■ぴゅあラブどきパラ (比呂カズキ)
★まんがデーター [10/15]
・絵 :■■■■□
・話 :■■■□□
・独創性:■■■□□
・属性 : [成年]ラブコメ・コメディー
・おまけ: あとがき、描き下ろし「実録!この学園はもうダメだ!」、
カバー裏におまけ漫画「Girl'sSide」・「Boy'sSide」
・その他: 初単行本、カラー(4P)、短編×11。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「比呂カズキ(ひろ・かずき)」センセの「ぴゅあラブどきパラ」です。
関係ないお話をちらりと。
ロッテさんのCM「うるアップコラーゲン」がいいですね。
まだ見たことないって方は、HPにも「うるアップダンス編」としてアップされてたので、ヒマな方はぜひ見てみて。
つい、「臼田あさ美」さんの足に目を持っていかれるんですよー。
さて、そんな訳で本日は「比呂カズキ」センセの「ぴゅあラブどきパラ」です。
こちらが初単行本になるみたい。
収録は全て短編で、描き下ろしの「実録!この学園はもうダメだ!」は収録ヒロインが総登場するコメディーて゜した。
各話はどちらもラブコメしており、楽しい仕上がりになっておりました。
絵柄も安定していて、↓表紙・裏表紙などの雰囲気が良ければ楽しめるでしょう。
※左:歩さん、右:長谷川琥珀(虎白真希)
こちらの「歩さん」がいいですね。黒で。
収録で最も良かったのが、短編「全部見せて」
彼氏「翔(かける)」くんと付き合って3ヶ月という「歩」さん。
彼女には人に言い辛い秘密があり、なかなかえっちも出来なかったのでした。
小さい頃には男女と呼ばれていたらしい「歩さん」はショートカットの可愛い娘。
”言い辛い秘密”はお尻にあるため、ストッキングと下着を下ろせないのです。
あー、それで(のが)いいじゃん。
決意をしていた「歩さん」でしたが、察した彼はパンスト破く事を提案したのでした。
普通そんなん言ったら、何言われるか分かんないですが…OK出るのが有難いですね。
「恥ずかしくて死にそう…」
とか言ってましたが、そんなリアクションもグッドです。
可愛いですね。
ぶっちゃけ、秘密知らんままでも良かったかと。
AV女優「虎白真希」は、どう見ても同じクラスの「長谷川琥珀」さんだったのです。
それに気付いた「拓也」くんが何気なく聞いてみたところ…という「お金の為?愛の為?」
そう言うのの出演者が知り合い、というのは盛り上がりますよね。
名前は当然違うものの、髪型とかまんまで出演してりゃーバレて当然。
ただ、「琥珀さん」もそれでマズいという雰囲気なく、逆に感想を求めていました。
やっぱ感想気になるもんですよね。
まだ自分で見てないということで、一緒に観賞会というシチュエーションです。
これはいいなぁ。
画面と台詞がリンクするのが素敵でした。
よくよく見たら…彼女もショートカットね。
※左:沙織さん、右:二階堂紅葉
知識ないだけ「紅葉さん」は最強ですね。
えっち途中で「用事があった」と切り上げた「沙織」さん。
彼氏「豊喜」がこっそり様子を伺ってみたところ…彼女はネットラジオで放送をやっていたのでした。
そんな短編「ぎりぎりラジオステーション」が冒頭話。
こんなネットラジオなんてあるんですね。
映像はないのに、とりあえず猫耳をつけてる「沙織さん」が面白いです。
成年漫画なので、当然のように放送中えっちなパターン。
しかし、そんなんで1位になって嬉しいものかなぁ。
またよく知らないんですが…何流してもOKなものなの?
主人公「南浩介」の憧れる「二階堂紅葉」は大手財閥の令嬢。
周囲にボディーガードがついている彼女にはなかなか近づくこともできず、チャンスを伺っていたところ…飛んできたボールから身を呈して守ったことで、2人きりになることができたのでした。
「ご奉仕させて下さい!!」
そんな事を言ってきた「紅葉」は、”恩を返す”と彼の自宅まで付いてきたのです。
だいたいそんなんが「お嬢の恩返し」
世間知らずなタイプで、彼の家にあったオナホに興味を持ってからの発展です。
ぐにぐにやって楽しんでますね。
イイ表情です。
本人は隠しているつもりでも、言動であっさりバレそうだなぁ。
「やる気にさせて その気になって」はゲーム部「浦賀美穂」にゲーム音痴な「祐介」くんが特訓されるというもの。
ヤル気を出してもらうため、負けた方は何でも言うコトを聞くという、王道展開になっていました。
いきなりえっちでなく、わざわざ1度目はコスプレさせてるところがえろいですよ。
…っていうか、結構上手じゃない。
中盤のプレイは大丈夫かなぁ、とか心配しましたが、ここは案の定。
ゲームそんなんに使っちゃダメ(笑)
薄い布地を楽しむのがいいですね。
「恋の補習授業」はそちらで言うところの王道展開モノ。
英語の成績が悪い「雅司」くん。
補習かたがた聞いてみたところ、
「早苗先生のことが好きなんです!」
そんな告白をしてきたのでした。
きゃるるーん、とかよろめく「早苗先生」が可笑しいです。
年下好きなのね。
100点を取ったら付き合うという約束の結果は98点とやや足らなかったんですが、頑張ったご褒美をあげるのでした。
気持ちはよーく分かりますが、泣くなよー。
えっち最中のリアクションも彼可愛らしく、「早苗先生」に刺さっていました。
※園咲絢音
この娘の普段の感じが気になります。
ほか、「ドキドキLesson」はアルバイト同期の「北園」さん。
”Hが原因で彼氏と別れた”
そんな彼女に試してもらうという流れ。
まぁ、あんなんOKされてる時点で、いい感じでしょう。
むちむちとしている可愛い方でしたが、オチ部分の対応が秀逸。
「気が済むまで…」のヒロインも彼氏と別れたばかり。
主人公も別れた直後でしたが、酔っ払った彼女に絡まれる展開です。
酔った彼女も面白いんですが、シラフの際もぶっ飛んでますわね。
変なの持ち歩かないように。
オチをみる限り今回も微妙な感じがしました。
「秘密のカンケイ」は眼鏡の委員長「景衣」さん。
成績優秀な彼女は、委員長然とした振舞いを重視しており、付き合う「優羽」くんのことも秘密にしていたんですが…ちらほら噂になってしまうようになったのでした。
四角い眼鏡の色気なさげな方なんですが、こちらは屋上えっち。
言葉で盛り上がっています。
「恋愛優等生」もクラス1という優等生「園咲絢音」さんの素顔がえっち女性というネタ。
普段の半開きみたいな目がよく、もうちょっと普通のシーンを見たい感じ。
えっち最中も可愛いんですけどねー。
濃淡はやや濃いめで、ページは賑やか。
描き込みもしっかりしており、線も強め。
全体的にこってりな感じですが、そう見辛くは感じません。
初単行本でしたが乱れなく、安定していました。
個人的にはやや分かり辛いコマもありましたが、表現なども概ね問題はないでしょう。
キャラ絵はふんわりとした、可愛らしいもの。
全然悪くないと思いますが…もうプラスなんちゃらが欲しい気がしました。
これはお話も影響してるかなー。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵4: 目立つ癖はなく、バランスも悪くありません。
・話3: 短編よりもオマケの集合話が良かったです。
・独3: 今のところは…特にコレというポイントがありません。
合計:[10/15]
描き下ろし漫画とか、カバー裏のおまけ漫画のヒロイン集合パターンが面白いのよ。
ぜひ、「比呂カズキ」センセにはタイミングがあれば短編の同一世界・リンク漫画を描いて欲しいです。
★よかったな、と思ったらクリックして下さい:【人気blogランキング】
・絵 :■■■■□
・話 :■■■□□
・独創性:■■■□□
・属性 : [成年]ラブコメ・コメディー
・おまけ: あとがき、描き下ろし「実録!この学園はもうダメだ!」、
カバー裏におまけ漫画「Girl'sSide」・「Boy'sSide」
・その他: 初単行本、カラー(4P)、短編×11。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「比呂カズキ(ひろ・かずき)」センセの「ぴゅあラブどきパラ」です。
関係ないお話をちらりと。
ロッテさんのCM「うるアップコラーゲン」がいいですね。
まだ見たことないって方は、HPにも「うるアップダンス編」としてアップされてたので、ヒマな方はぜひ見てみて。
つい、「臼田あさ美」さんの足に目を持っていかれるんですよー。
さて、そんな訳で本日は「比呂カズキ」センセの「ぴゅあラブどきパラ」です。
こちらが初単行本になるみたい。
収録は全て短編で、描き下ろしの「実録!この学園はもうダメだ!」は収録ヒロインが総登場するコメディーて゜した。
各話はどちらもラブコメしており、楽しい仕上がりになっておりました。
絵柄も安定していて、↓表紙・裏表紙などの雰囲気が良ければ楽しめるでしょう。
※左:歩さん、右:長谷川琥珀(虎白真希)
こちらの「歩さん」がいいですね。黒で。
収録で最も良かったのが、短編「全部見せて」
彼氏「翔(かける)」くんと付き合って3ヶ月という「歩」さん。
彼女には人に言い辛い秘密があり、なかなかえっちも出来なかったのでした。
小さい頃には男女と呼ばれていたらしい「歩さん」はショートカットの可愛い娘。
”言い辛い秘密”はお尻にあるため、ストッキングと下着を下ろせないのです。
あー、それで(のが)いいじゃん。
決意をしていた「歩さん」でしたが、察した彼はパンスト破く事を提案したのでした。
普通そんなん言ったら、何言われるか分かんないですが…OK出るのが有難いですね。
「恥ずかしくて死にそう…」
とか言ってましたが、そんなリアクションもグッドです。
可愛いですね。
ぶっちゃけ、秘密知らんままでも良かったかと。
AV女優「虎白真希」は、どう見ても同じクラスの「長谷川琥珀」さんだったのです。
それに気付いた「拓也」くんが何気なく聞いてみたところ…という「お金の為?愛の為?」
そう言うのの出演者が知り合い、というのは盛り上がりますよね。
名前は当然違うものの、髪型とかまんまで出演してりゃーバレて当然。
ただ、「琥珀さん」もそれでマズいという雰囲気なく、逆に感想を求めていました。
やっぱ感想気になるもんですよね。
まだ自分で見てないということで、一緒に観賞会というシチュエーションです。
これはいいなぁ。
画面と台詞がリンクするのが素敵でした。
よくよく見たら…彼女もショートカットね。
※左:沙織さん、右:二階堂紅葉
知識ないだけ「紅葉さん」は最強ですね。
えっち途中で「用事があった」と切り上げた「沙織」さん。
彼氏「豊喜」がこっそり様子を伺ってみたところ…彼女はネットラジオで放送をやっていたのでした。
そんな短編「ぎりぎりラジオステーション」が冒頭話。
こんなネットラジオなんてあるんですね。
映像はないのに、とりあえず猫耳をつけてる「沙織さん」が面白いです。
成年漫画なので、当然のように放送中えっちなパターン。
しかし、そんなんで1位になって嬉しいものかなぁ。
またよく知らないんですが…何流してもOKなものなの?
主人公「南浩介」の憧れる「二階堂紅葉」は大手財閥の令嬢。
周囲にボディーガードがついている彼女にはなかなか近づくこともできず、チャンスを伺っていたところ…飛んできたボールから身を呈して守ったことで、2人きりになることができたのでした。
「ご奉仕させて下さい!!」
そんな事を言ってきた「紅葉」は、”恩を返す”と彼の自宅まで付いてきたのです。
だいたいそんなんが「お嬢の恩返し」
世間知らずなタイプで、彼の家にあったオナホに興味を持ってからの発展です。
ぐにぐにやって楽しんでますね。
イイ表情です。
本人は隠しているつもりでも、言動であっさりバレそうだなぁ。
「やる気にさせて その気になって」はゲーム部「浦賀美穂」にゲーム音痴な「祐介」くんが特訓されるというもの。
ヤル気を出してもらうため、負けた方は何でも言うコトを聞くという、王道展開になっていました。
いきなりえっちでなく、わざわざ1度目はコスプレさせてるところがえろいですよ。
…っていうか、結構上手じゃない。
中盤のプレイは大丈夫かなぁ、とか心配しましたが、ここは案の定。
ゲームそんなんに使っちゃダメ(笑)
薄い布地を楽しむのがいいですね。
「恋の補習授業」はそちらで言うところの王道展開モノ。
英語の成績が悪い「雅司」くん。
補習かたがた聞いてみたところ、
「早苗先生のことが好きなんです!」
そんな告白をしてきたのでした。
きゃるるーん、とかよろめく「早苗先生」が可笑しいです。
年下好きなのね。
100点を取ったら付き合うという約束の結果は98点とやや足らなかったんですが、頑張ったご褒美をあげるのでした。
気持ちはよーく分かりますが、泣くなよー。
えっち最中のリアクションも彼可愛らしく、「早苗先生」に刺さっていました。
※園咲絢音
この娘の普段の感じが気になります。
ほか、「ドキドキLesson」はアルバイト同期の「北園」さん。
”Hが原因で彼氏と別れた”
そんな彼女に試してもらうという流れ。
まぁ、あんなんOKされてる時点で、いい感じでしょう。
むちむちとしている可愛い方でしたが、オチ部分の対応が秀逸。
「気が済むまで…」のヒロインも彼氏と別れたばかり。
主人公も別れた直後でしたが、酔っ払った彼女に絡まれる展開です。
酔った彼女も面白いんですが、シラフの際もぶっ飛んでますわね。
変なの持ち歩かないように。
オチをみる限り今回も微妙な感じがしました。
「秘密のカンケイ」は眼鏡の委員長「景衣」さん。
成績優秀な彼女は、委員長然とした振舞いを重視しており、付き合う「優羽」くんのことも秘密にしていたんですが…ちらほら噂になってしまうようになったのでした。
四角い眼鏡の色気なさげな方なんですが、こちらは屋上えっち。
言葉で盛り上がっています。
「恋愛優等生」もクラス1という優等生「園咲絢音」さんの素顔がえっち女性というネタ。
普段の半開きみたいな目がよく、もうちょっと普通のシーンを見たい感じ。
えっち最中も可愛いんですけどねー。
濃淡はやや濃いめで、ページは賑やか。
描き込みもしっかりしており、線も強め。
全体的にこってりな感じですが、そう見辛くは感じません。
初単行本でしたが乱れなく、安定していました。
個人的にはやや分かり辛いコマもありましたが、表現なども概ね問題はないでしょう。
キャラ絵はふんわりとした、可愛らしいもの。
全然悪くないと思いますが…もうプラスなんちゃらが欲しい気がしました。
これはお話も影響してるかなー。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵4: 目立つ癖はなく、バランスも悪くありません。
・話3: 短編よりもオマケの集合話が良かったです。
・独3: 今のところは…特にコレというポイントがありません。
合計:[10/15]
描き下ろし漫画とか、カバー裏のおまけ漫画のヒロイン集合パターンが面白いのよ。
ぜひ、「比呂カズキ」センセにはタイミングがあれば短編の同一世界・リンク漫画を描いて欲しいです。
ぴゅあラブどきパラ (富士美コミックス) (2011/04/25) 比呂 カズキ 商品詳細を見る |
★よかったな、と思ったらクリックして下さい:【人気blogランキング】
■テンタクルプレイ (ほりとも)
★まんがデーター [12/15]
・絵 :■■■■□
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : [成年]ファンタジー・触手
・おまけ: あとがき、おまけ漫画「はみ射精し劇場」、
カラー描き下ろし「愛、届きますように Introduction」、
カバー裏に別絵・キャララフ絵、加筆修正。
・その他: カラー(8P)、短編×10(うち「愛、届きますように」×2)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「ほりとも」センセの「テンタクルプレイ」です。
毎度お馴染み、「キルタイムコミュニケーション」さんの単行本です。
初単行本「フェアリーテールズ」、2冊目「テンタクルバージン」と順調に3冊目の単行本となった「ほりとも」センセ。
今回はシスターですねー。
公開されてた↓表紙から、発売を心待ちにしていました。
そんな訳で3冊目「テンタクルプレイ」です。
収録は短編群で、描き下ろしにて連続となっています。
ほぼファンタジーな漫画集で、お約束というべき触手ネタも多め。
お馴染みなトカゲっ娘戦士「シッポ」ちゃんが登場するほか、前巻単行本キャラもちらほらと顔を見せています。
持っている方はテンション上がると思いますよー。
※左:妹「ちゆりちゃん」、右:神官「ナプティーヌさん」
新キャラのこの2人も非常に個性的で良かったです。
開始だけは普通っぽい、「淫獣ウイルス注意報」
こちらは妹「ちゆり」ちゃんとその兄のお話なんですが…お兄ちゃんは”淫獣ウィルス症候群”という奇病にかかっていたのでした。
絵的には裏表紙のSD絵を参照のこと。
やっぱりこちらもファンタジーな漫画です。
雰囲気としては「Tentacle Lovers/無望菜志」みたいでしたが、あくまでも容姿が変化するだけみたい。
意識はしっかり残っており、多少の自制はできていました。
健気で一生懸命という「ちゆりちゃん」
ドリルなツインテールのロリロリっとした可愛らしい方で、淫獣と妹なんて組み合わせながら…先に手をだしたのは「ちゆりさん」からでした。
お兄ちゃん、ぶっ飛んでますよ。
自ら乗っかってくるコマはえっちです。
さすがに姿が淫獣なため派手な展開なんですが、後半はなかりラブラブな感じでした。
「ちゆりちゃん」すげえなぁ。
争いを好まない愛の神「アパ様」を純粋に信仰している神官「ナプティーヌ」さん
トップクラスの魔力を持つ彼女に魔物たちはまったく歯が立たず、反撃の機会を伺っていたところ…うっかり神像を壊してしまったのです。
「ナプティーヌさん」に発見されそうになった魔物らが咄嗟に「アパ様」の振りをしてみると、なんと彼女はあっっさりソレを信じたのでした。
「愛、届きますように」は、だいたいそうした流れ。
↓表紙を飾っているシスター「ナプティーヌさん」そのままという冒頭カラーの「愛、届きますように Introduction」
こちらは、本編えっちシーンを抜き出したみたいな描き下ろしでした。
普通に読むと、最初に見る漫画は描き下ろしの方。
”絶対にこの神様あやしい”
そう思っていましたが、なるほど魔物が「アパ様」のフリしてえっちしてたんですねー。
そんな訳で、魔物らにガンガン触手えっちをされている天然な「ナプティーヌさん」
普通ならばエロに流されてしまうバッドエンディングになりそうなんですが…コレが良いオチ。
魔力がためか、純粋な信仰心がためか、どっちにしろ只者ではないですね。
もしかしたら、収録ヒロインの中で最強かもしれません。
「見習い教師ミシュル」は生徒らが悪戯で召喚してしまった中級クラスの淫獣に立ち向かう、魔法学園教師「ミシュル」さんのお話。
詠唱のため、自らの身体をもって時間稼ぎをするという、泣かせる(泣きませんが)お話になっていました。
当初の目論見は破れ、触手でメロメロにされています。
先のエピソードと同じく、流れとしてはすこぶる悪いんですが…ここで暗くならないのが、「ほりとも」センセのいいところ。
(※逆に言えば、ハード展開好きな人には合わない可能性も)
ただ、この話ではややインパクト弱くなっちゃったかなー。
オチから続く「はみ射精し劇場」が良いフォローになっていましたよ。
前巻収録の王国騎士師団長「レイチェル」さんの妹「セシル」・「アニー」という2人パーティーな漫画「風の行者セシル」
こちらの単行本は前回登場キャラがちらほら再登場しているのも特徴です。
(※特に見なくても大丈夫ですが、知ってた方が楽しいかも)
無茶な突撃ばかりという、レベル低い新米冒険者「セシルさん」
レベルの高い相棒「アニーさん」の注意も聞かず、勝手にクエストを受けてしまうのでした。
前作と関わっているのは、”王国騎士師団長”の妹という肩書き部分。
タイトルそのまま、姉から自立しようと頑張る「セシルさん」なんですが、彼女を狙う者もいたのです。
性格と状況が災いとなるパターンね。
触手とトロールにえっちされてしまうのでした。
「アニーさん」が凄いですねー。
本編で2人の絡みは少なかったですが、「はみ射精し劇場」にて補完されています。
こちらは「アニーさん」メインで、その意外な素顔が見れました。
いいコンビだと思います。
※左から淫魔皇女「フェルナル」、シスター「カーリーン」、魔王「ミルディア」
このシリーズもお気に入り。眼鏡な「カーリーンさん」が好き。
「淫魔皇女の城」は教会のシスター「カーリーン」と淫魔皇女こと「フェルナル」
こちらの2人も前巻に登場しており、時系列的には今回のが昔のお話。
エピソード1という感じよ。
こっちは前回と並べて読むのをオススメ。
片田舎に住み着き、淫靡な宴を楽しむ淫魔皇女「フェルナル」
教会連が送った退去要請の使者は1人として戻らず、退魔シスター「カーリーン」が使者として向かったのでした。
「フェルナルさん」はほぼ同じなんですが、ここで注目は「カーリーンさん」
表情豊かだった前巻と違い、眼鏡で無表情と、まったく異なるキャラになっています。
その理由は中盤にて。
なるほどー。
ただ、ぶっちゃけ、ひでるさんはしれっとした無表情の「カーリーンさん」に直撃されました。
こうしたキャラいいなぁ。
あらためて前巻を読むと、また違った感じで見れると思います。
この2人も、たった数話の短編で終わらせるのは勿体ないキャラですねー。
淫魔皇女「フェルナルさん」と「はみ射精し劇場」で共演しているのが、「魔王ミルディア誕生」に登場する魔王「ミルディア」さま。
魔王の死後、まだ幼い「ミルディア」が次代の魔王となりました。
しかし、実権は筆頭・玄武将軍「バルザック」ほか四天王が握っていたのです。
この魔王勢の設定は後々にも使えそうですね。
特にメインの謀反描写は非常に良い感じ。
正直なところ想像通りの展開でしたが、こちらも盛り上がりました。
えっちされる「ミルディアさま」は可愛かったです。
オチがやや尻つぼみな感じだったのが残念。
”生来のドM”という「ミルディアさま」の再登場を期待します。
初単行本から皆勤賞なトカゲっ娘戦士「シッポちゃん」の漫画「シッポでメガネっ娘!?」
