■A.My.Sweets (井ノ本リカ子)
★まんがデーター [12/15]
・絵 :■■■■□
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : 成年・恋愛
・おまけ: あとがき、ゲストページ、
描き下ろし「4コマまんが」
・その他: 折り返しにプロフィール、
カラー(4P)、短編×11。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「井ノ本リカ子(いのもと・りかこ)」センセの「A.My.Sweets [ア・マイ・スイーツ]」です。
一般から成年系まで、幅広く描かれている「井ノ本リカ子」センセ。
”成年系も見かけたら買ってしまいそうですね”
…とか、一般系「モモタノハナ」を紹介した際に書いたのは、今年の3月のことでした。
そんな訳で買ってきました(笑)
最新刊「A.My.Sweets [ア・マイ・スイーツ]」です。
とりあえず↓表紙からも分かるように、絵柄からお話までかなり個性が強い方。
うっかり手にすることはないと思いますが、注意は必要でしょう。
逆に、センセが好きな方を裏切らない、実に安定した作品集になっていると思います。
※左:尾田先生、右:持ち帰りな女の子。
朝起きたら、右のような状態の見知らぬ娘が…。
言葉に出たので、まずは特徴的な作画面から。
丁寧で柔らかな線のすっきり絵柄。
線画という風情が強く、のっぺりとしております。
コマ割り大きめで濃淡では白比率が非常に高く、静かな通常シーンとは裏腹に、えっちシーンでは文字や湯気・液体が乱れておりました。
前に読んだ一般系単行本の際には考えませんでしたが、あまりえっちっぽくない(→いや、見かたによっては十分えっちですが)雰囲気なのに、しっかりいたしてしまうトコロが最大のポイントなのでしょう。
縦に大きい輪郭とタレ目。
さらに、恥ずかし線(※恥ずかしい時に鼻から頬にかかる斜め線のことね)と、ほぼなくなってしまう鼻が特徴です。
胸やお尻から太ももにかけては、ふよふよと大きく柔らかそうでした。
あ、「井ノ本リカ子」センセはアンダーヘアをしっかりと描かれる方なので、そっちが得意な方はより良いでしょう。
キャラの雰囲気とはこれまた違っており、しっかり成年漫画しているその部分はひでるさん撃沈です(笑)
大まかには↓表紙・裏表紙の判断で問題ないでしょう。
さて、収録された11話は、全て短編となっておりました。
男女カップルのラブコメ…いや恋愛エピソードという方が正しいですね。
ほとんどが学生(※同級生とか近い年齢ね)のお話だったので、逆にそれ以外のものから。
クールな「尾田」先生との短編「ぼくのせんせいは」
数少ない、女性年上話です。
担任…かどうか不明ですが、実際に教わっている教師と生徒のカップルでした。
こりゃー羨ましい。
交際について秘密にしている訳ではないんですが、凛とした仕事面しか知らないのに対して~というところなんですね。
えっちに慣れていないようで、めろめろになっている様が可愛らしいのでした。
なお、眼鏡なのは仕事(学校)の時だけのようです。
ちょっと残念ね。
朝起きたら女の子を持ち帰っていました、という「おもちかえりっこ」も年の差カップルです。
回想部分の、”玄関開けたら即えっち”の描写が素敵でした。
※看病に来た娘。
これですね。こんなんされたら、ひでるさん泣くと思います。
短編「よしよし」は風邪をひいた会社員を女の子が看病しに来た短編。
「おにーさん」と呼んでおり、お願いされたそのまましちゃってましたけど、彼女でいいのかな?
