■お気に召すままご主人サマ (いとうえい)
★まんがデーター [12/15]
・絵 :■■■■■
・話 :■■■□□
・独創性:■■■■□
・属性 : コメディー・メイド
・おまけ: あとがき4コマ、ラフ絵・コメント、
カバー裏にラフ絵・別絵。
・その他: 折返しにネタ絵、カラー(4P)、8話収録、現在は1巻まで発売中。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「いとうえい」センセの「お気に召すままご主人サマ 今日からアナタ様のメイド宣言!! 1巻」です。
6月の「お姉さんじゃダメかしら?」、7月の「ぶらこんッ!?」に続く3冊目。
3カ月で連続発売であった「いとうえい」センセ祭もこれで最終となってしまいました。
ラストを飾る1冊は、一般系の長編「お気に召すままご主人サマ 今日からアナタ様のメイド宣言!!」です。
同じ一般の長編では「断罪者」がありますが、個人的にはこんなネタで正解だと思います。
さっそく見てみましょう。
※駄メイド「リンさん」その1
右が穴にお尻がつかえて抜けなくなるシチュエーションです。…ダメそうね。
近未来20XX年。
肥大化したメイド産業は低品質のメイドたちを世に氾濫させる結果となりました。
事態を重く見た政府は「メイド主従登録法」の採決を強行。
以後、ご主人様を持たないメイドは”野良メイド”とされてしまうこととなったのです。
そんな規制から、すっかりメイドさんが見られなくなった現在。
主人公「関谷公博」のアパートに、突如メイドの「リン」が来訪。
イギリスで老後を過ごしていた祖父のもとで働いていた彼女は、その死後に面識のあった彼を頼ってきたのです。
単なるサラリーマンである「関谷」は当然彼女を拒否しましたが、無理やりに登録。
正式に彼のメイドとなったのです…が、「リン」は”駄メイド”というほど壊滅的な家事スキルだったのでした。
だいたいそんなん。
メイドさんとのコメディーですね。
可愛らしい「リンさん」との楽しくも甘い生活…というのには程遠く、メイドなのにまともに家事ができないほか、変な癖があるため、えっちなこともできません。
トラブルが増え、単に1人分の生活費がかさむという、実に頭の痛い状態になっています。
直接はないものの「リンさん」は無防備で積極的なためサービスシーン多く、他ヒロインとしてメイド「イブ」、会社上司「鳴海冴子」などがまた色気をふりまいておりました。
先の「ぶらこんッ!?」はシチュエーションえっちでしたが、こちらはぱっと見でのお色気ですね。
気軽な感覚で読める、セクシー・コメディーな漫画と言えるでしょう。
コメディー漫画について、細かい部分をちまちま指摘するのは本来の楽しみ方と違うだろうと分かっているんですが…どうにも気になったので、そのあたりを調べてみました。
家事が壊滅的にできない「リンさん」の通称は”駄メイド”でした。
…ただ、駄目なメイド加減を表現するのはなかなか難しいと思うんです。
例えは”電子レンジを触ると爆発させてしまう”、みたいにスキル面を極端にすると現実味なくなり、そこそこ程度にするとあまり目立たなくなるでしょう。
そう考えると、「ほ~むめいどしすた~ず/佐藤茶菓子」の「かずみさん」は普通に家事できるものの、ぐうたらでヤル気がない系統でした。
すぐ手元にないのでうる覚えですが、ドジでない場合はそう言った方のがダメっぽいですよね。
※駄メイド「リンさん」その2
足癖悪いです。また、右のようにシリアスだと極端なのですよ。ちがう漫画みたい。
そうした流れで、今回の「リンさん」
ほとんど役にたっていないように描かれていた彼女でしたが、実際のところはどうだったんでしょう?
