■誘惑トライアングル (舞原マツゲ)
★まんがデーター [10/15]
・絵 :■■■□□
・話 :■■■□□
・独創性:■■■■□
・属性 : 成年・アイテム
・おまけ: あとがき、合間にラフ絵、加筆修正あり、
カバー裏に「逆襲?の楓姉」前後編。
・その他: カラー(12P)、短編×8(うち「悶々姉妹」×3)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「舞原マツゲ(まいはら・まつげ)」センセの「誘惑トライアングル」です。
あまり時間がないので、前置きそこそこに始めさせて頂きます。
こちら「誘惑トライアングル」は、「舞原マツゲ」センセの通算で3冊目という単行本です。
「末下まつげ」という別名義でも、1冊出しているんですね。
どっちも”まつげ”なんですが、なにかこだわりあるのかなぁ。
さて、単行本はメインである中編のほか、いくつか短編が収録されております。
男女3名揃うエピソードが多く、タイトルはそんな所を総括したのかもしれません。
※左:姉「楓さん」、右:妹「晶さん」
えろえろ姉妹です。その原因になったのが…。
えろい姉妹のお話「悶々姉妹」は、収録で唯一の連続エピソードです。
主人公「若月悠太」は小さい頃に住んでいた町へ再び引っ越してきました。
お隣に住んでいた藤堂姉妹とは、昔馴染みな間柄。
その2人と無事に再会したんですが、前日に大人のおもちゃを扱うお店にて目撃していた、”局部を丸出しにしていた女性”こそがそちらの妹「晶」さんだったのです。
一方、「悠太くん」を誘った姉「楓」さんが服を脱ぐと…と、だいたいそんな感じ。
えっちな姉妹とのラブコメですね
↓表紙を飾っているのが、こちらの藤堂姉妹なのでした。
昔の記憶が曖昧という「悠太くん」
実は、2人があんなんになってしまった直接原因が彼にあるのです。
この設定は、なかなか面白かったですね。
ただ、それらをまるっきり忘れていた原因が特に説明ないのは残念。
ついでに、思い出す際も同様にあっさりとしてます。
ここは結構重要な部分だと思うので、お話となんらか絡めてほしいところでした。
また、妹「晶さん」との回想は”いかにも”という微笑ましい(?)感じでしたけれど、お姉ちゃんとの縄跳び回想はあまりに出来過ぎで今一歩。
偶然絡まってしまった、とかでもいいんじゃないかなぁ。
しかも、その後には「楓さん」と初体験まで済ませている「悠太くん」なのです。
そうした強烈な体験なのに、”確か美人のお姉さんがいたような…”程度の記憶になっているのはやっぱり不自然。
驚いて逃げ出している描写があったので、強制的に記憶を消失させたとか、女性に対してトラウマを持つようになった、というなら納得できるんですけど。
まぁ、色々書いてきましたが、そういったモノだと割り切って読むのがいいのでしょう。
(※ひでるさんのように、気になってしまう方は微妙かもしれません)
こういったWヒロインな漫画であれば、通常2人の間でふらふらと男性は揺れ動くものですが、こちらの「悠太くん」は最初からブレていませんでした。
当然、気持ちとは裏腹にえっちはしっかりしちゃうんですが、ちょっと斬新です。
今後も次々と新たな性癖が目覚めそうな「楓さん」と、人気ヒロイン「藤乃紫音」のように”アイチムに名前をつけて愛でている”「晶さん」の、ちょっとヤバめなえっち行為をご堪能下さい。
冒頭にあったH店での「晶さん」が刺さったんですが、それを超える描写がないまま終わったのが心のこりでした。
わたし馬鹿よね~、お馬鹿さんよね~♪
※左から「佐久間由香」「藤沢沙織」「涼香さん」
こちらの2話は良い出来栄えでした。水中は疲れそうね。
変わった展開を見せる、ファミレスでのエピソード「乙女心は複雑怪奇?」
ウェイトレスをする「佐久間由香」「藤沢沙織」という両名。
常連客の1人を「由香ちゃん」狙いだと考えた「沙織さん」は、奥手な彼女に色っぽいアピールさせるべく、おもちゃを仕込んで接客させるのでした。
しかし、実はそこには大きな勘違いがあったのです…。
こちらは短編ながら、ネタ・えっちが適度に融合し、なかなか良い出来栄えでした。
前半は「沙織さん」によって、「由香ちゃん」が色々とえっちなことをされるというもの。
いじめて系っぽいヒロイン「由香ちゃん」とよく合っており、このまま終わる短編もよく見掛けられます。
ただ、それだけで終わらないところが、こちらの秀逸な点。
なぜ、ちょっと無理やりな要求にも唯々諾々と従っているのかきっちり説明されると同時に、後半の複数プレイへ発展する流れまでスムーズに運んでおりました。
「由香ちゃん」と男性客がえっちする理由も、納得できるものです。
これはいいですね!
