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■海洋危険生物う~みん (臣士れい)

★まんがデーター [14/15]
・絵   :■■■■■
・話   :■■■■□
・独創性:■■■■■
・属性 : コメディー・海洋生物
・おまけ: あとがき、原作者あとがき、合間にイラスト・キャラ紹介、
      紹介帯と表紙でイラスト変更あり。
・その他: 原作「里尾昂」、6話収録、現在は1巻まで発売中。
 
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「臣士れい(おみし・れい)」センセの「海洋危険生物う~みん 1巻」です。

こちらが復帰作品だそうです。
好きな漫画家さんなんで、喜ばしいことですね。

さて、そんな「臣士れい」センセの最新刊は「海洋危険生物う~みん 1巻」です。
当ブログでは…旧お名前(魔都)での成年漫画「EI[アイ]」を紹介しておりました。
こちら「海洋危険生物う~みん」は長編漫画。
なかなか変わった興味深いネタで、センセらしい仕上がりになっています。

海の戦士「守美汐」
※海の戦士「守美汐」
 左は切っ掛け部分。この善意が次のページでコメディーに…。

海沿いの嬉諧市卯女町にて中学に通う「守美汐(まもり・みしお)」さん。
ひょんな偶然から、気色悪い海の危険生物「ウミケムシ」を助けたのです。
その夜、「眷属を救った行動に感動した」というこで、海の女王、そして海の妖精「う~みん(守遊海)」が来訪。
生物と融合する力を授けられ、海の戦士にされてしまったのでした…。
大雑把にはそんな感じ。

コメディー長編ですね。
海の生物と融合する能力は、どこかコスプレちっく。
ちゃんと真面目な解説の「海の危険生物ずかん」もあり、ざっと見て…海洋生物版の「ゲノム古賀亮一」という感覚でした。
「ゲノム」でのそれは「エルエル」を可愛らしくしておりましたが、こちらはお笑い着ぐるみちっくで、「美汐さん」を恥ずかしめていました。
また、”悪い人間から海の眷属たちを守る”こととなった、海の戦士「美汐さん」
はっきり言って人の都合などは関係ないので、ここで言われている”悪い人間”とは、普通に漁師さんたちのことなんですねー。
そんな訳で、海の生物を守るため、すっかり人類の敵となっています(笑)
2話目では「美汐さん」が憧れる「櫂渡勇一」くんの父(漁師)を病院送りにしておりました。
設定が生きてます。
「勇一くん」にはしっかり恨まれ、悶絶しております。
さらに、彼が好意を寄せているのは「新城丈留(しんじょう・たける)」さんのようなんですが…彼女は密かに「美汐さん」が好きという、ぐるぐるな三角関係が形成されているんですね
また「丈留さん」には、変身の際の「う~みん」とのキスを誤解されていました。
良い混乱具合です。
そういった様を眺めていた海の女王さまの台詞にもありましたが、面白いなぁ。
主人公「美汐さん」からこちらの「丈留さん」まで妄想癖があるのもいいですね。

海の妖精「う~みん」
※海の妖精「う~みん」
 混沌の中心は「う~みん」ですね。右下が「丈留さん」

貫禄とは裏腹に、気軽にひょいひょい登場していた、海の女王さま。
普通なら「美汐さん」を呼び寄せてもいいと思うんですが、自ら訪ねに赴くなど、なかなか行動的。
後半では、お約束のように学校へ潜入までしておりました。
喋るたび、ばしばし「う~みん」から突っ込まれてます。
常に高いテンションで、人を選ばずボケから突っ込みまでを担当している海の妖精「う~みん」
この娘は存在からコメディーでしたねー
「美汐さん」とのコンビもいい感じ。
平時では、なにげに敵である漁師さんらと馴染んでいる描写がまた可笑しいのです。
(※敵意を隠そうともしてないんですが、”普通に漁師らと喋る若い娘”ということで、その間でアイドルちっくになってます。なるほど)

だいぶ幅広な紹介帯でしたが、”めくって・めくって・スペシャルカバー仕様!”とのことで、外すと絵が変化するんですが…これが極端に露出増えるのです。
そう、この漫画は飽きさせないくらいの、適度なサービスカットも売りの1つなのでした。
初登場の1話から「美汐さん」は頻繁にパンチラしていましたが、収録の6話ではいきなり全裸を披露しておりました。
(※ソフトタッチですが、ちゃんとバストトップまで描かれてます)
ちとびっくりー。
変身を解除すると、全裸になってしまうお約束だそうなんですよ。
この後も解除描写は増えるのかなぁ。

しっかりと安定した細線の絵柄。
あちこち適度なバランスで、さすがに巧い方です。
コメディー崩しにやや癖が目立つものの、ここはさほど問題ないでしょう。
↓表紙にてご判断下さいませ。

6話では新キャラも登場し、シリアスな雰囲気もありました。
次巻はどうなるのか、期待しております。

海洋危険生物う~みん(1) (GUM COMICS)海洋危険生物う~みん(1) (GUM COMICS)
(2009/04/24)
里尾 昂

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tag : バストトップコメディーコスプレパンチラ

■めがねでHで小生意気! (ねんど。)

★まんがデーター [12/15]
・絵   :■■■■□
・話   :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : 成年・ラブコメ
・おまけ: あとがき4コマ「ランチ」、カバー裏に4コマ「現象外伝」
・その他: 折り返しに4コマ、短編×11(うち「迷える子羊の為の狂奏組曲」×2、「現象」×3)
 
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「ねんど。」センセの「めがねでHで小生意気!」です。

最近、ファミコン時代のゲームをちらほらやっています。
なにせ面白くてぱっと終わるじゃない?
あちこちで「バルーンファイト」を探しているんですが…いつの間にか”ファミコンミニ”のシリーズって生産終わってるのね。
たはー。
もっと色々と発売されれば面白かったのに
「ドンキーコング3」とか「ドラゴンバスター」をやりたいなぁ。

さて、そんな時代に取り残されているひでるさんは置いといて、本日は「ねんど。」センセです。
過去にこちらのブログでは、「未成熟しょうじょ図鑑」を紹介しております。
最新刊「めがねでHで小生意気!」は、連続話と短編という構成。
その連続話に登場するWヒロインが魅力的で、よく目立っておりました。

黒瀬れな、優衣ちゃん
※左:黒瀬れな、右:優衣ちゃん
 強い女性陣です。支配されたい方にオススメ(笑)

やはり↓表紙を飾っている「黒瀬れな」さんの2話連続「迷える子羊の為の狂奏組曲」
学校でパシリをやらされている「天野」くん。
成績優秀ながら自由な言動で知られる先輩「黒瀬れなさん」に買ってきたものを食べられてしまったのでした。
どーせまたパシらされたんでしょ?食っちゃいなよ、こんなモノ
戸惑う「天野くん」を気に入った「れなさん」は…と、だいたいそんな流れ。

人のモノローグに突っ込みをいれてくる「れなさん」
収録で眼鏡キャラは…短編「水泳」に登場している、スクール水着な「夏子」さんと彼女だけです。
「夏子さん」は気の強いタイプでしたがえっち方面では受け身だったので、あの↑表題にもっとも合致しているのはやっぱり「れなさん」かなぁ。
えっちをすると勉強に集中できる、いままで弟を使っていた、ということで漫画では「天野くん」を襲っておりました。
彼は胸触ったりもしておらず、えっちでも騎乗され、されるがままでしたねー。
(※次のエピソードでも、促されてようやく手を伸ばすような状態)
完全に主導権を握られております
ちゃんとアフターフォローしてくれたところは素敵でした。
ああ言われたら、諦めるしかないでしょう。
まぁ、単に従う対象が変わっただけなんですけどね(笑)

