃん」から。
彼女大人っぽいなぁ。
うん、やっぱり彼はもともと好かれてるんでしょう。
同年代らしくない言動もちらほら見えたので、そうしたものが相乗効果はなっているのかも。

049:PARADISE.3 「楽園のぬくもり」
こちらは身体検査。
ひでるさんが同年代の頃は、たしか一緒に着替えてたのは4年生まででしたね。
その頃から、ある程度の興味はもってましたから(笑)
事実、後に秘書となる「ミチコ」ちゃんはなかなかのおっぱいで、その関係から「このみちゃん」にやきもち焼かれる流れ。
3話目にしていきなり全裸となっておりましたんで、お楽しみに。

072:PARADISE.4 「楽園脱出大作戦」
お姉ちゃん登場回は銭湯へ行くお話。
あの年齢で女湯に入れるものかな。
逆にこっちが照れますわ。
すぐ横に居るお姉ちゃんがいいスタイルでしたが、ここはさすがに姉なためか、眼中ではない様子。
うん、そんなもんかー。
中盤から、偶然「このみちゃん」とはち合わせるんですが。
こちらの事情も斟酌してくれるなど、非常に良い娘さんでした。

097:PARADISE.5 「壁一枚隔てた楽園」
掃除の際のパンチラは懐かしいですね。
ああ、確かにそんなんでしたよ。
1話目とは逆で、「このみちゃん」の家に行くお話。
オーディションへ着ていく服を色々と見せてくれていました。
なんというか、ほぼ付き合ってるみたい。

117:PARADISE.6 「車中の楽園」
授業参観で、再びお姉ちゃんとの流れ。
彼の体験してきた過去が覆されているようで、これらが後々に響いてくるのかな
ちょっと変化したオチがいいですね。

137:PARADISE.7 「閉ざされた楽園」
漫画内で3度目のスクール水着なこちら。
故あって、女子更衣室にてクライスメイトの女子らとはち合わせております。
なかなか羨ましいシチュエーションでしたけど、次がどうなるのか心配。

「このみちゃん」サービスカット
※「このみちゃん」サービスカット
 女優目指してるためか、なかなか大胆な娘さんでした。
 
★絵柄

強めな線と濃淡具合で、全体は濃い目。
しっかり色づけされてます。
描き込みとしては、だいたい適度なくらい。
こちらは過不足ない感じでした。
コマ割りはそう細かくないものの、ごっちゃりとしていて賑やかです。
キャラ絵はどちらかというとリアル寄り。
漫画っぽさもあり、感覚としては劇画の一歩、二歩手前。
バランスを含めてちょっと癖があるので、人を選ぶでしょう。
若干異なるものの、判断としては↓表紙・裏表紙で問題ありません。

★その他

「雨蘭」センセでした。
この名前では5冊目くらいだと思いますが。
別のお名前でも活動があるようで、トータルでは8冊くらいなのかな。

こちらはやっぱり設定勝ちだったと思います。
ほか、目を引いたあの↓表紙
実に良い表情でした。
描かれている服装・構図なども、まさに完璧というべき配置。
カケラもえろくないのに、ふんわりとしたエロスが感じられるのがイイですね。
唯一、同色でややタイトル文字が目立ち辛いくらいでしょうか。

無邪気の楽園 1 (ジェッツコミックス)無邪気の楽園 1 (ジェッツコミックス)
(2012/02/29)
雨蘭

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tag : ラブコメバストトップパンチラスクール水着

■Shameless Girl (シヒラ竜也)

★まんがデーター [13/15]
・絵   :■■■■■
・話   :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : [成年] ラブコメコメディー
・おまけ: あとがき、カバー裏に作品解説、
      描き下ろし「もうひとり」
・その他: カラー(32P)、短編×14。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「シヒラ竜也(しひら・たつや)」センセの「Shameless Girl [シェイムレスガール]」です。

百香・万里
※百香・万里
 むむ、これは選びにくいですねー。


■Shameless Girl (シヒラ竜也)


★構成・概要 成年ラブコメ

本日は「Shameless Girl [シェイムレスガール]」です。
だいたい見たそのまま。
カラーページ多く、いかにもイラストお上手な漫画家さん構成でした。
そのため、収録は短編群。
かなり話数は多めですが、ショートものがちらほら。
ただ、しっかりとページ数ある短編も普通くらいあり、読み応えとしては十分。

