■花粉少女2! (小梅けいと)
★まんがデーター [13/15]
・絵 :■■■■□
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■■
・属性 : 成年・花粉少女
・おまけ: あとがき、作品解説、イラスト、
描き下ろし「花粉道中姫栗毛」、宣伝ページ、
カバー裏にカラー・文字なし表紙絵、加筆修正あり。
・その他: カラー(4P)、短編×17(うち「おつ・まみ」×5、
歩き巫女シリーズ×2)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「小梅けいと(こうめ・けいと)」センセの「花粉少女2!」です。
コレは凄い!!
単行本の何をスゴク感じるのかは、ある程度人によって違うものでしょう。
しかし、こちらはほぼ9割以上の読者がそうした感想を持つと思われます。
…たぶん。
ギネスに挑戦!
とか書いてありましたが、その通り。
おおよそ226ページ以上とやや厚めであるこちらの単行本には、そりゃまー大勢の女の子が描かれていました。
どう見ても大変だと思います。
また、カラーページ多く、描き下ろしも多く、アマゾンの解説によると、アナログ原稿をわざわざデジタル化しておられてるようでした。
センセの本気度が伝わってきます。
こちらでも紹介しました「狼と香辛料」など、一般イメージが強くなった「小梅けいと」センセでしたが、これは嬉しい力の入れ具合ですね。
※メイド「サリー」・お嬢さま「江間寺留依」
今回のメインというべき2人です。「サリーさん」がいいなぁ。
タイトル「花粉少女2!」ということで、前巻「花粉少女」で好評だったソレが前面になってます。
特に圧巻だったのは、巻末収録の描き下ろし「花粉道中姫栗毛」
こちらはお嬢さま「江間寺留依」さんらが、鹿児島桜島から北は北海道まで各地の風景・他作品キャラ、そしてもちろん花粉少女らと共に北上していくもの。
びろーんと長い折り込みカラーです。
本気で額に入れて飾っておきたいほどのクオリティです。
しかも…単なるイラストにとどまらず、ちゃんとオチがあった漫画としても楽しめるのが最大のポイント。
「小梅けいと」センセは…数段高いレベルにおられるようですねー。
そのお嬢な「留依さん」、「大谷」くんのお話が「コタツムリ」
前巻にもこのカップルは顔を見せており、そちらと同様にカラー原稿を含む短編。
コタツプレイは好きなんですが…やっぱり外は普通・中でえっちというセオリーがほしかったです。
ひでるさんは「花粉道中姫栗毛」の乱交状態でも唯一その影響を受けていないメイド「サリー」さんが大好きです。
コマの後ろでニコニコしてるのよ。
久しぶりに前巻「花粉少女注意報!」を読みましたが、そっちでは「サリーさん」参加してましたねー。
彼女のえっちシーンが見られて、なんだか幸せ(笑)
(※今回収録のカラーイラストにて、「サリーさん」のおっぱいは確認できます)
なお、オープニングのカラー漫画(※こちらは前回単行本の宣伝用・描き下ろし)は「花園アキ」、お姉ちゃんとのコラボになっていました。
「ドキドキ花粉少女ランド」は白黒漫画での花粉少女パターン。
(※後述しますが、今回収録で「おつ・まみ」2話も白黒な花粉少女パターンです)
遊園地・東京ワニランドへ来た「亜美」ちゃん・「ケン」くんのカップル。
新生活で遠距離恋愛となるため、思い出づくりのためにやってきたんですが、そちらでは花粉少女が大流行しており…というお話。
「ケンくん」が影響を受けなかったのに対し、「亜美ちゃん」はスギ花粉がダメだったというのがこちらのポイント。
自然にえっちへ流れていました。
恥ずかしがる「亜美ちゃん」が可愛いです。
※左:亜美ちゃん、右:「らぶらぶ・サマータイム」の先生
花粉少女シーンは掲載できませんが…夏服も素敵です
収録で良かったのが、「らぶらぶ・サマータイム」、「奥様も裸女!?」の2話。
引っ越してきた「若杉」くんの通うこととなったクラス。
男子は彼だけなんですが、女子は皆夏服ということでスカート穿かず、下着丸出しだったのでした。
そんなんが前者「らぶらぶ・サマータイム」
花粉少女とはまた異なるエロスです。
先生曰く、”パンツでなく夏服”とのこと(笑)
ハアハアしながら見つめる女の子らがいいですね。
みつ編みな委員長を切っ掛けに、大乱交へと発展してました。
