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■凛と都古の胸キュンDIARY限定版 (弐駆緒)

★まんがデーター [11/15]
・絵   :■■■■□
・話   :■■□□□
・独創性:■■■■■
・属性 : 成年・調教
・おまけ: あとがき、カバー裏にカラー絵(表紙とリンク)、
      ゲストページ、加筆・修正、描き下ろし4コマ、
      キャラ紹介。
・その他: カラー(6P)、短編×10
      (うち表題作・番外編×9)
      ※初回限定版は「36P小冊子」つき。
      (描き下ろし番外編、ゲストページ、ほか)

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「弐駆緒」センセの「凛と都古の胸キュンDIARY 初回限定版」です。

正直なところ「弐駆緒」センセはこちらが初見でよく知りませんでした。
本日はCD付きの百合姫コミックス春夏秋冬 初回版」をうっかり買い損ねてしまったこともあり、同様に限定で豪華っぽかったコチラにうっかり釣り上げられてしまいました。
↓表紙の濃さが微妙だったんですが…杞憂だったようです。
よかった。

そんな訳で久しぶりに、
えろいっ
…ということで。

なんだか読みづらい雰囲気ですが、「弐駆緒」で「にくしょ」と読むらしい、「弐駆緒」センセの初連載単行本です。
なるほど、この「凛と都古の胸キュンDIARY」ってーのは、もともと読者からシチュエーションを募集してそれを漫画にするという、画期的な企画だったんですか。
ヒロインの「花見川凛」ちゃんは巨乳、ツインテール、ドジっ娘、そして妹という多くのキーワードを持っているんですが、ソレがためなんですね。
いや、納得です。
それらを希望・要望を毎回取り入れ、描かれている「弐駆緒」センセの”巧みの技”は流石だと思いました。

都古ちゃんと凛ちゃん.jpg
※左:ふたなり「十乃川都古」、右:ヒロイン「花見川凛」です。
 この「都古ちゃん」もピンポイントに直撃される人も多いことでしょう。弱気っぽいのもポイントね。

主人公の「凛ちゃん」は優等生でサッカー部のエースである実の兄「花見川煉」くんのことが好き。
モテる「煉くん」にやきもきとしていた「凛ちゃん」は友人「成田香苗」の進言そのまま、思い切って告白をするのでした…。
そんな導入部。

結構酷い目に遭いながらも、さして気にせず毎回元気にえっち(笑)している「凛ちゃん」
明らかにエロい教師に対しても、「熱心にやってるから~」とかなんとか弁護していました。
天然系ですね。
そんな「凛ちゃん」以下、第2ヒロインというべきふたなりの「十乃川都古」ちゃんやチアリーディング部の女の子たちなど、どこぞの恋愛ゲームのように、タイプの違うキャラが多く控えているところがポイントです。
そうした女の子たちが様々なシチュエーションにてえっちされてしまうという、嬉し恥ずかし漫画なのよ。
ため、逆に言えばお話・ストーリーという意味では弱くなっていると思います。
連続話で考えるより、同一世界観・キャラでのオムニバスとして捉えるのが正解でしょう。

ちなみに、1話では「凛ちゃん」ら兄妹があっさりえっちしちゃってます。
まぁ、近親の微妙な緊張感、ドキドキ感を楽しむ漫画ではないんですが…。
躊躇せずに調教を施しはじめる兄「煉くん」なんですけれど、告白されるまで手を出していなかったところはちょっと不自然よね。
また、Fカップ巨乳の妹「凛ちゃん」ですが、自転車の後ろに乗せてようやく”胸でかい”って感じてたりして。
あったらそれはそれで困りますが、まったく興味なかったのか?
ほか、集団にされてしまったり、弟さんといたしてしまったり、とか色々ありながらも、すらすら流れるように進行していました。

この漫画はまだ続いているようです。
基本的に季節・帰結のない系統で、また多くのキャラがおりますから、支持さえあれば成年で二桁単行本も夢ではないかもしれません(笑)
ムリか、どうか?
とにかく、こっそり応援させて頂きます。
今後も頑張って下さい!!

戦士の凛ちゃん.jpg
※おまけの小冊子収録「戦士の凛ちゃん」です。
 期待通りのどえっちーな展開ですよ。いますぐ書店へゴー!!

なお、おまけの小冊子は店頭・裏表紙にてちらりと確認ができます。
こちらは本編の番外編なんですが、触手にゅるにゅるという展開で、それ好みな方は直撃されることでしょう。
本編以上にハードなので、そういったのが苦手な人は注意。
詳細なキャラ紹介もあったり、あとがきに書かれていた「単行本本体より手間かかった」というだけの出来栄えです。
こりゃー限定を手に入れるしかないですね!