自分で整理する意味も含めて、ちょっと箇条書きにしてみました。
※ネタバレになるところもあると思うのでご注意下さい。
新鮮に楽しみたい方は、↓[★]まですっ飛ばして頂ければ。
【 駄メイド「リンさん」の良い点・悪い点 】
[※:はひでるさんコメントです]
○ 良い点 ○ ※とりあえず日々元気で、”何とか役に立とう”と頑張っている…みたい。
・鍵のかかった扉を蹴破るほどの脚力(1、4話)
・油断していたとはいえ、一撃で大の男を気絶させている(1、4話)
・油断していたとはいえ、大の男を軽々と投げ飛ばす(1、2話)
・実は格闘が得意である(4話)
・英語ができ、通訳もできる(2話)
・時間かけて準備をすれば、メイド然とした振る舞いができる(2話)
※6時間続いたのが最長記録で、あと5年は無理との言葉。なお、その際には普通にお茶いれたりもしていた。
・お湯を温められ、インスタントなら作れる(1話)
※ポンカリーを用意してましたが、ご飯は炊けてるのかなぁ。とりあえず7話では炊飯器のスイッチを押したと威張っていた。
・盛り付け、配膳はできる(7話)
・納豆をまぜられる(8話)
・服のシミ抜きは…できるの?(4話)
・いちおう買い物はできていた(2、7話)
※余計なものまで買ってますが、忘れはありませんでした。
・夜伽(えっち)については、「ヤったことない」もののあまり抵抗感ない様子(1、2、3、4、7話)
※というか、相手がご主人様「公博くん」であるので、逆にそれを迫っている。
・ぶっちゃけうまく脱がさなければ、アレコレできそう。お触りOK(1、2話)
× 悪い点 × ※ヤル気だけで空回りしているため、実際隣にいるとウザそう(笑)
・空気が読めず、無駄に会社へ押し掛けて悪く目立つ(2、8話)
・なかなか図々しく、都合良く解釈する(1、7話)
・「公博くん」曰く、「掃除・洗濯・料理どれもできない」(1話)
・1日あっても何の形にすらなっていなかった料理の腕前(1、3話)
・脱いだ服を転々と散らかす(1話)
※いかにも片付けが不得意そうな娘さんですね。
・掃除どころか、部屋を散らかしている(1、3話)
※掃除機と相性が悪いのか、必ずひっくり返っていました。ダメそう。
・酒に弱く、「公博くん」よりも先に酔っ払う(7話)
・メイド服を脱がされると”アイデンティティが崩壊”するため、自己防衛本能が発動する(1、2話)
・日々やることないので、寝ている(3話)
※居ついた後も寝袋で寝てます。
[★]ココ
…だいたいそんな感じですね。
気になるのは2話で披露した、リミット技(必殺技?)のような、”メイド然とした振る舞い”の彼女。
顔つきからして楚々としたものになっており、クライアント相手に通訳をこなしてプレゼンを成功させていました。
これが…もし、無理をすればそんな風に色々マトモに出来るというなら、ご主人様「公博くん」のためにそれをしないのはどうにも片手落ち。
お茶を入れる描写まではあったんですが…これで家事ができるかどうか見たかったですね。
(※もともとイギリスで暮らしていたので英語は得意だと想像され、立ち振る舞いについても普段がはっちゃけ過ぎているだけでしょう。通常で不得意なのまでが変化するのかな)
洗濯シーンは漫画になく、掃除・片付けはいかにも苦手そう。
あの性格から考えるに、料理も得意ではないでしょう。
「向き不向きってあるワケだしさ」
という台詞がありましたけど、その通り。
↑さきほど並べたようになかなか戦闘力は高く、彼女の場合は求められているベクトルが異なっているだけなんですね。
通常・一般的なメイドでないというだけで、決して”駄メイド”ではありません。
そう、実は「リンさん」は○○メイドだったのです。(←いちおうフセます)
なるほど。