ちょっと関係不明でしたが、癒しの漫画ですね。
収録にて、最も異質なお話が「サンタちゃん」
こちらはよくありがちなミニスカサンタもの…と思ったら、彼女のーぱんなのでした。
なんでそうなったのかは、ぜひ単行本でどうぞ。
なにはともあれ、正坐したスカート裾・太ももの三角地帯からチラつく描写が秀逸(笑)
それ以外の7話については、全て学生モノですね。
髪の毛を切ったら、なんだか幼くなってしまいました、という話「どようびのごご」
「男の子みたいって事?やだ~~~」
とか言っていたものの、漫画中でも指摘されている通り「トモ」ちゃん胸はしっかり女の子していました。
オチ部分の彼氏の言葉がなかなかいいので、ここは要チェックです。
※左:トモちゃん、右:弘奈ちゃん。
ショートカットにした、爆乳な「トモちゃん」です。
クラスメイトとの電車えっち短編「ラッキー?」
こちらのヒロイン「阿部」さんは、真面目な娘という設定。
いや、それにしてもスカート短すぎるでしょー。
マイクロミニみたいですよ。
その後の展開もエロティックで良いんですが、彼はいつの間に出したのかなぁ。
唯一のカラー漫画「はじめてのそのつぎの」
こちらは途中にあった”ジャージのズボンをずらした状態で、ブルマが露出している”、眼鏡な「藤原しずか」さんが良かったです。
タイトルそのまま、男の子の妄想が爆発しているお話「妄想スペシャル」
うん、実際はあんなもんでしょーねー。
色々とその手助けをしているような言動の「由香」さんが可愛らしいです。
ほか、幼馴染み「和ちゃん」の初々しいえっち体験話「しらないよこがお」、仲間うちでウブだと思われていた「あゆちゃん」が実は最も進んでいたのです、という短編「彼女の放課後」、屋上にスクール水着を着る「弘奈」ちゃんの「なついろ」は、冗談がそれで済まなくなるパターンでした。
ある程度場面を限定しているためか、各短編はショートエピソードっぽいのです。
しかし、あまり欲張り過ぎないことが、えっちとお話のバランスを絶妙なものにしておりました。
ほとんど登場人物もカップル2人だけですしね。
そうした無理ないところがひでるさん好きですけど、深い・広大なものを欲している方には合わないでしょう。
以上のように、とかく人を選ぶ単行本なので気を付けて下さい。
ただし、刺さる人には、直撃・撃墜系な漫画です。
A.My.Sweets (ポプリコミックス 37)
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・絵 :■■■■□
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : 成年・恋愛
・おまけ: あとがき、ゲストページ、
描き下ろし「4コマまんが」
・その他: 折り返しにプロフィール、
カラー(4P)、短編×11。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「井ノ本リカ子(いのもと・りかこ)」センセの「A.My.Sweets [ア・マイ・スイーツ]」です。
一般から成年系まで、幅広く描かれている「井ノ本リカ子」センセ。
”成年系も見かけたら買ってしまいそうですね”
…とか、一般系「モモタノハナ」を紹介した際に書いたのは、今年の3月のことでした。
そんな訳で買ってきました(笑)
最新刊「A.My.Sweets [ア・マイ・スイーツ]」です。
とりあえず↓表紙からも分かるように、絵柄からお話までかなり個性が強い方。
うっかり手にすることはないと思いますが、注意は必要でしょう。
逆に、センセが好きな方を裏切らない、実に安定した作品集になっていると思います。
※左:尾田先生、右:持ち帰りな女の子。
朝起きたら、右のような状態の見知らぬ娘が…。
言葉に出たので、まずは特徴的な作画面から。
丁寧で柔らかな線のすっきり絵柄。
線画という風情が強く、のっぺりとしております。
コマ割り大きめで濃淡では白比率が非常に高く、静かな通常シーンとは裏腹に、えっちシーンでは文字や湯気・液体が乱れておりました。
前に読んだ一般系単行本の際には考えませんでしたが、あまりえっちっぽくない(→いや、見かたによっては十分えっちですが)雰囲気なのに、しっかりいたしてしまうトコロが最大のポイントなのでしょう。