鉄板ネタですね。
ご主人のため、眼鏡を買いに出かけた「シッポちゃん」
その言葉をしっかり覚えていた彼女は、気を利かせて魔法のかかった眼鏡をチョイスしたのでした。
しかし、普通のが良かったご主人がため、いつものように「シッポちゃん」はツンデレてしまったのです。
眼鏡を掛けた「シッポちゃん」の性格が可愛らしくなるという展開ですね。
助手用という白衣を着た今回はスカートで、服もフリフリとした女の子っぽいもの。
ずっとデレな状態で、眼鏡とうるうるした目がキュートです。
「勘違いしないでよねっ」
とか、お約束な台詞もあり、後半は魔法解けていつものツンデレえっちです。
「はみ射精し劇場」での登場も多く、完全に「ほりとも」センセの代表キャラの地位を確立してました。
※左:「セシルさん」、右:「シッポちゃん」
やっぱり「シッポちゃん」は良いですねー。眼鏡をお楽しみ下さい。
ほか、「魔法使いは災難だらけ!」はカラー原稿4ページというショート漫画。
師匠の開発した抗淫獣秘薬「感じないもん!」の実験台となった、魔法使いさんのお話です。
帽子にローブと、スタンダードな魔法使い衣装なんですが、ピンクの可愛らしい下着を着けていました。
まったく薬の効果ない流れが素敵です。
なぜ効き目なかったのかは、単行本でご確認下さい。
「ケノモ族の花嫁」はケノモ族・皇女「カテテラ」姫と帝国の王子。
同盟関係からの婚姻で、子を成すことが重要なんですが…精強部族の「カテテラ」は男勝りな姫だったのです。
もう描き方から変わってますが、冒頭とは裏腹に可愛らしく振舞う「カテテラさん」に注目。
褐色肌のがよりそれっぽかったかなー。
何故か尻尾があり、お尻えっちになってます。
細かく描き込まれた、ごっちゃり系な作画。
大小のコマは枠間なくなることも多く、ページに目一杯という感じでした。
ジャンルもあるのか、濃淡は濃い目。
線は柔らかで乱れなく、全体的に可愛らしくまとまっています。
もうお約束となっているネタ漫画「はみ射精し劇場」など、コメディーはお上手。
「キルタイムコミュニケーション」さんの触手えっちはだいたいバッドエンド、超逆転劇というパターンですが、やんわり・楽しく落とすというのは、そう多くありません。
そんな漫画なので比較的間口は広く(←たぶん)、キャラも可愛く安定しております。
ハードさも手ごろなくらいなので、絵柄が刺されば良いでしょう。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵4: 心なしか、前巻よりもシャープな印象を受けました。
・話4: キャラが揃ってきた感じです。短編なども印象的なものが多かったです。
・独4: 触手えっちながらダークでなく、楽しい漫画群です。
合計:[12/15]
今回は登場キャラが非常に良かった印象。
魔王「ミルディアさま」とか、シスターの2人、妹「ちゆりちゃん」もパワーありましたねー。
★よかったな、と思ったらクリックして下さい:【人気blogランキング】
・絵 :■■■■□
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : [成年]ファンタジー・触手
・おまけ: あとがき、おまけ漫画「はみ射精し劇場」、
カラー描き下ろし「愛、届きますように Introduction」、
カバー裏に別絵・キャララフ絵、加筆修正。
・その他: カラー(8P)、短編×10(うち「愛、届きますように」×2)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「ほりとも」センセの「テンタクルプレイ」です。
毎度お馴染み、「キルタイムコミュニケーション」さんの単行本です。
初単行本「フェアリーテールズ」、2冊目「テンタクルバージン」と順調に3冊目の単行本となった「ほりとも」センセ。
今回はシスターですねー。
公開されてた↓表紙から、発売を心待ちにしていました。
そんな訳で3冊目「テンタクルプレイ」です。
収録は短編群で、描き下ろしにて連続となっています。
ほぼファンタジーな漫画集で、お約束というべき触手ネタも多め。
お馴染みなトカゲっ娘戦士「シッポ」ちゃんが登場するほか、前巻単行本キャラもちらほらと顔を見せています。
持っている方はテンション上がると思いますよー。
※左:妹「ちゆりちゃん」、右:神官「ナプティーヌさん」
新キャラのこの2人も非常に個性的で良かったです。
開始だけは普通っぽい、「淫獣ウイルス注意報」
こちらは妹「ちゆり」ちゃんとその兄のお話なんですが…お兄ちゃんは”淫獣ウィルス症候群”という奇病にかかっていたのでした。
絵的には裏表紙のSD絵を参照のこと。
やっぱりこちらもファンタジーな漫画です。
雰囲気としては「Tentacle Lovers/無望菜志」みたいでしたが、あくまでも容姿が変化するだけみたい。
意識はしっかり残っており、多少の自制はできていました。
健気で一生懸命という「ちゆりちゃん」
ドリルなツインテールのロリロリっとした可愛らしい方で、淫獣と妹なんて組み合わせながら…先に手をだしたのは「ちゆりさん」からでした。
お兄ちゃん、ぶっ飛んでますよ。
自ら乗っかってくるコマはえっちです。
さすがに姿が淫獣なため派手な展開なんですが、後半はなかりラブラブな感じでした。
「ちゆりちゃん」すげえなぁ。
争いを好まない愛の神「アパ様」を純粋に信仰している神官「ナプティーヌ」さん
トップクラスの魔力を持つ彼女に魔物たちはまったく歯が立たず、反撃の機会を伺っていたところ…うっかり神像を壊してしまったのです。
「ナプティーヌさん」に発見されそうになった魔物らが咄嗟に「アパ様」の振りをしてみると、なんと彼女はあっっさりソレを信じたのでした。
「愛、届きますように」は、だいたいそうした流れ。
↓表紙を飾っているシスター「ナプティーヌさん」そのままという冒頭カラーの「愛、届きますように Introduction」
こちらは、本編えっちシーンを抜き出したみたいな描き下ろしでした。
普通に読むと、最初に見る漫画は描き下ろしの方。
”絶対にこの神様あやしい”
そう思っていましたが、なるほど魔物が「アパ様」のフリしてえっちしてたんですねー。
そんな訳で、魔物らにガンガン触手えっちをされている天然な「ナプティーヌさん」
普通ならばエロに流されてしまうバッドエンディングになりそうなんですが…コレが良いオチ。
魔力がためか、純粋な信仰心がためか、どっちにしろ只者ではないですね。
もしかしたら、収録ヒロインの中で最強かもしれません。
「見習い教師ミシュル」は生徒らが悪戯で召喚してしまった中級クラスの淫獣に立ち向かう、魔法学園教師「ミシュル」さんのお話。
詠唱のため、自らの身体をもって時間稼ぎをするという、泣かせる(泣きませんが)お話になっていました。
当初の目論見は破れ、触手でメロメロにされています。
先のエピソードと同じく、流れとしてはすこぶる悪いんですが…ここで暗くならないのが、「ほりとも」センセのいいところ。
(※逆に言えば、ハード展開好きな人には合わない可能性も)
ただ、この話ではややインパクト弱くなっちゃったかなー。
オチから続く「はみ射精し劇場」が良いフォローになっていましたよ。
前巻収録の王国騎士師団長「レイチェル」さんの妹「セシル」・「アニー」という2人パーティーな漫画「風の行者セシル」
こちらの単行本は前回登場キャラがちらほら再登場しているのも特徴です。
(※特に見なくても大丈夫ですが、知ってた方が楽しいかも)
無茶な突撃ばかりという、レベル低い新米冒険者「セシルさん」
レベルの高い相棒「アニーさん」の注意も聞かず、勝手にクエストを受けてしまうのでした。
前作と関わっているのは、”王国騎士師団長”の妹という肩書き部分。
タイトルそのまま、姉から自立しようと頑張る「セシルさん」なんですが、彼女を狙う者もいたのです。
性格と状況が災いとなるパターンね。
触手とトロールにえっちされてしまうのでした。
「アニーさん」が凄いですねー。
本編で2人の絡みは少なかったですが、「はみ射精し劇場」にて補完されています。
こちらは「アニーさん」メインで、その意外な素顔が見れました。
いいコンビだと思います。
※左から淫魔皇女「フェルナル」、シスター「カーリーン」、魔王「ミルディア」
このシリーズもお気に入り。眼鏡な「カーリーンさん」が好き。
「淫魔皇女の城」は教会のシスター「カーリーン」と淫魔皇女こと「フェルナル」
こちらの2人も前巻に登場しており、時系列的には今回のが昔のお話。
エピソード1という感じよ。
こっちは前回と並べて読むのをオススメ。
片田舎に住み着き、淫靡な宴を楽しむ淫魔皇女「フェルナル」
教会連が送った退去要請の使者は1人として戻らず、退魔シスター「カーリーン」が使者として向かったのでした。
「フェルナルさん」はほぼ同じなんですが、ここで注目は「カーリーンさん」
表情豊かだった前巻と違い、眼鏡で無表情と、まったく異なるキャラになっています。
その理由は中盤にて。
なるほどー。
ただ、ぶっちゃけ、ひでるさんはしれっとした無表情の「カーリーンさん」に直撃されました。
こうしたキャラいいなぁ。
あらためて前巻を読むと、また違った感じで見れると思います。
この2人も、たった数話の短編で終わらせるのは勿体ないキャラですねー。
淫魔皇女「フェルナルさん」と「はみ射精し劇場」で共演しているのが、「魔王ミルディア誕生」に登場する魔王「ミルディア」さま。
魔王の死後、まだ幼い「ミルディア」が次代の魔王となりました。
しかし、実権は筆頭・玄武将軍「バルザック」ほか四天王が握っていたのです。
この魔王勢の設定は後々にも使えそうですね。
特にメインの謀反描写は非常に良い感じ。
正直なところ想像通りの展開でしたが、こちらも盛り上がりました。
えっちされる「ミルディアさま」は可愛かったです。
オチがやや尻つぼみな感じだったのが残念。
”生来のドM”という「ミルディアさま」の再登場を期待します。
初単行本から皆勤賞なトカゲっ娘戦士「シッポちゃん」の漫画「シッポでメガネっ娘!?」
鉄板ネタですね。
ご主人のため、眼鏡を買いに出かけた「シッポちゃん」
その言葉をしっかり覚えていた彼女は、気を利かせて魔法のかかった眼鏡をチョイスしたのでした。
しかし、普通のが良かったご主人がため、いつものように「シッポちゃん」はツンデレてしまったのです。
眼鏡を掛けた「シッポちゃん」の性格が可愛らしくなるという展開ですね。
助手用という白衣を着た今回はスカートで、服もフリフリとした女の子っぽいもの。
ずっとデレな状態で、眼鏡とうるうるした目がキュートです。
「勘違いしないでよねっ」
とか、お約束な台詞もあり、後半は魔法解けていつものツンデレえっちです。
「はみ射精し劇場」での登場も多く、完全に「ほりとも」センセの代表キャラの地位を確立してました。
※左:「セシルさん」、右:「シッポちゃん」
やっぱり「シッポちゃん」は良いですねー。眼鏡をお楽しみ下さい。
ほか、「魔法使いは災難だらけ!」はカラー原稿4ページというショート漫画。
師匠の開発した抗淫獣秘薬「感じないもん!」の実験台となった、魔法使いさんのお話です。
帽子にローブと、スタンダードな魔法使い衣装なんですが、ピンクの可愛らしい下着を着けていました。
まったく薬の効果ない流れが素敵です。
なぜ効き目なかったのかは、単行本でご確認下さい。
「ケノモ族の花嫁」はケノモ族・皇女「カテテラ」姫と帝国の王子。
同盟関係からの婚姻で、子を成すことが重要なんですが…精強部族の「カテテラ」は男勝りな姫だったのです。
もう描き方から変わってますが、冒頭とは裏腹に可愛らしく振舞う「カテテラさん」に注目。
褐色肌のがよりそれっぽかったかなー。
何故か尻尾があり、お尻えっちになってます。
細かく描き込まれた、ごっちゃり系な作画。
大小のコマは枠間なくなることも多く、ページに目一杯という感じでした。
ジャンルもあるのか、濃淡は濃い目。
線は柔らかで乱れなく、全体的に可愛らしくまとまっています。
もうお約束となっているネタ漫画「はみ射精し劇場」など、コメディーはお上手。
「キルタイムコミュニケーション」さんの触手えっちはだいたいバッドエンド、超逆転劇というパターンですが、やんわり・楽しく落とすというのは、そう多くありません。
そんな漫画なので比較的間口は広く(←たぶん)、キャラも可愛く安定しております。
ハードさも手ごろなくらいなので、絵柄が刺されば良いでしょう。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵4: 心なしか、前巻よりもシャープな印象を受けました。
・話4: キャラが揃ってきた感じです。短編なども印象的なものが多かったです。
・独4: 触手えっちながらダークでなく、楽しい漫画群です。
合計:[12/15]
今回は登場キャラが非常に良かった印象。
魔王「ミルディアさま」とか、シスターの2人、妹「ちゆりちゃん」もパワーありましたねー。
テンタクルプレイ (アンリアルコミックス 66) (2011/04/27) ほりとも 商品詳細を見る |
★よかったな、と思ったらクリックして下さい:【人気blogランキング】
■PLDK (ボボボ)
★まんがデーター [11/15]
・絵 :■■■□□
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : [成年]爆乳・コメディー
・おまけ: あとがき・キャラ設定・作品コメント、
カバー裏にあとがき2・キャラ設定・作品コメント。
・その他: 初単行本、カラー(4P)、短編×9。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「ボボボ」センセの「PLDK」です。
皆さん、胸はお好きですか?
漫画のジャンルとして巨乳というのはよく見かけますね。
こちらも大きいんですが…巨乳というより、もうこれは爆乳という風情。
ぶっちゃけ、こうした極端なタイプは得意でないんですが、ちらと見た絵がお上手だったので、頑張ってチャレンジしてみました。
そんな訳で、こちら「PLDK」です。
描かれている「ボボボ」センセはこれが初単行本。
乳居(入居)ということで表題は「PLDK」となっており、記号的に間取り図が描かれてたりしました。
もしかしたら同じアパートでのお話なのかなー、って思ったりしましたが、普通に短編集でした。
単にシンボリックなものみたい。
やっぱり…バランス的にデカ過ぎるなぁ、という印象。
ただし、気になるほどの大きな崩れなく、またあちこち表現の巧い方なため、お話は面白かったです。
個人的には予想以上に楽しんで読めました。
※左:義姉「梓」、右:妻「ソノ子」
こちらはドレスアップした「ソノ子さん」です。結構好きな感じ。
「姉弟になった日」は義理ですがお姉ちゃん話。
父親の再婚によって、義母・義姉のできた「稔」くん。
父母はそのまま新婚旅行へ行ってしまったので…慣れない義姉「梓」と2人きりの生活になったのでした。
そうしたシチュエーションだけ聞くと羨ましい感じもあるんですが、独特なテンションの「梓さん」はちょっぴり変わった方。
美人ではあるものの、だらりとした感じよ。
そんなんなのでコミュニケーションからして困っていた「稔くん」
彼女が熱心に読んでいたエロ小説からの発展えっちで、「梓さん」は弟好きだったのです。
他要素とか関係なく、立場”弟”というのが重要なんですねー。
男性みたいな発想。
(※いちおう1ページ目の見定めから「稔くん」を気に入ったようですが)
「お姉ちゃん」と呼ばれ(せ)、喜んでいました。
オチが面白いですね。
離れて~くっついて…とか、色々考えちゃいました。
同じく義姉の短編「ヒトツキブリ」は、兄の嫁さんというパターン。
兄「マサヤ」は仕事忙しく、家を空けることがほとんど。
そのため、妻「ソノ子」は持て余す性欲を義弟「カズヤ」とのお尻えっちで発散していました。
(※お尻なので浮気じゃない、という理論ね)
久しぶりに彼が帰宅することとなり、頑張る「ソノ子」でしたが…というお話です。
冒頭のダラけた姿と、彼を迎えるためドレスアップした姿のギャップが凄い。
可愛いですよ。
料理もかなり気合を入れて用意していたみたい。
(※かなり濃そうでしたが)
しかし、期待とは裏腹に仕事で疲れ切っていた「マサヤ」は、帰るなり布団に入ってしまうのです。
うん、まぁ…どっちの心理もよく分かるなぁ。
そんなこんなで、結局「カズヤ」とシテしまうんですが…あんなんでも心はまったくブレていないのが凄い。
うん、良い奥さんですわね。
オチも面白く、結局「カズヤ」はあまり良い結果でないというのはポイントでしょう。
風紀委員長となった「井崎コウジ」
初の委員会に気合いを入れる彼でしたが、そこには昔馴染みな「小坂ユキ」がいたのでした。
小麦色に焼いた肌と、だらりと制服を着こなす、ギャル丸出しな彼女。
空気を読まない彼女がそのままはっちゃけたことで、初委員会はかなり怪しい雰囲気になってしまったのでした。
そんなんが「今日から僕は!!」
外観はどっから見てもギャルという「ユキさん」
裏表紙ですね。
ただ生意気な感じはまったくなくマイペースで、「コウジくん」については好きとかを超越しており、全幅の信頼を置いているみたい。
イメージよりも可愛い娘ですよ。
…だからと言って、自分勝手で言うコトは聞いてくれないんですが。
ノーブラだったりして服装についてはだいぶルーズでしたが、実はアレでしっかりしているところはあるのかも。
※左から、小坂ユキ、「亜子」・「望美」
「ユキさん」は可愛らしい方でした。
「クラス1ヤリマンのノゾミにしか、出来ない相談なの」
そんな切っ掛けの「亜子と望美のオナ病み相談」
…だいぶ失礼な感じ(笑)ですが、それだけ仲良いということかな。
オモチャにハマってしまった「亜子」さん。
相談を受けた「望美」さんはそれを解決するべく、同じくオモチャにハマっていた弟「肇」とのえっちを提案したのです。
3名そろってオバカ具合が素敵ですね。
えっちは一応「亜子さん」・「肇くん」の2人。
中盤から「望美さん」も脱いではいたものの、弟とはありませんでした。
そんなんがオチへ繋がっており、まとまりの良い短編に仕上がっています。
解説によると、収録ヒロインで最も小さい胸サイズは「望美さん」だとか。
なかなか酷い、団地の人妻話「おすそわけ」
母親から、「野中」さん宅まで”おすそわけ”の用事を頼まれた「村井光太郎」くん。
近所のおばさんらがロクデナシと噂する「野中さん」は苦手な人。
実際、この時も半裸で酒瓶片手に出てきたのでした。
どーでもいいですが、小さい子にエロいことしないように。
途中まで彼泣くほど怖がっており、変なトラウマになりやしないかと、ハラハラしました。
よくある人妻モノの包容ちっくなものなく、力任せにエロいことしてる感じよ。
可哀想に。
とある切っ掛けから攻守逆転しており、こちらも見事に落としているので必見。
「友達ごっこ」は↓表紙を飾っている、カチューシャの可愛い「間宮姫子」さん。
こちらが冒頭話なんですが、いきなりダーク漫画なのでした。
16年友達のいない「姫子さん」でしたが、高校生になって声をかけてきた男子2名とお友達になったのです。
こうして彼の家へ遊びに行った「姫子さん」は…というもの。
複数えっちで、男子らは完全に身体目的。
ある程度そのままを言ってたりもするんですが、それに従うしかない「姫子さん」が切ないです。
ヒデエ話ではあるんですけど、ずっと孤立し続けるのと、こちらのオチと、どっちがいいのかな。
対人恐怖症っぽく、常におとおどしてはいたものの、彼女社会に出ればそう関係なくなると思いますが。
あれだけ大きいモノをお持ちなのだし。
※間宮姫子
可愛い娘なんですけどねぇ…。
ほか、「補講・射・天国」は講師「前園美佳」と「小島」くん。
いちおう漫画的には美人っぽく描かれていたものの、もっさりとした雰囲気の「美佳先生」
ああ、こうした女教師いそうだなぁ。
エロい展開なんですが、彼女の言っていることは納得が出来…その真意は置いといて、自ら身体を張って教育する姿は立派。
ファンタジー系な「検温動物」は体温計の擬人化「ペルモ」が登場。
だいたい擬人化されるのは女の子だと思うんですが、こちらは男の子。
風邪を引いた主人公(女の子)を検温するという流れでのえっちでした。
「ファンタジスタ」は初メガストア漫画だとか。
サッカー部のマネージャー「大沢早苗」は、転校してきた「田中寿英」の惜しい名前と、見事な大腿筋に注目。
サボリばかりの部を盛り上げるため、彼をサッカー部にスカウトするんですが…というもの。
実はソレ太ももでなく~ということで、巨乳VS巨根みたいになっています。
乗りこなした「早苗さん」は凄い。
枠間ないコマ割り。
漫符、擬音などが派手で、枠をはみ出ることも多め。
かなりごっちゃりとしていました。
濃淡も強めです。
前述したようにヒロインは爆乳揃いで、やはりえっちもどことなくクドめな描き方。
どっちかと言うと、キャラはそう描き込み細かくはないんですけどね。
爆乳を基本にとかく癖はあるので、「コアマガジン」さんのHPなどをよくよく確認して下さい。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵3: バランス・表現などに問題は感じませんでした。癖が強いんですね。
・話4: 想像よりコメディー多く、オチが上手でした。面白いです。
・独4: 爆乳ですね。これは完全に好みかどうかでしょう。
合計:[11/15]
お話が非常に良かったです。
胸はもう少し小さめのがいいんですが…そうすると最大の個性が無くなっちゃうしなぁ。
★よかったな、と思ったらクリックして下さい:【人気blogランキング】
・絵 :■■■□□
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : [成年]爆乳・コメディー
・おまけ: あとがき・キャラ設定・作品コメント、
カバー裏にあとがき2・キャラ設定・作品コメント。
・その他: 初単行本、カラー(4P)、短編×9。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「ボボボ」センセの「PLDK」です。
皆さん、胸はお好きですか?
