■死神とチョコレート・パフェ (森崎くるみ)
★まんがデーター [12/15]
・絵 :■■■■■
・話 :■■■■□
・独創性:■■■□□
・属性 : コメディー・死神
・おまけ: カバー裏にあとがき漫画、
原作・キャラクター原案コメント
・その他: カラー(4P)、原作「花凰神也」、
現在は1巻まで発売。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「森崎くるみ(もりさき・くるみ)」センセの「死神とチョコレート・パフェ 1巻」です。
昨日の神様に続いて、本日は死神なの。
こちらは成年漫画ではすっかりお馴染み、「森崎くるみ」センセの記念すべき初・一般単行本、原作小説がある「死神とチョコレート・パフェ」の漫画版なのでした。
月刊「ドラゴンエイジ」にて現在も連載中ですね。
ああ、ついに「森崎くるみ」センセも一般漫画界へ進出されてしまいました。
まだ「ばんがいち」でも定期的にお仕事されているようですが…ちょっと心配。
※ヒロイン特集その1。凛々しい「ナギちゃん」
どうしても鎌を持てない「ナギちゃん」なのでした。しかし…スカート短いですね。
主人公「天倉神名(あまくら・じんな)」は意識薄れつつある中、一人の女の子を見ておりました。
次の日、バイト後の記憶がないものの、普通に朝起きた「神名くん」は学校へ向かう途中、「ナギ」(※人界向けは「風流凪」)と名乗る不思議な少女と出会います。
ちょっとおかしな言動と天然ボケな「ナギちゃん」
実は魂を回収するため、「神名くん」を殺すためにやってきた「死神」だったのです。
「天倉さん、あなたを殺しにきました」
…と、いう訳で。
とっかかりなど、非常によくありがちな”可愛い系統な死神少女とのラブコメ話”です。
とりあえず1巻中では一度も「死神の鎌」を手にすることが出来ず、口も身体能力も達者な「神名くん」にやり込められ続けておりました。
そんな「ナギちゃん」は描かれている「森崎くるみ」センセにぴったりのいじめてキャラ。
若干似た雰囲気の漫画が前の単行本「Precious」にもありました。
えっちはなく、コメディー色の強い本作品ではヒロイン「ナギちゃん」の可愛らしさ如何と思われますので、漫画家のチョイスは成功だと思います。
なんやーかんやーと同居したり、周囲に関係を誤解されたり、という基本路線を世襲しつつも、ドキドキする描写はあるものの守銭奴で女の子でも容赦ない「神名くん」がため、独特な雰囲気を作り出すことに成功しておりました。
さほどややこしい説明もなく、お気楽ラブコメとして安定した作品です。
※ヒロイン特集その2。「ナギちゃん」大ピンチ!
…ため、頻繁にパンチラしたりと、ちょっとですがセクシーシーンもあります。
★なぜ、「ナギちゃん」があーんな容姿なのか?
★なにゆえ、表題が「チョコパフェ」なのか?? (←こっちはもう少し説明ほしいところでしたけれど…)
先程”よくありがち”と書きましたけれど、「面白ければいーや」とか、「可愛いほうがイイ」ってな感じに無視されてきた↑そうした事柄にもちゃんとした理由の用意されている点がなにげにスゴイのです。
ああ、なるへそ。
よく見返してみると、ちゃんと当初の名乗りで「ナギちゃん」はそう言ってましたねー。
「死神」という単語が強いため、ひでるさんも「神名くん」同様、すっっかりそちらに意識をさらわれてしまいました。
あとは、パートナー「べるちゃん」こと「ベル・フィナル」が毎回鎌になれない点、異常な身体能力の「神名くん」について、ですか。
そのあたりの説明が今後されていくのでしょう。
※ヒロイン特集おまけ。いじめて系「ナギちゃん」
基本的にはこんなんのが多いですねー。がんばれ!!
しっかりとした曲線の可愛らしいまんが絵柄。
大きい目と微笑むアーチ目が特徴で、ギャグの崩し絵など全体バランスが取られた、巧い方です。
コロコロと表情を変化させる「ナギちゃん」や、アクションシーンでの動きも自然でした。
アマゾンにて小説版の絵(※イラストは「夜野みるら」さん)を見てきましたが、よりコミカルに漫画っぽくなったような印象。
「森崎くるみ」センセの絵柄は癖あるので好み分かれるところでしょーけれど、おおむね問題ないと思われます。
…たぶん。
詳しく知らんのでなんとも言えませんが、そんなに巨大な差はなかったです。
なお、「森崎くるみ」センセのHPでは発売記念として壁紙を期間限定(8/26まで!)で配信しておられました。
気に入った方はセンセのお名前を検索してHPまで今スグどうぞ!
※ひでるお気に入りのコマ:白くて卵みたいで黄色の輪がついたフワフワした物。
もういいよ、ってな雰囲気の↓表紙でしたが、予想以上に楽しめました。
大きいリボンとツインテールなロリっぽい女の子が杖持ってどうの、というネタに食傷気味な皆さまにも、オススメできる内容だと思います。
★よかったな、と思ったらクリックして下さい:【人気blogランキング】
・絵 :■■■■■
・話 :■■■■□
・独創性:■■■□□
・属性 : コメディー・死神
・おまけ: カバー裏にあとがき漫画、
原作・キャラクター原案コメント
・その他: カラー(4P)、原作「花凰神也」、
現在は1巻まで発売。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「森崎くるみ(もりさき・くるみ)」センセの「死神とチョコレート・パフェ 1巻」です。
昨日の神様に続いて、本日は死神なの。
こちらは成年漫画ではすっかりお馴染み、「森崎くるみ」センセの記念すべき初・一般単行本、原作小説がある「死神とチョコレート・パフェ」の漫画版なのでした。
月刊「ドラゴンエイジ」にて現在も連載中ですね。
ああ、ついに「森崎くるみ」センセも一般漫画界へ進出されてしまいました。
まだ「ばんがいち」でも定期的にお仕事されているようですが…ちょっと心配。
※ヒロイン特集その1。凛々しい「ナギちゃん」
どうしても鎌を持てない「ナギちゃん」なのでした。しかし…スカート短いですね。
主人公「天倉神名(あまくら・じんな)」は意識薄れつつある中、一人の女の子を見ておりました。
次の日、バイト後の記憶がないものの、普通に朝起きた「神名くん」は学校へ向かう途中、「ナギ」(※人界向けは「風流凪」)と名乗る不思議な少女と出会います。
ちょっとおかしな言動と天然ボケな「ナギちゃん」
実は魂を回収するため、「神名くん」を殺すためにやってきた「死神」だったのです。
「天倉さん、あなたを殺しにきました」
…と、いう訳で。
とっかかりなど、非常によくありがちな”可愛い系統な死神少女とのラブコメ話”です。
とりあえず1巻中では一度も「死神の鎌」を手にすることが出来ず、口も身体能力も達者な「神名くん」にやり込められ続けておりました。
そんな「ナギちゃん」は描かれている「森崎くるみ」センセにぴったりのいじめてキャラ。
若干似た雰囲気の漫画が前の単行本「Precious」にもありました。
えっちはなく、コメディー色の強い本作品ではヒロイン「ナギちゃん」の可愛らしさ如何と思われますので、漫画家のチョイスは成功だと思います。
なんやーかんやーと同居したり、周囲に関係を誤解されたり、という基本路線を世襲しつつも、ドキドキする描写はあるものの守銭奴で女の子でも容赦ない「神名くん」がため、独特な雰囲気を作り出すことに成功しておりました。
さほどややこしい説明もなく、お気楽ラブコメとして安定した作品です。
※ヒロイン特集その2。「ナギちゃん」大ピンチ!
…ため、頻繁にパンチラしたりと、ちょっとですがセクシーシーンもあります。
★なぜ、「ナギちゃん」があーんな容姿なのか?
★なにゆえ、表題が「チョコパフェ」なのか?? (←こっちはもう少し説明ほしいところでしたけれど…)
先程”よくありがち”と書きましたけれど、「面白ければいーや」とか、「可愛いほうがイイ」ってな感じに無視されてきた↑そうした事柄にもちゃんとした理由の用意されている点がなにげにスゴイのです。
ああ、なるへそ。
よく見返してみると、ちゃんと当初の名乗りで「ナギちゃん」はそう言ってましたねー。
「死神」という単語が強いため、ひでるさんも「神名くん」同様、すっっかりそちらに意識をさらわれてしまいました。
あとは、パートナー「べるちゃん」こと「ベル・フィナル」が毎回鎌になれない点、異常な身体能力の「神名くん」について、ですか。
そのあたりの説明が今後されていくのでしょう。
※ヒロイン特集おまけ。いじめて系「ナギちゃん」
基本的にはこんなんのが多いですねー。がんばれ!!
しっかりとした曲線の可愛らしいまんが絵柄。
大きい目と微笑むアーチ目が特徴で、ギャグの崩し絵など全体バランスが取られた、巧い方です。
コロコロと表情を変化させる「ナギちゃん」や、アクションシーンでの動きも自然でした。
アマゾンにて小説版の絵(※イラストは「夜野みるら」さん)を見てきましたが、よりコミカルに漫画っぽくなったような印象。
「森崎くるみ」センセの絵柄は癖あるので好み分かれるところでしょーけれど、おおむね問題ないと思われます。
…たぶん。
詳しく知らんのでなんとも言えませんが、そんなに巨大な差はなかったです。
なお、「森崎くるみ」センセのHPでは発売記念として壁紙を期間限定(8/26まで!)で配信しておられました。
気に入った方はセンセのお名前を検索してHPまで今スグどうぞ!