ごっちゃりでやや濃い目な絵柄。
えっち描写は動きがあり、刺激も強いもので、また内臓表現があったりします。
とかくえろえろなんですが、ちょいハードなので好みが分かれるところだと思います。
嫌いな人は注意。
ちょこちょこあるパンチラはたいていシマパンだったり、所属がチアリーディング部だったり、ふたなりだったり…。
さすが、こうした点は徹底してますね(笑)

2コマ程度の出番でしたが、ひでるさんとしてはなにげに「凛ちゃん」のお母さんが良かったです。
こうした大人っぽい女性も好いですね、巧いですね。

凛と都古の胸キュンDIARY.jpg

凛と都古の胸キュンDIARY / 弐駆緒

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tag : ツインテールチアリーディングパンチラ百合姫コミックス

■かみちゅ! (鳴子ハナハル)

★まんがデーター [13/15]
・絵   :■■■■□
・話   :■■■■■
・独創性:■■■■□
・属性 : 神様・あたたか
・おまけ: カバー裏は表紙の鉛筆絵(1、2)、
      おまけラフ画(1)、大幅加筆修正(2) 
・その他: 全2巻、原作「ベサメムーチョ」、
      表紙はちょっといい紙質。
            
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「鳴子ハナハル」センセの「かみちゅ!」です。

このブログでは成年漫画とか一般でもそれに近いえっち系を紹介することがやたら多いんですが…。
たまにはちょっとイイ話を、ということで、今回は「鳴子(なるこ)ハナハル」センセの「かみちゅ!」にしてみました。
しっかりとした骨組みある漫画ですから、特にひでるさんと同年代かそれ以上くらいの”会社勤めされている方”にはぴったりだと思います。
読み手によっては泣ける話もあったりしてオススメですよ。

1巻はじめの絵.jpg
※比較画像①:1巻はじめの絵です。

こちらアニメでもやっていたそうなんですが、ひでる未見。
いつやってたんでしょう。
なお、アニメ版は文化庁メディア芸術祭にて優秀賞をとったようです。
それがどれだけ権威あるものかは知りませんが、おそらく凄いことなのでしょう。
さて、漫画版の「かみちゅ!」は2巻帯文句にて「オリジナルエピソード満載!!」とあるところから、原作なぞらえるだけでなく、オリジナルを交えたタイプなようでした。
それが成功だったのかどうかはよくわかんないですけれど、知らぬ身では楽しめました。

「神様になっちゃった」
そんな訳で、平凡な中学生「一橋ゆりえ」は昨日から神様になったのでした。
…これ、冗談でもなんでもなく、とっかかりはそんなん。

とりあえず本人が自覚できるような何かがあり、中学生の「ゆりえちゃん」は神様になった様子なの。
(※ちなみに、タイトルにもなっている「かみちゅ」は中学生の神様だから)
そのあたりが気になるんですが…経緯や詳細は語られておりません。
読み進めるうち、そんなんはどうでもよくなるのです。
そんなお話なんですね。

ゆりえちゃん.jpg
※かみちゅ、こと新米神様「一橋ゆりえ」さん。
 左は入浴シーン。まぁ、まだ中学生とのことですから…これからどうにかなる、かな?

なんというか、簡単に書くと名作モノっぽいつくり。
ちゃんと神通力をもち、あちこちでその能力や奇跡を起こしているんですが、それを利用しようして利を得よう(※友達の「祀さん」が多少ソレっぽいですが…)とか、確保してどうにかしようという者はおりません。
また、周囲だけでなく、それと自覚した本人も、対応に違いはあるもののいたって普通。
貧乏神を押さえ込むほどですから、かなり強い力がありそうなんですけどねぇ。
気弱で大人しい「ゆりえちゃん」の性格もあって神々しさは必要以上に薄く、確かに隣にいても御利益なさそうですが。

周囲に起こる事件は大小様々なんですが、どちらにしても優しく暖かな解決となっています。
悪魔と対決とか、天罰下すとか、そんなんはありません。
神様になった経緯とかをぼやかしているのもそうなんですが、ほんわかした中途半端(←毎度ながらいい意味ですよ)な…そうですね、古い言葉ですがファジーな感覚ですよ。
物事に白黒つけるのも時に大切ですが、「曖昧」の大事さを教えられているような気がしました。
それを訴えたかったのかどうか、わかんないですけれど(笑)

誰にも似たような経験があるだろう、「ゆりえちゃん」が迷子(笑)になるお話、8話「ひとりじゃいられない」(1巻収録)とか、慣れない土地で厚遇されているのに疎外感あるという前後編「トモダチの関係」(2巻収録)が秀逸。
物事が思い通りに運ばないことに加え、やたらに特別扱いされてしまい、路地裏で一人涙する「ゆりえちゃん」
そんな様に感情移入できるひでるさんは立派なおっちゃんですね。
典型的ないじめてキャラです。

2巻後半の絵.jpg
※比較画像②:2巻ラストの絵です。

ペンにて背景や細かい部分までしっかり描かれる「鳴子ハナハル」センセ。
素朴で懐かしい感じの作画ですね。これは…もしかして故意にそうしてるのかな。
こちらでも紹介している妖怪漫画「もっけ/熊倉隆敏」と同系統でしょう。
ゆるりとした曲線で広い輪郭が特徴。
全体的には安定しているんですが、特に後半(2巻)ではそれが増しておりました。
そんな、「かみちゅ!」とぴったりなセンセなんですが、HPによると成年漫画も描いていたんですねー。
ちょっと意外でしょ。
今度は是非そちらも見てみたいです。
今後は難しいのかな、どうかな?