漫画のジャンルとして巨乳というのはよく見かけますね。
こちらも大きいんですが…巨乳というより、もうこれは爆乳という風情。
ぶっちゃけ、こうした極端なタイプは得意でないんですが、ちらと見た絵がお上手だったので、頑張ってチャレンジしてみました。
そんな訳で、こちら「PLDK」です。
描かれている「ボボボ」センセはこれが初単行本。
乳居(入居)ということで表題は「PLDK」となっており、記号的に間取り図が描かれてたりしました。
もしかしたら同じアパートでのお話なのかなー、って思ったりしましたが、普通に短編集でした。
単にシンボリックなものみたい。
やっぱり…バランス的にデカ過ぎるなぁ、という印象。
ただし、気になるほどの大きな崩れなく、またあちこち表現の巧い方なため、お話は面白かったです。
個人的には予想以上に楽しんで読めました。
※左:義姉「梓」、右:妻「ソノ子」
こちらはドレスアップした「ソノ子さん」です。結構好きな感じ。
「姉弟になった日」は義理ですがお姉ちゃん話。
父親の再婚によって、義母・義姉のできた「稔」くん。
父母はそのまま新婚旅行へ行ってしまったので…慣れない義姉「梓」と2人きりの生活になったのでした。
そうしたシチュエーションだけ聞くと羨ましい感じもあるんですが、独特なテンションの「梓さん」はちょっぴり変わった方。
美人ではあるものの、だらりとした感じよ。
そんなんなのでコミュニケーションからして困っていた「稔くん」
彼女が熱心に読んでいたエロ小説からの発展えっちで、「梓さん」は弟好きだったのです。
他要素とか関係なく、立場”弟”というのが重要なんですねー。
男性みたいな発想。
(※いちおう1ページ目の見定めから「稔くん」を気に入ったようですが)
「お姉ちゃん」と呼ばれ(せ)、喜んでいました。
オチが面白いですね。
離れて~くっついて…とか、色々考えちゃいました。
同じく義姉の短編「ヒトツキブリ」は、兄の嫁さんというパターン。
兄「マサヤ」は仕事忙しく、家を空けることがほとんど。
そのため、妻「ソノ子」は持て余す性欲を義弟「カズヤ」とのお尻えっちで発散していました。
(※お尻なので浮気じゃない、という理論ね)
久しぶりに彼が帰宅することとなり、頑張る「ソノ子」でしたが…というお話です。
冒頭のダラけた姿と、彼を迎えるためドレスアップした姿のギャップが凄い。
可愛いですよ。
料理もかなり気合を入れて用意していたみたい。
(※かなり濃そうでしたが)
しかし、期待とは裏腹に仕事で疲れ切っていた「マサヤ」は、帰るなり布団に入ってしまうのです。
うん、まぁ…どっちの心理もよく分かるなぁ。
そんなこんなで、結局「カズヤ」とシテしまうんですが…あんなんでも心はまったくブレていないのが凄い。
うん、良い奥さんですわね。
オチも面白く、結局「カズヤ」はあまり良い結果でないというのはポイントでしょう。
風紀委員長となった「井崎コウジ」
初の委員会に気合いを入れる彼でしたが、そこには昔馴染みな「小坂ユキ」がいたのでした。
小麦色に焼いた肌と、だらりと制服を着こなす、ギャル丸出しな彼女。
空気を読まない彼女がそのままはっちゃけたことで、初委員会はかなり怪しい雰囲気になってしまったのでした。
そんなんが「今日から僕は!!」
外観はどっから見てもギャルという「ユキさん」
裏表紙ですね。
ただ生意気な感じはまったくなくマイペースで、「コウジくん」については好きとかを超越しており、全幅の信頼を置いているみたい。
イメージよりも可愛い娘ですよ。
…だからと言って、自分勝手で言うコトは聞いてくれないんですが。
ノーブラだったりして服装についてはだいぶルーズでしたが、実はアレでしっかりしているところはあるのかも。
※左から、小坂ユキ、「亜子」・「望美」
「ユキさん」は可愛らしい方でした。
「クラス1ヤリマンのノゾミにしか、出来ない相談なの」
そんな切っ掛けの「亜子と望美のオナ病み相談」
…だいぶ失礼な感じ(笑)ですが、それだけ仲良いということかな。
オモチャにハマってしまった「亜子」さん。
相談を受けた「望美」さんはそれを解決するべく、同じくオモチャにハマっていた弟「肇」とのえっちを提案したのです。
3名そろってオバカ具合が素敵ですね。
えっちは一応「亜子さん」・「肇くん」の2人。
中盤から「望美さん」も脱いではいたものの、弟とはありませんでした。
そんなんがオチへ繋がっており、まとまりの良い短編に仕上がっています。
解説によると、収録ヒロインで最も小さい胸サイズは「望美さん」だとか。
なかなか酷い、団地の人妻話「おすそわけ」
母親から、「野中」さん宅まで”おすそわけ”の用事を頼まれた「村井光太郎」くん。
近所のおばさんらがロクデナシと噂する「野中さん」は苦手な人。
実際、この時も半裸で酒瓶片手に出てきたのでした。
どーでもいいですが、小さい子にエロいことしないように。
途中まで彼泣くほど怖がっており、変なトラウマになりやしないかと、ハラハラしました。
よくある人妻モノの包容ちっくなものなく、力任せにエロいことしてる感じよ。
可哀想に。
とある切っ掛けから攻守逆転しており、こちらも見事に落としているので必見。
「友達ごっこ」は↓表紙を飾っている、カチューシャの可愛い「間宮姫子」さん。
こちらが冒頭話なんですが、いきなりダーク漫画なのでした。
16年友達のいない「姫子さん」でしたが、高校生になって声をかけてきた男子2名とお友達になったのです。
こうして彼の家へ遊びに行った「姫子さん」は…というもの。
複数えっちで、男子らは完全に身体目的。
ある程度そのままを言ってたりもするんですが、それに従うしかない「姫子さん」が切ないです。
ヒデエ話ではあるんですけど、ずっと孤立し続けるのと、こちらのオチと、どっちがいいのかな。
対人恐怖症っぽく、常におとおどしてはいたものの、彼女社会に出ればそう関係なくなると思いますが。
あれだけ大きいモノをお持ちなのだし。
※間宮姫子
可愛い娘なんですけどねぇ…。
ほか、「補講・射・天国」は講師「前園美佳」と「小島」くん。
いちおう漫画的には美人っぽく描かれていたものの、もっさりとした雰囲気の「美佳先生」
ああ、こうした女教師いそうだなぁ。
エロい展開なんですが、彼女の言っていることは納得が出来…その真意は置いといて、自ら身体を張って教育する姿は立派。
ファンタジー系な「検温動物」は体温計の擬人化「ペルモ」が登場。
だいたい擬人化されるのは女の子だと思うんですが、こちらは男の子。
風邪を引いた主人公(女の子)を検温するという流れでのえっちでした。
「ファンタジスタ」は初メガストア漫画だとか。
サッカー部のマネージャー「大沢早苗」は、転校してきた「田中寿英」の惜しい名前と、見事な大腿筋に注目。
サボリばかりの部を盛り上げるため、彼をサッカー部にスカウトするんですが…というもの。
実はソレ太ももでなく~ということで、巨乳VS巨根みたいになっています。
乗りこなした「早苗さん」は凄い。
枠間ないコマ割り。
漫符、擬音などが派手で、枠をはみ出ることも多め。
かなりごっちゃりとしていました。
濃淡も強めです。
前述したようにヒロインは爆乳揃いで、やはりえっちもどことなくクドめな描き方。
どっちかと言うと、キャラはそう描き込み細かくはないんですけどね。
爆乳を基本にとかく癖はあるので、「コアマガジン」さんのHPなどをよくよく確認して下さい。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵3: バランス・表現などに問題は感じませんでした。癖が強いんですね。
・話4: 想像よりコメディー多く、オチが上手でした。面白いです。
・独4: 爆乳ですね。これは完全に好みかどうかでしょう。
合計:[11/15]
お話が非常に良かったです。
胸はもう少し小さめのがいいんですが…そうすると最大の個性が無くなっちゃうしなぁ。
PLDK (メガストアコミックスシリーズ No. 299) (2011/04/25) ボボボ 商品詳細を見る |
★よかったな、と思ったらクリックして下さい:【人気blogランキング】
■彼女が堕ちるまで (ハルサワ)
★まんがデーター [10/15]
・絵 :■■■□□
・話 :■■■■□
・独創性:■■■□□
・属性 : [成年]胸・コスプレ
・おまけ: カパー裏にあとがき・作品解説。
・その他: 初単行本、カラー(6P)、短編×10
(うち「Teacherシリーズ」×2、「self infilcted」×4)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「ハルサワ」センセの「彼女が堕ちるまで」です。
ようやく「大江山流護身術道場」の2巻を読みました。
面白かったです。
どうなるんだろう、とかドキドキした13話に続く最終エピソードが、まさかあーなるとは思いませんでした。
でも、ずっとあーいう事を言い続けてきた漫画ですもんねー。
ひでるさんは「魔法少女プリティ☆ベル」より好きだったので、こちらに続いてほしかったですが…。
まぁ、2巻くらいで終わるのが丁度良いのかも。
そんなこんなで、本日は「ハルサワ」センセの初単行本「彼女が堕ちるまで」です。
反響あったという中編を含み、連続が1話、残りは短編という構成。
タイトルから漂う雰囲気ほどのハードさはないですね。
意外に明るい話もあり、凌辱・調教系を期待すると全体ではイマイチ感があるかもしれません。
絵的なものはちらほら気になる部分もあり、好みが分かれそうです。
ただ、こちらも全体の安定感はあり、そう大きいマイナスがつくほどのポイントもなく、初単行本ということを考えれば、よくまとめられた1冊であるかもしれません。
そんな訳で、やっぱり読者アンケートの良かったらしい中編から。
「self infilcted[セルフインフリクテッド]」は、別タイトルの「彼女が堕ちるまで」を含めて全4話という構成でした。
成績優秀、温厚博識という生徒会長「熊谷圭吾」
副会長「薮中遥子(やぶなか・ようこ)」は彼に告白をし、めでたくOKをもらいました。
後輩からも支持される彼との交際に浮かれる「遥子」
しかし、放課後の教室にて会長「圭吾」を妬む連中に乱暴されてしまうのでした。
彼に心配をかけないよう、要求に従順に従う「遥子」でしたが…と、だいたいそんなお話。
※左:副会長「薮中遥子」、右:妹「絢音」
右の妹さんと比べて普通な感じですが、そんなんが逆に刺さるのかも。
↓表紙の娘が「遥子さん」
他ヒロインと違ってやや地味目なんですが、逆にそんなんがいいのかも。
「圭吾くん」を守るため、という切っ掛けが健気です。
彼が前半でエロい事を言っていたので、もう深い間柄かと思いましたが…単なる冗談だったのね。
そんなんがため、絶対に「圭吾くん」は怪しいと考えたひでるさん。
最終話にて明かされますので、お楽しみに。
ちょっと驚くと思います。
体育の授業であった中編はブルマな「遥子さん」
こうしたプレイの定番で、日常生活をオモチャ付きで過ごすというのものでした。
前編でもちょっとしたポイントになっていましたが、2人組のうちサングラスな彼はやたらデカいという設定。
えっちされつつも、「遥子さん」はそんなん気にしていました。
何だか早いようにも感じますが、まぁいいか。
さらに保健の講師が参加する「彼女が堕ちるまで」
なんでコレだけ別タイトルなんだろう。
特に説明とかなかったですが、保健の先生はどちらか短編での出演があるのかな。
登場はやや唐突な気もしました。
どうせなら白衣は着ていてほしかったなー。
また、そんなんを散々に見せつけられた「遥子さん」も、結局は陥落しています。
後編はスクール水着の「遥子さん」
もうすっかり嫌がらなくなったとのことで、”もの足りない”とか言われてます。
そんな訳で、あの作戦は実に有効。
ある程度が露見する前半部分はだいたい想像通り。
ただ、彼があーだとは、「遥子さん」のチョイスがそーとは予想外。
なかなか凄まじいオチになっていました
彼氏と比べて…やっぱり女性は強いですね。
義理な姉弟の「とある彼女の家庭の事情~family reasons~」
こちらが冒頭話ですね。
外面良く、なんのかんのと甘えていた「准一(じゅんいち)」
義姉「涼子」が気付いた頃には、すっかりえっち関係になっていたのでした。
こちらの「准一くん」は、いちおう純粋な好意。
「好きだからに決まってるじゃん」
とか、しれっと普通の顔で言ってますね。
エロい目的(←それもあるけど)だけではないのが特徴でした。
義理とはいえ姉弟関係なので、困っている「涼子さん」
ちょっと気になって検索してみたところ…モラル的なものは置いといて、連れ子同士は法律的に問題ないみたい。
結婚できそうです。
「涼子さん」大丈夫よ、ガンガンやっちゃえ(笑)
ただ、年下のわりに落ち着いてる「准一くん」が不気味でしたが。
※義姉「涼子」
変幻自在の「准一くん」に押され気味でした。
「ぶらこん!!」はタイトルそのまま兄妹で、こっちはバッチリ血縁でした。
真面目でしっかり者という妹「絢音」さん。
だらしない「柾兄」はそんなんがため匂いを残すこと多く、いつしか「絢音さん」はそれが”えっちスイッチ”になっていたのです。
いつものように、洗濯かごのトランクスを堪能していたところ…忘れ物で帰宅した彼と鉢合わせてしまったのでした。
「絢音…変態かも…っっ」
まぁ、ノーマルではないわね。
お兄ちゃんと対面した際は、もうどうにも言い逃れできないような状態(笑)
慌てて転んだ彼女はそのまま「柾兄」に突っ込むように倒れたため、勢いそのまま続きをしてしまうのでした。
妹の意外すぎる1面ですね。
お兄ちゃん的にはちょっとショックだろうなぁ。
どんどん服を脱ぎ、脱がされ、えっちに流れておりました。
先の「遥子さん」は薄めでしたが、「ハルサワ」センセは基本的にアンダーヘアが濃い目。
「絢音さん」も可愛らしい容姿でもっさりしていたので、そんなん好きな方はピーンとくるかも。
「ほ~むメイドTeacher」、「バニーなTeacher」は担任教師「留衣」さんのコスプレ漫画です。
収録では最も軽い漫画で、これは…ラブコメとも言えるか。
教師「留衣さん」はショートカットの可愛らしい方。
よく宿題を忘れていた「武内」くんは、怒られつつもそんな彼女の表情にデレデレなのでした。
ただ、さすがに後がないと感じてきた彼は、荒れ放題の部屋から宿題を探すべく、お掃除メイドの派遣を依頼。
すると…玄関に立っていたメイド姿の彼女は、明らかに「留衣さん」だったのです。
そんなんが「ほ~むメイドTeacher」
このパンチラ有りのメイドお掃除屋さんはいいですねー。
1回の値段を知りたいです。
「ジロジロ見ないで下さい」とか言われてはいましたが。
普通は教師って副業できるほど余裕ないと思います(※しかもクラス担任だし)けど…そうしたリアルな話は置いといて、交渉材料とするのは自然。
いきなり足でさせていました。
「武内くん」はマニアックですねー。
漫画中でも言ってましたが、”私は先生なのよ”ってなキーワードは逆効果でしょ。
そんなんがコスプレえっちしてるから凄いんじゃなぃ。
カラー原稿のある「バニーなTeacher」
個人的にバニーは好きなんですが…生足なのが非常に残念。
ちぇー。
文化祭でメイド喫茶をすることになり、「留衣さん」も参加することとなったんですが…用意されていたのはバニー服だったのでした。
あれは学校でNG出るだろうなぁ。
しかも着てるの教師だし。
いちおうキッチリ着て、喫茶店に出ていた「留衣さん」はちょっぴり変わった人か。
もっと早く状況に気付いて下さい。
足はともかく、こちらは兎耳でしてました。
なお、ちゃんとしたメイド服にも着替えることとなるんですが、そっちのクラッシック調でのえっちシーンも見たかったですね。
※担任教師「留衣さん」
女生徒にノセられ、バニーを着てしまうのでした。おいおい。
ほか、「ゆきこ」・「リエナ」のWヒロイン漫画「ボーイmeetsガールズ」
プール内で「リエナ」の身体を触ってきたのは、少年と言っていいくらいの背格好でした。
そのため、余裕のできた彼女は彼を裏に連れ込んでいたところ、ジュースを買いに行っていた「ゆきこ」が遭遇。
3人で始まってしまうのでした。
明るく楽しい集団えっちというエピソード。
かなり大胆に触っていた彼が…なんだかよく分かんないキャラですね。
中盤から後半、オチまで悪くなかったので、切っ掛け部分が残念でした。
このお話は、あの後のがまた面白いかも。
「secret Idol」はいかにもなアイドル話。
彼氏との関係と、オチ部分のアレだけで良かったかな。
いかにもな設定が最近っぽく、お話の妨げになっているように思いました。
野郎のキャラとか。
斜めなコマ割りが特徴で、ページはごっちゃりと賑やか。
はみ出す、ぶち抜くこと多く、また枠間がなくなることも頻繁です。
文字や擬音も乱れ飛ぶような感じでした。
しっかりした線で、濃淡・描き込みについては適度なくらい。
ただし局部は細かい描写があり、内臓絵も多くありました。
さほど特殊なプレイがあったりはしないものの、えっちシーンについては表題そのままコテコテっとした濃い雰囲気。
そうした描き方なので、全体的にこってり風味になっています。
収録は最近の原稿ばかりで、多少はあるものの各話の落差は少なく、安定傾向。
多少バランスの悪い箇所、分かり辛い部分もありましたが、普通に読むのにはあまり気にならないでしょう。
勢いで牽引するタイプですね。
裏表紙にカット絵があるので、そちらが参考に良いです。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵3: 全体的にそう悪くない仕上がりになっていると思います。
・話4: 短編よりも連続話でしょう。先生とか妹さんなども良かったです。
・独3: まだコレという色が見えない感じでした。
合計:[10/15]
個人的に好きなのはコスプレ「留衣先生」なんですが…世間一般としては「遥子さん」なんだろうなぁ。
次回単行本がどんな色になるか、期待したいと思います。
★よかったな、と思ったらクリックして下さい:【人気blogランキング】
・絵 :■■■□□
・話 :■■■■□
・独創性:■■■□□
・属性 : [成年]胸・コスプレ
・おまけ: カパー裏にあとがき・作品解説。
・その他: 初単行本、カラー(6P)、短編×10
(うち「Teacherシリーズ」×2、「self infilcted」×4)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「ハルサワ」センセの「彼女が堕ちるまで」です。
ようやく「大江山流護身術道場」の2巻を読みました。
面白かったです。
どうなるんだろう、とかドキドキした13話に続く最終エピソードが、まさかあーなるとは思いませんでした。
でも、ずっとあーいう事を言い続けてきた漫画ですもんねー。
ひでるさんは「魔法少女プリティ☆ベル」より好きだったので、こちらに続いてほしかったですが…。
まぁ、2巻くらいで終わるのが丁度良いのかも。
大江山流護身術道場 2 (まんがタイムKRコミックス フォワードシリーズ) (2011/03/12) KAKERU 商品詳細を見る |
そんなこんなで、本日は「ハルサワ」センセの初単行本「彼女が堕ちるまで」です。
反響あったという中編を含み、連続が1話、残りは短編という構成。
タイトルから漂う雰囲気ほどのハードさはないですね。
意外に明るい話もあり、凌辱・調教系を期待すると全体ではイマイチ感があるかもしれません。
絵的なものはちらほら気になる部分もあり、好みが分かれそうです。
ただ、こちらも全体の安定感はあり、そう大きいマイナスがつくほどのポイントもなく、初単行本ということを考えれば、よくまとめられた1冊であるかもしれません。
そんな訳で、やっぱり読者アンケートの良かったらしい中編から。