※ひでるお気に入りのコマ:白くて卵みたいで黄色の輪がついたフワフワした物。
もういいよ、ってな雰囲気の↓表紙でしたが、予想以上に楽しめました。
大きいリボンとツインテールなロリっぽい女の子が杖持ってどうの、というネタに食傷気味な皆さまにも、オススメできる内容だと思います。
死神とチョコレート・パフェ 1 (1) (角川コミックス ドラゴンJr. 114-1) (2007/08/09) 花凰 神也 商品詳細を見る |
★よかったな、と思ったらクリックして下さい:【人気blogランキング】
■媛神様のおしごと (船堀斉晃)
★まんがデーター [11/15]
・絵 :■■■■■
・話 :■■■□□
・独創性:■■■□□
・属性 : 神様・えっち
・おまけ: あとがき、
カバー裏に中扉・もくじとのリンク絵。
・その他: 現在は1巻まで発売。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「船堀斉晃(ふなぼり・なりあき)」センセの「媛神様のおしごと 1巻」です。
さきの「リップス」から成年系と遠ざかってしまった「船堀斉晃」センセ。
非常にえろ巧い方だったので残念なところなんですが…まぁ、お話から面白い方なのでいいでしょう。
そんなこんなで、待望の最新単行本はお得意な系統(たぶん)の漫画、「媛神様のおしごと 1巻」なのでした。
※左:後輩「夏樹さん」、右:女神「那由他さま」です。
うーん、「那由他さま」がもう少し関わってくれればいいんですが…そうすると神様っぽくないし…。
主人公「古田新斗」は突然女性の幸を司る神「那由他媛命(なゆたひめのみこと)」と出会いました。
「那由他さま」曰く”一生童貞”という運命を変えるため、その下僕(しもべ)となって仕事を手伝うこととなったのです。
不幸な女性を救うべく、身体を張って奮闘する「新斗くん」
ですが、契約時に付けられた神通力を得られるという首輪は女性の不幸を払うごとに寿命が減っていくという、トンデモな物だったのでした。
大まかですが、そんなん。
「生身の女は目が小さくて気持ち悪い」
あはは、普通は逆なんですけれどねー。
そうした台詞が妙に可笑しい、「新斗くん」はエロゲー好きな主人公。
引き篭もってそんなんばかりやっている割に、近所のお姉さん「川辺春菜」、高校時代の後輩「千葉夏樹」など、もともと女性との関わりは少なくないみたい。
また、入院先の女医「皐」先生と自然に仲良くなっている描写もあり、意外と積極的でした。さらに3話目の「夏樹さん」の話からすると、”普段の私生活でも欲望満たすべく色々無茶なことをやっていた”らしく、良くも悪くも目立つ存在ではあった様子。
…これらを考えると、1話目の”一生童貞”というのは単に手伝わすための方便なのかなーって思いました。
漫画の基本フォーマットとしては、なんらかの問題を抱えた女性と遭遇、「新斗くん」が関わってそれを解決(※その際にちょっとえっちする)、「那由他さま」の能力で不幸から解放…という、一般ストーリーえっち系の基本的な流れ。
(※例:「奥さまバレー/前田千石」、「恋するエプロン/英丸」など)
ちなみに、解放された女性にはその間の記憶は残らず、「新斗くん」との出来事も綺麗さっぱり忘れてしまうのでした。
そんな訳で、どんなにがんばっても寿命減る・怪我はする・えっちできるものの特定の彼女はできない、というマイナス比率のが高いという微妙な状態。
ストーリーに連続性はあるものの、毎回ヒロインの変わる1話完結タイプ。
コレをつまんないとは言いませんが、ちょっと物足りない。
ヒロインが流動的なため特定女性とのラブコメちっくな要素なく、それがためキャラは掘り下げられず、お話にページが必要なためえっち要素も弱い。おまけに、↑前述したような理由でもともと女性と普通(?)接していた「新斗くん」が人間的に成長するお話でもなく。
とりあえず基本を確立している段階なのでしょうけれど、印象として悪くはないものの、良くもなく…。
※左:近所のお姉さん「春菜さん」、右:声優「早紀さん」です。
この「早紀さん」は次巻でどうなるんでしょう。「春菜さん」もいいキャラだったんですけどねぇ…。
ただ、収録の6話目では、ツインテールな声優「如月早紀」さん解放時にイレギュラーが発生したらしく、記憶が残っている描写がラストでありました。
あるいはこの娘が深く関わってくることとなるのか、今後に期待、ってところですかね。
毎回登場して、きっちり↓表紙を飾っているものの、ほとんど絡まない「那由他さま」の扱いも現在のところでは中途半端。
1話くらい彼女のお話があってもいいように思いましたが。
強い線でクドくない程度のこってり絵。
絵も巧い方ですが、コメディーからシリアスまで漫画にも技術ある方です。
小さく・大きく描かれる恥ずかし線(※恥ずかしい時に鼻から頬にかかる斜め線のことね)と可愛らしくも等身高い人物絵が特徴。
安定感は抜群で、癖はあるものの好みが分かれない絵柄だと思います。
スクール水着や包帯などフェチっぽさはありますが、全体的にえっち描写はソフトでした。
この点では前回の「リップス」のが上だったかなー。
とりあえず、2巻以降の展開に期待します。
あるいは…もう一度「ブルー・サーガ」みたいな成年系を描いてほしいですねぇ。
媛神様のおしごと 1 (1) (ヤングマガジンコミックス) / 船堀 斉晃
★よかったな、と思ったらクリックして下さい:【人気blogランキング】
・絵 :■■■■■
・話 :■■■□□
・独創性:■■■□□
・属性 : 神様・えっち
・おまけ: あとがき、
カバー裏に中扉・もくじとのリンク絵。
・その他: 現在は1巻まで発売。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「船堀斉晃(ふなぼり・なりあき)」センセの「媛神様のおしごと 1巻」です。
さきの「リップス」から成年系と遠ざかってしまった「船堀斉晃」センセ。
非常にえろ巧い方だったので残念なところなんですが…まぁ、お話から面白い方なのでいいでしょう。
そんなこんなで、待望の最新単行本はお得意な系統(たぶん)の漫画、「媛神様のおしごと 1巻」なのでした。
※左:後輩「夏樹さん」、右:女神「那由他さま」です。
うーん、「那由他さま」がもう少し関わってくれればいいんですが…そうすると神様っぽくないし…。
主人公「古田新斗」は突然女性の幸を司る神「那由他媛命(なゆたひめのみこと)」と出会いました。
「那由他さま」曰く”一生童貞”という運命を変えるため、その下僕(しもべ)となって仕事を手伝うこととなったのです。
不幸な女性を救うべく、身体を張って奮闘する「新斗くん」
ですが、契約時に付けられた神通力を得られるという首輪は女性の不幸を払うごとに寿命が減っていくという、トンデモな物だったのでした。
大まかですが、そんなん。
「生身の女は目が小さくて気持ち悪い」
あはは、普通は逆なんですけれどねー。
そうした台詞が妙に可笑しい、「新斗くん」はエロゲー好きな主人公。
引き篭もってそんなんばかりやっている割に、近所のお姉さん「川辺春菜」、高校時代の後輩「千葉夏樹」など、もともと女性との関わりは少なくないみたい。
また、入院先の女医「皐」先生と自然に仲良くなっている描写もあり、意外と積極的でした。さらに3話目の「夏樹さん」の話からすると、”普段の私生活でも欲望満たすべく色々無茶なことをやっていた”らしく、良くも悪くも目立つ存在ではあった様子。
…これらを考えると、1話目の”一生童貞”というのは単に手伝わすための方便なのかなーって思いました。
漫画の基本フォーマットとしては、なんらかの問題を抱えた女性と遭遇、「新斗くん」が関わってそれを解決(※その際にちょっとえっちする)、「那由他さま」の能力で不幸から解放…という、一般ストーリーえっち系の基本的な流れ。
(※例:「奥さまバレー/前田千石」、「恋するエプロン/英丸」など)
ちなみに、解放された女性にはその間の記憶は残らず、「新斗くん」との出来事も綺麗さっぱり忘れてしまうのでした。
そんな訳で、どんなにがんばっても寿命減る・怪我はする・えっちできるものの特定の彼女はできない、というマイナス比率のが高いという微妙な状態。
ストーリーに連続性はあるものの、毎回ヒロインの変わる1話完結タイプ。
コレをつまんないとは言いませんが、ちょっと物足りない。
ヒロインが流動的なため特定女性とのラブコメちっくな要素なく、それがためキャラは掘り下げられず、お話にページが必要なためえっち要素も弱い。おまけに、↑前述したような理由でもともと女性と普通(?)接していた「新斗くん」が人間的に成長するお話でもなく。
とりあえず基本を確立している段階なのでしょうけれど、印象として悪くはないものの、良くもなく…。
※左:近所のお姉さん「春菜さん」、右:声優「早紀さん」です。
この「早紀さん」は次巻でどうなるんでしょう。「春菜さん」もいいキャラだったんですけどねぇ…。
ただ、収録の6話目では、ツインテールな声優「如月早紀」さん解放時にイレギュラーが発生したらしく、記憶が残っている描写がラストでありました。
あるいはこの娘が深く関わってくることとなるのか、今後に期待、ってところですかね。
毎回登場して、きっちり↓表紙を飾っているものの、ほとんど絡まない「那由他さま」の扱いも現在のところでは中途半端。
1話くらい彼女のお話があってもいいように思いましたが。
強い線でクドくない程度のこってり絵。
絵も巧い方ですが、コメディーからシリアスまで漫画にも技術ある方です。
小さく・大きく描かれる恥ずかし線(※恥ずかしい時に鼻から頬にかかる斜め線のことね)と可愛らしくも等身高い人物絵が特徴。
安定感は抜群で、癖はあるものの好みが分かれない絵柄だと思います。
スクール水着や包帯などフェチっぽさはありますが、全体的にえっち描写はソフトでした。
この点では前回の「リップス」のが上だったかなー。
とりあえず、2巻以降の展開に期待します。
あるいは…もう一度「ブルー・サーガ」みたいな成年系を描いてほしいですねぇ。
媛神様のおしごと 1 (1) (ヤングマガジンコミックス) / 船堀 斉晃
★よかったな、と思ったらクリックして下さい:【人気blogランキング】
■Honey Come (憧明良)
★まんがデーター [10/15]
・絵 :■■■■□
・話 :■■■□□
・独創性:■■■□□
・属性 : 成年・学生
・おまけ: あとがき、大幅加筆・修正あり、
描き下ろし「おまけ」「その後」
・その他: 短編×8、カラー(4P)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「憧明良(しょう・あきら)」センセの「Honey Come ハニ・カム」です。
こちらの「憧明良」センセの漫画は過去に見た記憶あったと思っていたんですが…どうやら勘違いでした。
どなたと間違えていたのか、アマゾンさんのページをかたっぱしに227までめくって挫折。
確か似た名前の漫画家さんがいたと思ったんですけれどねー。
ともかく、そうした関係で敬遠していたんですが、今回は↓表紙に釣り上げられてみたのです。
数ページ読み進めて、「あれ、違ったかな」って気付いたの。
そんなこんなで、「憧明良」センセのおそらく7冊目の単行本「Honey Come ハニ・カム」です。
全て短編で学生モノなお話が多く、特にコレという目立つ作品はないものの、どちらも綺麗にまとまった良作品群でした。
※左:眼鏡の「麻生さん」、右:外人「エイダちゃん」です。
お二人とも立派なものを持っておられます。うーん、「麻生さん」その服装はラフ過ぎるかなー。
カラーページでばっちり金髪に塗られていた「金髪は日本人がお好き?」
日を間違え、予定より早く来日してしまった兄嫁の妹「エイダ」さん。
親が出かけ、一人留守番していた「ゆうじ」くんはその面倒を見ることとなってしまうのでした。
ごく簡単にはそんなん。
本来、漫画で外人キャラが出た場合はカタコトな喋りと異国な雰囲気を表現するため、片仮名表記になりますよね。
こちらのヒロイン、中学生くらいの「エイダさん」は”日本好きで日本語に精通している”という都合よい設定がため、ふきだしの喋りは普通なのでした。
不思議なもので、片仮名となっただけで電報のように読みづらくなってしまうので、この設定は正解。
(※日本好きというのは他でも活かされていましたし…)
それでも、外観と性格によって、ちゃんと外人として見えるのはセンセの巧さなのかもしれません。
こちらの「エイダさん」はウエーブな髪と横長の目が独特で、ちょっと神秘的な外観。
…これがイイんですよ、なにげに。
微笑んだ表情にひでるさんは狙撃されてしまいました。
こういうのもいいねぇ(笑)
※おまけ:エイダちゃんの微笑。
携帯電話には気をつけよう、と思わされる「RAINS」
長期休みの登校日、憧れの「麻生あゆみ」さんと一緒に帰ることとなった主人公「河合」くん。
突然の雨にびしょ濡れにされたこともあり、誘われるまま「麻生さん」の自宅に寄る事となったのでした。
トイレを借りるため、脱衣所の隣まで来た「河合くん」はちょっとした出来心から…。
自宅でのラフな格好にドキドキってなパターンですね。
たまにあるゲームの描写が邪魔臭いですが、基本的にはセオリーそのまま王道展開な作品。
「残念!私なら上げるわね」
…とか言う嬉しいヒロイン「麻生さん」は同年代という設定ながら、”優しく教えてア・ゲ・ル”というような大人のお姉さんっぽい雰囲気。
眼鏡キャラなんですが、そうした型にはまらない、可愛くも色っぽい女性でした。
こっちもいいですねー。
今後がちょっと恐い「Maiden innocence」は、結婚を意識した女性の子が実は自らの生徒だった、というお話。
中学生の「木村」さんは冴えない教師に嬉々として付き合う母親の理由を探るべく、その彼にえっちを強要するのです。
「こんな格好で悲鳴あげたらヤバイよね?」
そのあたりは今時の生意気な娘さんという感じでしたが、しだいに年相応な可愛らしさが見えてくるのがポイント。
当初は「一回だけでいーんだ」と言っていたのが、いつの間にか常習化してしまう、なにげに恐ろしい漫画です。
あの雰囲気だと、終わらすことはだいぶ難しそうですからねー。
この教師の今後はどっちだ!?
