■一緒に暮らすための約束をいくつか (陸乃家鴨)
★まんがデーター [15/15]
・絵 :■■■■■
・話 :■■■■■
・独創性:■■■■■
・属性 : [一般]ラブコメ・同居生活
・おまけ: 合間に別年齢キャライラスト・4コマ。
・その他: 9話収録、現在1巻まで発売中。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「陸乃家鴨(おかの・あひる)」センセの「一緒に暮らすための約束をいくつか 1巻」です。
携帯電話の機能にて。
おでかけナビ、というのがあるんでかすが…あれってアラーム情報まで勝手に変更されるのね。
これが問題で、設定していたアラームも着信音1で、15秒程度にされちゃうのです。
そんなんまで勝手に書き変えられたら起きれませんよ。
使えないですね、コレ。
※三浦紗那
14歳だって。いいなー、若いですねー。
■一緒に暮らすための約束をいくつか 1巻 (陸乃家鴨)
★構成・概要 一般ラブコメ
「一緒に暮らすための約束をいくつか 1巻」です。
タイトルがはっちゃけてないですよね。
詳しいところは知りませんが、センセのHPによると掲載誌「週刊漫画TIMES」に合わせて、あっさり目にしているとのことでした。
↓表紙デザインもそんなん。
そんな訳で、属性の”一般ラブコメ”
広義ではそんなんかもしれませんが…実際のところ、そうした簡単な単語にてくくれる漫画ではないかなぁ。
社会派漫画、って書くとやや大げさか。
「陸乃家鴨」センセの漫画は適当なフィクションを挟みつつも、リアルさがしっかりあって、どこか現実的。
こちらは、よりそうした部分が色濃く出た仕上がりです。
そのため、いちおうえっちシーンもありましたが、そう頻繁ではありません。
特に↓表紙とタイトルから、甘い期待を持った方は要注意(笑)
そうしたのが売りではないです。
巻数表記そのまま、次巻へと続いていく長編漫画。
漫画内の時間は結構幅広く、ヒロインは回想で7歳頃から、現在中学生に至るまで描かれていました。
他の主要キャラも同様で、なんというかそれぞれの成長具合が垣間見えたりしています。
タイトルそのまま同居のアレコレについて描かれていて、世間体とか生活費とか、漫画でよくありがちなややこしい部分までしっかり描写されているのがポイント。
★収録話 9話収録
友人夫婦が亡くなったことで、娘 「三浦紗那」を引き取ることにした「ゴロー」こと「藤木悟郎」
しかし、彼女にはしっかりと身寄りがあり、またフリーの映像作家な彼には安定した収入もなかったのです。
そのため、それぞれ関係者の説得は容易なものでなく、また学校ではロリコン疑惑も発生するなど、前途多難なのでした。
大雑把ですが、だいたいそんな感じ。
※原由加利
えっち担当、というかヒロインを霞ませるほどの活躍です。
ごく簡単には、まったく血縁のない、年の差21歳という男女の同居生活話です。
なにしろヒロインは14歳(※ちなみに野郎は35歳)です。
そりゃー、様々なドキドキ展開が期待されそうですが…先に示した通り、そういった系統ではありません。
キチンと保護者として引き取っています。
「ゴローくん」としては。
ただ、「紗那ちゃん」はまた当然ながら別の想いがあり…。
今後はどうなるのか、分かんない部分もありますかね。
ラブラブ感情のまま流れていくような漫画ではなく、そうした微妙なラインを楽しんで下さい。
ラブコメちっくな色もない訳ではないですけど、ラブ要素、えっち描写は控え目。
シリアスという単語は極端ですけど、発生するあれこれは現実的なものでした。
まぁ、この世の中そう簡単にはいかんわね(笑)
003:第1話「ひとつめの約束」
同居する2人から回想に入る、状況説明な感じ。
↓表紙そのままのヒロイン「紗那ちゃん」が可愛いです。
こちらでは両親が健在だった頃の彼女も描かれており、しっかりとした成長が伺えました。
ちょっとツリ目になったのね。
後半の父親葬儀でのシーンが実に印象的。
そちらからオチでの「紗那ちゃん」がまたキュートです。
023:第2話「とある疑惑」
普通の漫画であれば、下手すると先のエピソードの冒頭1ページだけで、次の瞬間には同居が始まっていそうですが…。