それで考えると、服を脱がされると反射的に攻撃してしまう、えっちに対して(口だけは)積極的、というのもなんとなく理解できました。
あまり色気のない娘(笑)ですが、相手がエロい奴ならば逆転狙えそうです。
まぁ、普通のサラリーマンに仕えるにはあまり必要とされないスキルでしたけど、ちょっとした伏線のようなものもありました。
あるいは、”駄メイド”でなくなる話が今後あるのかもしれません。
※左:メイド「イブさん」、右:課長「鳴海冴子さん」
「冴子さん」はいいなぁ。1巻では出番少なかったのが非常に残念です。
ほか、2話ラストから顔を見せる「リンさん」の姉「イブさん」は色気たっぷりな金髪メイド。
色々と詳しい彼女が出るとお話がシリアスになってしまうので、頻繁な登場はやや考えもの。
その際の落差は、ややストーリーをかき混ぜている印象でした。
8話から登場している、眼鏡と広いオデコが特徴の「鳴海冴子」
仕事ができる上司で、やや言動が読めないものの厳しさ一辺倒ではありません。
サラリーマン憧れの女上司(?)ですね。
何かと細やかで従順な「公博くん」は気に入られているらしく、会社では付き人のようになっていました。
自宅でもそうですが、彼のがメイド然としてますね(笑)
給湯室のシーンは非常に良いシチュエーションで、ひでるさん的にはこちらの「冴子さん」のが好み。
今後どう絡んでくるのか不明ですが、彼女も強い個性だったので「イブさん」同様に「リンさん」の立場を危うくしてしまうかもしれません。
ここは「いとうえい」センセに期待して、次巻を待ちましょう。
作画については安定感あり、問題ありません。
コメディーというお話がため、ややごちゃごちゃとした感じですね。
また、メイド服と「リンさん」の髪の黒が強いことで、濃淡は濃い目になっていました。
カラーでもあまり変化はないため、判断については↓表紙・裏表紙でどうぞ。
前述しているようにサービスカットは頻繁で、メイド服なので当然スカート丈は長いものの足癖悪く、かなり頻繁にパンチラしていました。
さすがに「いとうえい」センセはメイド服から下着まで巧いですねー。
扉絵でしたが、6話の絵は気付いていないのでも、わざとでも、素敵なうっかりさんぷりが表現されていました。
なお、いきなりお尻の下敷きにされた「公博くん」は、お風呂上がりに全裸を目撃しています。
ちょっと羨ましいですね(笑)
ただ、”アイデンティティが崩壊”してしまうため、実は脱ぐシーンというのはあまりなかったです。
そうした中、4話の穴にお尻がつかえて抜けなくなるシチュエーションは最高でした。
こんなん大好きです。
コッチ方面でも期待したいと思います。
お気に召すままご主人サマ 1―今日からアナタ様のメイド宣言!! (ヤングチャンピオン烈コミックス)
お気に召すままご主人サマ 1―今日からアナタ様のメイド宣言!! (ヤングチャンピオン烈コミックス)
★いとうえいセンセの漫画紹介記事
「秘密の関係」
初見で刺さった6冊目。小さい教師「あゆみちゃん」などいまだに好みな単行本です。
「少女図鑑」
5冊目くらいの短編集。母親もありますが、全体的には年下系。絶版かな。
「少女図鑑DX」
上記よりサイズの変更・2話追加という再販本。
「LOVE!!恋の翼を探して」
近親・百合・ふたなりなどの要素ある、四角関係な恋愛長編。
「恋の涙と愛の蜜」
明るいコメディータッチなフェチ短編集。
「キスより大切」
「LOVE!!恋の翼を探して」の外伝も収録された、色々な短編集。
「ぷりプロ ~Princess+Propose~」
お姫様との同居ラブコメな長編。おまけ要素も充実。
「お姉さんじゃダメかしら?」
お姉さんがメインの年上系。知らぬうちに弟を自らの好みに洗脳する姉「京さん」が最高。
「ぶらこんッ!?」