それより、なにより、やっぱり絵柄かなー。
一見の価値あり、というべき見事なものでした。

★収録話 14話収録

003:「メイキングA」 カラー原稿
007:「BLUE PLANET」 カラー原稿
013:「CAFE WHICH?」 カラー原稿
019:「野獣の宴」 カラー原稿
カラーショートの各話は冒頭から。
前述してますが、こうした構成は絵柄お上手な方に多いですねー。
お話的にばっさりしたものです。

「メイキングA」はアニメ研究会でのコスプレえっち。
結果オーライだな
とか言ってましたが、あれでいいんだ(笑)
「BLUE PLANET」は滅亡しかかったた地球での子作り話。
悲劇的な設定ながら、そうした雰囲気を微塵も感じさせない、明るいコメディー
あの状況でも、景品みたいにはならないだろうなぁ。

「CAFE WHICH?」は砂漠で遭難した主人公が、水か女の子かチョイスするというもの。
死ぬってばー。
あれは間際の幻覚かなぁ。
「野獣の宴」は大学コンパで知り合った、大人しい女性に対して妄想を膨らませる展開。
まぁ、男性は必ずそうした考えに至りますわね。

027:「三角革命」 カラー原稿あり
こちらは、「千春」くんが昔馴染みの2人年上「万里」、年下「百香」というどちらと付き合うか選ぶというお話。
なかなか羨ましいですね。
”つまみ食い”とか言ってましたが、既にどちらともお手付きをしており。
まぁ、現状維持が最も都合良いわね。
ただ、オチがあーなるとは想像もしませんでしたが。

課長さん、高園美琴
※左:課長さん、右:高園美琴
 全体的にはコメディーちっくです。

045:「ラブ・シック」
学生時代からの付き合いであった彼と同棲を始めた「愛佳」さん。
彼からの告白であったもののそちらから手を出してくることもなく、まだ未経験なのでした。
目つき悪いヒロインとのラブコメ
まぁ、これは間際まで手を出さない彼が悪いですね。
せっかくなんでえっちしろ。
中盤の荒れる「愛佳さん」がキュート(?)でした。

065:「かちょーおん!」
ゲーム好きで「課長」というあだ名のヒロインと、レトロゲーム機器を多数所持する「戸島」くん。
あー、ディスクシステム懐かしいですー。
あの頃のゲーム業界は輝いてましたね。
シチュエーションとしてすこぶる都合良く、あーした展開も当然。
可愛らしい反応してましたよ。

083:「未完の薔薇」
5つ年上の昔馴染み「高園美琴」
勉強からスポーツまで必要以上にこなし、またその容姿がため”高嶺の花”という形容詞がぴったり。
現在は主人公「けーくん」の通う大学講師となっていた彼女は、いつしかコンプレックスの対象となっていたのでした。
まぁ、年上だし血縁でもないので、それはちと気にし過ぎ。
素直に甘えればいいじゃない。
…って、傍から言うほど、当人には簡単な問題ではないんでしょうねー。
これと似たような関係は、ちらほらあると思います。

105:「この支配からは卒業不可能」
脱童貞を目指す主人公「村田耕助」
友人らの協力を得た彼は、お祭りでひと芝居うつべく目についた女の子をターゲットとしたんですが…。
最初の切っ掛け部分から、最後のオチまで、非常に面白い作品。
詳細については秘密ね。
知った後の2周目がまた楽しめます

125:「MONOTONE」
漫画家「一ノ瀬ユイ」のもとでアシスタントをする「木下栄二」
はっちゃけ、コメディー描写のない、落ち着きある作品。
心なしか作画もやや雰囲気が異なってます。
漫画家・アシのカップルでは、普通モデルえっちとかなんですけどね。
ただ、オチ部分はあまりに出来過ぎで、見ていて照れる。

141:「幸運リバーシブル」
仕事はクビになる、男性にはフラれるという、運のないヒロイン「ミヨコ」さん。
一方、幼稚園時代からの腐れ縁「影村暦」は一流企業に勤めるエリートなのでした。
そんな感じに、運をテーマとした作品。
2人は置いといて、有言実行な先輩が凄い。
何人とえっちしたんだろ。

161:「雨恋」
こちらは白黒なんですが、もともとはカラー原稿だった様子。
そのため、独特の暗めな色彩になっちゃってます。
むむ、これはカラーで収録できないのか。
何らか大人な事情があるのかな。

169:「遊星ヨリ愛ヲコメテ」
異星人の工作員が声を掛けてくる、SFちっくなお話。
異星間交流の発展に協力する気はない?
なかなか可愛らしいメイド服な娘さんの申し出を、あっさり断っていました。
リアルですね。
普通はノコノコ着いてはいかないでしょう。
ただ、その際の彼女の対抗手段が見事でした。
こちらのオチも好き。