2話目はカバーイラストのような競泳水着です。
相変わらずな関係で、やっぱり後半はまたがっておりました。
オチ部分など、なかなか面白いカップルです
これで終わることなく、ぜひ別シチュエーションを描いてほしいですね。
ちなみに、収録されている短編「S系彼女」に登場しているヒロイン、友人の妹「優衣」ちゃん。
やはり成績優秀で、こちらは主人公「坂本」くんの後輩ではあるものの、先の「れなさん」同様に主導権を握っておりました。

空夢円
※空夢円さん
 不思議な女性です。変わった娘が好きな方にオススメ。

3話収録の「現象」は、今回単行本で先の「れなさん」と並ぶヒロイン「空夢円(そらゆめ・まどか)」さんのシリーズ。
期末の席替えで「矢追優太」くんの隣になったのは、”まだ喋ったところを見たことがない”という「円さん」でした。
UFOを呼ぶなどの奇行で知られるものの、可愛らしい容姿であったため、「矢追くん」にとっては気になる存在だったのです。
席替えを切っ掛けに色々と喋りかけていたところ、生年月日と血液型に反応した「円さん」は彼を校舎裏へと引っ張っていくのでした…。
大雑把にはそんなん。

多少連続性はありましたが、同キャラ連続短編という風情です。
単行本のあちこちに収録された4コマには、必ず登場している「空夢円さん」
(※正確には、折り返し4コマ以外は全てこちらのキャラです)
半開きな目と無口、独特な言動などの特徴をもった不思議娘でした
雰囲気的には、アイテム好きな「藤乃紫音さん」(※「初犬/犬」)が近いかな。
こちらの「円さん」は超常現象好きで、「矢追くん」とのことも実は占いで相性最高であったため。
嫌いではないようでしたけど、「紫音さん」と違って特にえっち好きという感じはありませんでした。
その際だけ喋るというのがいいですねー。
声も可愛いようです。
また、何と言っても「円さん」の魅力は、普段の反応、そして行動でしょう。
ライバル「岡本」さんを催眠術で眠らせる特殊スキルを見せていたほか、鳥寄せから怪しげな薬を使うなどの描写がありました。
正直、えっちシーンよりも普段の「円さん」を眺めている方が面白いですね(笑)
そんな訳で4コマ漫画も良かったです。

双子の兄妹、兄「澪央」、妹「澪奈」の短編「感応」は、タイトルそのまま感覚共有なえっち話。
すでに2人は関係しており、お話としてはやや平坦。
せっかく双子なのだから、何かしらもうひと押し欲しかったです。
比べるのも違うとは思いますが、このネタでは「PINKS LINKS/アシオミマサト」がぐっさりと刺さっているので…。

天乃魅沙、優ちゃん
※左:天乃魅沙、右:優ちゃん
 ブルマな2人ですね。紺色系統にノスタルジー感じる方にオススメ。

やや度を越した妹好きな変態兄「義人」くんと、付きまとわれている妹「紫音」さんの「CRAZY ROMANCE」はコメディー調。
完全に嫌っているようではないものの、好意は「義人くん」から一方的に強く、ラブラブ兄妹ではありません。
そんな訳で、やや強引に展開するのがポイントです。
大人の階段を上りかかっているくらいの「紫音さん」は、まだ幼い容姿なんですが背伸びして黒い下着。
これが微妙にロリっぽい彼女もあって、なんだかブルマみたいに見えました。

先輩「鮎川」くんとツインテール「天乃魅沙」ちゃんの「接近」はラブコメ系。
こちらは完全にブルマです。
しかも、ジャージ+ブルマ、体操着+ブルマの2パターンありました。
短編「完走」に登場している「優」ちゃんもブルマでしたねー。
ボーイッシュで女扱いされないという、ショートカットな一人称「ボク」少女で、成長した胸をあっさり幼馴染みの「圭介」くんに披露しておりました。
どちらも単純に良かったです。

強い細線の絵柄。
丁寧で乱れることなく、ごっちゃりせず適度な濃淡でもあるため見易いです。
ひでるさんは”非常に癖の強い方”という認識でしたが、久しぶりに見たこちらはなかなか良い感じでした。
…今回は完全にロリ系でないからかな?
確かにもともと綺麗な絵を描く方ではありましたが、良い意味で意外。
ただ、ふとしたタイミングで4コマ絵のようなSD調になるのは、好みが分かれるところだと思いました。
大きめの輪郭に、それと比較して小さい目・鼻・口が特徴。
やっぱりロリちっくではあるんですが、前述しているように記憶にあったほど極端ではありません。
(※あるいは、ひでるさんの許容範囲が以前より広がっているためかもしれませんが…わかんないや)
判断は↓表紙・裏表紙で問題ないでしょう。
紹介帯があれば、裏面にカット絵とともにあらすじがあったので、参考になると思います。

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(2009/05/09)
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tag : ツインテールラブコメショートカットパンチラコメディースクール水着競泳水着ノスタルジー

■世界中がアイ・ラヴ・ユー (Triage Tag)

★まんがデーター [7/15]
・絵   :■■□□□
・話   :■■□□□
・独創性:■■■□□
・属性 : 成年・ラブコメ
・おまけ: あとがき、作品解説、ゲストページ。
・その他: 初単行本、カラー(10P)、短編×12。
 
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「Triage Tag(とりあーじ・たぐ)」センセの「世界中がアイ・ラヴ・ユー」です。

いきなりですが。
なんだろう??、と思ったので、ちょいと調べてきました(笑)

■トリアージタッグ[triage tag]
災害などで同時に多発した負傷者の、負傷程度による治療優先度を示す認識票。
(※goo辞書より)

…なるほど。
分かるような、そうでもないような…まぁ、いいか。
そうした変わったお名前である、「Triage Tag」センセの初単行本です。

うーん、これはいかん。
↓表紙・裏表紙などの感じから、正直どっちにしようかぐるぐる迷ったんですけど…合いませんでした。
なんだか久しぶりな気もしますが…。
センセ、およびファンの方、ごめんなさい。
これから正直に感想を書かせて頂きます。
また毎度のことですけど、そんなんが得意でない方はここでご退出下さいませ。

茶道部部長「藤堂一茶」、女神輿
※左:茶道部部長「藤堂一茶」、右:女神輿
 こんな感じで続けばいいんですが…。


 ・
 ・
 ・

宜しいですか?
早速ですが、最もマイナスに目立つ絵柄の話題から。

細線のすっきり絵。
濃淡はトーン処理のため薄く、ページ全体はごっちゃり気味でした。
コマや構図などは変化があっていいんですけど、繋がりは弱く分かり辛い個所があります。
漫画はいま一歩、いや三歩というところ。
しかし、登場しているヒロインらは皆さん可愛らしく、好みな感じ。
どっちかと言うと好きな絵なんですが…線の乱れが酷く、バランスが崩れること多々ありました。
引き絵はかなり厳しいです。
せめて↓表紙くらいな絵を持続・継続してくれればいいんですが…全体的に不安定でした

続いて、良いネタもあったお話について。
おおよそ問題はないですが、ひでるさん的にはもったいないかなぁ、という感覚です。

収録で最も作画の良かった「2人でお茶を」
はっちゃけた感じの茶道部部長「藤堂一茶」さんが可愛いです。
彼女が↓表紙を飾っており、買う切っ掛けとなっています。
あちらの絵は柔らかな暖色系で統一され、雰囲気から構図まで良かったですね。
座っているシーン全てパンチラしていた「一茶さん」は、
今日はピンクか…
という「タカヤ」くんの発言から、日頃よりだいぶ無防備であった様子です。
実は泣いちゃうくらい彼にラブラブだったらしいので、えっちシーンの急展開が非常に残念でした。
あれは念願叶うところですから、もっとじわじわいくべきでしょー
普段の高いテンションも照れ隠しだと思うので、ひとリアクションほしいです。

生霊「タケシ」くんと「志乃」さんの「おかしな2人 Buddy Buddy」
トボけたSDキャラな生霊「タケシくん」が面白いんですが、えっちシーンで普通になってしまうのはもったいないような気がします。
また、裏表紙を飾っているのがこちらの2人(?)でしたけれど、先の短編とは逆に微妙なバランスで迷う原因でした。