左から、妹「知里ちゃん」、友達「朋美ちゃん」、妹「唯子さん」
どちらのお兄さんも妹に振り回される、悲しくも嬉しい(笑)お話でした。「朋美ちゃん」もいいですね。
ほか、ちゃっかりした妹「唯子」さんとややボーイッシュなその友達「朋美」ちゃんに攻められる「ちょっとしちゃう?」、いきなり丸出しとなった「OTONA Girl」はカチューシャの似合う「坂井」さんとロッカーに閉じ込められるお話、ややツンデレちっくな妹「知里」ちゃんに迫られる「妹Troublous」など、上の「エイダさん」「麻生さん」もそうでしたが、実に魅力的な女性ヒロインたちでした。
お話としては、単にベタベタなラブコメでない、成年漫画らしい色々な意味でのドキドキ短編です。
大きく脱線しない基本的なものですが、絵柄・雰囲気・キャラと合っているので問題ないでしょう。
柔らかくも強い黒線での絵柄。
ふんわりとしたトーン処理はしなやかに、濃めな黒が全体を引き締めております。
横に長めな目とすらりとした人物絵が特徴で、ベタ塗りしない髪の毛の描き方がひでるさん的にぐっときました。
服や下着などのデザインも細かい方ですね。
あまり人を選ばない系統だと思いますが、↓表紙の色付き絵はやや雰囲気違うので、判断になりづらいと思います。
毎度無茶を言いますが、うまーくソレを脳内で線画に置き換えて下さい。
さきほど前述しましたが、「憧明良」センセの描かれるヒロインがどちらも素敵にえっちでした。
(※書き忘れましたが、女の子のが積極的なの)
次はキャラを掘り下げられる、中編とか見てみたいですね。
★よかったな、と思ったらクリックして下さい:【人気blogランキング】
・絵 :■■■■□
・話 :■■■□□
・独創性:■■■□□
・属性 : 成年・学生
・おまけ: あとがき、大幅加筆・修正あり、
描き下ろし「おまけ」「その後」
・その他: 短編×8、カラー(4P)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「憧明良(しょう・あきら)」センセの「Honey Come ハニ・カム」です。
こちらの「憧明良」センセの漫画は過去に見た記憶あったと思っていたんですが…どうやら勘違いでした。
どなたと間違えていたのか、アマゾンさんのページをかたっぱしに227までめくって挫折。
確か似た名前の漫画家さんがいたと思ったんですけれどねー。
ともかく、そうした関係で敬遠していたんですが、今回は↓表紙に釣り上げられてみたのです。
数ページ読み進めて、「あれ、違ったかな」って気付いたの。
そんなこんなで、「憧明良」センセのおそらく7冊目の単行本「Honey Come ハニ・カム」です。
全て短編で学生モノなお話が多く、特にコレという目立つ作品はないものの、どちらも綺麗にまとまった良作品群でした。
※左:眼鏡の「麻生さん」、右:外人「エイダちゃん」です。
お二人とも立派なものを持っておられます。うーん、「麻生さん」その服装はラフ過ぎるかなー。
カラーページでばっちり金髪に塗られていた「金髪は日本人がお好き?」
日を間違え、予定より早く来日してしまった兄嫁の妹「エイダ」さん。
親が出かけ、一人留守番していた「ゆうじ」くんはその面倒を見ることとなってしまうのでした。
ごく簡単にはそんなん。
本来、漫画で外人キャラが出た場合はカタコトな喋りと異国な雰囲気を表現するため、片仮名表記になりますよね。
こちらのヒロイン、中学生くらいの「エイダさん」は”日本好きで日本語に精通している”という都合よい設定がため、ふきだしの喋りは普通なのでした。
不思議なもので、片仮名となっただけで電報のように読みづらくなってしまうので、この設定は正解。
(※日本好きというのは他でも活かされていましたし…)
それでも、外観と性格によって、ちゃんと外人として見えるのはセンセの巧さなのかもしれません。
こちらの「エイダさん」はウエーブな髪と横長の目が独特で、ちょっと神秘的な外観。
…これがイイんですよ、なにげに。
微笑んだ表情にひでるさんは狙撃されてしまいました。
こういうのもいいねぇ(笑)
※おまけ:エイダちゃんの微笑。
携帯電話には気をつけよう、と思わされる「RAINS」
長期休みの登校日、憧れの「麻生あゆみ」さんと一緒に帰ることとなった主人公「河合」くん。
突然の雨にびしょ濡れにされたこともあり、誘われるまま「麻生さん」の自宅に寄る事となったのでした。
トイレを借りるため、脱衣所の隣まで来た「河合くん」はちょっとした出来心から…。
自宅でのラフな格好にドキドキってなパターンですね。
たまにあるゲームの描写が邪魔臭いですが、基本的にはセオリーそのまま王道展開な作品。
「残念!私なら上げるわね」
…とか言う嬉しいヒロイン「麻生さん」は同年代という設定ながら、”優しく教えてア・ゲ・ル”というような大人のお姉さんっぽい雰囲気。
眼鏡キャラなんですが、そうした型にはまらない、可愛くも色っぽい女性でした。
こっちもいいですねー。
今後がちょっと恐い「Maiden innocence」は、結婚を意識した女性の子が実は自らの生徒だった、というお話。
中学生の「木村」さんは冴えない教師に嬉々として付き合う母親の理由を探るべく、その彼にえっちを強要するのです。
「こんな格好で悲鳴あげたらヤバイよね?」
そのあたりは今時の生意気な娘さんという感じでしたが、しだいに年相応な可愛らしさが見えてくるのがポイント。
当初は「一回だけでいーんだ」と言っていたのが、いつの間にか常習化してしまう、なにげに恐ろしい漫画です。
あの雰囲気だと、終わらすことはだいぶ難しそうですからねー。
この教師の今後はどっちだ!?
左から、妹「知里ちゃん」、友達「朋美ちゃん」、妹「唯子さん」
どちらのお兄さんも妹に振り回される、悲しくも嬉しい(笑)お話でした。「朋美ちゃん」もいいですね。
ほか、ちゃっかりした妹「唯子」さんとややボーイッシュなその友達「朋美」ちゃんに攻められる「ちょっとしちゃう?」、いきなり丸出しとなった「OTONA Girl」はカチューシャの似合う「坂井」さんとロッカーに閉じ込められるお話、ややツンデレちっくな妹「知里」ちゃんに迫られる「妹Troublous」など、上の「エイダさん」「麻生さん」もそうでしたが、実に魅力的な女性ヒロインたちでした。
お話としては、単にベタベタなラブコメでない、成年漫画らしい色々な意味でのドキドキ短編です。
大きく脱線しない基本的なものですが、絵柄・雰囲気・キャラと合っているので問題ないでしょう。
柔らかくも強い黒線での絵柄。
ふんわりとしたトーン処理はしなやかに、濃めな黒が全体を引き締めております。
横に長めな目とすらりとした人物絵が特徴で、ベタ塗りしない髪の毛の描き方がひでるさん的にぐっときました。
服や下着などのデザインも細かい方ですね。
あまり人を選ばない系統だと思いますが、↓表紙の色付き絵はやや雰囲気違うので、判断になりづらいと思います。
毎度無茶を言いますが、うまーくソレを脳内で線画に置き換えて下さい。
さきほど前述しましたが、「憧明良」センセの描かれるヒロインがどちらも素敵にえっちでした。
(※書き忘れましたが、女の子のが積極的なの)
次はキャラを掘り下げられる、中編とか見てみたいですね。
Honey Come (TENMAコミックス) (2007/07/27) 憧 明良 商品詳細を見る |
★よかったな、と思ったらクリックして下さい:【人気blogランキング】
■暴れん坊少納言 (かかし朝浩)
★まんがデーター [12/15]
・絵 :■■■□□
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■■
・属性 : 平安時代・コメディ
・おまけ: あとがき(…みたいなイラスト絵)、
描き下ろし「平安高校課外補習」1~5。
・その他: 全て表題作(全6話)、続巻?
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「かかし朝浩(かかし・あさひろ)」センセの「暴れん坊少納言」です。
アマゾンのサイトには「1」なんてついてましたが…残念ながらこれで完結なのです…よね?
あれれ、でも帯には大好評連載中って書いてありましたか。
センセのHPからすると、やっぱり連載はしてるみたい。
どうなんだろ、わっかんないなー。
はっきりしないので、いい加減「コミックガム」のサイトへ行ってみました。
ああ、お名前ありますね。
この感じだと続巻も発売されるのでしょう。
よかった・よかった。
※ツンデレ主人公・後の「清少納言」こと「清原諾子さん」です。
アクティブでコロコロ表情の変わる「諾子さん」なの。4コマもいいですよ。
…と、なにゆえ次の巻がどうのって書いているかというと、これがスゴく良かったんですよ、「暴れん坊少納言」
タイトルからして、時代モノ好きなひでるさんにひっかかったんですが、最終的には帯文句にあった「清少納言はツンデレ」という単語に釣り上げられてしまいました。(←最近判明(笑)しましたが、なにげにそういうキャラ好きなひでるさん)
そういったのがお好みな方はビビッとくるでしょう。
平安時代。
後の「清少納言」、16歳の主人公「清原諾子(きよはら・なぎこ)」は才媛(※さいえん:高い教養や才能のある女性)ながらも大変なお転婆なのでした。
一方、見合いをもちかけられた、歌嫌いで色恋沙汰に無関心な「橘則光」
その相手は、昼間酷い目に遭わされていた、その「諾子さん」だったのです。
結局、二人ぶつかった見合いはハチャメチャなまま終わりますが、なんとなくお互い感じるところがあるのでした…。
おおまかですが、導入はそんなん。
※左:「紫式部」、右:「和泉式部」です。
実際にこんな服装はないと分かってはおりますが…「和泉式部」さん、いいなぁ。
ひでるさん、戦国時代はそれなりに詳しい(つもり)なんですが、平安時代は現在勉強中。
マイナーですしね。
ちょっと掴みづらい、そんな時代を史実とフィクションを交えて伝えられる、コメディです。
登場人物は一番目の旦那となった「橘則光」ほか、「中宮定子(藤原定子)」、「和泉式部」、「紫式部」など史実そのままな方々。
それが、現代漫画ちっくにデフォルメ、アレンジされた性格となっています。
時代とかなんとか基本がありますが、そういったのは関係なく、普通に楽しく読める漫画ですね。
お話としては↑先の見合いから中宮御所へ出仕、「枕草子」の執筆まで。
合間にちゃんとフォローがあり、また描き下ろしの「平安高校課外補習」にて実際を知ることができますので、多少知識ある方は無論のこと、興味ない人でもちょっとした切っ掛けになるかもしれません。
(※だいたい、ややこしいコトを覚えるとっかかりは漫画とかゲームですよね)
そんな意味でもオススメ。
とりあえず、自由奔放ながらちょっと女の子らしい一面もある「諾子さん」が可愛らしく、「則光」との掛け合い・ドツキ合いも可笑しかったです。
ひでるさんはそんなツンデレ「諾子さん」もいいですが、巨乳で悲恋話に涙してしまう「和泉式部」もお気に入りなのでした。
あんなんいいなぁ(笑)
※おまけ:「則光」・「諾子さん」の掛け合いです。
はっきりとした線のぺったり絵。
(※ああ、でもあの描き方はわざとかもしれないかなー)
比較的線が強く、「諾子さん」の黒髪、「則光」の着る黒服もあって、全体は引き締まっております。
すっきりとしている顔パーツ、横に長めな目が特徴。
多少のアレンジはあるものの、ちゃんと時代を考えて細かく描かれているので、変な違和感はありません。
ただ、ちょっと個性ある方なので、↓表紙にてご判断下さいませ。
描かれている「かかし朝浩」センセの漫画はこれが初見なんですが、はっきり言って他の単行本も集めたくなるくらいに楽しめました。
ちょっと時代を知ることができますし、面白い漫画です。
気になった方はいますぐ書店へごー!