逆にめろめろになってしまう「沙織さん」と、一転して積極的になる「由香ちゃん」らの変わり様も見所でしょう。
「ハイドロ・パニック」はプールが舞台な、カラー原稿もある短編です。
ロリっぽい容姿ながら、なかなか良いスタイルの「涼香」さん。
ビキニ姿で浮き輪に座っているんですが…これがいわゆるM字状態。
そこに、透明アイテムでの中身丸見え状態から、水中えっちへと発展していく、見事な流れになっておりました(笑)
途中にあった、1ページ・3コマぶち抜きにて、全身の描かれた「涼香さん」が素敵です。
ちなみに、最終的にはそれが露見するんですが、ここは「きぶんきぶん/ぢたま某」にあった、”他のお客さんにもバレてるみたい”な描写のが正解かと思います。
ほか、ポニーテールな「あやせ」さんが自らを緊縛する「隠蔽拘束」、サンタコスプレな「真里亜」さんの「聖なる首輪」などがありました。
自ら縛ったり、アイテムを用いたりと、女の子のえっち暴走が目立つ、楽しい単行本に仕上がっております。
※山本真奈美。
↓下で書いているあたりのサンプル絵です。
くっくりとした強い線の、トーン処理が多いデジタル絵柄。
灰色でテカテカ…じゃなく、つやつやとした感覚ですね。
絵は巧く、癖があるもののヒロインらの顔は可愛らしく描けておりました。
ただ、手足からスタイルまで、微妙にバランスの悪いところが見受けられます。
…まぁ、重箱の隅をつっつく程度ですが。
それより問題なのが、やや不自然な服のシワなど。
特に「真奈美カウンターアタック」、「悶々姉妹」などの、体操着(ブルマ)描写には興を削がれました。
だって、「晶さん」の胸部分とかびしょ濡れみたいな感じなんだもの。
成年漫画なのでこれでいいのかもしれませんが、ひでるさん的にはちょっと刺さりませんでした。
逆に”そんなんがイイ”という方もいると思うので、良し悪しか。
カラー絵は巧く、ぱっと見で問題ない(じっくり見ると粗がある)タイプで、あちこちは十分にいやらしかったです。
概ね問題ないでしょう。
なお、紹介帯の着脱にて絵が変化するので、ぜひそちらで遊んでみてください。
特に裏表紙・後ろ折り返し部分の「山本真奈美」ちゃんは必見です。
誘惑トライアングル (エンジェルコミックス)
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・絵 :■■■□□
・話 :■■■□□
・独創性:■■■■□
・属性 : 成年・アイテム
・おまけ: あとがき、合間にラフ絵、加筆修正あり、
カバー裏に「逆襲?の楓姉」前後編。
・その他: カラー(12P)、短編×8(うち「悶々姉妹」×3)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「舞原マツゲ(まいはら・まつげ)」センセの「誘惑トライアングル」です。
あまり時間がないので、前置きそこそこに始めさせて頂きます。
こちら「誘惑トライアングル」は、「舞原マツゲ」センセの通算で3冊目という単行本です。
「末下まつげ」という別名義でも、1冊出しているんですね。
どっちも”まつげ”なんですが、なにかこだわりあるのかなぁ。
さて、単行本はメインである中編のほか、いくつか短編が収録されております。
男女3名揃うエピソードが多く、タイトルはそんな所を総括したのかもしれません。
※左:姉「楓さん」、右:妹「晶さん」
えろえろ姉妹です。その原因になったのが…。
えろい姉妹のお話「悶々姉妹」は、収録で唯一の連続エピソードです。
主人公「若月悠太」は小さい頃に住んでいた町へ再び引っ越してきました。
お隣に住んでいた藤堂姉妹とは、昔馴染みな間柄。
その2人と無事に再会したんですが、前日に大人のおもちゃを扱うお店にて目撃していた、”局部を丸出しにしていた女性”こそがそちらの妹「晶」さんだったのです。
一方、「悠太くん」を誘った姉「楓」さんが服を脱ぐと…と、だいたいそんな感じ。
えっちな姉妹とのラブコメですね
↓表紙を飾っているのが、こちらの藤堂姉妹なのでした。
昔の記憶が曖昧という「悠太くん」
実は、2人があんなんになってしまった直接原因が彼にあるのです。
この設定は、なかなか面白かったですね。
ただ、それらをまるっきり忘れていた原因が特に説明ないのは残念。
ついでに、思い出す際も同様にあっさりとしてます。
ここは結構重要な部分だと思うので、お話となんらか絡めてほしいところでした。
また、妹「晶さん」との回想は”いかにも”という微笑ましい(?)感じでしたけれど、お姉ちゃんとの縄跳び回想はあまりに出来過ぎで今一歩。
偶然絡まってしまった、とかでもいいんじゃないかなぁ。