「self infilcted[セルフインフリクテッド]」は、別タイトルの「彼女が堕ちるまで」を含めて全4話という構成でした。
成績優秀、温厚博識という生徒会長「熊谷圭吾」
副会長「薮中遥子(やぶなか・ようこ)」は彼に告白をし、めでたくOKをもらいました。
後輩からも支持される彼との交際に浮かれる「遥子」
しかし、放課後の教室にて会長「圭吾」を妬む連中に乱暴されてしまうのでした。
彼に心配をかけないよう、要求に従順に従う「遥子」でしたが…と、だいたいそんなお話。
※左:副会長「薮中遥子」、右:妹「絢音」
右の妹さんと比べて普通な感じですが、そんなんが逆に刺さるのかも。
↓表紙の娘が「遥子さん」
他ヒロインと違ってやや地味目なんですが、逆にそんなんがいいのかも。
「圭吾くん」を守るため、という切っ掛けが健気です。
彼が前半でエロい事を言っていたので、もう深い間柄かと思いましたが…単なる冗談だったのね。
そんなんがため、絶対に「圭吾くん」は怪しいと考えたひでるさん。
最終話にて明かされますので、お楽しみに。
ちょっと驚くと思います。
体育の授業であった中編はブルマな「遥子さん」
こうしたプレイの定番で、日常生活をオモチャ付きで過ごすというのものでした。
前編でもちょっとしたポイントになっていましたが、2人組のうちサングラスな彼はやたらデカいという設定。
えっちされつつも、「遥子さん」はそんなん気にしていました。
何だか早いようにも感じますが、まぁいいか。
さらに保健の講師が参加する「彼女が堕ちるまで」
なんでコレだけ別タイトルなんだろう。
特に説明とかなかったですが、保健の先生はどちらか短編での出演があるのかな。
登場はやや唐突な気もしました。
どうせなら白衣は着ていてほしかったなー。
また、そんなんを散々に見せつけられた「遥子さん」も、結局は陥落しています。
後編はスクール水着の「遥子さん」
もうすっかり嫌がらなくなったとのことで、”もの足りない”とか言われてます。
そんな訳で、あの作戦は実に有効。
ある程度が露見する前半部分はだいたい想像通り。
ただ、彼があーだとは、「遥子さん」のチョイスがそーとは予想外。
なかなか凄まじいオチになっていました
彼氏と比べて…やっぱり女性は強いですね。
義理な姉弟の「とある彼女の家庭の事情~family reasons~」
こちらが冒頭話ですね。
外面良く、なんのかんのと甘えていた「准一(じゅんいち)」
義姉「涼子」が気付いた頃には、すっかりえっち関係になっていたのでした。
こちらの「准一くん」は、いちおう純粋な好意。
「好きだからに決まってるじゃん」
とか、しれっと普通の顔で言ってますね。
エロい目的(←それもあるけど)だけではないのが特徴でした。
義理とはいえ姉弟関係なので、困っている「涼子さん」
ちょっと気になって検索してみたところ…モラル的なものは置いといて、連れ子同士は法律的に問題ないみたい。
結婚できそうです。
「涼子さん」大丈夫よ、ガンガンやっちゃえ(笑)
ただ、年下のわりに落ち着いてる「准一くん」が不気味でしたが。
※義姉「涼子」
変幻自在の「准一くん」に押され気味でした。
「ぶらこん!!」はタイトルそのまま兄妹で、こっちはバッチリ血縁でした。
真面目でしっかり者という妹「絢音」さん。
だらしない「柾兄」はそんなんがため匂いを残すこと多く、いつしか「絢音さん」はそれが”えっちスイッチ”になっていたのです。
いつものように、洗濯かごのトランクスを堪能していたところ…忘れ物で帰宅した彼と鉢合わせてしまったのでした。
「絢音…変態かも…っっ」
まぁ、ノーマルではないわね。
お兄ちゃんと対面した際は、もうどうにも言い逃れできないような状態(笑)
慌てて転んだ彼女はそのまま「柾兄」に突っ込むように倒れたため、勢いそのまま続きをしてしまうのでした。
妹の意外すぎる1面ですね。
お兄ちゃん的にはちょっとショックだろうなぁ。
どんどん服を脱ぎ、脱がされ、えっちに流れておりました。
先の「遥子さん」は薄めでしたが、「ハルサワ」センセは基本的にアンダーヘアが濃い目。
「絢音さん」も可愛らしい容姿でもっさりしていたので、そんなん好きな方はピーンとくるかも。
「ほ~むメイドTeacher」、「バニーなTeacher」は担任教師「留衣」さんのコスプレ漫画です。
収録では最も軽い漫画で、これは…ラブコメとも言えるか。
教師「留衣さん」はショートカットの可愛らしい方。
よく宿題を忘れていた「武内」くんは、怒られつつもそんな彼女の表情にデレデレなのでした。
ただ、さすがに後がないと感じてきた彼は、荒れ放題の部屋から宿題を探すべく、お掃除メイドの派遣を依頼。
すると…玄関に立っていたメイド姿の彼女は、明らかに「留衣さん」だったのです。
そんなんが「ほ~むメイドTeacher」
このパンチラ有りのメイドお掃除屋さんはいいですねー。
1回の値段を知りたいです。
「ジロジロ見ないで下さい」とか言われてはいましたが。
普通は教師って副業できるほど余裕ないと思います(※しかもクラス担任だし)けど…そうしたリアルな話は置いといて、交渉材料とするのは自然。
いきなり足でさせていました。
「武内くん」はマニアックですねー。
漫画中でも言ってましたが、”私は先生なのよ”ってなキーワードは逆効果でしょ。
そんなんがコスプレえっちしてるから凄いんじゃなぃ。
カラー原稿のある「バニーなTeacher」
個人的にバニーは好きなんですが…生足なのが非常に残念。
ちぇー。
文化祭でメイド喫茶をすることになり、「留衣さん」も参加することとなったんですが…用意されていたのはバニー服だったのでした。
あれは学校でNG出るだろうなぁ。
しかも着てるの教師だし。
いちおうキッチリ着て、喫茶店に出ていた「留衣さん」はちょっぴり変わった人か。
もっと早く状況に気付いて下さい。
足はともかく、こちらは兎耳でしてました。
なお、ちゃんとしたメイド服にも着替えることとなるんですが、そっちのクラッシック調でのえっちシーンも見たかったですね。
※担任教師「留衣さん」
女生徒にノセられ、バニーを着てしまうのでした。おいおい。
ほか、「ゆきこ」・「リエナ」のWヒロイン漫画「ボーイmeetsガールズ」
プール内で「リエナ」の身体を触ってきたのは、少年と言っていいくらいの背格好でした。
そのため、余裕のできた彼女は彼を裏に連れ込んでいたところ、ジュースを買いに行っていた「ゆきこ」が遭遇。
3人で始まってしまうのでした。
明るく楽しい集団えっちというエピソード。
かなり大胆に触っていた彼が…なんだかよく分かんないキャラですね。
中盤から後半、オチまで悪くなかったので、切っ掛け部分が残念でした。
このお話は、あの後のがまた面白いかも。
「secret Idol」はいかにもなアイドル話。
彼氏との関係と、オチ部分のアレだけで良かったかな。
いかにもな設定が最近っぽく、お話の妨げになっているように思いました。
野郎のキャラとか。
斜めなコマ割りが特徴で、ページはごっちゃりと賑やか。
はみ出す、ぶち抜くこと多く、また枠間がなくなることも頻繁です。
文字や擬音も乱れ飛ぶような感じでした。
しっかりした線で、濃淡・描き込みについては適度なくらい。
ただし局部は細かい描写があり、内臓絵も多くありました。
さほど特殊なプレイがあったりはしないものの、えっちシーンについては表題そのままコテコテっとした濃い雰囲気。
そうした描き方なので、全体的にこってり風味になっています。
収録は最近の原稿ばかりで、多少はあるものの各話の落差は少なく、安定傾向。
多少バランスの悪い箇所、分かり辛い部分もありましたが、普通に読むのにはあまり気にならないでしょう。
勢いで牽引するタイプですね。
裏表紙にカット絵があるので、そちらが参考に良いです。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵3: 全体的にそう悪くない仕上がりになっていると思います。
・話4: 短編よりも連続話でしょう。先生とか妹さんなども良かったです。
・独3: まだコレという色が見えない感じでした。
合計:[10/15]
個人的に好きなのはコスプレ「留衣先生」なんですが…世間一般としては「遥子さん」なんだろうなぁ。
次回単行本がどんな色になるか、期待したいと思います。
彼女が堕ちるまで (真激COMICS) (2011/04/01) ハルサワ 商品詳細を見る |
★よかったな、と思ったらクリックして下さい:【人気blogランキング】
■青春オンエアー (ポン貴花田)
★まんがデーター [10/15]
・絵 :■■■■□
・話 :■■■□□
・独創性:■■■□□
・属性 : [一般]ネットアイドル・ラブコメ
・おまけ: あとがき、描き下ろし「5年後オンエアー」
・その他: 10話収録(全て表題作・1巻完結)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「ポン貴花田(ぽん・たかはなだ)」センセの「青春オンエアー」です。
声が可愛い設定の漫画です。
紹介帯にも”夢は声優”と書かれていました。
ちらほらこうした設定の漫画を見掛けるようになりましたが、漫画で”声が可愛い”というのは、どうなのかな。
短編から連続モノまでちらほら読んでますけど、よほど巧く描かないと個性は発揮されないように思います。
そんな訳で、こちら「青春オンエアー」です。
正直なところ、ごくごく無難な感じのまとまり。
悪くはないものの、特に際立つものはありませんでした。
描かれているのは「ポン貴花田」センセ。
ブログでは性別反転な「えんとらんす!」、アイドル漫画「天使のマシュマロ」などを紹介しています。
雰囲気では、その「天使のマシュマロ」と近い感覚。
プロか、素人かという違いはあっても、実力があり、支持を集めているわりに恥ずかしがり屋(消極的)というのも同様でした。
まぁ、照れてくれた方が見た目に楽しいものですけどね。
※「大橋桃乃」と「モモ」
目線の位置に注目下さい。
声の可愛さから、アイドル的に人気を集めていた「モモ」
主人公「宮野大樹」は、ふと見た、聞いた動画から、彼女のファンになっていたのです。
そんな頃、お昼の学校放送から聞こえてきた「モモ」の声。
慌てて放送部へと掛け込んだ「大樹」は、地味なクラスメイト「大橋桃乃」が「モモ」であると突き止めたのでした。
かなり大雑把ですが、だいたいそうした導入部。
学園を舞台としたラブコメ漫画。
中盤からは放送部の面々が加わり、コンテスト出展に向けてのアレコレになっていました。
タイトルにある”青春”そのままな感じですね。
サービスカットはそこそこ。
少なくはないものの、あまり多くはない印象。
パンチラほか全裸もあり、バストトップもしっかり描かれていました。
ただし、直接えっちは意外になかったです。
そちらは寸止めというところでした。
1~3話はネットアイドル的な人気を得ている「モモ」の正体が「桃乃さん」と判明するまで。
「大樹くん」とはクラスメイトな関係でした。
普段の「桃乃さん」は、引っ込み思案な性格。
喋る際にもうつむき加減で、やや対人恐怖症っぽいですね。
日常の声量はかなり小さいらしく、身近でも気付かないというのはその通りでしょう。
ビジュアルのイメージが先行するだろうし。
スピーカーを通した声で気付くというのは、なんだか納得でした。
放送室では眼鏡を外していた「桃乃さん」
元は良いらしく、眼鏡外し、束ねている髪型を変えた「モモ」の状態では、相当に可愛い様子で描かれていました。
眼鏡の有無は生活に大きな支障ないようで、どっちかと言うと思いきるためのスイッチなのかな。
2話で役を演じる際にも、わざわざ外す描写がありました。
そんな彼女の悩みは、恥ずかしがり屋と共に、役に入って暴走してしまうこと。
んー、ここはなんだか、いかにも出来過ぎかなー。
お話の最も重要な部分だと思うので、もう少し設定を何とかしてほしかったです。
2話では「大樹くん」に逆えっちを仕掛け、3話ではコスプレから入りこんでいました。
なお、演劇部の面々が登場するのが3話目以降。
ここはまだ顔見せ程度です。
放送コンテスト、それに向けての特訓が描かれる4~7話。
強気な雰囲気の放送部の部長さん、部員の「里谷」さん、演技指導に演劇部・部長「鳥海」さん…と、華やかになりますが、彼女らは周辺も盛り上げ役。
ガッツリお話には関わらず、またサービスシーンなどもありませんでした。
※スタイル良い「桃乃さん」
だいたい縞パンな「桃乃さん」でした。
コンテストでは、部長の提案でドラマ部門にも参加することとなり、ヒロインに抜擢された「桃乃さん」
それを嫌がる彼女は…走って逃げるのでした。
4話後半でも逃げてますね。
性格からして、良い行動です。
そんな訳で、いちおう耐性のあるネットを利用しての特訓になっていました。
役に入りきっていないためか、恥ずかしがってますね。
…そうか。
「オンラインな彼女/むつきつとむ」みたいに、スイッチの切り替え分かり易くないのが問題なのかな。
あるいは、単に恥ずかしがり屋という設定だけ用意しておいて、この特訓がためえっち暴走するようになってしまう~、くらいな方が分かり易かったのでは。
小説朗読の6話では、きっちり暴走しています。
「大樹くん」はなかなか格好良いことを言ってましたが…よく我慢したねぇ。
あの特訓の何が刺さったか、見事な演技を披露した7話では部長の暗躍も描かれています。
そちらと、もう1つの要素が最終エピソード8話から10話までに描かれています。
半裸な「桃乃さん」とロッカーに閉じ込められるシーンもあったのでご期待下さい。
あそこで邪魔がはいらなければ!!
オチのあれは、故意に話題にしているような気が。
確かに制服そのままというのは迂闊でしたが、いかに人気あってもカルト的なものだと思われます。
あーも大々的にやったら、かえって疑わしいのではないかなぁ。
適度な濃淡具合のスッキリとした絵柄。
描き込みも濃すぎない程度にそこそこで、描き込みも無理ないくらい。
乱れのない細線の安定した作画になっています。
バランス良く、違和感あるコマなどもありません。
だいたいは↓表紙・裏表紙そのままで、キャラ絵は可愛らしいもの。
多少癖はありましたが、一般系らしい爽やかさもありました。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵4: スッキリとした、綺麗なまとまりの作画です。
・話3: ひでるさんとしてはイマイチでしたが、そう悪いとも思いません。
・独3: 中途半端な印象。もっと傾き大きくても良かったのでは。
合計:[10/15]
もっとえっち暴走してくれた方が良かったかなぁ。
後半の流れも個人的には不要でした。
★よかったな、と思ったらクリックして下さい:【人気blogランキング】
・絵 :■■■■□
・話 :■■■□□
・独創性:■■■□□
・属性 : [一般]ネットアイドル・ラブコメ
・おまけ: あとがき、描き下ろし「5年後オンエアー」
・その他: 10話収録(全て表題作・1巻完結)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「ポン貴花田(ぽん・たかはなだ)」センセの「青春オンエアー」です。
声が可愛い設定の漫画です。
紹介帯にも”夢は声優”と書かれていました。
ちらほらこうした設定の漫画を見掛けるようになりましたが、漫画で”声が可愛い”というのは、どうなのかな。
短編から連続モノまでちらほら読んでますけど、よほど巧く描かないと個性は発揮されないように思います。
そんな訳で、こちら「青春オンエアー」です。
正直なところ、ごくごく無難な感じのまとまり。
悪くはないものの、特に際立つものはありませんでした。
描かれているのは「ポン貴花田」センセ。
ブログでは性別反転な「えんとらんす!」、アイドル漫画「天使のマシュマロ」などを紹介しています。
雰囲気では、その「天使のマシュマロ」と近い感覚。
プロか、素人かという違いはあっても、実力があり、支持を集めているわりに恥ずかしがり屋(消極的)というのも同様でした。
まぁ、照れてくれた方が見た目に楽しいものですけどね。
※「大橋桃乃」と「モモ」
目線の位置に注目下さい。
声の可愛さから、アイドル的に人気を集めていた「モモ」
主人公「宮野大樹」は、ふと見た、聞いた動画から、彼女のファンになっていたのです。
そんな頃、お昼の学校放送から聞こえてきた「モモ」の声。
慌てて放送部へと掛け込んだ「大樹」は、地味なクラスメイト「大橋桃乃」が「モモ」であると突き止めたのでした。
かなり大雑把ですが、だいたいそうした導入部。
学園を舞台としたラブコメ漫画。
中盤からは放送部の面々が加わり、コンテスト出展に向けてのアレコレになっていました。
タイトルにある”青春”そのままな感じですね。
サービスカットはそこそこ。
少なくはないものの、あまり多くはない印象。
パンチラほか全裸もあり、バストトップもしっかり描かれていました。
ただし、直接えっちは意外になかったです。
そちらは寸止めというところでした。
1~3話はネットアイドル的な人気を得ている「モモ」の正体が「桃乃さん」と判明するまで。
「大樹くん」とはクラスメイトな関係でした。
普段の「桃乃さん」は、引っ込み思案な性格。
喋る際にもうつむき加減で、やや対人恐怖症っぽいですね。
日常の声量はかなり小さいらしく、身近でも気付かないというのはその通りでしょう。
ビジュアルのイメージが先行するだろうし。
スピーカーを通した声で気付くというのは、なんだか納得でした。
放送室では眼鏡を外していた「桃乃さん」
元は良いらしく、眼鏡外し、束ねている髪型を変えた「モモ」の状態では、相当に可愛い様子で描かれていました。
眼鏡の有無は生活に大きな支障ないようで、どっちかと言うと思いきるためのスイッチなのかな。
2話で役を演じる際にも、わざわざ外す描写がありました。
そんな彼女の悩みは、恥ずかしがり屋と共に、役に入って暴走してしまうこと。
んー、ここはなんだか、いかにも出来過ぎかなー。
お話の最も重要な部分だと思うので、もう少し設定を何とかしてほしかったです。
2話では「大樹くん」に逆えっちを仕掛け、3話ではコスプレから入りこんでいました。
なお、演劇部の面々が登場するのが3話目以降。
ここはまだ顔見せ程度です。
放送コンテスト、それに向けての特訓が描かれる4~7話。
強気な雰囲気の放送部の部長さん、部員の「里谷」さん、演技指導に演劇部・部長「鳥海」さん…と、華やかになりますが、彼女らは周辺も盛り上げ役。
ガッツリお話には関わらず、またサービスシーンなどもありませんでした。
※スタイル良い「桃乃さん」
だいたい縞パンな「桃乃さん」でした。
コンテストでは、部長の提案でドラマ部門にも参加することとなり、ヒロインに抜擢された「桃乃さん」
それを嫌がる彼女は…走って逃げるのでした。
4話後半でも逃げてますね。
性格からして、良い行動です。
そんな訳で、いちおう耐性のあるネットを利用しての特訓になっていました。
役に入りきっていないためか、恥ずかしがってますね。
…そうか。
「オンラインな彼女/むつきつとむ」みたいに、スイッチの切り替え分かり易くないのが問題なのかな。
あるいは、単に恥ずかしがり屋という設定だけ用意しておいて、この特訓がためえっち暴走するようになってしまう~、くらいな方が分かり易かったのでは。
小説朗読の6話では、きっちり暴走しています。
「大樹くん」はなかなか格好良いことを言ってましたが…よく我慢したねぇ。
あの特訓の何が刺さったか、見事な演技を披露した7話では部長の暗躍も描かれています。
そちらと、もう1つの要素が最終エピソード8話から10話までに描かれています。
半裸な「桃乃さん」とロッカーに閉じ込められるシーンもあったのでご期待下さい。
あそこで邪魔がはいらなければ!!