暴れん坊少納言1 (ガムコミックスプラス) / かかし朝浩
★よかったな、と思ったらクリックして下さい:【人気blogランキング】
[宣伝]
☆お寺とか仏像とか歴史の話を書いているひでる表ブログです。
そういった類のものがお好きであれば、ぜひこちらにもお越し下さいませ。
ゆっくり更新ですが。
⇒ 「お寺さんぽ Ver.02」
・絵 :■■■□□
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■■
・属性 : 平安時代・コメディ
・おまけ: あとがき(…みたいなイラスト絵)、
描き下ろし「平安高校課外補習」1~5。
・その他: 全て表題作(全6話)、続巻?
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「かかし朝浩(かかし・あさひろ)」センセの「暴れん坊少納言」です。
アマゾンのサイトには「1」なんてついてましたが…残念ながらこれで完結なのです…よね?
あれれ、でも帯には大好評連載中って書いてありましたか。
センセのHPからすると、やっぱり連載はしてるみたい。
どうなんだろ、わっかんないなー。
はっきりしないので、いい加減「コミックガム」のサイトへ行ってみました。
ああ、お名前ありますね。
この感じだと続巻も発売されるのでしょう。
よかった・よかった。
※ツンデレ主人公・後の「清少納言」こと「清原諾子さん」です。
アクティブでコロコロ表情の変わる「諾子さん」なの。4コマもいいですよ。
…と、なにゆえ次の巻がどうのって書いているかというと、これがスゴく良かったんですよ、「暴れん坊少納言」
タイトルからして、時代モノ好きなひでるさんにひっかかったんですが、最終的には帯文句にあった「清少納言はツンデレ」という単語に釣り上げられてしまいました。(←最近判明(笑)しましたが、なにげにそういうキャラ好きなひでるさん)
そういったのがお好みな方はビビッとくるでしょう。
平安時代。
後の「清少納言」、16歳の主人公「清原諾子(きよはら・なぎこ)」は才媛(※さいえん:高い教養や才能のある女性)ながらも大変なお転婆なのでした。
一方、見合いをもちかけられた、歌嫌いで色恋沙汰に無関心な「橘則光」
その相手は、昼間酷い目に遭わされていた、その「諾子さん」だったのです。
結局、二人ぶつかった見合いはハチャメチャなまま終わりますが、なんとなくお互い感じるところがあるのでした…。
おおまかですが、導入はそんなん。
※左:「紫式部」、右:「和泉式部」です。
実際にこんな服装はないと分かってはおりますが…「和泉式部」さん、いいなぁ。
ひでるさん、戦国時代はそれなりに詳しい(つもり)なんですが、平安時代は現在勉強中。
マイナーですしね。
ちょっと掴みづらい、そんな時代を史実とフィクションを交えて伝えられる、コメディです。
登場人物は一番目の旦那となった「橘則光」ほか、「中宮定子(藤原定子)」、「和泉式部」、「紫式部」など史実そのままな方々。
それが、現代漫画ちっくにデフォルメ、アレンジされた性格となっています。
時代とかなんとか基本がありますが、そういったのは関係なく、普通に楽しく読める漫画ですね。
お話としては↑先の見合いから中宮御所へ出仕、「枕草子」の執筆まで。
合間にちゃんとフォローがあり、また描き下ろしの「平安高校課外補習」にて実際を知ることができますので、多少知識ある方は無論のこと、興味ない人でもちょっとした切っ掛けになるかもしれません。
(※だいたい、ややこしいコトを覚えるとっかかりは漫画とかゲームですよね)
そんな意味でもオススメ。
とりあえず、自由奔放ながらちょっと女の子らしい一面もある「諾子さん」が可愛らしく、「則光」との掛け合い・ドツキ合いも可笑しかったです。
ひでるさんはそんなツンデレ「諾子さん」もいいですが、巨乳で悲恋話に涙してしまう「和泉式部」もお気に入りなのでした。
あんなんいいなぁ(笑)
※おまけ:「則光」・「諾子さん」の掛け合いです。
はっきりとした線のぺったり絵。
(※ああ、でもあの描き方はわざとかもしれないかなー)
比較的線が強く、「諾子さん」の黒髪、「則光」の着る黒服もあって、全体は引き締まっております。
すっきりとしている顔パーツ、横に長めな目が特徴。
多少のアレンジはあるものの、ちゃんと時代を考えて細かく描かれているので、変な違和感はありません。
ただ、ちょっと個性ある方なので、↓表紙にてご判断下さいませ。
描かれている「かかし朝浩」センセの漫画はこれが初見なんですが、はっきり言って他の単行本も集めたくなるくらいに楽しめました。
ちょっと時代を知ることができますし、面白い漫画です。
気になった方はいますぐ書店へごー!
暴れん坊少納言1 (ガムコミックスプラス) / かかし朝浩
★よかったな、と思ったらクリックして下さい:【人気blogランキング】
[宣伝]
☆お寺とか仏像とか歴史の話を書いているひでる表ブログです。
そういった類のものがお好きであれば、ぜひこちらにもお越し下さいませ。
ゆっくり更新ですが。
⇒ 「お寺さんぽ Ver.02」
■Metamorphose (Lapis Lazuli)
★まんがデーター [7/15]
・絵 :■■■□□
・話 :■■□□□
・独創性:■■□□□
・属性 : 成年・ラブコメ
・おまけ: あとがき、作品解説。
・その他: 短編×10。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「Lapis Lazuli(らぴすらずり)」センセの「Metamorphose ~メタモルフォーゼ~」です。
こちらは書店でうろうろして発見しました。
なんだかPCゲームっぽい、涼やかな絵柄に目を引かれました。
新装版での単行本「favorite H」と並んで面出しで発売されていたこともあって、なかなかいい雰囲気だったんですねー。
そんな訳で本日は「Lapis Lazuli」センセの4冊目「Metamorphose ~メタモルフォーゼ~」です。
※左:「美月お嬢様」、右:「結菜ちゃん」です。
もうちょっと↑そんな描写がほしかったところですが…いいなぁ、お嬢様。
収録は全て短編で、恥ずかし系なラブコメです。
それが全て悪いとは言いませんが、べたべたで内容は薄く、あまり話は巧くない方ですね。
ありがちなダイエット話「ロデオでGo!!」は表紙トビラの絵がひでるお気に入り。
ダイエットで疲れ気味な「結菜」ちゃん。
彼氏「大輝」くんはそのおかげてお預けされ、欲求不満なのでした。
そんなある日、深夜のTVショッピングを見ていてふと閃いたのです。
だいたいそんなん。
成年漫画でダイエットとくれば、当然えっちな訳でして。
それには違いないんですが、どんな風にするのか想像してみてください(笑)
途中からは「結菜」ちゃんも言っているように、ダイエット関係なくなってしまいましたけどね。
なぜだかパシャマの上だけ着せたままいたしておるんですが、そんなんが良かったです。
漫画では実際に痩せていましたが、とりあえずえっちは関係なく、確かにあれをやり続ければ同じことですよねー。
ぜひほどほどにお試し下さい。
※左:「彩華先輩」、右:「鈴鹿会長」です。
頼み方が漢[オトコ]らしく潔かった会長さん。眼鏡とポニテが可愛いのですよ。
とりあえず収録中で最も良かったのが「プライド」
生徒会長「緋色鈴鹿」はまじめな堅物。
ある日の部活調整で手芸同好会を訪れた「鈴鹿さん」はそちらでびっくりな手芸同好会の実態を知るのでした。
大まかにそんなお話。
なるほど、手芸ってーのはそんな意味なのね。
そのシーンをばっちり目撃されていながらも、全然動じない「浅間」くんがスゴイ。
また、成年漫画なのでごく当然な流れではありますが、そんな彼に指南を頼んでしまう「鈴鹿さん」が可愛らしいのです。
お話はそこからえっちに流れ、結果としてハマってしまうというひねりないものでしたが、切っ掛けとなる数ページが実に良いお話でした。
ちょっと制服の雰囲気が違いますが、↓表紙は眼鏡外した「鈴鹿さん」なのかな?
ポニーテールで眼鏡の会長さんもいいですが、なにげにみつあみの副会長さんもよかったりして…。
※おまけ:こちらが副会長。
恥ずかしがり屋な「真央」ちゃんのため、外でえっちするといういかにもなお話「なおしましょう!」
いや、見事なまでにそのまんまなお話ですね。
外でえっちしたことで、そうした事に免疫つくことはありそうですが…恥ずかしがりな性質は治るもんですか?
(※外が燃えるという台詞がありましたが、ソレやっぱり恥ずかしい気持ちあってのことだと思うんだけど…)
ややツンデレちっくな「美月」お嬢様の「プロミス」
ツインテールでおそらく金髪(笑)なツンデレ条件を満たした容姿はいいんですが、他愛ない話でがっかり。
もう少し暴君っぽい描写があった方がよかったですし、なによりオチがあんなんでは全てが台無し。
しっかりとした細線であっさり絵。
さして発表した期間にひらきはありませんでしたが、最近の絵のが線くっきりしているようです。
ページにごっちゃり描かれる方ですが、全体としては白が目立ちます。
あとがきに”収録の際にトーンを追加”と書いてあったので、雑誌掲載時はそれこれ真っ白だったのではないでしょうか?
そうした描き方や人物絵など癖が強く、巧いには違いないんですけれど、大いに人を選ぶ絵柄。
そう、思い出しました。
目や輪郭などの雰囲気が、微妙に「富士参號」センセっぽいのですよ。
やや表現がカタメなところとかもそうですね。
Metamorphose (ポプリコミックス) / Lapis Lazuli
★よかったな、と思ったらクリックして下さい:【人気blogランキング】
・絵 :■■■□□
・話 :■■□□□
・独創性:■■□□□
・属性 : 成年・ラブコメ
・おまけ: あとがき、作品解説。
・その他: 短編×10。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「Lapis Lazuli(らぴすらずり)」センセの「Metamorphose ~メタモルフォーゼ~」です。
こちらは書店でうろうろして発見しました。
なんだかPCゲームっぽい、涼やかな絵柄に目を引かれました。
新装版での単行本「favorite H」と並んで面出しで発売されていたこともあって、なかなかいい雰囲気だったんですねー。
そんな訳で本日は「Lapis Lazuli」センセの4冊目「Metamorphose ~メタモルフォーゼ~」です。
※左:「美月お嬢様」、右:「結菜ちゃん」です。
もうちょっと↑そんな描写がほしかったところですが…いいなぁ、お嬢様。
収録は全て短編で、恥ずかし系なラブコメです。
それが全て悪いとは言いませんが、べたべたで内容は薄く、あまり話は巧くない方ですね。
ありがちなダイエット話「ロデオでGo!!」は表紙トビラの絵がひでるお気に入り。
ダイエットで疲れ気味な「結菜」ちゃん。
彼氏「大輝」くんはそのおかげてお預けされ、欲求不満なのでした。
そんなある日、深夜のTVショッピングを見ていてふと閃いたのです。
だいたいそんなん。
成年漫画でダイエットとくれば、当然えっちな訳でして。
それには違いないんですが、どんな風にするのか想像してみてください(笑)
途中からは「結菜」ちゃんも言っているように、ダイエット関係なくなってしまいましたけどね。
なぜだかパシャマの上だけ着せたままいたしておるんですが、そんなんが良かったです。
漫画では実際に痩せていましたが、とりあえずえっちは関係なく、確かにあれをやり続ければ同じことですよねー。
ぜひほどほどにお試し下さい。
※左:「彩華先輩」、右:「鈴鹿会長」です。
頼み方が漢[オトコ]らしく潔かった会長さん。眼鏡とポニテが可愛いのですよ。
とりあえず収録中で最も良かったのが「プライド」
生徒会長「緋色鈴鹿」はまじめな堅物。
ある日の部活調整で手芸同好会を訪れた「鈴鹿さん」はそちらでびっくりな手芸同好会の実態を知るのでした。
大まかにそんなお話。
なるほど、手芸ってーのはそんな意味なのね。
そのシーンをばっちり目撃されていながらも、全然動じない「浅間」くんがスゴイ。
また、成年漫画なのでごく当然な流れではありますが、そんな彼に指南を頼んでしまう「鈴鹿さん」が可愛らしいのです。
お話はそこからえっちに流れ、結果としてハマってしまうというひねりないものでしたが、切っ掛けとなる数ページが実に良いお話でした。
ちょっと制服の雰囲気が違いますが、↓表紙は眼鏡外した「鈴鹿さん」なのかな?
