■ゆきまるパック100% (桂遊生丸)
★まんがデーター [9/15]
・絵 :■■■□□
・話 :■■□□□
・独創性:■■■■□
・属性 : ギャグ・不思議
・おまけ: あとがき、作品解説。
・その他: 1999年9月~2004年3月まで、短編×20
(うち、「Little Worker」×10、「ひばりFLY」×3)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「桂遊生丸」センセの「ゆきまるパック100%」です。
単行本が同時発売された「かしまし」とか、「AIR」の漫画版でよく知られる「桂遊生丸」センセ。
なんと短編集が出てました。
でね、その帯には↓こんな文句が。
「原稿ロッカーでほどよく熟成させた、まぼろしの作品多数!!」
これ読んでどう思います?
誰が考えたのか知りませんが、ワインじゃーないんだから。
漫画で”熟成”なんて書いてあれば、普通”お蔵入り(それに近い)初期作品”って思うでしょう?
それが見たい方もいるとは思いますが、普通そんなん避けるでしょ。
違うかな。
これが販売を妨げているんじゃーないかなー、って思ったので、レビューすることとしました。
皆さん微妙に買いずらいかな、と(笑)
さて、こちらの短編集ですが、単行本の50%を占めているのが中編「Little Worker」
働く妖精さんたちのコメディーで、ちょっとブラック気味。
絵としては古い部類になりますが、「桂遊生丸」センセはもともと絵が崩れるタイプの漫画家さんではないので、さして抵抗感なく見れると思います。
そうですね、今の絵の方がすっきりしています。
この頃はややごっちゃりですね(←単にコメディーだからかも)
若干分かりづらいところありましたが、訳のわからん妖精界の番人や、一人楽している「ミーシャ」など、キャラも揃っていい感じでした。
3話収録の「ひばりFLY」はセクシー系ドタバタ作品。
主人公「青空ひばり」は大王航空に就職した新米スチュワーデス。
こりゃ、どっかの熱血ドラマっぽくなるのかなー、と思えばさにあらず。
なぜか社長はライオンで、乗客は動物という、ちょっと変わったお話。
ひばりちゃんは黒髪ショートカットの可愛らしい子です。(※表紙だと「パック」の文字のすぐ下にいる)
馬鹿馬鹿しくて、なかなか面白いですよ。
※ちょっと気になる絵柄比較サンプル。
上が「Little Worker」(1999)、下が「ゆめうつし」(2004)です。
後半短編はウルトラジャンプ掲載作品。
ちょっと不思議系な作品で、センセ自身は「少女漫画」と言っておりました。
…女の子ってーのはこんなん好きなんですかね?
ひでるさんとしてはちょっと刺さりませんでした。
こちらは全て短編で5話。
全体的にはコメディー色で、可愛らしく・楽しい作品群でした。
絵柄は少女・少年漫画の中間点のような感じ。
暖かめで、ちょっと素朴な雰囲気のある絵です。
先に書きましたが、期間が5年ほど開きがあるものの、変な癖もなく見やすいと思います。
楽しげな話が好きな方、妖精さんが好きな方、センセのファンならば問題ないでしょう。
絵についてはサンプルで判断して下さい。
ゆきまるパック100% / 桂 遊生丸
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・絵 :■■■□□
・話 :■■□□□
・独創性:■■■■□
・属性 : ギャグ・不思議
・おまけ: あとがき、作品解説。
・その他: 1999年9月~2004年3月まで、短編×20
(うち、「Little Worker」×10、「ひばりFLY」×3)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「桂遊生丸」センセの「ゆきまるパック100%」です。
単行本が同時発売された「かしまし」とか、「AIR」の漫画版でよく知られる「桂遊生丸」センセ。
なんと短編集が出てました。
でね、その帯には↓こんな文句が。
「原稿ロッカーでほどよく熟成させた、まぼろしの作品多数!!」
これ読んでどう思います?
誰が考えたのか知りませんが、ワインじゃーないんだから。
漫画で”熟成”なんて書いてあれば、普通”お蔵入り(それに近い)初期作品”って思うでしょう?
それが見たい方もいるとは思いますが、普通そんなん避けるでしょ。
違うかな。
これが販売を妨げているんじゃーないかなー、って思ったので、レビューすることとしました。
皆さん微妙に買いずらいかな、と(笑)
さて、こちらの短編集ですが、単行本の50%を占めているのが中編「Little Worker」
働く妖精さんたちのコメディーで、ちょっとブラック気味。
絵としては古い部類になりますが、「桂遊生丸」センセはもともと絵が崩れるタイプの漫画家さんではないので、さして抵抗感なく見れると思います。
そうですね、今の絵の方がすっきりしています。
この頃はややごっちゃりですね(←単にコメディーだからかも)
若干分かりづらいところありましたが、訳のわからん妖精界の番人や、一人楽している「ミーシャ」など、キャラも揃っていい感じでした。
3話収録の「ひばりFLY」はセクシー系ドタバタ作品。
主人公「青空ひばり」は大王航空に就職した新米スチュワーデス。
こりゃ、どっかの熱血ドラマっぽくなるのかなー、と思えばさにあらず。
なぜか社長はライオンで、乗客は動物という、ちょっと変わったお話。
ひばりちゃんは黒髪ショートカットの可愛らしい子です。(※表紙だと「パック」の文字のすぐ下にいる)
馬鹿馬鹿しくて、なかなか面白いですよ。
※ちょっと気になる絵柄比較サンプル。
上が「Little Worker」(1999)、下が「ゆめうつし」(2004)です。
後半短編はウルトラジャンプ掲載作品。
ちょっと不思議系な作品で、センセ自身は「少女漫画」と言っておりました。
…女の子ってーのはこんなん好きなんですかね?
ひでるさんとしてはちょっと刺さりませんでした。
こちらは全て短編で5話。
全体的にはコメディー色で、可愛らしく・楽しい作品群でした。
絵柄は少女・少年漫画の中間点のような感じ。
暖かめで、ちょっと素朴な雰囲気のある絵です。
先に書きましたが、期間が5年ほど開きがあるものの、変な癖もなく見やすいと思います。
楽しげな話が好きな方、妖精さんが好きな方、センセのファンならば問題ないでしょう。
絵についてはサンプルで判断して下さい。
ゆきまるパック100% / 桂 遊生丸
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