オチのあれは、故意に話題にしているような気が。
確かに制服そのままというのは迂闊でしたが、いかに人気あってもカルト的なものだと思われます。
あーも大々的にやったら、かえって疑わしいのではないかなぁ。
適度な濃淡具合のスッキリとした絵柄。
描き込みも濃すぎない程度にそこそこで、描き込みも無理ないくらい。
乱れのない細線の安定した作画になっています。
バランス良く、違和感あるコマなどもありません。
だいたいは↓表紙・裏表紙そのままで、キャラ絵は可愛らしいもの。
多少癖はありましたが、一般系らしい爽やかさもありました。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵4: スッキリとした、綺麗なまとまりの作画です。
・話3: ひでるさんとしてはイマイチでしたが、そう悪いとも思いません。
・独3: 中途半端な印象。もっと傾き大きくても良かったのでは。
合計:[10/15]
もっとえっち暴走してくれた方が良かったかなぁ。
後半の流れも個人的には不要でした。
青春オンエアー (ヤングキングコミックス) (2011/03/10) ポン貴花田 商品詳細を見る |
★よかったな、と思ったらクリックして下さい:【人気blogランキング】
■からふるはーべすと (ぽんこつわーくす)
★まんがデーター [14/15]
・絵 :■■■■■
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■■
・属性 : [一般]ラブコメ・農家
・おまけ: あとがき、カバー裏にナースさん・あとがき漫画、
描き下ろし「オマケ」
・その他: カラー(4P)、8話+オマケ収録(全て表題作・1巻完結)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「ぽんこつわーくす」センセの「からふるはーべすと 」です。
すみません。
ちょっとした調べ物でかなり時間をとられてしまったので、本日は駆け足お送りいたします。
まぁ、描かれているのが「ぽんこつわーくす」センセで、また漫画もラブコメ長編。
こんなブログで、コテコテ解説する必要はないですわね。
良い仕上がりでしたよー。
そんな訳で、成年系「ぽんこつわーくすのすけべ本」、一般系「彼女日和」と紹介しております「ぽんこつわーくす」センセ。
新刊「からふるはーべすと 」はたぶん3冊目の単行本です。
一般の直接えっち系ですね。
こちらが初めての連載なのだとか。
1巻完結の長編なので、買い易いのもいいところです。
※左:志穂さん、右:仁美さん
日焼け防止のため完全防備な「仁美さん」です。
高校時代に幼馴染み「志穂」へ告白していた主人公「畑亮介」
しかし、それは見事に玉砕。
そのまま東京の大学へ進学してしまった彼は、気まずさもあって帰省しなかったのです。
父親の入院から、3年振りに実家へ戻った「亮介」
再会した「志穂」とは、対応からギクシャクしたものまで相変わらず。
ただし、バツ1な高校時代の同級生「田中涼子」、手伝いに来ていた農大の学生「仁美」からは本人も戸惑う程の好意を寄せられるのでした。
そんなモテ期到来という「亮介」でしたが、何となく引っ掛かるところがあり…と、だいたいそんな感じ。
日差しを感じる健康的なカバーイラストそのまま、こちらは農業ラブコメです。
似た雰囲気のノスタルジーな漫画というのはそう珍しくはないでしょう。
ただ、長編でどっぷり農業風景が登場するラブコメというのは…これが初めて。
たぶん。
ひでるさん的には(笑)
漫画世界はやたらめったら広いので、探せば他にもあるのでしょうけれど、そうちらほらとは見掛けないタイプな漫画に仕上がっていました。
「ぽんこつわーくす」センセは岡山県在住(※お2人でのPNだそうですが)ということで、地方色を生かした漫画でもありますね。
あまり説明っぽくない程度に、業界話にも触れられていました。
もしかしたら日本の農業の何パーセントかはこの漫画が救うかもしれません。
わかんないけど。
帰省する1話目。
カラーページの迫る「志穂さん」が妄想というのは、一般えっち系なお約束でしょう。
連続性ある長編なので、いわゆるメインヒロインとのえっちは後半までお預けなのでした。
いちおう、きっちり1話目から着替え場面を見せてくれた(←バストトップあり)のは、「ぽんこつわーくす」センセの配慮かな。
そうした訳で、「亮介くん」のえっち相手は同級生の「涼子さん」
ポニーテールの気さくな娘さんで、えっちへのお誘いもあっさりとしたもの。
3名の中では最もバランス良いスタイルではないかな。
「亮介くん」は、彼女の事ほぼ覚えていませんでしたが。
2話目はいじめたくなるような、眼鏡・貧乳という農大学生「仁美さん」
えっち直前のドキドキが伝わってくるやりとりがいいですね。
先の「涼子さん」は大人っぽい黒下着でしたが、こちらの「仁美さん」はサイズもあってかスポーティーなもの。
作業着脱がしてのソレがなんだかえっち。
場所もビニールハウス内でしたからねー。
カバー裏でも話題になっていた、名無しのナースさんが登場する3話目。
ちょっとした切っ掛けから「亮介くん」は治療のため病院へ行くこととなるんですが、担当したナースさんがエロい女性だったというもの。
白衣を脱いでの黒下着というのが実に素敵。
「大丈夫よ、じっとしてれば終わるから」
とか言ってましたよ。
※左:同級生「涼子さん」、右:ナースさん
黒下着です。もう理由わざわざ書きませんが、「ナースさん」はこの絵がベスト。
好きな娘がいながら、他女性と次々関係.するのも長編な一般えっち系では当然のこと。
そうした事実と、駆け引きできない「亮介くん」の性格がため、漫画後半でひと波乱巻き起こすこととなるのでした。
2、3話にて「仁美さん」、「涼子さん」らが明確に彼女の座へ立候補したことで、「志穂さん」の心を揺さぶっております。
まぁ、メイン2人だけではなかなか進展しなさそうなので、流れとしては自然だと思います。
えっちはしてたものの。
たぶん実際にはカラー原稿だったらしい、4話は同級生「涼子さん」との2回目です。
もともと好意はあったのでしょうけど、えっち後に皆の前でさらりと告白していた彼女。
さすがに聡いですね。
この物分かり良い感じが切ないですが。
後半はようやく「志穂さん」
川に落ちた彼女の、濡れ・透け描写があったので、お楽しみに。
それに直接続く5話目。
2人きりの家で、彼女がシャワー浴びているという絶好のシチュエーションになっていました。
初のスカート姿は「亮介くん」に限らず、こちらも新鮮(学生時代の回想は置いといて)
東京へ戻る、という話題からのえっち展開です。
普段は強気だった「志穂さん」のリアクションが実に可愛らしいですよ。
↓表紙もそんなんですが、素晴らしいサイズの胸をお持ちでした。
邪魔が入ることで直接えっちまで至らないんですが、寸止めな感じは漫画に引きずられるようでコレはまたいいものですね。
6話は農大学生「仁美さん」との2回目。
こちらもまた可愛らしい思考でした。
流れもあっていきなり全裸になってしまうんですが、やや勿体ないかなぁ。
あのコテコテな服装をゆったり脱がして欲しかったですが。
そんな「仁美さん」を切っ掛けとして、ラストエピソードに繋がっていました。
もっと巧く誤魔化してくれればなぁ。
「志穂さん」はこちらのリアクションも良かったです。
いかにもメインヒロインしてますね。
※難儀な「志穂さん」
ややこしい性格はメインヒロインたる証ですね。
続く7話が最終エピソードで、残る8話はエピローグ的な感覚。
顔を見せていた「涼子さん」は、またいかにもそれらしい言動してますね。
あの場面で寝取ったりしない(できない)のが爽やかでした。
実際の心境は複雑なものがあるかと想像されますが…難儀だなぁ。
「志穂さん」も同じね。
かなり遠回りしていたような感じ。
それもまた幼馴染みらしいのかな。
最終8話・冒頭での新キャラ登場(詳細は秘密)には驚かされました。
また、描き下ろし「オマケ」は、最終話とも重なる後日談になっています。
個人的には、他ヒロイン2人の描写もほしかったなー。
幸せになっていてほしいものです。
(※「涼子さん」は未婚のままでいてほしい気もしますが。たまに遊びきたりして「亮介くん」を誘惑するのよ)
適度な描き込み・濃淡具合のクッキリ漫画。
どっちかというと濃い目ですが、高額なケーキのようにクドさはありません。
「甘さ控えめで何個でも食べれます」
…みたいな感覚。
抜群に安定感があり、コメディーからシリアスまで違和感はまったくありませんでした。
嫌味ない、素朴さと共に洗練された感じもあるヒロイン絵。
これが漫画設定ともよく合って、相乗効果となっていました。
滲むようなトーン処理がまた絶妙で、強めな恥ずかし線(※恥ずかしい時に鼻から頬にかかる斜め線のことね)ともども女性陣を可愛らしく演出しております。
背景や小物も巧く、あちこちのバランスにも優れ、マイナス点は虫眼鏡で探しても見つかりません。
オススメです。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵5: ふんわりとした、優しさある作画です。完璧ですね。
・話4: 良い出来栄えでしたが、もうワンヒットくらいほしい気がします。
・独5: 無理ない程度の農業ラブコメが良かったです。
合計:[14/15]
非常に検索し易い「ぽんこつわーくす」センセのHPには特設ページがありました。
原稿も多く公開されていたので、気になった方はぜひ参考にどうぞ。
★よかったな、と思ったらクリックして下さい:【人気blogランキング】
・絵 :■■■■■
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■■
・属性 : [一般]ラブコメ・農家
・おまけ: あとがき、カバー裏にナースさん・あとがき漫画、
描き下ろし「オマケ」
・その他: カラー(4P)、8話+オマケ収録(全て表題作・1巻完結)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「ぽんこつわーくす」センセの「からふるはーべすと 」です。
すみません。
ちょっとした調べ物でかなり時間をとられてしまったので、本日は駆け足お送りいたします。
まぁ、描かれているのが「ぽんこつわーくす」センセで、また漫画もラブコメ長編。
こんなブログで、コテコテ解説する必要はないですわね。
良い仕上がりでしたよー。
そんな訳で、成年系「ぽんこつわーくすのすけべ本」、一般系「彼女日和」と紹介しております「ぽんこつわーくす」センセ。
新刊「からふるはーべすと 」はたぶん3冊目の単行本です。
一般の直接えっち系ですね。
こちらが初めての連載なのだとか。
1巻完結の長編なので、買い易いのもいいところです。
※左:志穂さん、右:仁美さん
日焼け防止のため完全防備な「仁美さん」です。
高校時代に幼馴染み「志穂」へ告白していた主人公「畑亮介」
しかし、それは見事に玉砕。
そのまま東京の大学へ進学してしまった彼は、気まずさもあって帰省しなかったのです。
父親の入院から、3年振りに実家へ戻った「亮介」
再会した「志穂」とは、対応からギクシャクしたものまで相変わらず。
ただし、バツ1な高校時代の同級生「田中涼子」、手伝いに来ていた農大の学生「仁美」からは本人も戸惑う程の好意を寄せられるのでした。
そんなモテ期到来という「亮介」でしたが、何となく引っ掛かるところがあり…と、だいたいそんな感じ。
日差しを感じる健康的なカバーイラストそのまま、こちらは農業ラブコメです。
似た雰囲気のノスタルジーな漫画というのはそう珍しくはないでしょう。
ただ、長編でどっぷり農業風景が登場するラブコメというのは…これが初めて。
たぶん。
ひでるさん的には(笑)
漫画世界はやたらめったら広いので、探せば他にもあるのでしょうけれど、そうちらほらとは見掛けないタイプな漫画に仕上がっていました。
「ぽんこつわーくす」センセは岡山県在住(※お2人でのPNだそうですが)ということで、地方色を生かした漫画でもありますね。
あまり説明っぽくない程度に、業界話にも触れられていました。
もしかしたら日本の農業の何パーセントかはこの漫画が救うかもしれません。
わかんないけど。
帰省する1話目。
カラーページの迫る「志穂さん」が妄想というのは、一般えっち系なお約束でしょう。
連続性ある長編なので、いわゆるメインヒロインとのえっちは後半までお預けなのでした。
いちおう、きっちり1話目から着替え場面を見せてくれた(←バストトップあり)のは、「ぽんこつわーくす」センセの配慮かな。
そうした訳で、「亮介くん」のえっち相手は同級生の「涼子さん」
ポニーテールの気さくな娘さんで、えっちへのお誘いもあっさりとしたもの。
3名の中では最もバランス良いスタイルではないかな。
「亮介くん」は、彼女の事ほぼ覚えていませんでしたが。
2話目はいじめたくなるような、眼鏡・貧乳という農大学生「仁美さん」
えっち直前のドキドキが伝わってくるやりとりがいいですね。
先の「涼子さん」は大人っぽい黒下着でしたが、こちらの「仁美さん」はサイズもあってかスポーティーなもの。
作業着脱がしてのソレがなんだかえっち。
場所もビニールハウス内でしたからねー。
カバー裏でも話題になっていた、名無しのナースさんが登場する3話目。
ちょっとした切っ掛けから「亮介くん」は治療のため病院へ行くこととなるんですが、担当したナースさんがエロい女性だったというもの。
白衣を脱いでの黒下着というのが実に素敵。
「大丈夫よ、じっとしてれば終わるから」
とか言ってましたよ。
※左:同級生「涼子さん」、右:ナースさん
黒下着です。もう理由わざわざ書きませんが、「ナースさん」はこの絵がベスト。
好きな娘がいながら、他女性と次々関係.するのも長編な一般えっち系では当然のこと。
そうした事実と、駆け引きできない「亮介くん」の性格がため、漫画後半でひと波乱巻き起こすこととなるのでした。
2、3話にて「仁美さん」、「涼子さん」らが明確に彼女の座へ立候補したことで、「志穂さん」の心を揺さぶっております。
まぁ、メイン2人だけではなかなか進展しなさそうなので、流れとしては自然だと思います。
えっちはしてたものの。
たぶん実際にはカラー原稿だったらしい、4話は同級生「涼子さん」との2回目です。
もともと好意はあったのでしょうけど、えっち後に皆の前でさらりと告白していた彼女。
さすがに聡いですね。
この物分かり良い感じが切ないですが。
後半はようやく「志穂さん」
川に落ちた彼女の、濡れ・透け描写があったので、お楽しみに。
それに直接続く5話目。
2人きりの家で、彼女がシャワー浴びているという絶好のシチュエーションになっていました。
初のスカート姿は「亮介くん」に限らず、こちらも新鮮(学生時代の回想は置いといて)
東京へ戻る、という話題からのえっち展開です。
普段は強気だった「志穂さん」のリアクションが実に可愛らしいですよ。
↓表紙もそんなんですが、素晴らしいサイズの胸をお持ちでした。
邪魔が入ることで直接えっちまで至らないんですが、寸止めな感じは漫画に引きずられるようでコレはまたいいものですね。
6話は農大学生「仁美さん」との2回目。
こちらもまた可愛らしい思考でした。
流れもあっていきなり全裸になってしまうんですが、やや勿体ないかなぁ。
あのコテコテな服装をゆったり脱がして欲しかったですが。
そんな「仁美さん」を切っ掛けとして、ラストエピソードに繋がっていました。
もっと巧く誤魔化してくれればなぁ。
「志穂さん」はこちらのリアクションも良かったです。
いかにもメインヒロインしてますね。
※難儀な「志穂さん」
ややこしい性格はメインヒロインたる証ですね。
続く7話が最終エピソードで、残る8話はエピローグ的な感覚。
顔を見せていた「涼子さん」は、またいかにもそれらしい言動してますね。
あの場面で寝取ったりしない(できない)のが爽やかでした。
実際の心境は複雑なものがあるかと想像されますが…難儀だなぁ。
「志穂さん」も同じね。
かなり遠回りしていたような感じ。
それもまた幼馴染みらしいのかな。
最終8話・冒頭での新キャラ登場(詳細は秘密)には驚かされました。
また、描き下ろし「オマケ」は、最終話とも重なる後日談になっています。
個人的には、他ヒロイン2人の描写もほしかったなー。
幸せになっていてほしいものです。
(※「涼子さん」は未婚のままでいてほしい気もしますが。たまに遊びきたりして「亮介くん」を誘惑するのよ)
適度な描き込み・濃淡具合のクッキリ漫画。
どっちかというと濃い目ですが、高額なケーキのようにクドさはありません。
「甘さ控えめで何個でも食べれます」
…みたいな感覚。
抜群に安定感があり、コメディーからシリアスまで違和感はまったくありませんでした。
嫌味ない、素朴さと共に洗練された感じもあるヒロイン絵。
これが漫画設定ともよく合って、相乗効果となっていました。
滲むようなトーン処理がまた絶妙で、強めな恥ずかし線(※恥ずかしい時に鼻から頬にかかる斜め線のことね)ともども女性陣を可愛らしく演出しております。
背景や小物も巧く、あちこちのバランスにも優れ、マイナス点は虫眼鏡で探しても見つかりません。
オススメです。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵5: ふんわりとした、優しさある作画です。完璧ですね。
・話4: 良い出来栄えでしたが、もうワンヒットくらいほしい気がします。
・独5: 無理ない程度の農業ラブコメが良かったです。
合計:[14/15]
非常に検索し易い「ぽんこつわーくす」センセのHPには特設ページがありました。
原稿も多く公開されていたので、気になった方はぜひ参考にどうぞ。
からふるはーべすと (バンブーコミックス DOKI SELECT ) (2011/03/07) ぽんこつわーくす 商品詳細を見る |
★よかったな、と思ったらクリックして下さい:【人気blogランキング】
■メルティピーチ☆ふぇのめのん (ぶるマほげろー)
★まんがデーター [7/15]
・絵 :■■■□□
・話 :■■□□□
・独創性:■■□□□
・属性 : [成年]コメディー・ファンタジー
・おまけ: カバー裏に漫画「この本のスペシャルな楽しみ方」、
描き下ろし「便器さん×シンゴくん」
・その他: カラー(6P)、短編×11(うち「りとる☆シリーズ」×6)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「ぶるマほげろー」センセの「メルティピーチ☆ふぇのめのん」です。
最近寝不足です。
いつだっけか書きましたが、無事PSPを手に入れました。
「ナムコミュージアム(※「ドラゴンバスター」ね)」と共に「信長の野望 烈風伝」を買ったんですよ。
うち、「烈風伝」の方はなんとなーくだったんですが…コレって面白いんですね!
ひでるさんのベストは「戦国群雄伝」でした。
88版、98版、ウィンドゥズ版、携帯版…と、長きに渡ってプレイしており、それは揺るぎません。
(※実は98版は途中でロードできなくなり、2つ目を買ってる)
ぶっちゃけ「天翔記」以降は画面見てもいなかったほどなので、「革新」とかよく分かんないんですが、個人的には「群雄伝」に次ぐ面白さでした。
箱庭で政治が目に見え、3規模の戦闘なども適当にそれっぽい感じ。
操作はそう複雑なものでなく、かと言って浅い訳でもなく。
コツを覚えれば、あちこちスムーズに進むようになります。
さして難易度が高くないのもいい点でした(←コレは重要)
…で、面白いので続きをやりたいものの、時間がないのは変わらず。
色々と終えた後にプレイしてると、ここで書くの怖ろしいほどの時間になったりするのでした。
また体調悪くなってしまいそうです。
うん、ほどほどにしよう。
ここもゲーム紹介するブログでないし。
さて、本日は「りえちゃん14歳」センセと並んでお名前の響きが好きな「ぶるマほげろー」センセです。
ブログでは原作ゲームという「凌辱学園」に続いて紹介は2冊目。
なんだか久しぶりに読みましたが、「ぶるマほげろー」センセ良くも悪くも変わりませんねー。
※左:便器さん、右:先輩さん
こうした丸々っとしたヒロイン群です。貧乳・巨乳のどちらもいます。
曰く”基本的に短編集”という「メルティピーチ☆ふぇのめのん」
収録には半分以上を占めるシリーズものがあるんですが、さして連続話という風情ではありません。
ふわふわ丸っこいヒロインらとのえっちが楽しめます。
お話はやっぱり脱力系で、絵柄ともどもキッチリ人を選ぶ単行本になっています。
まずは短編から。
原稿では「LETTER BOX GIRL」が最新のようでした。
男の子に恋した「便器」さんのお話ですね。
漫画でも聞いていましたが”トイレの花子さん”ではなく、取り壊されると決まった校舎の男性用便器の擬人化。
まぁ、ファンタジーですよ。いちおう。
彼女の話によると、「洋式トイレ」さんという体のラインが綺麗な方がいるそうで(笑)
外観は女の子(裏表紙の娘がそうかな)でしたが、「便器さん」ですから…おしっこかけられたりする、なかなか卑猥な展開になっています。
「私…便器なのにぃ…~~~~」と、後半部分を伏せましたが、そんな台詞を言わせたかったのかなぁ。
なお、こちらが冒頭話。
「ヒット出版社」さんHPの立ち読みできましたので、ちょっと気になる方はチェックしてみるのがオススメ。
”痴漢された際に特訓をしたい”、という先輩との「ミラクルトレインガール」
やや唐突にそんな開始をしており、いきなりのえっち展開です。
まんまるなキャラのそんなお尻がいい感じ。
本来はもっと激しい筈、ということで普通にえっちへと流れています。
特訓はどっかへ行ってるんですけど、これで大丈夫って何が!?
「きっとうまくいくよ」は自らを姫という、独特なテンションの娘。
喉が渇いたという彼女は、彼が見ていたえっち映像でナニを飲料であると勘違いしたのでした。
…みたいな切っ掛け。
コメディー話ですね。
貧乳な彼女の黒い下着がいい感じでしたが、オチに登場するメイド「ベッキー」のが気になります。
※姫さま
このコメディー部分は好き。
ほか。「流星アイドル」はツインテールなアイドルとプロデューサー。
こちらも即えっち展開でそのまま終わるんですが、オチ部分に軽い衝撃が。
うわ、そんなんか。いやー。
「レディ!」も同じくツインテールで姪「愛美」ちゃん。
おもちゃのステッキからのえっちでした。
魔法が使えるとかはいいとして、ロリな姪にいきなりエロいこと仕掛けるのは凄い。
まぁ、直接シテいないからいいのか。
「りとる☆りどる」ほか似たタイトルの漫画は、主人公「シンゴ」くんのお話。
いちおう主人公は同じ人。
各話でヒロインが変わり、基本的に直接の繋がりはありません。
複数登場するキャラもあり、なんらかあるようでしたが…ちらほら立てられたフラグっぽいものは未回収なまま。
…特に書かれていませんでしたが、まだ続くのかな。
収録のラスト話は、かなり中途半端に終わっておりました。
続く・終わるはどうなるか知りませんが、説明ないのは不親切です。
1話目「りとる☆りどる」はロリな担任「ミチル」先生。
子供みたいなロリロリとした容姿なんですが、どうやらそう見えているのは自分だけの様子。
試しに直接本人に聞いてみたところ…という流れ。
魔法とかなんとか言ってましたが、このシリーズはそんな要素があるのかな。
ロリ教師というネタは「ぶるマほげろー」センセの絵柄と合致しており、えっちするとたまに大人に見えたりするのも非常に良い感じ。
このシリーズは「ミチル先生」とのえっちが続くのかなーって思いましたが、2話目「りとる☆ばれる」はお隣・昔馴染みな「アキラ」ちゃん。
「ミチル先生」は1コマだけの出演でした。ちぇーっ。
「シンゴくん」の隣を歩く彼女の存在に落ち着かない「アキラちゃん」
もやもやした気持ちをえっちとして、ぶつけてきたのでした。
可愛らしい容姿なのに、なかなか自分中心な娘さん。
ほぼ1人で好き勝手にしていました。
髪留めエピソードの真相にご期待下さい。
↓表紙を飾る先輩「チサト」さんの3話「りとる☆だぶる」
”特別な能力がある”という「シンゴくん」とえっちし、「チサトさん」は自らの能力開花を狙っている様子。
これがキモのようなんですけど、詳細は不明なまま。
数コマ程度でしたが「ミチル先生」も印象的な登場をしており、なんらか関係があるんだろうなぁ。
…とか思っていたら、続く4話「りとる☆まーぶる」は体育委員の「古間アリエ」さん。
雨で中止になった運動会に納得できない彼女は、「シンゴくん」と2人で運動会をするのでした。
ありがちな引っ越しネタで、オチは見事なまでの脱力っぷりです。
ショートカット・カチューシャ・ブルマと三拍子揃った「アリエさん」が可愛いので、まぁいいか。
※左:ミチル先生、右:先輩「チサトさん」
ずっと「ミチル先生」とのえっちなら良かったんですが。
5話目「りとる☆べすちある」のオープニングはカラー原稿ですが、こちらの相手は「ミチル先生」
ただ、メインは眼鏡な新聞委員「益子ミナノ」さん。
あちこち唐突で驚かされますが、「ポッティ」とか呼び出した時には驚き。
うーん、なんだかなー。
収録でラストとなる6話「りとる☆とらいあんぐる」は再び先輩「チサトさん」
前話から「シンゴくん」は頭痛を訴える描写があり、こちらもそんなん。
気付いた際には分身していました。
どんなんかはいちおう伏せておきますね。
ただ、えっち終了と共に丸投げのような終わり方をしていました。
描かれたのは08年ということなので…これが正式なラスト?