そんなこんなで、全2巻という短い中でしたが、一連のエピソードにて各キャラは深く丁寧に描きこまれておりました。
ラストも1巻からの流れに合った、非常に良い終わり方です。
仕事に疲れた頃に見ると癒されるでしょう。

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tag : メディア芸術祭文化庁貧乏神

■Mの二重奏 ~アンサンブル~(錦ヶ浦鯉三郎)

★まんがデーター [7/15]
・絵   :■■□□□
・話   :■■■□□
・独創性:■■□□□
・属性 : 成年・お尻
・おまけ: あとがき。 
・その他: 短編×9。
            
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「錦ヶ浦鯉三郎」センセの「Mの二重奏 ~アンサンブル~」です。

昨日に引き続き、ちょっと読むのにしんどい名前の漫画家さんですね。
「錦ヶ浦鯉三郎」で、「にしきがうら・こいざぶろう」って読むそうです。
案外そのまんまなんですが、意外と実際にいそうな雰囲気ありません?
…ないですか、ああそうですか。

HPによると、「錦ヶ浦鯉三郎」センセは現在連載の「大凶女神」で苦労されているようでした。
やっぱり漫画家さんは大変です。
そんな記述の中に、ちょっとだけ気になる文がありました。
一昔前まではエロの連載は売れないと言われていたが、最近はそうでもない」(※HPより抜粋)
…そうか、だから同タイトルの続きモノもあちこち出るようになったんですね。
昨日の4コマ漫画といい、時代は漫画界でも確実に動いているようです。

「Mの二重奏 ~アンサンブル~」は全てのタイトルが英語表記の短編集です。
(※あまり難しいものではないので、ヒマな人は調べてみるのもいいでしょう)
全体的には教師や生徒など学園モノが多く、他に漫画内では”野良猫”と言い張っている猫耳な娘も登場してます。
なお、クラッシックなタイトルですが、そんな関係の漫画はいっさいありません。
最近流行のクラッシック漫画と間違えないように。(←それはない)

篠川彩名さん・珠重部長.jpg
※左:眼鏡の「篠川彩名さん」、映研部長「珠重さん」です。
 その座り方はどうかと思う「珠重さん」は素直になれない幼馴染みのフォーマットキャラでした。

幼馴染みの4人組の中には女の子が一人混じっていました、という「Loseness Fragment」
昔と変わらぬ調子な皆を置いといて、主人公の「シンゴ」くんだけは日々女っぽくなる「アキラ」ちゃんのことを意識するようになるんですね。だいぶ胸が大きくなってきてる「アキラちゃん」ですが、本人まださして自覚が薄い様子なの。
こんなんいいですよね、なんだか懐かしい感じで。
当初読んだ時には気付きませんでしたが、えっち前に「アキラちゃん」が「シンゴくん」へちらりと送った視線はラストの台詞といい、意味深なものだったのかもしれません。
いろいろしちゃっていながらも、友達の関係を守り続けた彼女は最も大人だったのかなー、なんて。
いいなぁ、「アキラちゃん」
でも避妊はしておきましょうね。

受験を控えたお兄ちゃんのために千羽鶴を折ったりする「瑚乃実(このみ)」さんの「Season Impossible」
彼女はよく成年漫画に見掛ける「お兄ちゃん好き好き」ってな感情ではなく、無垢に何かしてあげたいという、やや勘違いっぽい想いを持っている「瑚乃実さん」は独特でちょっと新鮮。
そんなんですから、お兄さんの彼女にも好意的で、さらには…
このみの体で性欲処理していいから!
なーんて言葉も出てしまうのでした。
その後の畳み掛けるような台詞といい、困った妹さんです。
ちゃんと教育してあげて下さい(笑)

なお、「錦ヶ浦鯉三郎」センセはお尻好きなようなので、↑上のデータもそうしてみました。
可愛い絵柄ながら、無理やりなパターンのが多かったのがちょっと意外です。

さて、こちらは古いもので2004年11月、新しいものだと2006年5月という、約2年間の集大成。
ちょろちょろっとですが、やはり絵柄が変わっちゃってます。
細線のあっさり絵。
ページ全体はごっちゃりで、白が目立ちます。
やや荒さもありますが、漫画によってはしっかりとしていました。
これからに期待しましょう。

また、センセのカラー絵柄は爽やかで見栄えいいものです。
これは↓表紙もそうですが、どちらかというとひでるさんに刺さったのは裏表紙にある背中からの立ち絵でした。
後姿のがいいかも、とか最近思うんですが、こんなんは歳とった証拠ですね。
センセのHPによると、裏表紙背景の漫画カットは編集さんから要請だったそうなんですが、これが判断の助けになります。
編集さん、いい仕事してますね。