トイレの女の子
※トイレの女の子
 なぜかこんな感じで筆談なのでした。

カラー原稿のショート「ノックは無用」
トイレを開けたら、いきなり全開状態の女の子がいました、という短編です。
単純えっちな展開ではあるものの、登場する緑髪・ツーサイドアップなヒロインが非常にいい感じ。
なぜかまともに喋らず(※文字で会話する)、誘っているのに表情がそうでないところがポイントです。
”早くして下さいっ”のコマもいいですね。

収録中で迫力あふれる短編「お祭りしよ!!!」は、女神輿に男子が混ざるというシチュエーション。
これは、担ぐどさくさに紛れてのえっちシーンがなかなか秀逸でした。
ああしたお祭な服装というのも、あまりないですからねー。
途中から単なる複数えっちになってしまうんですが、やっぱり担いだままで全員としてほしかったなぁ。

小鳩さん、委員長
※左:小鳩さん、右:委員長
 

服装では、レオタードとくるくるお下げが可愛い「小鳩」さんの短編「ノンストップガール」
幼馴染み「小鳩さん」は新体操部。
”人前では恥ずかしい”ということで特訓するんですが…彼女は恥ずかしいのかそうでないのか、よく分かりません。
1ページだけでしたが、教室のシチュエーションはいい露出っぷりです。
この漫画は、そんなんで通した方が良かったのでは?

同級生「上条さやか」との個人授業「ブリフレ BRIEF’S FRIEND」は、タイトルを生かすなら穿かせてえっちだったと思います。
義妹「岐三島晶」ちゃんとの「いいことキタぜ」は、なんだか唐突なラスト部分の意味がよく分かりません。
あの部分は蛇足ではないかなぁ。
コメディー調であった「俺のコズミック」は、おデコ・眼鏡な委員長がヒロイン。
確かにおデコキャラはバランス難しいですが、作画からお話まで弱いです。
逆にややシリアスっぽい「恋は青空の下」は、落ち着いた感じで比較的安定しておりました。

ほか、むちむちな「育馬准」さんの「Housesitter」、水泳部「華織」さんと教師の「おどされスキン」、従姉「美緒」さんとの引っ越し短編「MOVING X MOVING」などが収録されております。
全体的にはラブコメ調です。

以上、確かに良さげな要素はあるものの、作画面がこれでは厳しいです。
次に期待、という雰囲気もこの単行本ではあまり感じられなかったです。

世界中がアイ・ラヴ・ユー (ホットミルクコミックス 288)世界中がアイ・ラヴ・ユー (ホットミルクコミックス 288)
(2009/05/09)
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tag : ラブコメパンチラツーサイドアップレオタードコメディー

■妹のアレは気持ちいい (猫玄)

★まんがデーター [12/15]
・絵   :■■■■□
・話   :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : 成年・妹
・おまけ: あとがき、カバー裏に別絵、
      描き下ろし「おまけ漫画 妹ハプニング」
・その他: 短編×12(うち「巨乳妹・真依ちゃんシリーズ」×4)
 
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「猫玄(ねこげん)」センセの「妹のアレは気持ちいい」です。

えー、山積み対応中です。
今週末はさして販売なかったと思うので、もう少しいけそうです。

さて、本日は長く活動されているベテランさん「猫玄」センセ。
こちらでは「都合のいい少女」を過去に紹介しております。
ためしに検索したところ…どうやら35冊目くらいの単行本「妹のアレは気持ちいい」ですね。
シリーズネタをメインに、それぞれ別短編が収録された単行本。
完全に妹ネタだけで統一されていました。すごい。
基本として近親のドロドロ感は薄めなので、そんなん好きな方はちと注意。

巨乳妹・真依ちゃん
※巨乳妹・真依ちゃん
 なかなかおもろい妹さんです。

収録では唯一の連続話、巨乳を嫌う妹のエピソード「巨乳妹・真依ちゃんシリーズ」
今回表紙を飾っている妹「真依」ちゃんと兄の近親ラブコメですね。
漫画中の台詞では「目標はDカップ!!」と言っていたので、少なくともEカップ以上はあるようです。
明け透けで学校でもそれを隠さないため、しっかり友人らに敵意を持たれておりました(笑)

妹「真依ちゃん」はカナヅチ。
その原因を大きな胸だと判断し、対処をお兄ちゃんにお願いしたんですが…という1話目「妹スイミング」
お兄ちゃんらの言動を見る限り、これが初えっち。
その割に、お風呂ではち合わせた彼を普通に受け入れているだけでなく、隠そうという素振りもありませんでした。
いい妹さんですねー。
それだけ子供ってことなのかな。
いつかは揉んでやろう」とか企んでいたお兄ちゃんが提案したのは、”揉んで小さくする”というベタな方法。
当然ながら、ふと疑問をもった「真依ちゃん」に対して、
ほら、エステにもよくあるだろ?脂肪を揉み出すってヤツ
という言葉で納得させていました。
ああ、誤魔化すのにはなかなか使い勝手の良い台詞かもしれません
…うん、なんだか説得力あるかも(ないよ)
冒頭にあった、”湯船に浮かぶ胸”という図は非常に面白いんですが、ややあっさりした作画だったのが残念。
また、「真依ちゃん」はお風呂でもポニーテールのままだったんですが…解かないのね。

真依ちゃん、光ちゃん
※左:真依ちゃん、右:光ちゃん
 単行本は「真依ちゃん」でしたが、「光ちゃん」のがいいなぁ。

続いて、”ダイエットをすると胸が小さくなる”ということで兄と共に走る「妹ランニング」
相変わらずな兄妹関係で、注目はジャージ下に何も着ていなかったかもしれない「真依ちゃん」でしょう。
そりゃ、ぼよん・ぼよんなるわ。
どーでもいいですが、ほとんど走ってないですね。
3話目「妹ドリ~ミン」は、ついに貧乳達成か!?という短編。
初っ端から全裸の即えっち系なんですが、どんなんか詳細はいちおう伏せておきます。
完璧な貧乳っぷりに喜んでいる「真依ちゃん」がなんだか印象的でした。
そんな喜ばしいですか??
たぶん描き下ろしな「おまけ漫画 妹ハプニング」
相変わらずな2人でしたが…あとがきページまでかかっていたラストが素敵でした。わはは。

妹「光」ちゃんと海へ遊びに行った兄の短編「妹と海へ行ったこと」
こちらが冒頭話ですね。
水着で浜辺えっちな様が想像されますが、そんなタイトルとは裏腹に、「光ちゃん」の水着姿が2コマ程度しか描かれていないところが最大のポイント。
実は、なんとこの漫画、”海で遊んだ後のエピソード”なのでした。
ここは「猫玄」センセの巧さを感じます。
着替えた後に下着が見当たらない…ということで、ノーパン調教みたいな風情になってます。
さして周囲に人はいないと思うんですが、メロメロになってしまう「光ちゃん」の反応は実に良いですね。
連れ回したくなるのも納得です
オチを含めてお気に入りですが、登場はこの1話のみでした。

従妹「たま」こと「川村玉枝」の「従姉妹が水着に着替えたら」は、そちらと違って田舎の川遊びというスタンダードなお話。
田舎で再会する(したい)のは、ああした無防備っぽい、ボーイッシュな女の子ですよね。
成長過多で、パンパンになっていたスクール水着が素敵でした。

双子「環と円」、秋乃ちゃん
※左:双子「環と円」、右:秋乃ちゃん
 こう並べると双子の2人は明らかに大人っぽいですね。

もう1つのお気に入り、双子な兄妹のえっち話「ふたごのだから」
兄「円(まどか)」、妹「環(たまき)」という2人は双子の兄妹。
小さい頃はお互いの区別すら曖昧でしたが、長じるに従ってそれぞれの道を歩むようになっていたんですが…どことなく物足りなさを感じていたのでした。
無意識に、まるで引き寄せられるようにキスしちゃう「円くん」がいいですねー。
そこからじわじわと発展するタイプなんですが、「環さん」の言動とそれに嫉妬する「円くん」がえっちでした。
他短編とは違い、軽すぎず、重くなくというバランス感覚が絶妙
こんなんは大好きです。