「シンゴくん」がどうなってしまうのか、「チサトさん」・「ミチル先生」が何者なのかなど説明なく、どう見ても未完っぽい作品なんですが。
コレはちょっと理解できませんでした。
強めな曲線の絵柄。
描き込みは細かくなく、黒は目立つものの白比率も高め。
枠間のないコマ割りで、大小コマに分割されたページはかなりごっちゃりしていました。
丸っこい独特なバランスでしたが崩れもなく、目立つ乱れもなく、作画は安定。
特にコメディー描写は独特で、ぺかぺかとした軽さ。
ここが脱力な原因です。
静かなテンションでも描けるようなんですが、なんとなくだらーっとしてしまうんですね。
独特のふんわりした間もあり、お話から絵柄までキッチリ人を選びます。
初見の方は特に注意。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵3: 丸っこいヒロイン絵です。コメディー部分がどうかな。
・話2: 基本的にお話で売る方ではないかと。
・独2: ある意味独特な世界でした。連続話が酷かったのでマイナス。
合計:[7/15]
基本的には同じですが、↓表紙などの彩色絵と漫画にはどことなく差があり…そのままの判断は危険かも。
立ち読みとサンプルのある「ヒット出版社」さんのHPでチェックしておくと良いでしょう。
★よかったな、と思ったらクリックして下さい:【人気blogランキング】
・絵 :■■■□□
・話 :■■□□□
・独創性:■■□□□
・属性 : [成年]コメディー・ファンタジー
・おまけ: カバー裏に漫画「この本のスペシャルな楽しみ方」、
描き下ろし「便器さん×シンゴくん」
・その他: カラー(6P)、短編×11(うち「りとる☆シリーズ」×6)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「ぶるマほげろー」センセの「メルティピーチ☆ふぇのめのん」です。
最近寝不足です。
いつだっけか書きましたが、無事PSPを手に入れました。
「ナムコミュージアム(※「ドラゴンバスター」ね)」と共に「信長の野望 烈風伝」を買ったんですよ。
うち、「烈風伝」の方はなんとなーくだったんですが…コレって面白いんですね!
ひでるさんのベストは「戦国群雄伝」でした。
88版、98版、ウィンドゥズ版、携帯版…と、長きに渡ってプレイしており、それは揺るぎません。
(※実は98版は途中でロードできなくなり、2つ目を買ってる)
ぶっちゃけ「天翔記」以降は画面見てもいなかったほどなので、「革新」とかよく分かんないんですが、個人的には「群雄伝」に次ぐ面白さでした。
箱庭で政治が目に見え、3規模の戦闘なども適当にそれっぽい感じ。
操作はそう複雑なものでなく、かと言って浅い訳でもなく。
コツを覚えれば、あちこちスムーズに進むようになります。
さして難易度が高くないのもいい点でした(←コレは重要)
…で、面白いので続きをやりたいものの、時間がないのは変わらず。
色々と終えた後にプレイしてると、ここで書くの怖ろしいほどの時間になったりするのでした。
また体調悪くなってしまいそうです。
うん、ほどほどにしよう。
ここもゲーム紹介するブログでないし。
さて、本日は「りえちゃん14歳」センセと並んでお名前の響きが好きな「ぶるマほげろー」センセです。
ブログでは原作ゲームという「凌辱学園」に続いて紹介は2冊目。
なんだか久しぶりに読みましたが、「ぶるマほげろー」センセ良くも悪くも変わりませんねー。
※左:便器さん、右:先輩さん
こうした丸々っとしたヒロイン群です。貧乳・巨乳のどちらもいます。
曰く”基本的に短編集”という「メルティピーチ☆ふぇのめのん」
収録には半分以上を占めるシリーズものがあるんですが、さして連続話という風情ではありません。
ふわふわ丸っこいヒロインらとのえっちが楽しめます。
お話はやっぱり脱力系で、絵柄ともどもキッチリ人を選ぶ単行本になっています。
まずは短編から。
原稿では「LETTER BOX GIRL」が最新のようでした。
男の子に恋した「便器」さんのお話ですね。
漫画でも聞いていましたが”トイレの花子さん”ではなく、取り壊されると決まった校舎の男性用便器の擬人化。
まぁ、ファンタジーですよ。いちおう。
彼女の話によると、「洋式トイレ」さんという体のラインが綺麗な方がいるそうで(笑)
外観は女の子(裏表紙の娘がそうかな)でしたが、「便器さん」ですから…おしっこかけられたりする、なかなか卑猥な展開になっています。
「私…便器なのにぃ…~~~~」と、後半部分を伏せましたが、そんな台詞を言わせたかったのかなぁ。
なお、こちらが冒頭話。
「ヒット出版社」さんHPの立ち読みできましたので、ちょっと気になる方はチェックしてみるのがオススメ。
”痴漢された際に特訓をしたい”、という先輩との「ミラクルトレインガール」
やや唐突にそんな開始をしており、いきなりのえっち展開です。
まんまるなキャラのそんなお尻がいい感じ。
本来はもっと激しい筈、ということで普通にえっちへと流れています。
特訓はどっかへ行ってるんですけど、これで大丈夫って何が!?
「きっとうまくいくよ」は自らを姫という、独特なテンションの娘。
喉が渇いたという彼女は、彼が見ていたえっち映像でナニを飲料であると勘違いしたのでした。
…みたいな切っ掛け。
コメディー話ですね。
貧乳な彼女の黒い下着がいい感じでしたが、オチに登場するメイド「ベッキー」のが気になります。
※姫さま
このコメディー部分は好き。
ほか。「流星アイドル」はツインテールなアイドルとプロデューサー。
こちらも即えっち展開でそのまま終わるんですが、オチ部分に軽い衝撃が。
うわ、そんなんか。いやー。
「レディ!」も同じくツインテールで姪「愛美」ちゃん。
おもちゃのステッキからのえっちでした。
魔法が使えるとかはいいとして、ロリな姪にいきなりエロいこと仕掛けるのは凄い。
まぁ、直接シテいないからいいのか。
「りとる☆りどる」ほか似たタイトルの漫画は、主人公「シンゴ」くんのお話。
いちおう主人公は同じ人。
各話でヒロインが変わり、基本的に直接の繋がりはありません。
複数登場するキャラもあり、なんらかあるようでしたが…ちらほら立てられたフラグっぽいものは未回収なまま。
…特に書かれていませんでしたが、まだ続くのかな。
収録のラスト話は、かなり中途半端に終わっておりました。
続く・終わるはどうなるか知りませんが、説明ないのは不親切です。
1話目「りとる☆りどる」はロリな担任「ミチル」先生。
子供みたいなロリロリとした容姿なんですが、どうやらそう見えているのは自分だけの様子。
試しに直接本人に聞いてみたところ…という流れ。
魔法とかなんとか言ってましたが、このシリーズはそんな要素があるのかな。
ロリ教師というネタは「ぶるマほげろー」センセの絵柄と合致しており、えっちするとたまに大人に見えたりするのも非常に良い感じ。
このシリーズは「ミチル先生」とのえっちが続くのかなーって思いましたが、2話目「りとる☆ばれる」はお隣・昔馴染みな「アキラ」ちゃん。
「ミチル先生」は1コマだけの出演でした。ちぇーっ。
「シンゴくん」の隣を歩く彼女の存在に落ち着かない「アキラちゃん」
もやもやした気持ちをえっちとして、ぶつけてきたのでした。
可愛らしい容姿なのに、なかなか自分中心な娘さん。
ほぼ1人で好き勝手にしていました。
髪留めエピソードの真相にご期待下さい。
↓表紙を飾る先輩「チサト」さんの3話「りとる☆だぶる」
”特別な能力がある”という「シンゴくん」とえっちし、「チサトさん」は自らの能力開花を狙っている様子。
これがキモのようなんですけど、詳細は不明なまま。
数コマ程度でしたが「ミチル先生」も印象的な登場をしており、なんらか関係があるんだろうなぁ。
…とか思っていたら、続く4話「りとる☆まーぶる」は体育委員の「古間アリエ」さん。
雨で中止になった運動会に納得できない彼女は、「シンゴくん」と2人で運動会をするのでした。
ありがちな引っ越しネタで、オチは見事なまでの脱力っぷりです。
ショートカット・カチューシャ・ブルマと三拍子揃った「アリエさん」が可愛いので、まぁいいか。
※左:ミチル先生、右:先輩「チサトさん」
ずっと「ミチル先生」とのえっちなら良かったんですが。
5話目「りとる☆べすちある」のオープニングはカラー原稿ですが、こちらの相手は「ミチル先生」
ただ、メインは眼鏡な新聞委員「益子ミナノ」さん。
あちこち唐突で驚かされますが、「ポッティ」とか呼び出した時には驚き。
うーん、なんだかなー。
収録でラストとなる6話「りとる☆とらいあんぐる」は再び先輩「チサトさん」
前話から「シンゴくん」は頭痛を訴える描写があり、こちらもそんなん。
気付いた際には分身していました。
どんなんかはいちおう伏せておきますね。
ただ、えっち終了と共に丸投げのような終わり方をしていました。
描かれたのは08年ということなので…これが正式なラスト?
「シンゴくん」がどうなってしまうのか、「チサトさん」・「ミチル先生」が何者なのかなど説明なく、どう見ても未完っぽい作品なんですが。
コレはちょっと理解できませんでした。
強めな曲線の絵柄。
描き込みは細かくなく、黒は目立つものの白比率も高め。
枠間のないコマ割りで、大小コマに分割されたページはかなりごっちゃりしていました。
丸っこい独特なバランスでしたが崩れもなく、目立つ乱れもなく、作画は安定。
特にコメディー描写は独特で、ぺかぺかとした軽さ。
ここが脱力な原因です。
静かなテンションでも描けるようなんですが、なんとなくだらーっとしてしまうんですね。
独特のふんわりした間もあり、お話から絵柄までキッチリ人を選びます。
初見の方は特に注意。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵3: 丸っこいヒロイン絵です。コメディー部分がどうかな。
・話2: 基本的にお話で売る方ではないかと。
・独2: ある意味独特な世界でした。連続話が酷かったのでマイナス。
合計:[7/15]
基本的には同じですが、↓表紙などの彩色絵と漫画にはどことなく差があり…そのままの判断は危険かも。
立ち読みとサンプルのある「ヒット出版社」さんのHPでチェックしておくと良いでしょう。
メルティピーチ☆ふぇのめのん (セラフィンコミックス) (2011/01/27) ぶるマほげろー 商品詳細を見る |
★よかったな、と思ったらクリックして下さい:【人気blogランキング】
■少女戯画 (花犬)
★まんがデーター [13/15]
・絵 :■■■■■
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : [成年]貧乳・SF
・おまけ:
・その他: 短編×6(うち「保健の女王」×3)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「花犬(はないぬ)」センセの「少女戯画」です。
こないだも書きましたが。
いかにも「久保書店」さんっぽい単行本でしたねー。
王道なのもいいですが、こうした”いぶし銀”というべきシブいのも宜しいかと思います。
そんな訳で、本日は「少女戯画」にしました。
現在はサンプルの置かれた書店もだいぶ多くなってきましたが、ないことのが圧倒的。
特に成年単行本は、きっちりシュリンクされているでしょう。
最も中身で判断したい漫画ジャンルだと思うんですけどね(笑)
よくこちらのブログでは判断どうのと書いていますが、それもひでるさんの経験によるものです。
その点で…↓表紙・裏表紙だけが頼りなのに、コチラはなかなか手を出し辛い雰囲気なんです。
特にひでるさんを迷わせたのが裏表紙。
背中の穴がちと気持ち悪く見えたのよ。
そうした理由で敬遠しておりましたが、それこそサンプルが置いてあった書店で確認してから手にしました。
巧い方です。
また、単行本にはあとがきほかコメントすらなかったんですが、ざーと検索して無事にHPを発見。
そこで「花犬」センセ曰く、
「内容はこれまでの同人マンガを新旧まとめたもの」
…だそうです。
同人誌シリーズ「ORANGE」からの抜粋単行本なのでした。
特に加筆修正ないらしく、オマケページもないようで、そっちお持ちな方にはさしてメリットなさそう。
(※シリーズは現在も「DLsite.com」でダウンロード販売している様子)
※左:歩ちゃん、右:亜紀さん
今回は選びにくかったです。皆さん全裸が早いんですよ。
流れとしてやり易いので、先に絵柄の話題から。
漫画はデジタル展開で、原稿の雰囲気から察せられるようにもともとはカラー原稿。
中扉のみカラーで、ほかはもとCG原稿の白黒化な単行本です。
白黒になっているのはやや残念ですが、巧さは伝わってきます。
デジタルですが、鉛筆画のような素朴なタッチの絵柄。
カラーの白黒化によって、色彩としては淡い濃淡具合です。
乱れなく安定しており、綺麗なまとまり。
特にヒロインは華奢なロリ絵で、すらりときめ細かそうな肌具合。
登場する女性らは揃って見事な貧乳っぷりでしたが、実に素敵なバランスでした。
そう強い癖もなく、ここは非常に良い感じです。
刺さると思います。
漫画はどこかシュールな空気が漂い、坦々と進む感覚。
こっちのが独特ですわね。
もともとが同人誌から、というのもあるかと思います。
そうした流れで、収録の各話について。
収録は6話とやや少なめ。
半分は連続話で、他短編という風情です。
どこかSFっぽさがあり…ぶっちゃけ、ひでるさんの苦手な系統。
↑評価点数は高くしてますが、うーん、合わないですね。
恥ずかしながら、きっちり理解できてないかもしれませんので、注意下さい。
冒頭話「女ノ子ノイロ」は収録で最もスタンダードだろうラブコメちっくなお話。
ひでるさんもお気に入りの短編です。
東京の大学へ通っていた「薫」は、遠距離交際をしていた地元の彼女「美香」にフラれてしまいました。
「じゃーさ、そーゆーことだから」
そんなあっさりとした感じにショックな「薫」を扉の隅から見ていたのは、彼女の妹「歩」でした。
なんとなく話しながら付いてくる彼女。
それ振り切るべく走った「薫」が直接川を渡ったところ、泳げないにも関わらず「歩」も付いてきたのでした。
だいたいそうした導入部。
前半にあった、追いかけっこまでのくだりがいかにも年頃な女の子っぽいです。
溺れたフリをする策略家なくだりも、それっぽいですよね。
帰省と言えば、川辺というのがセオリー。
服のまま川へ入った「歩ちゃん」は乾かすべくあっさり全裸になっていました。
微妙に成長過程なのがヤバいです。
大人だの子供だのという論争から、じゃー試してみようという流れもお約束。
頑張る「歩ちゃん」に注目です。
個人的にはラスト1ページがあって、なんだか安心でしたよ。
SFちっくな短編「楽園ノ果テ」
生徒「亜紀」は友人と共に使用されなくなった校内の廃屋を探検したところ…元大学講師という、周囲をふらつく男性に目をつけられてしまったのでした。
「おまえがキーを持っているのか」
その日は隙を見て逃げ出していた「亜紀」でしたが、その言葉が引っ掛かっていたのです。
いちおう舞台は学校のようでしたが、殺風景な周囲。
これが雰囲気たっぷりで、いわくありげ。
えっちは、周囲に壁を作っているような彼を安心させるためかなー。
彼女はどこで気付いたんでしょうね。
※左:篠原カナ、右:神矢ミサキ
これでもか、というくらいの貧乳ヒロイン群です。
「神矢ミサキ」さんが保健室で不思議な体験をするという「AM2:00の夢」
授業をサボルため保健室へ行った「ミサキさん」でしたが、その日はいつもの「木島」先生は休み。
見慣れない、別の先生がいたのでした。
単純に…保健医でない他人がそれに成りすましてえろい事をした、って話でいいのかな。
相手が医師で、また実際に体調悪いわけではなかったためか、トンデモな注文にも従順。
特に会話は治療とまったく無関係なものになっていました。
せっかくブルマだったのに、脱ぐのが早いですね。
収録で単行本の半分を占めるシリーズもの「保健の女王」
そっくりなもののどこか違和感ある世界へ紛れこんでしまった、「篠原カナ」さんと「天野」くん。
見知らぬ先生が始めた特別授業にて、「篠原さん」は”保健の女王”に選ばれたのでした。
聞き慣れないまま教師に呼ばれたところ、いきなり服を脱がされてしまったのです。
そんなんが1話目。
生殖機能が低下し、少子化となっている状況を改するための実践的教育プログラム、ということで、クラス投票で選ばれた「篠原さん」に見本となってもうらようなお話。
まぁ、こんなんはお約束なシチュエーションですね。
男子が食い入るように見つめる中、あちこち露出させられてしまう「カナさん」
お尻までされていました。
いちおうえっちの選択権は残されており、もともと気になっていた「天野くん」をチョイスしています。
当初はからかっていたような男子生徒が、行為と共に黙ってしまうのがリアル。
後半で先生から言われるアレもいいですね。
そこで第2戦が始まってしまいそう。
2話目もそんな世界でのお話。
しかし、主人公は迷い込んだ「カナさん」でなく、もともといた「カナさん」になっています。
”保健の女王”の授業にて、「天野くん」を選んだことを知った先輩「神木」が部員らとともにえっちする展開。
ここでも御開帳されていました。
しかし教育プログラムという割に、アフターフォローはないのね。
あるいは、こうしてえっち暴走するだろうことも計算のうちかな。
そうした訳で部員らとのえっちになるんですが、ここで手を出さなかった先輩「神木」
後半ではちと人を選びそうなドギツイ描写があり、そっち趣味なようでした。
「花犬」センセ、絵が巧いのでココは逆に嫌ですよ。
3話目は、たぶんそっち世界での「天野くん」
なんとなく様子がおかしい「カナさん」に声を掛け、告白までした「天野くん」
前回のようなプレイは続いており、彼をバッサリ拒絶した「カナさん」でしたが…「天野くん」と同じ美術部員の一言によって勇気を出すのでした。
たぶん、そんな感じで良いかと思います。
1話はシステム説明みたいな感じで、2・3話が本編なのかな。
「カナさん」が頑張っていましたが、オチがあんなんとは驚きでした。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵5: 綺麗なデジタル絵柄です。カラーで見たいなぁ。
・話4: 悪くないと思いますが、広範囲に刺さるものでもないかと。
・独4: すみません、こうしたネタは苦手なので。
合計:[13/15]
絵柄、特に透明感ある貧乳ヒロインらはすこぶる良かったんですが…。
難解ちっくな漫画をめんどくさいと思うタチなので、お話は合いませんでした。
守備範囲の広い漫画とか見てみたいんですが、それは「花犬」センセの考えとは違うだろうなぁ。
★よかったな、と思ったらクリックして下さい:【人気blogランキング】
・絵 :■■■■■
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : [成年]貧乳・SF
・おまけ:
・その他: 短編×6(うち「保健の女王」×3)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「花犬(はないぬ)」センセの「少女戯画」です。
こないだも書きましたが。
いかにも「久保書店」さんっぽい単行本でしたねー。
王道なのもいいですが、こうした”いぶし銀”というべきシブいのも宜しいかと思います。
そんな訳で、本日は「少女戯画」にしました。
現在はサンプルの置かれた書店もだいぶ多くなってきましたが、ないことのが圧倒的。
特に成年単行本は、きっちりシュリンクされているでしょう。
最も中身で判断したい漫画ジャンルだと思うんですけどね(笑)
よくこちらのブログでは判断どうのと書いていますが、それもひでるさんの経験によるものです。
その点で…↓表紙・裏表紙だけが頼りなのに、コチラはなかなか手を出し辛い雰囲気なんです。
特にひでるさんを迷わせたのが裏表紙。
背中の穴がちと気持ち悪く見えたのよ。
そうした理由で敬遠しておりましたが、それこそサンプルが置いてあった書店で確認してから手にしました。
巧い方です。
また、単行本にはあとがきほかコメントすらなかったんですが、ざーと検索して無事にHPを発見。
そこで「花犬」センセ曰く、
「内容はこれまでの同人マンガを新旧まとめたもの」
…だそうです。
同人誌シリーズ「ORANGE」からの抜粋単行本なのでした。
特に加筆修正ないらしく、オマケページもないようで、そっちお持ちな方にはさしてメリットなさそう。
(※シリーズは現在も「DLsite.com」でダウンロード販売している様子)
※左:歩ちゃん、右:亜紀さん
今回は選びにくかったです。皆さん全裸が早いんですよ。
流れとしてやり易いので、先に絵柄の話題から。
漫画はデジタル展開で、原稿の雰囲気から察せられるようにもともとはカラー原稿。
中扉のみカラーで、ほかはもとCG原稿の白黒化な単行本です。
白黒になっているのはやや残念ですが、巧さは伝わってきます。
デジタルですが、鉛筆画のような素朴なタッチの絵柄。
カラーの白黒化によって、色彩としては淡い濃淡具合です。
乱れなく安定しており、綺麗なまとまり。
特にヒロインは華奢なロリ絵で、すらりときめ細かそうな肌具合。
登場する女性らは揃って見事な貧乳っぷりでしたが、実に素敵なバランスでした。
そう強い癖もなく、ここは非常に良い感じです。
刺さると思います。
漫画はどこかシュールな空気が漂い、坦々と進む感覚。
こっちのが独特ですわね。
もともとが同人誌から、というのもあるかと思います。
そうした流れで、収録の各話について。
収録は6話とやや少なめ。
半分は連続話で、他短編という風情です。
どこかSFっぽさがあり…ぶっちゃけ、ひでるさんの苦手な系統。
↑評価点数は高くしてますが、うーん、合わないですね。
恥ずかしながら、きっちり理解できてないかもしれませんので、注意下さい。
冒頭話「女ノ子ノイロ」は収録で最もスタンダードだろうラブコメちっくなお話。
ひでるさんもお気に入りの短編です。
東京の大学へ通っていた「薫」は、遠距離交際をしていた地元の彼女「美香」にフラれてしまいました。
「じゃーさ、そーゆーことだから」
そんなあっさりとした感じにショックな「薫」を扉の隅から見ていたのは、彼女の妹「歩」でした。
なんとなく話しながら付いてくる彼女。
それ振り切るべく走った「薫」が直接川を渡ったところ、泳げないにも関わらず「歩」も付いてきたのでした。
