■東方三月精 (比良坂真琴)
★まんがデーター [12/15]
・絵 :■■■■■
・話 :■■■□□
・独創性:■■■■□
・属性 : 原作ゲーム・異世界
・おまけ: あとがき、CD解説、音楽CDつき、
描き下ろし「特別編:酒三杯にして……」
・その他: 原作「ZUN」、初単行本、現在は1巻まで発売中。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「比良坂真琴(ひらさか・まこと)」センセの「東方三月精(とうほうさんげつせい) -Strange and Bright Nature Deity- 1巻」です。
ああ、やっぱりこれはファン向け漫画でしたねー。
色々調べたところによると、こちらはPC98時代から続く同人ゲームが原作。
総称「東方Project」という名で、色々派生していった結果の一つが今回の単行本らしいのです。
かなり人気があったため、活躍の場が商業誌にまで及んだ、ということなのでしょう。
※おまけ:今回主役の三妖精です。
ひでるさんは、「東方なんちゃら」というゲームシリーズが存在する…という程度の知識でした。
実は多少キャラに見覚えがあるんですが、それは「東方サッカー」という某人気サッカーゲームのシステムを使った同人ゲームをやっていたからなんですね。
ちなみに、今回の調査で判明したことは、それが公式のものでなくて、”二次創作物”だったということ。
…あ、そうなんだ。
まるで気にしてなかったですが、この瞬間にそれを知りました(笑)
とまぁ、さんざん書いたように、もともと対象となる読者が限定された単行本なのです。
こないだの「AliceQuartet OBBLIGATO/藤枝雅・源久也」の際同様、”初見の方向けに素人意見でいいのかな”、というスタンスで進めさせて頂きます。
詳しい方も、「知らん人はそう感じるのかー」と流していただければ幸いです。
そんな、ファン向けかもしれない漫画を、そうと多少認の識がありつつ購入に突き進んだのは、作画担当の「比良坂真琴」センセの絵柄が好みであったこと、音楽CDがついてくること、という2点がためなのでした。
※再び三妖精ですね。
黒髪のが「スター」、ロール髪が「ルナ」、残った笑ってるのが「サニー」です。
とりあえず、漫画ブログらしく絵について。
カラーと白黒絵に差があって当たりハズレあるのが一般的ですが、こちらの「比良坂真琴」センセについてはほぼ↓表紙そのまま。
どちらも巧く安定しており、続けて見ても違和感はありません。
くっきりとした強い丁寧な線で、濃淡はトーンやベタが目立ってやや濃い目。
大きなアクションはなかったものの人物バランスに優れ、小物から背景に至るまでよく描き込まれておりました。
いきいきとした表情など、キャラの楽しさがこちらまで伝わってくるようです。
(※楽しく描かれてるセンセの気持ち、ですかね?)
これが初単行本とのことでしたが、非常に”漫画が巧い方”だと思いました。イラストも良いですね。
前述したように、↓表紙との落差はほとんど感じないため、そちらが気に入った方であれば必ず満足できるでしょう。
ひでるさんも、絵については期待通りでした。
添付の音楽CDは、原作の「ZUNさん」がわざわざ新たに作成した3曲が収録されております。
うん、いい曲でした。
巻末には丁寧に解説まであるんですが…ほとんど意味わからず(笑)
元ネタがシューティングゲームというだけあって、ぽわぽわした漫画とは全然イメージの違うもので驚きました。
単純な話ですが、最近ドラマが多かった中で、イメージ音楽というのはちょっと新鮮。
声優さんの妙技を堪能するのもいいですが、こうしたのもなかなか良かったです。
(※漫画読みながら、普通にバックで聞けますし)
出版社の方はぜひ企画を考えて頂ければ。
※左から、霧雨魔理沙、博麗霊夢、アリス・マーガトロイド。
「霊夢さん」が原作の主人公だそうです。こちらでも登場多いですね。
さて、最後にお話について。
えー、幻想郷という世界に住む三妖精、日の光の妖精「サニーミルク」、月の光の妖精「ルナチャイルド」、星の光の妖精「スターサファイア」らが、他の人々を巻き込む日常コメディーですか。
おそらく、作品をよく理解されている人は楽しめるだろうなぁ…と。
さしたる説明もないまま、お話が独特なテンポで好き勝手に進んでおりました。
かなり人数がいるらしい原作キャラも次々と登場しており、理解してないひでるさんにとっては”箱庭で勝手に起こっている出来事を眺めている”ような風情。
バトルがあったり、ギャグがあったり、恋愛があったり(※登場するのは女性だけ(たぶん)です)、ちょっぴりイイ話あったり…ということはなく、例えば「よつばと!」みたいに、異世界住人の日常を垣間見るようなのです。
そんな訳で、よくキャラを知らなくても気にせず読み進めれば、楽しめると思います。
表現力ある方なので、普通に楽しめましたよ。
ただ、違った目的・期待を抱いて手にしてしまった方は、肩透かしと感じるかもしれません。
ちょっと注意です。
帯に”第2幕”とあるように、「東方三月精 Eastern and Little Nature Deity.」という同タイトルな別漫画もあるようでした。
作品に興味を持った方はゲームと共に揃えるのがいいでしょう。
※これがもう1冊のほう。作画が違いますね。
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・絵 :■■■■■
・話 :■■■□□
・独創性:■■■■□
・属性 : 原作ゲーム・異世界
・おまけ: あとがき、CD解説、音楽CDつき、