研究熱心な妹「加瀬真奈美」との短編「できる妹」
男性器を見たい~というお約束な流れですが、前半部分にあった調査な描写がほしかったです。
また、トビラ絵で描かれていた眼鏡姿でなかったのもやたら残念。

ほか、従妹「美加」ちゃんと巨乳アレルギーな主人公の「巨乳の家系」、妹「はるな」ちゃんの「ちょこれーと☆ぱにっく」は寝込み襲う部分が良かったですねー。
他短編とは異なり、「夏緒」ちゃんとの近親話「1,000Km」はややシリアス。
そちらと結末がまったく異なる「帰り路」は、年の離れた幼馴染み「秋乃」ちゃんとのお話。
唯一血縁ではないため、収録では最も普通のカップルでした。

しっかりとした線のすっきりな絵柄。
適度な濃淡で見せ方も優れております。
ただ、まれにバランスが微妙であったり、コマの繋がりが飛ぶような感覚を感じました。
細かい点なので、普通に読むには問題ないでしょう。
顔・黒眼が大きく、癖の強いキャラ絵ですが、さすがに安定感ありました。
だいたい↓表紙・裏表紙にて判断下さい。
なお、薄いもののちゃんとアンダーヘアが描かれていた娘もそこそこいます。
(※だいたい半々くらいでした)
妹系ですがヒロインは巨乳で揃えられており、こちらのヘアの部分を含めて、好みの分かれ目かもしれません

妹のアレは気持ちいい (富士美コミックス)妹のアレは気持ちいい (富士美コミックス)
(2009/03/25)
猫玄

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tag : スクール水着ポニーテールラブコメアンダーヘア

■野に咲く薔薇のように (ひな。)

★まんがデーター [14/15]
・絵   :■■■■□
・話   :■■■■■
・独創性:■■■■■
・属性 : 人間関係・幼女
・おまけ: あとがきにかえて。、カバー裏に漫画「おかいもの。」
・その他: 合間に4コマ・イラスト、9話収録、現在は1巻まで発売中。
 
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「ひな。」センセの「野に咲く薔薇のように 1巻」です。

いっぱい・いっぱいですね。
すぐ隣には「魔法の女の子ちゃ~み~チャコちゃん」がまだ山積み状態ですが…今回は「野に咲く薔薇のように 1巻」です。
こちらは、「ひな。」センセ12冊目くらいの単行本。
ロリなヒロインが目立つ、長編ストーリーですね。
さきほどセンセのHP見てきましたが、いつの間にやら結構数が出てましたねー。
ちらほら漫画を見ている「ひな。」センセですが、まだブログで一度もやってなかったので。

小さい「のばらさん」
※小さい「のばらさん」
 容姿とは裏腹な「のばらさん」です。

女子大生との合コンに参加した、音楽専門学生「佐山一馬」くん。
もともと可愛らしい顔立ちで、女装した姿は出会った「右田川のばら」さんにそっくり。
そんな「のばらさん」はとっつき辛い、しれっとした女性で、些細な事から口論になってしまうのです。
帰り道、興奮した彼女は崖へ転落してしまうんですが…なぜか、幼い姿に変化していたのでした。
女装姿が「のばらさん」と瓜二つであったことを利用し、「一馬くん」は彼女の代わりに女子大へ行くこととなってしまうのです…大雑把ですが、だいたいそんな導入。

非常に独特な設定の漫画でした。
ざっと箇条書きにしてまとめると、
1:転落した「のばらさん」が幼女の姿になる。
2:元の「のばらさん」は昏睡状態で、姿は2人にしか見えない。
3:「一馬くん」は女装し、「のばらさん」の代わりに大学生活を送る。
4:幼女な「のばらさん」と同居生活が始まる。
そんな感じですねー。

まず、何故かいきなり幼女の姿になってしまった「のばらさん」
本当なら大いに狼狽して元に戻るよう手を尽くすところですが、小さくなってしまった自らの姿についてはあまり関心がない様子。
大学の単位を気にするなど、「一馬くん」も呆れていましたがその通りですね。
現状をあっさり受け入れ、楽しんでいる雰囲気さえありました。
さすがに女性は強い。
…というより、これはもともと「のばらさん」に事情あったことが原因なのでしょう。

「一馬くん」と「のばらさん」
※「一馬くん」と「のばらさん」
 いちおう髪の色が変化します。「のばらさん」はもともとこんな感じでした。

そんな訳で、女装して「のばらさん」となってしまった「一馬くん」
彼はあくまでも”女装しただけ”、というのがポイントでしょう。
男女精神の入れ替わるネタは定番なのでよくありますが、そちらと違って女の子を楽しむこともなく、色々と女性の裏側を垣間見ておりました。
下手すると女性不信になりそうですねー
ただ、やたらお人好しなため、どうやら立ち回りがうまくなかった「のばらさん」のため世話を焼いておりました。
漫画の基本は、妙に冷めていて頑なであった彼女の更生が中心になるのかな。

容姿はともかく声でバレそうですが、そちらは風邪で押し通していました。
友人「江里子」さんにはあっさりバレていましたけど、まぁ当然か。
逆に、ぎりぎりまで演じ続けた方が凄いことですけどねー。
安定が見えた関係は、こちらの「江里子さん」によって崩されておりました。
2巻はラブコメちっくな展開もありそうです。
いいんじゃないでしょうか(笑)

「ホテル」発言
※サンプル・「ホテル」発言
 こんなんですね。さて、どうする!?

同居してから、くるくると表情を変化させる幼女な正ヒロイン「のばらさん」が可愛いです。
日頃のわがままっぷりも、あの容姿がため許容できる感じになっていたから不思議。
ツンデレですよねー。
ただし実際の精神年齢は元のままなので、ふとしたタイミングで年相応な顔を見せるのが困りものです。
「ひな。」センセのああした絵柄で、ホテルだのえっちだのと描かれると、妙な恥ずかしさがありますね(笑)
当然ながら詳しく描かれておりませんが、いきなり全裸で登場するなど幼女な「のばらさん」も全開です。
特に6話目の展開はドキドキでした
さすがに一般漫画、当然手は出しませんが…あちこち扱い辛そうだなぁ。

しっかりとした緩やかな曲線の絵柄。
適度なくらいの濃淡で、すっきりとしております。
横に幅広な輪郭と大きい目が特徴。
ほわんと優しい、超ロリ絵柄ですね。
非常に癖が強いので人を選びますが、コメディー崩しから心理描写まで漫画の巧い方です。
↓表紙に違和感なければ問題ないでしょう。

途中の4コマもそうですが、カバー裏のショート短編「おかいもの。」はいかにも「ひな。」センセという、非常にまとまり良い漫画でした。
本編もいいですが、こんなんもいいですねー。

野に咲く薔薇のように 1 (1) (アクションコミックス)野に咲く薔薇のように 1 (1) (アクションコミックス)
(2009/04/11)
ひな。

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tag : コメディー

■たゆたゆ (大和川)

★まんがデーター [13/15]
・絵   :■■■■■
・話   :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : 成年・ラブコメ
・おまけ: あとがき・ラフ絵。
・その他: 手作りミニBOOK「たゆたゆポータブル」、
      カラー(6P)、11話収録(全て表題作・1巻完結)
 
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「大和川(やまとがわ)」センセの「たゆたゆ」です。

ちとタイミングを逸しておりましたが、ようやく紹介です。
まぁ、GWのラストを飾るに相応しい漫画ということで。

「大和川」センセ待望の3冊目は「たゆたゆ」ですね。
こちらは、複数ヒロインが登場する長編漫画。
もちろんそれぞれ好みはあるでしょうけれど、初単行本「AQUA BLESS」、2冊目「Witchcraft」らと比較して最高傑作というべき出来栄えでした。
作画は申し分なく、現代劇でお話も適度なもの。
センセの漫画の導入として最適な単行本でしょう。
オススメです。