まぁ、友人だったというだけで、そこそこ年齢の女の子をあっさり引き取れるほど、簡単ではないですよね。
「ゴローくん」が普通の会社員でないことが、ここでは悪い方に作用しております。
あー、そんなものだろうなぁ。
ここで登場するのが、重要キャラ、眼鏡の素敵な「原由加利」さん。
彼の大学時代の後輩で、現在は大手広告代理店のヤリ手社員。
彼女も漫画中にて学生時代頃の姿も描かれており、社会に出て垢ぬけた感じが伝わってきます。
美人になりましたねー。
おそらく色々あったんでしょう(笑)
より事態が悪化している、後半の学校シーンが見所。
まだ発想が可愛らしい「紗那ちゃん」と、事をやんわり治める「由加利さん」に注目下さい。
直後の4コマがまた面白いですよ。
045:第3話「朝食は一緒に」
065:第4話「普通の女の子」
ようやく現在での2人となるこちら。
「紗那ちゃん」しっかりしてましたよー。
仲間内では、主婦とか言われてます。
前回なかなか鋭い所を見せていた、父方の祖母「邦子」さんの入れ知恵ですかね。
こちらで、仲の良いお友達「宮古川瑞穂」、「品川ゆい子」が登場します。
(※うち「瑞穂さん」は小学生からの友人で前回から顔を見せてますが)
その一方、「ゴローくん」の色々が後半にて。
4話はその続きで、「由加利さん」との切っ掛けほか、アレコレが描かれています。
2話のあれは方便というより、ある程度の計算づくかー。
なお、前回寸止めだったえっちシーンは、こちらで解禁。
あれは容姿とかなんとかより、モノローグにて語られるそのままシチュエーションがイイですね。
漫画でもそうした描かれ方になっていたので、「ゴローくん」と感覚共有できました。
※ヤリ手な「由加利さん」
さすが、会社興そうという人は違います。
087:第5話「とっても大事なお金の話」
109:第6話「バカと2人の女」
「由加利さん」より語られていた、なかなか重たい話の決着エピソード。
声を聞いてテンション上がる様が可愛いです。
えっちシーンもあり、また彼女が「ゴローくん」の大事な部分を占めていることもあって、1巻は「紗那ちゃん」より「由加利さん」のが目立っている印象。
特に5話でのビジネスな描写と、それに対する彼女に注目です。
あーしたものでしょうかね。
「由加利さん」は凄いなぁ。
「紗那」・「由加利」の直接対決が見れる6話目。
「ゴローくん」の想像と違い、久しぶりに泣いちゃう「紗那ちゃん」
ただ、3話でも描かれていたように…大人になりましたねー。
精神的に。
直接対決では、見事に「由加利さん」の本心を看破しております。
テキパキ料理しているなど、こちらの腕前も相当に上達していましたよ。
131:第7話「悩ましき女たち」
「紗那ちゃん」のサービスカットのあるこちら。
女の子してますね。
お友達「瑞穂さん」、「ゆい子さん」らと「ゴローくん」の初対面。
ちょっぴりセクハラですね。
「似たようなものか…」
…の発言はなかなか酷いですけど、受けた「ゆい子さん」のリアクションが可笑しいです。
オモロイ娘さんですね。
その後の「ゴローくん」の行動ですが。
あれはよく分かる。うん。
151:第8話「夏の思い出」
171:第9話「雄弁な写真」
里帰りのため、「紗那ちゃん」らが静岡へ旅行に出かけているお話。
前話オチのその後が描かれており、こちらでの「由加利さん」の行動もまた納得な感じ。
エプロン姿のキュートな彼女が見れますよ。
メインは実家にで「紗那ちゃん」に出された浴衣から。
6話にて描かれていた、「ゴローくん」の好きな人についてのお話。
「紗那ちゃん」の言っていたことは…そうかなぁ。
過敏に反応していた「紗那ちゃん」が、ついに直接指摘するまでに至っておりました。
次がどうなるのか楽しみです。
★絵柄
描き込み・濃淡が適度なまとまり。
どっちかと言うとスッキリしていますが、物足りなさはなく。
細かい部分まで丁寧で、それでいてしつこさもありません。
目につくような乱れや崩れもなく、安定感がありました。
さすがに一般でも普通に活躍されているだけあって、特にマイナス点はありません。
確かな表現力があり、コメディーからシリアスまで実にお上手。
流れとか台詞まわりとか、特に引っ掛かるようなコマも散見されませんでした。