Mの二重奏.jpg

Mの二重奏 / 錦ヶ浦 鯉三郎

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tag : 千羽鶴

■抱いて… (中山哲学)

★まんがデーター [12/15]
・絵   :■■■■□
・話   :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : 成年・巨乳
・おまけ: あとがき、ゲストページ、カバー裏にキャラ解説、
      描き下ろし漫画「AFTER ~理恵さんの場合」。
・その他: カラー(8P)、短編×9(おまけ省く)、初単行本。
      
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「中山哲学」センセの「抱いて…」です。

ゲストページを見ると「いとうえい」センセのアシスタントをやっていたようで、いとうちっくな色も見える単行本。
そんな訳で「いとうえい」センセのファンであるひでるさん的にど真ん中ストライクな漫画でした。
そんなこんなで、今回↑評価はやや甘めであるかもしれません。

名前がお堅い「中山哲学」センセのファースト「抱いて…」です。
冒頭からの「すなおになって…」と、続く「どっちにするの?…」は実はキャラがかぶる連続話。
単行本のカラーページを一人でしっかり勝ち取った「藤原早苗」母さんが1話目、メインの女の子が眼鏡の同級生「林田凛」さんとなるのが2話目です。(※ちなみに2話目でも「早苗母さん」しっかり加わっておりますが)
この二人、年齢差がどれくらいあるのか…正確に知るのがおっかない感じですが、「早苗母さん」は性格からロリ巨乳な容姿まで明らかに「凛さん」より若い。若すぎ。
えぐえぐ泣いたり、ぽてぽて・たぱたぱ歩いたりしてます。
こんなん母親だったら、そりゃー親子関係もおかしな事になりますわね(笑)
普通の人妻モノとは違うので、そんなん苦手な人も大丈夫だと思います。
…と言うか、ソレ好みな人には逆に合わないかな。

早苗母さん.jpg
※こちらが「藤原早苗」さん。息子に怒られていじいじしてますね。
 お風呂場へも「じゃーん」なんて感じで元気に進入してきます。困った人です。

校内では堅物として知られる先生が、家ではだらしなーく豹変するお話「先生だって甘えたい」
こっちも甘えたいですが、先生も甘えたいでしょうね。ええ。
ちょっと野暮ったいほどの黒眼鏡な「純子」先生はまるで「おねがいティーチャー」ちっくな容姿のキャラでぐー。
しかし、風邪で調子悪いとはいえ、パンツ丸出し(黒)で玄関出てはいけませんね、「純子先生」。
窓ガラスにびたーと押し付けられる描写はえっちでした。
話としては王道展開でしたが、オチまでよくまとまっていて良かったです。

容姿で言えば、「男でしょ!」に登場する体育会系な妹「伊織」ちゃん。
ショートカットで巨乳、付け加えて一部に熱狂的なファンがいる(らしい)スパッツ着用です。
脱がないまま、ってーのは趣味な人の趣向を的確に捉えた好判断でしょう。
そんなん好きな方にはオススメです。

伊織さんと優ちゃん.jpg
※上:体育会系な妹「伊織ちゃん」がさつだけど胸は大きいそうですよ。
 下:内気なのに自己主張の激しい爆乳をもつ「森下優」さんです。スク水がヤバスギです。

はっきりとした線で全体的にトーン・ベタが多く、濃淡強めな絵柄。
雰囲気としては前述したように「いとうえい」センセな系列ですが、やや濃い目だと思います。
表情など、可愛らしーく描かれる方です。いわゆるロリではありません。
大きめな胸が特徴でして、曲線がたおやかで健康的な感じでした。
カラーでもあまり変わらない方ですけれど、単行本裏表紙には漫画中のカットがあるので、そちらを参考にするのが良いでしょう。

ちなみに、カバー裏のキャラ解説は全員ヌードでうはうはでした。
初単行本とのことですが、全体的にレベル高く作画も安定しており、それを感じさせない仕上がりでした。
今後も楽しみですね。

抱いて….jpg

抱いて… / 中山 哲学

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tag : アシスタントショートカットスパッツ

■大江戸せくすぽっぷ (中津賢也)

★まんがデーター [9/15]
・絵   :■■■■□
・話   :■■□□□
・独創性:■■■□□
・属性 : 江戸・ギャグ
・おまけ: ゲストページ「柴田昌弘」センセ、
      カバー裏に別絵(表紙とリンク絵)
・その他: カラー(4P)、現在は1巻まで発売中。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「中津賢也」センセの「大江戸せくすぽっぷ 1巻」です。

昔から色々漫画を描かれている「中津賢也」センセですが、思い出すのはやっぱり「桃色サバス」ですね。
あちらはギャグとセクシー、たまに格闘と感動が良い比率でまざった、良質な漫画でした。
これはセンセ独特な毎度おなじみパターンでして、完成・確立されたものなのです。
先の「妖怪仕置人」もそうですが、今回の「大江戸せくすぽっぷ」もそれは同様。
良く言えばセオリー通り、悪く言えばマンネリなのでした。