黒パンスト・眼鏡な先生もお気に入りです。
後者、カラー6ページな短編「奥様も裸女!?」もそちらと近い感覚。
結婚した旦那が家では裸族であり、ヒロイン「アリス」さんも下を穿かないよう決められていたのでした。
(※上は”まだ寒いから”と言う理由で着ているのです)
今回の↓表紙は「アリスさん」ですね。
漫画内でも言われていましたが、全裸よりも一部着ている方がいいなぁ。
お尻が可愛かったです。
5話の連続「おつ・まみ」は「桂乙人(かつら・おつと)」、「真美」というラブラブ夫婦の色々。
いきなり1話は縛り系。
いつの間にか部屋も改造されており、下着姿で縛られた「真美ちゃん」は天井から吊るされてしまうのでした。
2話目は花粉少女パターンで、カラー部分は相変わらずな街中の風景。
「街じゅうHな匂いになってる…」
とか言ってた「真美ちゃん」
先の「亜美ちゃん」と同じく、花粉少女がダメなのは彼女だけ。
外へ出た途端に短パンをずらされていました。
花粉用マスクがえっちですね。
3話目は触手なトイレ話。
こちらの連続話では、最も独特良いいネタだったと思います。
4話、5話はお友達「美香」さんが参加。
お風呂場での複数えっちな4話。
メイドさんがちらほら出ていましたが「乙人くん」は本気でお金持ちなんですね。
”深夜アニメ並み”という湯気がため、それぞれ勘違いしているところに注目です。
5話はラストでもあり、最もスタンダードでした。
なかなか恥ずかしい、前半の赤ちゃんプレイがちょっとなのは読者にとって良し悪しかなぁ。
※左:アリスさん、右:真美ちゃん
このトイレは…入る度に大変ですね(笑)
「アルキ巫女」、「ジェラシック巫女」も連続話です。
こちらのヒロイン妹「鮎子」とお姉さんは歩き巫女。
巻末の「花粉道中姫栗毛」では2人広島に出演しており、やっぱりカラーだと赤が映えていいですね。
和風な2人でしたが前者は古代ヨーロッパが舞台、後者は恐竜相手と、世界で活躍しておりました。
お姉さんのが好きなんですが、えっちのメインは妹さんです。
ほか、センセがはっきり”2匹目のどじょうを狙った”と書かれていた「暴騰!?株式子女」
ちょっと違うかなぁ。
似たタイプでは「さくら聖戦」のがごっちゃり複数とストーリーが組合って良かったと思います。
そちらと同じカラー・ショート「ふたごひめごと?」は付き合っていた彼女が双子だったというもの。
やっぱりセンセは複数になると魅力が増しますね。
他と真逆に静かな短編「月の少女」、「お菓子のくに」
うち「お菓子のくに」はちょっと怖さもあるストーリーでした。
しなやか細線の絵柄。
濃淡は適度なくらいです。
ただ、センセの売りは”ゴチャキャラシステム(※ファーストクイーンシリーズ)”のような画面いっぱいに描かれた女の子・えっちシーンであるため、かなり賑やか。
ざーと見た感じでは濃い目であると思います。
しっかり描かれた鼻と横長な目が特徴のキャラ絵。
前巻よりも収録漫画の時期が新しいだけ、安定感はあります。
ネタともども個性があり、人を選ぶものでしょう。
でもなんというか…勢いみたいなものは相当にありましたね。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・多少バラつきはありますが、クオリティ高い作画です。特にカラーは良かったですね。
・コメディー巧く、楽しい漫画群です。目立ちませんが、「お菓子のくに」のような系統も良いと思います。
・やっぱり花粉少女でしょう。「花粉道中姫栗毛」は凄かったー。
合計:[13/15]
盛りだくさんな内容・ボリュームでした。
たぶんほっといてもセールス好調でしょうけど、ぜひ多くの方に見て頂きたい作品です。
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・絵 :■■■■□
・話 :■■■■□
・独創性:■■■■■
・属性 : 成年・花粉少女
・おまけ: あとがき、作品解説、イラスト、
描き下ろし「花粉道中姫栗毛」、宣伝ページ、
カバー裏にカラー・文字なし表紙絵、加筆修正あり。
・その他: カラー(4P)、短編×17(うち「おつ・まみ」×5、
歩き巫女シリーズ×2)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「小梅けいと(こうめ・けいと)」センセの「花粉少女2!」です。
コレは凄い!!