しかも、その後には「楓さん」と初体験まで済ませている「悠太くん」なのです。
そうした強烈な体験なのに、”確か美人のお姉さんがいたような…”程度の記憶になっているのはやっぱり不自然。
驚いて逃げ出している描写があったので、強制的に記憶を消失させたとか、女性に対してトラウマを持つようになった、というなら納得できるんですけど。
まぁ、色々書いてきましたが、そういったモノだと割り切って読むのがいいのでしょう。
(※ひでるさんのように、気になってしまう方は微妙かもしれません)
こういったWヒロインな漫画であれば、通常2人の間でふらふらと男性は揺れ動くものですが、こちらの「悠太くん」は最初からブレていませんでした。
当然、気持ちとは裏腹にえっちはしっかりしちゃうんですが、ちょっと斬新です。
今後も次々と新たな性癖が目覚めそうな「楓さん」と、人気ヒロイン「藤乃紫音」のように”アイチムに名前をつけて愛でている”「晶さん」の、ちょっとヤバめなえっち行為をご堪能下さい。
冒頭にあったH店での「晶さん」が刺さったんですが、それを超える描写がないまま終わったのが心のこりでした。
わたし馬鹿よね~、お馬鹿さんよね~♪
※左から「佐久間由香」「藤沢沙織」「涼香さん」
こちらの2話は良い出来栄えでした。水中は疲れそうね。
変わった展開を見せる、ファミレスでのエピソード「乙女心は複雑怪奇?」
ウェイトレスをする「佐久間由香」「藤沢沙織」という両名。
常連客の1人を「由香ちゃん」狙いだと考えた「沙織さん」は、奥手な彼女に色っぽいアピールさせるべく、おもちゃを仕込んで接客させるのでした。
しかし、実はそこには大きな勘違いがあったのです…。
こちらは短編ながら、ネタ・えっちが適度に融合し、なかなか良い出来栄えでした。
前半は「沙織さん」によって、「由香ちゃん」が色々とえっちなことをされるというもの。
いじめて系っぽいヒロイン「由香ちゃん」とよく合っており、このまま終わる短編もよく見掛けられます。
ただ、それだけで終わらないところが、こちらの秀逸な点。
なぜ、ちょっと無理やりな要求にも唯々諾々と従っているのかきっちり説明されると同時に、後半の複数プレイへ発展する流れまでスムーズに運んでおりました。
「由香ちゃん」と男性客がえっちする理由も、納得できるものです。
これはいいですね!
逆にめろめろになってしまう「沙織さん」と、一転して積極的になる「由香ちゃん」らの変わり様も見所でしょう。
「ハイドロ・パニック」はプールが舞台な、カラー原稿もある短編です。
ロリっぽい容姿ながら、なかなか良いスタイルの「涼香」さん。
ビキニ姿で浮き輪に座っているんですが…これがいわゆるM字状態。
そこに、透明アイテムでの中身丸見え状態から、水中えっちへと発展していく、見事な流れになっておりました(笑)
途中にあった、1ページ・3コマぶち抜きにて、全身の描かれた「涼香さん」が素敵です。
ちなみに、最終的にはそれが露見するんですが、ここは「きぶんきぶん/ぢたま某」にあった、”他のお客さんにもバレてるみたい”な描写のが正解かと思います。
ほか、ポニーテールな「あやせ」さんが自らを緊縛する「隠蔽拘束」、サンタコスプレな「真里亜」さんの「聖なる首輪」などがありました。
自ら縛ったり、アイテムを用いたりと、女の子のえっち暴走が目立つ、楽しい単行本に仕上がっております。
※山本真奈美。
↓下で書いているあたりのサンプル絵です。
くっくりとした強い線の、トーン処理が多いデジタル絵柄。
灰色でテカテカ…じゃなく、つやつやとした感覚ですね。
絵は巧く、癖があるもののヒロインらの顔は可愛らしく描けておりました。
ただ、手足からスタイルまで、微妙にバランスの悪いところが見受けられます。
…まぁ、重箱の隅をつっつく程度ですが。
それより問題なのが、やや不自然な服のシワなど。
特に「真奈美カウンターアタック」、「悶々姉妹」などの、体操着(ブルマ)描写には興を削がれました。
だって、「晶さん」の胸部分とかびしょ濡れみたいな感じなんだもの。
成年漫画なのでこれでいいのかもしれませんが、ひでるさん的にはちょっと刺さりませんでした。
逆に”そんなんがイイ”という方もいると思うので、良し悪しか。
カラー絵は巧く、ぱっと見で問題ない(じっくり見ると粗がある)タイプで、あちこちは十分にいやらしかったです。
概ね問題ないでしょう。
なお、紹介帯の着脱にて絵が変化するので、ぜひそちらで遊んでみてください。
特に裏表紙・後ろ折り返し部分の「山本真奈美」ちゃんは必見です。
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