■死神とチョコレート・パフェ 2巻[完結] (森崎くるみ)
★まんがデーター [14/15]
・絵 :■■■■■
・話 :■■■■■
・独創性:■■■■□
・属性 : コメディー・死神
・おまけ: あとがき、カバー裏に解説漫画。
・その他: カラー(4P)、原作「花凰神也」、全2巻。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「森崎くるみ(もりさき・くるみ)」センセの「死神とチョコレート・パフェ 2巻[完結]」です。
うわ、これ2巻で終わっちゃうのか。
ブログでは1巻を紹介しており、結構気に入っていたんですけどねぇ…ああ、残念だあああ。
こちらは成年漫画でお馴染み、「森崎くるみ」センセの一般単行本「死神とチョコレート・パフェ」の完結巻なのでした。
はっきり言ってひでるさんは原作の小説を知りませんが…これは成功例ではないでしょうか。
※ヒロイン特集その1。コメディー「ナギちゃん」
基本的に、この娘はこんなんです。左は”死神を志願した理由”
「天倉さん、あなたを殺しにきました」
主人公「天倉神名(あまくら・じんな)」くんは、不思議な少女「ナギ」(※一般向けの名乗りは「風流凪」)と出会います。
おかしな言動と天然ボケな「ナギちゃん」の正体は、魂を回収する死神だったのです。
実はもともと死ぬ運命にあった「神名くん」なんですが、「ナギちゃん」がうっかり落した死神の鎌「エルカラート」と接触したことによって、”死の予定を免れて生き続ける存在”である「ソウルイレギュラー」になっていたのでした。
魂を正常な輪廻へ戻すため、死神「ナギちゃん」は「神名くん」の近くで命を狙うこととなったのですが…。
だいたい、1巻はそんな流れ。
前回も書きましたが、他の漫画であれば適当な理由でさーっと流してしまう点も、それなりの理由が用意されているのがポイントです。
・他に頼る人がいないため、唯一の顔見知りである主人公「神名くん」と同居しなければいけない。
・17時以降は時間外なので、同居している間は休戦。
・魂の回収時間が日中であるので、同じ学校へ通わなければならない。
・命を狙っているものの、輪廻へ戻すという理由がため勝手に死なれても困る。
…などなど、だいたいそんな感じ。
「ナギちゃん」が家でワイシャツ一枚というセクシーな格好でいるのは、単純に着替えがないため。
(※下着もなく、寝ている間に干しているのだとか…)
その流れで、1巻には名前だけちょろっと出ていた、物語の重要人物について語られる切っ掛けとなっておりました。
※ヒロイン特集その2。シリアス「ナギちゃん」
ああっ、「ナギちゃん」が!!この続きはぜひ単行本にて!
あれだけコメディーで押していながら、ラストへ繋がる「神名くん」の過去話は結構ハードなもの。
その記憶を「ナギちゃん」が偶然見れてしまうのも、彼女が死神になった切っ掛けも、その他もろもろについても、ちゃーんと説明されておりました。
それでいて、残業を申請する「イリス」様の姿などは、細かく楽しいですね。
ちょっとした疑問点は、この巻でほぼ解決していると思います。(←たぶん)
※ひでるお気に入りのコマ:残業申請の「イリス様」
サラリーマンにはしんどいコマなのですよ。
設定・ストーリーの骨組がしっかりしており、さすがに小説が原作というだけのことはありました。
ついでに言えば、そうしたものをしっかりと表現できるだけの技量が「森崎くるみ」センセにあるんですね。
ただ、ページか、話数か、後半はだいぶ詰め込まれた印象がありました。
1巻と比べるとシリアスな描写が目立ち、サービスシーンもだいぶ減っていたのは残念です。
まぁ、これは仕方ないか(笑)
※ヒロイン特集おまけ。才能あやしい「ナギちゃん」
けっきょくマトモに鎌を出せない「ナギちゃん」なのでした。
丁寧で強い曲線の丸っこい絵柄。
横に広い輪郭と大きかったり、円になったり、アーチを描いたりする目が特徴である、可愛らしいキャラ絵です。
頻繁であった崩しも雰囲気を壊すことなく適度で、2巻では比率の多いアクション・シリアスなどのシーンもバランスよく描かれております。
成年系「Precious」を紹介した時には”シリアス厳しい”とか書いてましたが、全然そんなことはありませんでした。
大変失礼しました。
お話自体「森崎くるみ」センセの作風によく合っていたこともあるでしょーが、前述したように漫画の巧さを感じました。
それだけに、2巻での終了はちょっと早いですねー。
もう少し見たかったなぁ…というあたりで終わるのは丁度いいことかもしれませんが。
最近は一般系のお仕事も多く、新しく連載「ノストラダムスに聞いてみろ♪」も始まっているようです。
成年系を含め、今後も期待したいと思います。