単行本の何をスゴク感じるのかは、ある程度人によって違うものでしょう。
しかし、こちらはほぼ9割以上の読者がそうした感想を持つと思われます。
…たぶん。
ギネスに挑戦!
とか書いてありましたが、その通り。
おおよそ226ページ以上とやや厚めであるこちらの単行本には、そりゃまー大勢の女の子が描かれていました。
どう見ても大変だと思います。
また、カラーページ多く、描き下ろしも多く、アマゾンの解説によると、アナログ原稿をわざわざデジタル化しておられてるようでした。
センセの本気度が伝わってきます。
こちらでも紹介しました「狼と香辛料」など、一般イメージが強くなった「小梅けいと」センセでしたが、これは嬉しい力の入れ具合ですね。
※メイド「サリー」・お嬢さま「江間寺留依」
今回のメインというべき2人です。「サリーさん」がいいなぁ。
タイトル「花粉少女2!」ということで、前巻「花粉少女」で好評だったソレが前面になってます。
特に圧巻だったのは、巻末収録の描き下ろし「花粉道中姫栗毛」
こちらはお嬢さま「江間寺留依」さんらが、鹿児島桜島から北は北海道まで各地の風景・他作品キャラ、そしてもちろん花粉少女らと共に北上していくもの。
びろーんと長い折り込みカラーです。
本気で額に入れて飾っておきたいほどのクオリティです。
しかも…単なるイラストにとどまらず、ちゃんとオチがあった漫画としても楽しめるのが最大のポイント。
「小梅けいと」センセは…数段高いレベルにおられるようですねー。
そのお嬢な「留依さん」、「大谷」くんのお話が「コタツムリ」
前巻にもこのカップルは顔を見せており、そちらと同様にカラー原稿を含む短編。
コタツプレイは好きなんですが…やっぱり外は普通・中でえっちというセオリーがほしかったです。
ひでるさんは「花粉道中姫栗毛」の乱交状態でも唯一その影響を受けていないメイド「サリー」さんが大好きです。
コマの後ろでニコニコしてるのよ。
久しぶりに前巻「花粉少女注意報!」を読みましたが、そっちでは「サリーさん」参加してましたねー。
彼女のえっちシーンが見られて、なんだか幸せ(笑)
(※今回収録のカラーイラストにて、「サリーさん」のおっぱいは確認できます)
なお、オープニングのカラー漫画(※こちらは前回単行本の宣伝用・描き下ろし)は「花園アキ」、お姉ちゃんとのコラボになっていました。
「ドキドキ花粉少女ランド」は白黒漫画での花粉少女パターン。
(※後述しますが、今回収録で「おつ・まみ」2話も白黒な花粉少女パターンです)
遊園地・東京ワニランドへ来た「亜美」ちゃん・「ケン」くんのカップル。
新生活で遠距離恋愛となるため、思い出づくりのためにやってきたんですが、そちらでは花粉少女が大流行しており…というお話。
「ケンくん」が影響を受けなかったのに対し、「亜美ちゃん」はスギ花粉がダメだったというのがこちらのポイント。
自然にえっちへ流れていました。
恥ずかしがる「亜美ちゃん」が可愛いです。
※左:亜美ちゃん、右:「らぶらぶ・サマータイム」の先生
花粉少女シーンは掲載できませんが…夏服も素敵です
収録で良かったのが、「らぶらぶ・サマータイム」、「奥様も裸女!?」の2話。
引っ越してきた「若杉」くんの通うこととなったクラス。
男子は彼だけなんですが、女子は皆夏服ということでスカート穿かず、下着丸出しだったのでした。
そんなんが前者「らぶらぶ・サマータイム」
花粉少女とはまた異なるエロスです。
先生曰く、”パンツでなく夏服”とのこと(笑)
ハアハアしながら見つめる女の子らがいいですね。
みつ編みな委員長を切っ掛けに、大乱交へと発展してました。
黒パンスト・眼鏡な先生もお気に入りです。
後者、カラー6ページな短編「奥様も裸女!?」もそちらと近い感覚。