たゆたゆヒロインズ
※たゆたゆヒロインズ - 「翠鳥さん」
 ほかメンバーはこんなノリですが…

仕事で両親は海外へ行ってしまいました。
1人暮らししたいなら田舎の実家にしなさい
…ということで、高校生「時輪怜治」は東京から8年ぶりに田舎の実家へと帰ってきました。
隣の家に住んでいた幼馴染みの姉妹「天音翠鳥(あまね・みどり)」、「天音紫穂(あまね・しほ)」とも再会。
特に久しぶりの「翠鳥」とはいい雰囲気で、引っ越しの片づけをした夜に会う約束をしたんですが…そこにいたのは妹「紫穂」だったのです…。

いわゆるハーレム系な長編ストーリー。
ぶつ切りはでなく、ちゃんと連続したお話ですね。
自然ほか田舎な建築などノスタルジーな風景と、関西方面らしい方言が最大の特徴です
登場ヒロイン皆そういった口調なので、お好きな方にはたまらない漫画に仕上がっておりました。

基本としては、「怜治くん」と活発な幼馴染み「翠鳥さん」とのラブコメ話です。
昔から彼を想い続けていた「翠鳥さん」は、普段の明るいテンションと裏腹にもっとも女の子。
同年代の若者がいないため、群がる下級生らにやきもきとさせられていました。
無口・無表情ながら、複数入り乱れる混沌とした展開を引き締めていた妹「紫穂さん」もいい存在感です。

天音翠鳥
※正ヒロイン「天音翠鳥さん」
 きっちりヒロインしておりました。可愛かったですよー。

天音姉妹との再会となる1話。
これは、「紫穂さん」とのお風呂シーンが最高でした。
あの3ページ部分のじわじわとした流れは、まるで映画を見ているみたいでしたねー
それだけに、「怜治くん」が仰天するのも当然のこと。
初めてでも冷静な「紫穂さん」とのギャップが良かったです。
びしょ濡れ・透け透けな「翠鳥さん」が素敵なプールでの2話。
やっぱりセンセは巧いですねー。
月夜でのプール内えっちというシチュエーションは、実に幻想的で印象深いものでした。
正ヒロインたる面目躍如です。

ちなみに、1話から心理面などはこちらの「翠鳥さん」を中心に描かれています。
色々と女の子の登場する漫画ですが、その分お話の仕上がりは良いものでした。
ちと妹「紫穂さん」以外のヒロインらインパクトが弱いですけどねぇ。
なお、巻き込まれ系な主人公「怜治くん」も引っ越しそこそこにいきなり風呂入る、えっち最中に姉妹を比較しちゃうなど、それらしく描かれておりました。

姉妹での会話がある3話目は「紫穂さん」メイン。
2人の関係が見えますね
やたら緊張感ありましたが、何かあるのかなぁ。
次に繋がるドキドキなラストから続く4話目は「翠鳥さん」との野外えっち。
あの年齢の娘が普通に全裸で川を泳ぐ世界というのはいいもんです。
思わず泣いてしまった「翠鳥さん」が顔を見せないようにするところが可愛いですね。

天音紫穂
※妹「天音紫穂さん」
 なんだか食べてばっかりでしたねぇ。


ほな、あたしも本気になってもええのん?

そんな「紫穂さん」の台詞が印象的な5話目。
相手は眼鏡の下級生「高峰千紗」で、雰囲気とは裏腹な派手目の下着がいい感じでした。
6話目はちょっとした流れから、双子の姉妹「鍛冶はるか」、「鍛冶さやか」と入り乱れております。
そして全員集合する祭り場面の7話目になるんですが…ここからがまた面白いですね。
目立ってイチャつく「はるか」、「さやか」、「千紗」の下級生3名と、一歩下がって好き勝手にしている「紫穂さん」
そして、嫉妬いっぱいに見つめる「翠鳥さん」という図でした。
「翠鳥さん」が彼女であると判明しても、
これからはちゃんと先に言うから…
とか、まったく懲りていない様が楽しいですね。
そうした奔放な下級生らと、気持ちを割り切っている妹「紫穂さん」らに対し、どう「翠鳥さん」が立ち回るのか、ぜひ単行本でご確認ください。

最終話は全校生徒5名、「怜治くん」を追加して6名が入り乱れるお約束ではあるんですが、これまでの流れからすれば当然な展開ですね。
特に見開きは圧巻でした。
冒頭のカラー原稿0話はその後ですかね。
ちなみに眼鏡な学校の先生、「城崎麗美(きのさき・れみ)」がいい感じだなー、とか何気なく考えていましたけど…ありましたよ彼女主役な番外編。
こっちはまた異なる部分で驚きますよ。

非常に安定感あり、作画面でも過去最高というべき出来栄え。
リアルっぽさと漫画っぽさの良い部分を兼ね備えたキャラ絵を描かれる、稀有な漫画家さんです
漫画では「翠鳥さん」の幼少期もありましたが、ロリ絵も巧いですね。
大小・変化のあるコマ割りは見易く迫力もあります。
癖はあるものの嫌味なく、万人に好かれるものでしょう。
とかく作画ではまったく問題ありません。
前回も書いてますが、そのうち一般へ行ってしまいそうなところが最もおっかないです(笑)

なお、単行本は「全ページを高解像度原稿で出力し直したハイクオリティー版」なのだそうです。
もともと「大和川」センセというのも当然あるでしょうけれど、それがためかページは実に綺麗なものでした。
また、カバー裏を見る限り…もしかしてミニBOOK「たゆたゆポータブル」って2種類あったりする??
ひでるさんゲットは「紫穂さん」バージョンでしたが、「翠鳥さん」パターンも見たいなぁ…もう1冊買うか?

たゆたゆ (TENMAコミックス)たゆたゆ (TENMAコミックス)
(2009/04/24)
大和川

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tag : ラブコメノスタルジー

■つゆだくめしべ (朝森瑞季)

★まんがデーター [9/15]
・絵   :■■■■□
・話   :■■■□□
・独創性:■■□□□
・属性 : ラブコメ・お尻
・おまけ: 
・その他: 短編×8。
 
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「朝森瑞季(あさもり・みずき)」センセの「つゆだくめしべ」です。

当ブログでも過去に紹介しておりますが、やっぱり全3巻の長編「ガラスの女神」の印象が強い「朝森瑞季」センセ。
紹介帯には…うわ、実写ビデオだって!!
発売は09年夏とのことでしたが、現在ざーっと検索したところ引っかからず…。
竹書房」さんのHP見てきましたが、そうか「秘書課ドロップ」みたいになるんだ。
うーん、どうでしょう?
とりあえず「栗宮ほのか」、「穂波彩」という両ヒロインを誰が演じるのか気になりますが。

さて、そんな「朝森瑞季」センセ5冊目くらいの単行本「つゆだくめしべ」です。
↓表紙は、タイトスカートとむちむちっとしたお尻が素敵なアングルで大変宜しいんですが…紹介帯があると微妙に隠れちゃうんですよねー。残念だぁ。
もしもかして、わざとかな。
構成は一般えっち系で短編集という、スタンダードなもの。
それがため、こちらは…全体的には普通な出来栄えでした。