ポニーテールで眼鏡の会長さんもいいですが、なにげにみつあみの副会長さんもよかったりして…。
※おまけ:こちらが副会長。
恥ずかしがり屋な「真央」ちゃんのため、外でえっちするといういかにもなお話「なおしましょう!」
いや、見事なまでにそのまんまなお話ですね。
外でえっちしたことで、そうした事に免疫つくことはありそうですが…恥ずかしがりな性質は治るもんですか?
(※外が燃えるという台詞がありましたが、ソレやっぱり恥ずかしい気持ちあってのことだと思うんだけど…)
ややツンデレちっくな「美月」お嬢様の「プロミス」
ツインテールでおそらく金髪(笑)なツンデレ条件を満たした容姿はいいんですが、他愛ない話でがっかり。
もう少し暴君っぽい描写があった方がよかったですし、なによりオチがあんなんでは全てが台無し。
しっかりとした細線であっさり絵。
さして発表した期間にひらきはありませんでしたが、最近の絵のが線くっきりしているようです。
ページにごっちゃり描かれる方ですが、全体としては白が目立ちます。
あとがきに”収録の際にトーンを追加”と書いてあったので、雑誌掲載時はそれこれ真っ白だったのではないでしょうか?
そうした描き方や人物絵など癖が強く、巧いには違いないんですけれど、大いに人を選ぶ絵柄。
そう、思い出しました。
目や輪郭などの雰囲気が、微妙に「富士参號」センセっぽいのですよ。
やや表現がカタメなところとかもそうですね。
Metamorphose (ポプリコミックス) / Lapis Lazuli
★よかったな、と思ったらクリックして下さい:【人気blogランキング】
■女王蟻 (大井昌和)
★まんがデーター [12/15]
・絵 :■■■■□
・話 :■■■□□
・独創性:■■■■■
・属性 : SF・アクション
・おまけ: カバー裏に解説漫画「女王蟻の世界」
・その他: 現在は1巻まで発売。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「大井昌和(おおい・まさかず)」センセの「女王蟻 1巻」です。
大変に特徴ある絵なので、あちこちで見た記憶あるんですが、「大井昌和」センセの漫画はこちらが初見。
調べたところ、4コマ漫画なども描かれているようですね。
本日はそんな「大井昌和」センセの単行本「女王蟻 1巻」です。
HPによると、全3巻の予定なんだって。
こちらは、はっきり言って帯文句「パンツ!蟲!お尻!」に釣られてしまいました。
ひでるさん、相変わらずお馬鹿さんです。
…スケベ。
※左:「如月ハヤセさん」、右:「女王蟻さま」です。
こうしてあらためて見ると、二人とも派手な露出の服装ですね。
月にて生活する人類。
そちらでの機械的労働はエネルギーの運動変換効率が高く、成長速度も早く、遺伝子操作が容易い「虫」を素体としていました。
作られた通称ANT(Artificial Neo Thing)は土木から交通手段にまで幅広く使われ、月での生活は発展していったのです。
月世界にて警官をする巡査「如月ハヤセ」さんはちょっとした偶然から月面都市管理者、通称「女王蟻」さまと出会い、大きな事件に巻き込まれていくのでした。
大まかにはそんなお話。
小さい頃から虫は好きなんですが、蟻とかうじゃって群れを成しているモノが苦手なひでるさん。
この月面世界では、乗り物から携帯電話、果ては椅子にいたるまで「虫」なんだって。
どうよ、ちょっと気色悪くないデスカ?
ただ、生活に「虫」を使ってどうのって設定はなかなか新鮮で、それらが卵を有することによって混乱が起こるという、いかにもSFちっくな流れ。
確かな作画と詳細な設定で非常にいいんですが…それらがため、敷居は非常に高めです。
こうした話では仕方ないんでしょうけれど、特殊な世界観といきなり増えていく登場人物、コロコロ変化する場面とか、多い文字量とかなんとか。
はっきり言ってよくわかりません。
頭が弱く、時間がないサラリーマンにとっては実に厳しい内容。
だいたい、ひでるさんは「パンツとお尻」に釣られたクチですからね。
そんな視点で読んでいるから、理解できないのも当然か(笑)
※おまけ:「ハヤセさん」と「女王蟻さま」のセクシーシーンです。
どうすか、右のソレは「二次元ドリームコミックス」みたいでしょ(笑)
ゆっくり・じっくり読めるならばいいんですが、そうでなければ情報量多く複雑なので難しいと思われます。
いいアイデアなんですけどねー。
細線で背景に至るまであちこち細かい作画。
目を大きく描かれる特徴があり、キャラクターはまさしく漫画っぽいもの。
ページ全体にごっちゃり描かれるのはしっかり世界が伝わって良い反面、忙しい印象がありました。
巧い方には違いないんですが、やたら癖が強いので↓表紙で違和感あるなら避けるのがいいでしょう。
ちなみに、パンツ丸出しで戦う「女王蟻」さまなど見た目に楽しい描写も多いんですが、帯の文句ほどではありません。(←そりゃそうだ)
それに過剰な期待はしない方が無難。
★よかったな、と思ったらクリックして下さい:【人気blogランキング】
・絵 :■■■■□
・話 :■■■□□
・独創性:■■■■■
・属性 : SF・アクション
・おまけ: カバー裏に解説漫画「女王蟻の世界」
・その他: 現在は1巻まで発売。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「大井昌和(おおい・まさかず)」センセの「女王蟻 1巻」です。
大変に特徴ある絵なので、あちこちで見た記憶あるんですが、「大井昌和」センセの漫画はこちらが初見。
調べたところ、4コマ漫画なども描かれているようですね。
本日はそんな「大井昌和」センセの単行本「女王蟻 1巻」です。
HPによると、全3巻の予定なんだって。
こちらは、はっきり言って帯文句「パンツ!蟲!お尻!」に釣られてしまいました。
ひでるさん、相変わらずお馬鹿さんです。
…スケベ。
※左:「如月ハヤセさん」、右:「女王蟻さま」です。
こうしてあらためて見ると、二人とも派手な露出の服装ですね。
月にて生活する人類。
そちらでの機械的労働はエネルギーの運動変換効率が高く、成長速度も早く、遺伝子操作が容易い「虫」を素体としていました。
作られた通称ANT(Artificial Neo Thing)は土木から交通手段にまで幅広く使われ、月での生活は発展していったのです。
月世界にて警官をする巡査「如月ハヤセ」さんはちょっとした偶然から月面都市管理者、通称「女王蟻」さまと出会い、大きな事件に巻き込まれていくのでした。
大まかにはそんなお話。
小さい頃から虫は好きなんですが、蟻とかうじゃって群れを成しているモノが苦手なひでるさん。
この月面世界では、乗り物から携帯電話、果ては椅子にいたるまで「虫」なんだって。
どうよ、ちょっと気色悪くないデスカ?
ただ、生活に「虫」を使ってどうのって設定はなかなか新鮮で、それらが卵を有することによって混乱が起こるという、いかにもSFちっくな流れ。
確かな作画と詳細な設定で非常にいいんですが…それらがため、敷居は非常に高めです。
こうした話では仕方ないんでしょうけれど、特殊な世界観といきなり増えていく登場人物、コロコロ変化する場面とか、多い文字量とかなんとか。
はっきり言ってよくわかりません。
頭が弱く、時間がないサラリーマンにとっては実に厳しい内容。
だいたい、ひでるさんは「パンツとお尻」に釣られたクチですからね。
そんな視点で読んでいるから、理解できないのも当然か(笑)
※おまけ:「ハヤセさん」と「女王蟻さま」のセクシーシーンです。
どうすか、右のソレは「二次元ドリームコミックス」みたいでしょ(笑)
ゆっくり・じっくり読めるならばいいんですが、そうでなければ情報量多く複雑なので難しいと思われます。
いいアイデアなんですけどねー。
細線で背景に至るまであちこち細かい作画。
目を大きく描かれる特徴があり、キャラクターはまさしく漫画っぽいもの。
ページ全体にごっちゃり描かれるのはしっかり世界が伝わって良い反面、忙しい印象がありました。
巧い方には違いないんですが、やたら癖が強いので↓表紙で違和感あるなら避けるのがいいでしょう。
ちなみに、パンツ丸出しで戦う「女王蟻」さまなど見た目に楽しい描写も多いんですが、帯の文句ほどではありません。(←そりゃそうだ)
それに過剰な期待はしない方が無難。
女王蟻 1 (1) (バーズコミックス) (2007/07/24) 大井 昌和 商品詳細を見る |
★よかったな、と思ったらクリックして下さい:【人気blogランキング】
tag : アクションサラリーマン二次元ドリームコミックス
■おねだりパレード (さきうらら)
★まんがデーター [13/15]
・絵 :■■■■■
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : 成年・痴女
・おまけ: カバー裏に解説・あとがき、
描き下ろし「おまけこーなー」、
おねパレ人物相関図、ゲストページ。
・その他: 短編×8(うち「こんなに気持ちイイなんて」×4)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「さきうらら」センセの「おねだりパレード」です。
行ってきました、本屋さん。
さすがに月頭の週末だけあってコレという目玉も無く、なかなか寂しい感じでした。
まぁ、先週散財したので丁度いいと言えるでしょう。
そんな中で目に付いたのは、デビュー10周年という「さきうらら」センセの「おねだりパレード」でした。
単行本には↓表紙を飾る「英さん」のメイン中編と短編が収録されています。
おまけの「おねパレ人物相関図」が示すとおり、各話それぞれ世界観を同じにするだけでなく、登場人物が何かしらの繋がりがあるという設定でした。
そのため、短編の集合体という構成ながら、連続して楽しめます。
(※ゲスト出演程度ですけどね)
※妹「きりさん」、部族の娘「カノンちゃん」です。
やっぱり浴衣ってーのはいいですねー。妹っぽくはないですが。
なお、すごいタイトルな前単行本「痴女が恋しちゃダメですか」と密接に関連している…というより、本単行本はそちらからの続編みたいな位置づけになっておりました。
気に入った方はそちらも合わせてどうぞ。
ひでるさんは買いに走りたいと思います。
…ちなみに全然関係ないですが、こうしたブログを書く人間にとって人物相関図は実に有りがたいものでした。
「さきうらら」センセ、ありがとうございます。
そんな訳で単行本メイン「こんなに気持ちイイなんて」から。
主人公「谷崎英(たにざき・はなぶさ)」はえっちなことを抑えられない、困った娘さん。
成績優秀・スポーツ万能で生徒会長でもある先輩「三嶋千華」さんに憧れる、というより恋している「英さん」は「千華さん」を尾行し、その彼氏という「藤崎達樹」くんをどんなんか見極めるため、捕らえることに成功するんですが…。
だいたいそんな流れ。
※左:今回主人公「英さん」、右:前回ヒロイン「千華さん」です。
手つきが下品な「千華さん」です。おいおい、なーに口走ってんだ!!