描き下ろし「特別編:酒三杯にして……」
・その他: 原作「ZUN」、初単行本、現在は1巻まで発売中。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「比良坂真琴(ひらさか・まこと)」センセの「東方三月精(とうほうさんげつせい) -Strange and Bright Nature Deity- 1巻」です。
ああ、やっぱりこれはファン向け漫画でしたねー。
色々調べたところによると、こちらはPC98時代から続く同人ゲームが原作。
総称「東方Project」という名で、色々派生していった結果の一つが今回の単行本らしいのです。
かなり人気があったため、活躍の場が商業誌にまで及んだ、ということなのでしょう。
※おまけ:今回主役の三妖精です。
ひでるさんは、「東方なんちゃら」というゲームシリーズが存在する…という程度の知識でした。
実は多少キャラに見覚えがあるんですが、それは「東方サッカー」という某人気サッカーゲームのシステムを使った同人ゲームをやっていたからなんですね。
ちなみに、今回の調査で判明したことは、それが公式のものでなくて、”二次創作物”だったということ。
…あ、そうなんだ。
まるで気にしてなかったですが、この瞬間にそれを知りました(笑)
とまぁ、さんざん書いたように、もともと対象となる読者が限定された単行本なのです。
こないだの「AliceQuartet OBBLIGATO/藤枝雅・源久也」の際同様、”初見の方向けに素人意見でいいのかな”、というスタンスで進めさせて頂きます。
詳しい方も、「知らん人はそう感じるのかー」と流していただければ幸いです。
そんな、ファン向けかもしれない漫画を、そうと多少認の識がありつつ購入に突き進んだのは、作画担当の「比良坂真琴」センセの絵柄が好みであったこと、音楽CDがついてくること、という2点がためなのでした。
※再び三妖精ですね。
黒髪のが「スター」、ロール髪が「ルナ」、残った笑ってるのが「サニー」です。
とりあえず、漫画ブログらしく絵について。
カラーと白黒絵に差があって当たりハズレあるのが一般的ですが、こちらの「比良坂真琴」センセについてはほぼ↓表紙そのまま。
どちらも巧く安定しており、続けて見ても違和感はありません。
くっきりとした強い丁寧な線で、濃淡はトーンやベタが目立ってやや濃い目。
大きなアクションはなかったものの人物バランスに優れ、小物から背景に至るまでよく描き込まれておりました。
いきいきとした表情など、キャラの楽しさがこちらまで伝わってくるようです。
(※楽しく描かれてるセンセの気持ち、ですかね?)
これが初単行本とのことでしたが、非常に”漫画が巧い方”だと思いました。イラストも良いですね。
前述したように、↓表紙との落差はほとんど感じないため、そちらが気に入った方であれば必ず満足できるでしょう。
ひでるさんも、絵については期待通りでした。
添付の音楽CDは、原作の「ZUNさん」がわざわざ新たに作成した3曲が収録されております。
うん、いい曲でした。
巻末には丁寧に解説まであるんですが…ほとんど意味わからず(笑)
元ネタがシューティングゲームというだけあって、ぽわぽわした漫画とは全然イメージの違うもので驚きました。
単純な話ですが、最近ドラマが多かった中で、イメージ音楽というのはちょっと新鮮。
声優さんの妙技を堪能するのもいいですが、こうしたのもなかなか良かったです。
(※漫画読みながら、普通にバックで聞けますし)
出版社の方はぜひ企画を考えて頂ければ。
※左から、霧雨魔理沙、博麗霊夢、アリス・マーガトロイド。
「霊夢さん」が原作の主人公だそうです。こちらでも登場多いですね。
さて、最後にお話について。
えー、幻想郷という世界に住む三妖精、日の光の妖精「サニーミルク」、月の光の妖精「ルナチャイルド」、星の光の妖精「スターサファイア」らが、他の人々を巻き込む日常コメディーですか。
おそらく、作品をよく理解されている人は楽しめるだろうなぁ…と。
さしたる説明もないまま、お話が独特なテンポで好き勝手に進んでおりました。
かなり人数がいるらしい原作キャラも次々と登場しており、理解してないひでるさんにとっては”箱庭で勝手に起こっている出来事を眺めている”ような風情。
バトルがあったり、ギャグがあったり、恋愛があったり(※登場するのは女性だけ(たぶん)です)、ちょっぴりイイ話あったり…ということはなく、例えば「よつばと!」みたいに、異世界住人の日常を垣間見るようなのです。
そんな訳で、よくキャラを知らなくても気にせず読み進めれば、楽しめると思います。
表現力ある方なので、普通に楽しめましたよ。
ただ、違った目的・期待を抱いて手にしてしまった方は、肩透かしと感じるかもしれません。
ちょっと注意です。
帯に”第2幕”とあるように、「東方三月精 Eastern and Little Nature Deity.」という同タイトルな別漫画もあるようでした。
作品に興味を持った方はゲームと共に揃えるのがいいでしょう。
東方三月精Strange and Bright Nature (1) (角川コミックス) (2008/01) ZUN 商品詳細を見る |
※これがもう1冊のほう。作画が違いますね。
東方三月精―Eastern and Little Nature Deity (KadokawaGameCollection) (2007/01) ZUN 商品詳細を見る |
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