先輩「中山由美子」、OL「河合さん」
※左:先輩「中山由美子」、右:OL「河合さん」
 どちらもむちむちでいいお尻なのでした。

そうした↓表紙絵に刺さるだろう、サラリーマンな方々にオススメなビジネス系短編。
就職した「小倉」くん。
職場には高校時代の後輩「中山由美子」がおり、以前と立場があべこべになってしまったのでした。
そんな、実際にもあり得るシチュエーションの短編「おもいで輪舞曲」
確かにその通りなんだけど…これは上司の一言が嫌らしかったなぁ。
想い通じ合うまでのストーリーですが、ラストページに描かれていた”職場とプライベートで逆なシチュエーション”のが興味あります。
会社の同僚、「森川」さんは気さくで仕事もできる素敵な女性。
「安宅」くんとは別ジャンルの担当ながら、似通う領域はお互い助け合って仕事をしておりました。
しかし、事業所の閉鎖による異動で離れてしまうこととなり…という短編「逢えなくなっても」
飲み会から介抱に発展する、お約束な展開。
少し横になりたいかも…
なーんて台詞だったなら、もうオッケーでしょう。
ちなみに「森川さん」は仕事中ということで、髪をアップにしていたんですが、これが最中に解けなかったのが残念。
短編「純愛ランチ」は金欠の「里見」くんを見かねて、OL「河合」さんがお弁当を作ってくれるネタ。
漫画は男性「里見くん」視点でした。
ただ、ここはぜひ女性「河合さん」視点で見てみたかったなぁー。
おそらく、それなりの覚悟(考え?)あってお弁当の提案していると思うんですよ。
その裏側が見たいのです。

無くした携帯電話が縁となる「ふたりの時間」
これは現代ファンタジーですね。
拾ってくれた相手が女性で、しかも「松原」さんのような美人だったならば誘って当然。
過去を感じさせる言動もいいですね。
もしかしたら、設定とかもっと色々とあったのかな。

大橋美奈子、高木さん
※左:大橋美奈子、右:高木さん
 こういうすっきりな絵柄なのです。

続いて職業系の短編群。
同じマンションということで、偶然知り合った「大橋美奈子」さん。
それから「篠沢」くんは彼女と会う機会が増えたものの、いまいちその様子には不可解な点があったのです。
実は、「美奈子さん」は芸名「月崎るな」というアイドルだったのでした!
そんなんが「ないしょのガールフレンド」
主人公の「篠沢くん」はテレビを見ないため、業界には疎い設定。
中ごろにあったスクープ記事、集合した報道陣を見る限り、相手のサッカー選手よりも確実に知名度あり、そこそこ活躍をしているようでした。
そんな人気ならば雑誌・広告にも登場するでしょうし、まったく見憶えないというのは無理矢理かなぁ

ウェイトレス「高木」さんの短編「ブレイクしましょ」は冒頭のお尻と共に、中頃のお約束な透けるシーンが必見。
やっぱり制服はズブ濡れですよねー(笑)
またどーでもいいですが、2人して勝手に休憩しないように。
可愛い酒屋の娘「えみ」さんとの「あつかん小町」
こちらも脚立から落ちた彼女を受けとめるというお約束がありました。
思わず胸を触るというのもベタですね。
メインのお客さんとの部分は…あれ失礼な話だなぁ。
妄想して勝手に盛り上がらないように。
大家の娘「中井亜美」さんと「清水」くんの「愛は散らかる」
これは扉絵のような、ジーンズのお尻を堪能したかったー(笑)

柔らかな線のすっきりとした絵柄。
濃淡は薄めで、描き込み具合も適度でした。
いかにも一般えっち系という、爽やかな空気が流れていますね。
癖もそう目立つものでなく、広範囲に指示されると思います。
なお、初出は06年から09年とやや広めながら落差も少なく、この点では問題ないでしょう。

以上ざーっと見て印象的なのは…お尻でしたね(笑)
特に下着の線がうっすらと出たスカートの描写は良かったです。
ただ、前述しているように、収録でジーンズ姿のヒロイン、酒屋の娘「えみさん」、大家の娘「亜美さん」、携帯拾った「松原さん」という3名にソレが生かされていなかったのは実に不思議。
できれば、「Groove Tube」にあったようなむちむち描写を期待します。
また、合間には空きページがあったものの、あとがきとか何にもなかったのはやっぱり寂しいです。

つゆだくめしべ (バンブーコミックス VITAMAN SELECT)つゆだくめしべ (バンブーコミックス VITAMAN SELECT)
(2009/04/27)
朝森 瑞季

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tag : ラブコメファンタジー竹書房サラリーマン

■放課後ピンク (都氏)

★まんがデーター [9/15]
・絵   :■■■□□
・話   :■■■□□
・独創性:■■■□□
・属性 : 成年・色々
・おまけ: あとがき。
・その他: カラー(4P)、短編×10。
 
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「都氏(とし)」センセの「放課後ピンク」です。

うーん、前のが良かったかなぁ…。
ブログでは「glamourous parlor グラマラス・パーラー」を紹介している「都氏」センセ。
3冊目くらいの単行本は「放課後ピンク」です。

きらきらとした目の少女漫画のようなヒロインが印象的で、なかなか新鮮だった前単行本。
今回はなんとなく個性が弱まったような感じでした
全て短編集という構成。
なにげにポニーテールとかおさげとか、しばった髪型が多い特徴がありました。
ただ、↑属性にし辛かったので、そちらは”色々”とさせて頂きました。
他にコレという目立つくくりはなかったんですね。

ルカさん、クミちゃん
※左:ルカさん、右:クミちゃん
 「クミちゃん」はいい感じでした。センセはロリちっくな方がいいかも。

カラーページのある冒頭話「ゆかい湯快」
温泉旅行に来た「ケイ」くんと「ルカ」さんのカップル。
部屋で寝てしまった「ケイくん」を残して、温泉へ向かった「ルカさん」
しかし、忘れた化粧水を取りに部屋へ戻ったところ…と、だいたいそんなん。
舞台が温泉旅館なのに、温泉シーンが1コマもない珍しい漫画。
勘違いから複数プレイへと発展します。
実際は結構なシチュエーションですが、「ルカさん」がさして抵抗もしておらずノリノリなため悲劇的な色はありません。
ちなみに、部屋を間違うくだりがあるんですけど…いまいちよく分からなかったです。

複数では、アダルト映画館での3名えっち「あのころのぼくら」、写真部とモデル「金城クミ」ちゃんの「愛ドル撮影会のココロ」などがありました。
彼氏である「ツヨシ」くんが写真部にて失敗した穴埋めに、エロい水着を着ることとなった「クミちゃん」
結果的には彼女からお願いしているんですが、彼氏「ツヨシくん」の存在感がまるで空気のようなんですねー。
もっと何らかのリアクションをして下さい。
また、そのために一肌脱いだ筈の「クミちゃん」も…うーん、単にえっちな娘さんということなのかなぁ。

「割れた鍋に綴じた蓋」、「おねえちゃんといっしょ」はそれらとは別な意味で都合良く終わる短編。
全教科満点という、成績優秀な「猪原優奈」さんの「割れた鍋に綴じた蓋」
顔もスタイルも良い「優奈さん」は唯一性格がキツく、告白した「赤坂直樹」くんも酷くフラれた1人。
そんな「直樹くん」が教室に仕掛けていたカメラは、偶然彼女のカンニング現場をとらえていたのでした。
キツめな優等生と盗撮ネタが揃えば、とりあえずえっちというのは成年漫画のお約束。
ラスト部分もそんなんでした。
まぁ、ああした常に気を張っているような雰囲気の娘なら、もしかしたら心境の変化などあっても不思議でないかもしれません。
処分すると言いきっていた「直樹くん」は確かに格好いい(?)ですが…展開が早過ぎるんですねぇ。
せめて前後編ほしかったかな。
なお、折り返し部分にいた「優奈さん」のカラー絵は良かったです。
「おねえちゃんといっしょ」は姉妹の短編。
姉「麻美」さんのえっちに聞き耳をたてている眼鏡の妹「麻織」さん。
あいついっつも人のやること覗き見してうっとおしいのよね
うっとおしい、って…お姉ちゃんずいぶん酷いなぁ。
「政文」くんが良い人だったのか、救いのあるラストで安心。