お千鶴ちゃん.jpg
※こちらがミニな着物がセクシーなヒロイン「お千鶴ちゃん」ですよ。
 下では手が取れてますが、すぐ元通りになります。明るい娘ですね。

大江戸というタイトルが示す通り、センセお得意な歴史モノです。
舞台は江戸時代
魂の着脱が自由にできる”沁魂屋”の主人公「瓢馬」くん。
その妹「お千鶴」ちゃんは人形師「ジュンザブロー」が制作し、「瓢馬」が魂を入れた性交人形(ダッチワイフ)なのです。
若い頃の行いを反省する「瓢馬」くんは罪滅ぼしのため、奉行所の手伝いをするのでした。
だいたいこんなお話。

出来がいいとはよく言ったもので、ヒロイン「お千鶴」ちゃんは人形なんですが、表情豊かで綺麗な身体は人間そのもの。
逆に、彼女以外の魂を吹き込まれたカラクリたちは継ぎ目なども残り、脱いでもえっちと言うより不気味。
えー、こんなん見ると、ひでるさんはどうしても、「吸血姫美夕」の「爛佳」(※漫画は「爛火」です)を思い出してしまうのですよ。
こわい・こわい。
そんな訳で、旧漫画にあったようなセクシー度は激減していると言えるでしょう。
また、”顔から姿形まで自由自在に変化可能”という「お千鶴」ちゃんの設定は都合よすぎでなんでもありなため、やや話が平淡になっているように感じました。
なにしろ怪我は修理すれば完治しますし、戦闘仕様の人形相手に一歩も引かないなど、現在のところ弱点らしいものがないんですね。

残念だったのが、「瓢馬」くんらの過去が描かれた第五話。
ここは二人の大きな分岐点となる、物語として大変に重要なエピソードなのですよ。
それなのに、なんだかあっさりとして重くないんです。響かないんです。
駆け足気味に、1話だけで終わってしまうのは要因の一つかもしれません。
中津センセなら、もっと巧く描けると思うんですけれど……。

同じような人形モノ漫画では、「時計じかけのシズク/海野螢」とか「こはるびより/みづきたけひと」とか「てりぶるマシンツインズ納都花丸」などが記憶にありますが、この「大江戸せくすぽっぷ」は最も方向が定まっていない印象です。
2巻以降の巻き返しに期待しましょう。

しっかりとした強い線の安定した作画。
すらりと高く、輪郭含めて細長いのが特徴。コメディー時の崩れ方はセンセ独特です。
濃淡はやや白めですが、見やすい絵に仕上がっております。
ちなみに、非常に絵の巧い方には違いないですけれど、あまりえっちな雰囲気はないんですね。
(※まぁ、だいたいコレはそういった漫画でないですが)
何というか、たとえ全裸でもスポーツ的な感じがするんですよー。
逆に、女性ほか幅広い層でも抵抗感なく楽しめる、と言えるのかもしれません。

絵で言えば……ゲストページにて「柴田昌弘」センセが描かれた「お千鶴」ちゃんのがぐっときてしまいました(笑)
こりゃ、ごめんなさい。

大江戸せくすぽっぷ.jpg

大江戸せくすぽっぷ 1 (1) / 中津 賢也

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tag : 江戸時代コメディー

■ナイロン100% (ナイロン)

★まんがデーター [9/15]
・絵   :■■■□□
・話   :■■■□□
・独創性:■■■□□
・属性 : 成年・色々
・おまけ: あとがき、ゲストページ。
      カバー裏に4コマ。
・その他: 初単行本、カラー(32P)、短編×15。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「ナイロン」センセの「ナイロン100% NYLON100%」です。

アマゾンで見た↓表紙の水彩画みたいな感じでちょっと期待したんですが…。
悪くないけど良くもない、かな。
正直な感想としては「次回作に期待!」という単行本でした。
…と、導入からいきなり批評になってしまいました。
すみません。

そんなこんなで、今回は「ナイロン」センセの初単行本、お名前そのまま「ナイロン100% NYLON100%」です。
さて、なにゆえ上のような感じになっているのか。
その最大要因は絵柄なんですが、やったらコロコロ変わるんですよ。
極端に言うと、3人くらいの漫画家さんが参加した、アンソロジー作品集みたいです。
ちょっと驚きました。
それくらいに違うんですよ、安定していないんですよ。
…あ、でも逆に言うと……芸達者と言えるかもしれませんね。
全て計算づくでやっているのかもしれないですし。

お話はえっち漫画らしく、とりあえず事が始まっちゃう系統。
やや強引ながらも、えっち漫画の王道展開です。
全体的に、女性がやたら積極的に描かれているのが特徴でしょう。
そんな訳で、暗かったり不幸だったりという、重いものはありません。
(※逆にコメディーはないので、明るく楽しい話もないです)
また、コレという属性・方向性に欠けるため、幅広い反面で特徴がないのです。

