■もっけ (熊倉隆敏)
★まんがデーター [15/15]
・絵 :■■■■■
・話 :■■■■■
・独創性:■■■■■
・属性 : あたたか・妖怪
・おまけ: 折り返しにコメント、デジタルトレカ、
豆もっけ(4P)
・その他: 現在は6巻まで発売中。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「熊倉隆敏」センセの「もっけ 6巻」です。
いやー…おもろい漫画ですねぇ、コレ。
とりあえずこちらの「もっけ」は妖怪と人間の心温まる、時に温まらない、共存生活漫画です。
どっかー、と能力を使って派手に退治するでなく、妖怪の恐ろしさが必要以上に語られる訳でなく、モエモエ・むちむちぷりんの今風な感じもなく。
それはそれとして、触らず、騒がず、自然に生活していこうね、という構えなの。
ストーリーは能力者の苦悩に重点を置いており、単なる日常生活ですら大変なものですが、登場するキャラクターらはそれに悩みつつも前向きに頑張って生活しております。
あまり見ない、ちょっと珍しい漫画よね。
こちら6巻では、主人公「檜原静流・瑞生」姉妹がそれぞれ進学し、これまでの環境が一変します。
ちゃんと時間流れてますね(笑)
お姉ちゃんの静流さんは高校生、瑞生ちゃんは中学生となりました。
ガサツな瑞生ちゃんのセーラー服姿はなんだか新鮮で微笑ましかったです。…そう言えば、この娘ずっとズボンか短パンだけで、スカート姿はなかったですね。
あと5、6年というところですか。 (←なにがだ)
とりあえず冒頭収録の「オマモリ」から涙腺弱まっているひでるさんはちょっとうるる、という感じだったのですが、ラストの「オモカゲ」ではそりゃー泣けました。
えっち系漫画が多い、邪悪な存在にはこたえます。
ほか、ぞわわっと恐いエピソードもあり、盛りだくさんな内容でした。
おまけ(…なのかな?)の「豆もっけ」もページこそ少ないですが、優しく楽しい展開は本編に劣らないものです。
オススメですよ。
※「オモカゲ」はこんなん。これ書いてる時点で泣けます。
そんな訳で、先ほど書いた”瑞生ちゃんの服装の件”で過去単行本をざっと見直してみました。
ほとんど絵柄変わってないと思っていましたが…かなり垢抜けたというか、描き慣れているんですね。
1巻の静流さんはまるで主婦のようでしたよ。
太く濃い線ですがあっさり気味で、ページ全体はよくまとまって見やすいです。
日常に溶け込む妖怪描写は実に異様な光景で、静流さんの視界がどれだけ非現実的であるのかを示しています。
やたら描き込まないところが、逆にもそもそっとした恐怖を感じますよ。
最近のアフタヌーン・コミックスは「デジタルトレカ」という携帯の画像配信サービスが付いているんですが、こういうちょっとしたサービスは嬉しいですね。他のコミックスでも真似して欲しいです。
(※過去単行本レビューはこらからどうぞ ⇒ もっけ 1~5巻)
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・絵 :■■■■■
・話 :■■■■■
・独創性:■■■■■
・属性 : あたたか・妖怪
・おまけ: 折り返しにコメント、デジタルトレカ、
豆もっけ(4P)
・その他: 現在は6巻まで発売中。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「熊倉隆敏」センセの「もっけ 6巻」です。
いやー…おもろい漫画ですねぇ、コレ。
とりあえずこちらの「もっけ」は妖怪と人間の心温まる、時に温まらない、共存生活漫画です。
どっかー、と能力を使って派手に退治するでなく、妖怪の恐ろしさが必要以上に語られる訳でなく、モエモエ・むちむちぷりんの今風な感じもなく。
それはそれとして、触らず、騒がず、自然に生活していこうね、という構えなの。
ストーリーは能力者の苦悩に重点を置いており、単なる日常生活ですら大変なものですが、登場するキャラクターらはそれに悩みつつも前向きに頑張って生活しております。
あまり見ない、ちょっと珍しい漫画よね。
こちら6巻では、主人公「檜原静流・瑞生」姉妹がそれぞれ進学し、これまでの環境が一変します。
ちゃんと時間流れてますね(笑)
お姉ちゃんの静流さんは高校生、瑞生ちゃんは中学生となりました。
ガサツな瑞生ちゃんのセーラー服姿はなんだか新鮮で微笑ましかったです。…そう言えば、この娘ずっとズボンか短パンだけで、スカート姿はなかったですね。
あと5、6年というところですか。 (←なにがだ)
とりあえず冒頭収録の「オマモリ」から涙腺弱まっているひでるさんはちょっとうるる、という感じだったのですが、ラストの「オモカゲ」ではそりゃー泣けました。
えっち系漫画が多い、邪悪な存在にはこたえます。
ほか、ぞわわっと恐いエピソードもあり、盛りだくさんな内容でした。
おまけ(…なのかな?)の「豆もっけ」もページこそ少ないですが、優しく楽しい展開は本編に劣らないものです。
オススメですよ。
※「オモカゲ」はこんなん。これ書いてる時点で泣けます。
そんな訳で、先ほど書いた”瑞生ちゃんの服装の件”で過去単行本をざっと見直してみました。
ほとんど絵柄変わってないと思っていましたが…かなり垢抜けたというか、描き慣れているんですね。
1巻の静流さんはまるで主婦のようでしたよ。
太く濃い線ですがあっさり気味で、ページ全体はよくまとまって見やすいです。
日常に溶け込む妖怪描写は実に異様な光景で、静流さんの視界がどれだけ非現実的であるのかを示しています。
やたら描き込まないところが、逆にもそもそっとした恐怖を感じますよ。
最近のアフタヌーン・コミックスは「デジタルトレカ」という携帯の画像配信サービスが付いているんですが、こういうちょっとしたサービスは嬉しいですね。他のコミックスでも真似して欲しいです。
もっけ(勿怪) 6 (6) 熊倉 隆敏 (2006/11/22) 講談社 この商品の詳細を見る |
(※過去単行本レビューはこらからどうぞ ⇒ もっけ 1~5巻)
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