癖はそこそこある方ですが、そう人を選ぶようなものでなく。
判断については、↓表紙か、カット絵のあった裏表紙が最適です。
※泣いちゃう「紗那ちゃん」
おまけ。可愛い娘でした。
★その他
そんな訳で「陸乃家鴨」センセでした。
こちらのブログでは何冊か紹介しており、↓下にずらりとまとめています。
結構やってますねー。
巻数またぐ単行本はなんだか久しぶり。
えー、ひでるさんは成年漫画の頃からセンセのファンなので、多少甘めかもしれません。
ただし、こちらは眠気が吹っ飛ぶくらいの漫画でした。(※ひでるさんは寝る前に漫画読むため)
ページ数以上なボリューム感覚があり、たっぷりな印象。
ただ、テンポはすこぶる良く、サクサクと読み進められました。
ぱっと派手にどうのこうのというものではないですが、完成度の高い1冊です。
読み応えのある1冊でした。
なんだか、また新たなステージを切り開かれたような感じです。
超オススメ。
★「陸乃家鴨」センセの漫画紹介記事 【全てオススメ】
「出戻り姫とニート王子」
子供と共に戻ってきた幼馴染みヒロイン、という表題の中編ほか短編を収録。
「半熟でぃべろっぱー」
オフィス機器メーカーの開発課・研究室を舞台としたラブコメ。中編がいくつか。
「司法畑でつかまえて」
珍しい司法ラブコメ漫画です。司法試験・合格後の研修模様が描かれています。
「ピンクペッパー・陸乃家鴨短編集」
「ツンデレ~シリーズ」を収録した短編集。
「未確認幼なじみ 上・下巻」
ノスタルジー感たっぷりの、ちょっと不思議なラブコメ長編。
「少年少女は××する」
エロ漫画家を目指す文学少女「加納瑞希」のお話。
「少女の妄想はいつひらく?」
「少年少女は××する」の続編。コスプレイヤー「水森夢子」が主人公。
「大正ヲトメ花壇」
「おとめ塾」の外伝を含む短編集。
「花咲け!おとめ塾」
上下巻の大正えっちコメディー。
「彼女の残り香」 ※成年
連続話・描き下ろしもあります。こちらは成年指定なので注意。
★よかったな、と思ったらクリックして下さい:【人気blogランキング】
・絵 :■■■■■
・話 :■■■■■
・独創性:■■■■■
・属性 : [一般]ラブコメ・同居生活
・おまけ: 合間に別年齢キャライラスト・4コマ。
・その他: 9話収録、現在1巻まで発売中。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「陸乃家鴨(おかの・あひる)」センセの「一緒に暮らすための約束をいくつか 1巻」です。
携帯電話の機能にて。
おでかけナビ、というのがあるんでかすが…あれってアラーム情報まで勝手に変更されるのね。
これが問題で、設定していたアラームも着信音1で、15秒程度にされちゃうのです。
そんなんまで勝手に書き変えられたら起きれませんよ。
使えないですね、コレ。
※三浦紗那
14歳だって。いいなー、若いですねー。
■一緒に暮らすための約束をいくつか 1巻 (陸乃家鴨)
★構成・概要 一般ラブコメ
「一緒に暮らすための約束をいくつか 1巻」です。
タイトルがはっちゃけてないですよね。
詳しいところは知りませんが、センセのHPによると掲載誌「週刊漫画TIMES」に合わせて、あっさり目にしているとのことでした。
↓表紙デザインもそんなん。
そんな訳で、属性の”一般ラブコメ”
広義ではそんなんかもしれませんが…実際のところ、そうした簡単な単語にてくくれる漫画ではないかなぁ。
社会派漫画、って書くとやや大げさか。
「陸乃家鴨」センセの漫画は適当なフィクションを挟みつつも、リアルさがしっかりあって、どこか現実的。
こちらは、よりそうした部分が色濃く出た仕上がりです。
そのため、いちおうえっちシーンもありましたが、そう頻繁ではありません。
特に↓表紙とタイトルから、甘い期待を持った方は要注意(笑)
そうしたのが売りではないです。
巻数表記そのまま、次巻へと続いていく長編漫画。
漫画内の時間は結構幅広く、ヒロインは回想で7歳頃から、現在中学生に至るまで描かれていました。
他の主要キャラも同様で、なんというかそれぞれの成長具合が垣間見えたりしています。