昏睡状態で拉致され、えっちを強要されてしまう「藤崎達樹」くん。
目が覚めてびっくりしていましたが、そりゃそうだ(笑)
これが逆なら立派な犯罪だというのに、性別逆転しただけでなんだか羨ましい感じさえするのが世の中の可笑しいところでしょう。
はたして幸福なのか、不幸なのか…。
その後にすっかり勘違いした「達樹くん」によって逆にえっちされてしまうんですが、しっかりカメラを設置しているしたたかさを見せておりました。「出そう」という単語にワクワクする描写とか、”オナニーから始まる朝”ってのが素敵。
えろい娘さんです。
そんな「英さん」なんですが、想い破れて自暴自棄気味になっていながらも、見知らぬ男に痴漢された際には思わず泣いちゃっていました。
こうした成年漫画ではよりハードな違う方向に持っていけるんですが、先の「千華さん」にしろ、”精神的な面をしっかり守っている”ことにより、痴女とか言われるほどにえっちでいながらも暗い雰囲気はありませんでした。
(※逆にズブスブとドロ沼にはまっていくのがお好きな方は残念ながら見送った方がいいようです)
「千華さん」曰く、
「淫乱でもヤリマンになっちゃダメなの!」
…だって。うんうん、その通りです。
テストに出るので、そこには赤線でも引っ張って下さい。
※おまけ:三人鉢合わせの図。
特に2話後半での三人鉢合わせした際の反応がそれぞれ個性的で、実に楽しかったです。
恐いモードに豹変しそうだった「千華さん」ですが、一転して泣きついていまう様が可愛らしいですね。
「泥棒猫には真似できない本物の愛の営みを見せてやるわっ」
とか、往来で恥ずかしいことを言い合う、ドロドロとした修羅場にならないのも、コメディーちっくで読みやすかったです。
ただ、ズボンを脱がそうとして、アレに頬ぶたれるというのはちょっと無理があるような…。
ほか、「手をとりくるわせて」はとある部族長の娘という外人「カノン」ちゃんとのえっち話。
あとがきにも書かれていましたが、ラストなどはシリーズ1話目という雰囲気でした。
もしあるのなら、今後の展開にちょっぴり期待。
ただ、喋り言葉のカタカナは読みづらく面倒なんだよねー。
前単行本にも登場していたという、妹キャラ「早見きり」さんの「あの夏の日の成れの果て」
回想シーンではだいぶ可愛らしかった「きりさん」ですが、普段の眼鏡姿は凛々しく、またお風呂で髪を下ろしたところ、後半の浴衣姿などは大人っぽく、良い成長の跡が伺えます。
うまくまとまる中編、他の短編とは違い、こちらだけは切ない終わり方でした。
登場している女性は男性よりも意欲満々で、皆やたら積極的でした。
「痴女」って単語が頻繁に出てきますが、センセはそーしたの好きなのかな?
しっかり・丁寧な細線とページ全体を目いっぱいに使ったごっちゃり絵柄。
キャラ絵はクドくなく、雰囲気良く、一般誌とかで描かれていても不思議でない感じでした。
すらりとした長身のキャラで、バリエーション様々な擬音文字が特徴。
昔の絵をHPにて拝見しましたが、そこから比べると今はかなーり洗練されて良くなっております。
判断には裏表紙に漫画カットがありますので、そちらを参考にするのがいいでしょう。
なお、↓表紙などのカラー絵より白黒絵のがぜんぜん巧いので、そちらに騙されないように。
ただ、裏表紙と中扉の絵が同じだったのはちょっとがっかり。
なんだかもったいないですねー。
ゲストページでは、ひでるさんがファンである「宮内由香」センセ、「関谷あさみ」センセが描かれていました。
(※登場する「カノンちゃん」はキャラデザ「宮内由香」センセなんだそうな)
わーい。
おねだりパレード (MUJIN COMICS) / さきうらら
★よかったな、と思ったらクリックして下さい:【人気blogランキング】
・絵 :■■■■■
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : 成年・痴女
・おまけ: カバー裏に解説・あとがき、
描き下ろし「おまけこーなー」、
おねパレ人物相関図、ゲストページ。
・その他: 短編×8(うち「こんなに気持ちイイなんて」×4)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「さきうらら」センセの「おねだりパレード」です。
行ってきました、本屋さん。
さすがに月頭の週末だけあってコレという目玉も無く、なかなか寂しい感じでした。
まぁ、先週散財したので丁度いいと言えるでしょう。
そんな中で目に付いたのは、デビュー10周年という「さきうらら」センセの「おねだりパレード」でした。
単行本には↓表紙を飾る「英さん」のメイン中編と短編が収録されています。
おまけの「おねパレ人物相関図」が示すとおり、各話それぞれ世界観を同じにするだけでなく、登場人物が何かしらの繋がりがあるという設定でした。
そのため、短編の集合体という構成ながら、連続して楽しめます。
(※ゲスト出演程度ですけどね)
※妹「きりさん」、部族の娘「カノンちゃん」です。
やっぱり浴衣ってーのはいいですねー。妹っぽくはないですが。
なお、すごいタイトルな前単行本「痴女が恋しちゃダメですか」と密接に関連している…というより、本単行本はそちらからの続編みたいな位置づけになっておりました。
気に入った方はそちらも合わせてどうぞ。
ひでるさんは買いに走りたいと思います。
…ちなみに全然関係ないですが、こうしたブログを書く人間にとって人物相関図は実に有りがたいものでした。
「さきうらら」センセ、ありがとうございます。
そんな訳で単行本メイン「こんなに気持ちイイなんて」から。
主人公「谷崎英(たにざき・はなぶさ)」はえっちなことを抑えられない、困った娘さん。
成績優秀・スポーツ万能で生徒会長でもある先輩「三嶋千華」さんに憧れる、というより恋している「英さん」は「千華さん」を尾行し、その彼氏という「藤崎達樹」くんをどんなんか見極めるため、捕らえることに成功するんですが…。
だいたいそんな流れ。
※左:今回主人公「英さん」、右:前回ヒロイン「千華さん」です。
手つきが下品な「千華さん」です。おいおい、なーに口走ってんだ!!
昏睡状態で拉致され、えっちを強要されてしまう「藤崎達樹」くん。
目が覚めてびっくりしていましたが、そりゃそうだ(笑)
これが逆なら立派な犯罪だというのに、性別逆転しただけでなんだか羨ましい感じさえするのが世の中の可笑しいところでしょう。
はたして幸福なのか、不幸なのか…。
その後にすっかり勘違いした「達樹くん」によって逆にえっちされてしまうんですが、しっかりカメラを設置しているしたたかさを見せておりました。「出そう」という単語にワクワクする描写とか、”オナニーから始まる朝”ってのが素敵。
えろい娘さんです。
そんな「英さん」なんですが、想い破れて自暴自棄気味になっていながらも、見知らぬ男に痴漢された際には思わず泣いちゃっていました。
こうした成年漫画ではよりハードな違う方向に持っていけるんですが、先の「千華さん」にしろ、”精神的な面をしっかり守っている”ことにより、痴女とか言われるほどにえっちでいながらも暗い雰囲気はありませんでした。
(※逆にズブスブとドロ沼にはまっていくのがお好きな方は残念ながら見送った方がいいようです)
「千華さん」曰く、
「淫乱でもヤリマンになっちゃダメなの!」
…だって。うんうん、その通りです。
テストに出るので、そこには赤線でも引っ張って下さい。
※おまけ:三人鉢合わせの図。
特に2話後半での三人鉢合わせした際の反応がそれぞれ個性的で、実に楽しかったです。
恐いモードに豹変しそうだった「千華さん」ですが、一転して泣きついていまう様が可愛らしいですね。
「泥棒猫には真似できない本物の愛の営みを見せてやるわっ」
とか、往来で恥ずかしいことを言い合う、ドロドロとした修羅場にならないのも、コメディーちっくで読みやすかったです。
ただ、ズボンを脱がそうとして、アレに頬ぶたれるというのはちょっと無理があるような…。
ほか、「手をとりくるわせて」はとある部族長の娘という外人「カノン」ちゃんとのえっち話。
あとがきにも書かれていましたが、ラストなどはシリーズ1話目という雰囲気でした。
もしあるのなら、今後の展開にちょっぴり期待。
ただ、喋り言葉のカタカナは読みづらく面倒なんだよねー。
前単行本にも登場していたという、妹キャラ「早見きり」さんの「あの夏の日の成れの果て」
回想シーンではだいぶ可愛らしかった「きりさん」ですが、普段の眼鏡姿は凛々しく、またお風呂で髪を下ろしたところ、後半の浴衣姿などは大人っぽく、良い成長の跡が伺えます。
うまくまとまる中編、他の短編とは違い、こちらだけは切ない終わり方でした。
登場している女性は男性よりも意欲満々で、皆やたら積極的でした。
「痴女」って単語が頻繁に出てきますが、センセはそーしたの好きなのかな?
しっかり・丁寧な細線とページ全体を目いっぱいに使ったごっちゃり絵柄。
キャラ絵はクドくなく、雰囲気良く、一般誌とかで描かれていても不思議でない感じでした。
すらりとした長身のキャラで、バリエーション様々な擬音文字が特徴。
昔の絵をHPにて拝見しましたが、そこから比べると今はかなーり洗練されて良くなっております。
判断には裏表紙に漫画カットがありますので、そちらを参考にするのがいいでしょう。
なお、↓表紙などのカラー絵より白黒絵のがぜんぜん巧いので、そちらに騙されないように。
ただ、裏表紙と中扉の絵が同じだったのはちょっとがっかり。
なんだかもったいないですねー。
ゲストページでは、ひでるさんがファンである「宮内由香」センセ、「関谷あさみ」センセが描かれていました。
(※登場する「カノンちゃん」はキャラデザ「宮内由香」センセなんだそうな)
わーい。
おねだりパレード (MUJIN COMICS) / さきうらら
★よかったな、と思ったらクリックして下さい:【人気blogランキング】
■ミミア姫 (田中ユタカ)
★まんがデーター [12/15]
・絵 :■■■■□
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : ファンタジー・生命
・おまけ: あとがき、加筆・修正あり。
・その他: 現在は1巻まで発売。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「田中ユタカ」センセの「ミミア姫 1巻 「雲の都」のミミア姫~光の羽根のない子ども~」です。
いっぱい・いっぱいです。
表の家業が特に本日はやったら忙しく、本屋巡るどころか立ち寄ることさえできない始末。
明日までおあずけですよ。
欲求不満で太りそうです(→元ネタ「べーしっ君」)
そんな訳で、今日はちょろっと。
先日発売された「田中ユタカ」センセの最新単行本「ミミア姫 1巻 「雲の都」のミミア姫~光の羽根のない子ども~」です。
こちらは全て表題作の長編なの。
有翼人種(※正確には有羽根人種かな?)のちいさな王国「雲の都」にて姫が誕生しました。
特殊な能力を持つ神官でさえも予知できなかった、その子「ミミア姫」は「羽根」も「ちから」も持たない、「神様の子」だったのです。
それがため、当初は病気がちだったり、意思の伝達さえままならなかったほどなのですが、周囲の暖かな人々に支えられ、成長していくのでした…。
大まかにはそんなお話。
※そんなこんなでヒロイン「ミミア姫」です。
みつあみが素敵です。右は単行本唯一のセクシーシーン(笑)…ひでるさん、そんな視点が良くないですね。
まだ始まったばかりなので結論を出すのは早いんですが、一生懸命にいい話を描いているような感じ。
…いや、批判でなく。
センセの過去作品にもあった、悪人不在な世界。
優しく暖かで、名作モノのような雰囲気が漂っておりました。
まぁ、いいんじゃないかなぁ。
あとがきを読んだ限りでは、細部まで色々気を使って描かれているようなんですが…ひでるさん的には、こりゃ駄目。
好きな人はごめんなさいね、あくまでも個人的感想なの。
なにがいかんと表現するの非常に難しいんですが、そうですね…ヒューマン映画の宣伝みたいです。
やれ「何万人が泣いた」だの、「なんちゃら賞最有力候補」だのって、”感動するのが当たり前”みたいに訴えてくるじゃーないですか。
読んでいて、そんな風に思ってしまいました。
登場する人々は主人公「ミミア姫」を含め、春の日のように穏やか。
王国そのまま雲の向こうのお話のようで、絵空事なお話。
訴えたいこと分からんわけではないけれど、”いい話をそのまま漫画にした”みたいなのですよ。