近親関係をテーマにした一般系。あとがき漫画も秀逸です。
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・絵 :■■■■■
・話 :■■■□□
・独創性:■■■■□
・属性 : コメディー・メイド
・おまけ: あとがき4コマ、ラフ絵・コメント、
カバー裏にラフ絵・別絵。
・その他: 折返しにネタ絵、カラー(4P)、8話収録、現在は1巻まで発売中。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「いとうえい」センセの「お気に召すままご主人サマ 今日からアナタ様のメイド宣言!! 1巻」です。
6月の「お姉さんじゃダメかしら?」、7月の「ぶらこんッ!?」に続く3冊目。
3カ月で連続発売であった「いとうえい」センセ祭もこれで最終となってしまいました。
ラストを飾る1冊は、一般系の長編「お気に召すままご主人サマ 今日からアナタ様のメイド宣言!!」です。
同じ一般の長編では「断罪者」がありますが、個人的にはこんなネタで正解だと思います。
さっそく見てみましょう。
※駄メイド「リンさん」その1
右が穴にお尻がつかえて抜けなくなるシチュエーションです。…ダメそうね。
近未来20XX年。
肥大化したメイド産業は低品質のメイドたちを世に氾濫させる結果となりました。
事態を重く見た政府は「メイド主従登録法」の採決を強行。
以後、ご主人様を持たないメイドは”野良メイド”とされてしまうこととなったのです。
そんな規制から、すっかりメイドさんが見られなくなった現在。
主人公「関谷公博」のアパートに、突如メイドの「リン」が来訪。
イギリスで老後を過ごしていた祖父のもとで働いていた彼女は、その死後に面識のあった彼を頼ってきたのです。
単なるサラリーマンである「関谷」は当然彼女を拒否しましたが、無理やりに登録。
正式に彼のメイドとなったのです…が、「リン」は”駄メイド”というほど壊滅的な家事スキルだったのでした。
だいたいそんなん。
メイドさんとのコメディーですね。
可愛らしい「リンさん」との楽しくも甘い生活…というのには程遠く、メイドなのにまともに家事ができないほか、変な癖があるため、えっちなこともできません。
トラブルが増え、単に1人分の生活費がかさむという、実に頭の痛い状態になっています。
直接はないものの「リンさん」は無防備で積極的なためサービスシーン多く、他ヒロインとしてメイド「イブ」、会社上司「鳴海冴子」などがまた色気をふりまいておりました。
先の「ぶらこんッ!?」はシチュエーションえっちでしたが、こちらはぱっと見でのお色気ですね。
気軽な感覚で読める、セクシー・コメディーな漫画と言えるでしょう。
コメディー漫画について、細かい部分をちまちま指摘するのは本来の楽しみ方と違うだろうと分かっているんですが…どうにも気になったので、そのあたりを調べてみました。
家事が壊滅的にできない「リンさん」の通称は”駄メイド”でした。
…ただ、駄目なメイド加減を表現するのはなかなか難しいと思うんです。
例えは”電子レンジを触ると爆発させてしまう”、みたいにスキル面を極端にすると現実味なくなり、そこそこ程度にするとあまり目立たなくなるでしょう。
そう考えると、「ほ~むめいどしすた~ず/佐藤茶菓子」の「かずみさん」は普通に家事できるものの、ぐうたらでヤル気がない系統でした。
すぐ手元にないのでうる覚えですが、ドジでない場合はそう言った方のがダメっぽいですよね。
※駄メイド「リンさん」その2
足癖悪いです。また、右のようにシリアスだと極端なのですよ。ちがう漫画みたい。
そうした流れで、今回の「リンさん」
ほとんど役にたっていないように描かれていた彼女でしたが、実際のところはどうだったんでしょう?