だいたいそうした導入部。
前半にあった、追いかけっこまでのくだりがいかにも年頃な女の子っぽいです。
溺れたフリをする策略家なくだりも、それっぽいですよね。
帰省と言えば、川辺というのがセオリー。
服のまま川へ入った「歩ちゃん」は乾かすべくあっさり全裸になっていました。
微妙に成長過程なのがヤバいです。
大人だの子供だのという論争から、じゃー試してみようという流れもお約束。
頑張る「歩ちゃん」に注目です。
個人的にはラスト1ページがあって、なんだか安心でしたよ。
SFちっくな短編「楽園ノ果テ」
生徒「亜紀」は友人と共に使用されなくなった校内の廃屋を探検したところ…元大学講師という、周囲をふらつく男性に目をつけられてしまったのでした。
「おまえがキーを持っているのか」
その日は隙を見て逃げ出していた「亜紀」でしたが、その言葉が引っ掛かっていたのです。
いちおう舞台は学校のようでしたが、殺風景な周囲。
これが雰囲気たっぷりで、いわくありげ。
えっちは、周囲に壁を作っているような彼を安心させるためかなー。
彼女はどこで気付いたんでしょうね。
※左:篠原カナ、右:神矢ミサキ
これでもか、というくらいの貧乳ヒロイン群です。
「神矢ミサキ」さんが保健室で不思議な体験をするという「AM2:00の夢」
授業をサボルため保健室へ行った「ミサキさん」でしたが、その日はいつもの「木島」先生は休み。
見慣れない、別の先生がいたのでした。
単純に…保健医でない他人がそれに成りすましてえろい事をした、って話でいいのかな。
相手が医師で、また実際に体調悪いわけではなかったためか、トンデモな注文にも従順。
特に会話は治療とまったく無関係なものになっていました。
せっかくブルマだったのに、脱ぐのが早いですね。
収録で単行本の半分を占めるシリーズもの「保健の女王」
そっくりなもののどこか違和感ある世界へ紛れこんでしまった、「篠原カナ」さんと「天野」くん。
見知らぬ先生が始めた特別授業にて、「篠原さん」は”保健の女王”に選ばれたのでした。
聞き慣れないまま教師に呼ばれたところ、いきなり服を脱がされてしまったのです。
そんなんが1話目。
生殖機能が低下し、少子化となっている状況を改するための実践的教育プログラム、ということで、クラス投票で選ばれた「篠原さん」に見本となってもうらようなお話。
まぁ、こんなんはお約束なシチュエーションですね。
男子が食い入るように見つめる中、あちこち露出させられてしまう「カナさん」
お尻までされていました。
いちおうえっちの選択権は残されており、もともと気になっていた「天野くん」をチョイスしています。
当初はからかっていたような男子生徒が、行為と共に黙ってしまうのがリアル。
後半で先生から言われるアレもいいですね。
そこで第2戦が始まってしまいそう。
2話目もそんな世界でのお話。
しかし、主人公は迷い込んだ「カナさん」でなく、もともといた「カナさん」になっています。
”保健の女王”の授業にて、「天野くん」を選んだことを知った先輩「神木」が部員らとともにえっちする展開。
ここでも御開帳されていました。
しかし教育プログラムという割に、アフターフォローはないのね。
あるいは、こうしてえっち暴走するだろうことも計算のうちかな。
そうした訳で部員らとのえっちになるんですが、ここで手を出さなかった先輩「神木」
後半ではちと人を選びそうなドギツイ描写があり、そっち趣味なようでした。
「花犬」センセ、絵が巧いのでココは逆に嫌ですよ。
3話目は、たぶんそっち世界での「天野くん」
なんとなく様子がおかしい「カナさん」に声を掛け、告白までした「天野くん」
前回のようなプレイは続いており、彼をバッサリ拒絶した「カナさん」でしたが…「天野くん」と同じ美術部員の一言によって勇気を出すのでした。
たぶん、そんな感じで良いかと思います。
1話はシステム説明みたいな感じで、2・3話が本編なのかな。
「カナさん」が頑張っていましたが、オチがあんなんとは驚きでした。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵5: 綺麗なデジタル絵柄です。カラーで見たいなぁ。
・話4: 悪くないと思いますが、広範囲に刺さるものでもないかと。
・独4: すみません、こうしたネタは苦手なので。
合計:[13/15]
絵柄、特に透明感ある貧乳ヒロインらはすこぶる良かったんですが…。
難解ちっくな漫画をめんどくさいと思うタチなので、お話は合いませんでした。
守備範囲の広い漫画とか見てみたいんですが、それは「花犬」センセの考えとは違うだろうなぁ。
少女戯画 (ワールドコミックススペシャル) (2011/02/10) 花犬 商品詳細を見る |
★よかったな、と思ったらクリックして下さい:【人気blogランキング】
tag : ラブコメ
■ないちち (フトコロガタナ)
★まんがデーター [13/15]
・絵 :■■■■□
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■■
・属性 : [成年]大人貧乳・足
・おまけ: あとがき。
・その他: カラー(4P)、短編×6。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「フトコロガタナ」センセの「ないちち」です。
これは間違いなく”貧乳単行本”ですね。
ひでるさん2011年のキーワードは、「貧乳」としていました。
(※「メイプルシロップ/桜小鉄」)
タイムリーで、なかなか良い感じ。
そこで、ちょっと気になったので調べてみました。
”あなたは貧乳派?巨乳派??”、みたいなお話ね。
大手下着メーカーの「ワコール」さんが”小さく見せるブラ”を開発・発表したことを切っ掛けに、あちこちで議論になっていたようです。
各サイトで集計されてた結果を見たところでは、どっちもどっち。
個人的には巨乳派のが圧倒的に支持されてるだろうと思っていましたが、現実にはそうでもないのか。
結構意外ね。
これで、
”ピンポイントにぐさーっと刺さる1冊です”
そうした、読んでいる際に考えたその文言が使い辛くなってしまいました。
※左:宮原恵、右:教師「川島」
スポーツ系なヒロイン2人。日焼け跡を堪能できます。
さて、そんな訳で貧乳漫画「ないちち」は「フトコロガタナ」センセです。
検索してみたところ、「こがいの」という別のお名前もありました。
そちら名義では5冊くらい単行本ありましたが、今回のお名前では初めてみたい。
双方のお名前を使い分けておられるようで、「フトコロガタナ」センセのHPにあったリストによると…こちら名義はほぼ「ティーアイネットさん(MUJIN)」系。
また、センセの”大人貧乳モノ”な同人誌サークル名こそが「フトコロガタナ」でした。
察するところ、ジャンルがキーワードになってる様子。わかんないけど。
”今年はもっと頑張って大人貧乳の普及に努められたらと思います”
そんなことも書かれていました。
はい、及ばずながら、少しでもお手伝いさせて頂きたいと思います。
収録は短編での6話。
だいたい各話は30ページ越えで、読みごたえはあります。
メインのキーワードはタイトルそのまま”貧乳”で、前述したようにヒロインの皆さんは結構な年齢の女性群というのが特徴です。
貧乳と言うと、だいたいロリとも言えそうな若いヒロインがセオリーですもんね。
そうした意味でも、こちら単行本の存在は非常に大きいものだと思います。
いや、大げさでなくて真面目に。
そうしたメインジャンルと共に、それぞれ短編にはまたフェチ心をくすぐられる、こだわり感たっぷりの描写がありました。
こんなんを黙って見逃すのは、勿体ないですよ。
カラー原稿から始まる掴みの冒頭話は「ミヤオギ」です。
前に流行ったビーチバレーなお話で、タイトルのそれは「宮原恵」、「荻野由里」というコンビの名前からのもの。
バドミントンちっくですね。
優勝した人気ペア「瀬戸弓香」、「伊勢瞳」を盗撮しようと潜入した男性。
しかし、控室にやってきたのは敗退した「宮原恵」、「荻野由里」の2人だったのです。
お目当てと違いがっかりしたものの、剃る・剃らないというお宝な場面となり、慌てたことでうっかりビデオカメラを落としてしまったのでした。
だいたいそうした切っ掛け。
貧乳はどちらも同じでしたが、「恵(ケイ)さん」は褐色肌で乱暴、日焼けしてない「由里さん」は彼女の中和役みたいな感じ。
一方の「弓香」・「瞳」ペアは巨乳で支持を集めているという設定。
試合では周囲の雑音からペースを乱されていたらしく、また捕縛された彼の目的がその2人であったこと、忍び込んだものの2人は盗撮していなかった(笑)こと、練習のため男性と接触していなかったこと…などのストレスから、彼に逆えっちを仕掛ける展開になっています。
基本的に好き勝手している「恵さん」は置いといて、「由里さん」はただ従順に従っているだけでなく、なかなかバランスの取れた良いコンビ。
えっちでもチームワーク抜群で、ストレス発散したと同時に2人の絆も再認識していました。
今後の活躍に期待…したいところでしたが、あのオチ後はどうなっちゃうのかな。
「ツルシアゲ」も同じく盗撮ネタですが、こちらは教師と生徒。
先の短編も含めて結果オーライになってますが、
”盗撮は犯罪です”
漫画だけのことです。実際にやらないように。
たびたびの盗撮行為から、生活指導の教師「川島」に目をつけられている「テツオ」・「タカシ」の2人。
誰もいなくなったと思われた水泳部の部室に潜入したところ、残っていた着替え荷物を発見。
ただ、共にスパッツがあったため、それが誰の着替えであるのか想像できてしまったのでした。
そうしたところ、背中からその持ち主が現れ…という流れ。
こちらは競泳水着・吊るしあげなシチュエーションです。
教師「川島さん」は、いかにも体育担当っぽい、筋肉質で強気な方。
彼女も先の「恵さん」と同じく日焼け跡の眩しいヒロインになっており、「ミヤオギ」はWヒロインで男性に仕掛けるものでしたが、こちらは2人の生徒にされてしまうパターン。
確かに競泳水着はお似合いで、魅力のある先生ではありましたが…生活指導な教師を相手に、勢いでしちゃうというのは物凄いですね。
漫画だなぁ。
※左:ナツキさん、右:児島優希さん
コレです。ひでるさんはこの黒でメロメロにされました。
レザーブーツに心ひかれる方にオススメな短編「アミアゲ」
家まで遊びに来ていた、姉「サトミ」の友人「ナツキ」さん。
履きなれないスカートで挑んだサークル飲み会にて、気になる相手を取り逃していたという彼女。
あまり見た記憶のない「ナツキさん」の生足と、玄関にあったロングブーツに魅せられた「シンジ」は引き寄せられるように~という流れ。
↓後半のお話にもありましたが、「フトコロガタナ」センセは黒が非常に上手な漫画家さん。
こちらではレザーブーツが質感たっぷりに表現されていました。
思わず「シンジくん」はネタにしていましたが、それも納得という感じよ。
普段クールなのに可愛らしいところがある、という「ナツキさん」のキャラも良かったと思います。
自らのを舐めるというのは相当な覚悟が必要そう(笑)でしたが、頑張ったことで次の展開へと発展していました。
ほぼ1ページまるまるというブーツ描写に悶え転げて下さい。
ぶっちゃけ、さして興味ない人にも”なんらかの訴えが聞こえてくるかもしれない”ほどの刺さる絵でした。
収録のうちでも群を抜いております。
この1話だけでも金額分の価値があるでしょう。たぶん。
ちなみに、あとがき絵も「ナツキさん」でした。
短編「テホドキ」は教育実習の教師、貧乳で顔立ちも中性的な「児島優希」さん。
挨拶では、スーツ姿だったこともあり、すっかり男性と勘違いされるほど。
短距離の実力者でもあった彼女は、陸上部の面倒を見ることとなったんですが…やる気満々な彼女にヘキヘキとした男子部員らは、ある計画を思い付いたのでした。
こちらの「優希さん」はスポーツブラにスパッツという格好。
黒で統一されたソレが先のブーツ同様、非常に魅力的な立体感、曲線を描いておりました。
ぶっちゃけ普通だとあまり色気のないソレですが、照れる「優希さん」と巧みな描写によって、素敵なフェチパーツに仕上がっています。
初えっちを複数にされていましたよ。
頼りになる会社の先輩「葛西」さんとの「オミアシ」、厳しい上司「浅野」課長の「ツヨイオンナ」という2話はビジネス漫画です。
前者「オミアシ」は、残業で「葛西さん」とオフィスに2人きりとなった新人「吉岡」くん。
モジモジとしていた足の動きから、マッサージを申し出た「吉岡くん」
目線にはバッチリ下着が見え、また新鮮な可愛らしい反応をする「葛西さん」に~という流れになってます。
これはパンストでしょう。
タイトルそのまま足が強調されており、伝線に気付いた彼女は中途半端に破ったりしておりました。
エロいよ。
そりゃー、あちこちマッサージしたくなって当然。
収録では合意どうかちと微妙な強引えっちが多めでしたけど、「アミアゲ」同様にラブラブな感じもありました。
小さいブラと貧乳を隠そうとする反応もいいですね。
※先輩「葛西さん」
お好きな方に、伝線・パンチラです。
後者「ツヨイオンナ」は、普段「浅野」課長にやり込められている「大橋」・「沢田」の2人が、アルコールの勢いもあって普段の不満を晴らそうとしたのでした。
こちらの注目は「浅野」課長の黒下着とパンスト。
やたらめったらステキな光沢でしたよー。
知的な雰囲気ある眼鏡な彼女とセクシーな下着が抜群な組み合わせです。
そんな彼女を脱がすこととなる2人は、完全な逆恨み。
あれは単なる失敗程度のことでなく、叱責・処分は当然のこと。
また、切っ掛けはそんなんでしたが、えっち相手は偶然通りかかったお気に入り「水島」くん。
お互い満更ではなく、こちらもラブラブえっちに発展しております。
2人は完全に放置されてましたねー。
半ページ、1ページをぶち抜く、迫力ある大コマが特徴。
盛り上がってくると枠線が目立たなくなる、ごっちゃり系でした。
ソース、というほどでもなかったので、濃口醤油というくらい。
濃い目ではあるものの、サラサラとした雰囲気な作画です。
線はすっきりとして乱れなく、描き込みはそこそこ。
散々前述してきましたが、特に黒の処理はお上手でした。
あーした色使いなのにべとーっとはしてませんからね。
四方に幅広な輪郭で、のぺっとした目鼻配置。
これがヒロインを中性的に見せる原因となっているようで、普通の成年漫画に求められる色気・可愛さとはやや異なるもの。
もしかして、ある程度は極端にそう描かれているのかな。
独特でしたが、漫画のポイントである”大人貧乳”をサポートしていように感じました。
カラー原稿は最大の魅力だろう黒を抑えてしまうため、イマイチ。
↓表紙より、裏表紙のカット絵が判断には良いと思います。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵4: 安定してバランスも良かったですが、とかく癖は強め。
・話4: それぞれ各話は長く、じっくり楽しめます。
・独5: ”大人貧乳”と、それぞれのフェチ描写ですね。
合計:[13/15]
購入したのは、単に”貧乳”というキーワードから。
あまり一般的・広範囲に刺さるものではないかもしれませんが、非常に独特な仕上がりと魅力あふれる1冊でした。
次巻もぜひ購入したいと思います。
★よかったな、と思ったらクリックして下さい:【人気blogランキング】
・絵 :■■■■□
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■■
・属性 : [成年]大人貧乳・足
・おまけ: あとがき。
・その他: カラー(4P)、短編×6。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「フトコロガタナ」センセの「ないちち」です。
これは間違いなく”貧乳単行本”ですね。
ひでるさん2011年のキーワードは、「貧乳」としていました。
(※「メイプルシロップ/桜小鉄」)
タイムリーで、なかなか良い感じ。
そこで、ちょっと気になったので調べてみました。
”あなたは貧乳派?巨乳派??”、みたいなお話ね。
大手下着メーカーの「ワコール」さんが”小さく見せるブラ”を開発・発表したことを切っ掛けに、あちこちで議論になっていたようです。
各サイトで集計されてた結果を見たところでは、どっちもどっち。
個人的には巨乳派のが圧倒的に支持されてるだろうと思っていましたが、現実にはそうでもないのか。
結構意外ね。
これで、
”ピンポイントにぐさーっと刺さる1冊です”
そうした、読んでいる際に考えたその文言が使い辛くなってしまいました。
※左:宮原恵、右:教師「川島」
スポーツ系なヒロイン2人。日焼け跡を堪能できます。
さて、そんな訳で貧乳漫画「ないちち」は「フトコロガタナ」センセです。
検索してみたところ、「こがいの」という別のお名前もありました。
そちら名義では5冊くらい単行本ありましたが、今回のお名前では初めてみたい。
双方のお名前を使い分けておられるようで、「フトコロガタナ」センセのHPにあったリストによると…こちら名義はほぼ「ティーアイネットさん(MUJIN)」系。
また、センセの”大人貧乳モノ”な同人誌サークル名こそが「フトコロガタナ」でした。
察するところ、ジャンルがキーワードになってる様子。わかんないけど。
”今年はもっと頑張って大人貧乳の普及に努められたらと思います”
そんなことも書かれていました。
はい、及ばずながら、少しでもお手伝いさせて頂きたいと思います。
収録は短編での6話。
だいたい各話は30ページ越えで、読みごたえはあります。
メインのキーワードはタイトルそのまま”貧乳”で、前述したようにヒロインの皆さんは結構な年齢の女性群というのが特徴です。
貧乳と言うと、だいたいロリとも言えそうな若いヒロインがセオリーですもんね。
そうした意味でも、こちら単行本の存在は非常に大きいものだと思います。
いや、大げさでなくて真面目に。
そうしたメインジャンルと共に、それぞれ短編にはまたフェチ心をくすぐられる、こだわり感たっぷりの描写がありました。
こんなんを黙って見逃すのは、勿体ないですよ。
カラー原稿から始まる掴みの冒頭話は「ミヤオギ」です。
前に流行ったビーチバレーなお話で、タイトルのそれは「宮原恵」、「荻野由里」というコンビの名前からのもの。
バドミントンちっくですね。
優勝した人気ペア「瀬戸弓香」、「伊勢瞳」を盗撮しようと潜入した男性。
しかし、控室にやってきたのは敗退した「宮原恵」、「荻野由里」の2人だったのです。
お目当てと違いがっかりしたものの、剃る・剃らないというお宝な場面となり、慌てたことでうっかりビデオカメラを落としてしまったのでした。
だいたいそうした切っ掛け。
貧乳はどちらも同じでしたが、「恵(ケイ)さん」は褐色肌で乱暴、日焼けしてない「由里さん」は彼女の中和役みたいな感じ。
一方の「弓香」・「瞳」ペアは巨乳で支持を集めているという設定。
試合では周囲の雑音からペースを乱されていたらしく、また捕縛された彼の目的がその2人であったこと、忍び込んだものの2人は盗撮していなかった(笑)こと、練習のため男性と接触していなかったこと…などのストレスから、彼に逆えっちを仕掛ける展開になっています。
基本的に好き勝手している「恵さん」は置いといて、「由里さん」はただ従順に従っているだけでなく、なかなかバランスの取れた良いコンビ。
えっちでもチームワーク抜群で、ストレス発散したと同時に2人の絆も再認識していました。
今後の活躍に期待…したいところでしたが、あのオチ後はどうなっちゃうのかな。
「ツルシアゲ」も同じく盗撮ネタですが、こちらは教師と生徒。
先の短編も含めて結果オーライになってますが、
”盗撮は犯罪です”
漫画だけのことです。実際にやらないように。
たびたびの盗撮行為から、生活指導の教師「川島」に目をつけられている「テツオ」・「タカシ」の2人。
誰もいなくなったと思われた水泳部の部室に潜入したところ、残っていた着替え荷物を発見。
ただ、共にスパッツがあったため、それが誰の着替えであるのか想像できてしまったのでした。
そうしたところ、背中からその持ち主が現れ…という流れ。
こちらは競泳水着・吊るしあげなシチュエーションです。
教師「川島さん」は、いかにも体育担当っぽい、筋肉質で強気な方。
彼女も先の「恵さん」と同じく日焼け跡の眩しいヒロインになっており、「ミヤオギ」はWヒロインで男性に仕掛けるものでしたが、こちらは2人の生徒にされてしまうパターン。
確かに競泳水着はお似合いで、魅力のある先生ではありましたが…生活指導な教師を相手に、勢いでしちゃうというのは物凄いですね。
漫画だなぁ。
※左:ナツキさん、右:児島優希さん
コレです。ひでるさんはこの黒でメロメロにされました。
レザーブーツに心ひかれる方にオススメな短編「アミアゲ」
家まで遊びに来ていた、姉「サトミ」の友人「ナツキ」さん。
履きなれないスカートで挑んだサークル飲み会にて、気になる相手を取り逃していたという彼女。
あまり見た記憶のない「ナツキさん」の生足と、玄関にあったロングブーツに魅せられた「シンジ」は引き寄せられるように~という流れ。
↓後半のお話にもありましたが、「フトコロガタナ」センセは黒が非常に上手な漫画家さん。
こちらではレザーブーツが質感たっぷりに表現されていました。
思わず「シンジくん」はネタにしていましたが、それも納得という感じよ。
普段クールなのに可愛らしいところがある、という「ナツキさん」のキャラも良かったと思います。
自らのを舐めるというのは相当な覚悟が必要そう(笑)でしたが、頑張ったことで次の展開へと発展していました。
ほぼ1ページまるまるというブーツ描写に悶え転げて下さい。
ぶっちゃけ、さして興味ない人にも”なんらかの訴えが聞こえてくるかもしれない”ほどの刺さる絵でした。
収録のうちでも群を抜いております。
この1話だけでも金額分の価値があるでしょう。たぶん。
ちなみに、あとがき絵も「ナツキさん」でした。
短編「テホドキ」は教育実習の教師、貧乳で顔立ちも中性的な「児島優希」さん。
挨拶では、スーツ姿だったこともあり、すっかり男性と勘違いされるほど。
短距離の実力者でもあった彼女は、陸上部の面倒を見ることとなったんですが…やる気満々な彼女にヘキヘキとした男子部員らは、ある計画を思い付いたのでした。
こちらの「優希さん」はスポーツブラにスパッツという格好。