結婚した旦那が家では裸族であり、ヒロイン「アリス」さんも下を穿かないよう決められていたのでした。
(※上は”まだ寒いから”と言う理由で着ているのです)
今回の↓表紙は「アリスさん」ですね。
漫画内でも言われていましたが、全裸よりも一部着ている方がいいなぁ。
お尻が可愛かったです。
5話の連続「おつ・まみ」は「桂乙人(かつら・おつと)」、「真美」というラブラブ夫婦の色々。
いきなり1話は縛り系。
いつの間にか部屋も改造されており、下着姿で縛られた「真美ちゃん」は天井から吊るされてしまうのでした。
2話目は花粉少女パターンで、カラー部分は相変わらずな街中の風景。
「街じゅうHな匂いになってる…」
とか言ってた「真美ちゃん」
先の「亜美ちゃん」と同じく、花粉少女がダメなのは彼女だけ。
外へ出た途端に短パンをずらされていました。
花粉用マスクがえっちですね。
3話目は触手なトイレ話。
こちらの連続話では、最も独特良いいネタだったと思います。
4話、5話はお友達「美香」さんが参加。
お風呂場での複数えっちな4話。
メイドさんがちらほら出ていましたが「乙人くん」は本気でお金持ちなんですね。
”深夜アニメ並み”という湯気がため、それぞれ勘違いしているところに注目です。
5話はラストでもあり、最もスタンダードでした。
なかなか恥ずかしい、前半の赤ちゃんプレイがちょっとなのは読者にとって良し悪しかなぁ。
※左:アリスさん、右:真美ちゃん
このトイレは…入る度に大変ですね(笑)
「アルキ巫女」、「ジェラシック巫女」も連続話です。
こちらのヒロイン妹「鮎子」とお姉さんは歩き巫女。
巻末の「花粉道中姫栗毛」では2人広島に出演しており、やっぱりカラーだと赤が映えていいですね。
和風な2人でしたが前者は古代ヨーロッパが舞台、後者は恐竜相手と、世界で活躍しておりました。
お姉さんのが好きなんですが、えっちのメインは妹さんです。
ほか、センセがはっきり”2匹目のどじょうを狙った”と書かれていた「暴騰!?株式子女」
ちょっと違うかなぁ。
似たタイプでは「さくら聖戦」のがごっちゃり複数とストーリーが組合って良かったと思います。
そちらと同じカラー・ショート「ふたごひめごと?」は付き合っていた彼女が双子だったというもの。
やっぱりセンセは複数になると魅力が増しますね。
他と真逆に静かな短編「月の少女」、「お菓子のくに」
うち「お菓子のくに」はちょっと怖さもあるストーリーでした。
しなやか細線の絵柄。
濃淡は適度なくらいです。
ただ、センセの売りは”ゴチャキャラシステム(※ファーストクイーンシリーズ)”のような画面いっぱいに描かれた女の子・えっちシーンであるため、かなり賑やか。
ざーと見た感じでは濃い目であると思います。
しっかり描かれた鼻と横長な目が特徴のキャラ絵。
前巻よりも収録漫画の時期が新しいだけ、安定感はあります。
ネタともども個性があり、人を選ぶものでしょう。
でもなんというか…勢いみたいなものは相当にありましたね。
【まんがデーター・採点の詳細】 大まかにこんな感じ。絵、話、独創性の順です。
・多少バラつきはありますが、クオリティ高い作画です。特にカラーは良かったですね。
・コメディー巧く、楽しい漫画群です。目立ちませんが、「お菓子のくに」のような系統も良いと思います。
・やっぱり花粉少女でしょう。「花粉道中姫栗毛」は凄かったー。
合計:[13/15]
盛りだくさんな内容・ボリュームでした。
たぶんほっといてもセールス好調でしょうけど、ぜひ多くの方に見て頂きたい作品です。
花粉少女2! (WANI MAGAZINE COMICS SPECIAL) (2009/12/26) 小梅けいと 商品詳細を見る |
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