自分で整理する意味も含めて、ちょっと箇条書きにしてみました。
※ネタバレになるところもあると思うのでご注意下さい。
新鮮に楽しみたい方は、↓[★]まですっ飛ばして頂ければ。
【 駄メイド「リンさん」の良い点・悪い点 】
[※:はひでるさんコメントです]
○ 良い点 ○ ※とりあえず日々元気で、”何とか役に立とう”と頑張っている…みたい。
・鍵のかかった扉を蹴破るほどの脚力(1、4話)
・油断していたとはいえ、一撃で大の男を気絶させている(1、4話)
・油断していたとはいえ、大の男を軽々と投げ飛ばす(1、2話)
・実は格闘が得意である(4話)
・英語ができ、通訳もできる(2話)
・時間かけて準備をすれば、メイド然とした振る舞いができる(2話)
※6時間続いたのが最長記録で、あと5年は無理との言葉。なお、その際には普通にお茶いれたりもしていた。
・お湯を温められ、インスタントなら作れる(1話)
※ポンカリーを用意してましたが、ご飯は炊けてるのかなぁ。とりあえず7話では炊飯器のスイッチを押したと威張っていた。
・盛り付け、配膳はできる(7話)
・納豆をまぜられる(8話)
・服のシミ抜きは…できるの?(4話)
・いちおう買い物はできていた(2、7話)
※余計なものまで買ってますが、忘れはありませんでした。
・夜伽(えっち)については、「ヤったことない」もののあまり抵抗感ない様子(1、2、3、4、7話)
※というか、相手がご主人様「公博くん」であるので、逆にそれを迫っている。
・ぶっちゃけうまく脱がさなければ、アレコレできそう。お触りOK(1、2話)
× 悪い点 × ※ヤル気だけで空回りしているため、実際隣にいるとウザそう(笑)
・空気が読めず、無駄に会社へ押し掛けて悪く目立つ(2、8話)
・なかなか図々しく、都合良く解釈する(1、7話)
・「公博くん」曰く、「掃除・洗濯・料理どれもできない」(1話)
・1日あっても何の形にすらなっていなかった料理の腕前(1、3話)
・脱いだ服を転々と散らかす(1話)
※いかにも片付けが不得意そうな娘さんですね。
・掃除どころか、部屋を散らかしている(1、3話)
※掃除機と相性が悪いのか、必ずひっくり返っていました。ダメそう。
・酒に弱く、「公博くん」よりも先に酔っ払う(7話)
・メイド服を脱がされると”アイデンティティが崩壊”するため、自己防衛本能が発動する(1、2話)
・日々やることないので、寝ている(3話)
※居ついた後も寝袋で寝てます。
[★]ココ
…だいたいそんな感じですね。
気になるのは2話で披露した、リミット技(必殺技?)のような、”メイド然とした振る舞い”の彼女。
顔つきからして楚々としたものになっており、クライアント相手に通訳をこなしてプレゼンを成功させていました。
これが…もし、無理をすればそんな風に色々マトモに出来るというなら、ご主人様「公博くん」のためにそれをしないのはどうにも片手落ち。
お茶を入れる描写まではあったんですが…これで家事ができるかどうか見たかったですね。
(※もともとイギリスで暮らしていたので英語は得意だと想像され、立ち振る舞いについても普段がはっちゃけ過ぎているだけでしょう。通常で不得意なのまでが変化するのかな)
洗濯シーンは漫画になく、掃除・片付けはいかにも苦手そう。
あの性格から考えるに、料理も得意ではないでしょう。
「向き不向きってあるワケだしさ」
という台詞がありましたけど、その通り。
↑さきほど並べたようになかなか戦闘力は高く、彼女の場合は求められているベクトルが異なっているだけなんですね。
通常・一般的なメイドでないというだけで、決して”駄メイド”ではありません。
そう、実は「リンさん」は○○メイドだったのです。(←いちおうフセます)
なるほど。
それで考えると、服を脱がされると反射的に攻撃してしまう、えっちに対して(口だけは)積極的、というのもなんとなく理解できました。
あまり色気のない娘(笑)ですが、相手がエロい奴ならば逆転狙えそうです。
まぁ、普通のサラリーマンに仕えるにはあまり必要とされないスキルでしたけど、ちょっとした伏線のようなものもありました。
あるいは、”駄メイド”でなくなる話が今後あるのかもしれません。
※左:メイド「イブさん」、右:課長「鳴海冴子さん」
「冴子さん」はいいなぁ。1巻では出番少なかったのが非常に残念です。
ほか、2話ラストから顔を見せる「リンさん」の姉「イブさん」は色気たっぷりな金髪メイド。
色々と詳しい彼女が出るとお話がシリアスになってしまうので、頻繁な登場はやや考えもの。