ナイロン100%サンプル
※そんなこんなで、サンプルにいくつか並べてみました。
 ちょっとわかりづらいですかね。左上が最も古く、右上が最新となっています。

冒頭の「ヌルい関係」は前に紹介した「ろーぷれ」みたいなローションえっち漫画。
単にえっちするだけの話なのでなんもありませんが、カラーでえっち度は高めです。

ちょっと懐かしい雰囲気が漂う「6月の教室」がひでるさんのオススメ。
主人公「直樹」くんは廃校になった学校へふと立ち寄りますが、そこで同級生の「牧野」さんと偶然再開するのでした。
…そんな感じのお話。
社会人な方はぼんやりと昔の光景が脳裏に浮かぶことでしょう(笑)
こちらは絵も話も落ち着いていて良く、ノスタルジーに溢れています。
ラストの切り方が実に巧いですね。

それと似た「バットと少年」はサスペンスちっくな良作。
ひでるさんはひぐらしノイローゼなので、「ひぐらしのなく頃に」とダブらせて読んでしまいました。
ちょっと展開が読める漫画なんですが、これでいいと思います。

ちょっとロリっぽい女の子が登場する「満個室」
こちらはラストの1ページで評価急上昇な作品でした。
あんな告白しちゃう女の子もスゴイですが、えっち漫画なのに普通に答えている男子も地味に凄い。
まぁ、ページ数の関係なんですけどね。

牧野さん
※ひでるお気に入り「6月の教室」のヒロイン「牧野さん」です。
 こう見えて、小学生の昔からかなり積極的な娘さんです。いいなぁ。

カラーページが多い単行本でして、カラー漫画が4作品も収録されています。
わざとなのかな、どれも塗り方が違い、別人の作品なようでした。
どれも絵柄と合っているんですが…やっぱり不安定。
線は濃く目立つ感じで、やや荒れ気味。
全体ごっちゃり描かれる方で、ページはやや黒めです。
すっきりとしてる時もあれば、雑な感じがする時もあるんですね。
時期が一番古いもので2003年5月、最新は2006年9月でした。
だいたいは2005年、2006年の作品なんですが、そういう時期的なものが影響していると思います。

そんなこんなで、計算づくで絵柄を変えていたとしても、「不安定な単行本」という印象。
冒頭で”次回作に期待”と書きましたが、次は安定するかなー、という期待を込めております。
悪くはない単行本ですから、チャレンジしてみるのもいいでしょう。

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genre : アニメ・コミック

tag : コメディーアンソロジーサスペンスひぐらしノイローゼ

■女神さまの言うとおり (中田ゆみ)

★まんがデーター [7/15]
・絵   :■■□□□
・話   :■■□□□
・独創性:■■■□□
・属性 : 女神・学園
・おまけ: あとがき(1,2)、次回予告(1)、
      おまけの漫画(1)
・その他: 全2巻。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「中田ゆみ」センセの「女神さまの言うとおり」です。

ひでるさんは「レンタルラバー」から見知った「中田ゆみ」センセ。
(※この漫画は話も好きです)
こちらでは、以前「おさわがせ弁天寮」を紹介しましたが、今回は全2巻の不思議ちっくラブコメ「女神さまの言うとおり」です。
…まぁ、帯の言葉をそのまま拝借しましたが、さして不思議さはありませんね。
いつものとおり、ほんわりとした絵柄とコメディー色が強い、ちょっとえっちなラブコメ漫画に仕上がっております。

山深い田舎の村「女賀巳村」に新任教師として赴任した「久保田剣治」くん。
歓迎会で酔わされると、不可思議な村の儀式「ヒメゾメ」に参加させられてしまうのでした。
かなりはしょりましたが、だいたいそんなん。
この地一帯を守護する女神「御流千波也(みながれの・ちはや)」ほか、登場する神様たち。
おそらく皆それなりの能力を持っているんでしょうが、よくある漫画と違って、さして使わないところが特徴。
神様と言ってもほぼ人間そのままなので、変なバトル展開もなく、センセ独特なのんびりムードです。

物語の中心人物にして正ヒロイン、「遠藤早夜」はその「千波也」さまとちょくちょく入れ替わるんですが、ちょっとした表情の変化と態度でガラリと色っぽくなるのがなかなか良いですね。
女子高生は尻で勝負、ということで、こちらはパンチラ要員。

早夜ちゃんと千波也さま
※上が早夜ちゃん、下が千波也さまです。
 ひでるさんとしては…千波也さまですね(笑)あのツリ目に射抜かれました。

女教師は乳で勝負、ということでポロリ要員なセクシー担当、同僚「真鍋先生」のやたらデカイ胸はやっぱり不必要なまでに強調されています。
こんなんは「中田ゆみ」センセのお得意パターン。
2巻ではまともにえっちシーンもあるので、大きいの好きな人はいいかもしれません。
とりあえずなんやーかんやとえっち方向へに流れていく漫画です。
何も考えずに楽しめる系統なので、頭すっからかんにして読むのがいいでしょう。