縦に大きい輪郭とタレ目。
さらに、恥ずかし線(※恥ずかしい時に鼻から頬にかかる斜め線のことね)と、ほぼなくなってしまう鼻が特徴です。
胸やお尻から太ももにかけては、ふよふよと大きく柔らかそうでした。
あ、「井ノ本リカ子」センセはアンダーヘアをしっかりと描かれる方なので、そっちが得意な方はより良いでしょう。
キャラの雰囲気とはこれまた違っており、しっかり成年漫画しているその部分はひでるさん撃沈です(笑)
大まかには↓表紙・裏表紙の判断で問題ないでしょう。
さて、収録された11話は、全て短編となっておりました。
男女カップルのラブコメ…いや恋愛エピソードという方が正しいですね。
ほとんどが学生(※同級生とか近い年齢ね)のお話だったので、逆にそれ以外のものから。
クールな「尾田」先生との短編「ぼくのせんせいは」
数少ない、女性年上話です。
担任…かどうか不明ですが、実際に教わっている教師と生徒のカップルでした。
こりゃー羨ましい。
交際について秘密にしている訳ではないんですが、凛とした仕事面しか知らないのに対して~というところなんですね。
えっちに慣れていないようで、めろめろになっている様が可愛らしいのでした。
なお、眼鏡なのは仕事(学校)の時だけのようです。
ちょっと残念ね。
朝起きたら女の子を持ち帰っていました、という「おもちかえりっこ」も年の差カップルです。
回想部分の、”玄関開けたら即えっち”の描写が素敵でした。
※看病に来た娘。
これですね。こんなんされたら、ひでるさん泣くと思います。
短編「よしよし」は風邪をひいた会社員を女の子が看病しに来た短編。
「おにーさん」と呼んでおり、お願いされたそのまましちゃってましたけど、彼女でいいのかな?
ちょっと関係不明でしたが、癒しの漫画ですね。
収録にて、最も異質なお話が「サンタちゃん」
こちらはよくありがちなミニスカサンタもの…と思ったら、彼女のーぱんなのでした。
なんでそうなったのかは、ぜひ単行本でどうぞ。
なにはともあれ、正坐したスカート裾・太ももの三角地帯からチラつく描写が秀逸(笑)
それ以外の7話については、全て学生モノですね。
髪の毛を切ったら、なんだか幼くなってしまいました、という話「どようびのごご」
「男の子みたいって事?やだ~~~」
とか言っていたものの、漫画中でも指摘されている通り「トモ」ちゃん胸はしっかり女の子していました。
オチ部分の彼氏の言葉がなかなかいいので、ここは要チェックです。
※左:トモちゃん、右:弘奈ちゃん。
ショートカットにした、爆乳な「トモちゃん」です。
クラスメイトとの電車えっち短編「ラッキー?」
こちらのヒロイン「阿部」さんは、真面目な娘という設定。
いや、それにしてもスカート短すぎるでしょー。
マイクロミニみたいですよ。
その後の展開もエロティックで良いんですが、彼はいつの間に出したのかなぁ。
唯一のカラー漫画「はじめてのそのつぎの」
こちらは途中にあった”ジャージのズボンをずらした状態で、ブルマが露出している”、眼鏡な「藤原しずか」さんが良かったです。
タイトルそのまま、男の子の妄想が爆発しているお話「妄想スペシャル」
うん、実際はあんなもんでしょーねー。
色々とその手助けをしているような言動の「由香」さんが可愛らしいです。
ほか、幼馴染み「和ちゃん」の初々しいえっち体験話「しらないよこがお」、仲間うちでウブだと思われていた「あゆちゃん」が実は最も進んでいたのです、という短編「彼女の放課後」、屋上にスクール水着を着る「弘奈」ちゃんの「なついろ」は、冗談がそれで済まなくなるパターンでした。
ある程度場面を限定しているためか、各短編はショートエピソードっぽいのです。
しかし、あまり欲張り過ぎないことが、えっちとお話のバランスを絶妙なものにしておりました。
ほとんど登場人物もカップル2人だけですしね。
そうした無理ないところがひでるさん好きですけど、深い・広大なものを欲している方には合わないでしょう。
以上のように、とかく人を選ぶ単行本なので気を付けて下さい。
ただし、刺さる人には、直撃・撃墜系な漫画です。
A.My.Sweets (ポプリコミックス 37)
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