その際の落差は、ややストーリーをかき混ぜている印象でした。
8話から登場している、眼鏡と広いオデコが特徴の「鳴海冴子」
仕事ができる上司で、やや言動が読めないものの厳しさ一辺倒ではありません。
サラリーマン憧れの女上司(?)ですね。
何かと細やかで従順な「公博くん」は気に入られているらしく、会社では付き人のようになっていました。
自宅でもそうですが、彼のがメイド然としてますね(笑)
給湯室のシーンは非常に良いシチュエーションで、ひでるさん的にはこちらの「冴子さん」のが好み。
今後どう絡んでくるのか不明ですが、彼女も強い個性だったので「イブさん」同様に「リンさん」の立場を危うくしてしまうかもしれません。
ここは「いとうえい」センセに期待して、次巻を待ちましょう。
作画については安定感あり、問題ありません。
コメディーというお話がため、ややごちゃごちゃとした感じですね。
また、メイド服と「リンさん」の髪の黒が強いことで、濃淡は濃い目になっていました。
カラーでもあまり変化はないため、判断については↓表紙・裏表紙でどうぞ。
前述しているようにサービスカットは頻繁で、メイド服なので当然スカート丈は長いものの足癖悪く、かなり頻繁にパンチラしていました。
さすがに「いとうえい」センセはメイド服から下着まで巧いですねー。
扉絵でしたが、6話の絵は気付いていないのでも、わざとでも、素敵なうっかりさんぷりが表現されていました。
なお、いきなりお尻の下敷きにされた「公博くん」は、お風呂上がりに全裸を目撃しています。
ちょっと羨ましいですね(笑)
ただ、”アイデンティティが崩壊”してしまうため、実は脱ぐシーンというのはあまりなかったです。
そうした中、4話の穴にお尻がつかえて抜けなくなるシチュエーションは最高でした。
こんなん大好きです。
コッチ方面でも期待したいと思います。
お気に召すままご主人サマ 1―今日からアナタ様のメイド宣言!! (ヤングチャンピオン烈コミックス)
お気に召すままご主人サマ 1―今日からアナタ様のメイド宣言!! (ヤングチャンピオン烈コミックス)
★いとうえいセンセの漫画紹介記事
「秘密の関係」
初見で刺さった6冊目。小さい教師「あゆみちゃん」などいまだに好みな単行本です。
「少女図鑑」
5冊目くらいの短編集。母親もありますが、全体的には年下系。絶版かな。
「少女図鑑DX」
上記よりサイズの変更・2話追加という再販本。
「LOVE!!恋の翼を探して」
近親・百合・ふたなりなどの要素ある、四角関係な恋愛長編。
「恋の涙と愛の蜜」
明るいコメディータッチなフェチ短編集。
「キスより大切」
「LOVE!!恋の翼を探して」の外伝も収録された、色々な短編集。
「ぷりプロ ~Princess+Propose~」
お姫様との同居ラブコメな長編。おまけ要素も充実。
「お姉さんじゃダメかしら?」
お姉さんがメインの年上系。知らぬうちに弟を自らの好みに洗脳する姉「京さん」が最高。
「ぶらこんッ!?」
近親関係をテーマにした一般系。あとがき漫画も秀逸です。
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comment
やっぱり!
コレしかありませんでした(笑)
そうか、一般漫画にマッチする仕様というのも入ってるんだ。
脱がされると自動反撃というネタから、くのいちみたいなそっち系しか考えませんでした。
これ一般ですもんね、いちおう。
そうなんですよ、あの感じは横にいたらさぞうっとうしいかと思います。
可愛くえっちな部分でどれだけ妥協できるかなぁ。
そうか、一般漫画にマッチする仕様というのも入ってるんだ。
脱がされると自動反撃というネタから、くのいちみたいなそっち系しか考えませんでした。
これ一般ですもんね、いちおう。
そうなんですよ、あの感じは横にいたらさぞうっとうしいかと思います。
可愛くえっちな部分でどれだけ妥協できるかなぁ。
やっぱり!
絶対これを書かれると思ってましたよ!
リンちゃんの脱衣拒否は一般漫画とうまくマッチしてるのかなと、でも色々なシーンがあるので脱ぐよりむしろって感じになってますね。
リンちゃんは周りで観るというか漫画で読む分には好きです、でも一緒に暮らすのは覚悟がですよね~。
リンちゃんの脱衣拒否は一般漫画とうまくマッチしてるのかなと、でも色々なシーンがあるので脱ぐよりむしろって感じになってますね。
リンちゃんは周りで観るというか漫画で読む分には好きです、でも一緒に暮らすのは覚悟がですよね~。