183:「もうひとり」 描き下ろし
これまでのコメディーなお話とは真逆。
オチにどきどきする、ミステリーちっくな、ちょっと怖さもあるお話。
コレがまた良い作画でしたよー。

この支配~のヒロイン、工作員さん
※左:この支配~のヒロイン、右:工作員さん
 もうプラスなんちゃら、フェチっぽい色が欲しい気もします。

★絵柄

白黒からカラーまでお上手ですね。
隙ありません。
特にカラーは濃い目ながら暗すぎない色使いで、背景なども手抜き感はなく。
お上手でした。
これは凄い

それは白黒原稿でも同様で、非常に優れたバランス感覚。
細かい部分まで丁寧で、しっかりと描かれています。
濃淡・描き込みは適度なくらいでしつこさなく。
表現などにも引っ掛かる部分はありません。
シリアス・コメディーどちらも高い完成度でした。
癖もそう強いモノではなく、幅広く支持されると思います。

ぱっと見での判断でも全然問題ないですが。
「ワニマガジン社」さんのHPにて、「ラブ・シック」が立ち読めるので事前に見てみるのも良いかと。

★その他

以上、「シヒラ竜也」センセでした。
含みある書き方でしたが、要するに成年系では初単行本ということかな。
…あ、そうなんだ。
一般はヤンジャンなんですねー。
それは凄い。
センセのHPにあったイラストもお上手でしたよ。
この感じだと、成年系での活動はちょろっとだけになっちゃうかな。

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シヒラ竜也

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tag : ラブコメコメディーコスプレ

■なで2しこ2 (東西)

★まんがデーター [12/15]
・絵   :■■■■■
・話   :■■■□□
・独創性:■■■■□
・属性 : [成年] ラブコメ・お姉さん
・おまけ: あとがき、カバー裏にリンク絵、紹介帯に「なでしこFILE」、
      描き下ろし「ゾク毒ポーション!」、加筆修正あり。
・その他: カラー(8P)、短編×11(うち「ポーション・シリーズ」×2)

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「東西(とうざい)」センセの「なで しこ」です。

アイドル「愛堂ルイ」
※アイドル「愛堂ルイ」
 こんなスカート丈ですよー。
 

なで しこ (東西)


★構成・概要 成年ラブコメ

さて、本日は「なで しこ」です。
きました、「東西」センセの新刊です。
今回も高い完成度でした。

収録はほぼ短編によるもの。
描き下ろしで連続話があったほか、後述しますがキャラのゲスト出演もありました。
もっとじっくり探すと、誰かしら発見できそうですね。
連続話ではないため、お話はそうややこしさのない、ラブコメ調。
ただ、そうコメディーちっくでなく、またラブラブし過ぎることもありません。
なんのかんの言いつつも、女性が積極的。
即えっちほどではないですが、早めな展開でした。

★収録話 11話収録

003:「わんわんパニック」 カラー原稿あり
犬を切っ掛けとしたカップル展開。
あ、つい先日に読んだ漫画と同じ展開ですねー。
(そちらほどコメディーっぽくはないものの)
やっぱり犬はいいなぁ。
どーでもいいですが、こちらのワンちゃんはなかなか良い動きをしており。
普段何させてるのかなー、って勘ぐっちゃいますわね。

021:「アイドル力UP↑UP↑」
キャラ作りに悩んでいたアイドル「愛堂ルイ」さん。
芸人「小原」のアドバイスを受け、ノーパンで出演してみたのでした。
あのスカート丈は危険ですねー。
そりゃ、色気も振りまくわ。
マネージャーは置いといて、セクシー路線であの年齢なので、経験は必要だと思う。

041:「失われたモノがたり」
会社の皆で海へと出掛けたお話。
気になる「伊藤」さんも参加すると聞きつけ、それ自体に興味なかった「鈴木」くんもついていったのでした。
うん、確かに可愛い。
お話は、水着が流されたという彼女を「鈴木くん」が助けるというもの。
ブラだけでなく下も流されており、展開からお誘いなのかと思いましたが。
単に天然さんですね。