タイトルそのまま同居のアレコレについて描かれていて、世間体とか生活費とか、漫画でよくありがちなややこしい部分までしっかり描写されているのがポイント。
★収録話 9話収録
友人夫婦が亡くなったことで、娘 「三浦紗那」を引き取ることにした「ゴロー」こと「藤木悟郎」
しかし、彼女にはしっかりと身寄りがあり、またフリーの映像作家な彼には安定した収入もなかったのです。
そのため、それぞれ関係者の説得は容易なものでなく、また学校ではロリコン疑惑も発生するなど、前途多難なのでした。
大雑把ですが、だいたいそんな感じ。
※原由加利
えっち担当、というかヒロインを霞ませるほどの活躍です。
ごく簡単には、まったく血縁のない、年の差21歳という男女の同居生活話です。
なにしろヒロインは14歳(※ちなみに野郎は35歳)です。
そりゃー、様々なドキドキ展開が期待されそうですが…先に示した通り、そういった系統ではありません。
キチンと保護者として引き取っています。
「ゴローくん」としては。
ただ、「紗那ちゃん」はまた当然ながら別の想いがあり…。
今後はどうなるのか、分かんない部分もありますかね。
ラブラブ感情のまま流れていくような漫画ではなく、そうした微妙なラインを楽しんで下さい。
ラブコメちっくな色もない訳ではないですけど、ラブ要素、えっち描写は控え目。
シリアスという単語は極端ですけど、発生するあれこれは現実的なものでした。
まぁ、この世の中そう簡単にはいかんわね(笑)
003:第1話「ひとつめの約束」
同居する2人から回想に入る、状況説明な感じ。
↓表紙そのままのヒロイン「紗那ちゃん」が可愛いです。
こちらでは両親が健在だった頃の彼女も描かれており、しっかりとした成長が伺えました。
ちょっとツリ目になったのね。
後半の父親葬儀でのシーンが実に印象的。
そちらからオチでの「紗那ちゃん」がまたキュートです。
023:第2話「とある疑惑」
普通の漫画であれば、下手すると先のエピソードの冒頭1ページだけで、次の瞬間には同居が始まっていそうですが…。
まぁ、友人だったというだけで、そこそこ年齢の女の子をあっさり引き取れるほど、簡単ではないですよね。
「ゴローくん」が普通の会社員でないことが、ここでは悪い方に作用しております。
あー、そんなものだろうなぁ。
ここで登場するのが、重要キャラ、眼鏡の素敵な「原由加利」さん。
彼の大学時代の後輩で、現在は大手広告代理店のヤリ手社員。
彼女も漫画中にて学生時代頃の姿も描かれており、社会に出て垢ぬけた感じが伝わってきます。
美人になりましたねー。
おそらく色々あったんでしょう(笑)
より事態が悪化している、後半の学校シーンが見所。
まだ発想が可愛らしい「紗那ちゃん」と、事をやんわり治める「由加利さん」に注目下さい。
直後の4コマがまた面白いですよ。
045:第3話「朝食は一緒に」
065:第4話「普通の女の子」
ようやく現在での2人となるこちら。
「紗那ちゃん」しっかりしてましたよー。
仲間内では、主婦とか言われてます。
前回なかなか鋭い所を見せていた、父方の祖母「邦子」さんの入れ知恵ですかね。
こちらで、仲の良いお友達「宮古川瑞穂」、「品川ゆい子」が登場します。
(※うち「瑞穂さん」は小学生からの友人で前回から顔を見せてますが)
その一方、「ゴローくん」の色々が後半にて。
4話はその続きで、「由加利さん」との切っ掛けほか、アレコレが描かれています。
2話のあれは方便というより、ある程度の計算づくかー。
なお、前回寸止めだったえっちシーンは、こちらで解禁。
あれは容姿とかなんとかより、モノローグにて語られるそのままシチュエーションがイイですね。
漫画でもそうした描かれ方になっていたので、「ゴローくん」と感覚共有できました。
※ヤリ手な「由加利さん」
さすが、会社興そうという人は違います。
087:第5話「とっても大事なお金の話」
109:第6話「バカと2人の女」
「由加利さん」より語られていた、なかなか重たい話の決着エピソード。
声を聞いてテンション上がる様が可愛いです。
えっちシーンもあり、また彼女が「ゴローくん」の大事な部分を占めていることもあって、1巻は「紗那ちゃん」より「由加利さん」のが目立っている印象。
特に5話でのビジネスな描写と、それに対する彼女に注目です。