うめぼし嫌い
※おまけ・早夜ちゃんはうめぼしが苦手。

やわらかな細線の優しい絵柄。
トーンを散りばめた、ふんわり・ほんわかとした感じの特徴的な人物絵です。
はっきり人を選ぶ絵柄なので、よくよく気をつけて下さい。
↓表紙のカラー絵は雰囲気違うので、判断になりづらいかもしれません。
ちょっと少女漫画っぽい系統だと思います。

1巻はいつも通りな中田パターンでして、正直「どうかなー」と思っていたひでるです。
でも、2巻揃って読んでみると、これでなかなかイイ漫画でした。ええ。
絵柄に抵抗感なければ、オススメです。

女神さまの言うとおり(2)(完) 女神さまの言うとおり(2)(完)
中田 ゆみ (2006/09/29)
実業之日本社

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女神さまの言うとおり 1 (1) 女神さまの言うとおり 1 (1)
中田 ゆみ (2006/01/28)
実業之日本社

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theme : マンガ
genre : アニメ・コミック

tag : ラブコメコメディー少女漫画

■いぬみみ (中島零)

★まんがデーター [9/15]
・絵   :■■■■□
・話   :■■□□□
・独創性:■■■□□
・属性 : ラブコメ・犬耳
・おまけ: あとがき(1,2)、折り返しに4コマ(1,2)、
      キャララフ(1)、ミニポスター(1,2)
・その他: 現在は2巻まで発売中。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「中島零」センセの「いぬみみ」です。

いきなりですが、この漫画まだ続くんですね。
Saint Demonish Night」が好きなひでるさんとしては、ぜひ「中島零」センセに成年復帰してほしいんですが…。
もう無理なのかな。
センセのすっきりした女性キャラと、明るく楽しげな感じが実に良かったんですけれど。

まぁ、とりあえず「いぬみみ」
主人公「城ノ崎優一郎」が海外ホームステイから帰国すると、飼っていた三匹の犬は科学者の父親によって人間になっていたのでした。
簡単に説明するとそんなん。

猫耳はよく聞きますが、こちらは犬耳なんですね。
ちょっとイイ話を織り込みつつも、基本はコメディーな漫画です。
なので、細かいところにツッコみを入れるのは、読み方として間違いであるかもしれません。

…でもねぇ、室内犬を飼っているひでるとしては、あちこちが気になるんです。
「エルガ」、「リノ」、「ルナ」の3名(匹?)は設定として、身体だけ人間になっている筈なんですね。
言葉などのややこしい事柄はとりあえず置いといて、その行動とかを見てると…これは犬じゃない。犬がそのまま人間になったと考えて、ああはしない。
普通に読んでいると、そう考えてしまうんですよ。
そんな訳で、妙に冷める。こりゃだめだ。
同じ犬ネタなら、「いぬかみっ!2巻」にあった、「ご主人さまを独占するため、他の犬を排除した」の一言のがよっぽどソレっぽく感じます。

いぬみみ・サンプル
※サンプル。上下とも右の娘がヒロイン「エルガ」ちゃん。
 そう、確かに尻尾触られるのは嫌がりますよねぇ。

あまり知識ない方が、単純にセクシーラブコメとして楽しめるのかもしれませんね。
ちなみにパンチラとか下着姿などは頻繁ですが、えっちはありません。
ちょっと注意。

はっきりとした濃い曲線な絵柄で、全体的に安定感があります。
コメディ時の崩れ方や服の質感など抜群に巧く、ページが混雑しても見やすい漫画となっています。
目もそうなんですが、口と髪の毛に大きく特徴ある方ですね。
カラーでもほぼ変化しないので、↓表紙で判断できます。
若干癖のある絵なので、よく吟味して下さい。

そんな訳で、ひでるには刺さらない漫画でした。
こう書くと身も蓋もないですが、別にわざわざ犬を人間にしなくてもいいような…。

いぬみみ 1 (ジェッツコミックス)いぬみみ 1 (ジェッツコミックス)
(2006/06/29)
中島 零

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いぬみみ 2 (ジェッツコミックス)いぬみみ 2 (ジェッツコミックス)
(2006/12/21)
中島 零

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いぬみみ 3 (ジェッツコミックス)いぬみみ 3 (ジェッツコミックス)
(2007/07/27)
中島 零

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tag : ラブコメコメディーパンチラ

■蒼海訣戰 (納都花丸)

★まんがデーター [14/15]
・絵   :■■■■■
・話   :■■■■□
・独創性:■■■■■
・属性 : 戦記・差別
・おまけ: あとがき4コマ。 
・その他: 現在は2巻まで発売中。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「納都花丸」センセの「蒼海訣戰」です。

思わぬ事態で二日休む羽目になってしまいました。
すみません。
正直、まだ本調子でないので簡単に。

えー、書店ではよく「戸川花丸」センセとカン違いしてしまう「納都花丸」センセ。
最近はすっかり成年漫画から離れてしまってちょっと残念ななんですが、今回はそんな一般漫画「蒼海訣戰」です。