なお、コマ隅にて次に登場のお姉さんが新作水着で顔見せしてますね。
2周目で気付きましたよ。

伊藤さん、先輩さん
※左:伊藤さん、右:先輩さん
 ショートカット女性が素敵でした。

061:「フライングサマー」
お姉ちゃんに新作水着を買うよう命令された、弟「タケル」くん。
サイズがどのくらいか困っていたところ、だいたい同じくらいな背丈の店員さんが試着してくれることとなったのでした。
たまに見られる、美人店員さんの試着話。
なんでえっち展開なるのか不思議な感じでしたが、オチのお姉ちゃんのところが気になりましたよ。

081:「睡酔遊戯」
「雪村」くんとボーイッシュな先輩。
こちらは彼女から寝込みを襲うパターン。
ショートカットのかなり可愛らしい方。
家まで来るというのは、好意あるなによりの証拠でしょう。
なかなか羨ましいシチュエーションでした。

101:「ラブ・スタディ」
テストで赤点を取ってしまった「海原」くん。
クラスから落後者をだしたくないという委員長「川瀬」さんは、いつもの放課後居残り勉強だけでなく、日曜日の勉強会を提案してきたのです。
あんな可愛い娘に勉強教えてもらえてみんな羨ましがってる~
そんな第三者の台詞もあり、役得であることは見たままな様子。
いつもの勉強付き合うもなかなかだと思いますが。
家まで来るというのは、やっぱり好意あるなによりの証拠でしょう。
だいたい、かなりのミニスカートでしたからね。
ヤル気満々か(笑)
えっちなご褒美を提案してきたのも「川瀬さん」からでした。
ちょっとずつしてくれるのは、それはそれで良い感じ。

121:「放課後デッサン」
今度の発表会で入賞を目指す部長さん。
ヌードデッサンで勝負することと決めたものの、なかなかモデルは見つからず。
やむなく、変装した自らがモデルとなったのでした。
眼鏡と髪型だけのことで、部員「宮本」くんはあっさり看破してました。
ごく近しい人のヌードというのは、またイイものでしょう。
彼女自身も「宮本くん」に対しては満更でもないようで、2人きりでのデッサン依頼にも喜んで応じています。
こうなると、逆に眼鏡での姿も見たくなりますね。

139:「ドク毒ポーション!」
191:「ゾク毒ポーション!」
「堤」くんと「望月」さんのカップル。
元気になった男性自身がどうしてもおさまらず、会社を休むこととした「堤くん」
そこに、同僚の「望月さん」が訪ねて来たんですが、
私のせいなんです!
いきなりそう謝ったのでした。
まぁ、ラブラブですわね。
変化球な告白みたいなもので、一気飲みする場面はコメディーしてました。
描き下ろしはその後日談です。
彼女なかなかえっちですねー。
制服だったので、できれば職場でシテほしかったですが。

155:「お忍びエッチ」
遊園地にて忍者な舞台をやっている「久能あいり」さん。
ひょんな切っ掛けから、共演者の男の子とロッカーに隠れたところ…着替え途中であったため、危険な状態になってしまったのでした。

2人してロッカーに閉じ込められる、王道ネタです。
そう至ってしまう流れとして、「あいりさん」が共演者の彼を女性と勘違いしていたことがあります。
華奢で声も女性っぽいとのことで、納得。
ぎりぎりの密室で動いたところ、偶然に入ってしまうパターンでした。
この、えっちに至る展開はひでるさん大好物。
全部突っ込まれたぁ…
という台詞が実に良いですね
抜こうとしたのが逆効果になるところとか、最高でした。
ロッカーを探したくなる感じよ(笑)

175:「ホワイトラバーズ」
ロッジでバイトしていた「山科」くん。
オーナーの姪「千冬」と遊んでいたところ、あたりが吹雪いてきたため、洞穴にてやり過ごすこととしたのでした。
こちらは雪山が舞台。
やっぱり身を寄せ合うシチュエーションですよねー
ただ、初対面の割にはガツガツきていたので、オチ前のネタで終わっても良かったかな、と思いました。

久能あいり、千冬さん
※左:久能あいり、右:千冬さん
 お話では「あいりさん」のが最も好き。

★絵柄

綺麗で安定感のある作画。
丁度よいくらいの濃淡・描き込みです。
あちこち優れたバランス感覚、表現なども引っ掛かる部分ありません。
非常に見易いですね。
細かいところまで丁寧で、小物や背景も良い感じ。
良くまとまっていました。
キャラは漫画っぽくも、リアルさもあります。
今回収録のヒロインらは若く、可愛らしい方が多め。
ちょと年上くらいで、こちらも良かったですよ。
判断については、だいたい↓表紙などのカラーで問題ありません。
また、「ワニマガジン社」さんのHPでは「ラブ・スタディ」が立ち読めます。
ぜひ参考にどうぞ。