黒で統一されたソレが先のブーツ同様、非常に魅力的な立体感、曲線を描いておりました。
ぶっちゃけ普通だとあまり色気のないソレですが、照れる「優希さん」と巧みな描写によって、素敵なフェチパーツに仕上がっています。
初えっちを複数にされていましたよ。
頼りになる会社の先輩「葛西」さんとの「オミアシ」、厳しい上司「浅野」課長の「ツヨイオンナ」という2話はビジネス漫画です。
前者「オミアシ」は、残業で「葛西さん」とオフィスに2人きりとなった新人「吉岡」くん。
モジモジとしていた足の動きから、マッサージを申し出た「吉岡くん」
目線にはバッチリ下着が見え、また新鮮な可愛らしい反応をする「葛西さん」に~という流れになってます。
これはパンストでしょう。
タイトルそのまま足が強調されており、伝線に気付いた彼女は中途半端に破ったりしておりました。
エロいよ。
そりゃー、あちこちマッサージしたくなって当然。
収録では合意どうかちと微妙な強引えっちが多めでしたけど、「アミアゲ」同様にラブラブな感じもありました。
小さいブラと貧乳を隠そうとする反応もいいですね。
※先輩「葛西さん」
お好きな方に、伝線・パンチラです。
後者「ツヨイオンナ」は、普段「浅野」課長にやり込められている「大橋」・「沢田」の2人が、アルコールの勢いもあって普段の不満を晴らそうとしたのでした。
こちらの注目は「浅野」課長の黒下着とパンスト。
やたらめったらステキな光沢でしたよー。
知的な雰囲気ある眼鏡な彼女とセクシーな下着が抜群な組み合わせです。
そんな彼女を脱がすこととなる2人は、完全な逆恨み。
あれは単なる失敗程度のことでなく、叱責・処分は当然のこと。
また、切っ掛けはそんなんでしたが、えっち相手は偶然通りかかったお気に入り「水島」くん。
お互い満更ではなく、こちらもラブラブえっちに発展しております。
2人は完全に放置されてましたねー。
半ページ、1ページをぶち抜く、迫力ある大コマが特徴。
盛り上がってくると枠線が目立たなくなる、ごっちゃり系でした。
ソース、というほどでもなかったので、濃口醤油というくらい。
濃い目ではあるものの、サラサラとした雰囲気な作画です。
線はすっきりとして乱れなく、描き込みはそこそこ。
散々前述してきましたが、特に黒の処理はお上手でした。
あーした色使いなのにべとーっとはしてませんからね。
四方に幅広な輪郭で、のぺっとした目鼻配置。
これがヒロインを中性的に見せる原因となっているようで、普通の成年漫画に求められる色気・可愛さとはやや異なるもの。
もしかして、ある程度は極端にそう描かれているのかな。
独特でしたが、漫画のポイントである”大人貧乳”をサポートしていように感じました。
カラー原稿は最大の魅力だろう黒を抑えてしまうため、イマイチ。
↓表紙より、裏表紙のカット絵が判断には良いと思います。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵4: 安定してバランスも良かったですが、とかく癖は強め。
・話4: それぞれ各話は長く、じっくり楽しめます。
・独5: ”大人貧乳”と、それぞれのフェチ描写ですね。
合計:[13/15]
購入したのは、単に”貧乳”というキーワードから。
あまり一般的・広範囲に刺さるものではないかもしれませんが、非常に独特な仕上がりと魅力あふれる1冊でした。
次巻もぜひ購入したいと思います。
ないちち (2011/03/04) フトコロガタナ 商品詳細を見る |
★よかったな、と思ったらクリックして下さい:【人気blogランキング】
■ヌードになったら (ふうたまろ)
★まんがデーター [15/15]
・絵 :■■■■■
・話 :■■■■■
・独創性:■■■■■
・属性 : [一般]カメラマン・ お姉さん
・おまけ: あとがき、
・その他: カラー(4P)、9話収録(全て表題作・1巻完結)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「ふうたまろ」センセの「ヌードになったら」です。
えー、今回も個人的には完璧な1冊でした。
いきなり良かったのがあの↓表紙。
今回のヒロインはカメラマンということで、そちらではメッシュのカメラベストを直接着ているんですよ。
こーれーは、エロい。
紹介帯があると分かり辛いですが、下半身はミニスカートでパンチラしていました。
タイトルがやや邪魔かな、って思っていたら、折り返しにもそんなんが。
そっちは全裸にベストでしたねー。
確かカメラは心理学的に男性器の象徴(←だと思ったけど、うる覚え)なので、半裸みたいな格好でソレ持っているのもなんとなく意味深。
実写で見たいですよ。
※カメラマン「醍醐菜々美」
自ら脱ぐこともしちゃう「菜々美さん」なのでした。
さて、そんな訳で最新刊は「ヌードになったら」です。
しっかりとして読み応えのあるお話と、爽やかながらもエロちっくな絵柄という「ふうたまろ」センセ。
↓下に並べてみましたが、いままでの単行本もハズれはありませんでした。
性について明け透けという、オープンえっちな漫画群で、それは今回も同様。
まさに期待通りの仕上がりになっています。
両親を亡くしていた主人公「宿禰夏(すくね・なつ)」は、カメラマンの兄「宿禰敬介」に面倒を見てもらっていました。
しかし、そんな親代わりだった兄も病気で亡くしてしまうのです。
こうして、「敬介」の恋人・婚約者かつ、”宿禰スタジオ”の看板カメラマンという「醍醐菜々美」に支えられ、実の姉弟のように同居生活を送っていました。
ヌードカメラマンである「菜々美」でしたが雑誌社の評価は芳しくなく、ある切っ掛けから「夏」に男性の視点について教わることとしたのです。
…大雑把ですが、だいたいそんな感じ。
一般系のえっちストーリー。
ラブコメという単語が当てはまるような軽さはなく、かと言って重たい恋愛話でもありません。
”えっちによって問題解決”、という一般ではセオリーな展開がありつつも、メインの2人の繋がりや、特に「夏くん」の成長話みたいな風情です。
なお、センセの短編集「愛・家族―ふうたまろセクシー短編集」には同タイトルの中編漫画があります。
女性のヌードカメラマンという設定は同じでしたが、短編をふくらませた「となりのアサミさん」とは違い、まったくの別モノになってました。
そちらの場合は各話に被写体となるヒロインが次々登場するお話で、1冊まるまるの長編としてはやや弱め。
(※ただ、普通の漫画家さんが描くと、おそらくそうした感じになると思う)
この大幅な変更は、間違いでないと思いました。
猫目とツーサイドアップな髪型のヒロイン「香我美薫子(かがみ・かおるこ)」さんは可愛らしい娘だったんですけどねー。
どっちかのコマに出てたりしないかなー、って探してみましたけど、いないみたい。
カラーページから始まる1話「守ってあげたい」
仕事現場でもセミヌードでしたが、家ではタオル1枚という格好の「菜々美さん」
彼女的には弟という感覚なのかもしれませんが、刺激的でした。
彼はあまり幸せと言い難い環境で育っておりましたが、ココは非常に羨ましいですね。
実姉とはやや異なる、お姉さんちっくな人、というのもいい感じ(笑)
もしかしたら、そのまま義理の姉弟として終えたかもしれません。
ただ、「菜々美さん」は雑誌社にて失格とされており、また「夏くん」も彼女のプライベート写真を偶然見つけていたことで、歯車がややズレてしまうのでした。
ここの流れはさすがにお上手。
きゅ、っと漫画世界に引き込まれます。
なお、こちらでは撮影中にそれっぽい行為もしてますが、まだ直接えっちには至っておりません。
※如月史香さん
コレ、この絵です。「史香さん」に直撃されました。
2話「オトコノコノキモチ」では、「菜々美さん」・「夏くん」のもう1つの関係が明らかにされていました。
タイトル扉(1話)で見た際に、
”ずいぶん女の子っぽい顔の男性だなー”
…って思って見ていましたが、なるほど間違いではなかったのか。
彼なんと女装姿を写真に撮られていたのでした。
「昔から夏くんの写真お店に飾ると、お客さんの反応がいいのよね~」
そうした台詞もあり、なかなかこ慣れた感じ。
ただ、1話での経緯もあってか、「菜々美さん」の穿いていた女性下着を身につけるというイベントもあります。
顔を跨がれるコマが好き。
もう時間の問題っぽかったですが、2人の初えっちはこちら。
公園にて、ブランコなんて使っていました。
エロいですよ、「菜々美さん」
3話「デビューは裸で…」、4話「ヒーロー気質」はゲストヒロインの登場する悩み解決系なお話。
仕事でも欠かせないパートナーになっていく2人が描かれ、足場固めという感じのお話でした。
まず前者では人気下降気味な元アイドル「若宮きらら」さんと、その付き人「みちる」さん。
現場ではいまだに頼りなさげな「夏くん」でしたが、「きららさん」の意思を汲み取って行動しているなど、なかなかのアシスタントっぷりです。
また、結果的には彼の存在がため、わがまま女優を相手にしながらも全てがスムーズに運んでいました。
あれは「菜々美さん」だけで撮影していた場合、良い結果にはならなかったでしょう。
男性目線は重要ですね。
「みちるさん」の服の下に注目。
後者では特撮ヒロインであった「御衣神姫香(みそがみ・ひめか)」が登場。
こちらはちょっと極端ですね。
いくら役柄にそんなん多くても、水着撮影でアレはないでしょ。
でも、そうした慣れない彼女をその気にさせた”あなたの意思ではない”、という「菜々美さん」の一言はポイント。
さすが看板カメラマンです。
オチで1コマだけ描かれていた「姫香さん」の特撮番組がちょっと気になりましたよ。
ぱっと使いやすいだろうアナウンサー「相嘗瞳さん」が顔を見せている5話「愛人」
こちらでは”宿禰スタジオ”の雑務を取り仕切っている(たぶん)、「如月史香さん」がメイン。
落ち着いた物腰で、「ふうたまろ」センセの描かれる賢者タイプの大人な女性。
真面目そうな彼女がいきなり脱いで登場したのには驚き。
ほぼ母親というべき存在な彼女とのえっちになっていました。
そんなんと同時にしっかり釘も刺されており、単行本ではターニングポイント的な1話になっています。
6話「一人でできるモン!」はそうした前回流れを引き継ぎ、「菜々美さん」の不在時に「夏くん」が撮影を担当するお話。
経験値か、なかなか巧く立ち回れていました。
本音を引き出したのはさすが。
あれは「菜々美さん」・「史香さん」らとのアレコレによるものかなぁ。
鏡プレイも凄かったですが、彼女の過去はまた凄い。
実際にあんなんされるの??
※妹「醍醐美凪」
お姉さんに負けない、魅力的な方でした。
妹「醍醐美凪」の登場から、姉妹撮影となる7話「最初で最後」
冒頭のタオル1枚な「美凪さん」がデジャヴで素敵。
彼女はまた胸が適度に控え目で可愛いですよ。
ある切っ掛けから姉妹撮影に発展する流れで、えっち面ではクライマックスというもの。
かー、こりゃいいなぁ。
わざわざ「菜々美さん」に「美凪さん」を脱がせるあたりは才能が垣間見えます。たぶん。
お話としては、8話「僕だけの写真」、9話「アイシテル」が最終エピソード。
アチコチの決着話ですね。
詳細については省きますが、8話は「菜々美さん」とのえっち。
コンビニでの露出撮影から、電車でのシーンも素敵。
そちらでのオチ一言が生きる9話は…えーっと「菜々美さん」の撮影話~くらいで濁しておきます。
ちょっとドキドキ。
レンタル会社の若社長という「敬介」の友人「石巻」も悪くない役回りでしたよ。
面白かったです。
すっきり系の安定した作画。
人物から濃淡まであちこちのバランスも良く、表現などにも引っ掛かるコマはありません。
テンポにも優れた、漫画の巧い方でした。
爽やかな人物絵は、漫画っぽい可愛らしさと共に色気もあります。
しっかりとしたエロスがありながら、クドクドしくないのは凄い。
嫌味な癖のない、間口広めな作画は万人向けで、一般えっちとしては最適かと。
カラーもお上手で、雰囲気は大きく変わりません。
だいたい↓表紙・裏表紙にて判断下さい。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵5: エロスながら爽やかという素敵な絵柄です。
・話5: ネタ的にもストーリーとしてもうまーく1冊にまとめられていました。
・独5: 文句無い仕上がり。どっちも被写体になってるのがいいのかな。
合計:[15/15]
やっぱり年上の女性、「史香さん」が素敵でした。
あの脱いで登場した1コマがお気に入りです。
★「ふうたまろ」センセの漫画紹介記事 すべて一般系
[となりのアサミさん]
隣のはっちゃけ母親「吉原朝美」
[アナよび] 【特にオススメ】
人気現役アナウンサー「相嘗瞳」とのアレコレ。
[煽情的家族]
前後編「愛・家族~僕のプライベートエンジェル」の続編です。「あかりさん」も登場。
[ボクのアダルトヴィーナス]
現役AV女優にして義母「神無月あかり」とのアレコレ。
★よかったな、と思ったらクリックして下さい:【人気blogランキング】
・絵 :■■■■■
・話 :■■■■■
・独創性:■■■■■
・属性 : [一般]カメラマン・ お姉さん
・おまけ: あとがき、
・その他: カラー(4P)、9話収録(全て表題作・1巻完結)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「ふうたまろ」センセの「ヌードになったら」です。
えー、今回も個人的には完璧な1冊でした。
いきなり良かったのがあの↓表紙。
今回のヒロインはカメラマンということで、そちらではメッシュのカメラベストを直接着ているんですよ。
こーれーは、エロい。
紹介帯があると分かり辛いですが、下半身はミニスカートでパンチラしていました。
タイトルがやや邪魔かな、って思っていたら、折り返しにもそんなんが。
そっちは全裸にベストでしたねー。
確かカメラは心理学的に男性器の象徴(←だと思ったけど、うる覚え)なので、半裸みたいな格好でソレ持っているのもなんとなく意味深。
実写で見たいですよ。
※カメラマン「醍醐菜々美」
自ら脱ぐこともしちゃう「菜々美さん」なのでした。
さて、そんな訳で最新刊は「ヌードになったら」です。
しっかりとして読み応えのあるお話と、爽やかながらもエロちっくな絵柄という「ふうたまろ」センセ。
↓下に並べてみましたが、いままでの単行本もハズれはありませんでした。
性について明け透けという、オープンえっちな漫画群で、それは今回も同様。
まさに期待通りの仕上がりになっています。
両親を亡くしていた主人公「宿禰夏(すくね・なつ)」は、カメラマンの兄「宿禰敬介」に面倒を見てもらっていました。
しかし、そんな親代わりだった兄も病気で亡くしてしまうのです。
こうして、「敬介」の恋人・婚約者かつ、”宿禰スタジオ”の看板カメラマンという「醍醐菜々美」に支えられ、実の姉弟のように同居生活を送っていました。
ヌードカメラマンである「菜々美」でしたが雑誌社の評価は芳しくなく、ある切っ掛けから「夏」に男性の視点について教わることとしたのです。
…大雑把ですが、だいたいそんな感じ。
一般系のえっちストーリー。
ラブコメという単語が当てはまるような軽さはなく、かと言って重たい恋愛話でもありません。
”えっちによって問題解決”、という一般ではセオリーな展開がありつつも、メインの2人の繋がりや、特に「夏くん」の成長話みたいな風情です。
なお、センセの短編集「愛・家族―ふうたまろセクシー短編集」には同タイトルの中編漫画があります。
女性のヌードカメラマンという設定は同じでしたが、短編をふくらませた「となりのアサミさん」とは違い、まったくの別モノになってました。
そちらの場合は各話に被写体となるヒロインが次々登場するお話で、1冊まるまるの長編としてはやや弱め。
(※ただ、普通の漫画家さんが描くと、おそらくそうした感じになると思う)
この大幅な変更は、間違いでないと思いました。
猫目とツーサイドアップな髪型のヒロイン「香我美薫子(かがみ・かおるこ)」さんは可愛らしい娘だったんですけどねー。
どっちかのコマに出てたりしないかなー、って探してみましたけど、いないみたい。
カラーページから始まる1話「守ってあげたい」
仕事現場でもセミヌードでしたが、家ではタオル1枚という格好の「菜々美さん」
彼女的には弟という感覚なのかもしれませんが、刺激的でした。
彼はあまり幸せと言い難い環境で育っておりましたが、ココは非常に羨ましいですね。
実姉とはやや異なる、お姉さんちっくな人、というのもいい感じ(笑)
もしかしたら、そのまま義理の姉弟として終えたかもしれません。
ただ、「菜々美さん」は雑誌社にて失格とされており、また「夏くん」も彼女のプライベート写真を偶然見つけていたことで、歯車がややズレてしまうのでした。
ここの流れはさすがにお上手。
きゅ、っと漫画世界に引き込まれます。
なお、こちらでは撮影中にそれっぽい行為もしてますが、まだ直接えっちには至っておりません。
※如月史香さん
コレ、この絵です。「史香さん」に直撃されました。
2話「オトコノコノキモチ」では、「菜々美さん」・「夏くん」のもう1つの関係が明らかにされていました。
タイトル扉(1話)で見た際に、
”ずいぶん女の子っぽい顔の男性だなー”
…って思って見ていましたが、なるほど間違いではなかったのか。
彼なんと女装姿を写真に撮られていたのでした。
「昔から夏くんの写真お店に飾ると、お客さんの反応がいいのよね~」
そうした台詞もあり、なかなかこ慣れた感じ。
ただ、1話での経緯もあってか、「菜々美さん」の穿いていた女性下着を身につけるというイベントもあります。
顔を跨がれるコマが好き。
もう時間の問題っぽかったですが、2人の初えっちはこちら。
公園にて、ブランコなんて使っていました。
エロいですよ、「菜々美さん」
3話「デビューは裸で…」、4話「ヒーロー気質」はゲストヒロインの登場する悩み解決系なお話。
仕事でも欠かせないパートナーになっていく2人が描かれ、足場固めという感じのお話でした。
まず前者では人気下降気味な元アイドル「若宮きらら」さんと、その付き人「みちる」さん。
現場ではいまだに頼りなさげな「夏くん」でしたが、「きららさん」の意思を汲み取って行動しているなど、なかなかのアシスタントっぷりです。
また、結果的には彼の存在がため、わがまま女優を相手にしながらも全てがスムーズに運んでいました。
あれは「菜々美さん」だけで撮影していた場合、良い結果にはならなかったでしょう。
男性目線は重要ですね。
「みちるさん」の服の下に注目。
後者では特撮ヒロインであった「御衣神姫香(みそがみ・ひめか)」が登場。
こちらはちょっと極端ですね。
いくら役柄にそんなん多くても、水着撮影でアレはないでしょ。
でも、そうした慣れない彼女をその気にさせた”あなたの意思ではない”、という「菜々美さん」の一言はポイント。
さすが看板カメラマンです。
オチで1コマだけ描かれていた「姫香さん」の特撮番組がちょっと気になりましたよ。
ぱっと使いやすいだろうアナウンサー「相嘗瞳さん」が顔を見せている5話「愛人」
こちらでは”宿禰スタジオ”の雑務を取り仕切っている(たぶん)、「如月史香さん」がメイン。
落ち着いた物腰で、「ふうたまろ」センセの描かれる賢者タイプの大人な女性。
真面目そうな彼女がいきなり脱いで登場したのには驚き。
ほぼ母親というべき存在な彼女とのえっちになっていました。
そんなんと同時にしっかり釘も刺されており、単行本ではターニングポイント的な1話になっています。
6話「一人でできるモン!」はそうした前回流れを引き継ぎ、「菜々美さん」の不在時に「夏くん」が撮影を担当するお話。
経験値か、なかなか巧く立ち回れていました。
本音を引き出したのはさすが。
あれは「菜々美さん」・「史香さん」らとのアレコレによるものかなぁ。
鏡プレイも凄かったですが、彼女の過去はまた凄い。
実際にあんなんされるの??
※妹「醍醐美凪」
お姉さんに負けない、魅力的な方でした。
妹「醍醐美凪」の登場から、姉妹撮影となる7話「最初で最後」
冒頭のタオル1枚な「美凪さん」がデジャヴで素敵。
彼女はまた胸が適度に控え目で可愛いですよ。
ある切っ掛けから姉妹撮影に発展する流れで、えっち面ではクライマックスというもの。
かー、こりゃいいなぁ。
わざわざ「菜々美さん」に「美凪さん」を脱がせるあたりは才能が垣間見えます。たぶん。
お話としては、8話「僕だけの写真」、9話「アイシテル」が最終エピソード。
アチコチの決着話ですね。
詳細については省きますが、8話は「菜々美さん」とのえっち。
コンビニでの露出撮影から、電車でのシーンも素敵。
そちらでのオチ一言が生きる9話は…えーっと「菜々美さん」の撮影話~くらいで濁しておきます。
ちょっとドキドキ。
レンタル会社の若社長という「敬介」の友人「石巻」も悪くない役回りでしたよ。
面白かったです。
すっきり系の安定した作画。
人物から濃淡まであちこちのバランスも良く、表現などにも引っ掛かるコマはありません。
テンポにも優れた、漫画の巧い方でした。
爽やかな人物絵は、漫画っぽい可愛らしさと共に色気もあります。
しっかりとしたエロスがありながら、クドクドしくないのは凄い。
嫌味な癖のない、間口広めな作画は万人向けで、一般えっちとしては最適かと。
カラーもお上手で、雰囲気は大きく変わりません。
だいたい↓表紙・裏表紙にて判断下さい。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・絵5: エロスながら爽やかという素敵な絵柄です。
・話5: ネタ的にもストーリーとしてもうまーく1冊にまとめられていました。
・独5: 文句無い仕上がり。どっちも被写体になってるのがいいのかな。
合計:[15/15]
やっぱり年上の女性、「史香さん」が素敵でした。
あの脱いで登場した1コマがお気に入りです。
ヌードになったら (マンサンコミックス) (2011/02/26) ふうたまろ 商品詳細を見る |
★「ふうたまろ」センセの漫画紹介記事 すべて一般系
[となりのアサミさん]
隣のはっちゃけ母親「吉原朝美」
[アナよび] 【特にオススメ】
人気現役アナウンサー「相嘗瞳」とのアレコレ。
[煽情的家族]
前後編「愛・家族~僕のプライベートエンジェル」の続編です。「あかりさん」も登場。
[ボクのアダルトヴィーナス]
現役AV女優にして義母「神無月あかり」とのアレコレ。
★よかったな、と思ったらクリックして下さい:【人気blogランキング】