ファンタジーとはいえ、リアリティないんだよなぁ…。
文字数も多く、クドクド説明されているような描き方も気になりました。
こうした漫画も世間には必要なんでしょうけれど、あまりにあまりなので邪悪なひでるさんには合いません。
もうおなかいっぱいです。
※小さい頃の「ミミア姫」です。
このあたりは非常に良いシーン。
お話通りの素朴で優しい絵柄。
太めな線ですが、人物はパーツも少なくあっさり気味です。
さすがに女の子の可愛らしさは絶品で、画面にあまり野郎が登場しないのが好印象(笑)
ちなみに、過去作品にあったようなえっちシーンはありません。旧作品ファンの方は残念でした。
(※そっち期待される方は「愛しのかな」をどうぞ)
ファンタジーな世界観ですが、お話も実に”ファンタジー”です。
まだ純粋な心を持っている方には、素直にいいと思えるのでしょう。
ひでるさんの心は漂白剤でも白くならないくらい(笑)なので、今後は見送ります。
★よかったな、と思ったらクリックして下さい:【人気blogランキング】
・絵 :■■■■□
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : ファンタジー・生命
・おまけ: あとがき、加筆・修正あり。
・その他: 現在は1巻まで発売。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「田中ユタカ」センセの「ミミア姫 1巻 「雲の都」のミミア姫~光の羽根のない子ども~」です。
いっぱい・いっぱいです。
表の家業が特に本日はやったら忙しく、本屋巡るどころか立ち寄ることさえできない始末。
明日までおあずけですよ。
欲求不満で太りそうです(→元ネタ「べーしっ君」)
そんな訳で、今日はちょろっと。
先日発売された「田中ユタカ」センセの最新単行本「ミミア姫 1巻 「雲の都」のミミア姫~光の羽根のない子ども~」です。
こちらは全て表題作の長編なの。
有翼人種(※正確には有羽根人種かな?)のちいさな王国「雲の都」にて姫が誕生しました。
特殊な能力を持つ神官でさえも予知できなかった、その子「ミミア姫」は「羽根」も「ちから」も持たない、「神様の子」だったのです。
それがため、当初は病気がちだったり、意思の伝達さえままならなかったほどなのですが、周囲の暖かな人々に支えられ、成長していくのでした…。
大まかにはそんなお話。
※そんなこんなでヒロイン「ミミア姫」です。
みつあみが素敵です。右は単行本唯一のセクシーシーン(笑)…ひでるさん、そんな視点が良くないですね。
まだ始まったばかりなので結論を出すのは早いんですが、一生懸命にいい話を描いているような感じ。
…いや、批判でなく。
センセの過去作品にもあった、悪人不在な世界。
優しく暖かで、名作モノのような雰囲気が漂っておりました。
まぁ、いいんじゃないかなぁ。
あとがきを読んだ限りでは、細部まで色々気を使って描かれているようなんですが…ひでるさん的には、こりゃ駄目。
好きな人はごめんなさいね、あくまでも個人的感想なの。
なにがいかんと表現するの非常に難しいんですが、そうですね…ヒューマン映画の宣伝みたいです。
やれ「何万人が泣いた」だの、「なんちゃら賞最有力候補」だのって、”感動するのが当たり前”みたいに訴えてくるじゃーないですか。
読んでいて、そんな風に思ってしまいました。
登場する人々は主人公「ミミア姫」を含め、春の日のように穏やか。
王国そのまま雲の向こうのお話のようで、絵空事なお話。
訴えたいこと分からんわけではないけれど、”いい話をそのまま漫画にした”みたいなのですよ。
ファンタジーとはいえ、リアリティないんだよなぁ…。
文字数も多く、クドクド説明されているような描き方も気になりました。
こうした漫画も世間には必要なんでしょうけれど、あまりにあまりなので邪悪なひでるさんには合いません。
もうおなかいっぱいです。
※小さい頃の「ミミア姫」です。
このあたりは非常に良いシーン。
お話通りの素朴で優しい絵柄。
太めな線ですが、人物はパーツも少なくあっさり気味です。
さすがに女の子の可愛らしさは絶品で、画面にあまり野郎が登場しないのが好印象(笑)
ちなみに、過去作品にあったようなえっちシーンはありません。旧作品ファンの方は残念でした。
(※そっち期待される方は「愛しのかな」をどうぞ)
ファンタジーな世界観ですが、お話も実に”ファンタジー”です。
まだ純粋な心を持っている方には、素直にいいと思えるのでしょう。
ひでるさんの心は漂白剤でも白くならないくらい(笑)なので、今後は見送ります。
ミミア姫 1 (1) (アフタヌーンKC) (2007/07/23) 田中 ユタカ 商品詳細を見る |
★よかったな、と思ったらクリックして下さい:【人気blogランキング】
tag : ファンタジー
■嫌い=好き (板場広し)
★まんがデーター [12/15]
・絵 :■■■■■
・話 :■■■□□
・独創性:■■■■□
・属性 : 成年・巨乳
・おまけ: あとがき、カバー裏に別絵・オレちゃんの夢現実。
・その他: カラー(6P)、短編×11
(うち「嫌い≒好き」×4、「落員」×3)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「板場広し(いたば・ひろし)」センセの「嫌い=好き」です。
こちらの発売日は、なぜか「嗚咽×過呼吸」というセンセの別単行本と同時発売日ということで、店頭で目立っていました。
いつ以来だったか忘れましたが、そんな訳で久しぶりに購入してしまった「板場広し」センセの単行本。
「板場広し(広志)」センセは「MOUSE[マウス]」ほか一般漫画でも活動されていたりする、実力ある方なのです。
でも、何故だかひでるさんは微妙なんですよ。
…とか言いながらも、たいていの単行本は持っているんですが……てへ☆
なんだろ、センセの漫画はハードでやたらえろく、精神崩壊っぽいパターンか、あるいは馬鹿馬鹿しいコメディーパターンなどがあると思いますが、どっちも肌に合わないの。
別に”つまらん”って言っている訳ではないですよ!?楽しく読ませてもらいますし。
ただ、他の単行本と違って、何度も読み返す気にならない。
これは本当に感覚的なものですから、仕方ないのだと思っています。
また、最近は落ち着きましたが、一時期は「八月薫」センセのように毎月店頭に新刊が置いてあるような感じだったんですよ。
もういいよ、ってなくらいに。
それらが見逃し続けていた理由なのでした。
それを踏まえ、「板場広し」センセの最新単行本「嫌い=好き」です。
こちらはメインの中編ほか、短編・中編などが盛り込まれた構成となっておりました。
今回もえろいです。ええ。
※ヒロイン「西野妙子」さんです。
妙子さん、怒ってますねー。でも、一緒になって楽しんでたじゃない(笑)
表題にも利用された「嫌い≒好き」は間にカラーページもあったりして、まさしく単行本のメイン扱い。
図書委員の「西野妙子」さん、「石川裕美」さんは本の入れかえを居残っていた「谷口」くんに手伝ってもらうこととしました。
可愛い性格でモテる「裕美さん」からの依頼であるため、わざわざ手伝ったのだと考える「妙子さん」に、「谷口くん」は自らの想いを口にするのです。
先生の用事を思い出した「裕美さん」が去って、図書館で二人っきりとなってしまうと…。
だいたいそんなん。
「なんであんなコトになっちゃったんだろ…」
と、いうことで、口では色々言っているものの、なんやーかんやーと付き合ってしまうツンデレちっくなヒロイン「妙子さん」
結局、冒頭の図書館での初えっちに始まって、教室やトイレなどでもいたしてしまうのでした。
学校のあちこちでそうした展開となっています。
特に2話目での教室シーンはひでるさん好きなパターンでした。
それがどんなんかは…漫画見て下さい。
耳が弱いということで、そこを攻められてメロメロになってしまう「妙子さん」なんですが、その設定が1話以降あまり活かされていないのが、ちょっとがっかり。
ですが、図書館でのお約束、”見上げてパンチラ”、”誰か来た影で…”とか、”窓から覗いている後ろで~”とか、”屋上でフェンスに押し付けられながら-”という、学校えっちのお約束がいくつかありました。
さすがに分かってらっしゃいます。
さて、この漫画のスゴイところは最終回。
毎回登場していながら単なる友達という存在であった「裕美さん」が、ラストで一気に前面へ出てきます。
正直なところ、伏線が薄い関係でやったらめったら突然なんですが、まぁこれくらいはご愛嬌ですか。成年漫画だし。
「生まれちゃだめじゃん」
…あたりの掛け合いが実に良かったです。
あーんな調子でされてしまっては「妙子さん」壊れてしまいそうですが、そんなんでもラストはだいぶ幸せそうでした。
※左から、妹「美佳ちゃん」、「西野妙子」さん、「石川裕美」さん。
やりづらい…ってそりゃーそうでしょう。手に胸が乗っかってます。
主人公「信一」くんの冒頭での異常さが、当初は被害者であった筈の義姉へ次第にうつっていく名作「変容-へんよう-」
こうした、えろい女性は「板場広し」センセの十八番です。
警備員姿が凛々しい「Watch man」とか、エプロン姿の人妻「まり子」さんの「花芽~HANAME~」とかもそんなんでした。
それらとは逆に、妹の可愛らしさが前面に描かれた「美佳」ちゃんの「妹ボタン」はじわじわとえっち方面へ流れていく近親話。
こちらのヒロイン「美佳ちゃん」は手が隠れてしまうほどの巨乳で、しまパン着用なのでした。
なかなか脱がない(笑)ので、そういったのがお好きな方はぜひどうぞ。
しっかりとしたゆるやかな線のこってり絵。
ページ全体にごっちゃーっと描かれる方で、濃淡もやっぱり濃い目なの。
センセの女性はすらりとした細身ながらも凹凸ある、色っぽいむちむち系統。
そんなヒロインらが毎回見せる、迫力あるハードなえっちシーンは細かいところまでしっかり描き込まれて圧巻でしょう。
えろえろですよん。
激しいの嫌いな方はちょっと注意ですけれど。
さすがに一般誌で描かれているだけあって絵うんぬんではなく、”漫画の巧さ”は絶品です。
絵・お話はやっぱり「癖」がそれなりにある方なので、それが合うかどうかなんですけれど…。
嫌い=好き (MUJIN COMICS) / 板場 広し
★よかったな、と思ったらクリックして下さい:【人気blogランキング】
・絵 :■■■■■
・話 :■■■□□
・独創性:■■■■□
・属性 : 成年・巨乳
・おまけ: あとがき、カバー裏に別絵・オレちゃんの
・その他: カラー(6P)、短編×11
(うち「嫌い≒好き」×4、「落員」×3)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「板場広し(いたば・ひろし)」センセの「嫌い=好き」です。
こちらの発売日は、なぜか「嗚咽×過呼吸」というセンセの別単行本と同時発売日ということで、店頭で目立っていました。
いつ以来だったか忘れましたが、そんな訳で久しぶりに購入してしまった「板場広し」センセの単行本。
「板場広し(広志)」センセは「MOUSE[マウス]」ほか一般漫画でも活動されていたりする、実力ある方なのです。
でも、何故だかひでるさんは微妙なんですよ。
…とか言いながらも、たいていの単行本は持っているんですが……てへ☆
なんだろ、センセの漫画はハードでやたらえろく、精神崩壊っぽいパターンか、あるいは馬鹿馬鹿しいコメディーパターンなどがあると思いますが、どっちも肌に合わないの。
別に”つまらん”って言っている訳ではないですよ!?楽しく読ませてもらいますし。
ただ、他の単行本と違って、何度も読み返す気にならない。
これは本当に感覚的なものですから、仕方ないのだと思っています。
また、最近は落ち着きましたが、一時期は「八月薫」センセのように毎月店頭に新刊が置いてあるような感じだったんですよ。
もういいよ、ってなくらいに。
それらが見逃し続けていた理由なのでした。
それを踏まえ、「板場広し」センセの最新単行本「嫌い=好き」です。
こちらはメインの中編ほか、短編・中編などが盛り込まれた構成となっておりました。
今回もえろいです。ええ。
※ヒロイン「西野妙子」さんです。
妙子さん、怒ってますねー。でも、一緒になって楽しんでたじゃない(笑)
表題にも利用された「嫌い≒好き」は間にカラーページもあったりして、まさしく単行本のメイン扱い。
図書委員の「西野妙子」さん、「石川裕美」さんは本の入れかえを居残っていた「谷口」くんに手伝ってもらうこととしました。