あーしたものでしょうかね。
「由加利さん」は凄いなぁ。
「紗那」・「由加利」の直接対決が見れる6話目。
「ゴローくん」の想像と違い、久しぶりに泣いちゃう「紗那ちゃん」
ただ、3話でも描かれていたように…大人になりましたねー。
精神的に。
直接対決では、見事に「由加利さん」の本心を看破しております。
テキパキ料理しているなど、こちらの腕前も相当に上達していましたよ。
131:第7話「悩ましき女たち」
「紗那ちゃん」のサービスカットのあるこちら。
女の子してますね。
お友達「瑞穂さん」、「ゆい子さん」らと「ゴローくん」の初対面。
ちょっぴりセクハラですね。
「似たようなものか…」
…の発言はなかなか酷いですけど、受けた「ゆい子さん」のリアクションが可笑しいです。
オモロイ娘さんですね。
その後の「ゴローくん」の行動ですが。
あれはよく分かる。うん。
151:第8話「夏の思い出」
171:第9話「雄弁な写真」
里帰りのため、「紗那ちゃん」らが静岡へ旅行に出かけているお話。
前話オチのその後が描かれており、こちらでの「由加利さん」の行動もまた納得な感じ。
エプロン姿のキュートな彼女が見れますよ。
メインは実家にで「紗那ちゃん」に出された浴衣から。
6話にて描かれていた、「ゴローくん」の好きな人についてのお話。
「紗那ちゃん」の言っていたことは…そうかなぁ。
過敏に反応していた「紗那ちゃん」が、ついに直接指摘するまでに至っておりました。
次がどうなるのか楽しみです。
★絵柄
描き込み・濃淡が適度なまとまり。
どっちかと言うとスッキリしていますが、物足りなさはなく。
細かい部分まで丁寧で、それでいてしつこさもありません。
目につくような乱れや崩れもなく、安定感がありました。
さすがに一般でも普通に活躍されているだけあって、特にマイナス点はありません。
確かな表現力があり、コメディーからシリアスまで実にお上手。
流れとか台詞まわりとか、特に引っ掛かるようなコマも散見されませんでした。
癖はそこそこある方ですが、そう人を選ぶようなものでなく。
判断については、↓表紙か、カット絵のあった裏表紙が最適です。
※泣いちゃう「紗那ちゃん」
おまけ。可愛い娘でした。
★その他
そんな訳で「陸乃家鴨」センセでした。
こちらのブログでは何冊か紹介しており、↓下にずらりとまとめています。
結構やってますねー。
巻数またぐ単行本はなんだか久しぶり。
えー、ひでるさんは成年漫画の頃からセンセのファンなので、多少甘めかもしれません。
ただし、こちらは眠気が吹っ飛ぶくらいの漫画でした。(※ひでるさんは寝る前に漫画読むため)
ページ数以上なボリューム感覚があり、たっぷりな印象。
ただ、テンポはすこぶる良く、サクサクと読み進められました。
ぱっと派手にどうのこうのというものではないですが、完成度の高い1冊です。
読み応えのある1冊でした。
なんだか、また新たなステージを切り開かれたような感じです。
超オススメ。
一緒に暮らすための約束をいくつか 1 (芳文社コミックス) (2011/10/14) 陸乃 家鴨 商品詳細を見る |
★「陸乃家鴨」センセの漫画紹介記事 【全てオススメ】
「出戻り姫とニート王子」
子供と共に戻ってきた幼馴染みヒロイン、という表題の中編ほか短編を収録。
「半熟でぃべろっぱー」
オフィス機器メーカーの開発課・研究室を舞台としたラブコメ。中編がいくつか。
「司法畑でつかまえて」
珍しい司法ラブコメ漫画です。司法試験・合格後の研修模様が描かれています。
「ピンクペッパー・陸乃家鴨短編集」
「ツンデレ~シリーズ」を収録した短編集。
「未確認幼なじみ 上・下巻」
ノスタルジー感たっぷりの、ちょっと不思議なラブコメ長編。
「少年少女は××する」
エロ漫画家を目指す文学少女「加納瑞希」のお話。
「少女の妄想はいつひらく?」
「少年少女は××する」の続編。コスプレイヤー「水森夢子」が主人公。
「大正ヲトメ花壇」
「おとめ塾」の外伝を含む短編集。
「花咲け!おとめ塾」
上下巻の大正えっちコメディー。
「彼女の残り香」 ※成年
連続話・描き下ろしもあります。こちらは成年指定なので注意。
★よかったな、と思ったらクリックして下さい:【人気blogランキング】