★その他

そんなこんなで、「東西」センセでした。
初単行本「Incest Taboo インセストタブー」、2冊目「人妻さんといっしょ」と紹介しています。
こちらが3冊目。

特に「Incest Taboo インセストタブー」が絵柄・お話ともにぐさーっと刺さったんですねー。
あれは良かったなぁ。
ワニさんからの1冊目は、それらとは違って短編で、年齢もやや低め。
人妻イメージでしたが、これはこれで良い物でしたよ。

なお、センセのHPからリンクで飛んだところ…なんと、某書店では”8ページの小冊子”がおまけであったことが判明。
うわーん、そっちだったかー。

なで?しこ? (WANI MAGAZINE COMICS SPECIAL)なで?しこ? (WANI MAGAZINE COMICS SPECIAL)
(2012/02/29)
東西

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tag : ラブコメコメディーショートカット

■お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ (緑青黒羽)

★まんがデーター [11/15]
・絵   :■■■■□
・話   :■■■□□
・独創性:■■■■□
・属性 : [一般] ラブコメ・妹
・おまけ: あとがき、カバー裏に別絵、合間にネタ絵。
・その他: 折り返しにコメント、カラー(4P)、
      9話収録、現在1巻まで発売中
            
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「緑青黒羽(ろくしょう・こくう)」センセの「お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ 1巻」です。

姫小路秋子
※姫小路秋子
 残念な感じの妹さんです。普通にしてればいいのに。


■お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ 1巻 (緑青黒羽)


★構成・概要 妹系 一般ラブコメ

さて、本日は「お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ 1巻」です。
こちらは原作つきの漫画ですね。
小説からのコミカライズであるみたい。
しかし。
こうした妹系な漫画は多いですよねー。
そんなに良いものかなぁ。

巻数表記そのまま、長編もの。
いちおう連続になっているものの、いわゆる普通の漫画っぽいストーリーではなく。
各話は、たいていキャラ2人でのやり取りに終始しておりました。
ちょっと珍しい構成ですね。
それがために、お話面で人を選ぶと思います。

近親関係をヒロインから堂々と迫る可笑しさで、ラブコメと言いつつもコメディー調。
お兄ちゃんがそれをきっぱり否定しており、他ヒロインも容姿とは裏腹に恋愛対象として相応しくない娘が揃っており。
ラブ要素は薄め。
また、口で言うほど直接的な行動なく、サービス描写は少なめでした。
なくもないけれど、過剰な期待はしないように。

個人的にはちょっと違いました。
たぶん、ひでるさんは読者として相応しくないようですね。

★収録話 9話収録

両親が他界したことで、それぞれ別の親類に引き取られていた双子の兄妹。
近々取り壊れる予定だった物件へ引っ越した「姫小路秋人」は、妹の「姫小路秋子」を呼び、2人きりで暮らすこととしました。
6年ぶりに再会した「秋子」は、立派な立ち振る舞いを身に付けた美少女に育っていました。
しかし、「秋人」が驚くほどの極端なブラザーコンプレックスになっていたのです。
兄弟愛ではないと豪語し、自らの個性だと考える彼女。
その過剰な言動に、「秋人」は平穏でない日々を過ごすこととなったのでした。
大雑把ですが、だいたいそんなん。

語る「秋子ちゃん」
※隣にいたら…ウザそう。オモロイ娘さんでした。

005:序章 
メインヒロイン「秋子ちゃん」ほか、不思議な言動の「那須原アナスタシア」、眼帯をしている生徒会長「二階堂嵐」らサブヒロインが集合しているプロローグ。
冒頭のカラー原稿もこちら?
裏表紙にも書かれていた、同じ言い回しが続くので、ややしつこい印象
平穏を望む主人公「秋人」の視点がため、”単調”とかなんとか、現実と違うマイナス要素がわざわざ書かれているんですが。
頻繁に示すべき文言なのかなぁ。

そんな訳で、個人的につまづいたのは序章からでした。
なんと言うか、すーっと物語から遠ざかってしまいました。

015:第1話 3月25日(同居初日)
同居初日で、2人きりで初めての夜に一緒に寝ようともちかける「秋子ちゃん」
お兄ちゃんも漫画内で混乱していましたが、それはこちらも同じ。
彼女の発送がぶっ飛び過ぎて、ついていけません。
正直、読み飛ばしたページがあるかと、戻ってしまいました。