秋津人(あきつじん)の陸軍大尉「三笠光清」の弟追那人(おいなじん)の「三笠真清」は津州(つしま)国の水軍志官寮へ主席で合格し、軍人への道を歩むのでした。
だいたいそんな感じ。
簡単に書くと、異世界の旧日本っぽい国に姿からして違う三種族が共存してるって感じですね。
その追那人ってのが↓表紙の主人公「三笠真清」でネコ耳(※尻尾もあります)なの。
そんな訳で「~人」って差別が横行している世界です。ちょっと重い話です。

壱代さま
※今後はもうちょっと出番増えるかな?皇女「壱代さま」です。
 上下のギャップがいいですよね(笑)

とりあえず専門用語とかややこしげな設定が多く、全てを把握しようとすると難儀するでしょう。たぶん。
…でも、読み進めていけば、案外漫画の楽しさが自然と把握できるようになっています。
センセ自身「間口狭い」と書かれてましたが、その通りかもしれません。
変な話、2巻から読んだほうが華やかで楽しいので、引き込まれると思いました。
とりあえず軍事モノなので、その知識が多少あった方が読みやすいでしょうね。

細く丁寧な線ですっきり気味。
崩れた顔も巧い方ですね。
人物・明暗など全てにおいてバランス良く、非常に見やすい絵であると思います。
「納都花丸」センセの描かれる女の子の可愛さは抜群なんですが、残念なのはその出番が少ないことでしょうか。

色々訴えたいことがあるようで、自然と敷居が高くなっているようです。
まぁ、とりあえず色々問題がありつつも楽しく前向きな漫画に仕上がっております。
ひでるさんは…正直センセはコメディー漫画のが好みなんですけどねぇ。

蒼海訣戰 第2巻 蒼海訣戰 第2巻
納都 花丸 (2006/12/09)
一迅社

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蒼海訣戰 1 (1)    IDコミックス REXコミックス 蒼海訣戰 1 (1) IDコミックス REXコミックス
納都 花丸 (2006/06/09)
一迅社

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theme : マンガ
genre : アニメ・コミック

tag : 陸軍コメディー

■大和撫子〇〇七 (野上武志)

★まんがデーター [11/15]
・絵   :■■■□□
・話   :■■■□□
・独創性:■■■■■
・属性 : 成年・スパイ
・おまけ: あとがき、おまけ漫画「番外編」、
      カバー裏に漫画「カバー下は無法地帯」
・その他: 短編×11(全て表題作)
      
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「野上武志」センセの「大和撫子〇〇七」です。

えーひでるさんはあまり知りませんでしたが、イラストなどで活躍されている「野上武志」センセの成年向け初単行本。
どちらかで絵を見た記憶のある方も多いでしょう。
こちらに登場するキャラたちは他作品からの流用・オールスターなシステムらしく、センセをよくご存知な方には嬉しい構成。
…でもね、できれば初見の読者向けに、キャラクター紹介的なページを入れてほしかったです。
(※番外編がちょっとそれっぽいんですが、全員ではないですし)

21世紀初頭、日本政府が整備した諜報機関・情報七課。女性たちが色仕掛けで調査することから、その通称が「大和撫子〇〇七」と呼ばれていたのでした。
だいたいそんなん。
基本線はいわゆるスパイものでして、コマ外には専門用語説明などもある、珍しいえっち漫画となっています。
逆に言えば、やや敷居が高め。
解説も面倒に感じる人がいるかもしれません。
ちょっと危険なネタもあったりして、そのあたりが分かる人には楽しめるでしょう。
話としては「神遊エオナ」一尉の登場する第参話がよくまとまって、良い感じでした。

神遊エオナ
※彼女が「神遊エオナ」一尉。何と言うか…かっちょえー方ですね。

全体として明るい雰囲気なエピソードが多く、ハラハラするような危機一髪シーンがないのがちょっと残念。
また、ほとんどの話に顔を出している局長・大山さんは↓表紙に登場するなど準主役(?)っぽい扱いなんですが、えっち率低めなのがこれまた残念でした。

絵柄が各話によって微妙に違うように思いました。処理か、あるいは時期が異なっていたんでしょうか?
(※時期なんですが、初出一覧なかったので不明)
あるいは、力の入れ具合に差があるのかもしれませんね。
あっさりとした人物絵で、横長に描かれる目が特徴。
決して下手ではないんでしょうけれど、あまり巧く見えない箇所が何点かありました。
↓表紙も…えっちまんがとしては正解なんでしょうけれど、内容を考えると、軍服で控えめな方が良かったかなー、と思いましたよ。
(※ファンの方、ごめんなさい。あくまで個人的な主観です)
カラーでもだいたいそのまんまですから、表紙・裏表紙で判断して下さい。

とりあえず絵・話共に人を選ぶ漫画です。
スパイ・軍事みたいなネタが好きならば、大いに楽しめるでしょう。
まったく興味ない方は…見送った方がいいかもしれません。

大和撫子00七 大和撫子00七
野上 武志 (2006/11/25)
富士美出版

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theme : マンガ
genre : アニメ・コミック

tag : オールスター諜報機関

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