優奈さん、加奈さん
※左:優奈さん、右:加奈さん
 「優奈さん」の初登場絵は不自然なスカートがめくれほかバランスも微妙。

ほか、看護実習生「桜木八重」の「看護いたします」、友人「三浦」くんのお姉さんと主従関係にある「四ツ谷」くんの「生まれつき下僕」
リクエストに従順で、ド淫乱なお姉さんもいいんですが…ラストに顔を見せていた「朱音」ちゃんがいいなぁ
彼女のエピソードが見たいです。
「わたしのばいぶ…る?」は学校に大人のおもちゃを持ってきた「海原ナミ」さんの短編。
教師はそれでいちいち咎めるもの?
…あ、注意はするのか。
何をするつもりだ?
とか問いかけていた教師側もやり辛いでしょーねー。
生意気な態度の彼女に、身体で指導するという成年系らしい展開でした。
どんな教師だ。

「中川翔太」、「里中エミリ」の「彼女がバイトをはじめたら」、「杉原健太」、「日村加奈」の「おあずけにしなきゃだめね」という2話はえっちしまくるバカップルな短編。
お話としてもそうですが、ヒロインの2人も似てました。…同キャラの連続話でもいいかな。
「彼女がバイト~」はバイト先のウェイトレス衣装、「おあずけに~」は制服の下に水着を着ていたお話。
なにげに、ヒロインよりも眼鏡の先生が良かったなぁ…。

最近の原稿だけで構成された単行本。
ただ前述したとおり、ひでるさん的には2冊目「グラマラス・パーラー」のが絵もお話も好みです。
たぶん…そっちでお話が良いと感じているのは後日談というべき4コマの存在。
絵柄については、そちらのが線は細く、柔らかだったような印象でした。
ざーと見比べて、今回のは太めな線。
非常に良いコマも当然ありましたが強弱の差が目立っております。
やはり癖は強めなので、御注意下さい。
今回単行本は↓表紙・裏表紙での判断で問題ありません。

刺さりませんでした。
最近の漫画が以前より好ましくない~というのは、非常に複雑。
次の単行本がどうなるかですかね。

放課後ピンク (ムーグコミックス) (ムーグコミックス)放課後ピンク (ムーグコミックス) (ムーグコミックス)
(2009/04/06)
都氏

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tag : ポニーテール少女漫画

■唐傘の才媛 (緋鍵龍彦)

★まんがデーター [13/15]
・絵   :■■■■□
・話   :■■■■□
・独創性:■■■■■
・属性 : コメディー・ブラック
・おまけ: あとがき、描き下ろし(?)漫画「おまけ」
・その他: 5話収録、現在は1巻まで発売中。
 
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「緋鍵龍彦(ひかぎ・たつひこ)」センセの「唐傘の才媛 壱巻」です。

ちと遠出してきました。
汗かいて疲れて帰宅し、風呂に入ってイイ気分。
腹も満たされており、気を抜くとこのまま眠りについてしまいそうですが…やります。
いつも以上にふらふらした文面になっているかもしれません。

さて、本日は↓表紙の笑みと裏表紙の並びが刺さった1冊、「唐傘の才媛 壱巻」です。
あの雰囲気で”面白そう”と感じる人は、手を出しても大丈夫だと思います。
サンプルとして掲載しますね。
↓こんなんです。

唐傘の才媛・裏表紙
※唐傘の才媛・裏表紙
 おおむねこんな雰囲気なのですよ。

難しい漢字が並ぶ名前になんとなく覚えがあって購入しましたが…成年漫画「ぷらいまり」の「緋鍵龍彦」センセでした。
こちらがたぶん2冊目の単行本で、初の一般系。
前単行本では引っかかった作画も安定しており、洗練され綺麗なものです
ジャンルにやや癖ありましたが、好みな漫画に仕上がっていました。
前述しているように、裏表紙で判断下さいね。

絵柄の話題が出たので、そちらから。
柔らかな細線の綺麗な作画。
色ではトーン処理の灰色が目立ち、適度に強弱を使い分けられていました。
変化あるコマ割りで、ページはごっちゃり気味。
そんな訳でか、正直なところアクションシーンにはやや分かり辛い個所がありました。
さほど支障はないですけどね。
基本的に可愛らしいキャラ絵でしたが、漫画としてそれぞれ毒を含んでおり、派手に暴走しております。
そんなギャップがいい感じなのだけど、甘いラブコメではないので間違えないよう注意して下さい。
間違えないですか?
そうですよねぇ。

そんなこんなでお話について。
病院に勤める「揖宿六助(いぶすき・ろくすけ)」は、同僚「華房乙女(はなぶさ・おとめ)」を連れてドライブに出かけました。
しかし、とある事情によって「六助」は「乙女」をその場に置いたまま逃亡。
山中を彷徨っているうち雨にも降られ、ほうほうの体でようやく辿り着いたのが旅館「細縁亭」なのでした…。

ブラック・コメディーな漫画
不可解な術を使う女将「水落紅(みずおち・べに)」ほか、追いかけてきた「乙女」、猫又「九重」、そして細縁亭のオーナー「マリー・ハンキントン」など、強い個性な面々との旅館ライフですね。

唐傘の才媛ヒロインズ
※唐傘の才媛・ヒロインズ
 一応全員集合です。「マリーさん」の褐色っぷりがいいなぁ。

↓表紙も飾っており、メインはやっぱり女将「紅さん」なのかな。
傘で魑魅魍魎を召喚する魔法使い。
どうやら色々と事情があるらしいものの、1巻ではまださわり程度でした。
もっと魅力あふれるキャラだと思いますが、そうした事情もあってか他キャラに押されていた印象です。
次巻では目一杯ヒロインしてくれるよう期待。
漫画内では最強キャラ、やたら怠惰な細縁亭のオーナー「マリーさん」は神様。
その発言から、たぶん外国人(※人ではないけれど)なのでしょう。
半開きな目と褐色な肌が素敵な美人で、脱いだシーンなど実にいい感じでした。わはは。

主要キャラでは上記2名の他に、猫又「九重さん」がおります。
しかし、やっぱり1巻は「六助くん」を先輩と呼んで慕う「華房乙女ちゃん」につきるでしょう。
地方では名士という父をもつ、大きな病院のお嬢さま。
「六助くん」との出会いもそちらで、可愛く一途なんですが…なんと彼女は内蔵好き
今度は呼吸器が見たいな
とか言っている、常に複数のメスを持ち歩く解剖マニアなのでした。
女将の魔法によって「六助くん」を徹底的に解剖しているほか、「九重さん」も一度死にかかっております。
そうした恐ろしい性癖のほか、逆に看護を楽しむ姿もありましたねー。
実にいいキャラだと思います。

華房乙女ちゃん
※華房乙女ちゃん
 そして最もお気に入りはこの娘。…命いくつあっても足りません(笑)

そうした面々のハチャメチャさばかり目につきますが、実際に旅館は「六助くん」以外の宿泊客もちらほらと散見されておりました。
穴場だったねー、選んで正解
と評価されており、旅館として普通に泊まるには問題ないのかもしれません。
料理も豪華でした。

とある理由から、結婚式となる3話。
何度か見合しているものの、相手がことごとく行方不明という「乙女ちゃん」
おっかないですねー。
そうした趣味から周辺事情など過去には色々あっただろうことが伺え、はしゃぐ姿と幸せそうな笑顔が可愛いのです。
もともと可愛いという認識だった「六助くん」も、満更ではない様子。
特に「乙女ちゃん」の白無垢姿は、さすがの画力でした
ここは1巻のクライマックスと言ってよいほどのシーン。
ブログに掲載してしまってはセンセに申し訳ないので、ぜひ単行本にてどうぞ。
…しかし、そんなんがため、後の暴走っぷりは深いのです。
こちらは、ひでるさんが漫画を気に入ったエピソードでした。
続く、震度8の地震が直撃した4話目。
すっかり溝ができてしまった、「紅さん」、「乙女ちゃん」がいい感じ。
ああして揉めてる様はいいですね(笑)