普通はお兄ちゃんのが意識して、ドキドキしそうなもんですけどねぇ。
思春期に6年ぶりの再会したわけだし。

029:第2話 3月26日(同居2日目) その1
039:第3話 3月26日(同居2日目) その2
朝食からお昼でのやり取りまで。
こちらの第3話にて、「秋人くん」の細かな背景が語られています。
初っ端からいちいち説明する必要ないと思うので、これは正解でしょう。

自らの恋愛論を語る「秋子ちゃん」
オモロイ娘さんですね。
ただ、彼女は…そうした自分に酔っているだけのような気もしました。
本気でどうにかなりたいのであれば、直接的な手段はいくらでもあるので。
(※お兄ちゃんの意識が少しでもブレたら、成年漫画の世界になってしまいそう)
この漫画は、はっちゃけた娘さんと、それを軽くあしらう、2人の掛け合いを楽しむもののようです。
まぁ、仲良いことはいいこと。

057:第4話 3月27日(同居3日目)
「秋子ちゃん」がお風呂に入るという、サービス回。
まるまるそのネタだけで引っ張っているので、全裸だったり、タオル一枚だけだったり。
肝心な部分は当然描かれてないですけどね。
幼い精神に比べ、なかなかのスタイルでしたよ。

069:第5話 3月28日(同居4日目) その1
079:第6話 3月28日(同居4日目) その2
2人して買い物へ出掛ける流れ。
第6話では「アナスタシアさん」が顔を見せておりました。
ここが初対面なんだ。
というのに、いきなり慣れた会話をしてます。
周辺はこんな女性ばっかか。
ラブに発展しなさそうだなー。
それぞれヒロインが敏感に不快ななんらかを嗅ぎとっていたのが可笑しいです。
「秋人くん」の収入源については、今後語られることとなるのかな。

099:第7話 3月31日(同居7日目) その1
109:第8話 3月31日(同居7日目) その2
133:第9話 3月31日(同居7日目) その3
友人「猿渡銀兵衛春臣」と電話だけの第7話。
これは状況説明?
わざわざ1話分を費やす必要あるのかな。
続く第8話は、生徒会長「二階堂嵐」が初登場。
これまた変な方で、わざわざ家まで訪ねてきた彼女が縦横無尽に喋っているような感じ。
なんらか色々な思惑はあるようでしたが、「秋人くん」モテますね。
よくは分かりませんが、そのうち説明されるんでしょうか。
収録の最終話は再び「秋子ちゃん」
押せ押せなイメージでしたが、ちょっと意外な姿を見ることができます。
ああ、そうした反応でいた方が、よほどお兄ちゃんに刺さると思いますよ。

那須原アナスタシア、二階堂嵐
※左:那須原アナスタシア、右:二階堂嵐
 サブヒロインもこんな感じ。恋愛対象がいません(笑)

★絵柄

細線ですっきりとした作画。
そこそこ白比率はあるものの、濃淡としては丁度よいくらい。
描き込みがすっきーっとしてますね。
ただ、そちらに不足感はなく、見易い仕上がりになってます。
お上手です
さすがに一般系で連載されるだけのことありますねー。
キャラも可愛らしくまとまっておりました。
小説イラストよりも、だいぶふっくらしてる印象。
より漫画ちっくな表現になってるかな。
丁寧で表現などにも特に引っ掛かるような部分はありませんでした。

個人的には…大きいコメディー崩しが気になりました。
まぁ、漫画がそうしたものですからね。
判断については、そう変化なかったので、↓表紙・裏表紙で良いでしょう。

★その他

「緑青黒羽」センセでした。
こちらが初単行本なのかな。
ひでるさんはこちらが初見です。

えー、前述しているそのまま、この手のネタはもういいや、って感じでした。
妹よりも姉のが好きなので。
そんな訳でスルーしようとしたところ、あの↓表紙。

リンク絵はそのまま見えると思いますが、店頭ではうまーく紹介帯があり…。
ぶっちゃけ、パンチラ期待で手にとってしまいました(笑)
だって、黒タイツが刺さっちゃったんだもの。
よくよく見ると、なるほど、膝からの角度的にはいまいち開きたりなかったですね。
むむー。

お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ 1 (MFコミックス アライブシリーズ)お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ 1 (MFコミックス アライブシリーズ)
(2012/02/23)
緑青黒羽

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tag : ラブコメコメディーパンチラ

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 まんがとの出会いは一期一会。そんな、漫画の魅力についてのんびり書きたいと思います。
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