可愛い性格でモテる「裕美さん」からの依頼であるため、わざわざ手伝ったのだと考える「妙子さん」に、「谷口くん」は自らの想いを口にするのです。
先生の用事を思い出した「裕美さん」が去って、図書館で二人っきりとなってしまうと…。
だいたいそんなん。
「なんであんなコトになっちゃったんだろ…」
と、いうことで、口では色々言っているものの、なんやーかんやーと付き合ってしまうツンデレちっくなヒロイン「妙子さん」
結局、冒頭の図書館での初えっちに始まって、教室やトイレなどでもいたしてしまうのでした。
学校のあちこちでそうした展開となっています。
特に2話目での教室シーンはひでるさん好きなパターンでした。
それがどんなんかは…漫画見て下さい。
耳が弱いということで、そこを攻められてメロメロになってしまう「妙子さん」なんですが、その設定が1話以降あまり活かされていないのが、ちょっとがっかり。
ですが、図書館でのお約束、”見上げてパンチラ”、”誰か来た影で…”とか、”窓から覗いている後ろで~”とか、”屋上でフェンスに押し付けられながら-”という、学校えっちのお約束がいくつかありました。
さすがに分かってらっしゃいます。
さて、この漫画のスゴイところは最終回。
毎回登場していながら単なる友達という存在であった「裕美さん」が、ラストで一気に前面へ出てきます。
正直なところ、伏線が薄い関係でやったらめったら突然なんですが、まぁこれくらいはご愛嬌ですか。成年漫画だし。
「生まれちゃだめじゃん」
…あたりの掛け合いが実に良かったです。
あーんな調子でされてしまっては「妙子さん」壊れてしまいそうですが、そんなんでもラストはだいぶ幸せそうでした。
※左から、妹「美佳ちゃん」、「西野妙子」さん、「石川裕美」さん。
やりづらい…ってそりゃーそうでしょう。手に胸が乗っかってます。
主人公「信一」くんの冒頭での異常さが、当初は被害者であった筈の義姉へ次第にうつっていく名作「変容-へんよう-」
こうした、えろい女性は「板場広し」センセの十八番です。
警備員姿が凛々しい「Watch man」とか、エプロン姿の人妻「まり子」さんの「花芽~HANAME~」とかもそんなんでした。
それらとは逆に、妹の可愛らしさが前面に描かれた「美佳」ちゃんの「妹ボタン」はじわじわとえっち方面へ流れていく近親話。
こちらのヒロイン「美佳ちゃん」は手が隠れてしまうほどの巨乳で、しまパン着用なのでした。
なかなか脱がない(笑)ので、そういったのがお好きな方はぜひどうぞ。
しっかりとしたゆるやかな線のこってり絵。
ページ全体にごっちゃーっと描かれる方で、濃淡もやっぱり濃い目なの。
センセの女性はすらりとした細身ながらも凹凸ある、色っぽいむちむち系統。
そんなヒロインらが毎回見せる、迫力あるハードなえっちシーンは細かいところまでしっかり描き込まれて圧巻でしょう。
えろえろですよん。
激しいの嫌いな方はちょっと注意ですけれど。
さすがに一般誌で描かれているだけあって絵うんぬんではなく、”漫画の巧さ”は絶品です。
絵・お話はやっぱり「癖」がそれなりにある方なので、それが合うかどうかなんですけれど…。
嫌い=好き (MUJIN COMICS) / 板場 広し
★よかったな、と思ったらクリックして下さい:【人気blogランキング】
■School Days (酒月ほまれ)
★まんがデーター [11/15]
・絵 :■■■□□
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : 原作ゲーム・恋愛
・おまけ: カバー裏に別絵。
・その他: 原作「オーバーフロー」、現在1巻まで発売中。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「酒月ほまれ(さかづき・ほまれ)」センセの「School Days 1巻」です。
あの「ひぐらしのなく頃に」がTVアニメになるこの世の中。
そしたら、「School Days」がTVアニメになったとしても、全然おかしくありません。
そんな訳で、まるでアニメと連動するように発売されたのがこちら、「酒月ほまれ」センセの「School Days 1巻」なのでした。
※メインヒロイン「西園寺世界」さんです。
うーん、見てるとこの娘もいろいろ悪いところがあるんだよなぁ…。
…いきなりですが、PCゲームは未プレイ。
評判いいので、やってみたいんですけどねー。
時間ないですし、ネタ的にひでるさんが再起不能になってしまいそう(※ひでるは過去に「真月花美人」、「シェル・クレイル」などのバットエンドでゲームができなくなったことがあります)なので、そのまんま見送っているのでした。
知った切っ掛けは「あるぴーぬ」センセの同人誌でして、そちらでゲームの存在を知った結果、ブログで過去に紹介しております「School Days/ちんじゃおろおす」という同タイトルの別漫画を慌てて間違って買ってしまったんですねー。
ああ、お馬鹿さん。
※おまけ:実は…という「清浦刹那」さん比較絵。
左:「あるぴーぬ」センセ、右:「酒月ほまれ」センセです。
前も同じこと書きましたが、「あるぴーぬ」センセが作画担当されたなら…よかったなぁ。
そんな失敗を乗り越え(笑)、ついに手にしました本物「School Days」の漫画版です。
ゲームはちょっとした分岐のあるアドベンチャーゲームで、フルアニメーションと過激な修羅場描写がウリな本作品。
漫画ではどういったルートになっているのか、複数エピソードまぜこぜにしているのか分かりませんが、とりあえず固定ストーリー1本で行くようです。
おそらく、正ヒロインの「西園寺世界」、「桂言葉」のメインストーリーになっているようですね。なお、見たアニメとは若干異なるストーリーであるみたい。
大筋は同じなのかなー。わかんないけど。
とりあえず、崩壊していく様が待ち遠しい(?)んですけれど、まだ序盤であるため普通の恋愛漫画です。今のところは(笑)
ストーリーは…いまさらですが一応。
電車で出会う「桂言葉」に恋する主人公「伊藤誠」
隣の席に座る友人「西園寺世界」の後押しもあり、付き合うこととなったのです。
しかし、「世界さん」も「誠くん」に密かな想いを抱いており、進展していく二人の関係に気持ちを抑えきれなくなり、ついに告白してしまうのでした。
だいたいそんなんが1巻の流れ。
※メインヒロイン「桂言葉」さんです。
多少こちらにも問題はあるようですが…こうした娘さんはゆっくりじっくり攻めて下さいな。
ふざけ合う「誠くん」と「世界さん」の姿に気後れしてしまったり、少しづつ親密さが増す「誠くん」と「言葉さん」の仲に戸惑ったりと、早速微妙な三角関係・恋愛の影部分が見え隠れしております。
基本的には「誠くん」視点の漫画なんですが、話によってそれぞれ両ヒロインからの視点にもなるため、複雑な心理がよく描かれておりました。
よくある単純ラブコメ漫画とは明らかに違ったところにスポットがあたっており、それぞれの関係も複雑。
なかなか新鮮でいいですね。
高い完成度の原作を汚すことのない、良い流れでした。
多少は知っておりますが、続きが気になります。
しっかりとした強い濃い線の絵柄。
線が非常に目立ちますがページ全体はすっきりとしており、濃淡は均整のとれておりました。
巧く描かれる絵がある反面、ややバランス崩れる箇所もあったりと、こちらは不安定でした。
原作「ごとうじゅんじ」さんの絵がやたら良いので、見慣れている方には漫画版は厳しめかもしれません。
ちなみに、ゲーム未プレイなひでるさんとしてはさして問題感じませんでしたけれど…。
なお、カラーでもあまり雰囲気変わらない方ですから、↓表紙にて判断下さい。
※こちらはPCゲーム版。ほしいんですけどねぇ…。
★よかったな、と思ったらクリックして下さい:【人気blogランキング】
・絵 :■■■□□
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■□
・属性 : 原作ゲーム・恋愛
・おまけ: カバー裏に別絵。
・その他: 原作「オーバーフロー」、現在1巻まで発売中。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「酒月ほまれ(さかづき・ほまれ)」センセの「School Days 1巻」です。
あの「ひぐらしのなく頃に」がTVアニメになるこの世の中。
そしたら、「School Days」がTVアニメになったとしても、全然おかしくありません。
そんな訳で、まるでアニメと連動するように発売されたのがこちら、「酒月ほまれ」センセの「School Days 1巻」なのでした。
※メインヒロイン「西園寺世界」さんです。
うーん、見てるとこの娘もいろいろ悪いところがあるんだよなぁ…。
…いきなりですが、PCゲームは未プレイ。
評判いいので、やってみたいんですけどねー。
時間ないですし、ネタ的にひでるさんが再起不能になってしまいそう(※ひでるは過去に「真月花美人」、「シェル・クレイル」などのバットエンドでゲームができなくなったことがあります)なので、そのまんま見送っているのでした。
知った切っ掛けは「あるぴーぬ」センセの同人誌でして、そちらでゲームの存在を知った結果、ブログで過去に紹介しております「School Days/ちんじゃおろおす」という同タイトルの別漫画を慌てて間違って買ってしまったんですねー。
ああ、お馬鹿さん。
※おまけ:実は…という「清浦刹那」さん比較絵。
左:「あるぴーぬ」センセ、右:「酒月ほまれ」センセです。
前も同じこと書きましたが、「あるぴーぬ」センセが作画担当されたなら…よかったなぁ。
そんな失敗を乗り越え(笑)、ついに手にしました本物「School Days」の漫画版です。
ゲームはちょっとした分岐のあるアドベンチャーゲームで、フルアニメーションと過激な修羅場描写がウリな本作品。
漫画ではどういったルートになっているのか、複数エピソードまぜこぜにしているのか分かりませんが、とりあえず固定ストーリー1本で行くようです。
おそらく、正ヒロインの「西園寺世界」、「桂言葉」のメインストーリーになっているようですね。なお、見たアニメとは若干異なるストーリーであるみたい。
大筋は同じなのかなー。わかんないけど。
とりあえず、崩壊していく様が待ち遠しい(?)んですけれど、まだ序盤であるため普通の恋愛漫画です。今のところは(笑)
ストーリーは…いまさらですが一応。
電車で出会う「桂言葉」に恋する主人公「伊藤誠」
隣の席に座る友人「西園寺世界」の後押しもあり、付き合うこととなったのです。
しかし、「世界さん」も「誠くん」に密かな想いを抱いており、進展していく二人の関係に気持ちを抑えきれなくなり、ついに告白してしまうのでした。
だいたいそんなんが1巻の流れ。
※メインヒロイン「桂言葉」さんです。
多少こちらにも問題はあるようですが…こうした娘さんはゆっくりじっくり攻めて下さいな。
ふざけ合う「誠くん」と「世界さん」の姿に気後れしてしまったり、少しづつ親密さが増す「誠くん」と「言葉さん」の仲に戸惑ったりと、早速微妙な三角関係・恋愛の影部分が見え隠れしております。
基本的には「誠くん」視点の漫画なんですが、話によってそれぞれ両ヒロインからの視点にもなるため、複雑な心理がよく描かれておりました。
よくある単純ラブコメ漫画とは明らかに違ったところにスポットがあたっており、それぞれの関係も複雑。
なかなか新鮮でいいですね。
高い完成度の原作を汚すことのない、良い流れでした。
多少は知っておりますが、続きが気になります。
しっかりとした強い濃い線の絵柄。
線が非常に目立ちますがページ全体はすっきりとしており、濃淡は均整のとれておりました。
巧く描かれる絵がある反面、ややバランス崩れる箇所もあったりと、こちらは不安定でした。
原作「ごとうじゅんじ」さんの絵がやたら良いので、見慣れている方には漫画版は厳しめかもしれません。
ちなみに、ゲーム未プレイなひでるさんとしてはさして問題感じませんでしたけれど…。
なお、カラーでもあまり雰囲気変わらない方ですから、↓表紙にて判断下さい。
School Days 1 (1) (角川コミックス・エース 178-1) (2007/07/26) オーバーフロー 商品詳細を見る |
※こちらはPCゲーム版。ほしいんですけどねぇ…。
スクールデイズ (2005/04/28) Windows XP 商品詳細を見る |
★よかったな、と思ったらクリックして下さい:【人気blogランキング】