ちなみにおまけ。
いきなり「九重ちゃん」がお尻を見せているほか、あっさり描かれていた「乙女ちゃん」の放尿シーンには驚き
不意だったので、びっくりしました。
さすが「緋鍵龍彦」センセ!という感じでしたが、全体としてはもうちょっとサービスシーンがあってもいいかなぁ、という感じ。
巻末のおまけ漫画は、えっち方面にはっちゃけていましたけど。

唐傘の才媛 1 (電撃コミックス)唐傘の才媛 1 (電撃コミックス)
(2009/04/27)
緋鍵 龍彦

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tag : コメディーラブコメアクション

■桃色たゆにずむ (久遠ミチヨシ)

★まんがデーター [12/15]
・絵   :■■■■□
・話   :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : 成年・年上
・おまけ: カバー裏に4コマ、描き下ろし「続妹。」、
      紹介帯折り返しにコメント、加筆修正あり。
・その他: カラー(8P)、短編×11(※描き下ろし以外)
 
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「久遠ミチヨシ(くおん・みちよし)」センセの「桃色たゆにずむ」です。

ついに来ましたGW。
残念ながら余分な休みありませんが、できる限りでばさばさと羽を伸ばしたいと思います。
いやぁ、連休はいいですねー。

今週末は連休前ということでか、比較的書店は落ち着いておりました。
ざーっと見渡して…下旬とだけ聞いていた「久遠ミチヨシ」センセの単行本を無事ゲット。
たぶん3冊目という単行本は、「桃色たゆにずむ」です。
ちょうど前巻の「妄想ホリック」から1年ぶりくらいのこちらは、全て短編という構成。
胸を強調した紹介帯、そして明るい色使いの↓表紙など、巨乳ラブコメっぽい印象を受けるかもしれません。
まぁ、確かにそんなんもありましたが、微かな緊張感あるお話のがオススメよ。

菫さん、あやめさん
※左:菫さん、右:あやめさん
 単行本でお気に入りの2人です。着物はいいねぇ。

何気にひでるさんのお気に入りは、ラストに位置(※描き下ろし以外)していた「花曇り」
「桜」ちゃんからの告白で、付き合うようになっていた「河村」くん。
えっちまでしている仲でしたが、「河村くん」は彼女の姉にして美術部時代にお世話になっていた憧れの先輩、「菫」さんを重ねていたのです。
桜は私の大事な妹だから、よろしくお願いね
…と、微笑んだ「菫さん」に、思わず秘めていた気持ちを打ち明けてしまうのでした。

うわうわ、これは5話くらいの中編でドロドロしてほしいわー
よくお昼にやってる主婦向けドラマのような、どうにもできない関係が描かれておりました。
妹「桜ちゃん」のことを気にしつつも、彼を受け入れてしまう様がやたらめったら良かったです。
こんなん大好き(笑)
教えてなんかあげないから
そのあたりのコマもお約束ながら、ひでる直撃でした。
もし、「菫さん」と2度目のえっちがあったなら、間違いなくドロ沼コースでしょう。
実は「桜ちゃん」気付いてたりしないかなぁ。

前回のシメで”コレという方向性がほしい”とかエラそうな事を書かせて頂きましたが…「久遠ミチヨシ」センセは年上漫画が良いと思います
収録では人妻、姉がそれぞれ3話づつ、さらに父の代理として頑張る「愛原清美」さんの「骨董喫茶天国」も女性のが上。
↑そちらの「菫さん」も美術部先輩ということで主人公よりも年上でしたから、合計で8話ほどがそっち系統なのです。

続いて刺さったのが、義母「西蓮寺あやめ」さんの「クライアナ」
母親の死から1年と経たずに、新進気鋭の華道家「あやめさん」と結婚した書道家の父。
それを嫌う子の「茅人」くんは、ほとんど実家に寄りつかず、また5歳程度年上の「あやめさん」とも疎遠なのでした。
母の命日にて、小雨にあたってしまった「茅人」くんは、久しぶりに会った「あやめさん」に誘われて…と、そんな感じ。

やっぱ着物でしょう。
”相反するものに惹かれる”ということで、年上の色気とたっぷりな余裕ある漫画に仕上がっておりました。
コレもいいなぁ。
「あやめさん」の語る過去もなかなかえっちでした。
ほか、隣の奥さんの野菜プレイ短編「奥さんのお野菜な日々」、やや毛色の異なる「ぼしにゃん」は人妻とその娘「沙綾」さんのWヒロインです。

ルカ姉、春日さん
※左:ルカ姉、右:春日さん
 義姉な2人です。やっぱり「春日さん」かなぁ。

田舎の有力者である父を持つ「ヒロ」くん。
母の死後、養女となった義姉「ルカ」さんとの仲は良好で、上京の際にも協力してくれていました。
しかし、久しぶりに帰郷した「ヒロくん」が実家で見た光景は…という「オワリノハジマリ」

母の死後に養女って…怪しさ満点ですよね。(※この時点で「ルカ姉」はそこそこの年齢)
描かれていた父親の行動を見る限り、「ヒロくん」がマトもに育ったのは亡くなった母と「ルカ姉」のおかげでしょう。
それだけに彼の受けた衝撃は大きく、暴走してしまうのも無理からぬところ
漫画では「ルカ姉」が身を挺して受け止めていたので、問題なさそうでしたが…どうにも引っ掛かるラストが次のドラマを予感させてくれました。

半年前に結婚したばかりの義姉「春日」さんと「ゆう」くんの「春日さんに全部!」
ヤケ酒で、欲求不満をぶっちゃける「春日さん」
その後の3ページほどは、年上女性らしい読みと行動力、そして人妻らしいえっちさを見せてくれました
これはいい!
詳細は伏せますが、実に素敵な方でしたねー。

4つ上の幼馴染み「ミズキ」姉の「初恋の彼女」は、窓越しに隣の家へ男子「ケンジ」くんから行くというシチュエーションが新鮮。
そうした姉系と共に、妹系漫画も2話ほど収録されていますが、どちらも義理の関係であったところはポイントだと思います。

まつりちゃん、ちはやさん
※左:まつりちゃん、右:ちはやさん
 行き交う足を物色するというのは、誰でも経験あることでしょう。

カラー原稿のある短編「まつりパニック!」は、大学進学でアパートを訪ねてきた義妹「まつり」ちゃんとのえっち。
…こう連続して見ると、やっぱり白黒絵のが全然巧いですね。
ぴたーと切り揃えられた髪型が好きです。
母の再婚で義妹となった「すず」ちゃんの短編「初妹。」
うん、あのくらいの年齢で出会ったなら、妹として見れないのは当然のこと。
そりゃー居辛いでしょうねぇ~。
4ページの描き下ろし「続妹。」は、それぞれカップルの共演、その後エピソードでした。

もうひとつ、シマパンな「神代ちはや」さんの「もももも!」
いきなり冒頭のシチュエーションがいいですね。
行き交う足を物色していたら「ちはやさん」を見つけた、という変態ちっくな店長「東」
一方の彼女はツインテールでややキツめな目をしており、セオリー通りにツンデレちっくなヒロインでした。
なんのかんの言って、なかなか良いカップルね。
こうした女の子には、やや規格外な変態がよく似合うと思います
そう、「柳田君と水野さん/榎本ハイツ」もそんな組み合わせでしたよねー。

しっかりとした線が綺麗で丁寧な作画です。
濃淡、バランスともに優秀で、ここは問題なし
お話によってややバラつきを感じましたが、さして癖も強くないためあまり気にならないでしょう。
変化ある演出で強弱も適度という、漫画についても巧い方ですね。
細かい点ですけれど、一部のぴったりとしたカタそうな胸が気になります。
ブラを取った際には、もうちょっとたゆんと流れてもいいのではないかなぁ…と。
特に「まつりパニック!」の回はそんなんが顕著でした。

コメディーもありましたが、あまりはっちゃけない方が刺さりました。
センセの色気あるキャラ絵とストーリーは、しっとり年上なものがいいと思います。
次は中編、あるいは長編な漫画をじっくりと見たいですねー。

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