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・絵 :■■■■■
・話 :■■■■■
・独創性:■■■■□
・属性 : コメディー・死神
・おまけ: あとがき、カバー裏に解説漫画。
・その他: カラー(4P)、原作「花凰神也」、全2巻。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「森崎くるみ(もりさき・くるみ)」センセの「死神とチョコレート・パフェ 2巻[完結]」です。
うわ、これ2巻で終わっちゃうのか。
ブログでは1巻を紹介しており、結構気に入っていたんですけどねぇ…ああ、残念だあああ。
こちらは成年漫画でお馴染み、「森崎くるみ」センセの一般単行本「死神とチョコレート・パフェ」の完結巻なのでした。
はっきり言ってひでるさんは原作の小説を知りませんが…これは成功例ではないでしょうか。
※ヒロイン特集その1。コメディー「ナギちゃん」
基本的に、この娘はこんなんです。左は”死神を志願した理由”
「天倉さん、あなたを殺しにきました」
主人公「天倉神名(あまくら・じんな)」くんは、不思議な少女「ナギ」(※一般向けの名乗りは「風流凪」)と出会います。
おかしな言動と天然ボケな「ナギちゃん」の正体は、魂を回収する死神だったのです。
実はもともと死ぬ運命にあった「神名くん」なんですが、「ナギちゃん」がうっかり落した死神の鎌「エルカラート」と接触したことによって、”死の予定を免れて生き続ける存在”である「ソウルイレギュラー」になっていたのでした。
魂を正常な輪廻へ戻すため、死神「ナギちゃん」は「神名くん」の近くで命を狙うこととなったのですが…。
だいたい、1巻はそんな流れ。
前回も書きましたが、他の漫画であれば適当な理由でさーっと流してしまう点も、それなりの理由が用意されているのがポイントです。
・他に頼る人がいないため、唯一の顔見知りである主人公「神名くん」と同居しなければいけない。
・17時以降は時間外なので、同居している間は休戦。
・魂の回収時間が日中であるので、同じ学校へ通わなければならない。
・命を狙っているものの、輪廻へ戻すという理由がため勝手に死なれても困る。
…などなど、だいたいそんな感じ。
「ナギちゃん」が家でワイシャツ一枚というセクシーな格好でいるのは、単純に着替えがないため。
(※下着もなく、寝ている間に干しているのだとか…)
その流れで、1巻には名前だけちょろっと出ていた、物語の重要人物について語られる切っ掛けとなっておりました。
※ヒロイン特集その2。シリアス「ナギちゃん」
ああっ、「ナギちゃん」が!!この続きはぜひ単行本にて!
あれだけコメディーで押していながら、ラストへ繋がる「神名くん」の過去話は結構ハードなもの。
その記憶を「ナギちゃん」が偶然見れてしまうのも、彼女が死神になった切っ掛けも、その他もろもろについても、ちゃーんと説明されておりました。
それでいて、残業を申請する「イリス」様の姿などは、細かく楽しいですね。
ちょっとした疑問点は、この巻でほぼ解決していると思います。(←たぶん)
※ひでるお気に入りのコマ:残業申請の「イリス様」
サラリーマンにはしんどいコマなのですよ。
設定・ストーリーの骨組がしっかりしており、さすがに小説が原作というだけのことはありました。
ついでに言えば、そうしたものをしっかりと表現できるだけの技量が「森崎くるみ」センセにあるんですね。
ただ、ページか、話数か、後半はだいぶ詰め込まれた印象がありました。
1巻と比べるとシリアスな描写が目立ち、サービスシーンもだいぶ減っていたのは残念です。
まぁ、これは仕方ないか(笑)
※ヒロイン特集おまけ。才能あやしい「ナギちゃん」
けっきょくマトモに鎌を出せない「ナギちゃん」なのでした。
丁寧で強い曲線の丸っこい絵柄。
横に広い輪郭と大きかったり、円になったり、アーチを描いたりする目が特徴である、可愛らしいキャラ絵です。
頻繁であった崩しも雰囲気を壊すことなく適度で、2巻では比率の多いアクション・シリアスなどのシーンもバランスよく描かれております。
成年系「Precious」を紹介した時には”シリアス厳しい”とか書いてましたが、全然そんなことはありませんでした。
大変失礼しました。
お話自体「森崎くるみ」センセの作風によく合っていたこともあるでしょーが、前述したように漫画の巧さを感じました。
それだけに、2巻での終了はちょっと早いですねー。
もう少し見たかったなぁ…というあたりで終わるのは丁度いいことかもしれませんが。
最近は一般系のお仕事も多く、新しく連載「ノストラダムスに聞いてみろ♪」も始まっているようです。
成年系を含め、今後も期待したいと思います。
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